庭やお墓などに使える安全な除草剤のおすすめ9選!除草剤の形状と種類で選ぶ

ひと口に除草剤といっても、使いたい場所によって選び方は変わってきます。
そこで今回は、庭やお墓などでつかえる安全な除草剤の選び方と、おすすめ商品9選をご紹介します。これまで雑草に悩んでいた人も、この記事を読めば場所に適した除草剤が見つかるかもしれませんよ!

おすすめの除草剤を専門家に聞いたところ、除草したい場所や使われている薬剤によっても選び方が変わるとのことでした。

庭や空き地、お墓など抜いてもすぐに生えてしまう雑草は、悩みのタネでもあります。効果的に除草するためには、除草剤の種類や撒き方が重要です。

今回は、安全性の高いおすすめの除草剤ベスト9を紹介!

雑草に悩んでいる人も、この記事を読めば使いたいシーンに合った除草剤が見つかるかもしれません。 

ママアイテム編集部

除草剤のおすすめな選び方5つ


ひと口に除草剤といっても、実はさまざまな種類があり、使いたい場所によっては使用できないものもあります。ここでは、おすすめな除草剤の選び方5つを紹介します。


1.液体と顆粒!除草剤の形状をチェック


除草剤には、大きく分けて液体タイプと顆粒タイプがあります。液体タイプは即効性が高く、すぐに除草したい時に便利です。今生えている草には有効ですが、これから生えてくる草への除草効果は少なめです。

顆粒タイプは即効性は期待できませんが、ゆっくりと溶けるので雑草の根元から枯らすことができます。雨によって効果が薄まることも少ないので、新しく生えてくる雑草にも効果が期待できます。除草したいスピードや雑草の状態によって形状を選べば、効果的に除草することができます。


2.茎葉処理剤と土壌処理剤!除草剤の種類をチェック


除草剤を散布する時、雑草の生え方によっても適した除草剤が変わります。「茎葉処理剤」は、すでに生えている草に直接薬剤を散布します。薬剤の残留が少ないので、数日で植物を植えることが可能です。

「土壌処理剤」は、雑草が生える前や草丈が短い時の使用に適しています。土壌に除草剤の成分が染み込み、雑草が根から薬剤を吸収する仕組みになっています。長期的に雑草をおさえてくれますが、土壌に薬剤が留まるため、すぐに植物を植えることができません。また、雨などで散布した場所以外にも薬剤が移動しやすいという特性があり、花壇や畑まわりへの使用は不向きです。


3.農耕地用と非農耕地用!除草剤の使用場所をチェック


雑草退治に便利な除草剤ですが、どこでも散布していいわけではありません。植物に影響を与える除草剤は、使える場所が決まっているのです。

「農耕地用」は、野菜や果物などを育てている場所に散布することができます。この除草剤は、作物への残留濃度や、生物に対する毒性など厳しく検査されていて、使用量も厳しく定められています。

「非農耕地用」は、お墓や空き地など、作物を作らない土壌に散布することができる除草剤です。雑草だけでなく、樹木も枯らしてしまうことがあるので、散布する場所にも注意が必要です。


4.アミノ酸系除草剤や選択制除草剤など!除草剤の分類をチェック


除草剤の説明を見ると、アミノ酸系除草剤や選択制除草剤などと書いてありますが、どこが違うのでしょうか。ここでは、分かりやすく表にまとめてみました。


特徴注意点
アミノ酸系除草剤土壌中の分解が早く、環境に優しい除草剤。人や動物には比較的低い毒性だが、魚類などには注意が必要。
選択制除草剤主に稲や芝に使われ、特定の植物の除草に便利。除草したい植物を間違えると、雑草だけ残ってしまう。
土壌表面処理除草剤あらかじめ土壌に散布することで、雑草の発生を防ぐ。農耕地用と非農耕地用があるので、注意。
パラコート系除草剤農業で使われ、医薬外毒物のため、一般の人の入手は難しい。医薬外毒物に認定されているので、毒性が強い。

除草剤のほとんどが、容量・用法を守って使えば比較的安全に使用できるようになっていますが、毒性は高めです。小さな子どもやペットなどがいる場合は、特に注意して使用するようにしましょう。


