象印の炊飯器のおすすめ12選!加熱方式とこだわりの内釜で選ぶ

炊飯器メーカーの中でも国内トップのシェア率を誇る象印。とくに加熱方式や内釜へのこだわりは群を抜いていて、「おいしいご飯が食べたい」という日本人の願いを叶える究極...


炊飯器メーカーの中でも国内トップのシェア率を誇る象印。

とくに加熱方式や内釜へのこだわりは群を抜いていて、「おいしいご飯が食べたい」という日本人の願いを叶える究極の炊飯器づくりを実現しています。

ただ、象印の炊飯器はラインナップが豊富なぶん、どれを選べばいいか悩んでしまうところです。

そこで今回は家電量販店の炊飯器コーナーを担当しているスタッフさんに象印のおすすめ炊飯器を12台ピックアップしてもらいました。

合わせて後悔しない炊飯器の選び方も教えてもらったので、新しく炊飯器を買おうと思っている人も、買い換えを検討している人も必見ですよ。

ママアイテム編集部



象印の炊飯器のおすすめな選び方6つ


象印の炊飯器はとてもバリエーションが豊富で、それぞれサイズや機能性、素材などが異なっています。


数ある中から自分にぴったりの炊飯器を選ぶにはどこをチェックすればいいのでしょうか?プロ直伝の炊飯器の選び方を紹介します。


1.マイコン?IH?圧力IH?加熱方式をチェック


炊飯器の加熱方式はいろいろありますが、象印では圧力IH、IH、アイコンの3種類を採用した炊飯器が販売されています。


まずはそれぞれの特徴をもとにメリット、デメリットをわかりやすくまとめてみました。


圧力IHIHマイコン
メリット高火力でふっくらもちもちに炊きあがる炊きムラが起こりにくい値段が安い
デメリット寿命がやや短め水加減が難しい熱効率がやや劣る

このうち最もシンプルなのはマイコン炊飯器。ヒーターの熱を直接内釜にあてて加熱する方式を採用しています。


ヒーターは本体下部に搭載されているものが多いので、内釜の下から加熱するのが一般的ですが、そのぶん熱が均等に行き渡りにくく、炊きムラが出やすいのが難点です。


内蓋にヒーターがついているものは上からも加熱できるので多少炊きムラを抑えることができますが、他の方式に比べると熱効率が落ちる点は否めません。


ただ、そのぶん価格がリーズナブルで購入しやすいところがメリットとなっています。


一方のIH式はIH加熱コイルを搭載することで、内釜そのものを発熱させる仕組み。火力も強いので全体に熱が行き渡り、均一な炊きあがりを実現します。


ただ、マイコンに比べると水加減による影響を受けやすく、水が多かったり少なかったりするとベストなご飯を炊けない可能性があるのがデメリットです。


最後の圧力IHはIHで内釜全体を加熱しつつ、さらに圧力をかけることで100℃以上の高温で炊きあげることができる方式です。


IHタイプよりさらにふっくらもちもちの食感に炊けるので、こだわりのご飯が炊きたいのなら圧力IHを選ぶのがおすすめです。


ただ、強い圧力をかけるぶん内部のゴムパッキンなどが劣化しやすいため、寿命は他のタイプに比べてやや短いといわれています。


このように3つそれぞれに特徴があるので、自分のライフスタイルやニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。


2.何人で何杯食べる?容量をチェック


炊飯器は機種によって一度に炊けるご飯の量が決まっています。家庭用の場合、大きなものになると1升炊きに対応している機種もありますが、普段少量しか炊かないのに大容量の炊飯器を選んでしまうのはNG。


サイズが大きいほど消費電力も大きくなりますし、大量のご飯を炊く仕様になっているので、少量のご飯を炊こうとするとうまく炊きあがらない可能性があります。


かといって人数分ぎりぎりのサイズを購入すると不便なこともありますので、大きすぎず小さすぎないベストなサイズの炊飯器を購入するのがポイントとなります。


炊飯器のサイズは取扱説明書にある「○合炊き」で判断することができますが、「1合ってご飯何膳分?」と聞かれるといまいちピンと来ませんよね。


そこで今回は炊飯器のサイズと、どのくらいのご飯が炊けるのかを一覧にまとめてみました。


炊ける量
3合炊き茶碗6杯分
5.5合炊き茶碗11杯分
1升炊き茶碗20杯分

3合炊きは主に1〜3人暮らし向け。一人暮らしの人や夫婦二人暮らしの世帯、あるいは小さな子どもが1人いる親子3人暮らし向けのサイズといえるでしょう。一方、5.5合は3〜5人世帯におすすめ。5人家族でも1人あたり2杯分食べられますので、一般的なファミリー世帯ならこのサイズで十分でしょう。


