5.1chスピーカーのおすすめ11選!サラウンドシステムとHDMIで選ぶ【2022年最新版】

臨場感のある音を楽しみたいなら5.1chスピーカーがおすすめです。しかし数ある5.1chスピーカーをどんな基準で選べばいいかわからない人も多いのでは?
サラウンドシステムと設置スタイルの観点から5.1chスピーカーの選び方のポイントと、おすすめ商品11選をご紹介します。

この記事では、臨場感のある音を楽しみたいあなたに、おすすめの5.1chスピーカーを11種類ピックアップ!

リビング、自室、親の家の音響を作り上げた音楽マニアの意見を参考に、サラウンドシステムと設置スタイルの観点から詳しく説明していきます。

音は、性能はもちろん、設置場所や向きによっても質が変わる繊細なもの。だからと言って、手を出さないのは非常にもったいないことです。

ママアイテム編集部が総力を挙げて選んだ、5.1chスピーカーの決定版!あなたに届く音を100倍の音色に変えてくれるスピーカーを見つけましょう。 

ママアイテム編集部

5.1chスピーカーのおすすめな選び方4つ

5.1chスピーカーは、音について詳しくないとダメなんじゃないの?と思われがちですが、蓋を開ければそこまで難しいものではありません。ここで紹介する4つの項目をチェックして、家でも映画館さながらの臨場感を味わいましょう。

1.リアルとバーチャルの違いで選ぶ!サラウンドシステムをチェック

5.1chのサラウンド音声を再現するには、現在2種類の方法があります。


1つ目は、リアルサラウンドシステム。5つのスピーカーを前後、左右、中央に配置する方法です。実際に音が後ろから聞こえてくるので、臨場感あふれる音になります。その代わり、設置する場所や配線の手間といったデメリットがあります。


もう1つは、バーチャルサラウンドシステムです。前方の設置したスピーカーのみで疑似的に5.1chを再現する方法です。人は、音の鳴る方向を音の強弱や左右の耳の時間差によって判断します。


バーチャルサラウンドシステムは、この原理を利用した脳の錯覚によって、あたかも後ろから音が鳴っているように聞こえるシステムのことです。


スピーカーが少なく、配線もないので取り回しが楽なメリットがありますが、リアルサラウンドシステムと比較すると、臨場感や迫力は劣ってしまうのが一般的です。

2.HDMI搭載を選ぶ!入出力端子をチェック

現在のAV機器の入出力は、HDMIが主流となっています。HDMIは映像と音声の両方を通信できる規格です。通信方法にはデジタル方式が採用されているので、劣化することなくやり取りができるのがメリット。


そのため、新しくスピーカーを購入する場合は、HDMI端子が付いているものを選ぶようにしましょう。それ以外にも、光デジタル端子やアナログ端子が付属しているとなお使い勝手の良い商品です。


現在使用している機器(テレビやBDレコーダー)などにHDMIが無いと言う場合は、この光デジタル端子やアナログ端子が備わっているスピーカーを選ぶ必要があります。購入の際には、十分お気を付け下さい。

3.見たいDVDで選ぶ!対応フォーマットをチェック

DVDのパッケージの音声欄をよく見てみると、Dolby TrueHDやDTS HDと書かれたロゴマークが入っています。これは、そのDVDが出すことができる音声のフォーマットです。


単純に、2chの音声しか出力できないDVDでは、5.1chのスピーカーを使っても立体感はあまり得られません(臨場感や迫力は得られます)。


また、BDの規格で使用されるDolby TrueHDという規格は、一般的なサラウンドスピーカーシステムは対応していません。DVDだけでなく、BDの音も楽しみたい時は、Dolby TrueHD対応のサラウンドスピーカーシステムを購入しましょう。

4.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック

最安値価格帯は、コストパフォーマンスの良いお手軽5.1ch。音質は必ずしも良いとは言えませんが、立体感のある音を楽しむという点ではこちらでも問題ありません。臨場感を得たい場合は、売れ筋価格帯を狙いましょう。


売れ筋価格帯は、本格的なバーチャル5.1chとリアル5.1chが混在し始める価格帯。臨場感あふれる音量と重低音を担うウーファーがしっかりとした5.1chスピーカーなので、初心者はこの価格帯がおすすめです。


高級価格帯は、リアル5.1chがメインとなる価格帯。音質は言うまでもなく高いので、あとは音や設置方法の好みで選んでみてください。BlueToothなどの付帯機能も登場し、見た目のデザインも楽しめるようになっています。

