今回はチョコレートの専門家に話をうかがいながら、美味しいチョコレートケーキの選び方や、おすすめのケーキを15種類ピックアップ。誕生日や記念日にはショートケーキが...
今回はチョコレートの専門家に話をうかがいながら、美味しいチョコレートケーキの選び方や、おすすめのケーキを15種類ピックアップ。誕生日や記念日にはショートケーキが使われることが多いですが、チョコレートケーキも根強い人気があります。チョコレートの深いブラウンはどこか落ち着きを感じさせ、見た目にも大人の上品さが漂うため、特別な日にピッタリなケーキだと言えるでしょう。そこで、数あるチョコレートケーキの中でも特におすすめしたいものを集めてみましたので、次の記念日はぜひチョコレートケーキで上品にキメましょう。
ママアイテム編集部
「チョコレートケーキ」と言われて思い浮かぶものが人それぞれあるように、チョコレートケーキの種類は実にさまざま。最近では型にハマらないオリジナリティーのあるケーキもたくさん販売されており、「チョコレートケーキ」の一言では言い表せないほどとなっています。
そんな中から特別なケーキを選ぶ際には、4つのポイントを抑えるとイメージ通りのものが選べるんだそう。ということで、まずは専門家が教える4つのポイントというのをチェックしていきましょう。
自分が食べるにせよ、誰かに食べてもらうにせよ、ケーキの味をイメージできなければ好みのものを選ぶことはできませんし、同じケーキでもお店によって味はバラバラ。チョコレートケーキにどんな種類があるのかを知って、味付けや種類で味のイメージができるとベストでしょう。
チョコレートケーキの種類は14種類以上あると言われていて、それぞれ見た目や味、作り方も違います。いくらチョコレートケーキ好きでも知らないものも出てくると思いますので、それぞれの種類と特徴をチェックして味のイメージを持ちましょう。
作り方が簡単なケーキなので、バレンタインデーや誕生日ケーキとして自分で作る人も多いケーキです。シンプルにパウダーシュガーだけがかかっているものや、生クリームやベリー系をトッピングしたものも人気があります。
「由緒あるチョコレート」という意味を持つクラシックショコラは、甘みのあるスィートチョコレートを使用するのが一般的。ガトーショコラと似たような作り方ですが、リキュールが入っていたり、さまざまな食材がトッピングされていたりと、シンプルに楽しめるケーキです。
フランス生まれのケーキで、中がレアになっているのが特徴。そのため、一口食べると中から溶けたチョコレートが流れ出てくるという、チョコレート好きにはたまらないケーキです。中のチョコレートがビターの場合はほろ苦い大人の味を楽しめるでしょう。
ケーキという概念がない人も多いかもしれませんが、ブラウニーは柔らかい生地の中にナッツが入っているものが多く、旨味が凝縮された非常に食べ応えのあるケーキです。平たい正方形に焼き上げるので自分でも比較的簡単に作ることができます。
オーストリアで生まれたケーキで、チョコレートケーキの王様とも言われています。ケーキの周りがチョコレートでコーティングされており、中には濃厚なチョコレート生地と甘酸っぱいジャムが入っているのが一般的。濃厚さが感じられるケーキなので、ずっしり感を楽しみたい時におすすめです。
オペラはフランス生まれのチョコレートケーキで、断面が何層にも重なっていて美しいのが特徴的。お店によってはタルト生地を下に敷いているものもあり、サクサクの食感とオペラのなめらかな味わいの両方を楽しむことができるでしょう。
クリスマスシーズンによく耳にする名前なので知っている人も多いかと思いますが、こちらもフランスで生まれたチュコレートケーキ。木の丸太をイメージして作られるケーキで、チョコレートのスポンジと生クリームをロールケーキのように丸めた形が特徴です。クリスマスに食べるケーキというだけあって、キレイにデコレーションされたものが多く販売されています。
名前からして悪魔のようなイメージがわきますが、こちらはアメリカの伝統的なケーキ。ココアパウダーをふんだんに使用したスポンジにチョコレートたっぷりのガナッシュが合わさった甘いケーキで、シンプルで食べやすいのが特徴です。甘さを抑えるためにビターチョコレートを使って大人風に仕上げている店も多いよう。
