おすすめのタープの選び方をアウトドア用品に詳しい人に聞いたところ、使いたいシーンや人数によっても選び方が変わってくるとのことでした。運動会やデイキャンプなどで活...
おすすめのタープの選び方をアウトドア用品に詳しい人に聞いたところ、使いたいシーンや人数によっても選び方が変わってくるとのことでした。
運動会やデイキャンプなどで活躍する初心者でも設営がかんたんなワンタッチタイプや、耐水圧が高く雨も凌げる本格的なタープなどさまざまです。
今回はそんなタープの中でもおすすめの15タイプを厳選してピックアップ!どのタイプがマイベストなのかわからない…そんな初めてのタープ選びも、この記事を読めば迷わないハズ!
ママアイテム編集部
初めてタープを買う際、どんな点に注意して購入すればいいのか迷いがち。ここでは、タープのおすすめの選び方を紹介します。
タープといっても実は種類があり、主に「ヘキサタープ」や「スクエアタープ」、「スクリーンタープ」や「ワンタッチタープ」があります。
タープのほとんどが付属のポールを支柱にし、ロープで木や地面に固定して使用します。支柱の立てる位置や、ロープによって張り方をアレンジすることができますが、初めてタープを張る人には難しい面も。
運動会やデイキャンプなど、短時間でのタープの使用はワンタッチタープがおすすめ。支柱を使用するタープよりも設営がかんたんで、短時間での設営も可能です。
タープはサイズが大きく、持ち運びする際のサイズも気になります。ポール式のタープは、ポールが接続式のものも多く、コンパクトになる商品も多いのです。
ワンタッチタープは、設営を簡略化するために収納時にもサイズが大きいものが多く、ほかの種類のタープと比べると持ち運びがしにくい場合があります。
タープを選ぶ際は、持ち運びができるかどうか収納時のサイズを事前に確認しておくようにしましょう。
キャンプやアウトドアのハイシーズンでもある夏は、天気も変わりやすく、突然の雨に降られることも。タープは雨よけにもなりますが、どのくらいの雨に耐えられるのか目安になるのが耐水圧です。
一般的なタープの耐水圧は1,000~3,000mmですが、実は耐水圧が高くなればなるほど通気性が悪く、重量も重くなるというデメリットがあります。
タープの耐水圧は1,500mmくらいのものを目安に選ぶようにしましょう。
タープにもさまざまな種類があり、使いたいシーンによって選ぶことができます。デザインやカラーもメーカーによって違うので、自分好みのタープを選ぶのがおすすめです。
また、キャンプなどの場合はテントとカラーを合わせると、より統一感が生まれます。
キャンプやアウトドアなどで大活躍するタープですが、気になるタープの価格帯を調べてみました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
2,200円~ | 7,600円~ | ~306,000円 |
・最安値価格帯
最安値価格帯のタープは、ワンタッチタープのものが多く重量も3kg前後と軽量なアイテムが多めです。ただし、サイズが1人用から3人用などサイズが小さめなので、大人数での使用には向きません。
・売れ筋価格帯
売れ筋価格帯のタープは、ヘキサタープや、スクリーンタープなど種類も豊富で、大人数で使える大型のタープもあります。耐水圧も1,500mmや2,000mmなど高いものが多く、本格的なキャンプにも使用できるタープがあります。
・高級価格帯
高級価格帯のタープは、サイズが大きいものが多く大人数での使用に最適です。また、大型のため、広々としたリビングスペースも作り出すことができ、タープの張り方によってさまざまなアレンジが可能です。
サイズが大きくなる分、収納サイズが大きいものや重量があるタイプが多くなっています。
タープを販売しているアウトドアブランドは数多くありますが、その中でもとくにおすすめしたいブランドを紹介します。
スノーピークは、新潟県三条市に本社のあるアウトドアメーカーです。もともとは登山用品を販売するメーカーでしたが、キャンピングブランドへリニューアルしました。
スノーピークのアウトドア用品は、縫製の正確さや耐久性、使い勝手の良さなど、日本のブランドならではの安心感があり、多くのキャンパーにも愛されているブランドです。
また、テントやタープなど使っているうちに破れたり汚れたりすることがありますが、スノーピークは、修理やテント、タープの乾燥サービスなど、アフターサービスも充実していいます。
コールマンは、アメリカにあるキャン用品メーカーです。その人気は世界中に広まり、今ではアウトドアに詳しくない人でもコールマンの製品を使っているほど、ポピュラーなブランドでもあります。
コールマンでは、自社の修理工場を持っているので、テントの破れやランタンの修理など、アフターサービスもバッチリ。また、パーツの取り寄せもできるので、自分で修理することもできます。
ドッペルギャンガーアウトドアは、大阪に本社を置くメーカーのアウトドアブランドです。シンプルなデザインのテントやタープが多い中、このブランドのアイテムはカラフルで、デザイン性の高さが特徴。
テントからタープ、シュラフなどドッペルギャンガーアウトドアで全てこのブランドで揃えることもできます。
今回おすすめのタープを選ぶ際に重視したポイントです。初めてタープを買う人もこのポイント押さえて選べば、失敗が少なくなりますよ。
ここでは、ママアイテム編集部が一番おすすめしたいタープを紹介。初めてタープを買う人にも、新しくタープを買い替えたい人にも、必見です!
