ドローンのおすすめ機種12選!使いやすさと種類で選ぶ【2019年最新版】

ドローンって選ぶの難しい、そう思ってるあなたにおすすめなのが『操縦レベル』で選ぶ方法です。人の視界では絶対に捉えることが出来ない光景を見せてくれるドローン。最近...

ドローンって選ぶの難しい、そう思ってるあなたにおすすめなのが『操縦レベル』で選ぶ方法です。人の視界では絶対に捉えることが出来ない光景を見せてくれるドローン。最近だとYouTuberなどが良く使っているので興味を持っている人も多いでしょう。面白そうだけど、使い方とか規則とか難しそう。そんなあなたはこの記事を読めばドローンの基礎知識はバッチリです。自分に合う『ドローンの選び方』から『おすすめの機種』、ドローンにまつわる『知識』など、ドローン初心者でも納得する情報を紹介していきます。これを機にあなたも、ドローンで空撮を始めてみませんか。

ママアイテム編集部

ドローンのおすすめな選び方9つ

ドローンに興味はあるけど、専門的な感じがして選ぶのが難しそう。そう思っている人は多いはず。そんなドローン初心者でも自分に合った機種を選べる、『おすすめの選び方』を9つ紹介していきましょう。

1.使う場所や目的によって変わる!ドローンのタイプをチェック

まずは『目的』を明確にするところから始めてください。

あなたがドローンを『どこで』『何のために』使うかによって、それに合った機種が変わってきます。一般的にドローンは以下の4タイプに分かれるので、自分の目的に合わせて選んでみてください。

トライコプター

回転翼が3つ付いたタイプのドローンです。上から見ると『Y字』に見えることから『Y型』『スコーピオン型』とも呼ばれます。

・メリット

独特の形状がカッコよく、またアームが少ないのでカメラを搭載するなどにはもってこいの機種です。

・デメリット

回転翼が3つしかないので安定性に乏しく、空撮の時にグラつきやすいようです。

・こういう人におすすめ

かっこいい機種が多いので、見た目や形状・デザイン重視の人にはおすすめです。

クアッドコプター

回転翼が4つあるドローンで、もっとも一般的に普及されているタイプです。また翼の配置によって、さらに数種類に分類されます。

・メリット

もっともオーソドックスなので、悪目立ちしにくくデザインも豊富です。また『トライコプター』に比べると、回転翼が多いので安定性が増します。

・デメリット

4つある回転翼のうち1つでも壊れると飛行が不可能になるため、そこまで使い勝手がよくありません。

・こういう人におすすめ

ドローン初心者や、まだあまり詳しくない人には一番オーソドックスなので使いやすく、また使い方も比較的簡単です。入門用としておすすめです。

ヘキサコプター

回転翼が6つあるタイプのドローンです。メカニカルな外見のものが多く、無骨なデザインが素敵な機種になります。

・メリット

回転翼が6つも付いているので安定性が高く、また翼のうち1つが壊れても他の5つの翼で補えるので飛行中に何かあっても墜落などの心配少なくてすみます。

・デメリット

翼が1つ壊れた状態で飛行すると、安定性を失いやすくフラフラとした動きになったり、スピンしてしまう可能性があります。

・こういう人におすすめ

空撮などを目的としている人は、より安定した飛行が出来るためキレイな映像が撮りやすいです。

オクトコプター

その名の通り回転翼が8つあるタイプで、バッテリーや本体そのものが大型で、パワフルな飛行と性能が特徴です。

・メリット

上述したドローンの中では故障に関する安全性はもっとも優れています。翼が一つ壊れたぐらいでは問題なく飛行できる上に安定性も抜群な高性能型ドローンです。

・デメリット

全体的に大型で重さもあるので、持ち運びがしにくいです。

・こういう人におすすめ

どっしりしていて性能もよいので、業務用のドローンが欲しい人におすすめです。

2.iPhoneでの操縦も!操縦方法の種類をチェック

次にチェックしてほしいポイントが『操縦方法』です。ドローンの操縦方法には大きく分けて『リモコン操作』『スマホ操作』『自動運転機能』の3種類があります。

リモコン操作

最も一般的なドローンの操縦方法です。ドローンを操作するリモコンは『プロポ』と呼ばれ、主な操作方法は通常のラジコンなどと大差ありません。しかしドローンには『モード』と呼ばれる操作方法が4種類存在し、それによってリモコンの操作方法が異なります。

