ずっと使い続けたくなるおすすめのダイニングチェアを、16脚お届けします。ひとり用の椅子だけではなく、ベンチタイプや子供用の椅子など、バラエティーに富んだ品ぞろえ...
ずっと使い続けたくなるおすすめのダイニングチェアを、16脚紹介します。
ひとり用の椅子だけではなく、ベンチタイプや子ども用の椅子など、バラエティーに富んだ品ぞろえです。
チェアの形状や素材、材木の種類、おすすめのブランドなど、買ってから後悔しない選び方のポイントもまとめています。
椅子を新調したい方、ダイニングを憧れの北欧テイストやカフェ風にしたいという方、必見!
家族や友達と囲む食卓にふさわしい、素敵なダイニングチェアを見つけませんか。
ママアイテム編集部
みんなで囲む食卓には、食事の時間が楽しくなるようなとっておきのダイニングチェアを用意したいもの。素敵なデザインと、座り心地の良さを備えたチェアを選ぶときのポイントはどこなのでしょうか。
ダイニングチェアを選ぶに当たって、押さえておきたいのが椅子の形です。1人用のほか、ベンチタイプという選択肢もあります。1人用の椅子なら、まずはリプロダクト品と呼ばれる名作チェアの復刻版がおすすめです。
例えば、北欧家具の巨匠ハンス・J・ウェグナーがデザインした「Yチェア」は、背もたれ部分が「Y」字に見える洗練されたデザインと抜群の座り心地。置いてあるだけでダイニングをおしゃれに彩ってくれるでしょう。
「イームズチェア」は、スチールと材木を使用した脚部と、柔らかな曲線を描いたプラスチックの座面を組み合わせた椅子。カラーやファブリックのバリエーションも豊かです。
また、お客様を招くことが多い場合や、寛いだ雰囲気の食卓にしたいときは、ベンチタイプがおすすめです。背もたれのあるベンチを選べば、よりリラックスできるでしょう。1人用の椅子と組み合わせると、カフェのようなおしゃれな印象のダイニングにできます。
ダイニングチェアには、丸太から切り出したままの風合いが楽しめる無垢材が使用されます。購入の際には、ぜひ材木の種類もチェックしておきましょう。
例えば、年と共に色が変わる「経年変化」が楽しめるのは、世界三大銘木にも数えられるウォールナットです。重厚感のあるダークカラーが特徴で、明るい色合いへと変化します。
また、ダークチェリーもオレンジ色から濃いレッドへの変化が楽しめる材質です。明るいホワイトの木肌が美しいメープルは、味のある黄みがかった色へと変化します。ウォールナットと共に三大銘木に数えられるチークは、光沢のある美しい木目が魅力で、耐久性と耐水性に優れています。
ビーチとも呼ばれるブナは、硬めで弾力性があります。優しい色合いが魅力です。「曲げ」に適した材質で知られるオークと共に、椅子をはじめとする家具全般に用いられます。パインやラバーウッドは、加工しやすい柔らかな材質で知られています。
ダイニングチェアに使用される素材には、どのようなものがあるのでしょうか。すでにご紹介した材木のほか、プラスチックや金属なども、よく使われる傾向です。座面の張り材には布地のほか、皮革も数多く用いられます。本革と合成皮革があり、購入時にはチェックしておきたいポイントです。
座り心地を良くするため、座面内部にはウレタンフォームなどのクッション材やスプリングが入ることもあります。長時間座ることが多い場合には、座面内部の素材やクッション性も確認できるとよいでしょう。
ダイニングチェアを購入する際に参考にしてほしい価格帯と、それぞれの特徴についても押さえておきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 2,000~2,500円 | 8,000~10,000円 | 30,000円以上 |
特徴 | 家具量販店の商品や名作チェアの復刻版も見られる | カジュアルからスタイリッシュなデザインまで幅広いラインナップ | 輸入家具やオリジナルの名作チェア、ベンチタイプもある |
素材 | 主材はプラスチックのものが多い | 無垢材のほか、合成皮革や上質感のあるファブリックも使用 | 本革や高級木材を使用し、細部にこだわった装飾が施される |
ここで、おすすめのメーカーとブランドを紹介します。
世界的にも人気の高いIKEAは、スウェーデン発の家具量販店です。テーマパークのように広々とした店舗には、北欧らしさ漂うおしゃれな家具が豊富にそろっており、幅広い年代層から支持されています。