こちらはイギリス生まれのいわゆるパウンドケーキ。チョコレートをたっぷり使用しているため、パウンドケーキとはいえ濃厚な味わいが楽しめます。基本的には生クリームを使わず、パウンド生地に好みのトッピングをするだけなので、ケーキにしてはカロリーが控えめなのも嬉しいポイント。
ジャーマンケーキはチョコレートのスポンジにバタークリームを挟み、ケーキの上にココナッツフィリングを塗ったケーキです。アメリカでは6月11日がジャーマンケーキの日となっていて、日本でも沖縄で多く販売されているケーキなんだそう。ココナッツの香りとチョコレートの風味が絶妙にマッチしていて、一度食べるとクセになってしまう人も多いんだそうです。
こちらは知る人ぞ知るチョコレートケーキといった感じで、あまり見かけることがないケーキでしょう。7層ほどの薄いケーキにチョコレートクリームがサンドされていて、いちばん上がカラメルで覆われているという、特別感が漂う一品。カラメルのほろ苦さが絶妙なアクセントとなり、大人の時間を楽しむことができそう。
ガナッシュチョコレートでケーキの生地をコーティングしたブルガリア定番のケーキ。くるみの風味がふんだんに楽しめて、食べ応えのある食感が好きという人も多いです。ですので、生クリームやベリーなどのトッピングはせずにシンプルに食べるのがいちばんおすすめです。
黒い森という意味を持つチョコレートケーキで、チョコレートを使った生地とチェリーを混ぜた生クリームを交互に重ねて作っていきます。デコレーションにもチェリーを使うのが一般的で、洋酒に漬け込んだチェリーを使用することで大人の風味を楽しめるんだそう。
一回ではとても覚えられそうにないこのケーキはドイツのチョコレートケーキ。フランスでは「フォレノワール」と呼ばれているそうで、同じようにチェリーをトッピングに使用します。作り方も基本的にはフォレノワールと同じなので、呼び名が違うといった感じで覚えておくと良いかもしれません。
現代ではインターネット普及しているので、大抵のケーキは通販で購入することができます。実際に店まで行く手間も省けるので、忙しい人や店が遠いという人にとってはおすすめな方法でしょう。
しかし、実際に現物を見て購入するわけではないため、それなりのリスクがあるでしょう。原材料や見た目は写真等で判断することができますが、いちばん間違えやすいのがケーキの大きさ。通常ケーキをホール購入する場合は「〇〇号」という表記で大きさを表しますが、これが実際にどれくらの大きさになるのかを知っておきましょう。
そこで、ケーキの号数と実際の直径を表にまとめましたので、この数値を参考に自分の用途に合わせた大きさを選ぶようにしましょう。大きすぎれば無駄になりますし、小さければ物足りないという悲しいことにもなりかねますので、ケーキ選びではサイズのチョイスも重要なポイントです
ケーキの直系 | 人数 | |
---|---|---|
4号 | 12cm | 2人~4人用 |
5号 | 15cm | 4人~6人用 |
6号 | 18cm | 6人~8人用 |
7号 | 21cm | 8人~10人用 |
8号 | 24cm | 10人~12人用 |
チョコレートケーキは濃厚な甘さや独特の苦味、トッピングによっては酸味を持たせたりもできるバリエーションの多さが大きな魅力です。しかし、その独特の味を強調するために添加物が使われていたり、ケーキを長持ちさせるために保存料が使われていることも多いです。
もちろん、食べても問題のない原料が使用されてはいますが、こういった添加物が一切入っていないケーキを食べたいという人はそのケーキにどんな原材料が使われているのかをチェックした方が良いでしょう。
基本的にコンビニやスーパーで販売されているほとんどのケーキには添加物が使用されていて、「保存料」「着色料」「〇〇化剤」のような記載がされています。そして、ケーキ専門店レベルになると保存料を使っていないケーキが多くなり、「オーガニック」という記載がされていたりするもの。ですので、添加物が気になる人は「オーガニック」の記載を確認したり、お店の人に直接原材料を聞いたりしてから購入すると安心です。
残ってしまったケーキを保存する方法として思いつくのが冷蔵保存ではないでしょうか。「残った食材はとりあえず冷蔵庫!」というイメージもあり、チョコレートに限らずほとんどの食材を冷蔵保存している人も多いでしょう。
一般的なチョコレートの適正温度は15〜22度と言われていて、スーパーやコンビニでも常温で販売されています。高温多湿でなければ美味しいまま保存ができるもので、チョコレートを冷蔵庫で冷やしてしまうと逆に品質が落ちてしまうんだそう。
