写真用フォトプリンターのおすすめ10選!手軽さと写真の綺麗さで選ぶ

写真をプリントするときにおすすめのプリンターを、プロ監修のもとに比較し、紹介していきます。持ち運びも容易な小型プリンターから、A3ノビ対応の複合機まで、大きさは...


写真をプリントするときにおすすめのプリンターを、プロ監修のもとに比較し、紹介していきます。

持ち運びも容易な小型プリンターから、A3ノビ対応の複合機まで、大きさはもとより、スマホやアプリなどを使って手軽に印刷できる大人気の商品や、ちょっとしたオモチャ感覚で使える楽しい製品など、さまざまな機種を細かく解説します。

また、選ぶときの注意点や印刷時の気になる疑問にもまるっとお答えし、フォトプリンター購入を徹底サポートします。 

ママアイテム編集部



フォトプリンターのおすすめな選び方7つ


フォトプリンターを選ぶときに、チェックしたい項目や、注意したいポイントなどを7つピックアップし、サイズ感から印刷方式の種類、各価格帯の説明まで、細かく解説します。


1.小型・軽量で持ち運び楽々!モバイルタイプをチェック!


旅行やイベントごとに良く出かける人は、小型軽量で持ち運びがし易いモバイルタイプのフォトプリンターがおすすめ。何といっても撮ったその場でプリントアウトして周りの人とシェアできるのが魅力です。通常のプリンターと違い、家に置いていても場所を取らないことが魅力で、使用していないときには押し入れやちょっとしたスペースに収容可能な点もうれしいですね。


小さいながらも高機能な商品が多々販売されているので、ぜひチェックしてみてください。


2.持ち運びが楽で手軽に使えるコンパクトタイプをチェック!


一年に数回しかプリンターを使わない人には、コンパクトタイプのフォトプリンターがおすすめです。年賀状や子どもの運動会の写真をプリントアウトする程度であれば、そこまで高性能な商品は必要ありませんので、収納場所などを考えてもコンパクトタイプの製品をチョイスするのはベターな選択であるといえます。逆に、ハードに使いたい、写真のクオリティを求めている人は高機能、高解像度のモデルを選ぶのが良いでしょう。プリンターは使用シーンを考えて選択するのがおすすめです。


3.スマートフォンやデジカメの写真を直接プリントアウト!Wi-Fi搭載タイプをチェック!


最近では、スマートフォンやデジカメから直接転送して印刷ができるタイプのプリンターも多く販売されています。Wi-Fi対応のものもありますので、プリントする場所を問わないのも魅力です。プリンターを扱うときには基本的にPCからプリンタにデータを飛ばして印刷することが多いので、PCを持っていない人にはありがたい機能なのではないでしょうか。


また、コード類が煩雑にならない点もメリットで、部屋の景観を乱しませんし、ペットや小さな子どもが居る家庭にもおすすめのタイプです。


4.印刷方式の特徴で選ぶ!特徴を比べて自分好みのタイプをチェック!


プリンターにはいくつかの印刷方式があり、それぞれ特徴が違います。


代表例を挙げてみますと「昇華型熱転写方式」は、熱でインクを用紙に転写する仕組みであり、滑らかでキレイな写真に仕上がるのが特徴で、印刷には専用の用紙とインクが必要になります。「ZINK方式」は、専用の感熱紙を使うタイプです。「ZINK」とはゼロ・インクの略であり、プリンタ内部で与える温度によって異なる色が発色し、写真として印刷されます。「インクジェット方式」は、お馴染みの印刷方法ですね。さまざまな用紙を印刷可能ですが、インクカートリッジのランニングコストが嵩張ってしまったり、ほかのタイプと比較すると少々大型で置き場所を選ぶのがデメリットです。


5.対応するメモリーカードや接続方法をチェック!