このタープの魅力は、何といっても設営できるバリエーションが多いところです。
ほとんどのタープがロープを通せたり、支柱を設置できる箇所が少なく、設営のバリエーションが少なく、使い勝手が悪いことも。
このタープは2本のメインポールで支えながら、6か所のファスナーを開閉することでパネルを持ち上げたり、切り離したりと、自由自在に設営できるのが魅力です。
夏場などの暑い季節のキャンプには前後を開けて風通しを良く、逆に冬などの寒い時期には風が入らないようにパネルを下げたりもできるので、使う環境に合せて形を変えることが可能です。
さらに、タープの生地にも快適さをもたらす加工が施されています。遮光性の高い生地を使っているので、より太陽光を遮ることができます。
これにより気温が高い季節の使用でもタープ下の気温の上昇を抑え、涼しく過ごすことができるのです。
サイズも大きく、クローズの状態で6人、オープンの状態で8人まで使えファミリーやグループでの使用も広々使えます。
タープ自体の耐水圧も3,000mmと高く、夕立など急な雨が降っても安心。生地の劣化を防ぐUV加工が施されているので、長いシーズン使うことができます。
デザインも飽きのこないシンプルなデザインで、ほかのアウトドア用品とも合わせやすくなっています。
ヘキサタープは、ポールとロープを使って設営するタイプのタープです。ポールの長さや、追加のポールを使うことで、さまざまな設営ができるのも魅力です。
ここでは、そんなヘキサタープのおすすめ4つを紹介します。
一般的なタープのポールは1本ずつを支柱にして支えているので、設営時にうまく立てられないと片方のポールが倒れたりしてしまい、初心者には難しかったりします。
コールマンのこのヘキサタープは、クロスポールになっているので立てやすく、初めてタープを設営する人にもかんたんに立てることができます。
また、クロスポールの開きを調節すれば、高さもかんたんに調節ができるのもおすすめポイント。サイドポールも付属されているので、自分好みに設営ができます。
タープはUV加工が施されているので、紫外線による経年劣化にも強く、耐水圧も約1,500mmあるのでキャンプやアウトドアなどさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
タープの高さを調節する時は、ポールの角度やロープの張り具合で買えるか、別途ポールを用意する必要があるタイプがほとんどです。
このタープのポールは、高さが220cm~250cmまで高さ調節がかんたんにできるので、自分で好きな高さにタープを張ることができます。
また、1,500mmの耐水圧とUV加工に加え、タープ自体が生地厚で遮光コーティングが施されているので、気温が高い季節の使用でもより快適に涼しく過ごすことができます。
さらに、縫い目などから水が浸入しづらいシームシール加工なので、雨の日でも安心して使えるのも嬉しいポイントです。
タープやテントなど、シンプルで落ち着いたカラーの商品が多いなか、このタープはかなりカラフルで周りにタープを張っている人がいてもかなり目立つほど。
でも、このタープはカラフルなだけではなく、性能もバッチリです。耐水圧は2,000mmと高く、急な雨にもバッチリ対応。UV加工も施されているので、紫外線による経年劣化にも強いです。
また、ポールは組み立て式なので収納時はとてもコンパクトに!重量も5kg以下と軽量なので、ツーリングなど持ち運べる荷物が限られている時にも安心です。
さらに、ランタンフックも付属されていて、キャンプの宿泊時など暗くなってからの使用にも便利です。
ロゴスが販売しているアウトドア用品の中でも、人気のあるナバホ柄シリーズ。ナバホ柄は、アメリカ南西部の先住民「ナバホ族」の伝統的な柄です。
そんな柄がライン上にプリントされたこのタープは、シンプルなタープが多い中、人目を引くデザインが特徴。ほかの人と差をつけたい時にもおすすめです。
耐水圧は1,600mmあるので、雨の日の使用も可能。雨が侵入しやすい縫い目は、染み込み防止のシームテープで加工されているので浸水の心配もありません。
さらに、バーベキューや焚き火などをしていると火の粉が飛んでタープに穴が空いてしまうこともありますが、このタープは燃えにくい難燃性の生地を使用しているので、火が燃え広がる心配も無く安心です。
自宅でバーベキューするときや運動会など短時間だけの使用には、ワンタッチタープがおすすめです。設営がかんたんなので終わったらすぐに片付けられ、初心者でもかんたんに張ることができます。
ここでは、そんなワンタッチタープのおすすめ4つを紹介します!
