スマートで置き場所に困らないスティック掃除機は人気の白物家電のひとつ。かつては一人暮らし用のアイテムというイメージがありましたが、最近は吸引力やバッテリーの持ち...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>スマートで置き場所に困らないスティック掃除機は人気の白物家電のひとつ。かつては一人暮らし用のアイテムというイメージがありましたが、最近は吸引力やバッテリーの持ちに優れたものが続々と発売されるようになり、ファミリー世帯にも人気のアイテムとなりました。そこで今回は家電量販店のスタッフが一人暮らしからファミリー世帯にまで幅広くおすすめできる2019年最新のスティック掃除機を厳選。コードのあるなしや掃除機としての性能などいろいろな面で比較検討しているので、掃除機の新規購入や買い換えを検討している人は要チェックです!
ママアイテム編集部
昔はスティック掃除機そのものの数が少なく、選べるものも限られていましたが、今はいろんなメーカーからさまざまな製品が発売され、選択肢の幅が増えてきました。
そのぶんどのスティック掃除機を選べばいいのか悩んでしまうところですが、どんなポイントに注目すればいいのか、家電のプロに教えてもらいました。
スティック掃除機にはコード式とコードレス式の2種類があります。それぞれにメリット、デメリットがあるのでわかりやすく一覧にまとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
コード式 | ・長時間使える ・使いたい時にすぐ使える | ・コンセントがないと使えない ・コードが絡まる、ひっかかる |
コードレス式 | ・コンセントがない場所でも使える ・狭い場所でも使いやすい | ・充電し忘れるとすぐ使えない ・充電が減ると吸引力が落ちる |
まずコード式の良いところはコンセントから電源を引っ張ってこられるので時間を気にせずに使えること。最初から最後まで吸引力が落ちることなく使えるので、部屋がたくさんあっても一度にまとめて掃除できます。
ただし、コンセントがないとまったく使えないところと、コードが絡まりやすく、狭い場所では使いにくいのがネックです。
一方、コードレス式は充電してあればコンセントがない場所でもすぐ使えるので部屋から部屋への移動も楽ちんですし、狭い場所もラクラク掃除できます。
ただ、うっかり充電し忘れるとある程度充電がたまるまで使えませんし、使用中に充電がなくなってくると吸引力が落ち、きれいに掃除できないおそれがあります。
このようにどちらのタイプも一長一短なので、自宅の部屋数や掃除の仕方、ライフスタイルなどに合わせて選ぶことが重要なポイントとなります。
同じスティック掃除機でもメーカーや商品によってゴミの集塵方式に違いがあります。
集塵方式はサイクロン(ダストカップ)式と紙パック式が主流ですが、それぞれどんなメリット、デメリットがあるのか簡単に表にまとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
紙パック式 | ・ゴミを見なくて済む ・粉じんが舞わない ・満杯までゴミ捨て不要 | ・紙パックの購入が必須 ・満杯になると吸引力が落ちる |
サイクロン (ダストカップ)式 | ・紙パックの購入やセットが不要 | ・ゴミ捨て時に粉じんが舞う ・手入れが大変 ・目詰まりしやすい |
紙パック式はパックの購入費用やセットの手間がかかるところはネックですが、そのぶん手入れが楽なところが利点。ゴミ捨ては紙パックがいっぱいになるまで(約1~2ヶ月くらい)行わなくていいので楽ちんです。
一方、サイクロン式は紙パックいらずなのでランニングコストがかからないのが大きなメリット。ただ日頃のメンテナンスが面倒で、特にフィルター付きのものはこまめに掃除しないと吸引力低下の原因となります。
コストを節約したいか、手間を省きたいか、どちらを重視するかで掃除機の選び方は大きくわかれるといってよいでしょう。
スティック掃除機はコンパクトで扱いやすい反面、キャニスター式に比べると吸引力が低いというイメージが定着していました.
