サラウンドヘッドホンのおすすめ11選!接続方式と用途で選ぶ【2023年最新版】

この記事では、もっと臨場感あふれる音を聞きたいあなたに、おすすめのサラウンドヘッドホンを11種類ピックアップ!持っているヘッドホンは20種類を超える音楽マニアの...

この記事では、もっと臨場感あふれる音を聞きたいあなたに、おすすめのサラウンドヘッドホンを11種類ピックアップ!持っているヘッドホンは20種類を超える音楽マニアの意見を参考に、接続方式と用途の観点から詳しく説明していきます。

サラウンドヘッドホンは、音で世界を作る魔法のアイテム。音の持つ情報を最大限に引き出してくれるヘッドホンを使い、その魅力に浸ってみてください。

ママアイテム編集部が総力を挙げて選んだ、ヘッドホンの決定版!あなたを異世界に誘う、7色の音を鳴らすヘッドホンを見つけましょう。 

ママアイテム編集部


サラウンドヘッドホンのおすすめな選び方5つ


サラウンドヘッドホンと聞くと、なんだか上級者向けのように聞こえるかもしれません。しかし、怖がらないでください。原理は普通のヘッドホンと同じ。サラウンドヘッドホンの選び方を知って、今よりも臨場感のある音を楽しみましょう。


1.有線・無線どちらがいい?接続方式をチェック

サラウンドヘッドホンに限らず、ヘッドホンには有線と無線の製品があります。どちらにも一長一短あるので、それぞれのメリットとあなたの理想が近いものを選んでみましょう。


有線タイプ

有線のメリットは、音質の良さ、通信の安定性です。有線は、物理的に接続されているので、音が途切れることなく再生し続けることができます。USBタイプの入力であれば、音が劣化せずにヘッドホンに伝わります。


デメリットは、やはりコードがあること。端子がステレオ標準の6.3mmの場合は、変換コネクタが必要なことです。ヘッドセットのようなマイク付きの場合は、ほとんど有線となります。


無線タイプ

無線のメリットは、コードがないことにつきます。頭を自由に動かせる、コードが引っかからないというメリットが生まれるので、一度使えばその便利さからはなかなか抜け出せないでしょう。


デメリットは、比較的重いこと、送信機を準備する必要があること、充電が必要なこと、接続が不安定な場合があることです。とくに充電に関しては、突然切れてしまうこともあるので、長時間楽しみたい人には向いていません。


無線タイプにもマイク付きがありますが、あまり数は多くないようです。


2.ゲームならヘッドセットが便利!用途をチェック

ボイスチャットを利用するゲームの場合、マイクとヘッドホンが一緒になったヘッドセットタイプを選ぶと便利です。マイクを別に用意するよりも、シンプルな構成で使うことができるようになります。


単純なゲームやテレビ、映画などの観賞用であれば、選択肢が広がるので、ヘッドホン単体のものを選ぶのをおすすめします。ヘッドセットの中にもマイクが外れるタイプがあるので、両方の用途で楽しみたい場合は、このタイプを選びましょう。


3.サウンドの立体感で選ぶ!チャンネル数をチェック

サラウンドとは、3ch以上の音声を指す用語です。ステレオの左右だけでなく、奥行きや高さ、前後などさまざまな音を楽しむことができます。基本的に、チャンネル数は多いほど立体感は増します。


ただし、元の音声がそのチャンネル数に対応していない場合は、サラウンド本来の性能を引き出すことはできません。自分が聞きたい音声が何チャンネルの音声か知ったうえで、できるだけ多いチェンネル数のヘッドホンを選びましょう。


4.サラウンドを再生できるものを選ぶ!対応フォーマットをチェック

サラウンド音声を再生するといっても、実は音のフォーマットは多種多様。Dolby Digital、DTS digital Surround、Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、DTS Neo:6など、把握するだけでも大変な作業となります。


Dolby Digitalは、多くのコンテンツで採用されている5.1ch対応のフォーマットです。少なくとも、このフォーマットの音を再生できるヘッドホンを選んでおきましょう。高音質を求めるなら、Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audioをチェックしておきましょう。