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格~10,000円50,000~100,000円100,000円~
特徴お手軽リアル5.1chスピーカー。必要最低限のセット。バーチャルとリアル5.1chがある価格帯。音質も問題なし。リアル5.1chに加え、無線などの付帯機能も登場。


5.1chスピーカーのおすすめメーカー・ブランド

5.1chスピーカーを扱うブランドは、おそらく一度は耳にしたことがある名前ではないでしょうか。いずれの商品も、音に対するこだわりが感じられるブランドばかりです。

1.YAMAHA(ヤマハ)

YAMAHAは、楽器・オーディオ関連のブランド。YAMAHAといえばピアノが最も有名ですが、それに付随するスピーカーも負けていません。ホームシアターに関しては、一切の妥協を許さないような本格音質を求める製品が多く扱われています。

2.SONY(ソニー)

SONYは、ヘッドホン、音楽プレイヤー、カメラなど、ありとあらゆる電子機器を扱うブランド。もちろんスピーカーの分野でも活躍していて、主にホームシアターの商品を扱っています。最近、テレビで話題となった首かけスピーカーもSONY製品です。

3.BOSE(ボーズ)

BOSEは、ヘッドホンやスピーカーのような鳴らすことをメインとした機器のブランド。ホームシアター、ポータブル、コンピューターと様々な種類のスピーカーを扱っています。大迫力な音が特徴です。

今回の商品の比較ポイント

今回の比較ポイントは、入出力端子とサラウンドシステムの方式。購入のポイントは、デザインや音質などの比較しにくいものですので、さっと見比べる程度で大丈夫です。

  • 入出力端子
  • リアルサラウンド
  • バーチャルサラウンド

今、編集部がおすすめする5.1chスピーカーはコレ!

今回おすすめする商品は、DTS Virtual:X技術に初めて対応したスピーカー。前後左右だけだったこれまでの音に加えて、上下の高さ方向も表現してくれます。これにより、実質7.1.4chの音を楽しむことができるようになった1品です。

YAMAHA(ヤマハ)「YAS-107 フロントサラウンドシステム」

画像出典:Yahoo!ショッピング

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、3.5mmステレオミニ
  • リアルサラウンド:×
  • バーチャルサラウンド:○

DTS Virtual:Xに初対応した5.1chサラウンドシステム

YAMAHA「YAS-107 フロントサラウンドシステム」は、DTS Virtual:Xに初めて対応したサラウンドシステム。DTS Virtual:Xは、再生環境が2chや5.1chでも、疑似的に7.1.4chの音源かのように再生する技術のことです。


実際に使っている人の声でも、この技術に対する評価は最高クラス。明らかに音が変わった、テレビスピーカーに戻れない、低音もしっかりと聞き取れる、と絶賛されていました。


対応可能フォーマットは、Dolby Pro Logic II、PCM、Dolby Digital、DTS Digital Surround、MPEG2 AAC。BDレコーダーやPS4など幅広いフォーマットに対応しています。ただし、Dolby TrueHDには対応していないようです。


このスピーカーの特徴はさらに2つあります。1つはBlue Tooth機能。スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすることで、アプリから音量やTV番組などを操作することができます。リモコンを無くしてしまう人も、スマートフォンがあれば安心ですね。


もう1つの特徴は、壁掛けができることです。一般的にイメージするスピーカーは、床や棚に置くタイプが多いでしょう。もちろんテレビの下に設置するのもOKなのですが、このスピーカーは、サウンドバータイプとなっていて本体が1つしかありません。


これを活かし、壁に掛けて使うことで、すっきりとした見た目になりテレビ周りを広々と使うことができます。余計なものが視界に入らないだけで、映像の質もぐっと良くなります。

臨場感と迫力のサウンド!リアルサラウンドの5.1chスピーカーおすすめ5選

臨場感と迫力の観点では、リアルサラウンドに勝るものはありません。音の位置(音場)、大きさ、タイミング、すべてがリアルサウンドとしてあなたを包み込みます。


リアルサラウンドのデメリットは、実際にスピーカーを設置する必要がある点ですが、その労力以上の音であなたに恩返しをしてくれることでしょう。

1.SONY(ソニー)「HT-RT5」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、3.5mmステレオミニ、USB
  • リアルサラウンド:○
  • バーチャルサラウンド:×

Dolby TrueHD対応リアルサラウンドスピーカー

SONY「HT-RT5」は、ワイヤレスで5.1chを楽しむことができるスピーカー。リアルサラウンド5.1chのデメリットであった配線を、ワイヤレスにすることで解決しました。サウンドバータイプなので、スピーカー点数が少ないのも特徴です。


