肌トラブルをおこしやすい乾燥肌にとって、化粧品選びはとても重要です。乾燥しやすい季節だけでなく、一年中肌がカサついている肌質のことを乾燥肌といいますが、「乾燥は...
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>肌トラブルをおこしやすい乾燥肌にとって、化粧品選びはとても重要です。乾燥しやすい季節だけでなく、一年中肌がカサついている肌質のことを乾燥肌といいますが、「乾燥はいつものことだから」と、乾燥をあまくみて放置していると、肌を保護する機能が低下して敏感肌になったり、シミ・シワができやすくなります。そうならないために、すこしでも乾燥を感じたら自分にあう化粧品で乾燥対策をおこないましょう。この記事では、ビューティアドバイザーに聞いた乾燥肌化粧品の選び方と、おすすめの商品を20代・30代・40代ごとにピックアップしています。
エキサイトおすすめアイテム編集部
ひとくちに乾燥肌向け化粧品といっても、化粧水や乳液などの基礎化粧品もあれば、ファンデーションや化粧下地といった化粧品などさまざまあります。
もちろん、口コミをみて選ぶことも大切ですが、それ以前に乾燥肌に向いている化粧品とはどんなものなのかを知ることが重要です。乾燥肌向け化粧品を年代別に選ぶときのポイントを4つにまとめました。
肌質は年齢をかさねるごとに変化しているため、歳相応の化粧品を選ぶ必要があります。そのために、年代別に乾燥度合や肌トラブルをチェックしてください。
20代は肌のターンオーバーが28日周期で、いちばん肌をきれいに保ちやすい年齢といわれています。成長期がおわり、安定したうつくしい肌であるはずの20代ですが、乾燥が気になる人もすくなくありません。
20代の乾燥肌は生活習慣の乱れやストレスが大きく影響しているのが特徴。
また、20代はばっちり重めのメイクをする人が多く、すみずみまでしっかり洗顔をすることによって肌に必要な皮脂まで洗いながしてしまい、乾燥肌になることもあります。
しかし、20代は日ごろのスキンケアや生活習慣の乱れを見直すことによって、20代らしいうつくしい肌を取りもどせる可能性が高いです。
30代になると徐々に肌の老化を感じはじめてきます。若いころとはちがって、肌自体の水分量や保湿成分が減少することによって、乾燥がひきおこされているのが特徴。肌をうるおすための成分をおぎなう化粧品を選びましょう。
40代になると肌の老化がさらに加速し、乾燥だけでなくシワやシミなどの肌トラブルを同時におこします。20代では肌のターンオーバーが28日でしたが、40代になると約2倍の55日周期にふえてしまいます。
ターンオーバーがおそくなると肌にふるい角質がどんどん蓄積し、肌の表面がかたくガサガサとなるのが特徴です。表面がかたいといくら保湿力の高い化粧品でも、肌の奥まで浸透しないので、肌をやわらかくすることも大切ですよ。
肌の土台をととのえる基礎化粧品には、化粧水や美容液やクリームなどさまざまタイプがあります。
20代の乾燥肌には、30代40代になったときにシワやシミなどをつくらないための基礎化粧品がおすすめです。乾燥肌は放置していると肌をまもる機能を低下させて、シミやシワをつくる原因のひとつになります。
30代の乾燥肌には、失われはじめた水分や保湿成分をおぎなう美容液がおすすめ。美容液は一般的な化粧品よりも保湿成分が凝縮されているため、保湿をしたいという明確な目的をもつ人にぴったりです。
40代の乾燥肌には、保湿とともにシワやシミなどのスキンケアもおこなえる保湿クリームがおすすめ。顔全体のケアも大切ですが、目元や口元など気になる部分を集中的に乾燥対策できるアイクリームなどをつかいましょう。
化粧品にはさまざまな成分が配合されていますが、乾燥肌の人は肌をうるおしてくれる高保湿成分がふくまれるものを選びましょう。