初心者がタープの設営をすると、ロープやポールの設置などで時間がかかりがちでなかなか上手に組み立てられないことも。
このタープは、フレームが一体型になっているので広げてシートを被せるだけ。面倒なネジなどが無いので最短2分で組み立てることができます。ポールはロックボタン式でかんたんに伸縮ができ、好みの高さにかんたんに変えることが可能です。
また、タープ中央にはランタンを吊るすことができるので、暗くなってからの使用もバッチリ。燃焼系のランタンは使用できませんが、電池式のランタンが使用できます。
一体型のフレームを広げてタープの生地を被せるだけのかんたん設計のこのタープは、自立式なのでペグを使わずに設営でき、初心者にもかんたんに組み立てができます。
また、タープの下は5.5畳の広々スペース。大人数でもゆったりと過ごすことができ、別売りのサイドパネルとポールを使えば、20畳という超広々空間を作ることもできます。
タープの生地自体には、ベンチレーターが付いていて急な突風時にも浮き上がりを防ぐことが可能です。耐水圧も2,000mmと雨に強く、UV加工が施されているので、紫外線による経年劣化にも強いのが特徴。
カラフルな色合いのタープは他メーカーではあまりないので、目立つこと間違いなし!より楽しいアウトドアを演出してくれます。
このタープは、使いやすい形の正方形が特徴です。どちらの面も同じ長さなので広げやすく、限られた場所での使用にもぴったり。
組み立ても一体型フレームを広げてシートを被せるだけのかんたん設計。タープの生地は撥水加工されているので、雨の日の使用でも大丈夫です。紫外線も99%カットしてくれ、遮光性も高いので夏の使用にもおすすめ。
フレームには硬質鋼材フルハードスチールという耐久性の高い素材のものを採用。通常のスチールより強度が高いので、長く使うことができます。
一般的なタープは風が逃げにくく、強い風には弱い面があります。このタープは風が逃げやすい「ひさし型」になっているので、強い風にも強いという点が特徴です。
また、日差しが入りにくいのも特徴で、夏の暑い時期でもしっかりと太陽光をカット。より涼しく過ごすことができます。
耐水圧が800mmと少し低めですが、小雨程度なら耐えることができるでしょう。また、縫い目もシームシール加工されているので、浸水の心配もありません。
キャンプやアウトドアのハイシーズンでもある夏は虫が心配ですが、逆に冬のキャンプは防寒対策が必要になります。そんな両方の願いを叶えてくれるのがスクリーンタープです。
夏は虫の侵入を防ぎながら風通しを良く、冬は風を遮って暖かさを保ってくれる優れものでもあります。そんなおすすめのスクリーンタープを3つ紹介します。
ドーム型のこのスクリーンタープは、窓部分がメッシュ素材になっているので夏場の暑い季節は虫の侵入を防ぎながらも風を通し、涼しく過ごすことができる優れものです。
冬はフルクローズにしてしまえば風も防げるので、暖かく過ごすこともできます。また、アシスト機能付きなので一人での組み立てでもスムーズに行うことができます。
雨の日や寒い時期など、タープからそのままテントへ入れれば嬉しいですよね。このタープには、テントの連結ができるジョイントフラップも付きで、タープのリビング空間からそのまま移動ができるのもポイントです。
このテントはロゴス独自のクイックシステムにより、組み立てや片付けがかんたんな設計に。ジョイント部分の曲げ伸ばし操作で、初心者でもかんたんに設営することができます。
タープの強度を保つために「筋交い」構造を採用。全方面を閉めた場合でも強度を保てるように設計させれています。
また、パネルをクロスさせることにより生まれた湾曲がタープ内の居住スペースを広く保つことができ、高さもあるので背の高い男性でも室内でラクラク立つことが可能です。
パネルルーフなので、一部を持ち上げればタープとしての使用も可能。ルーフ部分は湾曲しているので、雨が降っても水たまりができません。
さらに、車との連結ができるジョイントも付属されていて、オートキャンプなどでも活躍してくれます。ランタンフック付きで、暗くなってからの使用でも安心です。
夏の暑い時期にキャンプやアウトドアなどをする人も多いかと思いますが、寒い時期のキャンプも人気です。
このスクリーンタープはメッシュ素材でできているので、夏は風通しが良く涼しく過ごすことができ、虫の侵入を防いでくれます。