しかし、ケーキとなると生クリームを使用していたり、種類によっては生チョコを使っているものもあるため10度以下の冷蔵庫で保存するのが望ましいでしょう。ケーキによっては冷凍で長期間保存ができるものもあるようですが、全てのケーキに当てはまるものではないので、保存方法に悩む場合は購入店に聞いてみると良いでしょう。
そして、ケーキを冷蔵庫で保存する際に気をつけて欲しいのが、箱のまま冷蔵庫に入ないこと。ケーキを購入すると紙の大きめの箱に入れてくれますが、この箱を冷蔵庫に入れてしまうと紙が湿気を吸収し、ケーキの水分が奪われてしまいます。ケーキだけでなく冷蔵庫の中に入っている他の食材にも影響するため、ケーキを冷蔵庫で保存する際は箱から取り出しタッパーや密閉容器に移し変えた方が良いでしょう。
チョコレートの味は作る人によって全然違いますし、食べる人によっても好みが分かれます。そんな中、大手のケーキメーカーのチョコレートケーキは多くの人に愛される味わいで、材料にもこだわりが感じられるものばかり。
専門家曰く、特におすすめしたい大手ケーキメーカーは2つあって、チョコレートケーキ好きならぜひ知っているべきとのこと。専門家がそこまで絶賛するケーキメーカーとは一体どんなお店なのでしょうか。
北海道に本社を構える洋菓子店で、今や全国的に知られている有名店です。1996年に寿製菓が千歳市のチョコレート工場を買収したことをきっかけに、チョコレートを主力とした洋菓子店を開店。その後ドゥーブル・フロマージュというチーズケーキが大ブレイクし全国的に名前が知られるようになりました。
当初は店舗販売のみの生ケーキを販売していましたが、北海道以外に住む人にも楽しんでもらえるよう冷凍技術を開発。これによって通販でも購入が可能となり、現在では北海道を代表する洋菓子店となっています。
お菓子の街として知られる神戸に店舗を構える洋菓子店。2003年に神戸六甲にオープンした比較的若いお店ではありますが、ケーキをはじめ、チョコレートやプリンといった伝統的なお菓子を展開しています。
そして全国的に名が知れるきっかけとなったのが「神戸魔法の壺プリン」。テレビや雑誌で紹介されることも多く、素焼きの壺に入ったとろとろのプリンはモンドセレクション3年連続最高金賞受賞という実力もあり、通信販売と店舗販売共に人気の高い商品となっています。
まずは、今回紹介する15種類のおすすめチョコレートケーキの中でも特にイチオシなケーキを紹介します。販売されてまだ間もないケーキなのですが、すでに全国区の知名度を誇り、従来のチョコレートケーキとは違った味わいを実感できるとして注目されています。
いろいろなケーキを食べ尽くしている専門家も病みつきになるほどなので、一度は食べておきたいチョコレートケーキと言えるでしょう。
下層にはオーストラリア産のクリームチーズとスイートチョコを混ぜ合わせたベイクドケーキ、上層はイタリア産のマスカルポーネチーズと北海道産の生クリームを使用したレアケーキが合わさった、1度で2度美味しいチョコレートチーズケーキです。
しっかりとしたカカオ感がありながらも、なめらかなチーズのコクやミルク感が味わえるという、実に贅沢な仕上がりとなっています。ケーキ全体が柔らかいクラムで覆われており、ふわふわした感覚が特徴的。チョコレートの甘さをクリームチーズが程よく抑えてくれるので、さっぱりだけど濃厚という新感覚が味わえるでしょう。
ベイクドケーキ部分のチョコレートはスペインのチョコヴィック社のものを使用するというこだわりもあり、チーズケーキが一緒になっているにも関わらずしっかりとチョコレートを堪能できます。
シンプルなチョコレートケーキとして愛されているガトーショコラは、チョコレート本来の味が出やすいためお店によって味の違いが大きく出るケーキ。シンプルだからこそ本当に美味しいものを見つけるのが大変なのですが、「これぞガトーショコラ!」と言えるケーキを3つピックアップしてみましたので、ガトーショコラ好きの人はぜひお試しあれ。
なんと、このガトーショコラのために作られたという「ドモーリ製グランクリュショコラ」を使った究極と呼べるケーキ。ケーキでありながら小麦粉を一切使わないというこだわりで、極上なカカオの芳醇さをじっくりと堪能することができます。