一番種類が豊富なのもこのタイプですね。最後の1升炊きですが、一度に20杯分も炊けるので6人以上の大家族に向いています。二世帯や三世帯家族、食べ盛りの学生が数人いる家庭では一升炊きのほうが便利でしょう。


ただ、ターゲット自体が少数派ですので選択肢はやや少なめです。


3.味に違いが出る!内釜のタイプをチェック


内釜とひと言にいっても、使われている素材は機種によって大きく異なります。


実際、象印の場合は、南部鉄器や鉄器コート、プラチナ圧釜、黒まる圧釜、そして黒釜と多彩な種類がラインナップされています。


他メーカーの内釜まで加えるとかなりの数になりますが、ここでは主要な内釜の特徴をまとめてみました。


内釜の種類特徴
多層釜複数の素材を重ね合わせた釜。熱伝導率を高くする
アルミ釜熱伝導率が高く、軽量。値段もリーズナブル
鉄釜発熱効率が高い。ずっしりとした重みがある
炭素釜発熱効率と保温性が高い
土鍋釜自然なおこげができやすい

表を見てもわかる通り、内釜の材質によって熱の伝導率やお米の仕上がりが異なります。


さらに炊きあがったご飯の甘み、うまみ成分にも違いが出ますので、炊飯器を選ぶときは内釜のつくりや材質にも目を向ける必要があります。


かつては重くてずっしりした内釜のほうがおいしく炊けるというイメージはありましたが、一概に重量だけで判断することはできません。


たとえば高級なIHや圧力IH炊飯器に多用される多層釜にしても、使用している素材や層の数によって性質が大きく変わってくるので、単純に「多層だからいい」ともいえないのです。


そのため、炊飯器を選ぶときはどんな素材を、どのように、どんな理由で採用しているのかをきちんと見極めて選ぶことが重要なポイントとなります。


4.炊きあがり自由自在!炊き分け機能をチェック


象印の炊飯器には炊きあがりを自由に選べる炊き分け機能がついています。


基本的には「ふつう・やわらかめ・かため」の3パターンから選べる仕組みになっていて、自分好みの食感に仕上げられるのが魅力ですね。


高性能機種の場合、さらに炊き分け機能のパターンが増え、酢飯や玄米向け、さらに冷めてもふっくら感をキープできるように炊けるものもあります。


基本の炊き分け機能だけでも十分おいしいご飯を炊けますが、用途や目的に合わせてベストな状態に炊きあげたいという人は炊き分け機能のバリエーションの数もチェックしたほうがよいでしょう。


5.美味しさを長時間キープ!保温機能をチェック


ご飯のおいしさは炊きあがった直後がピーク。それ以降は時間が経過すればするほどご飯が冷め、風味や食感が少しずつ低下していくので、炊きあがってから一定の温度を保ち続けることが大事なポイントとなります。


象印の炊飯器には2~3種類の保温メニューが採用されていて、炊いてから食べ終えるまでの時間に合わせて最適な保温モードを選べる仕組みになっています。


保温時間は機種やメニューによって異なりますが、24時間〜最長40時間までお米のおいしさを損なわずに保温することが可能。


少し余裕のあるサイズを選べば、朝に三食分を一気に炊きあげて保温するいう使い方もできるので、共働き世帯など忙しくてなかなか家事に手が回らないという家庭にもおすすめですね。


もちろん使い方は世帯によって異なるので、自分や家族のライフスタイルと照らし合わせて最適な保温機能のものをセレクトしましょう。


6.価格相場と買うべき値段をチェック


象印の炊飯器には多彩な種類があって、価格もピンからキリまでいろいろあります。


炊飯器のような白物家電はほぼ毎日使うものなので、価格だけで選んでしまうと後悔してしまう可能性が高いのですが、炊飯器選びの参考材料のひとつとして相場を知っておくのも良いでしょう。


ここでは象印の炊飯器の価格帯を3つにわけてリサーチしてみました。


最安値価格帯最安値価格帯高級価格帯
7,000円~8,000円台15,000円~20,000円台70,000円~80,000円台

最安値価格帯は高級価格帯のおよそ10分の1。ちなみに同じ価格帯でもサイズは3合~1升とまちまちなので、サイズが大きい=値段が高いというわけではないようです。


高性能な炊飯器を選べば機能も充実していますし、炊きあがりの良さも期待できますが、最近の炊飯器は性能が進化しているため、高価格帯でなくても満足できる製品がたくさんあります。


実際、売れ筋価格帯はどちらかというと最安値価格帯に近いところで落ち着いているようです。


象印の炊飯器はなにが違うの?