これらは、音源をそのまま扱うフォーマットなので、最高音質で楽しむことができるようになります。


5.価格相場と買うべき値段をチェック

サラウンドヘッドホンは、ヘッドホンの性能はもちろん、プロセッサー付きやアナログ端子・デジタル端子によっても値段が変わる傾向にあります。


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格~10,000円10,000~40,000円40,000円~
特徴アナログ端子やBlueTooth接続のヘッドホン。
7.1chでの再生ができる。
増設用。
プロセッサーの付いたセット。7.1chは当たり前。

最安値価格帯は、ミニステレオプラグが多く採用されたお手軽サラウンドヘッドホン。音を出力する側機器が5.1chに対応していれば、この価格帯でもすぐにサラウンドを楽しむことができます。


売れ筋価格帯は、7.1chまで対応したヘッドホン。BlueToothやUSB接続により、音質が劣化することなくヘッドホンに届きます。プロセッサーがあること前提の増設用ヘッドホンも多く並びます。


高級価格帯は、プロセッサーも一緒になったセット売りの価格帯。ヘッドホン単体でこの価格のものもありますが、セット売りの方が傾向としては多くみられます。7.1ch再生は当たり前です。


サラウンドヘッドホンのおすすめメーカー・ブランド


サラウンドヘッドホンは、ヘッドホンを知っている人なら一度は聞いたことのあるメーカーが多く参入しています。ここでは、サラウンドヘッドホンを扱う3社をピックアップして紹介します。


1.Logicool(ロジクール)

Logicoolは、キーボードやマウスなどのパソコン周辺機器を扱うブランド。とくに入出力デバイスに力を入れています。ヘッドホンもその1つ。ゲーミング用にヘッドセットとして発売される商品が多くあります。


2.Panasonic(パナソニック)

Panasonicは、白物家電やAV機器など幅広いジャンルで電子機器を扱うブランド。ヘッドホンでは、低音と高音をしっかりと聞くことができる音が特徴です。


3.SONY(ソニー)

SONYは、ヘッドホン、音楽プレイヤー、カメラなど、ありとあらゆる電子機器を扱うブランド。ヘッドホンの分野でも一般用から業務用まで幅広く扱っています。サラウンドヘッドホンでもその技術をふんだんに使った商品が展開されています。


今回の商品の比較ポイント

今回は、サラウンドヘッドホンの名を示す、チャンネル数に注目していきましょう。また、マイクが付いているか知っておくことで、ボイスチャットやオンラインゲームに向いているかも分かります。


  • チャンネル数
  • マイク

今、編集部がおすすめするサラウンドヘッドホンはコレ!

今回一番おすすめするサラウンドヘッドホンは、ゲーミング用ヘッドセットです。ノイズキャンセリングの付いたマイクや、長時間着けていても疲れにくい軽さなど一日中ゲームを楽しみたい人におすすめの1品です。


Logicool(ロジクール)「サラウンド サウンド ゲーミング ヘッドセット G430」


  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:○

バランスのとれた導入向けヘッドセット

Logicool「サラウンド サウンド ゲーミング ヘッドセット G430」は、USBと3.5mmステレオミニプラグに対応した有線のサラウンドヘッドセット。PCゲームを楽しみたい人におすすめの1品です。


特徴は、もちろん7.1chのサラウンド。7.1chは、前後、左右、上下、中央、重低音の7+1の音を再現するシステムです。ゲームをする人には、どの方向から足音がするかは生死を分ける重要な情報。是非、使いこなしてほしい機能です。


ヘッドセットの最大の特徴は、マイクです。このヘッドセットのマイクは、ノイズキャンセリングがついていて、周囲のノイズを低減し、自分の声のみを拾ってくれます。FPSゲームなどで、声が綺麗に聞こえない!という状況を極限までシャットアウトします。


イヤーパッドには、スポーツ用素材で使われるクロス素材を採用。取り外し可能なので、クリーニングすることができます。長期間使っても、清潔なまま使い続けられるのが嬉しいですね。 >

重量は、254gとヘッドセットでは軽量仕様。休日に長時間ゲームを楽しむ時でも、肩が凝らないので集中力を保ったまま没頭することができます。マイクを外すことは出来ませんが、映画鑑賞の際はマイクを上にあげれば邪魔になりません。


購入者のレビューでは、音質、着け心地ともにとくに問題はないようです。定位感に感動した、軽さがとても良い、どの音域もバランスよく聞き取れると高評価。ただし、可動部が若干弱いので、乱暴に扱わないように気を付けておきましょう。