ですが、最近のスティック掃除機は性能が進化していて、商品によっては優れた吸引力を持つものも多くなっています。
では吸引力にこだわりたい場合、どこに着目すれば良いのでしょうか?ポイントは大きくわけて2つあります。
吸引仕事率とは、その掃除機がどのくらいのパワーでゴミを吸引するかを数値化したもので、W(ワット)の単位であらわれます。
ただ、この数値が高ければ高いほどゴミをきっちり吸ってくれるのかというと、一概にそうともいい切れません。吸引力があまりに高すぎるとカーペットやマットまで丸ごと吸い込んでしまい、扱いづらくなってしまうからです。
ヘッドを自動的に回してくれる自走システムが搭載されていれば便利ですが、リーズナブルなローエンド製品にはついていないことが多いので注意が必要です。
ただ、ローエンド製品の場合、自走システムが必要なほどハイパワーな商品がないというのも事実なので、単純に吸引仕事率の高低で選んでも問題ないでしょう。
一方、ハイエンド製品の場合はコードレス式が多いのですが、バッテリーの電圧が安定しないこと。フィルター目詰まりによる吸引力の低下などがあることから、吸引仕事率が公表されていないものがほとんどです。
ただ、ローエンド製品に比べるとどれも性能は高いので、吸引力については問題ないといえるでしょう。
むしろ注目したいのはヘッドの性能で、カーペットや絨毯の上をきれいに掃除したい場合は硬めのナイロンブラシを採用したモーターヘッドタイプの掃除機を選ぶと隅々まできれいにゴミを除去することができます。
さらにブラシのコシが強いものを使うと毛足の長いカーペットの奥もしっかり掃除できるので、自宅にカーペットや絨毯が敷いてある家庭ではヘッド部分の素材や作りにもこだわることが大切です。
掃除機が重いと部屋から部屋へと持ち運ぶのに苦労するのはもちろん、使っている間もかなりの力を必要とするので腕が疲れてきてしまいます。
ですからなるべく軽くて扱いやすい掃除機を選びたいところですが、あまりコンパクトな製品だとヘッドが小さかったり、モーターが小さいぶんパワーが落ちるなどデメリットもあります。
さらに掃除機の重心がどこにあるかによっても取り扱いのしやすさが異なりますので、単純に軽さだけで選ぶのではなく、普段掃除する場所に合わせて製品を日買う検討したほうがよいでしょう。
ここでは掃除する場所ごとに適した掃除機のタイプをまとめてみました。
重量 | 重心 | ヘッドサイズ | |
---|---|---|---|
床掃除 | 軽量~普通タイプ | 下 | 普通~大きめ |
階段、高所 | 軽量タイプ | 上 | 普通 |
軽さにこだわる必要はありません。もちろん軽量であるに越したことはありませんが、それよりもヘッドの大きさやモーターまたはダストカップの位置、吸引力などを優先したほうがよいでしょう。
モーターやダストカップがヘッドの近くにあると重心が下になり、さほど腕の力を入れなくても床の上をすいすい滑ってくれるので便利です。
一方、二階建て以上の一戸建てや高所に棚や窓がある場合は軽量タイプのスティック掃除機を購入するのがおすすめ。さらに手元に重心があるものを選べば、ヘッド部分をラクラク持ち上げて階段や高所を掃除することができます。
階段や高所の場合はそれほどヘッドサイズが大きくなくてもいいので、軽さと重心をメインに製品を選択するのがベストです。
アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合、掃除機の出す音も気になるところ。大きな音を出しているとまわりの音も聞こえにくくなりますし、できれば静音性のいい掃除機を選びたいところですよね。
家電量販店などでは各掃除機のデモマシンが置いてあって実際に動作音を確かめることができますが、広々とした店内と自宅では音の聞こえ方に大きな差がありますので、実はあまり参考になりません。
そのため、静音性にこだわりたい場合はメーカーHPやカタログなどに記載されている「運転音」という項目をチェックしましょう。
運転音はdB(デシベル)であらわされていて、一般的に60dB以上から「うるさい」に分類されます。
掃除機である以上、さすがに「うるさい」レベルを下回る製品はなかなかないのですが、「うるさい」と「普通」の境界となる60dB未満の製品を選べば集合住宅で使ってもそれほど騒音を気にせずに済むでしょう。
現在、国内にはローエンドタイプからハイエンドタイプまでさまざまなスティック掃除機が発売されています。
掃除機は日常生活でひんぱんに使用するものなので値段だけで選ぶのはあまりおすすめできませんが、予算というものがあるのも事実。
そこで以下では最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯の3つにわけてスティック掃除機の価格をリサーチしてみました。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
2,000円~3,000円台 | 40,000円~50,000円台 | 80,000円~100,000円台 |
最安値価格帯と売れ筋&高級価格帯では数字の桁が違うところが驚きですね。ただ、最安値価格帯を購入する人はどちらかというとメインの掃除機ではなく、サブマシンとして使っているケースが多いようです。
一方、高級価格帯を購入する人はできるだけ長持ちさせたい人や、そのメーカーのファンだという人が目立ちますね。
確かに吸引力、軽さ、ヘッド性能、静音性などすべてにおいて満足度は高くなりますが、近頃の掃除機は中価格帯でも十分な性能を持っているので、売れ筋価格帯は高級価格帯の約半分で落ち着いているようです。
スティック掃除機を製造・販売しているメーカーはたくさんありますが、その中でも定番中の定番といえばこちらのブランド。
スティック掃除機の購入に迷ったら、まずはこの3つのメーカーの製品からチェックしてみることをおすすめします。
イギリス発の電気機器メーカーですが、ダイソンの掃除機といえば日本でも有名。
「変わらない吸引力」というキャッチフレーズからもわかるとおり、コードレスのスティック掃除機でありながらコード付きキャニスターに勝るとも劣らない優れた吸引力を実現しているところが高く評価されています。
コードレススティックならではの特徴をさらに活かした掃除機を世に送り出している家電メーカー。
壁際のゴミをしっかりキャッチしてくれる「ガバとりパワーノズル」やハウスダストを自動検知してくれる「ハウスダスト発見センサー」など画期的なシステムを生み出しています。
「ひとつ上のキレイ」を目指して最新式の技術を次々に開発・搭載していく家電メーカーです。
掃除機としての基本性能はもちろん、もっと快適におそうじするためのこだわり機能が数多く採用されています。
スティック掃除機で重視するポイントは人それぞれですが、まずは基本的な性能を比較して、自分が求める条件をクリアしているかどうかチェックしましょう。
今回はおすすめのスティック掃除機を厳選するにあたって、以下のポイントを比較材料にしています。
スティック掃除機は毎年のように新しいモデルが発売されていますが、家電のプロが今一番おすすめしたいのはどの製品なのでしょうか?