炊飯器の製造・販売を手がけているメーカーはたくさんありますが、トップメーカーとして知られる象印の炊飯器は他メーカーと比べてどんな違いがあるのでしょうか?


象印ブランドの特徴を見てみましょう。


象印


IH炊飯器の国内市場シェア率No.1の実績を誇る大手メーカーです。


日本の伝統的な炊飯スタイルであるかまど炊きの良さを追求し、羽釜をモチーフにした内釜を採用しているところが大きな特徴となっています。


最新モデルでは保温性の高い南部鉄器の内釜を採用するなど、斬新なアイデアが光ります。


この商品の比較ポイント

象印のおすすめ炊飯器を紹介する前に、今回の商品の比較ポイントをまとめてみました。


サイズや炊飯方式、内釜の素材などを自分のライフスタイルや家族人数と照らし合わせてみて、最も相性の良い製品を選びましょう。


  • 容量
  • サイズ
  • 重量
  • 炊飯方式
  • 内釜
  • 最長保温時間

今、編集部がおすすめする象印の炊飯器はコレ!

炊飯器のトップシェアメーカーとして知られる象印が販売している炊飯器の中でも、家電のプロが選んだアイテムがこちら!


ご飯の炊きあがりの良さ、保温性、多彩なメニューなど、どれをとっても一級品の炊飯器ですよ。


「南部鉄器 極め羽釜 NW-AT10」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:縦305×奥行400×高さ245mm
  • 重量:11.5kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:南部鉄器極め羽釜
  • 最長保温時間:40時間

自分の好みにぴったりのご飯が炊ける


象印の最新式内釜「南部鉄器極め羽釜」を採用した最高級機種の炊飯器です。


日本で昔から親しまれているかまど炊きを再現した南部鉄器の羽釜は職人がひとつずつ丹精込めて作り上げたもの。わずかな気泡もない鉄製の釜はIHとの相性抜群で、高火力が内釜全体にしっかり伝わる仕組みになっています。


普通のご飯はもちろんですが、蓄熱製の高い南部鉄器ならではの底はパリッ、中はふっくらのおこげごはんを楽しめるのも魅力のひとつですね。IHだけでなく圧力も高く、1.5気圧かけて強い火力で炊きあげるので、ふっくらと食感のよいご飯に仕上がります。


また、南部鉄器は保温性が高いところも特徴で、冷めてもふっくら感が持続。なんと最長40時間もおいしさをキープしたまま保温できるので、多めに炊いて三食にわけて食べことも可能です。


さらに炊き分け機能も充実していて、「しゃっきり」から「もちもち」まで全部で7パターンから選べるので、自分や家族の好みに合ったご飯を毎日楽しめます。


しかも食べ終わった後、感想を入力するとその家庭ごとの好みを記録。その状態で「わが家炊き」メニューで炊飯すると、蓄積されたデータに基づいて最適な硬さ、粘りを再現してくれるというからすごいですね。


わが家炊きメニューは121通りもあって、感想を繰り返し入力すればどんどん理想に近い炊きあがりに近づけることができますよ。


かゆいところに手が届く高機能炊飯器はネットでも絶賛されていて、「おかずより白いご飯が食卓の主役になる」「炊きあがりの調整ができておいしくご飯を炊ける」という喜びの声が投稿されています。


こだわりの内釜で高圧力で炊く!保温力も高い!おすすめの圧力IH式5.5合用炊飯器3選

IHと高圧を組み合わせることで優れた火力を実現する圧力IH。ふっくらほかほかのご飯を炊きあげられるのはもちろん、保温力も高いので時間が経っても炊きたての風味を味わえるところが特徴です。


ここではIHとの相性がいい鉄器コート仕立ての炊飯器を3つピックアップ。


おいしさも使い勝手も妥協しない高性能な炊飯器はご飯の味にこだわる人にも、利便性を重視する人にもおすすめの万能炊飯器として高い評判を得ています。


1.「鉄器コート 極め羽釜 NW-AB10」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:幅305×奥行400×高さ245mm
  • 重量:11.0kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:鉄器コート極め羽釜
  • 最長保温時間:40時間

大火力×高圧力でふっくら炊きあげる


IH加熱と相性がいい鉄コーティングの内釜を採用した圧力IH式炊飯器です。


発熱効率の良い鉄を使い、さらに1.5気圧をかけることで最大1450Wの大火力とかき混ぜ効果を発揮。内釜の中でお米を豪快にかき回し、よりふっくらとした食感を実現しました。