愛知県に本社がある「カリモク家具」は、1940年創業の老舗家具メーカーです。素材の良さや座り心地にこだわった商品作りで知られています。「Kチェア」で知られるブランド「カリモク60」が人気です。
和歌山県に本社がある「ぼん家具」は、インターネット通販で家具を直売するお店「ゲキカグ」を運営する会社です。機能性が充実したシンプルな家具を多数ラインナップしています。
それでは、実際に商品を見ていきましょう。今回紹介する商品の選定ポイントは、以下の5つです。購入の際の参考にしてみてください。
最初におすすめするのが、イタリア製のゴージャスなチェアです。ダイニングを特別な空間にしたいときに、いかがでしょうか。
「革張りダイニングチェア」は、クラシカルな趣の椅子。イタリアから直輸入しています。張材には牛革を使用しており、ツヤと深みのある落ち着いた色合いで、見た目にも高級感があります。
使用されている木材はビーチ材。頑丈でしっかりとしていながらも、きめ細やかで美しい木肌が特徴的です。フレームや猫脚には繊細な彫刻が施され、優雅な印象を作り出しています。
座面内部には、クッション材であるウレタンフォームと、衝撃を吸収するコイルスプリングが入っており、快適な座り心地です。肘置きはありませんが、背もたれに高さがあるので、ゆったりと体をあずけられます。
重厚感のあるチェアは、置いてあるだけでダイニングを特別な空間にしてくれます。次の世代にも受け継げるクオリティーの高いチェアを探している方に、おすすめしたい一脚です。
次にご紹介するのは、人気の北欧風ダイニングチェアです。材木を使用したシンプルであたたかみのある椅子は、食卓をおしゃれに彩ってくれます。
北欧風のダイニングチェアと言えば、IKEAを外すことはできません。「INGOLF」シリーズのダイニングチェアは、背もたれのクロス部分がデザインのアクセントに。シンプルな中にも、IKEAらしい北欧テイストとナチュラル感が魅力です。
パイン材は、あたたかみのある風合いが特徴で、使うほどにツヤが増します。表面の消耗を防ぐ耐摩耗性に優れているので、毎日使う食卓のチェアにはぴったりです。背もたれが高めなので、長く座っていてもしっかりと体を支えてくれます。
カラーはシックなブラウンブラックをはじめ、ナチュラルなアンティークステイン、明るくかわいらしいホワイトもあり、お好みのテイストを選べます。
使い続けても飽きのこないデザインのチェアは、周囲のインテリアにもさり気なくなじみ、食卓で長く活躍してくれるでしょう。
IKEAの「KAUSTBY」シリーズからは、ベーシックなスタイルのダイニングチェアをご紹介します。4本の横棒が渡されたシンプルな形状の背もたれは、高さがあり、縦長のスタイリッシュな印象です。
カラーは、落ち着いた色合いのブラウンブラックと、木の風合いが活きたアンティークステインの2色。パイン無垢材を使用しており、使い込むほど味が出てくるのが特徴です。
シンプルで主張しすぎないデザインでありながらも、存在感が十分なチェア。年代を問わず、落ち着いた雰囲気のダイニングを演出するのに、ぴったりのアイテムと言えるでしょう。
無垢材の素朴な風合いを活かした、IKEAの「IVAR」シリーズ。飾らないシンプルなデザインが印象的なチェアは、北欧風のナチュラルなインテリアと相性抜群です。パイン材を使用しており、色味は明るく、あたたかみがあります。必要に応じて表面加工を施せば、耐久性や使いやすさが一層増します。
明るいトーンのインテリアと組み合わせると、爽やかであたたかみのある食卓に。ダイニングに北欧テイストを取り入れてみたいときに、おすすめのチェアです。
丸みのあるコンパクトなフォルムの「ダイニングチェア」は、置いてあるだけで、おしゃれなカフェにいるかような気分が味わえる一脚です。
座面にはクッション性のあるウレタンフォームが入っており、長い時間でも座っていられる快適さを生み出しています。布地はポリエステル素材で、サラリとした肌触りに加え、耐久性もあります。
ラウンド状の座面とは対照的に、直線的な脚部にはブナ材を使用しており、ナチュラルで柔らかな印象を与えてくれます。
カラーリングは、北欧風のインテリアには欠かせないベージュ、ブルー、グレーの3種類。見ているだけで和やかな気持ちにさせてくれます。リビングにはもちろん、ぜひダイニングに取り入れてほしいチェアです。
ダイニングチェアを代表する名作「イームズチェア」を復刻した一脚です。背もたれから肘置きにかけての美しい曲線はオリジナルそのままに、上質感のある布地がプラスされています。