化粧品にふくまれる保湿成分として、一般的にしられているのが「セラミド」「ヒアルロン酸」「スクワラン」「コラーゲン」。
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンは、肌のうるおいをキープするために必須な成分ですが、年齢とともに減少するといわれています。30代40代になるにつれて徐々にすくなくなり肌トラブルをひきおこします。
これらのうるおい成分が減少しないように生活習慣を見直すことはできますが、それだけではおぎないきれない部分もあるため、化粧品などでサポートしてあげましょう。
このほかにも、植物由来の天然保湿成分などが配合されている化粧品がおすすめです。
乾燥肌におすすめの化粧品の価格相場は以下の通りです。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
500円~800円 | 2,000円~4,000円 | 7,000円~ |
乾燥肌におすすめの化粧品は、ドラッグストアで手軽に手にいれられるものから、デパコスなどハイブランドのアイテムまで存在します。
20代はドラッグストアで手軽に購入できる安価な化粧品を手にとる人が多いですが、30代になるとデパコスや定期購入でしか手にはいらない化粧品に手をのばす人が増えます。
しかし、高級になればなるほど効果が期待できるというわけではないので、値段でチェックするよりも成分表で配合されている成分をチェックしたり、自分の肌にあうかを確認することが大切です。
乾燥肌向けの化粧品を販売しているメーカーやブランドは数えきれないほどありますが、なかでも知名度が高く信頼を得ているおすすめのものは以下の3つです。
ORBISは1987年に創業されたスキンケアブランドです。オイルカットにこだわるブランドなので、さっぱりとした使い心地なのが特徴的。
乾燥肌向けや大人ニキビ向けなど、肌質にあわせてこまかくラインがわけられているのもポイントです。
ASTALIFTは富士フイルムが開発したスキンケア化粧品ブランド。独自開発した主成分である「ナノアスタキサンチン」は、肌にうるおいやみずみずしさをあたえてくれます。保湿メインのラインと美白メインのライン2種類が展開されています。
b.glenはビバリーグレンラオラトリーズが展開するスキンケアブランドです。カリフォルニア大学の薬学部教授をつとめていたケラー博士が、独自開発した浸透技術を実感できるのが魅力です。
敏感肌用化粧品を選ぶときに、成分や価格だけでなく内容量もチェックしておきましょう。化粧品も酸化するものなので、酸化するまえに使いきれる量を選ぶのもポイントですよ。
乾燥肌で悩んでる人に、今いちばんおすすめする化粧品は、ORBISのアクアフォーストライアルセット。肌の内側からうるおして乾燥しにくい肌へとみちびくスキンケア化粧品なので、乾燥肌タイプの人におすすめです。
ORBISのアクアフォースシリーズは、乾燥肌やインナードライ肌向けに開発されたスキンケア化粧品です。
ひどい乾燥肌になると、洗顔後にたっぷり保湿をしても時間がたつとすぐに乾燥し、短いターンで保湿を繰りかえさなければいけません。
表面だけを保湿するだけでは一時的な対策にすぎないため、肌の奥からうるおして乾燥肌から卒業するようみちびくのが、このアクアフォースシリーズ。
ORBISが独自にブレンドした3種類のアミノ酸うるおい成分である「ピュアアクアエッセンス」が、肌をしっかり保湿してくれます。
さらに、人肌に似たうるおい成分で構成された「うるおいマグネットAQ」が、うるおった肌の水分をにがさないように維持し、長時間うるおう肌にととのえてくれるのもうれしいポイントです。
トライアルセットには洗顔料・化粧水・保湿液の3点がはいっていて、3週間気軽におためしできる量になっています。スキンケアをしてもすぐ肌が乾燥してしまう人におすすめです。