日本では主に『モード1』と『モード2』が主流です。

スマホ操作

ドローンのプロポはこの『スマホ操作』と上述の『リモコン操作』の2つに分けられています。基本的には『リモコン操作』が主流で、スマホ操作は少ないです。

しかしそういった機種はスマホの画面上で設定や操作が行えるので、高度の調整やカメラ操作などがスマホ一台で出来てしまうのが魅力的なポイントです。

自動運転機能

その名の通り『自動で運転する』操作機能のことです。実際に完全に自動運転が可能なドローンはつい最近できたばかりで、一般化するにはまだまだ時間がかかるでしょう。しかし対象のものを『自動で追尾』してくれるドローンなどはすでに一般化しています。

3.初心者でも大丈夫?操縦レベルをチェック

ドローンの機種には、そもそも『初心者向け』のものと『中級者向け』『上級者向け』のものがあります。初めての人は、迷うことなく『初心者向け』の機種を購入すべきです。

どうせ買うなら良いものを、と思う人もいるかもしれませんが、上級者向けドローンは動作が難しく、せっかく便利な機能や高い性能があっても使いこなせない場合が多いです。

ひどい時には10万円もする高額なドローンを、使って30秒で破壊してしまった人さえいます。そういった悲しい出来事が起こらないように、まず最初は操作が簡単で価格も安い機種から初めてみたほうが良いでしょう。

4.カメラ付きの有無、性能をチェック

『カメラ付きかそうでないか』も、ドローンを選ぶうえで大事になる要素のひとつです。空撮を目的にドローンの購入を考えている人はもちろん、産業目的でもカメラ付きは便利です。カメラ以外にも、ドローンには様々な機能や性能付きのものがあります。

例えば上述した『自動運転機能』に近い機能ですが、『自動帰還』や『プログラム飛行』というものもあります。自動帰還とはその名の通り、自動で戻ってくる機能のことです。充電が少なくなったり、送信機と機体とのリンクが切れたら自動で戻るので、非常に便利です。

ドローンを何の目的で使うのか、それによって求められる機能は変わってきます。目的に合った機種を選ぶようにしましょう。

5.空撮に便利!FPVをチェック

空撮や自分が入れない場所の探索などが目的なら、『FPV対応』のドローンがおすすめです。FPVとは簡単に言うと、ドローンに搭載されているカメラに映る映像を『リアルタイムで見られる』機能のことです。

例えばコレは、なにかを探すとき非常に便利な機能です。ドローンからの映像をリアルタイムで見られるということは、あたかも自分が空を飛んでいるかのように好きな場所に行くことが出来るということです。

また探し物だけではなく険しい山や海など、自分ではいけない場所にドローンを飛ばして、その場所の映像をリアルタイムで楽しむという使い方もあります。あって得することはあっても、損することはない機能です。

6.飛行時間をチェック

ドローンの機能の中で、最も重要ともいえる『飛行時間』で選ぶのもひとつの選び方です。ドローンは基本的に充電式で、飛行にはたくさんの電力を使うのでそこまで長時間使用することはできません。

飛行時間はバッテリーの性能に左右されますが、現在出回っているドローンの多くは長く飛べないものがほとんどです。機種にももちろんよりますが、バッテリー込みで平均15~30分くらいでしょう。また小型のドローンになるほど、飛行時間は短くなる傾向にあります。

飛行時間は非常に大切なチェック項目で、これを疎かにすると『充電が切れて墜落してしまった』などというトラブルを起こすことがあります。そんなことになったら高価なドローンが一瞬でダメになってしまいます。飛行時間の確認は必ず行うようにしてください。

7.小型のものが便利?サイズ・重さをチェック

『サイズや重さ』もドローンを選ぶうえで大切なポイントです。なぜなら現在の法律では、『200g以上のドローンには航空法が適応される』からです。これを知らずにドローンを飛ばしてしまうと、法律違反を起こしてしまう危険性が高いです。