性能や使い勝手の良さなどを総合的に判断してNo.1を決定してもらいました!
コードレスでありながら、コード付き掃除機よりも優れた吸引力を誇るダイソンの最新式掃除機。
どこでもスイスイ掃除できる手軽さはそのままに、毎分最大125,000回転する超強力なデジタルモーターで、小さなホコリから大きなゴミまで残らずキャッチする脅威の吸引力を実現しました。
さらに捕集力の高い独自の製品設計を採用することで、より効率のよいゴミの収集に成功。なんと0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%もキャッチするというから驚きですね。
吸引モードは掃除する場所に合わせて3つから選べるので使っていてストレスも感じません。
しかも付属品が豊富で、せまいところもラクラク掃除できるミニモーターヘッドをはじめ、すき間ノズルやフトンツール、ソフトローラークリーナーヘッドなど多種多彩なアイテムを同梱。
カーペットや絨毯の汚れもしっかり取り除いてくれるダイレクトドライブクリーナーヘッドも使えるから、どんな部屋でもすみずみまできれいに掃除できますよ。
コードレスですが、充電時間が満タンなら最長60分も連続稼働できるので、1回の充電で家中まとめてピカピカにできるところも大きなメリットといえるでしょう。
さすが人気のダイソン掃除機だけあって、発売と同時にゲットする人も多数。
口コミでは「弱モードでも十分ゴミを吸い取ってくれる」「2LDKで使ってバッテリーは3分の1くらいしか減らない」など、吸引力にも使い勝手にも満足している人が多いようです。
わずらわしいコードがなくて、移動も簡単、せまい場所もラクラク掃除できるコードレス式スティック掃除機。
床掃除はもちろん、階段や高いところの掃除も手軽にできるので、家中ピカピカにしたい!という人にぴったりです。
ここでは扱いやすいコードレス式の中でも、特に吸引力や利便性に優れた製品を5つ厳選。メーカー独自の斬新なシステムも搭載されているので、自分のライフスタイルや好みに合わせて選んでみるといいですよ。
本体重量1.9kgと軽量ながら、細かいゴミまで残さずキャッチできるハイパワーなコードレススティック掃除機です。
その秘密は、パナソニック独自の便利システム「ハウスダスト発見センサー」と「ガバとりパワーノズル」にあり。
前者は約20μmの微細な花粉やダニなどを見つけてランプで知らせてくれる仕組みになっていて、見えないゴミがあるかどうかを一目でチェックすることができます。
一方のガバとりパワーノズルは、ヘッド部分が壁ぎわに当たるとノズルがガバッと開いて、壁ギリギリのゴミもしっかり吸引。いちいちノズルを付け替えなくていいので手間ひまかけずにお掃除できるところが魅力です。
延長管を取り外せばコンパクトなハンディサイズになるので、車内の掃除にも重宝しそうですね。
サイクロン式だから紙パックを購入する面倒もなく、たまったゴミはダストボックスを取り外して捨てるだけでOK。ダストボックスは丸ごと水洗いできるから常に清潔な状態をキープすることができます。
実際に購入した人の話を調べると「目に見えないゴミもすばやく吸引してくれる」「他とは比べものにならないくらいゴミがとれてびっくりした」と優れた集塵力を評価している口コミがたくさん見受けられましたよ。
独自機能「バーティカルトルネードシステム」で、強力な吸引力をずっとキープできるところが最大のポイント。
紙パックなしのサイクロン式ですが、8気筒の気流で微細な粒子までしっかり分離するので、目詰まりの原因となるフィルターは必要なし。
さらに高速機流でゴミと空気をきっちりわけ、強力な吸引力を99%以上持続させることに成功しました。
最後に強力な気流でゴミを小さく圧縮してくれるので、ゴミの量は従来比約1/2まで圧縮。ゴミ捨ての時にホコリが舞い上がることもないので、スッキリきれいに後片付けできるところがいいですね。
これだけ吸引力が強いと動かすのも大変そうに思えますが、自走式システムを採用しているからわずかな力でもスイスイおそうじすることが可能。
力のない女性でも毎日楽に使えるよう、モーターやサイクロン、電池も手元にバランス良く配置されているので、腕を軽く動かすだけで上下左右、高低に関係なく隅から隅まで掃除できます。