ゲームに最適!有線タイプのサラウンドヘッドホンおすすめ6選

FPSのようなゲームにおいて、位置情報というのは重要な役割を持ちます。どの方向から足音が聞こえるか、撃たれているのかを知ることで、いち早く対策を立てることができます。


ここで紹介するヘッドホンは、ほとんどがマイクの付いたヘッドセットタイプ。相手の位置をサラウンドシステムによって把握し、的確に仲間に情報を共有しましょう。


1.EUKYMR「ヘッドセット」


  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:○

マイクの位置を自由に決められるヘッドセットタイプ

EUKYMR「ヘッドセット」は、USB端子で接続できるオープンタイプのヘッドセットです。端子がUSBのみなので、基本はPCへの接続のみとなりますが、その分劣化しにくい正確な音を聞くことができます。


特徴は、マイクが360°どこにでも位置を決められること。マイクのコードが、自由に位置を決められる素材でできているので、老若男女問わず音を拾いやすい最適な位置に固定することができます。


また、オープンタイプのヘッドセットであることも特徴の1つ。オープンタイプは、クローズドタイプに比べて音の抜けが良いので、音が籠らず、クリアな音を聞くことができます。7.1chの奥行きも感じることができるでしょう。


2.ASUS(エイスース)「ROG Strix Fusion 300」


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  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:○

重低音をしっかりと感じたい人に

ASUS「ROG Strix Fusion 300」は、USBと3.5mmステレオミニプラグに対応した有線のサラウンドヘッドセット。特徴は、金属でできたカバーを使用している点です。


一般的なヘッドホンは、軽量化をするためにプラスチックのカバーを採用しています。しかし、軽すぎる素材は、重低音を外に逃がしてしまうので、どうしても迫力に欠けた音になりがちです。


このヘッドホンは、金属を使うことで重低音を逃がさずにしっかりと耳に届けてくれるので、7.1chのサラウンドと合わせて、臨場感と迫力のある音声を楽しむことができます。


その分、360gと少し重めですが、重低音を感じたい人に是非おすすめしたいヘッドホンです。


3.BUFFALO(バッファロー)「SAVIOR BSHSUH05BK」


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  • チャンネル数:5.1ch
  • マイク:○

リアルサラウンドでゲームを楽しみたい人におすすめ

BUFFALO「SAVIOR BSHSUH05BK」は、USB接続のゲーミングヘッドセット。最大の魅力は、左右に4つずつ搭載された8つのスピーカーです。一般的なサラウンドヘッドホンと違う、リアルサラウンドを届けてくれます。


フロント、センター、リアの音場を作る3つのスピーカーに加えて、サブウーファーが内蔵されているので、重低音のカバーもばっちり。ゲームの楽しみがより一層増えること間違いありません。


撃たれた方向が判別できる、視野の外で鳴っている音の方向がわかる、など音場の表現に関しては文句なしのようです。しかし、本体重量が442gとかなり重め。レビューでも、重たいので長時間の使用は疲れる、との声がありました。


4.RAZER(レイザー)「Tiamat 7.1 V2」


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  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:○

左右5つのスピーカーで感じるリアルな臨場感

RAZER「Tiamat 7.1 V2」は、USBと3.5mmミニステレオプラグがついたサラウンドヘッドセット。特徴は、先ほどの商品を凌駕する、左右5つずつ搭載された10個のスピーカーです。さらに繊細な音と音場を、あなたに伝えてくれます。


特徴は、オーディオコントロールユニット。全チャンネルの音の大きさをコントロールすることができるので、あなたにぴったりの音に味付けすることができます。


聞き取りにくい方向、苦手な方向などに反応しやすくすれば、いち早く反応することができるようになるはず。もちろん、7.1chサラウンドに戻すこともできるので、まずは思うままに調整してみてください。


また、イヤーパッドも特徴の1つ。ユーザーからのフィードバックを幾度も繰り返し、着け心地と遮音性能の2つの面を両立するデザインを追求しています。


5.Kingston(キングストン)「HyperX Cloud Revolver S」


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  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:○

ノイズ撃退クリアな声を届けるヘッドセット

Kingston「HyperX Cloud Revolver S」は、サウンドカード内蔵のオーディオコントロールボックスが付属したヘッドセット。サウンドカードによってノイズを極力抑えてくれるので、パソコンに直接つないでも綺麗な音を楽しめます。