寒い季節にはメッシュ部分をスクリーンパネルを降ろして覆ってしまえば、風を防ぐことができるので、タープ内を暖かく保つことができます。
また、別売りのポールを使えばひさしとして使うことができ、より広々としたスペースを確保できます。
人気のソロキャンプやツーリングキャンプですが、一人で設営をしなければいけないため、とくにバイクなどの場合は積める荷物も限られているので、コンパクトで持ち運びのしやすいアイテムが求められます。
ここでは、そんなソロキャンプにもぴったりのコンパクトなタープ3つを紹介します。
ほとんどのタープに付属されているポールは、長いままだったり、短くしても半分ほどの中さまでにしかならないタイプがほとんどでした。
このタープのポールは6節ポールになっていて、節からポールを折り畳んで収納することができます。
そのため、収納時のサイズの長さはわずか43cmとかなりコンパクトに。重量も約4.3kgと軽量なので、持ち運べる荷物に制限があるツーリングキャンプや、ソロキャンプにもぴったりです。
シートの耐水圧は1,200mmと、ちょっとした雨にも耐えられる仕様でもあります。大きさも420cmあるので、ソロキャンプなら広々使えます。
このタープは、商品名にもなっている通り、キャンプをするライダーのために設計されたコンパクトタープでもあります。
バイクの積載制限幅は、荷台幅から左右プラス15cmと決められていて、この幅以内で荷物を積まなければいけないなか、キャンプやアウトドア用品は収納時の長さがあるタイプがほとんどです。
その点、このタープのポールはコンパクトに折りたためる設計で、収納時は幅48cmとバイクの荷台幅内にちょうど収まるサイズでもあります。
また、メインポールはアルミ合金製なので、耐久性が高く軽いため重量も約2.6kgと軽いのもポイントです。シートサイズも大きく、耐水圧も2,000mmと高いので雨の日の使用にも安心です。
このタープは、サイズが338cm×280cmと一般的なタープより小さめですが、ソロキャンプには十分な大きさでもあります。
また、張り綱やペグ込でも重量は870gと軽量。サイズも13×13×23cmとコンパクトなので、リュックに入れて持ち運ぶこともできます。
また、タープのシートは燃えにくい難燃性加工が施されているので、万が一火の粉が飛んでも燃え広がる心配がありません。
耐水圧も1,500mmあるので、雨が降っても安心です。ポールは別売りなので、アルミミニタープポール165が必要になります。
タープを購入する際の気になる疑問や質問にお答えします。ここで疑問を解決しておけば、いざ購入する時にも迷わず購入できるハズ!
テントはキャンプやアウトドアなどでは寝室の役割を持っています。快適に就寝できるようにベンチレーション機能や、雨の侵入を防ぐように設計されています。
タープはどちらかというとリビングの役割を持っていて、夏の暑い日差しや雨を防いでくれます。
基本的に、タープは日よけや雨を防いでくれますが、オープンな空間のためリビング機能として使うことを目的としています。そのため、天候の変化に対応するのが難しく、外気温や、風雨の影響を受けやすくなっているのが難点です。
スクリーンタープなど、タープで全面覆われている場合は寝ることができますが、地面部分がタープ生地で覆われていない場合は、別途シートなどを用意する必要があり、かえって荷物の量が多くなる可能性もあります。
快適に眠るためには、就寝目的で作られているテントを購入するのがおすすめです。
タープにはさまざまな種類があり、使いたいシーンによっても選び方が異なります。デイキャンプや運動会には、設営がかんたんなワンタッチタープがおすすめです。
タープ生地は耐水圧というものがあるので、突然の雨などにもしっかりと対応できるように、1,500mmくらいのものを選ぶと良いでしょう。
タープは、一般的にはヘキサタープが有名ですが、よりプライバシー空間を大切にしたい人にはスクリーンタープもおすすめです。日よけの機能もありつつ、全面をタープ生地で覆うこともできものもあります。
ツーリングキャンプやソロキャンプには、ポールが細かく折り畳めるものや、サイズが小さいものがおすすめです。コンパクトに持ち運べるほか、重量も軽くなるので積載量が決まっているバイクにもピッタリです。
ぜひ、今回の記事でお気に入りのタープを見つけて、楽しいアウトドアライフを過ごしてくださいね!