細かなところまで配慮が行き届いた仕様はユーザーからも好評で「ゴミが捨てやすいし、洗いやすい」「デザインも取り回しの良さも吸引力もとても気に入っている」といった喜びの声があがっています。
本体と一緒に多彩なツールが同梱されてくる多機能なサイクロン式スティック掃除機です。
強力にゴミを吸い取るパワフルスマートヘッド、車のシートやソファなどせまいところも簡単に掃除できるミニパワーヘッド、細いすき間にもするっと入るマルチすき間ブラシといったスタンダードなツールはしっかり完備。
さらにサッシの溝の掃除に便利なほうきブラシ、玄関マットの土や砂ぼこりも取りやすいハードブラシ、柔らかな素材で傷をつけずにお手入れできるハンディノズルなど、さまざまな装備が標準でついてきます。
延長パイプを使えば天井近くにも届くので、上から下までしっかり掃除したい人にぴったりですね。
吸引力の強さもさることながら、ヘッドの押し引きに合わせて前側のフラップが開いたり閉じたりする「シンクロフラップ」を搭載しているところが特徴。
普通の掃除機は押した時にしかゴミを吸い取ってくれませんが、シンクロフラップが閉じることによって圧力を調整し、引いた時にもごみを取り除くことができるのです。
この機能は特にじゅうたんやカーペットの掃除に大活躍。ヘッドがじゅうたんにはりつくのを抑え、どこでもスイスイ動かせるストレスフリーな掃除を実現します。
実際、ユーザーの口コミを見ると「ヘッドの前後動作がとても軽くて使いやすい」「いろいろ試したけど一番使い勝手が良かった」と利便性の高さが絶賛されています。
掃除機が重くて毎日大変……と悩んでいるにぴったりの電動パワーアシスト機能付きサイクロン掃除機です。
吸込口の裏側に専用モーターで動く走行車輪がついていて、掃除機が前に進もうとする力をしっかりサポート。
ハンドルに手を添えるだけでスイスイと前進してくれるので、手や腕に力を入れなくても楽にお掃除することができます。
もちろんただ軽いというだけでなく、ごみをキャッチする力も抜群。スリット状に絞った吸引部が内部の圧力をアップして、時速約100kmもの吸気風を発生させ、床の小さなごみも強力に吸引します。
サイクロン式なのでフィルターの目詰まりが気になるところですが、ごみと空気を強力に遠心分離する機能が搭載されているので、ハイパワーが持続。最初から最後まで気持ちよくごみを吸ってくれるところが人気の秘密です。
掃除が終わったら本体を垂直に立てるだけで自立するから、壁にいちいち立てかける必要はなし。しかも本体を立てると自動的に一時停止するスタンバイ機能が備わっているから、スイッチを押す手間もいりません。
再び使う時は本体を倒せば再開されるので、使いたい時にさっと使えるのが便利ですね。
ユーザーレビューでも「元のところに掃除機を戻さなくていいから面倒くさくない」と使い勝手の良さに満足している人が多数。
「コードレスクリーナーがこんなによく吸ってくれるとは思わなかった」と吸引力についても文句なしの声がたくさんあがっていますよ。
スウェーデンで100年もの歴史を誇る家電ブランド「エレクトロラックス」の最新式サイクロン型スティック掃除機です。
全世界累計1,300万台を記録し、日本国内でも100万台の大台を突破している人気ブランドの掃除機は、1台でスティッククリーナー、ハンディクリーナー、ふとんクリーナーの3役をこなす万能型。
本体の重さは5kgを超えますが、手首に負担がかかりにくい下重心型のスタイルと、人間工学に基づいたデザインの採用によって、体感重量を役500gにまで下げることに成功しています。
さらにヘッド部分は水平に180度動く180°イージーステア・ヘッドを導入。いちいち持ち手や掃除機の方向を変えなくても細かい部分までまんべんなく掃除できるのがうれしいですね。
通常モードで使用すれば最長で48分持続運転できるから、一戸建ての家でもまとめてお掃除できるでしょう。
ハンディクリーナーは本体からワンタッチでとりはずして使えるから、スティッククリーナーで床掃除しつつ、ソファや棚などをお手入れしてもOK。
