乳児や幼児はベビーゲートを設置しないと、勝手にお風呂場に入ったり、階段上から落ちる危険性があって心配ですよね。
小さな子どもを危険から守るベビーゲートの安全性・設置法・対応サイズなど設置したい場所に合った選び方とおすすめ商品7選をご紹介します。
乳児や幼児はベビーゲートを設置しないと、階段上から落ちる危険性があって心配ですよね。
メゾネットや一戸建てなどの上階部分に行く時は、安全面を考慮して対策をしておきたいところ。
階段に興味を持ち始めた歩き始めの子どもなら、“知らない間に上っていた”なんてこともありますよね。こうなると、1階だからと言って安心できません。
小さな子どもを危険から守るベビーゲートの安全性・設置法・対応サイズを精査して、設置したい場所に合ったものを選べるようにバックアップします。
要点を付いた選び方やおすすめの商品、気になる疑問にも答えます!
ママアイテム編集部
ベビーゲートを購入する一番の目的は『安全性の強化』ですよね。大切な子どもを守ってくれる強い味方の選び方を教えます。
小さな子どものために使うものだから、安全面は考えて作られているはず。ですが、それを正しく使わなければ安全とはいえません。
安全に使うには、このあたりの機能性が重要になってきます。まずはこれらがクリアされている商品なのかを確認しましょう。
賃貸や新築の家には、穴を開けてゲートを設置するのは難しいですよね。そんな時は、突っ張りタイプのベビーゲートがおすすめ。
かんたんに設置でき、壁や柱も傷つけなくて済むので、比較的多くの家庭で使われています。ただし、扉の付いていない突っ張るだけの(ゲートのない)タイプは、取り外しが少々面倒なので、購入前に確認したい項目ですね。
階段やキッチンの入り口など、ベビーゲートを設置する場所によって幅が変わってきますよね。日本の建築寸法の基準は、廊下や階段の有効幅が780mmになっているのが一般的なので、それに合わせた幅のベビーゲートが多く販売されています。
近年では、広く有効幅を取るハウスメーカーや施工業者も増えてきているので、規格が930mmや1,008mmの家もありますが、大体が突っ張りタイプのもので対応可能。文字通り“幅広く”応用が効きますね。
居室の延べ床面積が100㎡を越えると、階段の幅が1,200mm以上にしなければいけないと建築基準法で決まっているので、広い家の場合は1,200mm以上の幅があるかもしれません。
ベビーゲートといわれて、どのようなものを想像しますか?木製の片開きの扉のようなタイプ?それとも、スチール製やプラスチックの柵状になっているもの?
子どもの安全を守るためとは言え、部屋の雰囲気を壊したくはないですよね。素材や色も様々なぺビーゲートは、インテリアに合わせたデザインのものが選べます。
せっかく購入するなら、浮いてしまうものではなく、オシャレで景観を損ねないものを選びましょう。
ベビーカー・チャイルドシート・バウンサーなど、大型のベビー用品を主に扱っているブランド。赤ちゃんが快適に過ごせるアイデアを多彩に盛り込んだアイテムが、豊富に取り揃えられているんです。
知育おもちゃやおままごとセットなど、子どもの成長に合わせた“為になる”おもちゃも多数輩出。子どもを育てるために大切な、教育面でもサポートしてくれるおもちゃがたくさんありますよ。
赤ちゃんや子どもを安全に守るためのベビーサークル・パーテーション・ゲートも、たくさんの種類があって、選択の幅が広がりますよね。
今回おすすめするゲートは、木製・プラスチック製があり、25種類以上の数々の中から選べるので、その家に合ったものを選べると思います。
育児先進国であるデンマーク発祥のベビー&ペット向けセーフティーゲートメーカー。ISO14001を取得した工場で製造を行っているので、安全面も信用できます。
ヨーロッパならではのスタイリッシュなデザインも高評価。ベビー用品に厳しいヨーロッパの基準で製品づくりが行われているので、納得ですよね。
高さ・幅・素材の違うアイテムが豊富なのも、世界各国で愛されている理由のひとつなのではないでしょうか。
子を持つ親なら、必ず1度は足を運んだことがあるのでは?と言っても過言ではないほどの有名店。近年では、楽天市場やWowma!などでオンラインショップが開設されています。
