バドミントンラケットの最新おすすめはどれ?2020年の東京オリンピックにむけて、近年バドミントン選手の活躍が目覚ましく、競技人口も多くなっています。今回はおすす...
バドミントンラケットの最新おすすめはどれ?2020年の東京オリンピックにむけて、近年バドミントン選手の活躍が目覚ましく、競技人口も多くなっています。今回はおすすめなメーカー、さらには中学生や初心者向け、中級者や上級者別におすすめのバドミントンラケットをピックアップしてみました。またプレースタイルによってもラケットは変わるのか?そのあたりもプロに聞いてみましたよ。バドミントンをこれから始めようと思っている人はもちろん、買い替えを検討している人にも読んでほしいと思います。
ママアイテム編集部
バドミントンラケットを選ぶ時におすすめな選び方をピックアップしました。どこを重視するかによって、ラケットの選び方は変わってきます。
昔は木製が主流だったバドミントンラケット。現在はカーボン製とチタン製の商品がほとんどで、昔に比べると遥かに軽量化されています。それでも微々たるものですが重さはかわってきます。バドミントンラケットの重さの表記では「U」が使用されます。U~5Uまであり数字が大きければ大きいほど軽くなります。
重さ | |
---|---|
5U | 約75~80g |
4U | 約80g~85g |
3U | 約85g~90g |
2U | 約90g~95g |
U | 約95g~100 |
こうして重さをみるとg単位なのでわずかな差に見えますが、バドミントンの場合、長時間試合をすることもあるので、重たいラケットだと疲労度が違ってきます。
また重たいラケットは軽いものよりも扱いが難しく、疲労度がたまりやすい傾向にあり、初心者にはあまりおすすめできないと言われています。重さはバドミントンラケットを選ぶ上でとても重要な要素です。
特に中学生や高校生はデザインにこだわる人も多いと思います。例えばプロの選手が使用しているデザインと同じ物を使用したいと思う人もいますね。気に入ったデザインのものを使用することで、練習が好きになりレベルアップができる可能性もあります。子どものラケットを購入する場合は、デザインについてもしっかり確認してあげましょう。
バドミントンラケットは多くのものが男女兼用で、メンズ用レディース用という明確な表記はされていません。ただ商品によって、ラケットの重さなどでそれぞれにおすすめのものがあるようです。メーカーの公式サイトには女性と男性どちらにおすすめなのかが表記されていることもあります。
バドミントンラケットのフェイス部分とグリップ部分の中間の部分のことをシャフトといいますが、シャフトの柔らかさは選び方でも重要な項目です。シャフトは大きく分けて柔らかめ・若干硬め・硬めと大きく分けて3つのタイプがあります。シャフトの柔らかさによって、ショットした時のスピードが変わってきます。例えばシャフトの柔らかいラケットは、その分しなりやすいので、シャトルを打った時にスピードが早く、硬いラケットはパワーのあるショットが打てます。シャフトの硬いラケットは扱いが難しいため、上級者におすすめのラケットと言われています。
同じラケットでもグリップサイズが異るものもあります。グリップの太さの表記は「G」。ラケットの側面に表記されています。グリップサイズも重さと同じく数字が小さいほど太くなっています。メーカーでは4、5、6のサイズがほとんどです。手の大きさによって太さを選ぶのが基本ですが、太さによって力の入れやすさが変わります。細いグリップだと力が入れやすくなります。そのため細いグリップは繊細にコントロールしやすく、太いグリップは力がラケットに伝わりやすいです。グリップの太さに関しては、グリップテープがありますので自分の好みに合わせて調整が可能です。
コントロールするプレースタイルの人、パワーで攻撃する人、ダブルスが主体な人、どちらもバランス良くプレーする人などプレースタイルはさまざまです。
例えば、スマッシュで攻撃することが多いパワータイプなら重くてシャフトが硬いラケット、ダブルスの前衛での攻撃が多くコントロールするタイプならグリップが細く軽い操作性の高いラケットがおすすめです。自分がどんなプレースタイルなのかをチェックしてみましょう。
レベルによってもバドミントンラケットの選び方は変わってきます。ただグリップはグリップテープを巻いて使用するので、自分でも好きなサイズに調整が可能です。
重さ | シャフト | |
---|---|---|