デバイスの多様化に伴い、各プリンターが対応しているメモリーカードや接続方法も増える一方です。スマートフォンやタブレットで印刷する場合であればWi-FiやBluetoothなどのワイヤレス接続が可能か、デスクトップパソコンやデジカメは、USB接続やSD/microSDカードなどに対応しているかなどを確認しましょう。購入前の確認は、上述した印刷方式などと合わせて、非常に重要な事柄です。せっかく購入したのに、自分が持っているメモリーカードや用紙では印刷できない、なんていうことにならないためにも、しっかりとチェックしてください。


6.タッチパネル液晶モニター付きで操作しやすいタイプをチェック!


最近ではタッチパネル液晶が付いているプリンターも増えてきました。直感的、感覚的に操作ができるのはうれしいですね。各メーカーとも違った機能、タッチ感の物を出していますので、実際に触る機会があればぜひチェックしてみてください。液晶モニタの利点としては、インクの残量や用紙切れなどがわかりやすく、メンテナンスの方法もわかりやすいことが挙げられます。


7.いくらだと安くコスパがいい?価格相場と買うべき値段をチェック


プリンターの価格は印刷方式や複合機など、タイプによってまちまちですが、売上動向を参考にし、3つの価格帯に分け、それぞれ特徴を説明していきます。


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
参考価格〜5,000円5,000〜30,000円30,000円〜
特徴年賀状やちょっとした写真のプリントアウトなら十分各社有名モデルが揃う。よく使う人はこちらの価格帯がおすすめ高精細・高解像度モデルが増える。プロ使用の製品も

最安値価格帯のプリンターでも、必要十分な機能を備えている機種は多く、年賀状やちょっとした写真のプリントアウトなら問題なく使用できます。また、とくに低価格のモデルにおいてはインクが無くなるまで使って、その都度買い換える人もいるそうです。

売れ筋価格帯は、値幅の広さの通り、さまざまな機種が出揃います。機能も多岐に渡り、使用シーンに応じて選べることから、購入目的がはっきりとした人は、この価格帯の製品を購入することが多いようです。

高級価格帯も、売れ筋価格帯と同じく使用シーンに応じて柔軟な選択が可能ですが、どれもほかの価格帯に比べて頭一つ抜き出た性能を持っています。価格帯のなかでもかなりの開きがありますが、上位は完全にプロカメラマンが使うような機種が多く見られます。


フォトプリンターのおすすめメーカー・ブランド


代表的なフォトプリンターのおすすめメーカー・ブランドをリストアップしました。各社とも、プリンターのみならず、カメラやビデオ、半導体など、複合的な事業を手がけ、日夜技術革新に勤しんでいます。


1.CANON(キヤノン)


知らぬ人は居ないであろう、日本が誇るカメラ、ビデオなどの映像機器、プリンター、複写機などの事務機器から半導体関連の製品まで、世界をリードし続けているメーカーがキヤノンです。カメラはもとより、プリンターも多くのプロフェッショナルに使用されています。


2.EPSON(エプソン)


日本のプリンターメーカーで、キヤノンと人気を二分しているのが「EPSON(エプソン)」です。会社が創業以来培ってきた「省・小・精の技術」のとおり、常に革新的で信頼の置ける製品を多数開発、販売している優良企業です。


3.富士フイルム


富士フイルムは、2014年に創立80周年を迎えた老舗メーカーです。カメラ・フィルムのメーカーとして認知している人も多いのではないでしょうか。近年では「スマホ de チェキ」シリーズをはじめとした、時代に寄り添う新しい商品を発売し、注目を集めている遊び心の利いた企業です。


4.CASIO(カシオ)


時計のメーカーとして有名な「CASIO(カシオ)」も、プリンター事業を手がけています。現在では惜しまれつつも撤退してしまいましたが、今でも根強いファンが存在しています。


5.Polaroid(ポラロイド)


「Polaroid(ポラロイド)」は、1937年に創立されたメーカーで、撮ったその場ですぐ印刷して見ることができるインスタントカメラの原理を開発し、実用化した企業です。印刷の色味はPolaroidにしか出せない味わいなので、プロ・アマ問わず、登場以降多くのファンを獲得し続けてきた老舗ブランドです。


今回の商品の選定ポイント

フォトプリンターの選定ポイントとして、「これさえチェックしておけば安心」という項目をリストアップし、以下にまとめました。比較するときの参考にしてください。


  • 印刷方式(インクのタイプ)
  • ワイヤレス対応
  • 接続インターフェイス
  • 対応メモリーカード
  • サイズ
  • 重量
  • 対応用紙サイズ
  • 写真のきれいさ(解像度)
  • 液晶モニター
  • その他機能

今、編集部がおすすめするフォトプリンターはコレ!