そのため、ネット通販でも容易に購入できるようになったのをご存知ですか?ベビー用品から乳児、幼児、小学生まで、子どもの頃に必要なアイテムが全部そろってしまうほどのアイテム数を誇ります。
人気の理由は、何を取ってもまず“リーズナブル”なこと。これに勝る他店は、ほぼないのではないでしょうか。子ども服でオフシーズンのセール品なら、ワンコイン以内で上下がそろうこともあるんですよ。
もちろん、ベビーゲートもリーズナブルな商品がたくさんそろってあるのはさすがですよね。安心価格なので、まずは試しに購入するのもいいかもしれません。
やっぱり、ベビーゲートを選ぶ上で一番考えたいのが設置方法ですよね。ビスでがっちり固定するのか、壁や柱を綺麗なまま保って設置するのか、悩みどころです。
家の状況と寸法を考えた上で購入しなければらないので、今回は設置方法と対応サイズを比較して、アイテムの魅力を紹介しましょう。
一番おすすめするからには、かんたんに設置できて、設置サイズも柔軟に対応してくれるアイテムがいいですよね。そして安全性と安心面が高ければ尚更です。
今日おすすめする7選のなかで最も編集部が使っていただきたいのがこちらのアイテムです。
階段上・階段下・廊下・引き戸の入り口など、ほぼどの家庭でも対応可能な67~91cm幅。対象年齢は6ヶ月~2歳程度までになっています。
6ヶ月からとなってはいますが、3ヶ月で寝返りをうったり、ずりばいを始めるような成長スピードの速い子もいるので、設置に関しては早くても問題ないと思います。
高さは91cmありロックも2重になっているので、安心して設置できます。子どもからは手が届きにくく、開けにくいように工夫されていながら、親には操作しやすいというのはどちらにとっても嬉しい設計です。
突っ張りタイプなので、間口のサイズさえあえばどこにでも設置できる手軽さが良いですよね。賃貸や壁に穴を開けたくない家庭でよく使われています。
階段上だけでなく、どの場所にも規格さえ合えば取り付けられるかんたん設計のものから、広い幅にも対応可能なワイドタイプ、ワンタッチで開閉可能な使いやすいものまで、盛りだくさんの9アイテムを余すところなく紹介しますね。
ポリエチレン・ABS樹脂で出来ているので赤ちゃんや子どもが誤ってぶつかってしまっても大丈夫。突っ張りタイプですがしっかりと固定してくれるので、子どもがもたれかかっても大丈夫なように設計されています。
枠組部分はスチールで出来ているので、耐久性も申し分ありません。3つの素材がそれぞれ性質に合った用途で使われているのも安全性を高めるポイントになっているんです。
ロックカバーは上方部についていて、押しながら開閉するスタンダードタイプ。片開きなので、階段上に設置する時は、段と逆方向に開閉するように設置することで、階段から誤って落ちる心配もありません。
拡張フレームが付いているので79cm~94cmの幅に対応しています。階段の降り口から30cm以内の取り付けは、危険なので行わないようにしてくださいね。
ヨーロピアンスタイルがオシャレな風合いのベビーゲート。設置幅は35cmほど伸縮するので、幅広いサイズに対応してくれる優れものなんです。
2オペレーションで子どもが操作しにくいながらも、片手開閉可能な手軽さは、赤ちゃんを抱きながらでも扱えてとっても便利。ナチュラルウッドとホワイトウッドの2種類から選べるのもインテリアに合わせられて良いですよね。
両面開閉なので、階段上の設置の際は、誤って階段方向に開いて落ちてしまわないように注意が必要です。
ねじタイプなので、バリアフリーで段差ができないのがメリットですが、壁に穴があけられる家に限られてしまいますね。
最近話題の2×4(SPF)材を床と天井突っ張って柱を作り、そこにねじ止めをする事も可能ですが、幅が狭くなってしまうことと、耐久性に不安要素が残るのでおすすめはしません。
ねじタイプで床面に段差のできないバリアフリータイプ。これならつまずいて転んでしまう心配もありません。
オートクローズ&オートロックで閉め忘れがありません。閉め忘れに対する“もしも”がないのは安心材料のひとつになりますよね。ドアフレームをスライドさせて幅を変えられるので、かんたんに調節可能です。