さらに強い気圧が甘み成分をお米の中に染みこませ、うまみの深いご飯に仕上げてくれるところが特徴です。


ただ高火力というだけでなく、象印ならではの広くて浅い羽釜形状が熱伝導率を大幅にアップ。すべてのヒーターと水・米の距離が接近するので熱が伝わりやすく、ムラなく炊きあげることに成功しています。


炊きあげ方は好みに合わせて7通りから選べる上、炊きあがったご飯に対して「硬かった」「良かった」などの感想を入力すれば好みのご飯の硬さを記憶する「わが家炊きメニュー」を搭載。


感想を入力するごとに、自分好みの理想の味を121通りまで実現できるハイテク炊飯器となっています。おいしく炊きあげたご飯は「極め保温」機能で最長40時間までキープすることが可能。


あたたかいご飯を食べたい人向けの「高め保温」のほか、保温しない人に適した「保温なし」も選択できるなど、ひとりひとりの好みに合わせた仕様がうれしいですね。


口コミでも炊きあがりの良さが評価されていて「ふつう設定でももちもちに仕上がる」「口に入れた瞬間、甘みがふわっと広がる」と食感・味ともに高い満足度を誇っています。


2.「鉄器コート 豪熱羽釜 NW-JS10」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:幅275×奥行345×高さ215mm
  • 重量:6.5kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:鉄器コート豪熱羽釜
  • 最長保温時間:40時間

軽量だけどハイパワー!


釜の外側に鉄をコーティングし、発熱効率を高めた「鉄器コート豪熱羽釜」を採用。底面のIHヒーターに加え、ふたヒーターと胴リングWヒーターによって内釜全体の発熱効率を大幅アップさせています。


中の米にまんべんなく熱が加わるので炊きムラの心配がなく、釜のどこを取っても均等にふっくらとした理想のご飯を作れるのがポイントです。


さらに1.3気圧の高圧力をかけるので皮が固い玄米だってふっくら炊きあげることが可能。


象印の便利機能のひとつである「わが家炊きメニュー」も49通りあって、炊きあがった感想を入力するだけで自分好みのご飯を炊けるところが嬉しいですね。


もちろん保温も最長40時間のロングキープに対応。朝炊いたご飯のおいしさを翌日の午後までもたせられる保温力の高さには驚きのひと言です。


また、同じ5.5合サイズの鉄器コート炊飯器の中でも軽量設計になっているのも見逃せないポイントのひとつ。他の炊飯器が10kg超えであるのに対し、こちらの商品は6.5kgしかないので、力のない女性や高齢の人でも楽に取り扱えます。


蒸気口セットがない二重内ぶた構造になっている点もふまえると、お手入れも手間なくできそうですね。


実際、「洗う部品が3つしかないから手入れが楽」という口コミも多く、それが購入の決め手になったという人も。


もちろん炊きあがりについても「何度か炊いてわが家メニューにしたらとてもおいしく炊けた」など高く評価するコメントがたくさん見受けられます。


3.「鉄器コート プラチナ厚釜 NW-JA10 」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:幅275×奥行345×高さ215mm
  • 重量:6.5kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:鉄器コートプラチナ厚釜
  • 最長保温時間:40時間

ごはんの甘みを最大限に引き出す!


内ぶたと内釜内面にプラチナコートを施した鉄器コートプラチナ圧釜の圧力IH炊飯器です。


プラチナは耐久性が高いことで知られる金属ですが、炊飯器の内釜に使うと甘み成分をアップさせる効果を発揮。


プラチナの触媒作用が水を弱アルカリ化し、お米の表面のたんぱく質を分解してくれるので、お米の仲間で水を浸透させることができます。


一方、釜内に溶け出した甘み成分(溶出還元糖)が米ひとつぶひとつぶをコーティング。プラチナコート効果によって還元糖量を約35%もアップさせることに成功しました。


もちろん釜の外側は熱伝導率の良い鉄のコーティングを採用。釜内の炊きムラを抑えて最後までふっくら食感を楽しめる理想の炊きあげを実現しています。


炊きたてごはんが美味しいのはもちろんですが、選べる保温モードのおかげで最長40時間まで変わらないおいしさをキープ。


さらに人口知能AIとふた開閉センサーを組み合わせた「保温見張り番」機能により、釜内のごはんの量を推測して最適な温度でコントロールするというハイテクシステムも兼ね備えています。