今一番おすすめのフォトプリンターを、専門家が独自の視点でセレクトしました。持ち運びがし易く、遊び心もたっぷりと入った一推しプリンターはコチラです。


【富士フイルム】“スマホdeチェキ" instax SHARE SP-2


画像出典:楽天市場
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  • 印刷方式(インクのタイプ):instaxシステム
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:IEEE802.11b/g/n
  • 対応メモリーカード:無
  • サイズ:幅89.5mm×高さ131.8mm×奥行き40mm
  • 重量:250g
  • 対応用紙サイズ:オリジナルフィルム
  • 写真のきれいさ(解像度):320dpi
  • 液晶モニター:×
  • その他機能:充電式、フィルム排出速度約10秒、「性格診断」「相性診断」「名刺チェキ」搭載、専用無料アプリ

「スマホの写真をチェキにできたら」を実現したアイデア商品


富士フイルムが販売する“スマホdeチェキ" instax SHARE SP-2は、スマホの画像データがそのままチェキとして出力されるという、ありそうでなかったアイデアが光るフォトプリンターです。小さいながらも320dpiと解像度は申し分なく、単純なスマホ操作で直ぐにプリントアウトできることから、チェキの代替え機として、また2台目として購入する人が多く、とくに若者から絶大な人気を得ている商品です。

「チェキ」と付いているように、もちろん持ち運びが可能で、重量もわずか250gと非常に扱いやすい設計になっています。1回の充電で約100枚ものプリントが可能なので、ちょっとしたパーティーくらいならば難なくこなせる頼もしさも備えています。

チェキ独特の風合いも損なわれておらず、「スマホdeチェキ」の名に偽りはありません。それどころか、スマートフォンアプリでの色調整、フィルター機能、テンプレートも充実しているので、まるでInstagramの画面がそのままプリントアウトできるようなイメージで使用可能です。

また、「性格診断」「相性診断」「名刺チェキ」の3種類のゲームも標準で搭載、各種パーティーで大活躍すること間違いなしでしょう。チェキと違ってスマホからデータを送信するので、撮り直しが容易なところもうれしいポイントですね。


モバイルタイプのおすすめフォトプリンター2選

スマートフォンとスムーズに連携し、気軽にフォトプリントが楽しめる一推しのフォトプリンターを紹介します。


1.【LifePrint】LP001-1


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):ZINK方式
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:Bluetooth
  • 対応メモリーカード:無
  • サイズ:76mm×高さ127mm×奥行き25mm
  • 重量:290g
  • 対応用紙サイズ:専用紙
  • 写真のきれいさ(解像度):不明
  • 液晶モニター:×
  • その他機能:画像と動画を組み合わせたAR写真印刷が可能、専用無料アプリ

動く写真がプリントできる。世界初のAR写真プリンター


【LifePrint】LP001-1 は、通常のモバイルプリンターとしての機能を備えながら、世界初の画像と動画を組み合わせた「AR写真」を印刷することができるフォトプリンターです。作成方法は簡単で、スマホのカメラロールやSNS上にある画像をアプリで紐付けるだけ。つまりはほぼタッチ操作のみで作成することができます。さらに、FacebookやInstagramなどの各種SNSともシームレスに連携していますので、すぐに投稿が可能なのも大きなメリットだといえるでしょう。動く年賀状やDMなど、面白い使い方が想像できる機種であり、違った形で写真をプレゼントしたいと考えている人にはとくにおすすめです。