座面にはウレタンが使用され、奥行きが深めなので、包み込まれるようなゆったりとした座り心地です。脚部には木材が使われているので、親しみやすさやぬくもりも感じられます。
置いてある空間をモダンでおしゃれな雰囲気にしてくれるのは、名作チェアならではの魅力。素敵なダイニング作りには、ぴったりのアイテムです。長く選ばれ続けているイームズチェアを、食卓にも取り入れてみませんか。
ゆったりと寛げるダイニングにしたい。そんなときにおすすめなのが、ベンチタイプのチェアです。素材の良さを活かした、スタイリッシュなデザインの椅子がそろっています。
カリモクの「ベンチシート」は、ベーシックなデザインと座り心地の良さが魅力のダイニングチェアです。
床から座面までが39.5cmあり、足をしっかりと床に着けられる高さ。背もたれと座面のゆるやかな曲線が、無理のない座姿勢を保ちます。椅子の幅が広いので、スペースを広くとって座れるのも特徴です。
張材は、合成皮革か布張りから選べて、カラーや素材も豊富にそろっています。合成皮革を選べば、シックで上質感のある雰囲気に。布地なら、個性豊かな表情やあたたかみのある雰囲気を楽しめます。張材に加えて、木材のカラーも選択可能です。
長く使い続けられるよう、修理やパーツ交換などのサポートが手厚いのも、カリモクの商品ならではです。そのときのインテリアに合わせて、お好みのテイストにカスタマイズしてみませんか。
カリモクの「ダイニングベンチ CU4712-LL」は、フラットなラインが印象的な椅子です。背もたれには、木目が美しいオーク材が用いられ、上品な中にもナチュラルな魅力にあふれています。
座面内部には、クッション性のある高密度のウレタンフォームを使用し、快適な座り心地を実現。表面には、汚れた時にも掃除しやすい合成皮革が張られており、カラーはベーシックなベージュやブラウン系のほか、グリーン系もそろっています。
木部のカラーも、シアーホワイトやブラウン、シアーブラックなどを取りそろえており、いずれも上質感とぬくもりを感じさせてくれる色合いです。
すっきりとしたフォルムのベンチからは、どことなく品の良さも感じられます。落ち着いたおしゃれな雰囲気のダイニング作りに、いかがでしょうか。
カリモクの「ダイニングベンチ CU7203E501」は、滑らかな曲線を描く背もたれのフォルムが特徴的なチェアです。オーク材の美しい風合いが活かされた木部は、カラーバリエーションも充実しており、それぞれに違った表情を見せてくれます。
座面シートも、多彩なカラーを取りそろえており、素材は合成皮革と布地から選べます。布シートは取り外しが可能なカバーリングタイプで、お手入れにも便利。水洗いができる生地もあるので、ご自宅で洗濯をしたい方にはおすすめです。
カバーリングシートを変えるだけでも、お部屋の雰囲気を十分に変えられます。木のぬくもりが伝わってくるチェアは、食卓での団らんに華やかさをプラスしてくれるでしょう。
「ぼん家具」からご紹介する「ダイニングベンチ」は、コンパクトでベーシックな形が特徴的です。シンプルな印象ながら、ダークな色合いで重厚感があります。
座面には、ウォールナット材を貼り付けた突き板仕上げの木材を使用。木目の美しい風合いを楽しめます。座面の下には物が置けるスペースがあるので、ベンチとしてだけでなく、棚としても活用が可能です。
アイデア次第で、多彩な使い方ができるのが魅力。ダイニングだけではなく、リビングや玄関など、ご自宅のさまざまな場所で活用してみてください。
家具デザイナー岩倉榮利によるダイニングベンチは、座面に本革を使用し、ワンランク上の高級感が楽しめるチェアです。
本革ならではのツヤが美しい座面は、なめらかな手触り。脚部は下にいくほど広がり、見た目はすっきりとしていながらも、安定感があります。
カラーは2種類あり、ナチュラルなオーク材を使った明るい色合いと、重厚感のあるウォールナット材を使用したモダンで落ち着いた色合いから選べます。
自然界や人々への思いを込めてデザインしているというチェアは、長く使い続けたくなる特別感にあふれた一脚です。
家族で囲むダイニングテーブルには、子どもが安心して座れるチェアも欠かせません。デザインと機能が充実した子ども用のダイニングチェアをお届けします。
1960年代、デンマークのヴェルナー・パントンによってデザインされた名作「パントンチェア」の復刻版です。座面から脚部までが一体となった流線型のモダンなデザインは、長きに渡って、人々から愛されてきました。