5.安い価格帯とは?価格相場と買うべき値段をチェック


除草剤にはさまざまな種類がありますが、どの価格帯の商品を買ったらいいのでしょうか。ここでは、それぞれの価格帯による違いを調べてみました。


最安値価格売れ筋価格帯高級価格帯
~1,999円2,000円~9,000円~
  • 最安値価格帯

最安値価格帯の除草剤は、雑草を枯らすのに有効な化学薬剤を使用したものが多く、即効性の高い液体タイプがほとんどです。持続的に除草するタイプではないので、定期的に散布が必要になります。


  • 売れ筋価格帯

売れ筋価格帯の除草剤は、顆粒タイプや持続性の高い成分を使用した商品があります。また、人や環境に優しい天然成分を使用した商品もあるので、小さい子どもやペットがいる人はこの価格帯の商品がおすすめです。


  • 高級価格帯

高級価格帯は、容量の多い除草剤が多いので、より広範囲の除草をしたい人におすすめです。また、除草剤が散布できない場所でも、雑草の発生を防ぐ防草シートなどがあります。


この商品の比較ポイント

今回おすすめの除草剤を選ぶのに重視した点です。このポイントを押さえて商品を選べば、効率的に除草することができますよ。


  • 重量
  • 容量
  • 種類

今、編集部がおすすめする除草剤はコレ!

今、ママアイテム編集部が一番おすすめしたい除草剤を紹介!初めて除草剤を使う人も、安全性の高い除草剤を探している人も、この商品を検討してみてはいかがでしょうか。


JRSコーポレーション「お墓の除草塩1kg 安心安全天然100%岩塩」


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  • 重量:1kg
  • 容量:不明
  • 種類:土壌表面処理除草剤

天然塩を使用した安全性の高い除草剤


化学成分でできた除草剤は、生物や環境へ影響が出てしまう場合があります。小さな子どもやペットがいる場合、なるべく安全性の高い除草剤を使いたいですよね。そんな人におすすめなのが、この除草塩です。

天然のヒマラヤ岩塩を100%使用したこの除草塩は、5ミリから20ミリの大きさのもののみを選定。除草したい場所に撒けば雨に濡れてゆっくり溶け、2~3か月間雑草の発生を防いでくれます。また、ほとんどの除草剤が手袋やマスクなどの着用が必要ですが、この除草剤は天然の塩なので袋から取り出してそのまま撒けます。

ペットや小さな子どもが万が一舐めても安心。使用期限なく、保管場所も選びません。使用しているヒマラヤ岩塩は「ミルキーホワイト」という白い色の岩塩です。

庭以外に神聖な場所であるお墓にも、景観を損なうことなく使えます。塩はお清めの効果もあるので、お墓の散布にもおすすめです。

ただし、土にゆっくりと染み込みながらタイプなので、土壌そのものの性質を変えてしまいます。花壇や樹木の近くで使用すると枯らしたくない植物まで影響を与えてしまうこともあるため、注意が必要です。新しい植物をすぐに植えたい時にも、この除草剤はあまりおすすめできません。使いたい場所の状況や周囲の環境をよく確認してから使用するようにしましょう。


即効性があるので直ぐに効く!液体タイプの除草剤おすすめ4選

今すぐ除草したい場所へは即効性の高い除草剤がおすすめです。即効性の除草剤の中には、散布後に数日で新しい植物を植えることができるタイプもあるので、すぐに雑草を枯らして花壇や畑を使用することもできます。ここでは、即効性の高い液体タイプの除草剤4つを紹介します。


1.アイリスオーヤマ「速効除草剤 4L SJS-4L」


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  • 重量:4.05Kg
  • 容量:4L
  • 種類:茎葉処理剤

手軽に使える液体除草剤


気づいたら伸びてしまっている雑草をすぐに除草したい時には、この商品がおすすめです。容器は持ちやすい取っ手付きで扱いがしやすく、持ち運びにも便利。シャワータイプになっているので散布もしやすいのもポイントです。

また薄めずにそのまま撒けるので、希釈する手間もありません。除草したい雑草だけにピンポイントでかけることができ、土に入ると除草剤は分解されるので、除草したくない草木への影響もありません。4Lで約12~60坪まで使えるので、非農耕地の家の周りや駐車場、空き地など幅広い場所への使用に便利です。


2.日産化学「ラウンドアップマックスロードAL 2L」


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  •  重量:2.22Kg
  • 容量:2L
  • 種類:茎葉処理剤

安全性の高いアミノ酸系除草剤!