さらにふとんクリーナーとしての機能も優秀で、一般的なふとん専用クリーナーの平均値を大きく上回る99.3%のダニアレルゲン除去率を実現しています。
さすが日本でも実績のある海外ブランドだけあって利用者の評価も上々。
「吸引力もほどよく、自立するから便利」「充電しておけば3LDKも余裕でかけられる」と特に使い勝手の良さに満足しているというコメントが多々見受けられるのが印象的です。
家中まとめてきれいにしたいから、途中でパワーが落ちるのは嫌!という人におすすめなのが安定の吸引力を誇るコード式スティック掃除機。
充電切れによるパワー低下に悩まされることなく、最後までガッツリごみを吸い込む爽快さを味わえます。
今回ピックアップした4つの掃除機は、吸引力の高さはもちろん、1台で何通りもの使い方ができる利便性の高さがポイント。かゆいところに手が届くオールマイティなスティック掃除機を探している人は必見です。
スティック、ハンディ、ふとんの3WAY使いができる便利なコード付きスティック掃除機です。
床はスティック、階段やソファはハンディ、ベッドにはふとんクリーナーと、1台であちこちを掃除できるから手軽に家中をきれいにすることが可能。
床掃除に最適なフロアヘッドには超吸引毛取りヘッドが採用されていて、その名の通り、髪の毛からペットの毛まで一度でしっかりキャッチしてくれます。
一般ゴミと毛を2ヶ所でわけて吸い上げるから中で絡まり合ったりする心配はなし。ダストピックアップ率が99%と高いのも多くのユーザーから選ばれる理由のひとつになっています。
サイクロン式だから紙パックは不要で、ワンタッチで簡単にゴミ捨てOK。ダストカップは丸ごと水洗いできるから、簡単なお手入れで常にきれいな状態を保っておくことができます。
コードは約4.8mと長さは十分なので、続きの部屋ならコンセントから抜いたり挿したりを繰り返さなくても一度にまとめて掃除できるでしょう。
購入者の口コミ評価をチェックすると「カーペットの細かいダストが取れて掃除が楽しい」「小型で場所を取らないし、ゴミ捨てが楽」と性能の良さを称賛しているコメントがいっぱいありますよ。
名前の通り、スティッククリーナー、ハンディクリーナー、ふとんクリーナーの1台3役をこなせる万能型のサイクロン式掃除機です。
スティッククリーナーは手元重心だから力のない女性やお年寄りの人でも手軽に動かせるのがうれしいポイント。掃除機そのものもフロアのずるや伸縮式延長パイプを取り付けた状態で1.9kgと軽量なので移動も苦になりません。
パイプは伸縮式で、めいっぱい伸ばせばソファやベッドなどのせまいすき間掃除にも大活躍。さらに手元にハンドルがついているから高所掃除もラクラクで、上から下までまんべんなく掃除できる自由度の高さが魅力ですね。
ハンディタイプにすれば、階段掃除やソファの上の掃除にも便利。そこからさらにふとん用ノズルに付け替えればふとんクリーナーに早変わりするので、わざわざ専用ふとんクリーナーを購入する必要はありません。
ノズルはフレキシブルに動くので、せまいところでももれなくごみを吸引することができるでしょう。吸引力の要となるフィルターとシリンダーユニットは水洗いできるから衛生面が気になる人にもぴったりですよ。
使い勝手の良さは実際に購入した人の声からもはっきりしていて「パワーもあるし、ふとん用ノズルがついているから万能」「高齢の母でもスイスイ動かせる」と良いコメントが数多く投稿されています。
わずか2.1kgと軽量ながら、吸込仕事率が100Wという優れたパワーを備えたサイクロン式クリーナー。
片手で簡単に動かせるコンパクトボディとは裏腹に、高速遠心分離サイクロンで吸込力が長時間もつので、一戸建てのマイホームでも隅から隅まできっちりお掃除できます。
標準で毛ブラシ付きすき間ノズルがついてくるから、サッシなど細くてせまい場所のお手入れにも使用OK。
ハンドルをはずせば簡単にハンディサイズに早変わりするから、場所に合わせて最適なスタイルで掃除できるのも人気の秘密となっています。
たまたゴミはワンタッチでぽいっと捨てられる「ラクステ」機能搭載。いちいちダストボックスをつけたりはずしたりしなくていいので手間ひまかかりません。