食べ終わった後は、簡単に取り外せる内蓋2つと内釜を洗うだけでお手入れ完了。蒸気口セットがないので毎回洗うのも苦にならないところが好評です。


内釜そのものも軽いので「洗うのが楽だし、おいしく炊けるから米消費量が増えた」という声が多数。


「米のひとつぶひとつぶがしっかり立っていてツヤがある」と炊きあがりの違いを実感した人も多いようですよ。


釜自体が発熱するIH式!ヒーターの熱で炊くマイコン式!おすすめの5.5合用炊飯器3選

釜全体が発熱する仕組みのIH炊飯器と、ヒーターの熱で炊きあげるマイコン式炊飯器は昔から日本人に愛用されてきた家電のひとつ。


圧力IHに比べると性能が落ちるのでは?と思うかもしれませんが、最新のIH&マイコン炊飯器は機能性も高く、おいしいお米を味わえると評判です。


ここでは象印が販売しているIHとマイコン式炊飯器の中でもとくに性能に優れた3台をピックアップ。多彩なメニューやこだわりの工夫も要チェックです。


1.「IH炊飯ジャー 極め炊き NP-HF10」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:幅250×奥行360×高さ200mm
  • 重量:4.0kg
  • 炊飯方式:IH
  • 内釜:プラチナ厚釜
  • 最長保温時間:30時間

うまみと甘みを引き出すプラチナ圧釜


プラチナナノ粒子で水質を変えて、ごはんのうまみと甘みを引き出す画期的なIH炊飯器です。


プラチナコートを施した内釜内面からはプラチナナノ粒子が溶け出し、水質を弱アルカリ性に変化。米表面のたんぱく質を分解し、ごはんの甘み成分「還元糖」の量を約15%もアップしてくれます。


一方、豪熱沸とうIHがIHの高火力でガンガン炊き続けてくれるので、うまみも最大限まで向上。芯までふっくらする甘み&うまみたっぷりのごはんを味わえるところが魅力ですね。


さらにこだわりのご飯のおいしさを損なわないよう、温度コントロール機能を搭載した底センサーを採用。保温に最適な火加減を自動調整してくれるので、最長30時間までうるおいとツヤのあるご飯をキープすることができます。


実際、保温機能を使ってみた人からは「一日経っても美味しかった」と保温性能の高さを評価する声も。


他にもお米の栄養を引き出す「熟成炊き」機能などをもうけるなど、細部にまでこだわった高機能炊飯器に仕上がっています。


「ステンレス製で高級感がある」と評判のデザイン性の高さも人気を後押しする理由のひとつになっているのでしょう。


2.「IH炊飯ジャー 極め炊き NP-VJ10」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:幅255×奥行375×高さ205mm
  • 重量:4.0kg
  • 炊飯方式:IH
  • 内釜:黒まる厚釜
  • 最長保温時間:30時間

お米の対流を促進するまる底内釜


お米の対流を促すまる底タイプの「黒まる圧釜」を導入したIH炊飯器。底に丸みがあるので米の対流が起こりやすく、米全体にまんべんなく熱を伝えることが可能となっています。


さらに沸騰後も火を落とさずIHの高火力で炊き続ける「豪熱沸とうIH」が芯の残らないふっくらとした炊き加減を実現。


一方で炊き方を自由に選べる炊き分けコースが用意されていて、自分や家族の好みに合わせてふつう・やわらかめ・かための3パターンから自由にチョイスすることができます。


もしご飯が余ってしまっても、30時間おいしく保温できる「うるつや保温」や「高め保温」モードが搭載されているから安心。


1日以上経過しても水分を損なわず、みずみずしい食感を維持できるからご飯の風味を劣化させる心配がありません。


また、炊飯モードだけでなく、「パンメニュー」や「ケーキメニュー」が採用されているのもうれしいポイントのひとつ。


パンメニューでは発酵と焼きを選択することができ、普通のパンはもちろん、ごはん入りの丸パンも作れる優れものです。


一方のケーキメニューは材料を入れてキーを押すだけの簡単仕様。マイコンがきちんと温度管理してくれるから、焦げ付きなどの失敗なくふんわりとしたケーキを焼くことができます。


使い方次第でいろいろなメニューに挑戦できるので、料理やお菓子作りが好きな人にとってうってつけの炊飯器といえるでしょう。


ネットに掲載されているレビューの感想をチェックすると「24時間経ってもご飯が硬くならない」「パンを焼けたりおかゆを作れたりと何かと便利」といった喜びの声があがっています。


3.「マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-DS10」


画像出典:Amazon
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  • 容量:5.5合
  • サイズ:幅265×奥行370×高さ215mm
  • 重量:4.0kg
  • 炊飯方式:マイコン
  • 内釜:黒厚釜
  • 最長保温時間:24時間