また、小麦粉を使っていない分溶けやすいという特徴があって、常温では濃厚なテリーヌショコラを、冷やした場合には生チョコのような味わいを、そして温めて食べればフォンダンショコラのとろける味わいが楽しめます。
チョコレートのコク、甘み、苦味が三位一体となっているこのガトーショコラは、世界50カ国以上の駐日大使をはじめとするセレブ達も御用達なんだそう。完全手作りで保存料を使用していないため、添加物が気になる人にもおすすめです。
西内花月堂は香川県まんのう町に店を構える洋菓子店で、チョコレートやクッキー、プリンなども展開しています。四世紀半もの間ケーキを作り続けているというオーナーシェフが生み出した「四国ショコラ」は、しっとりした食感と濃厚なチョコレートの味わいが楽しめる、非常に食べ応えのあるガトーショコラです。
砂糖には高級な讃岐和三盆糖を使用しており、控えめで上品な甘さが特徴的。「素材に勝るものはない」という考えから、ケーキに使う材料全てに対して妥協をしないんだそう。店舗以外での購入は通信販売となりますが実際の店舗も非常に可愛らしく、周囲にはパン屋や和菓子屋、カフェなどが併設しているという洋風の建物となっているので、香川に行く機会があったらぜひ立ち寄ってみてください。
厳選された有機カカオを使用しているため値段も少々高めですが、最高のカカオとシンプルな食材だけで作るガトーショコラは一度食べると忘れられない味わいです。小麦粉や保存料を一切使用せず、素材そのものの味を最大限に生かしているという、チョコレート好きにとってはこの上ない贅沢品でしょう。
一口食べると口いっぱいにカカオの風味が広がり、深いコクと芳醇な甘みが感じられます。また、温度によっても味わいが変化し、冷やせばカカオの香ばしさが、常温ではしっとりした滑らかさが、温めれば花の蜜のような芳醇さが楽しめるんだそう。
また、ガトーケイイチはガトーショコラの専門店ということもあり、チョコレートを知り尽くしたオーナーシェフによって1つずつ丁寧に作られています。ですので、まさに特別な日や記念日にピッタリなケーキだと言えるのです。
ナッツとの絶妙なコラボレーションがたまらないチョコレートブラウニーは、アメリカでは朝食として食べる人も多く世界中で親しまれています。チョコレートケーキの中でも比較的気軽に食べられる種類ではありますが、チョコレートや作り方にこだわったブラウニーではまた違った味わいが楽しめるもの。ここでは、専門家も絶賛するちょっと贅沢な絶品ブラウニーを2つ紹介しましょう。
高級チョコレートとして知られるフランス産のヴァローナチョコレートをたっぷり使用した濃厚な味わいのブラウニーです。生地がしっとりしていて表面だけがサクサクとしているのが特徴。そのため、食べる前に少し冷蔵庫で冷やすとより一層美味しく食べられます。
また、生地に埋め込まれているクルミも良質なものを厳選しており、食感や風味がしっかりとしています。これが高級チョコレートと合わさることで深いコクと鼻に抜ける風味が楽しめるのです。また、甘さも上品な仕上がりになっているため、アイスクリームや生クリームを添えて食べるのもおすすめ。
ムーンハートは東京都荒川区にある創業66年目の洋菓子店。原料へのこだわりや熟練した製法があり、本場フランスの王道とされる作り方を取り入れているんだそう。
まるでチョコレートをそのまま焼いたかのような濃厚な味わい。通常の2倍の量のチョコレートを贅沢に使用しているという生地は、他では味わえない深いコクを実感できます。また、アクセントとなるクルミはローストされたものを使用し、これによって香ばしい芳醇な風味がプラスされ、チョコレートの甘みをより引き立ててくれるのです。
バニラアイスとの相性も抜群なので、贈り物だけでなく自分へのご褒美としてもおすすめしたいブラウニーです。
次はチョコレートケーキの王様、ザッハトルテのおすすめを紹介していきましょう。チョコレートでコーティングされたケーキは見るからに濃厚なのですが、中にはジャムやガナッシュが入っていたりして意外と軽いケーキなのです。「すごく甘そう……」というイメージから避けていた人も、今回紹介する3つのケーキを味わえば今までの概念が覆るでしょう。もちろんチョコレートにもこだわったケーキばかりなので、他との違いも実感できるはず。
ココアバターをたっぷり含んだ高級チョコレートを極限まで使用した贅沢なチョコレートケーキです。ケーキは全部で「しっとりココアスポンジ」「フレッシュクリームで仕上げた濃厚生チョコレート」「風味のあるガナッシュ」「グラサージュショコラのコーティング」の4層になっていて、カットした際の断面からも濃厚さが伝わってきます。