20代は子供の肌から大人の肌へと成長し、いちばん安定したうつくしさを実感できる年代です。いくら安定した時期といえど、20代で肌に負担をかけすぎてしまうと肌の老化がはやまってしまう可能性があります。
そこで、できるだけうつくしい肌が長年持続できるように、20代からしっかりケアをおこないましょう。
すこしでも乾燥が気になりはじめたら、これから紹介する20代におすすめの乾燥肌向け基礎化粧品で肌をととのえてみてください。
ETVOSのモイスチャーラインは、もっちりうるおい肌をめざす人向けに開発されたスキンケアライン。ヒト型セラミドやリピジュアなどの上質な保湿成分をたっぷり配合していて、肌がたっぷりうるおうぜいたくスキンケアシリーズです。
ヒト型セラミドは1・2・3・5・6IIの5種類が高濃度でふくまれているため、セラミド系のスキンケアをさがしている人にぴったりですよ。
また、セラミドの他にもヒアルロン酸や天然保湿因子のアミノ酸などの保湿成分も配合されているので、乾燥がひどく粉をふいている人やインナードライ肌におすすめ。
お試しセットはモイスチャーラインの魅力を2週間分あじわうことのできる内容になっています。化粧水や保湿クリームはもちろん、洗顔石鹸や高濃度の美容成分がふくまれた美容液などもついていますよ。
b.glenのスキンケア商品はいくつか種類があり、単品で購入することも可能ですが「ホワイトケア」「毛穴ケア」など、目的ごとにおすすめの組みあわせがきめられているので、セットでの購入がおすすめ。
乾燥肌にぴったりなのが「乾燥・保湿ケアセット」です。洗顔料・ローション・美容液・保湿クリームの4種類をライン使いすることによって、かわいた肌をしっとりうるおう肌へとみちびきます。
4つの商品それぞれに魅力がありますが、なかでも注目したいのがローションと美容液。「QuSomeローション」は17時間もうるおいを持続させる高機能化粧水としてしられています。
そして、美容液である「Cセラム」はb.glenが展開するスキンケアのなかでも、いちばんの人気商品。ピュアビタミンC成分をナノサイズのカプセルにいれることによって、浸透しにくいとされるビタミンCも肌の奥にとどけてくれます。
b.glenの独自技術である浸透テクノロジー「QuSome」をトライアルセットで実感してみましょう。乾燥を繰りかえす負の連鎖から断ちきるサポートをしてくれるため、水分をたもつ力が低下した肌におすすめです。
dプログラムは敏感肌について40年以上研究し、敏感肌でなやむ人のためにつくられた敏感肌専用のスキンケアブランドです。
モイストケアセットはクレンジングオイル・洗顔料・化粧水・乳液の4点がセットになったおためしセットです。敏感肌の場合は洗顔前のクレンジング選びも大切なので、専用のクレンジングがついてくるのはうれしいポイントですね。
このモイストシリーズは肌にうるおいを与えるだけでなく、肌を保護する機能をたかめて肌荒れを繰りかえさないように働きかけるのが特徴。アルコールやパラベンなどの刺激を感じやすい成分はつかわれていません。
そのため、乾燥肌が悪化して肌荒れをおこしている人や、刺激を感じやすい人におすすめです。
CLINIQUEのモイスチャーサージフェーススプレーはミストタイプの化粧水なので、メイク前のスキンケアだけでなく外出先での化粧直しにもつかえる優秀アイテムです。
メイクのうえからでも使用できるため、乾燥を感じたときにいつでも肌をうるおせるのが最大の魅力。
乾燥肌の人は、しっかりうるおしてからメイクをしていても、数時間後には乾燥してファンデーションがくずれてしまうことがよくあります。そんなときにシュッとひとふきするだけで、肌のみずみずしさを取りもどせますよ。