この除草剤に使われている「グリホサート」は、安全性が高い成分でできていて、野生生物や昆虫などに対しても極めて安全性が高く、世界の環境保護区や世界遺産などでも使われています。

使い方もかんたんで、気になる雑草の葉にかかるように撒くだけ。シャワータイプなので広範囲に撒くことができます。葉についた薬剤が吸収されると根まで届き、根元から枯らしてくれます。また、薬剤が土に落ちると短時間で微生物により分解され自然に還るので、土壌環境を変えることなく除草することができます。


3.レインボー薬品「ネコソギガーデンシャワー 5L」


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  • 重量:5.38Kg
  • 容量:5L
  • 種類:茎葉処理剤

畑にも使える除草剤!


蓋を開けてそのまま散布できるシャワータイプのこの除草剤は、雑草の茎や葉に直接かけるだけ。葉から吸収された成分が根まで届き、しっかりと雑草を枯らしてくれます。除草したい葉を狙って散布できるのも特徴。

比較的安全性の高いアミノ酸系成分を使用した除草剤で、土に入っても微生物の働きで無害な成分に分解されます。家の周りや駐車場以外でも、適用作物であれば畑や樹木周りなど、幅広く使用できます。


散布後6時間以内に雨や水などで濡れてしまうと効果が半減してしまうので、天気のいい日に散布するのがおすすめです。


4.アース製薬「アースガーデン おうちの草コロリ スプレー」


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  • 重量:1.12Kg~6.7kg
  • 容量:1000ml~6L
  • 種類:茎葉処理剤

食品成分から生まれた除草剤


ペットや小さな子どもがいると、除草剤などの薬害が気になりますよね。手で除草するのは大変ですし、できれば安全性の高い除草剤で雑草退治をしたいという人も多いと思います。そんな人におすすめなのが、この商品です。

使い方はかんたんで、除草した雑草の葉や茎に撒くだけ。有効成分が葉や茎に入り、最速10分で枯れ始めます。約1ヶ月間雑草の繁殖を抑えてくれ、土壌に入ってもすぐに分解されるので、環境への影響も少なく安全。成分はトウモロコシやお茶、柑橘類にも含まれている成分なので子どもやペットがいる家庭での使用も安心です。


持続性があるので強力に長く効く!顆粒タイプの除草剤おすすめ4選

顆粒タイプの除草剤は有効成分がゆっくりと溶け、強い効き目が特徴です。即効性はあまりありませんが、長い間除草した場所への使用にも便利です。ここではおすすめの顆粒タイプの除草剤4つを紹介します。


1.フマキラー「カダン 除草王シリーズ オールキラー粒剤 3kg」


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  • 重量:3kg
  • 容量:不明
  • 種類:土壌処理剤

約6か月間効果が持続!


今まで毎日の草刈りが日課だった人がこの除草剤を購入して散布したところ、こまめに草刈りをしなくても済むようになったそうです。

強力なこの除草剤は、顆粒タイプでパラパラと雑草が気になる場所に撒くだけ。ヨモギやスギナなど、さまざまな種類の雑草に対応していて、撒くだけで根元からかんたんに枯らすことができます。土壌が乾いている場合は、ジョウロなどで水を撒いてから使えば、さらに効果的。

ゆっくりと溶けた薬剤は土壌の中に保持されるので、すでに生えている雑草はもちろん、これから生えてくる種や芽にも効果があります。秋ごろから撒いておけば、雑草の発生を予防することも可能です。


2.アグロカネショウ「カソロン粒剤6.7 (DBN粒剤)」


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  • 重量:3kg
  • 容量:不明
  • 種類:土壌処理剤