2.【ポラロイド】 ZIP Mobile Printer White POLMP01W


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):ZINK方式
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:Bluetooth
  • 対応メモリーカード:無
  • サイズ:幅75mm×高さ115mm×奥行き22mm
  • 重量:190g
  • 対応用紙サイズ:ZINK 2×3 フォトペーパー対応
  • 写真のきれいさ(解像度):不明
  • 液晶モニター:×
  • その他機能:専用無料アプリ

Polaroidの良さと現代の技術が上手くマッチした、「楽しめる」プリンター


インスタントカメラの王様、Polaroidが販売するモバイルフォトプリンター「ZIP Mobile Printer White POLMP01W」は、まさに「現代のポラロイド」といったスタイルで、撮ること、印刷することの楽しみを再発見させてくれるプリンターです。コンパクトかつ、ワイヤレス対応なので、結婚式や同窓会、アウトドアなど、場所を選びません。撮ったら直ぐに印刷が可能です。こちらの商品もスムーズなアプリ連携が可能なので、撮り直しも気軽にでき、フィルムが無駄になることがありません。付属アプリは単なる連携だけでなく、QRコードを作成し画像にメッセージを入れたり、複数の写真を組み合わせてのコラージュも手軽にできるなど、写真加工アプリとしてもなかなかの出来栄えです。


小型タイプのおすすめフォトプリンター3選

小型タイプのフォトプリンターのなかでも、とくに機能性が高く、ユニークな特徴を持った製品を紹介します。どの製品も楽しさと機能性を兼ね備えた良機種です。


1.【タカラトミー】TPJ-03SO


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):不明
  • ワイヤレス対応:×
  • 接続インターフェイス:無
  • 対応メモリーカード:無
  • サイズ:幅130mm×高さ143mm×奥行き53mm
  • 重量:349g
  • 対応用紙サイズ:チェキ用フィルム Instax mini
  • 写真のきれいさ(解像度):不明
  • 液晶モニター:×
  • その他機能:電源不要、アプリ不要、フィルム送り出し手動

ちょっとの手間が味になる。オモチャ感覚で使えるプリンター


「タカラトミー」といえば、玩具で有名なメーカーですが、遊び心がたっぷりとつまったフォトプリンターも販売しています。TPJ-03SOの一番の特徴は、まず電源不要ということ。フィルムパックにフィルムを入れ、箱のような本体の左右を開き、台座のような箇所に現像したい画像を映したスマートフォンを載せ、本体のシャッターを切ることで撮影が完了します。あとはフィルム排出つまみを回すだけでフィルムが出てきます。ほかのモバイル・小型プリンターとまったく違った撮影方式で手間もかかりますが、「この手間が面白い」「写真の風合いが良い」と、多くの購入者から称賛され、「日本おもちゃ大賞2017」で「ハイターゲット・トイ部門 優秀賞」を受賞した人気商品です。


2.【EPSON】PF-71


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):インクジェット
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:Hi-Speed USB、IrDA、IEEE802.11b/g/n
  • 対応メモリーカード:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード、マイクロSDXCカード、miniSDカード、miniSDHCカード、microSDカード、microSDHCカード
  • サイズ:幅249mm×高さ176mm×奥行き85mm
  • 重量:1.8kg
  • 対応用紙サイズ:カード、名刺、L判、2L判、KG、ハイビジョン、A6縦~A5縦、洋形封筒1号~4号、長形封筒3号、4号、専用ロール紙(60mm幅)、郵便ハガキ、郵便ハガキ(インクジェット紙)、郵便ハガキ(光沢インクジェット紙)、純正ハガキ
  • 写真のきれいさ(解像度):5760x1440dpi
  • 液晶モニター:◯
  • その他機能:ロール紙対応、スマホ対応、一体型インク