もちろんお手入れするときはダストカップもフィルターも取り外し可能。そのまま丸ごと水洗いすればいつでもピカピカの状態をキープできますよ。
コードは余裕たっぷりの約5mなので、「コード付きは移動がネック」と思っている人にもおすすめできるクリーナーといえるでしょう。
見た目もスタイリッシュなので、デザイン重視で購入した人も多数。「軽くて扱いやすいし、音も静か」「ゴミ捨てがワンタッチで本当に便利」など使い勝手の良さも評判ですよ。
延長パイプの取り付け方で3つのスタイルに変化する自由度の高いサイクロン式スティッククリーナーです。
延長パイプを手元に取り付ければ本体が安定し、広い場所も快適にお掃除することが可能。逆に延長パイプを先端に取り付ければ手元に重心がきて狭い場所や細かいところも疲労を感じずにお手入れできます。
そして延長パイプを取り外せばあっという間にハンディサイズに変身。ソファの上やシューズボックスなど、ちょっとしたところの掃除に重宝します。
家中掃除して集めたゴミは、ワンタッチで簡単にゴミ捨てOK。手を汚すことなくゴミを処理できるので、掃除のたびに不快な思いをする心配はありません。
ダストカップやフィルターは本体から取り外せばそのまま水洗いすることが可能。
細かいところの汚れも水でザブザブ洗えるので、いつでもきれいな状態を保てますし、吸引力も維持しやすいところが魅力的なポイントといえるでしょう。
開発元であるハイアールは、白物家電ワールドワイドブランド販売シェアにて世界シェアNo.1の実力を誇る人気ブランドとして有名。
日本でも評価が高く、「カーペットだけど問題なく吸ってくれる」「軽いし吸引力もあって、ゴミも捨てやすい」と大人気です。
力のない女性にとって、ずっしりと重い掃除機をあちこちに移動させるのは一苦労。腕も肩も疲れてしまって毎日の掃除がおっくうになってしまいますよね。
そんなお悩みを抱えている人におすすめなのが、コンパクトで取り回ししやすいスティック掃除機。女性でも片手で楽に動かせるからストレスなく家中お掃除できますよ。
今回はそんなコンパクトスティック掃除機の中でも特に使い勝手のいい4つの掃除機を紹介します。
本体重量が約1.2kgと業界でもトップを争う超軽量スティック掃除機です。
しかもコードレスタイプなので、床はもちろん、階段や棚の上、せまいところまでどこでもラクラク掃除できるのが特徴。
標準でブラシが付属されているので、ヘッドが入らない細かい場所のホコリ、ごみも逃さずスッキリ吸い取ります。
軽量かつコードレスだと吸引力が弱いのでは?と思うかもしれませんが、縦回転のサイクロン気流でゴミを強力に吸い上げる「サイクロンストリームヘッド」搭載なので、ダストピックアップ率は99%と高い数値をマーク。
普通のゴミだけでなく、目に見えないハウスダストもキャッチしてくれるハイパワーさも魅力のひとつといえるでしょう。
さらに家計にうれしいホコリ感知センサーも搭載。ゴミやホコリの量を見極めて自動でパワーをコントロールしてくれるから、消費電力を最小限に抑えることができます。
自動モードなら約30分間連続使用できるので、一度にまとめて掃除したいという人にもぴったりですね。
たまったゴミは紙パックごと捨てられて衛生的。面倒なフィルター掃除もいらないお手軽掃除機として人気を集めています。
見た目もシックなので「高級感があっていい」とユーザーからは好評。もちろん使い勝手に関しても「軽いし、専用スタンド付きだから置き場所に困らなくていい」と高い評価を得ています。
女性でも片手で楽に取り扱えるよう、重さを約1.5kgまで抑えることに成功した軽量スティッククリーナー。
軽さの秘密は掃除機の重さのもとになるパイプをドライカーボン製にしたこと。飛行機やロケットの材料としても用いられるドライカーボンは丈夫なのに薄くて軽く、パイプ部の厚みは従来品の約1/2におさえられています。
ただ軽いだけでなく使い勝手も抜群で、ヘッド部分を脚で軽く押さえてレバーを引けばスポッと抜けて、ブラシ付きノズルに変身。
細いところやせまい場所をスイスイ掃除した後は、元通りにノズルを差し込めばすぐに床掃除を再開することができます。