肌の乾燥はエアコンなどでもおこるため、オフィスで仕事をする女性におすすめ。1日に何回でもつかえるため、すぐに乾燥してしまう人にぴったりです。
ORBISのウォームアップセラムは、美容成分や保湿成分の浸透率をあげてくれる美容液。美容成分がたっぷり配合されているスキンケア用品をつかっていても、肌に浸透しなければ意味がありません。
老廃物がたまったり肌の乾燥がすすむと、美容成分や保湿成分が浸透しにくくなるため、肌をととのえる必要があります。
浸透率をアップさせるブースター機能があるこの商品をスキンケア前に肌にぬることによって、あとにつける化粧水や美容液の浸透をよくしてくれます。
無油分で合成界面活性剤が使用されていないため、低刺激でさっぱりとしたつけ心地なのもポイント。普段、スキンケアをしてもうるおいが満たされなくなったと感じる人におすすめです。
30代になると肌のうるおい機能が低下し、徐々に老化を感じはじめます。はやい人はシワやシミなどが目立ちはじめることもあるため、対策できる化粧品を選びましょう。
ここからは30代の乾燥肌におすすめの保湿美容液や乳液を5つ紹介していきます。
ORBIS=Uは肌トラブルが増えはじめる30代向けのアイテムを展開しているスキンケアラインです。化粧水や洗顔料などいくつか商品がありますが、就寝前につかうスキンケアにおすすめなのがナイトメモリーモイスチャー。
HSP(ヒートショックプロテイン)含有酵母エキスという保湿成分や、浸透型コラーゲン・ハチミツなどのうるおい成分が配合されています。
これ1本でうるおい不足やハリ不足などの6つの肌トラブルにはたらきかけてくれるため、目的別に何本もスキンケアをそろえる必要がないのがうれしいポイントです。
ジェルタイプの保湿液なので、プルプルとした触感で肌にのせるとスッとよくのびるテクスチャー。肌になじませるとキュッキュッとしたしあがりになり、ベタつきがありません。
ASTALIFTのエマルジョンは、水分だけでなく油分の調整もしてバランスの良い肌へとみちびいてくれる乳液です。油分調節することでみずみずしいだけでなく、弾力のあるやわらかい肌にしてくれるのが特徴です。
そして、水溶性と油性の2種類の保湿成分が肌に二層のヴェールをつくり、浸透したうるおいを外ににがさないように閉じこめます。
うるおい成分として3種類のコラーゲン・ヒアルロン酸・スクワランなどが配合されているため、肌をたっぷりうるおわせたい乾燥肌の人に向いています。
また、ダマスクローズエキスがふくまれていて、肌にぬるとほんのりとバラの香りがただようのもうれしいポイントです。
DECENCIAのディセンシーエッセンスは、睡眠不足によっておこった肌荒れを落ちつかせるために開発された夜用美容液です。
ポーラ研究所との共同研究で睡眠不足が肌にあたえる影響が解明され、寝ているあいだに肌の調子をととのえるこの夜用美容液が開発されました。睡眠時間がすくなかったり睡眠の質がさがると、肌トラブルをおこしやすくなります。
30代になると仕事や家事だけでなく、育児によって充分な睡眠がとれていないうえに、スキンケアに時間かける暇さえないという人が少なくありません。
そんな人には、睡眠不足と肌荒れのメカニズムからうまれたこの美容液がおすすめです。
通常のセラミドとくらべて浸透しやすいとされるセラミドナノスフィアや、ローズヒップエキスやアルブチンなどの美容成分もたっぷり配合されていますよ。
SOFINAbeauteの高保湿UV乳液は、SPF30PA+++のUV効果がついている乳液なので、日中につかう乳液にぴったりです。UV効果がついているため、化粧下地としても使用できるのがうれしいポイント。
保湿成分として定番のセラミドだけでなく、SOFINAが独自栽培した「月下香培養エッセンス」という高保湿成分が配合されているのも特徴です。
伸びのいいテクスチャーで花雫のエレガントな香りが、30代からの化粧品にぴったりですね。