小型ながらも充分な機能を持ったコンパクトプリンター


EPSONの人気ラインである「カラリオシリーズ」から販売されているPF-71は、シンプルながらもたくさんの機能を持った汎用性の高いコンパクトプリンターです。デジカメからのプリントはもちろん、スマホからのワイヤレス印刷にも完全対応。チェキなどではなく、しっかりとした「写真」に仕上げたい人は、こちらの機種が良いでしょう。これだけの機能がついて、大きさはA4サイズ以下というのもうれしいところで、ちょっとした持ち運びも苦になりません。無論、無線LANも標準搭載されています。


3.【CASIO】8型タッチパネル・手書き認識対応プリン写ル PCP-2500


画像出典:Yahoo!ショッピング
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  • 印刷方式(インクのタイプ):サーマルインクジェット
  • ワイヤレス対応:不明
  • 接続インターフェイス:不明
  • 対応メモリーカード:SDメモリーカード[2GB]、SDHCメモリーカード[32GB]、miniSDメモリーカード[2GB]、microSDメモリーカード[2GB]、microSDHCメモリーカード[32GB]、メモリースティック[128MB]、メモリースティックPRO[4GB]、メモリースティック デュオ[128MB]、メモリースティックPRO デュオ[32GB]、マルチメディアカード[1GB]、xD-ピクチャーカード[512MB](TypeM/TypeM+は2GB)、コンパクトフラッシュ(Typel/Typell)[8GB]
  • サイズ:幅263mm×高さ158.5mm×奥行き164mm
  • 重量:約2.5kg
  • 対応用紙サイズ:ハガキ、A6、L判、2L判
  • 写真のきれいさ(解像度):2400×1200dpi
  • 液晶モニター:◯
  • その他機能:キーボード、内蔵辞書、テンプレート

年賀状や宛名作成に特化した異色の機種


とにかく年賀状や宛名作成に特化したプリンターがCASIOの8型タッチパネル・手書き認識対応プリン写ル PCP-2500です。ひと目見れば、ほかのプリンターと大きく違うことがわかります。なかでも顕著なのがキーボードが付いているということ。そう、本機種はこれ一台で年賀状の作成が可能なのです。ちょうど、ワープロと年賀状作成ソフトが一緒になったような機能を持っていると表現すれば、イメージが湧きやすいでしょうか。文字変換もATOKが標準搭載され、年賀状や各種手紙で頻出する単語を予測変換するなど、プリンターの枠を越えて、手軽にハガキ制作をすることが可能です。残念ながら現在は生産を終了してしまっていますが、今でもそれなりに使える名(迷)機種であるといえるでしょう。


デジタルカメラやスマホから直接プリントアウト!ワイヤレスタイプのおすすめフォトプリンター2選

PCが無くとも直接デジカメやスマートフォンからプリントアウトできる、ワイヤレスタイプのおすすめプリンターをセレクトしました。コード類も少ないため、いつでもどこでもスッキリと使えます。


1.【Canon】SELPHY CP1300WH


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):昇華型熱転写方式(オーバーコート付)
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:USB(カメラ・USBメモリー用、Type A/パソコン用、mini-B)、IEEE802.11b/g
  • 対応メモリーカード:SDカード、SDHCカード、SDXCカード、miniSDカード、miniSDHCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード、USBフラッシュメモリー
  • サイズ:幅180.6mm×高さ63.3mm×奥行き135.9mm
  • 重量:860g
  • 対応用紙サイズ:L、ポストカード、カード
  • 写真のきれいさ(解像度):300×300dpi
  • 液晶モニター:◯
  • その他機能:シャッフルプリント、フォトブース風プリント、証明写真、アルバム保存100年

独自技術により、綺麗で、長持ちする写真をプリントできる良機種


昇華型熱転写方式にオーバーコートを組み合わせることで、美しく長持ちする写真をプリントアウトすることに成功した商品がSELPHY CP1300WHです。写真は撮る以外にも見る楽しみがあり、なるべく長く、劣化しないことが望ましいので、このような技術はフォトプリンターを選ぶうえでの大きなアドバンテージになります。Wi-Fiでの無線プリントや大型の液晶に使いやすいユーザーインターフェースと、小さいながらもキヤノン独自の技術が詰まっていて、写真を複数枚レイアウトして印刷できる「レイアウト印刷」や、インスタントカメラ風にプリントできるなど、ちょっとうれしい機能が盛りだくさんです。