スポンジの軽さの中に重みのあるチョコレートを楽しめ、甘さも控えめ。ですのでいくらでも食べれるという人も。しっとり濃厚な大人の味なので、コーヒーや紅茶だけでなく赤ワインと一緒に食べるのもおすすめだそうです。
高級チョコレートの代名詞となるベルギー産のクーベルチュールと、高級ココアの代名詞となるバンホーテンココアがふんだんに使われているザッハトルテ。従来のザッハトルテとは違うオリジナルレシピで焼き上げているため、他では味わえない風味や食感が楽しめます。
バンホーテンココアがスポンジ部分に使用されており、しっかりとした味わいのスポンジにガナッシュクリームが交互に重ねられています。3層になったスポンジの上にクーベルチュールを何度も重ねてコーティングするという贅沢な仕上がり。
チョコレートの深いコクとガナッシュのまろやかさ、ココアの風味が染み込んだスポンジが三位一体となった、大人のザッハトルテとなっています。
こちらも本場のザッハトルテのレシピをオリジナルに改良して作り上げたザッハトルテ風のチョコレートケーキです。1日に12台しか作ることができないそうで、大量生産はしておらず、岡山県で1つずつ丁寧に作っています。
オーナーパティシエが20年研究してやっと出来上がったチョコレートケーキは、あっさり好みにはおすすめできないほど濃厚。とはいえ、甘さは控えめでほんのり苦味も感じられる濃厚さなので、後味は意外とスッキリしてます。この濃厚な味わいには高級材料も大きく関係しており、土台となるスポンジにはバローナココアとバンホーテンココアを使用。
また、よつ葉発酵バターや中沢乳業のフレッシュクリーム、北海道産高級薄力粉のドルチェなど全ての材料が厳選されています。メインのチョコレートにはクーベルチュールチョコレートをたっぷり使い、オレンジコニャック入りのガナッシュが程よいアクセントになる仕上がりは決して他で味わうことができないでしょう。
レア感がなんとも言えないフォンダンショコラは、至福の高級感が感じられるチョコレートケーキ。なめらかな口どけがチョコレート好きを魅了させ、チョコレート本来のコクがもろに楽しめます。一口食べると身も心もとろけてしまいそうなフォンダンショコラのおすすめは3つありますので、柔らかめのチョコレートが好きな人はしっかりチェックしてください。
クルミとピスタチオ、ラズベリークリスピーがトッピングされた棒状のフォンダンショコラは、千葉県の木更津にある洋菓子店の、知る人ぞ知る高級チョコレートケーキです。口の中に入れるととろけるような食感が楽しめ、味わいも超濃厚。このケーキを食べた後は他のチョコレートケーキに物足りなさを感じてしまう人も多そうです。
チョコレートはカレボー社のクーベルチュールチョコレートをたっぷり使用しており、深いコクが実感できるでしょう。全ての原材料にこだわりを持っていて、卵は青森産の「育み卵」を、ほんの少量使用する小麦粉は北海道産の厳選小麦が使用されています。
住宅街の中にポツンとたたずむ小さなパティスリーで手間暇かけて作り上げるこのケーキは口コミだけで広まり、メディアでも紹介されるほどの本格的な味わいがチョコレートマニアを惹きつけているのです。
とろける食感のチョコレートボールを芳醇なチョコレート生地で包み込んでいるので、食べた瞬間に濃厚なチョコレートが口の中に広がります。このチョコレートは西アフリカ産のカカオから作られたもの。そのため、上品なカカオの香りも楽しむことができるのです。
また、なめらかさを出すために試行された絶妙な焼き加減も高い評価を得ていて、外はしっとり、中はとろ〜りとした食感が特徴となります。そのままでも美味しく食べられますが、電子レンジで温めると中のチョコレートがさらにとろけて、口の中全体でカカオの風味と上品な甘みを感じることができます。
ベルギー王室も御用達というチョコレートの天才「ジャンガレー」のフォンダンショコラがこちらのケーキ。チョコレート本来の深みや苦味を程よく出すために、生地にはビターチョコレートをたっぷり凝縮しています。そのため甘いだけではない、締りのある大人の味わいが楽しめます。
常温で食べるのも良し、電子レンジで温めるのも良しですが、専門家は温めるのが好きなんだそうです。中のチョコレートが溶け出すことによってケーキの生地と絡み合い、甘みと苦味が絶妙にマッチするそうなので、ビターチョコが好きな人はぜひ試してみてください。