もし200g以上のドローンを飛行させたいのであれば、航空法におけるドローンの飛行にかんする規定をきちんと理解しておくようにしましょう。初心者で自信がない人は、『200g未満』のドローンを使うようにすれば航空法は適応されません。

小型のドローンは携帯性に優れ、マナーさえ守れば気軽に持ち運んで使うことが出来ます。小型は安定性・操縦性に欠ける機種も多いですが、逆に言えば『練習用』として最適だともいえます。初めての人はこちらを購入することをおすすめします。

8.安定した飛行が可能に!GPS機能の有無をチェック

『GPSが付いているかどうか』も、購入前に必ずチェックしておきたいポイントです。GPSが付いているドローンは、自らの位置情報を把握することが出来ます。

それによりプロポで指定した正確な位置にとどまる『ホバリング』や、指定された位置に正確に向かうことが出来るのです。

それに対してGPS機能が付いていないドローンは正確な位置を把握できないので、風の流れに逆らうことが出来ず、流されてしまいます。空撮を目的に行うならGPS機能は必須でしょう。また上述した『自動帰還』機能も、GPSがなければできない機能です。

9.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック

ドローンは多くの人がイメージする通り『高価』です。しかし高価と言っても機能や機体の大きさなどによって差はもちろん生じます。ドローンを選ぶうえで重要な『価格』の相場を、大手通販サイトなどを参考に調べてみました。

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
3,000円弱~5,000円100,000~200,000円前後100,000~200,000円以上

最も安いドローンは大体3,000円弱で、最安値の価格帯は5,000円程度だと思われます。

ショップの店員などは、初心者には5,000~10,000円程度の機種をすすめていました。これが売れ筋の価格帯になってくると一気に値段が跳ね上がり、100,000円以上の機体が多く台頭してきます。

ある大手通販サイトのランキングでは、1位から10位まですべてが100,000円超えで、それ以降になってようやく7~80,000円台のドローンが登場していました。

高級価格帯のドローンでも、最高で200,000円代であることを考えると、ドローンを買う人の多くは高級価格帯の機種を好んで買うのかもしれません。

ドローンのおすすめブランド・メーカー

ドローン初心者の人は、まずここで紹介するドローンの『おすすめメーカー・ブランド』の中から選ぶことをおすすめします。ドローンには機種が多く、何のめぼしも立てずに探そうとすると上手くいかない場合があるからです。

1.DJI(ディー・ジェイ・アイ)

DJIは中国の広東省に本社を置く民間用ドローンの製造メーカーです。世界のドローンシェアの約7割を占める超大手メーカーで、特に代表作の『Phantom』はドローンの傑作とまで言われるほどです。日本にも法人が存在し、本社に次ぐ規模を持っています。

2.Parrot(パロット)

Parrot社はフランスのパリに本社を置く企業で、元々はスマートフォンやタブレットに対応する一般向け製品を製造するメーカーでした。しかしWiFiで操作する『クアッドリコプター』でドローン市場に参入し、現在では人気メーカーのひとつとして数えられています。

3.3D Robotics(3Dロボティクス)

2009年に創業されたばかりの新しい企業で、ドローン開発メーカーとしてかなり早い段階で設立したことでも有名です。民間用ドローンの製造・開発以外にも、『ドローンのDIY』の相談も行っている消費者目線の企業です。

4.ALIGN(アライン)

ラジコンヘリで世界一のシェアを誇るメーカーで、主に空撮用ドローンや競技用ドローンを輩出しています。上述したメーカーに比べると、製造・販売している数こそ少ないですが、非常に性能や安定性が高い機種が多いことで知られています。

5.G-FORCE(ジーフォース)

ラジオコントロールモデルを中心とした、日本の製品企画・輸入卸販売会社です。特にここは『ESPADA』というドローンが知られています。主に初心者の入門機種として扱われていますが、それ以外の人でも十分楽しめるスペックのドローンです。

今回の商品の選定ポイント

ドローンは一見選び方が難しそうですが、ある程度のポイントさえ押さえておけばそうでもありません。『おすすめの選び方』ではいろいろ書きましたが、取りあえず以下の3つのポイントさえ押さえておけば初心者の人なら十分でしょう。

  • 重量
  • 飛行時間
  • カメラの有無

今、編集部がおすすめするドローンはコレ!