2.【EPSON】ハガキプリンター PF-81-2018


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):インクジェット
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:Hi-Speed USB、IrDA、IEEE802.11b/g/n
  • 対応メモリーカード:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード、miniSDカード、miniSDHCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード
  • サイズ:幅187mm×高さ100mm×奥行き278mm(収納時)幅352mm×高さ338mm×奥行き296mm(収納時)
  • 重量:2600g
  • 対応用紙サイズ:カード、名刺、L判、2L判、KG、ハイビジョン、A6縦~A5縦、洋形封筒1号~4号、長形封筒3号、4号、郵便ハガキ、郵便ハガキ(インクジェット紙)、郵便ハガキ(光沢インクジェット紙)、純正ハガキ
  • 写真のきれいさ(解像度):5760×1440dpi
  • 液晶モニター:◯
  • その他機能:つよインク200、スマホ対応、タッチパネル、フリック操作、キーボード

年賀状作成に特化しつつ、コンパクトプリンターの機能も充分搭載


年賀状を作成するのに特化した商品が、EPSONのハガキプリンター PF-81-2018です。選べるデザインはなんと4,389種類、有名作家のテンプレートが多数付属しています。これらを組み合わせるだけでも高クオリティの年賀状が簡単に作成できます。


9.0型の大型タッチパネルで直感的に操作できるのもユーザーフレンドリーで、付属のキーボードを使用すればさらに操作性が向上します。また、専用アプリを利用することで、スマホからもスムーズに印刷が可能で、フォトシールの印刷なども手軽に行なえます。コンパクトプリンターに年賀状作成機能がついたお得な機種なので、プリンターは年賀状くらいしか使わないという人にとくにおすすめです。


A3サイズに対応!大きな写真をキレイに印刷できるおすすめ複合機能付きフォトプリンター2選

上手く撮れた写真は、大きく引き伸ばしたいものです。そこで、A3サイズにも対応するおすすめのフォトプリンターを紹介します。


1.【EPSON】インクジェット複合機 カラリオ EP-979A3


画像出典:Amazon
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  • 印刷方式(インクのタイプ):インクジェット
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:Hi-Speed USB×2、10BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.11b/g/n、IrDA
  • 対応メモリーカード:コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ、メモリースティックDuo、マジックゲートメモリースティックDuo、メモリースティックPRO-HGDuo、メモリースティックPRODuo、メモリースティックマイクロ、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード、miniSDカード、miniSDHCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード
  • サイズ:幅479mm×高さ148mm×奥行き356mm(収納時)幅479mm×高さ295mm×奥行き668mm(使用時)
  • 重量:約8,800g
  • 対応用紙サイズ:L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、四切、A6縦~A3縦、洋形封筒1号~4号、長形封筒3号、4号、郵便ハガキ、郵便ハガキ(インクジェット紙)、 郵便ハガキ(光沢インクジェット紙)、郵便往復ハガキ、純正ハガキ
  • 写真のきれいさ(解像度):5760×1440dpi
  • 液晶モニター:◯
  • その他機能:A3対応、自動両面プリント、動作音低減モード

細かい配慮が行き届いた優秀な複合機


EPSONのインクジェット複合機 カラリオ EP-979A3は、コンパクトなボディながらもA3サイズプリントに対応したプリンターです。プリント、スキャン、コピーと、複合機に必要な要素を取り揃えつつ、撮影情報付き印刷や、ウェブページ印刷に対応するなど、細かい配慮が行き届いた良機種です。また、動作音を低減するモードが搭載されていて、深夜でも周囲を気にすることなくプリントすることができます。プリンターの動作音は置く場所にもよりますが、結構な音量なので、この機能はうれしいところですね。