ダブルセンサーで炊きムラ防止


蓄熱性の高い4mmの黒厚釜を取り入れたマイコン式の炊飯器です。


炊飯時の中パッパ工程のときに一気に火力をアップさせ、沸騰中も高火力をキープできる豪熱沸とうシステムを採用。釜内部に激しい対流を引き起こし、米全体に熱を行き渡らせて炊きムラをしっかり抑えてくれます。


さらにふたと底に2つのセンサーを取り付け、釜内の温度を常時チェック。沸騰を正確に検知することでごはんのアルファ化を促進し、芯のないふっくらとした炊きあげを実現しました。


保温も最長24時間までおいしさをキープできるので、1日経っても変色やパサつきのないふんわりご飯を楽しめますよ。


圧力IHやIH式に比べるとやや火力が低いものの、玄米などの硬い米を炊かずに白米をおいしく炊きたいという人にぴったりの製品といえそうです。


使い勝手やお手入れのしやすさにもこだわっていて、炊きあがりを時刻で予約できる時計式2メモリータイマーや、取り外してさっと洗える内ぶたなど、利便性を追求した工夫が施されているのも大きなメリットとなっています。


ユーザーレビューでも「価格、使い勝手、機能ともに満足」「マイコンはおいしくないと聞いていたけど思っていた以上に美味しかった」と好評を得ていますよ。


少量でも極上の炊き上がり!1人暮らしや少人数家庭におすすめの3~3.5合の炊飯器5選

お米の量が少ないと熱が早く伝わって水分が蒸発してしまうため、かつては少量だと美味しいごはんが炊けないといわれていました。


でも今は炊飯器の技術が大幅に進歩したおかげで、少量でもふっくらと美味しく炊きあげられる製品が広く流通しています。


ここでは一人暮らしや少人数家族におすすめの小型炊飯器を5つ厳選。中には炊飯以外のさまざまな機能が搭載されている製品もあるので、ハイテク炊飯器をフル活用したい人にもぴったりですよ。


1.「南部鉄器 極め羽釜 NP-QT06」


画像出典:Amazon
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  • 容量:3.5合
  • サイズ:幅265×奥行320×高さ225mm
  • 重量:6.0kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:南部鉄器極め羽釜
  • 最長保温時間:30時間

おこげも楽しめる極上炊飯器


職人手作りの南部鉄器製極め羽釜を採用した最高級の圧力IH式炊飯器です。


蓄熱製の高い南部鉄器を使っているので、おいしさをキープしたまま保温できる上、絶品のおこげごはんも炊けるという万能ぶりが人気。


羽釜はすべてのお米と水がヒーターに接近する浅広型で、火力をまんべんなく伝えることが可能となっています。


さらに1.3気圧をかけて甘み成分をお米のひとつぶひとつぶにぎゅっと凝縮。かめばかむほどうまみと甘みを感じられる極上のごはんを堪能することができます。


ふたは釜内の水分を逃がさない2重蓋仕様で、最長30時間まで乾燥知らずのみずみずしいお米を維持。朝から晩までいつでもおいしいご飯を食べられるのはこの上ない魅力ですね。


白米だけでなく、玄米や雑穀米、麦飯などのメニューにも対応しているので、健康志向の人にもぴったりです。


また、自分の好みの食感を本体に覚えさせる49通りの「わが家炊き」メニューも搭載。


炊きあがったご飯を評価し、その感想を入力するとそのデータが記録され、どんどん自分好みのご飯に炊きあがる仕組みになっています。


ひとりひとりの理想に合わせて微調整できるこだわり機能は象印ならではの特徴といえるでしょう。


さすがハイクラスの炊飯器だけあっておいしさについては多くの人が「炊きあがったお米のおいしさは絶品」と太鼓判を押すほど。中には「お米の質を落としても美味しい」というコメントもありましたよ。


2.「極め羽釜 NP-QB06」


画像出典:Amazon
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  • 容量:3.5合
  • サイズ:幅265×奥行320×高さ225mm
  • 重量:6.0kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:極め羽釜
  • 最長保温時間:30時間

少量でも乾燥せずにふっくら炊ける


象印の売りである広くて浅い極め羽釜を採用した3.5合タイプの圧力IH式炊飯器です。


お米と水がすべてのヒーターと接近する構造になっているので、火力を効率よく伝えられるのがポイント。さらに1.3気圧をかけて甘み成分を米の内部にまでじっくり浸透させるので、お米の味をたっぷり堪能できます。