対応フォーマットは、Dolby Digital、Dolby Digital plus、Dolby TrueHD、Dolby Dual mono、DTS HD Master Audioなど全12種類。Dolby TrueHDに対応しているので、BDの5.1ch音声もそのまま楽しむことができます。


音質に関しても、問題なし。購入者のレビューを見ても、リアルサラウンドならではのリアルで重みのある音を楽しむことができたと好評です。欠点としては、左右のスピーカーそれぞれに電源が必要なこと。


折角のワイヤレスですが、現在の技術では長距離無線給電はできません。電源だけは有線で繋ぐようにお願いします。

2.BOSE「Lifestyle 600 system」

画像出典:Yahoo!ショッピング

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、3.5mmステレオミニ、USB
  • リアルサラウンド:○
  • バーチャルサラウンド:×

洗練されたデザインと柔らかな音質

BOSE「Lifestyle 600 system」は、洗練されたデザインが特徴のリアルサラウンドスピーカー。コンパクトなサイズ、滑らかな曲線、ガラス製のコンソールなど、見ているだけでも楽しめるデザインとなっています。


対応フォーマットは、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTS、MEPG2-AAC、Multichannel PCMの計6種類。Dolby TrueHDに対応しているので、BDの5.1ch音声もそのまま楽しむことができます。


音の特徴は、優しさ。迫力はそのままに、長時間聴き続けても疲れないように、音が柔らかく再生されます。重低音が若干弱いという声もありますが、高音とのバランスを取った結果との見方もできるでしょう。

3.YAMAHA(ヤマハ)「NS-PA41」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:不明
  • リアルサラウンド:○
  • バーチャルサラウンド:×

大きなフロントスピーカーで最高音質を

YAMAHA「NS-PA41」は、スタンド式のフロントスピーカーが特徴のリアルサラウンドスピーカー。YAMAHAの特徴ともいえる大きなフロントスピーカーが、高音質な音声をテレビの横に置くだけで届けてくれます。


サイズが大きく場所をとるのがデメリットですが、一度置いてしまえば気にならないという声も。場所を確保さえすれば、楽しむことができるようです。


また、オプションでサラウンドスピーカーを設置するためのスタンドも取り扱っています。意外と設置が面倒なサラウンドスピーカーを簡単に設置できるので、想像以上に簡単に環境づくりができそうです。


対応フォーマットは、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS-HD Master Audio、DTS-HD High Resolution Audioなど10種類。注目のDolby TrueHDに対応しているので、BDの5.1ch音声もそのまま楽しむことができます。

4.Pioneer(パイオニア)「HTP-S767」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、3.5mmステレオミニ、RCA
  • リアルサラウンド:○
  • バーチャルサラウンド:○

仮想11ch音場によるバーチャルサラウンドシステム搭載

Pioneer「HTP-S767」は、仮想11.1chが楽しめるリアルサラウンドスピーカー。中央、左右、前後のスピーカー5つ加えて、上、真後ろ、正面奥に各2つずつ、計6つの仮想スピーカーを構築。立体感を極めた独自技術が搭載されています。


また、重低音を担当するサブウーファーは、他社とは違うスマートなデザインなのが特徴。スマートサブウーファーと名付けられていて、縦置きはもちろん、横置きにしても設置することができます。


テレビラックなどに置くことができるので、見た目にもスマートな空間になります。


対応フォーマットは、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTS、MEPG2-AACなど8種類。もちろんDolby TrueHDにも対応しているので、BDの5.1ch音声もそのまま楽しむことができます。

5.YAMAHA(ヤマハ)「NS-P41」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:不明
  • リアルサラウンド:○
  • バーチャルサラウンド:×

コンパクトなリアルサラウンドスピーカー

YAMAHA「NS-P41」は、コンパクトスタイルのリアルサラウンドスピーカー。5つのスピーカーは、いずれも片手サイズに収まる大きさなので、あまり場所のない部屋でも簡単に設置することができます。


本体は、グロスブラック仕上げのスタイリッシュなデザイン。テレビ周りに溶け込むような色合いとなっているので、部屋を圧迫することなく、スマートな外観を楽しむことができます。プラスチック製なので、軽いのも嬉しいポイント。