上述の『おすすめの選び方』と『選定ポイント』、店員からの評価、口コミなど、様々な点から審議を重ねた結果、今最もおすすめしたいドローンは、Cheersonの『CX10-C』という結果にまとまりました。

Cheerson『CX10-C』

Cheerson『CX10-C』 target

  • 重量/14.7g
  • 飛行時間/3~4分
  • カメラの有無/有

初心者はこれ1台でOK!世界最小クラスなのにカメラ付き

このドローンが最もおすすめとして選ばれた理由は、何よりも『初心者向け』であることが挙げられます。この機種は非常に『小型』で、手のひらにすっぽりと収まってしまうほど小さいにもかかわらず、『0.3カメラ』が搭載されています。

手に取ってみれば分かりますが、この小さなボディの一体どこにカメラを搭載できる場所があるのかと、思わず感心してしまいます。ドローンは大型の方がいいと思っている人もいますが、初心者であれば断然小型機種の方がおすすめです。

小型機種は操作が不安定な人でも、ケガや破損の心配が少ないからです。またTVでもパソコンでもそうですが、小型化させるということは非常に高い技術力が必要になります。特にこの機種はこれだけ小型なのに『カメラ』が搭載され、『SDカード』も入れられます。

この時点でこの機種がどれだけハイレベルな技術で作られているかが分かるでしょう。そういった点も、この機種をおすすめする理由のひとつです。歩行時間は3~4分と大変短く、カメラを使うとさらに短くなりますが、充電時間はたったの10分なので特に問題はないでしょう。

充電はUSBケーブルで行えて、本体にもきちんと『スイッチ』が付いているなどの細かい配慮も初心者におすすめできるところでしょう。最近ではバッテリーとプラグを直接つないで充電する機種も多いですが、慣れないうちはもたついてしまいがちです。

しかしスイッチタイプなら多少もたついても、時間を無駄にすることがありません。初めての人の『使いやすさ』をしっかり考えたこの機種は、これからドローンを使い始める人に、一番おすすめしたいモデルです。

初心者向けのおすすめドローン5選

ここからは『操縦レベル』別におすすめの機種を何種類か紹介していきましょう。

まず最初は『初心者』におすすめできる機種を5つ紹介しましょう。

1.Holy Stone『RTF-HS170』

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  • 重量/42g
  • 飛行時間/記載なし
  • カメラの有無/無

手のひらサイズで室内で遊ぶのに最適なドローン

このドローンがおすすめな理由は、まず『機体が小さいので練習用向き』なことと『余計な機能が付いていないシンプルな構造』であることが挙げられます。

この機種はカメラが搭載されておらず、コントローラーの使い方も非常にシンプルなので、使い方に関して難しいと思うことはないでしょう。説明書に記載はありませんでしたが、使用者の話では飛行時間はおよそ5分程度らしく、このサイズではそこまで短くもないです。

非常にシンプルで初めての人が理解しやすい構造ですが、小型機種特有の『安定性の無さ』による『操作の難しさ』があります。しかし初心者は『操作の練習』が必要なので、そういった意味ではむしろプラス要素でしょう。

2.G-FORCE『ESPADA』

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  • 重量/148g
  • 飛行時間/8~9分
  • カメラの有無/有

軍事ヘリを連想させる無骨カッコいいハイスペック型ドローン

この『ESPADA』は、G-FORCEの代表的なドローンです。『デザイン』と良さと下位モデルの中では『ハイスペック』な機能が魅力な、初心者向けの中でも特におすすめな機種になります。

小型ドローンの中にあって、まるで軍用ヘリやジェット機を彷彿とさせるミリタリー調なデザインと、折り畳み式で持ち運びに便利な設計になっています。室内だけでなく、野外で飛ばしても格好が付くだけの見栄えはあります。

またアプリによって航路の設定をしたり、スマホをWiFi接続で通信機とするといった使い方が出来る点も注目してほしいところです。他にもディスプレイにする、動画や写真を撮影するなどの使い方もできますし、小型のわりに写真が結構きれいに撮れる点も評価したいところでしょう。

3.Parrot『AR.Drone 2.0 Elite Edition』

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  • 重量/380g
  • 飛行時間/36分(バッテリー2つで)
  • カメラの有無/有