また、少量でもふっくらと炊きあげられるよう、2重蓋を採用。少量炊きで起こりやすい水分の蒸発を防いで、最長30時間までおいしさをキープすることに成功しました。


本体内部には49通りのわが家メニューを記録できるので、従来品で炊きあがりに不満を感じた人も満足できること間違いなし。


他にも、やわらかめの食感に仕上げる「やわらかごはんメニュー」や、栄養価が高くてヘルシーなご飯を炊ける「玄米メニュー」「金芽米メニュー」「雑穀米メニュー」など多彩なごはんメニューをラインナップしています。


世帯ごとの好みやライフスタイルに合わせて炊きあがりをコントロールできるところがユーザーから高く評価される理由になっているのでしょう。


その証拠に、口コミ評価では「自分の家で炊くご飯が他のどこより美味しくなった」「おかずなしで2杯はいける」という声もあるほどです。


3.「圧力IH炊飯ジャー 極め炊き NP-RY05」


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  • 容量:0.5~3合
  • サイズ:幅230×奥行320×高さ195mm
  • 重量:4.1kg
  • 炊飯方式:圧力IH
  • 内釜:プラチナ厚釜
  • 最長保温時間:30時間

好みに合わせた炊きあがりが魅力


釜内部にプラチナコートを施したプラチナ厚釜仕様の圧力IH式炊飯器。炊飯する過程で内部のプラチナナノ粒子が溶け出し、米の表面のたんぱく質を分解してくれるので、アルファ化が大幅に促進されます。


ごはんの甘み成分である還元糖の量も従来比約30%アップするので、お米の甘みとうまみをしっかり味わうことができますよ。


炊きあがりは「しゃっきり」から「もちもち」まで自分好みの食感に炊き分けOK。


さらにメニューに合わせて炊き分けかたを選ぶことも可能で、たとえば「すしめし」モードなら酢にからみやすい柔らかさに炊きあがりますし、「しゃっきり」を選べばルーと絡みやすいカレーにぴったりのご飯を作れます。


他にもお米の栄養素を最大限に引き出す「熟成炊き」メニューも搭載されていて、ヘルシー食として知られる玄米もふっくら美味しく炊きあげることができます。


どのモードで炊いた場合でも、最長30時間はおいしさをキープできるので、保温でお米の質が劣化してしまう心配もなし。


0.5〜3合までのお米が炊けるので、一人暮らしの人や夫婦二人暮らしの世帯を中心に人気を集めています。


リアルな口コミをチェックすると「ただのIHや圧力炊飯器とはまったく違う」と従来品との差に驚きを隠せない人も。


また、「お弁当にするとお米の甘みを感じられておいしい」という感想も寄せられていて、冷めてもご飯のおいしさを実感できることがうかがえます。


4.「IH炊飯ジャー 極め炊き NP-GH05」


画像出典:Amazon
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  • 容量:0.5~3合
  • サイズ:幅230×奥行300×高さ190mm
  • 重量:3.2kg
  • 炊飯方式:IH
  • 内釜:黒まる厚釜
  • 最長保温時間:30時間

熟成炊きでご飯のうまみがぐんとアップ!


沸騰しても強火で炊き続ける「豪熱沸とうIH」が魅力の3合タイプのIH炊飯器です。


底面からしか加熱できない一般的なマイコン炊飯器とは異なり、側面ヒーターやふたヒーターからも熱を加えて内釜全体を熱で包み込む前面加熱を実現。さらに沸とう後も高火力で炊き続けることで、芯の残らないふっくらとしたお米の炊きあげに成功しています。


底が円形になった黒まる厚釜が米の対流を促すので、どのお米にも均等に熱が行き渡るところが特徴です。


「熟成炊きメニュー」を選ぶと、いつもより時間をかけて水に浸し、お米のアルファ化を促進。ごはんの甘みを促す溶出還元糖の量がぐんとアップし、米のうまみを余すことなく堪能できます。


炊きあがった後は、「うるつや保温」と「高め保温」の2つの保温メニューでおいしさを長時間キープ。最長で30時間ものあいだお米のツヤ、風味を維持できるので、いつでも好きなときにおいしいお米をいただけるのが嬉しいですね。


これだけでも十分高機能ですが、さらにパンの発酵・焼きメニューまでついているという充実ぶり。丸パンやメロンパンなどいろいろなパンを自宅にいながら作れるので、パン好きな人やホームベーカリーの購入を検討している人にもおすすめですよ。