音質に関しては、音にこだわる人には少し厳しめ。しかしながら、簡単に導入できることもあり、初めて導入する人におすすめです。

省スペースで5.1chの音響を楽しむ!バータイプの5.1chスピーカーおすすめ5選

バータイプの5.1chスピーカーのメリットは、やはりスペース性。ポン、とテレビの下に置いたり、壁に引っかけたりするだけであっという間に5.1ch環境の完成です。


さらに、スピーカーへのコード配線もなく、各スピーカーへの電源供給も不要。商品によっては、HDMI1本で設置が終わります。省スペース・手軽・配線スッキリなバータイプのスピーカーの魅力を楽しんでみてください。

1.YAMAHA(ヤマハ)「YSP-1600」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、アナログ端子、サブウーファー出力
  • リアルサラウンド:×
  • バーチャルサラウンド:○

壁をスピーカーに!YAMAHA独自のバーチャルサラウンド

YAMAHA「YSP-1600」は、YAMAHA独自のデジタル・サウンド・プロジェクター技術を搭載したバーチャルサラウンドスピーカー。この技術は、指向性の高い音を壁にぶつけることで、壁から音が聴こえるようにする方法です。


実際に壁から音が鳴っているように聞こえるので、自然な音で楽しむことができます。ただし、音で壁が振動するので、隣の部屋にも響いてしまうのが欠点。集合住宅ではあまり使えない機能です。


対応フォーマットは、PCM (5.1ch)、Dolby Digital、DTS Digital Surround、AACの4種類。オールマイティとはいきませんが、困ることも無さそうです。


サブウーファーは内蔵していますが、もっと重低音を感じたいという声も。そんな時は、サブウーファー出力を使い、重低音のみ外部出力してみてください。サブウーファーの設置にスペースは必要ですが、もっと迫力のある音を楽しむことができるようになります。

2.Pioneer(パイオニア)「HTP-SB760」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、アナログ端子
  • リアルサラウンド:×
  • バーチャルサラウンド:○

50インチ以上のテレビにぴったり!

Pioneer「HTP-SB760」は、50インチ以上の大画面にピッタリな5.1chスピーカー。横幅横幅1,100mmのシンプルなバーがバーチャルサラウンドを作り上げます。


特徴は、バーの左右に取り付いたサラウンドスピーカー。このスピーカーは取り外すことができるので、スピーカーを後ろに設置すれば、よりリアルな臨場感を味わうことができるようになります。


また、バータイプに加えて、ウーファーは別に用意されているのもこの商品の特徴。しっかりと低重音を響かせてくれるので、迫力のある音を楽しむことができます。


購入者のレビューも文句なしの高評価。臨場感溢れる音の広がりに感動、サブウーファーの威力がすごい!との声も。ただし、音の設定に関しては、初期設定では不満との意見も見られました。必ず音を調整して、あなた好みのものに仕上げましょう。

3.BOSE「SoundTouch 300 soundbar」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル
  • リアルサラウンド:×
  • バーチャルサラウンド:○

最高クラスの臨場感と重低音を


BOSE「SoundTouch 300 soundbar」は、サウンドバー製品の中でも最高クラスの臨場感と重低音を誇るバーチャルサラウンドスピーカー。自動音場補正システムのADAPTiQを使うことで、どこでも最高音質で楽しむことができます。


バーチャルサラウンドスピーカーは、どうしてもスピーカーとの距離が固定されるのがデメリットでした。ADAPTiQは、初期設定時に自分が音を聞く場所を5か所決め、その場所での音質を最大限引き出してくれるシステムです。


この仕組みを使うことで、どの位置でもリアルサラウンドスピーカーさながらの音質を楽しむことができるようになっています。


対応フォーマットはDolby Digital、DTS、MPEG2-AAC、リニアPCMと少々少なめ。バーチャルサラウンドでは仕方のないことですが、少し寂しさを感じますね。


デザインは、最高級のガラストップ仕上げ。さらに、耐久性に優れた筐体ながら高級感あふれるデザインとなっているので、どんな部屋に置いてもしっくりと馴染んでくれます。

4.Panasonic(パナソニック)「シアターバー SC-HTB885」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル
  • リアルサラウンド:×
  • バーチャルサラウンド:○

高さ5.1cmの薄型サウンドバー

Panasonic「シアターバー SC-HTB885」は、高さ5.1cmの薄型サウンドバースピーカー。バータイプのスピーカーで最も厄介なのは、テレビの下のほうが隠れてしまうことです。


画面が隠れるのは問題外ですが、リモコンの受信部が隠れてしまう、ということが良くあります。この商品は、この問題を解決するために、高さを5.1cmまで薄くし、邪魔にならないように設計されています。