『ラグジュアリー』と『無骨カッコいい』のコラボ!一目で分かるそのカッコよさ

この機種の魅力は、なんといっても『デザイン』のカッコよさが挙げられるでしょう。ラグジュアリーなイメージの『石目調』の輪が4つ付いたプロペラと、迷彩柄の本体が合わさったその姿は、一目見れば『あ!これカッコいい』と思うこと間違いなしです。

機能性で言えば空撮機能やスマホとの連動、ホバリングの安定などは中々ですが、重量は200gを超えるので、航空法に触れることは覚えておいてください。

使用している人の話では『本格的なドローンには敵わないとしても、中々出来が良い』『比較的操縦性が安定している』『ホバリングが安定している』など、中々に評判が良いです。初心者でも、ある程度ドローンに関する知識がある人には打って付けな機種です。

4.Parrot『Mini Drones Mambo PF727071』

Parrot『Mini Drones Mambo PF727071』 target

  • 重量/63g
  • 飛行時間/9分
  • カメラの有無/有

伝書鳩ならぬ伝書ドローン?銃も撃てるその姿はまるで『スパイ』!

重量が63gと小型のドローンで、デザインやドローンとしての機能そのものについては、特に変わったところはありません。しかしこの機種の面白いところは『物をつかんで運べる』ところと、『銃が撃てる』ところにあります。

それぞれの機能を『グラバー』『キャノン』といい、グラバーは重量4gまでの物をつかんで運ぶ機能で、グラバーは筒状の器具から小さな玉を噴射する機能です。どちらも他のドローンにはない機能で、遊び心あふれる設計が面白いですね。

また自動でホバリングしてくれるので、運転に自信がない人でも安心して『グラバー』を使うことが出来ます。名刺交換やちょっとした物を渡すときには『グラバー』を使い、道すがら敵が現れたら『キャノン』で退治する、なんて使い方をしたら楽しいでしょう。

5.ZEROTECH『Dobby Deluxe D 100B-H』

ZEROTECH『Dobby Deluxe D 100B-H』 target

  • 重量/199g
  • 飛行時間/9分
  • カメラの有無/有

重さギリギリのグレーゾーンだからこそ出来るこの性能!

この機種の魅力は、200g以下なのに『それ以上の機種と同等の性能』を持っているところにあります。多くの200g以下の小型ドローンは、航空法に触れない代わりに機能面は控えめで、ほとんどただの『ラジコン』と言っていいものも多いです。

しかしこの機種は『スマホのアプリで操作』が出来て、『FPV付き』でリアルタイム動画が見られます。またスマホのコントロール画面も分かりやすく、本体も折り畳み式で、収納時は『眼鏡ケース』と同じくらいの大きさにすることが出来ます。

ポケットに入れて持ち運びすることが出来る携帯性の高さは魅力的でしょう。飛行時間も9分と小型にしてはそこそこで、空撮も決して不可能ではありません。小型ドローンの『良いところ』と大型ドローンの『性能』を併せ持った、良いとこ取りな機種です。

中級者向けのおすすめドローン4選

続いては『中級者向け』のドローンを紹介していきたいと思います。

初心者モデルでドローンの操作や扱いに慣れてきたら、やはりもう少し上級のモデルを使いたくなるのが人の性です。しかしあまりにもハイスペックすぎる機種は手に余るでしょう。

ここではそんな中級者に使いやすい機種の中から、特におすすめなものを厳選しました。

1.G-FORCE『cocoon』

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  • 重量/55.5g
  • 飛行時間/4~5分
  • カメラの有無/有

丸いフォルムが可愛らしい!女性でも気に入るフェミニンさが魅力

この機種は中級者~ギリギリ初心者向けの機種でしょう。特徴としては離陸・着陸が『ボタンひとつ』で行えることと、スマホとの連動でコントローラーとして使えるところなどが主なものです。一見すると初心者でも使いやすい構造のように思われます。

しかし初心者で使用した人の話では、プロペラの組み付けを間違える、使用前にトリムのリセットが必要なことなど、細かいところでのミスが多いようでした。ある程度ドローンの知識を持っていないと、確かに扱いにくところがあるのでしょう。