マイクにはノイズキャンセリングを搭載。あなたの声だけを的確に相手に届けてくれます。さらに、指向性もついているので、周辺ノイズのないクリアな声を拾ってくれる優れものです。


また、使用しないときは取り外しが可能なので、お手軽に使えるのも嬉しいポイント。映画やテレビなどを見るときにも、邪魔になりません。


ただし、サイズが少し大きいので、頭の小さい人は要注意。その代わり、長時間つけていても痛くならないイヤーパッドとなっているので、サイズが合えば強力な味方となってくれるでしょう。


6.Panasonic(パナソニック)「RP-HX550」


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  • チャンネル数:(通常)2ch、(限定)11ch
  • マイク:○

最大11chの最上級コンテンツを楽しみたい人におすすめ

Panasonic「RP-HX550」は、3.5mmミニステレオプラグが付いたヘッドホン。最大の特徴は、DTS Headphone:Xと呼ばれるヘッドホン専用サラウンド規格に対応している点です。


専用アプリをスマートフォンにインストールし、DTS Headphone:X用に編集された専用コンテンツを再生することで、11chの音声を楽しむことができます。ただし、専用アプリで再生した場合のみなので、かなり制限されたコンテンツなのがデメリットです。


イヤーパッドは、楕円形となっていて耳をすっぽりと覆う形状。密閉空間にすることで、音漏れを抑え、重低音をより感じ取りやすくなっています。柔らかい素材なので長時間着けていても痛くなりません。


その反面、蒸れやすいというデメリットもあります。長時間使用する場合は、定期的に換気するようにしましょう。


コードが無くて動きやすい!ワイヤレスサラウンドヘッドホンおすすめ4選

ワイヤレスの最大の特徴は、やはり動きの制限が無いことです。コードがある場合、頭の動かせる自由度だけでなく、腕の自由度、パソコン回りの自由度などがとにかく制限されてしまいます。


外でヘッドホンを使う場合は、第一にワイヤレスタイプをおすすめします。コードが傷つきやすく、すぐに壊れてしまう可能性もあるからです。充電する必要がある、というデメリットはありますが、それを打ち消す快適さを得ることができますよ。


1.SONY(ソニー)「MDR-HW700DS」


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  • チャンネル数:9.1ch
  • マイク:×

高さと奥行も兼ね備えた9.1chサラウンドヘッドホン

SONY「MDR-HW700DS」は、室内用の9.1chワイヤレスヘッドホン。再生方式を一新し、高さ方向と奥行方向にも対応したサラウンドシステムとなりました。高さがあることで、より3次元の音を感じられます。


プロセッサーの入力は、HDMI×3、光デジタル×1、アナログ入力×1。HDMIが3つあるので、テレビ、ゲーム、BDレコーダーなど、沢山の機種を同時に使うことができます。


さらに、通信方法にはデュアルバンド方式を採用。障害物に強い2.4GHz帯と電波干渉の少ない5GHz帯を自動で切り替えて使用してくれるので、安定した通信ができるようになっています。


音質が最高、音飛びもなく聞ける、重低音から高音域までムラなく解像度が高いと高評価。しかし、音楽マニアからすれば9.1chならもっと上にいけるはず、という厳しい声も。音質が悪いわけではないので、安心して使ってみてください。


2.Parrot(パロット)「Zik 3」


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  • チャンネル数:5.1ch
  • マイク:×

タッチセンサー&ノイズキャンセラーで快適音楽ライフ

Parrot「Zik 3」は、コントローラーなしで操作ができる5.1chワイヤレスヘッドホン。最大の特徴は、右のパッドについた直感型タッチセンサーです。曲送り、音量調整、電話の応答を調節することができます。


音楽プレイヤー側で操作しなくて良いので、手間が無くかんたんに操作することができます。ヘッドホンを外すと、自動で音楽が止まるようになっているのも面白いポイント。ヘッドホンを付ければ、曲の続きから聞くことができます。


そんなタッチセンサーの陰に隠れてしまったもう1つの魅力的な機能が、ノイズキャンセラーです。自動的に周りの音を消してくれるので、あえて音楽を流さずに静かな時間を楽しむことができます。