もう1つの特徴は、ワイヤレスのサブウーファー。さらに臨場感と迫力を高めるためのウーファーが付いていることは珍しくありませんが、ワイヤレスタイプはあまりありません。バータイプの配線レスのメリットを壊さない魅力的な特徴です。


購入者のレビューは、音が聞き取りやすいので楽しめる、臨場感がある、買って正解だった、と高評価。悪い声もほぼなく、安心して購入することができる商品です。

5.YAMAHA(ヤマハ)「YAS-207」

画像出典:Amazon.co.jp

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  • 入出力端子:HDMI、光デジタル、3.5mmステレオミニ、サブウーファー
  • リアルサラウンド:×
  • バーチャルサラウンド:○

重低音を感じたいシンプルサラウンドスピーカー

YAMAHA「YAS-207」は、シンプルなサウンドバーとサブウーファーが作るバーチャルサラウンドスピーカー。


このスピーカーにも、YAMAHA独自のDTS Virtual:Xが採用されているので、2ch音声や5.1ch音声を7.1.4chとして、さらに聞きごたえのある音に引き上げてくれます。


さらに、バータイプの弱点だった低音を増強する機能も搭載。バスエクステンションと呼ばれる機能によって、迫力のある重低音を楽しむことができます。付属しているサブウーファーと合わせて、身体に響く音を感じましょう。


購入者レビューでも、パシッとした音で気持ちいい、劇場で聞くようなサウンド、こういうのが欲しかった!と高評価。インターフェイスもシンプルなので、設置も簡単です。重低音を感じたい人におすすめの1品。

5.1chスピーカーを購入時の気になる疑問・質問

5.1chスピーカーで臨場感のある音声を楽しみたい!と意気込んだものの、実際にどれほどの音声が楽しめるのか不安ではないでしょうか。ここでは、5.1chが楽しめるコンテンツや、配置・接続の仕方について回答します。

Q1:音楽CDをサラウンドで聴きたいのですが、5.1chスピーカーで楽しめるのは映画だけですか?

5.1chの性能を100%引き出す、という意味では、DVDやBDのような元々5.1chで音が記録されているもののみ楽しめます。音楽CDは2chで記録されているので、5.1chで聞くことはできません。


しかし、最近では、疑似的に5.1chのように鳴らすDolby Pro Logic II(ドルビープロロジックII)に対応したスピーカーであれば楽しむことができます。ただし、本当の5.1chとの音質の差はかなりあるので、期待しすぎないようにしてください。

Q2:5.1chサラウンドのアニメソフトはありますか?

アイアンマン、カードキャプターさくら、GUNDAM EVOLVE シリーズ、など様々あるようです。「5.1ch サラウンド アニメ」で検索してみてください。

Q3:ゲームをテレビ経由で接続しても5.1chにならないのはなぜですか?

テレビがBit Streamに対応していない可能性があります。ゲーム→テレビ→5.1chスピーカーと接続した場合、テレビは音を処理しないままスピーカーに渡す必要があります。この処理をしないまま渡す機能が、Bit Streamです。


Bit Streamができないテレビは、一旦テレビのスピーカー用に2ch音声に変換した後、5.1chスピーカーに音声を出力するので、元々5.1chの音声でも2ch音声になってしまいます。


テレビを経由させたいときは、テレビにBit Streamが付いたものを選びましょう。

Q4:5.1chサラウンドスピーカーはどのように配置すれば良いですか?

まず初めに、モニターと自分の位置を決めてください。その後、スピーカーと自分の間に障害物がないように配置していきます。フロント左右と中央のスピーカーは、モニターの左右と下に置くのが基本です。


左右のサラウンドスピーカーは、座る場所の左右に置いてください。少し後ろでも構いません。高さは、耳の位置になるようにしましょう。サブウーファーは、左右のスピーカーの内側に置きます。外側より内側がおすすめです。

まとめ

サラウンドシステムとHDMIで選ぶ、5.1chスピーカーのおすすめ11選をピックアップしましたが、少しでも気になるものは見つかりましたか?


5.1chスピーカーは、音をさらに臨場感あふれるものにするために作られたもの。音の持つ本来の姿をさらけ出してくれるアイテムです。今のスピーカーでは、映画、テレビ番組、音楽、さまざまなコンテンツに含まれる音は、その姿を隠し続けています。


作曲家の、役者の、地球の音をありのまま受け取ることで、これまでの世界とは全く違う感情を得ることでしょう。音は、映像と同じくらい情報量を持っています。だからこそ、今でも音楽や声が愛され続けているのです。


臨場感、重さ、優しさ、これらの音を体感し、もっと音の世界を楽しんでみませんか。

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