素材は、ABS樹脂と呼ばれるプラスチック。耐衝撃性や加工性に優れ、光沢も美しく、ほどよい柔軟性もあります。ビビッドなカラーリングは、ホワイト、ブラック、レッド、オレンジ、イエローの全5色です。
大人用と子ども用のサイズがあり、ぜひサイズや色違いでそろえてみてほしいチェア。重ねて収納すれば、それほど幅もとりません。置いてあるだけで、食卓が明るくなる一脚です。
昔懐かしい気持ちにさせてくれる、スタンダードなデザインの子ども椅子です。ライトブラウンのカラーリングと、美しい曲線を描く背もたれが、レトロで上品な印象をプラスしています。
椅子全体の背は高めですが、しっかりと体を支えられる背もたれや肘置きがあり、後ろや横からの転落を防いでくれます。足置きもついているので、安定した座姿勢を保てます。
お客様を呼んだときや、お祝いの席など、きれいに整えたダイニングにあっても違和感のない、おしゃれなたたずまいのチェアです。
ホワイトとブラウンのカラーリングが上品な「シロカネ」の子ども用チェア。お子様の成長に応じて、座面や足置きの高さが変えられ、軽く手を置ける肘置きもあります。脚部は、下に向けて広がっているので安定感もあります。背もたれ部分を取っ手にすれば、椅子の移動にも便利です。
座面には、ポリ塩化ビニール素材が使われており、汚れがついても拭き取りやすく、お手入れが簡単なのもうれしいところ。長く使い続けられる子ども用チェアを探している方に、おすすめです。
「LIFE DESK CHAIR」は、子どもから大人まで使える機能的な椅子です。座面、足置き共に、高さが5段階まで調整できます。主な材質であるアルダー材は加工がしやすく、木肌が美しいのが特徴。木の風合いを活かすオイル仕上げで加工してあります。
座面はクッション性があり、長い時間でも快適な使い心地です。カラーは、ホワイト、ピンク、グリーンの3種類で、いずれもかわいらしい色あい。ホワイトにはポリ塩化ビニールを、ピンクとグリーンにはファブリックを使用しています。
移動するときに便利なキャスターがついており、座面に重みがかかると自動的にロックがかかります。座面の下部が棚になっているので、ひざ掛けや本など、ちょっとしたものを収納できます。
ローテーブルでの食事にはもちろん、デスクワークにもいかがでしょうか。
「すくすくチェア プラス」は、座面の高さと奥行き、足置きの高さが調整できる椅子です。座面の高さは6段階あり、座りはじめのお子様から大人まで使えます。
テーブルとガードがついており、取り外しも可能です。下にいくほど広がる脚部は、安定感があります。
優しい木の風合いが伝わってくるシンプルなデザインが魅力的で、カラーは、ナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウンといった落ち着いた色合いから、ホワイト、グリーン、レッドなどの明るめの色合いまでそろっています。
お子様の成長や目的に応じて多彩な使い方ができるチェアは、ダイニングでも長く活躍してくれるでしょう。
最後に、みなさんが気になる疑問や質問にお答えします。
ダイニングチェアが心地よいと感じる高さは、身長や足の長さによって違ってきます。日本製のダイニングチェアだと、座面の高さは40cm前後のものが多いようです。
自分に合う高さかどうかのポイントは2つあります。ひとつめは、座ったときに足の裏が床につくということ。ふたつめは、膝が垂直になるということです。
また、椅子とテーブルの高さが合っているかどうかも重要です。座面からテーブルまでが、25~30cm程度離れていることを目安に、選んでみてください。
気になるダイニングチェアは見つかりましたか。
使われる素材によって、椅子全体の雰囲気も違ってきます。ダイニングの模様替えをしたいときに、すべての家具を買い換えるのはなかなか難しいことです。そんなときは、椅子を変えてみるだけでも、お部屋の雰囲気をずいぶんと変化させられるでしょう。
また、ダイニングチェアは毎日のように使うものなので、ぜひ座り心地の良さにもこだわってみてください。長時間座っていることが多いなら、座面のクッション材や背もたれの有無は、椅子選びの重要なポイントとなります。
ダイニングは、家族や友人、お客様と共に、食事を楽しむ空間です。大切な人々と多くの時間を過ごすダイニングにふさわしい、素敵なチェアを探してくださいね。