しぶとい雑草にも高い効果を発揮


ヨモギやスギナなど、多年生の雑草はなかなか防除が難しく、かなりしつこく生えてきます。そんな強い雑草も退治してくれるのが、この除草剤です。

顆粒タイプなので扱いやすく、幅広い雑草に対応。希釈する手間も無く、そのまま除草したいところに撒くことができます。土壌が乾燥している場合は、雨上がりに撒くか、ジョウロなどで湿らせてから使用すれば、より高い効果が期待できます。また、秋から冬のまだ芽が出ていない時に撒いておけば、薬剤が土壌に留まるので、種や新芽にも効果があり、長期間の除草効果が期待できます。


3.レインボー薬品「シバキーププラスα 2kg」


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  • 重量:2kg
  • 容量:不明
  • 種類:土壌処理剤

芝を守りながら雑草を退治!


庭に芝を植えている人も多いかと思いますが、キレイな芝をキープするには芝の手入れはもちろん、雑草退治も重要になってきますが、芝の中に発生した雑草を抜くのは結構大変です。
シバキーププラスは、ゴルフ場でも使われている成分を家庭用に配合。他の芝用除草剤では駆除しづらかったイネ科の雑草にも高い効果を発揮します。

安全性が高い成分を使用しているので、ペットや人への安全性も高いのも特徴です。使い方もかんたんで、そのまま撒くだけ。肥料成分も配合されているので芝の成長を促しながら、約3か月間除草効果が持続します。


4.住友化学園芸「クサノンDX粒剤 400g」


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  • 重量:400g
  • 容量:不明
  • 種類:土壌処理剤

3種類の有効成分が長く効く


この除草剤は一年生や多年生など、複数の雑草に有効な成分を3種類配合。それぞれ作用性が異なるので、幅広い雑草に効果を発揮し根まで枯らしてくれます。

顆粒タイプなので手軽に撒け、3日〜7日で効果が現れます。効果的に除草するためには、草丈が20cmくらいまでの時期に撒くのがおすすめです。土壌に成分がとどまり、今生えている雑草は根まで枯らし、新しく発生する雑草にも効果があります。除草効果は3か月〜6か月間持続するので、こまめな除草作業が難しいお墓への使用もおすすめです。


除草剤を購入時の気になる疑問・質問


初めて除草剤を購入する時の気になる疑問や質問にお答えします!今までどんな除草剤を買ったらいいのか迷っていた人も、ここで疑問を解決しておけば、頑固な雑草をしっかりと退治できますよ!


Q1:除草剤の代わりに塩水を使っても効果はあるの?

除草剤のほとんどが薬剤を使用していて、小さな子どもやペットがいる家庭で使うのに抵抗がある人もいるかと思います。最近では人体に影響が少なく、安全性の高い除草剤も多くなりましたが、やはり気になりますよね。

除草剤を使用したくないという人には、塩水を撒いて除草する方法があります。水に塩を海水と同じ濃さの3.8%くらい溶かし、雑草が気になる場所に撒くだけでかんたんに除草ができます。ただし、この方法は土壌環境そのものを変えてしまうので、枯らしたくない植物まで枯らしてしまったり、除草後すぐは植物が育たないというデメリットがあります。


また、塩分が雨などで土壌を伝い周囲に広がり、除草したくない近隣の畑などまで影響がでることもあります。塩水で除草する場合は、周囲の環境をよく確認してから撒くようにしましょう。


まとめ

成長が早く、頑固な雑草を除草するには、使う場所や雑草の発生を防いでくれる期間で選ぶことができます。すでに生えてしまっている雑草には、葉や茎から薬剤を吸収させて枯れさせる茎葉処理剤タイプがおすすめです。

今生えている雑草や、これから伸びてくる新芽や種にも効果があり、長期的に除草したい場合は、土壌処理剤タイプがおすすめ。ただし、こちらは雨水などで周囲に広がるので、花壇や畑近くの使用には不向きです。

最近の除草剤は、安全性の高い薬剤を使用しているので生物にも比較的影響が少ない商品が多く販売されていますが、使用方法をきちんと守らないと周囲や環境に悪影響を与えてしまうこともあります。ぜひ今回の記事を参考に、自分の使いたい場所にあった除草剤を見つけてくださいね。

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