初心者 | 5U | 柔らかめ |
中級者 | 3U~4U 4U~5U | 若干硬めのシャフト |
上級者 | U~2U | 硬いシャフト |
さらにバドミントンラケットは、メーカーによって対象レベルが設定されています。お店によってはメーカーが設定したレベルを表記してくれているところもあります。それを参考にしてみるのもいいですね。
ここでは競技用のラケットとして、チタン製、カーボン製、アルミ製にわけてチェックしていきます。
最安価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
チタン | 4,980円~ | 13,000円~25,000円 | 25000円~30,000円 |
カーボン | 4,980円~ | 10,000円~20,000円 | 20,000円~ |
アルミ | 1,620円~ | 3,000円~ | ー |
チタン製とカーボン製に比べ、アルミ製では価格に大きく開きがありました。売れ筋価格帯はどちらも10,000円~2万円前後の価格帯。競技者はもちろんですが、バドミントンを本格的に始めようと思っている人にはチタンやカーボン製のラケットが人気のようです。高級価格帯になるとカーボンでも高弾性カーボンフレームやレクシルファイバー、ナノメトリックを採用しているなど素材にもこだわりがあります。
バドミントンラケットといえば、YONEXが有名ですが、その他にも注目すべきブランドがあります。日本ではバドミントンのイメージがあまりないメーカーからも発売されています。
アディダスはドイツに本社を構えるスポーツブランドの中でもトップブランドと言える総合スポーツメーカーです。アディダスの創業当時は、スポーツシューズを作ることから始まりました。日本でもアディダスといえば、スニーカーのイメージが強いと思います。またサッカー用品のメーカーとしての印象もあります。アディダスの象徴するマークは月桂樹と三本線。バドミントンラケットのメーカーとしては、まだまだ有名ではありませんが、アディダスならではのデザインにもこだわりのあるラケットが販売されています。
アメリカのスポーツ用品メーカーであるウィルソン。もともとは副産物を再利用しビジネスをはじめた会社ですが、テニスラケットや野球用シューズを開発。その後スポーツ用品に専念し、バスケ干支ボールやゴルフなどのスポーツ用品も手がけていきます。そして、バスケットボールの公式や大リーグの公式グローブとなるなど、大きなブランドへと成長していくのです。2006年の3月、欧米を中心にして人気があったバドミントンラケットの国内販売を開始し、テニスで培ったラケットの技術を導入したモデルを発売します。日本のプロのバドミントン選手とも使用契約を結び、近年ではYONEXとともに注目を大きく集めているブランドです。
バドミントンをしている人であれば、このブランドを知らない人はいないといわれているほと有名なスポーツブランドです。東京都文京区に本社を置き、バドミントン用品では世界的にも圧倒的なシェアを誇っています。近年はスノーボードやゴルフ、サッカー用品などにも事業展開をしています。バドミントンラケットの素材にも使用しているカーボンの成型において、世界でもトップレベルの技術力をもっており、バドミントンラケットをはじめ、スポーツ用品の開発に活かしています。
バドミントンラケットを比較する上で、重視したいポイントです。重量やグリップサイズを比較して自分のプレースタイルや自分にとって使いやすいラケットを選んでいきましょう。
バドミントンラケットには多くの種類がありますが、いろいろと比較をし検討した結果、今一番おすすめしたい一本が決定しました。一番おすすめなバドミントンラケットは、日本が誇る国産メーカーのラケットでした。
CSカーボンナノチューブを採用することで、ラケットに強さと粘り、しなやかさが実現できたラケットです。さらに進化したネオCSカーボン・ナノチューブによって、シャトルをしっかりとくわえ込み反発力も高く、はじき出し、勢いのあるショットが打てます。オーバーヘッドのショットでのスマッシュで威力を発揮し、シャトルの沈みがいいので、スマッシュを気持ちよく決めたい、もっと勢いのあるショットを打ちたいと思っている人におすすめです。またショットの反発力だけでなく、コントロール性も実現しているので、ダブルスでゲームメーカーとして活躍している人にもぴったりです。男女ともに中級、上級者向けのラケットですが、シャフトが少し重くしなりにくいため、公式サイトではメンズの上級者におすすめとされています。初級や中級の方は慣れるまでに少し時間がかかることがあるかもしれません。