ACSEINEのモイストバランスジェルは、ジェルタイプの保湿液なのでプルプルとしたテクスチャーが気持ちいいと人気の化粧品です。
容器にはいっているときはキラキラとかがやくジェル状ですが、肌にのせると水のようにサラッとした液に変化して、角質層まで浸透してくれます。持続型のアクアフィーダーが浸透力をサポートします。
つかい心地のよさはもちろんですが、配合されている保湿成分のうるおい力も魅力的。セラミファクターはセラミドのはたらきをサポートするため、セラミド配合の化粧品との相性がいいのでおすすめです。
40代はシミやシワなどが目立ち、老いをつよく実感する年代でもあります。全体的なケアはもちろんですが、目元や口元などピンポイントで集中ケアする化粧品の併用も積極的におこないましょう。
ここからは40代の乾燥肌におすすめの保湿クリームを5つ紹介していきます。
ayanasuは敏感肌スキンケアブランドであるDECENCIAから展開されているエイジングケアラインです。アイクリームコンセントレートは目元や口元など、気になる部分にピンポイントでぬれる美容クリーム。
乾燥肌や敏感肌がなりやすい肌トラブルである影ジワは、顔のトーンを暗くして老けた印象をつくりやすくしてしまいます。影ジワにはたらきかけて明るい印象へとみちびくこの商品は、40代からの化粧品にぴったり。
また、コンドロイチンが配合されているのもポイントで、乾燥しやすい皮脂腺のすくない目元をうるおわせます。
合成香料をつかわない代わりに、ゼラニウムとラベンダーの天然植物エキスが配合。2つの植物エキスによって、自然でエレガントな香りがただようのもうれしいポイントです。
ASTALIFTのアイクリームは、乾燥によってハリやキメをなくした肌のバランスをととのえ、自信がもてるうつくしい肌へとみちびきます。
かためのテクスチャーですが、くるくると肌になじませるごとにしっとりと肌に染みていくため、マッサージしながらゆっくり使用しましょう。うるおい成分として3種類のコラーゲンやアスタキサンチンやリコピンなどが配合。
目元シワが目立ってきた40代におすすめのスキンケア化粧品です。アイクリームとされていますが、目元だけでなく口元などにもつかうことができますよ。
いわずと知られている高級基礎化粧品ブランドであるSK‐II。
値段と比例した使用感で支持されているSK-IIから販売されているフェイシャルトリートメントエッセンスアイは、目元のシワなどを目立たなくしたい人向きの美容クリームです。
おもな成分は特殊な酵母からつくられるピテラとよばれる整肌保湿成分。人工ではつくることのできない貴重な成分で、ミネラルやビタミンが豊富にふくまれています。
そんな素敵な成分が配合されているこのクリームで、気になる部分をケアしていきましょう。
メインのピテラ以外にも、ココナッツオイルやアルファルファなどの保湿成分も配合されていますよ。
b.glenのモイスチャーリッチクリームは、しわやたるみによって肌に自信がもてなくなった人向けの保湿クリームです。ラミリンやアップレビティなど5つの美容成分が、肌の老化をできるだけ進まないようにはたらきかけてくれます。
b.glen独自のQuSomeエイジリカバリーコンプレックスという複合成分が、肌の奥まで浸透して内側からうるおうようにみちびきます。
みずみずしさのあるしっとりとした濃厚なテクスチャーですが、ベタつきや油っぽさを感じないのでつかい心地がいいのもポイントです。
ドモホルンリンクルのこの商品は、泡タイプのパックで肌にうるおいをあたえてくれるのが特徴。ゆっくり時間をかけて肌に浸透させることによって、肌のうるおいを閉じこめキープします。
密度が高く弾力のあるふんわり泡は、肌にのせても消えることなく肌に吸いつき、美容成分を肌の奥までとどけます。目元や口元ギリギリまでぬれるパックなので、目元口元ケアにもぴったりですよ。