ノズルの差し込みは立ったまま行うことができるので、いちいちかがんだりする手間がなく、さくさく掃除を済ませられるところが便利ですね。
さらに付属の「はたきノズル」を使えば高いところの掃除も楽ちん。軽量だから上に持ち上げるのも苦にならず、手軽に家中をお手入れできます。
手元にあるバッテリーは取り外し可能で、急速充電回路搭載の充電器に差し込めばわずか約80分で充電完了。
もともとバッテリーは2個付属されているので、交互に充電・使用すれば毎日効率よく掃除することができますよ。
実際に使っているユーザーからも「バッテリーが2個あるのが便利」と好評。「軽くて取り回しがいいし、使っていない時に邪魔にならないのがいい」とコンパクトクリーナーならではのメリットも評価されています。
業務用メーカーとしておなじみの「マキタ」から発売されている家庭用モデルの紙パック式スティッククリーナーです。
ノズル、パイプなしの本体重量は1.1kgと業界でも屈指の軽量サイズ。持ち手もハンドルタイプで握りやすく、家全体を掃除しても腕や手が疲れにくいところが特徴です。
ヘッドが床面にぴったり密着するので、床と水平に倒しても浮いたりせず、ソファやベッドの下もしっかりお掃除することが可能。標準モードなら最長25分連続運転できるから、週末のまとめ掃除にも役立ちますよ。
バッテリがなくなってきたら手元のLEDライトが点滅してお知らせしてくれるので、充電のタイミングがわかりやすいのも便利ポイントのひとつ。
バッテリはスライド式のリチウムイオンで、付属の充電器に差し込めばなんと約22分で充電することができるのです。
うっかり充電し忘れても、ちょっと待てばお掃除に取りかかれるというのは他機種にはない魅力といえるでしょう。
バッテリは1.5Ah対応品が付属されていますが、もっと長く使いたい!という人は4.0Ahの高容量バッテリを別途購入してセットしてもOK。
充電時間約60分で最長67分間も連続使用できるから、部屋数の多い一戸建てでも余裕を持ってお掃除できますよ。
もともと業務用メーカーとして確固たる地位を築いているマキタの家庭用モデルということで発売当初から注目度は高く、一時は品薄になったほど。
口コミ評価でも「手軽だからワイパー感覚で使える」「掃除をするわずらわしさが減った」と前評判に違わぬ人気を誇っています。
2013年度グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュなサイクロン式スティック掃除機です。
カラーバリエーションは業界でも随一で、ベーシックなホワイトやブラウンのほか、ピンクやブルー、グリーン、オレンジとポップでかわいいカラーをラインナップ。
丸みを帯びたフォルムとまるで色鉛筆のようなカラフルさは女性を中心に高い人気を集めています。
もちろんただ見た目が良いというだけでなく、毎日のお掃除を手軽にする機能も満載。エアー回転ブラシが細かなゴミもしっかり吸引してくれるので、カーペットのホコリやペットの毛などもきれいに掃除できますよ。
本体はほぼ水平にまで傾けられるから、ソファやベッドの下もスイスイ。ヘッド部分も小回りがきくスウィングノズル採用で、せまいところや入り組んだところもスムーズに掃除できる仕様になっています。
見た目はコンパクトですがコード付きなので掃除中に吸引力が落ちる心配はなく、最後までハイパワーで吸引。
ゴミはワンタッチオープン仕様のダストケースから簡単に捨てられますし、フィルターは丸ごと水洗いできるからお手入れもラクラクです。
最初はデザインに惹かれて購入したというユーザーも「すごく軽いから毎日手軽に掃除できるようになった」「取り回しが良くて、置いていても邪魔にならない」と使いやすさの面でも満足しているようですよ。
掃除機はゴミを吸い取ってくれるけど、排気で空気が汚れるのが気になる……と思っていませんか?
実は空気を汚さず、むしろほこりやハウスダスト、花粉までキャッチしてくれるという空気清浄機さながらの機能を備えたスティック掃除機があるのです!
デリケートな赤ちゃんやお子さんがいるファミリー世帯や、アレルギーに悩まされている人は部屋も空気もまとめてきれいにしてくれる空気清浄機タイプのスティッククリーナーを試してみてはいかがでしょうか?