シングルプレイヤーはもちろんコントロール性もあるので、ダブルスでの利用にもおすすめです。
中学に入ってクラブ活動でバドミントン部に入部した人や、バドミントンを新たに始めてみようと思っている人向けのラケットです。
初心者でも扱いやすい万能タイプのバドミントンラケットを集めました。
CS-311はアルミフレームとスチールシャフトで作られたバドミントンラケットです。T型のジョイント構造を採用していて、シャトルを打った時の安定性に優れています。ガットもメーカーによって出荷時に張り上げられているので、購入してからすぐに使用できます。アルミフレームでできているのでとても軽くて使用しやすいのもポイントです。グリップサイズは平均的な4なので、握りやすいサイズ感です。グリップテープでの調整が可能なので、好みに合わせてサイズを調整できます。デザインもシンプルなので、年齢層を選ばない使いやすさがあります。
高弾性と高耐久性のある最戦隊素材であるピュアナノカーボンを採用したラケットです。とても軽いので、女性や中学生で始めてラケットを持つお子様にもおすすめです。シャフトが柔らかいので、ショットでもシャトルが伸びやすく打ち心地もしっかりと実感できるラケットです。初心者の最初の基礎練習であるクリアも楽に飛ばせると評判です。バドミントンの楽しさを実感するのにもピッタリなので、まさに入門におすすめのラケットといえます。耐久性もあるので、ハードヒッターの方でも使用していることもあります。メインのラケットのサブラケットとして持つ方もいます。ガッドの範囲も幅広く設定されているので、自分の好みにあわせられます。
中学生や初心者でもこれから本格的にバドミントンを始めたいと思っている人におすすめなのがコントロール性に優れているYONEXのナノレイ900です。また反発力と剛性を高めるためにX-フラーレンをシャフトに搭載することで、シャフトのしなりがよくスピードショットも打てます。あまり力のない女性や中学生でも角度のあるショットが打ちやすくなります。コントロール性が高く、コントロールに悩んでいる人でもこのラケットを使用することで、正確なショットが打てるようになったという声もあります。パワー系コントロール系どちらにも適応したバランス型タイプのラケットです。ダブルス、シングルスどちらにでも使用できます。
2018年2月の上旬に新モデルが発売された10ミリロングタイプのラケットです。オールカーボン製になっているのでとても軽く、アイソメトリックフレームが採用されているので、シャトルをコントロールしやすいのが魅力です。また反発力がとても高いので、初心者でも強い打球が打てます。趣味やレジャーで使用するのはもちろんですが、打った感覚を実感できれば、技術の上達ややる気の向上にも繋がりますのでこれから始めようと思っている人にもおすすめです。軽くて扱いやすいので中学生の女子にも人気があります。初心者から中級者までの方にピッタリなラケットです。
アルミフレームとカーボンシャフトの素材で作られているラケットです。鋭くシャトルを弾けるので、オーバーヘッドのショットでも振り抜きやすく、打った感覚が実感しやすいラケットです。軽くて扱いやすいので、初心者でも練習を重ねると速いショットが打てます。レジャー用としては十分過ぎるほどのクオリティであり、バドミントンをこれから始める人にもおすすめのラケットです。ラケットの重量も軽く作られていて、シャフトも柔らかいので、コントロールもしやすいのが魅力です。デザイン性も高級感があると評判です。バドミントンをとりあえずはじめてみよう、または続けるかどうかわからないけどやってみたいと思っている方におすすめのラケットです。
バドミントンを本格的に始めた人や、もっと技術を向上させたいと思っている人におすすめのラケットをタイプ別にピックアップしました。バドミントンを続けていくと自分がどのタイプにあてはまるのかもわかってきます。タイプに合わせてバドミントンラケットを選ぶことは上達への近道にもなります。自分がどのタイプなのかを見極めて選んでみてください。
デュアルオプティマムシステムという、表と裏で異なる形状を組み合わせることで、すべてのショットのパフォーマンスを高める効果が期待できるラケットです。