2.【HP】Officejet 7110 AirPrint CR768A#ABJ


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  • 印刷方式(インクのタイプ):オンデマンド型サーマル・インクジェット
  • ワイヤレス対応:◯
  • 接続インターフェイス:USB 2.0 High Speed、10Base-T/100Base-TX LAN、IEEE 802.11b/g/n
  • 対応メモリーカード:無
  • サイズ:幅585mm×高さ189mm×奥行き419mm
  • 重量:8,500g
  • 対応用紙サイズ:A3+、A3、A4、リーガル、レター、エグゼクティブ、A5、A6、B4(JIS)、B5(JIS)、封筒(長形3号、長形4号)、はがき、往復はがき、10x15cm、L判、2L判など
  • 写真のきれいさ(解像度):4800 × 1200 dpi
  • 液晶モニター:×
  • その他機能:A3ノビ対応、新プリントエンジン採用、AirPrint機能対応

余計な機能を削ぎ落としたぶん、印刷に特化したフォトプリンター


HP(ヒューレット・パッカード)のOfficejet 7110 AirPrint CR768A#ABJは、余分な機能を削ぎ落とし、プリントに特化したプリンターです。そのため、非常に操作性が高く、使い勝手が良いのが特徴です。PC操作になれていたり、加工をプリンター側で行わない人には、このくらいの機能がちょうど良いでしょう。もちろん、機能面で光るポイントもあります。ノートPCやスマートフォンからファイルを送るだけでプリントができたり、オプションで自動両面プリントにも対応できたりと、プリントをする側の都合を考え、しっかりとデザインされていることが伝わってくる商品です。


フォトプリンターを購入時の気になる疑問・質問


フォトプリンターを購入するときによくある疑問や質問をまとめました。素朴な疑問から印刷に関する悩みまで、専門家がアンサーします。


Q1:フォトプリンターに普通紙は使えますか?


昇華印刷の場合には使うことができませんが、インクジェットであれば可能です。無理に印刷しようとすると故障の原因になってしまうこともありますので、プリンターの対応用紙をよくチェックし、合った用紙を使いましょう。


Q2:家庭用フォトプリンターはお店より劣りますか?


使用機種、用紙などによってかなりの違いがありますが、やはり家庭用フォトプリンターでは、印刷専門店でプリントアウトするよりクオリティは下がります。ただ、写真の仕上がりは好みの問題もありますので、一概に良い、悪いでは語れない面もあります。


Q3:フォトプリンターとインクジェットプリンターの違いってなんですか?


フォトプリンターは、写真をプリントするプリンターのことを指し、インクジェットプリンターは、インクジェットという印刷方式を指します。つまり、どちらも同じプリンターで、インクジェットプリンターならば、インクジェット方式で印刷するフォトプリンターということになります。


Q4:スマホから印刷できるプリンターはインターネット環境は必要ですか?


スマートフォンからの印刷は、基本的にWi-Fi環境が必要ですが、現在はLANルーターが無い場合でも、ダイレクトにプリンターと繋げる機能を持った商品も登場しています。インターネット環境が無い人は、購入時に必ず確認するようにしてください。


Q5:お店プリントに近い仕上がりで、高画質を重視していますが、おすすめのフォトプリンターはありますか?


専門業者で出すプリントに近づける場合、なるべく高解像度で高機能なプリンターを使うことが重要です。なかでも、プロが使うような各メーカーのハイエンドモデルをセレクトするのが無難です。また、紙質も仕上がりに大きな影響を及ぼすため、紙も高クオリティなものを使うことをおすすめします。


まとめ

フォトプリンターにはさまざまな種類や機能があり、日夜進化を続けているということがわかりました。今回紹介した機種は小ぶりな商品が多いですが、各機種とも、数年前と比べて性能面で大きく成長していることがうかがえ、今では過去の大型プリンターよりも高性能、高機能なプリンターがたくさんあることに驚かされました。

プリンターは買い替えてみると、性能の進歩に驚かされるものです。買い替えを検討中の人も、新規購入を考えている人も、ぜひとも今回紹介したような、最新のプリンターを試してみてくださいね。


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