これ1台でスティッククリーナー、ハンディクリーナー、ふとんクリーナー、そして空気清浄機にまでなる1台4役の多機能掃除機。
スティッククリーナーは自走式パワーブラシを搭載しているので、軽い力で押すだけで広々とした床掃除もあっという間に終わらせることができます。
パイプをはずせば先端がブラシになったハンディクリーナーに早変わり。子どもの食べこぼしはもちろん、ヘッドを付け替えれば階段だって手軽に掃除できるのが魅力ですね。
さらに専用のアレルパンチふとんクリーンアタッチメントをつけるとふとんの上のアレル物質を抑制するふとんクリーナーとしても活用可能。大型車輪つきだからふとんを巻き込むことなく、滑るようにごみを吸引してくれます。
一通り掃除が終わった後、専用のスタンドに立てかければ今度は空気清浄機としてフル稼働。
0.3μm以上の微細なごみを99.97%以上キャッチするHEPAフィルターが搭載されているので、空気中に舞う花粉やハウスダストなど目に見えないゴミもしっかりキャッチしてくれるという優れものです。
しかも脱臭フィルター搭載でにおいも低減。ただ充電しているだけで空気もクリーンにしてくれる一石二鳥の掃除機はまさに画期的なアイテムといえるでしょう。
購入者の生の声をチェックしてみると「吸引力が想像以上に高くて、ゴミ捨ても楽ちん」「見た目がスタイリッシュだから空気清浄機として置いていても違和感がない」と見た目、機能性ともに称賛されています。
いざスティック掃除機を購入しようとしたとき、初めての人ほど疑問やわからないことがあれこれ出てくるのではないでしょうか?
毎日使う掃除機だからこそ、疑問や不安はしっかり払拭して納得した買い物ができるようにしておきましょう。
それぞれダストケースの形状が異なります。
サイクロン式=紙パック不要のクリーナーというイメージがありますが、実は同じサイクロン式でもダストケースの形状によって性能にかなり違いがあるので、安易にひとくくりにはできません。ダストケースの形状は大きくわけると以下3つに分類されます。
フィルターレスは最初から最後まで遠心分離を行うタイプで、文字通りフィルターがいりません。
なので目詰まりの心配がなく、長時間使っても吸引力が落ちないところが大きなメリットとなっています。フィルターのお手入れがいらないところも魅力ですね。
一方、フィルター+遠心分離は、最初は遠心分離でゴミを分け、途中からフィルターで細かいゴミをキャッチする方式です。
完全フィルタータイプに比べると若干目詰まりのリスクは減りますし、完全遠心分離タイプより一般的なので機種選びの幅が広いところが利点です。
そして最後のフィルター分離タイプは、遠心分離を行わず、フィルターのみでごみをキャッチする仕様のものです。
そもそもサイクロンというのは遠心分離タイプのことを指すので、フィルター分離タイプは厳密にいえばサイクロン式ではありません。
しかし、最初に説明した通り最近は紙パック不要=サイクロン式というイメージが定着しているため、こちらもサイクロン式に分類されます。
ただ完全にフィルターだけでゴミを吸引するのですぐに目詰まりしやすく、使っている最中に吸引力が低下してしまいますし、フィルターのお手入れも面倒なので、手軽さは他2つのタイプに及びません。
そのぶん安価ではありますが、掃除機は毎日使うものなので利便性や性能には妥協しないほうがよいでしょう。
性能はさほど変わりませんが、掃除に適した場所に違いがあります。
モーターや電池は重量があるので、手元にあれば重心が上に、ヘッド近くにあれば重心は下になります。
重心が下にある掃除機は床掃除するときに取り回しがしやすく、軽い力でもスイスイ滑らせることができて手首や腕に負担がかかりません。また、安定感があるので自立させられるのもメリットのひとつです。
ただ、ヘッド周りがごつくなるのでソファやベッドの下など狭いところは掃除しにくいですし、高いところのお手入れには不向きです。
一方、重心が上にある掃除機はヘッドを持ち上げやすいので、高所の掃除に向いています。ヘッドまわりがスマートなので家具の下にも入り込みやすく、細かい場所の掃除に適しているでしょう。
そのぶん手元が重く感じるので、長時間床掃除をしていると疲れてしまう可能性があります。また、安定感にやや欠けるので収納する時は専用ホルダーを壁に取り付けるなど、一工夫しなければいけないのが難点です。
このように一長一短なので、メインで掃除する場所や目的に合わせて選ぶことが大切です。
製品によっては重心を変えられる万能タイプもありますので、上から下まできっちり掃除したいという人はオールマイティタイプを選択するのもいいですよ。
スリムで取り回ししやすく、女性や高齢の人でも扱いやすいと評判のスティッククリーナー。
かつてはコンパクトさだけが魅力で、吸引力や性能は二の次というイメージがありましたが、最近のスティック掃除機は優れた機能性、利便性を兼ね備えていることがおわかりいただけたでしょう。
それぞれに特徴があり、得意なシーンも異なるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめ。
自宅がどんな間取りなのか、軽さを重視したいのかパワー優先なのか、ゴミ捨てはどんな方法が理想なのかなど、人によって掃除機に求めるものは異なりますので、まず自分のニーズや目的をきちんと洗い出すことがポイントです。
今回家電のプロに選んでもらった製品はパワー、利便性、機能性に長けたものばかりですので、自分の求める掃除機の形をある程度絞り込んでから参考にすれば、自分にとって満足度の高いスティック掃除機に巡り会えるはずですよ。