さらにラケットでは世界初となる、東レが開発した航空宇宙用の素材を使用してYONEXが新たに開発した「ナノメトリックDR」によって、ショットを打った時の反発力や粘り強さも実現しています。シャフトの柔らかさは、硬くもなく柔らかくもないので、中級者や上級者にとって扱いやすいラケットになっています。とくにデュアルオプティマムシステムを採用することで、バッグハンドでのショットにも打球感があります。もちろんフォアハンドでも打球感があり、さらに軽量化を実現していてフィットしやすいので、ハードヒッターやコントロールプレイヤーなどどんなプレースタイルにも対応できるラケットです。クリアをもっと大きく飛ばしたい、バッグハンドが上達したいという人にもおすすめのラケットです。
トライ・ボルテージシステムをラケットに搭載することで、相反しがちなパワーのあるスマッシュと、軽やかな操作性を可能にした上級者向けのラケットです。素材にはレクシルファイバーというYONEX独自の高級素材を使用していて、これにより、シャトルに対しての粘り強さや反発性、振動吸収性を可能にしています。打球感があり振り抜いた時の感覚も素晴らしく、ショットも安定して打てると評判なので、重厚感のあるスマッシュを打ちたいという人や攻撃型のプレースタイルが中心の人におすすめです。赤と黒をベースとしたデザイン性のあるラケットで、見た目の良さにも定評があります。ラケット自体は非常に軽くフィット感がありますが、しなりの良さやシャトルの飛びの良さから慣れるまでには少し時間がかかるため、初心者には扱いが難しいと言われています。シングルプレイヤーはもちろん、ダブルスのパワータイプの方におすすめのラケットです。
八角形の形状を採用することで、空気抵抗が軽減されていてコントロールがしやすいラケットです。さらに高強度と高弾性の特殊チタンによってシャトルを打った時の打球感もあり、クリアーやレシーブも楽に飛びます。手首や腕などに、衝撃を軽減するようにザイロンスーパーファイバーを使用した特殊構造になっています。ラケット自体は軽量で、オーバーショットでも振り抜きやすいので、学生や女性で本格的にバドミントンをプレーしている人や真剣に始めたい人にもおすすめのラケットです。 プレースタイルではダブルスの前衛で、テクニックでゲームを作りたい中級者にピッタリです。テクニックを向上させたい人やメインのラケットとしてではなく、サブラケットとして持っている人も多いです。
バドミントンラケットを購入する時の疑問や質問をまとめています。
バドミントンラケットも壊れることがありますので、いつまでも使えるというわけではありません。競技用で使用されているバドミントンラケットは、日本バドミントン協会の検定合格品です。耐久性に大きな差はありませんが、それでも多少は弱い素材なども存在します。ラケットが壊れる原因としては、プレー中にラケットがぶつかる、カーボン繊維が切れる、ガットによる強い圧力により折れる、シャフトが折れるなどがあります。また長期間使用していると、カーボン繊維が切れる原因となり、これによりラケットが壊れやすくなります。ですから普段からメインのラケットと一緒にサブのラケットを用意している人も多いです。
ラケットを購入するときは、まずは実物が見られて、試打できるお店で感触を確かめてから購入することをおすすめします。ラケットには重さやグリップの太さ、おすすめのレベルなども表記されていますが、実際にラケットを手に持ってみた感覚は違ってくるものです。自分に合うものや合わないものが微々たる差でも出てくることがあります。もちろん自分のレベルにあったものやタイプに合ったものを選ぶのは大前提ですが、その中でも選択肢はいろいろありますので、実際に手にとってみましょう。初心者の方の場合は、初めてなのでよくわからないこともあると思いますが、中級者や上級者になってくると、重たいラケットがいいのか、軽めのラケットがいいのか、シャフトは柔らかめなのか、硬めなのかが好みがハッキリしてきます。試打することでコレだ!と思えるラケットが見つかるはずです。
バドミントンラケットの選び方は、重さだけでなくグリップの太さやシャフトの柔らかさ、自分のレベルやタイプによって異なってきます。レジャー感覚で始めたい人や本格的にバドミントンをしていきたいと思っている人、もっと技術を向上させたい人など目的によって、ラケットの選び方は違います。まずは自分がどのようにバドミントンをするのかを明確にしてみてください。自分のプレースタイルや技術にぴったりなラケットがみつかれば、きっとバドミントンをすることが楽しくなりますし、上達も早いはずです。