階段上にも取り付けできますが、メーカー説明では800mmとなっていて780mmの階段幅には合わないかもしれません。購入の際は入念に確認することをおすすめいたします。
1,200mmまで設置できるので、設置したい間口が広い場合には都合がいいかもしれませんね。
ドイツで行われた国際ベビー・ヤング用見本市で最優秀賞を受賞した人気モデル。スライドの蛇腹式タイプは、これまでにない画期的なアイデアと使いやすさで国際アワードを手に入れました。
別売のエクステンションを追加すれば1,135mmの広さまで対応できるので、広い間口にも使用できます。500mm以上も幅を調節できるのはありがたいですよね。
材質は、ABS樹脂、ポリアミドなどの軽くてやわらかい素材でできているので、誤ってぶつかってしまっても比較的心配ありません。
2重ロックで子どもがかんたんに開けられないような設計に。柵タイプではないので、向こう側が見えなくて子どもが不安がってしまう可能性があり、寂しがり屋の子には向いてないかもしれませんね。
お子様の性格に合わせて検討するといいでしょう。
ヨーロッパ・アメリカの安全基準をクリアしたハイクオリティガード。ロール式なので、狭い幅にも設置できます。
メッシュ生地のロールは、透けていて向こう側がうっすらと見え、気配を感じることができるので、お互いに安心できます。
つまみをまわすだけで開けられますがオートクローズがないので、閉め忘れに注意してください。万が一、誤操作で開いてしまった場合は警告音がなるように設定されているので、もしもの時も安心ですね。
ねじ固定でロール式のベビーゲート。対応年齢は2歳までとされていますが、高さ750mmまであるので、成長の早い子どもや日本人より体格の大きな欧米人にもぴったりです。
素材は、耐久性・衝撃性に優れていて、勢いあまってぶつかってしまったときにも衝撃が少ないとされているので、安心ですよね。
近年では注文住宅やセミオーダーの物件が人気なので、規格外の広さの廊下が多くあります。それでも、950mmまで対応していれば、ほぼどの家庭にも設置できるのではないでしょうか。
ベビーゲートを選ぶ際の注意点や抑えておきたいポイントはもう把握していますよね。あとは使い方や設置場所など、購入したあとの使用方法・用途について少しお話しします。
それは普段どこで生活しているか、子どもがどれくらい動けるかというのが問題で、各家庭によって違ってきます。
まず、普段1階で行動していてたまに2階に行く場合。これについては、まだずりばいしか出来なくて、ハイハイどころか階段も上がれないというなら、2階に設置するべきです。
勝手に上がれないのですから、1階に設置する意味がありません。ですが、軽快にハイハイができて、つかまり立ちもそろそろ……という月齢なら別です。
赤ちゃんでも、ひとりで段を上がれるポテンシャルを持っているので、1階に設置したほうがいいでしょう。できることなら2階にも設置して、ダブルで使ってほしいです。
普段、リビングなどの生活スペースが2階にある場合は、2階に設置するのが有効です。このように、生活スタイルや子どもの月齢によって変わってくるので、上下を頻繁に行き来するなら1階・2階の両方に設置するのが望ましいですよ。
これから赤ちゃんが生まれる人、マンションや平屋から複数階建ての家屋に引越しする人、赤ちゃんの動きが活発になってきて、設置を検討されている人など、ベビーゲートを設置するにあたって、様々な状況があり、求めているタイプやデザイン・設置方法も個々によって変わってくると思います。
それゆえに、ベビーゲートと言えども、アイテム数が多くてどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
今回紹介した「設置したい場所のサイズ」「その場所に設置できる方法」を元に、そこから開閉タイプや素材などを絞りながら、アイテムを探していくとスムーズに見つかりますよ。
あまり的を絞らずにネットサーフィンやウィンドウショッピングをしていると、いつまでも迷って決められませんから、まずは具体的に考えることが先決です。