購入者のレビューでは、タッチセンサーよりもノイズキャンセラーの効果に感動した、という声が多く上がっています。製品に関する大きな不満もなく、最高を目指す人に是非使ってもらいたいヘッドホンです。


3.Panasonic(パナソニック)「RP-WF70」


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  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:×

乾電池でOK!お手軽ワイヤレスヘッドホン

Panasonic「RP-WF70」は、重さ235gの軽量ワイヤレスヘッドホン。ワイヤレスは、バッテリーを内蔵しているので重たくなる傾向にありますが、このヘッドホンは有線と変わらない235gとなっています。


その理由は、バッテリーに単4電池2本を使用しているからです。アルカリ電池や市販の充電池を使うことができるので、充電対策も万全。長時間着けていても肩が凝ることはありません。


残念ながら、プロセッサーが必要なので外での使用はできませんが、部屋の中なら最大30m動き回れるので、部屋の中ならどこにいてもサラウンドを楽しむことができます。


注意点としては、取扱いです。レビューで、後部のアームの根元部分が割れた、と書いた人が何人かいました。同じ場所のようなので、構造的に弱いのだと思いますが、使用する場合には注意してください。


4.SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)「CUHJ-15001」


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  • チャンネル数:7.1ch
  • マイク:○(内蔵)

PS4やPS3を楽しみたい人におすすめ

SIE「CUHJ-15001」は、SONYのPS4やPS3に合わせて作られたヘッドセット。機種に合わせて調整されているだけあって、相性や設定の手軽さはピカイチとの声も。シンプルisベストを好む人におすすめです。


通信方法は、2.4GHz帯のみ。障害物には強いですが、干渉を受けやすいので近くで電子レンジや他の機器の通信を使用しないようにしてください。いざとなれば、有線で接続することもできるので、検討しておきましょう。


マイクは内蔵式なので使用中も邪魔になりません。しかし、内蔵式の宿命ともいえる籠ったような音になるので、音質に拘りたい人は別途用意した方がいいでしょう。


サラウンドヘッドホンを購入時の気になる疑問・質問


ここでは、サラウンドヘッドホンをより深く知りたい人の疑問に答えていきます。サラウンドヘッドホンの仕組みを知れば、ヘッドホン選びがさらに楽しくなりますよ。


Q1:サラウンドヘッドホンはどのような仕組みで音を立体にしているのでしょうか?

左右にあるドライバーユニットから発信する音の強弱や時間差を利用しています。右側だけ鳴らせば、音源は右側に、左右同時に同じ音量で鳴らせば、前方にあるように聞こえます。


ヘッドホンの場合、一般的にはこのドライバーユニットは左右1つずつしかないので、上記のような仕組みを利用しています。しかし、ごく一部のヘッドホンでは、本当にチャンネル数分のユニットを搭載しているものや重低音のみ鳴らすユニットを載せています。


音にこだわりを持ちたい人は、そのようなヘッドホンを探してみてください。


Q2:サラウンドヘッドホンで音楽を聞いても効果はありますか?

音源によります。所謂CD音源のようなものは、2chの音声なので7.1chのサラウンドヘッドホンを使っても音が劇的に変わることはありません。


しかし、ヘッドホン用に信号処理はされているので、聞こえ方はやはり変わります。(よく言われるのは、高音が優しくなるなどです。)とはいえ、これは副作用のようなものなので、すべてのヘッドホンであてはまるわけではありません。


サラウンドヘッドホンの効果を最大限引き出すには、5.1chの音楽などを選ぶようにしましょう。


まとめ

接続方式と用途で選ぶ、モニターヘッドホンのおすすめ11選をピックアップしましたが、少しでも気になるものは見つかりましたか?


サラウンドヘッドホンは、音を立体的に表現するためのアイテム。左右から聞こえていた音が、前や後ろ、上からや下からと色んなところから聞こえてくるようになります。初めてサラウンドで聞いた人には、異世界に誘われたような気分になるでしょう。


音は、視覚と同等の情報量を持っています。ほんの小さな音でさえ、あなたの感情を揺さぶるトリガーとなるのです。サラウンドヘッドホンを使い、音の持つ繊細さを感じ取ってみてください。


日常にあふれる音。しかし、その音に神経を研ぎ澄ませることで、あなたは今とは別世界に行くことができます。サラウンドヘッドホンのもつ音の世界を体験してみてください。

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