またプロペラの回転速度もかなり早く、口コミ主の中にはそれによってケガをした人や物を傷つけた人もいるようなので、やはりある程度操作に慣れている人でないと扱いは難しいと思われるので、ここでは『中級者向け』として取り上げました。

2.DJI『Mavic Pro』

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  • 重量/743g
  • 飛行時間/27分
  • カメラの有無/有

音もなく空をかける『忍者』のようなドローン

この機種の最も大きな特徴は、その『静音性』の高さにあります。ドローンは複数のプロペラの回転で浮力を得るため、どうしてもモーター音やプロペラの回転音がします。

しかしこの機種の静音性は、他の同レベルのモデルと比べるとかなり静かで、比べてみるとその違いがはっきりと判ります。もちろんある程度の音はしますが、それでもこの静音性の高さは機械音が苦手な人にはかなり嬉しいポイントでしょう。

総合的に見てみると『デザイン性』と『バッテリーの持ち具合』は中々だと言えますが、『操作性』や『カメラの画質』などはそこまではなく、全体的には『静かに長く飛ばす』ことを目的とした使用に向いています。

3.Parrot『Disco FPV PF750071』

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  • 重量/750g
  • 飛行時間/45分
  • カメラの有無/有

メーヴェ?モスマン?いいえ、ドローンです!

この機種を語るうえで、まず真っ先に思い浮かぶのがその『デザイン』でしょう。まるで『風の谷のナウシカ』の『メーヴェ』の現代版のようなその姿は、他の機種ではまずありえないデザインです。

しかもこの機種はデザインが奇抜なだけでなく、使い方や機能性も特徴的です。通常のドローンがリモコンで『飛ばす』のに対して、この機種はブーメランのように『投げて』飛ばすのです。これだけでも面白い使い方なのに、さらに面白い機能があります。

それは『ヘッドマウントディスプレイ』というゴーグル型のFPVディスプレイの存在です。このゴーグルを装着することで、なんとドローンからの映像を『バーチャルリアリティ』のように体感することが出来るのです。

まるで自分が空を飛んでいるかのような錯覚に陥るこの機種は、一度使えばハマってしまうこと間違いなしです。かなりおすすめですよ。

4.3D Robotics『solo』

3D Robotics『solo』 target

  • 重量/1,500g
  • 飛行時間/25分
  • カメラの有無/有

これぞドローン!まさにドローン!な機種

ここにきてようやく『ドローンらしい』ドローンの登場です。『sola』の特徴はドローンらしい外見と操作性の高さ、空撮に特化したカメラ機能にあります。例えばワンタッチで離陸・ホバリング・カメラの角度調節・録画・写真撮影が出来るところなどがそれです。

まるでTVゲームでもしているかのような直観的なコントロールが可能で、空撮に必要なサクサクした動きを実現しています。またカメラの機能にも定評があり、使用した人の話では、まるでプロのような空中写真や動画が撮れたとのことでした。

この機種は撮影した映像を、本体ではなく『コントローラー』に保存するので、万が一充電切れなどで墜落や行方不明になっても、回収に役立ちます。カメラ機能に優れているだけではなく、こういった『ちょっと役に立つ』機能があるのも便利なところです。

上級者向けのおすすめドローン2選

最後はいよいよ『上級者向け』のドローンを紹介していきます。

ある程度ドローンの知識・経験を積んで、もっと便利なドローンが欲しいと思っている人には、以下に挙げる2種のドローンをおすすめします。

いずれも上級者向けの名に恥じない、素晴らしいスペックを持ったドローンです。

1.DJI『Phantom4 Pro』

DJI『Phantom4 Pro』 target

  • 重量/1,388g
  • 飛行時間/30分
  • カメラの有無/有

評判の高さは伊達じゃない!最後はコレと言いたくなるドローン

この機種を一言で表すと、『総合評価はほとんど球体だが、若干カメラ向き』なドローンでしょう。口コミで評判を見てみると、ほとんどの人がその性能に満足しているようで、特に『画質の良さ』には満場一致で『素晴らしい』の一言でした。

この機種のカメラのイメージセンサーは、なんと『1インチ』という驚異的な画質の良さを誇ります。分かりやすく言えば1インチとは『高級カメラ』と同じ画質で、カメラのプロをもってして『格が違う』と言わしめるレベルです。