また、保湿だけでなく紫外線や乾燥によるダメージをケアしたり、エネルギー補充をおこなってくれるのもうれしいポイント。
ヒマワリ新芽エキスやグアバ葉エキスなど、こだわり成分が配合された気持ちいい泡パックを体験してみてください。
ここまで年代別におすすめの基礎化粧品を紹介してきましたが、通販やデパコスのアイテムではなく、ドラッグストアなどで購入できるものがいいという人のために、おすすめの市販化粧品を3つ紹介していきます。
明色化粧品のセラコラシリーズは、肌をうるおすためにかかせないセラミド成分とコラーゲン成分を配合したスキンケア。
肌をうるおしてツヤをあたえるセラミド1や肌の水分保持機能をサポートするセラミド3だけでなく、肌をととのえるセラミド6も配合されています。
3つのセラミドとナノサイズコラーゲンの贅沢なうるおい成分でしっとりとした肌が実感できますよ。
また、無香料無着色でアルコールフリーなので、肌がよわい敏感肌の人でも気軽に使用できるのもポイントです。
Curelのエイジングケアシリーズクリームは、保湿成分だけでなく消炎剤なども配合されているため、保湿と肌荒れをふせぐ期待できるのが大きな魅力です。
うるおい成分として配合されているのはセラミド機能成分。これは、優秀といわれているヒト型セラミドではなく、合成されてつくられた疑似セラミドなので、ヒト型とくらべて安価なのが特徴です。
セラミド機能成分のほかには、ユーカリエキスやアスナロエキスなどの植物由来の保湿成分が配合されています。そして、肌のハリを向上させるためにグリセリンやショウキョウエキスなどもふくまれています。
弱酸性でアルコールフリーなので、乾燥肌だけでなく赤みやかゆみで悩んでいる敏感肌におすすめです。
Kaneboのメディアクリームファンデーションは、保湿成分がたっぷり配合されているクリームタイプのファンデーションなので、カサつきがひどい乾燥肌におすすめの化粧品です。
ファンデーション自体にコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分がふくまれているため、メイクをしながら乾燥しない肌をつくるのが特徴。
のびが良くやわらかいテクスチャーなので、肌にしっかりフィットしてくれます。ほどよい光沢で自然なツヤ肌を演出できるのもうれしいポイントですね。
さいごに、乾燥肌用化粧品を購入するときに気になる疑問や質問にこたえていきます。
乾燥肌を放置してしまうと肌の保護機能が低下して肌荒れがおきたり、脂性乾燥肌になる可能性が高くなります。
乾燥が進行すると肌を保護する機能が低下してしまい、体がなんとか肌をまもろうと角質を厚くするといわれています。すると、肌への浸透力が低くなってしまうだけでなく、肌の弾力も低下してシワなどの肌トラブルがおこりやすくなります。
また、いつまでも肌が乾燥していると肌をまもるために余分な皮脂を分泌し、肌の表面だけオイリー肌に変化します。油っぽい肌なので乾燥肌がなおったと安心してしまいますが、じつは肌内部は乾燥しつづけています。
肌表面だけは脂っぽいため、勘違いをしてオイリー肌用のスキンケアを使用してしまい、いつまでも乾燥肌がよくならないという悪循環におちいってしまうので注意してください。
乾燥肌向けのおすすめの化粧品と、選び方のポイントを解説してきましたが、乾燥肌向けの化粧品について理解できたでしょうか。
乾燥肌と一口にいっても、年代によって乾燥度合いがちがうため、年齢にあったスキンケアが大切です。
メーカーやブランドでは、目的別にスキンケアラインが展開されていますので、今回紹介した選び方とあわせてチェックしてみてくださいね。
乾燥肌は放置していると、どんどん肌トラブルを引きおこしてしまうので、はやめに対応してうつくしい肌を目指しましょう!