人気商品だけあって口コミの数も多いのですが、中でも目立ったのは「ねばつかず、ふっくらソフトな炊きあがりになる」という声。


長時間おいしさを保てるうるつや保温も好評で「半日放置しても変色しなかった」と保温機能の高さも評価されています。


5.「マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-BT05」


画像出典:Amazon
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  • 容量:0.5~3合
  • サイズ:幅235×奥行325×高さ195mm
  • 重量:3.1kg
  • 炊飯方式:マイコン
  • 内釜:黒厚釜
最長保温時間:12時間

5mmの黒厚釜でムラなく炊ける


マイコン炊飯器の不満点を一気に解消した全面加熱採用のマイコン式炊飯器です。


一般的なマイコン式炊飯器は底面にしかヒーターがないため炊きムラが起こりやすいのですが、こちらの製品は底面だけでなく、側面とフタにもヒーターを搭載。


あらゆる方向から加熱するので炊きムラが起こりにくく、IH式のような満足度の高い炊きあがりを実現しています。さらに内釜にも工夫が施されていて、熱が側面まで伝わりやすい広くて浅めの黒厚釜を採用。


従来比約1.2倍の高火力で炊き続ける「豪熱沸とう」も加わって、マイコン式炊飯器とは思えないほどのハイパワーを発揮します。本体上面には一般的な炊飯器よりも大型の蒸気口がついているので、高火力で炊き続けてもふきこぼれる心配はありません。


また、内釜全体にまんべんなく熱が行き渡る性質を利用して、パンの発酵や焼き作業も行うことができるのも魅力的なポイントのひとつ。炊飯器ひとつでいろいろなパンを作れるので、パン好きもご飯好きも納得の逸品といえるでしょう。


0.5~3合炊きと扱いやすいサイズも人気で、「0.5合も炊けるから二人暮らしのわが家にぴったり」というレビューも多め。「長時間経っても変色しないで美味しいまま」という声もあって、米の質が劣化しにくいところも人気の秘密となっているようです。


象印の炊飯器を購入時の気になる疑問・質問


炊飯器シェア率トップの人気を誇る象印なら間違いない!とは思うものの、初めて購入するときは疑問や不安がつきものです。


今回はネットでよく見かける疑問・質問のうち3つをピックアップ。悩みを解消して納得した上で炊飯器を購入しましょう。


Q1:南部鉄器の内釜ならご飯を食べながら鉄分補給できる?


内釜に防錆加工が施されているので、鉄分補給はできません。


南部鉄器の急須などはお湯を注ぐと鉄が溶け出すので、水分と一緒に鉄分も補給できるところが魅力といわれています。


そのため、象印の南部鉄器極め羽釜にも同じ効果を期待してしまうところですが、鉄はさびやすい金属でもありますので、耐久性のことを考えると鉄分補給できないのは仕方ないことといえるでしょう。


Q2:内釜に羽がついているほうがいいの?何が違う?


大きくななめに伸びる羽をつけることでヒーターとの密着性が高まり、熱を閉じ込めることができます。


その結果、熱が釜内部で大きく対流し、側面の熱ムラをしっかり抑えられる仕組みになっています。


均等に熱が行き渡ると炊きムラを防ぐことができるので、最初から最後までふっくらとした美味しいお米を味わうことができるでしょう。


Q3:「我が家炊き」メニューってどんなの?


利用者の好みを記録して、炊きあがりを自動調整してくれる便利機能です。


前回食べたごはんの硬さやねばり具合について「良かった」「弱かった」といった感想を入力すると、本体がそのデータを自動登録。


次回以降「わが家炊きメニュー」を選べば、データに基づいた最適な炊き方を再現してくれます。


この作業を繰り替えすことでより自分や家族に合った食感に調整してくれるので常にベストな炊きあがりのご飯を味わうことができます。


まとめ

斬新なアイデアと炊飯へのこだわりで国内トップの人気を誇る象印のおすすめ炊飯器を紹介してきましたが、内釜の素材やつくり、メニュー機能などによってお米の味や使い勝手が大きく異なることがわかりますね。


保温性の良さやおこげを重視する人や南部鉄器極め羽釜タイプを。お米の甘みを実感したいなら鉄器コートプラチナ厚釜を選ぶなど、自分の好みや目的に合わせて選ぶと購入した後の満足感が違います。


中にはパンも焼ける炊飯器もあるので、いろいろなメニューに挑戦したい人は多彩な機能を搭載した万能タイプを選ぶのもいいでしょう。


今回紹介してきた12の炊飯器はサイズ、内釜、機能のいずれもまちまちですが、それぞれにこだわりの機能や工夫が施されているので、炊飯器選びに迷ったらぜひ参考にしてみてくださいね。


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