チョコレートはベリー系の食材を合わせることで程よいサッパリ感が出るもの。ですので、市販のチョコレートケーキは苺やラズベリーがトッピングされているものが多いです。また、チョコレートの甘ったるさが苦手でも「ベリーが入っていれば食べられる」という人がいるほどです。そこで最後は、チョコレートとベリーが絶妙にマッチしたおすすめケーキを紹介します。
奥深いブラックベリーの酸味と甘いなめらかなチョコレートが混ざり合う絶品チョコレートケーキ。ベリー好きにはもちろんですが、このケーキの特徴のなめらか感はチョコレート好きにもたまらない感覚だと言えます。
パティシエの故郷フランスのヴァローナ社で販売されている最高級チョコレートを使用しており、「サンスト式乳化法」という独自製法を用いることでこのなめらかさを実現しています。ケーキの構造はふわふわのスフレを思わせるチョコレートのスポンジと、ブラックベリーの紅茶を加えた深みのあるチョコレートムース、トップにブラックベリーをふんだんに使用したなめらかゼリーを乗せた3層となっていて、3種類の味が混ざり合うことで最高級の味わいが堪能できるのです。
見た目も落ち着いた高級感があるので、記念日や誕生日などの特別な日をより一層演出してくれるケーキとなるでしょう。
ラズベリーの果肉がたっぷり入ったクリームをチョコレートのスポンジで挟んだシンプルなチョコレートケーキ。ケーキ全体を濃厚なチョコレートが包み込んでいて、トップには苺、ラズベリー、ブルーベリーの3種類をトッピングしています。
程よい甘さのチョコレートスポンジにフレッシュフルーツがアクセントとなる、まさにフルーツ店ならではのチョコレートケーキと言えます。使用しているフルーツは超一流のフレッシュフルーツなのでフルーツ好きの人にもおすすめ。
また、チョコレートもしっかりと濃厚なので、フルーツの美味しさを活かしつつ濃厚な味わいも楽しめるという、非常にお得感満載な気分で食べることができるでしょう。
まず見た目で強烈なインパクトと受けるチョコレートケーキ。棒状の濃厚なチョコレートケーキの上は真っ赤なパウダーが散りばめられており、パーティを彩ってくれるオシャレ感があります。
ケーキは5層でできており、クーベルチュールと北海道産のクリームチーズを使用した濃厚ガトーショコラと、カカオ分99%のほろ苦チョコレートクリーム、ランダムにサンドされた甘酸っぱいフランボワーズジャム、さらにクーベルチュールを贅沢に使用したとろける食感のチョコ生クリーム、そしてトップにはパウダー状にした赤いチョコレートをふんだんに散りばめてあります。
口に入れると濃厚なチョコレートが溶け出して、カカオの香ばしさと程よい苦味、なめらかな甘さが口いっぱいに広がります。コーヒーや紅茶はもちろんですが、ワインやウィスキーと一緒に楽しんでも絶品です。
チョコレートを選ぶ際の疑問や質問は日々専門家の所にも寄せられているそうです。その内容は自分で食べるための内容よりも人にケーキを送る際の質問が多く、ぜひ知っておいた方が良い内容となので紹介していきます。
ケーキの種類にもよりますが、ケーキの日持ちは到着してから10日前後くらいが一般的です。ただし、常温保存や冷蔵保存、冷凍保存といった保存の仕方によっても違ってくるのて、いちばん良いのは購入したお店に確認すること。
できれば購入前に賞味期限を確認しておき、相手がベストのタイミングで食べられるよう予め予約をしておくのが確実でしょう。冷凍保存で長期間日持ちするケーキなどもありますが、やっぱりケーキは早めに食べた方が美味しく食べられるものです。
ですので逆に自分が受け取る側となった場合も、もったいぶらず早めにいただきましょう。
チョコレートケーキと言っても一言では言い表せないほどの種類や伝統があり、それぞれ味や特徴も全く違うという奥深さがあります。14種類以上あると言われているチョコレートケーキ、チョコレート好きの人はぜひ全種類制覇してみてはいかがでしょうか。
ここで紹介した15種類のおすすめケーキも、全国区で知られている有名メーカーから知る人ぞ知るメーカーまでさまざま。有名だからこそ多くの人に愛されていたり、逆に小さなお店だからこそ細かい部分までこだわることができたりと、それぞれ違った良さがあります。自分のこだわりと照らし合わせながら、ぜひ一度味わってみてください。