この機種で撮られた写真や動画は、まるで自分がその場にいるかのような迫力と立体感があり、思わず息をのむほど圧倒されます。正直画質だけで言えば、他の機種とは比べ物にならないくらいの性能です。空撮をするにあたって、これ以上の機種はないでしょう。

2.DJI『Phantom3 Professional』

DJI『Phantom3 Professional』 target

  • 重量/1,280g
  • 飛行時間/23分
  • カメラの有無/有

前作をはるかに上回るスペックに唖然とするはず

『Phantom2』の次作として登場したこの機種は、前作に比べて相当スペックアップしているのが特徴です。使用している人の話では『電卓とパソコン』ほどもスペックが違うと言っていたくらいなので、相当なのでしょう。

また上述の『Phantom4 Pro』ともよく比較されますが、総合的に見るとカメラの機能が高いのであちらが良いと言われています。しかしこの機種は『操作性の高さ』には定評があり、『これに文句をいう人はいない』と言わしめるレベルです。

また画質に関しても『テレビよりよほどキレイ』と言われるくらいなので、決して『Phantom4 Pro』と比べて見劣りするわけではありません。例えるなら『得意科目はないが平均点が高い』学生のような機種なのです。

ドローンを購入時の気になる疑問・質問

ドローンは使い方によっては『法律に違反する危険性』があります。そうならないように、基礎知識はしっかりと学んでおきましょう。

Q1:ドローンに法律的な飛行ルールってある?

以下の行為などの禁止が、法律などで定められています。

  • 人口密集地での飛行
  • 地上から150m以上の飛行
  • 空港や重要施設の定められた範囲での飛行
  • 無関係な人および施設の30m以内の飛行
  • 夜間の飛行
  • 操縦者から目視範囲外での飛行

上記は基本的に200g以上のドローンを対象にしていますが、中には200g以下のドローンであっても飛ばせない場所・環境もあります。

法律は不変ではないので、ドローンを使用するときは使用者自ら国土交通省などのサイトをチェックすることを忘れないようにしましょう。

Q2:電波法のマークがないと法律違反?海外の輸入品には注意が必要

電波法のマークがなければ法律違反になります。

ドローンを操縦する行為は、本来『総務大臣の許可』を必要とします。その機器がきちんと総務省のチェックを受けているという証に『技適マーク』が記載されるのです。これがいわゆる『電波法のマーク』に当たります。

海外から並行輸入されたものは日本の法律に適応してはいないので、このマークがついていない機種も当然存在します。必ずチェックするようにしましょう。

Q3:最大80km/hで飛行可能。ブラシレスモーターって何?

ブラシレスモーターとは、簡単に言ってしまうとモーターが『ESC』と呼ばれる制御装置と直接つながっているタイプのものを指します。

これによりプロペラの回転数が安定して、消費電力も少なくなります。

Q4:描いた通りに飛行!アクティブトラックって何?

簡単に言えば『対象物を自動で追跡して撮影してくれる』機能です。

これはDJIの『Phantom 4』に搭載されている機能で、コントローラーや追尾装置がなくても本体が勝手に対象を認識して追尾します。空撮に非常に便利な機能です。

Q5:安定した飛行で空撮をサポート!ホバリング機能って何?

ホバリング機能とは、『飛んでいる状態でその場に停止する機能』のことです。

元々は『操縦技術』でしたが、最近では自動でドローンのホバリングをしてくれる機種もあります。便利ではありますが、初めからこれに頼ると操縦技術が上達しにくいのが難点です。

まとめ

『総理官邸ドローン事件』で一躍脚光を浴びた『ドローン』の存在。法律の改正などもあって、まだまだ『難しい機械』『ハードルが高い』と思っている人も多いと思います。しかしドローンはあなたの生活をより豊かにしてくれるかもしれないものなのです。

ここで取り上げたドローンは数あるものの中でも非常に機能性や特徴が豊かで、一度使えばその楽しさに虜になること間違いなしでしょう。その楽しさは『ラジコン飛行機』の比ではありません。

こんなに楽しくて魅力的なドローンを、ただ『難しそう』というだけで敬遠してしまうのはもったいないです。勇気を出して、いざチャレンジしてみましょう。

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