植木鉢のおすすめ7選!種類別にインテリア性の高いおしゃれな商品を厳選

花や観葉植物をよりキレイに、よりオシャレに飾るためのアイテム、植木鉢のおすすめ商品を集めてみました。植木鉢には多彩多様な素材やサイズがあり、おしゃれでインテリア...


花や観葉植物をよりキレイに、よりオシャレに飾るためのアイテム、植木鉢のおすすめ商品を集めてみました。

植木鉢には多彩多様な素材やサイズがあり、おしゃれでインテリア性の高いものも多く揃っています。

しかし、選び方を間違えてしまうと植物が枯れてしまう恐れがあることは、あまり知られていません。

ここではおすすめ商品とあわせて、選び方のポイントや植え替えの仕方なども紹介しています。

一つひとつをじっくりチェックし、お気に入りの植木鉢を見つけてください! 

ママアイテム編集部



植木鉢のおすすめな選び方5つ


まずはどのような選び方をすれば良いのか、覚えておきたいポイントをまとめました。


1.素焼きだけじゃない!種類をチェック


植木鉢には多様な種類がありますが、市場に多く出回っている種類は以下のものになります。種類ごとに特徴やメリット・デメリットをチェックしていきましょう。


【素焼き鉢(駄温鉢)】


  • 特徴:土や粘土を形成して高温で焼き上げたもの。ごく一般的な鉢。
  • メリット:通気性、吸湿性に長けている。
  • デメリット:重量がある。倒れると割れることがある。鉢にコケが生えることもある。凍害(寒さによって起こるヒビや剥離)が生じることがある。

【テラコッタ】


  • 特徴:語源はイタリア語のterra(土)とcotta(焼く)。赤っぽい茶色~オレンジ色をしている。
  • メリット:通気性、吸湿性が良い。デザインにこだわったものもが多い。
  • デメリット:素焼き鉢と同じ。

【陶器鉢】


  • 特徴:石や土を粉砕したものを練りあげ、釉薬(うわぐすり)をかけて焼き上げたもの。ツヤのある状態に仕上がっているものも多い。
  • メリット:保水性が良い。カラーバリエーションが豊富。
  • デメリット:通気性、吸湿性が悪い。衝撃が加わると割れることがある。

【プラ鉢】

  • 特徴:プラスチック製。市販の鉢植えに使用されていることが多い。
  • メリット:保水性が良い。軽量。
  • デメリット:通気性、吸湿性が悪い。衝撃や経過劣化で割れることがある。

【木製鉢】

  • 特徴:天然木が使用されている。
  • メリット:通気性、吸湿性が良い。
  • デメリット:濡れた状態が続くと、腐敗することがある。

【ファイバー鉢】

  • 特徴:ファイバー=繊維。ガラスを繊維状にしたグラスファイバー、グラスファイバーに土などを練り込んだファイバークレイなどがある
  • メリット:通気性、吸湿性が良く、軽量で強度がある
  • デメリット:商品によっては表面がチクチクすることがある。他の鉢と比較すると高価。

乾燥を好む植物に保水性が高い植木鉢はNGですし、背が高い植物に軽量の植木鉢を合わせると安定しません。素材の特徴やメリット・デメリットを知り、植物の状態に合った植木鉢を選びましょう。


2.大型?小型?適した号数は?大きさをチェック


植木鉢のサイズは「号」という単位で表し、1号=約1cmです。商品によっては大型・中型・小型、Lサイズ・Mサイズ・Sサイズなどと表記されているものもあるようです。サイズの選び方として、以下に注意しましょう。


  • 市販の花苗や観葉植物と同時に購入するのであれば、植わっている鉢と同じサイズ、もしくは一周り大きなサイズを選ぶ
  • 植え替えを兼ねて鉢を変えるのであれば、ひと回り大きなサイズにする

小さなサイズに植え替えてしまうと、根詰まりを起こす可能性があります。大きすぎる鉢に植え替えてしまうと、根がうまく水分を吸えずに水枯れしてしまうこともあるので要注意です。


3.鉢カバーと間違えないで!鉢底をチェック


植木鉢とよく似た種類に、鉢カバーというものがあります。植物を直接植えるものが植木鉢であるのに対し、鉢カバーは「植木鉢に植えられた植物を入れて使うもの」になります。どちらか分からない場合は、鉢の底をチェックしてみてください。穴が空いていれば植木鉢、空いていなければ鉢カバーです。植木鉢を鉢カバーとして使用することはできますが、鉢カバーを植木鉢として使用することはできませんので気を付けてください。


4.植木鉢もインテリア!デザインをチェック


おしゃれな植木鉢は植物の魅力をUPさせ、部屋や庭の景観を良くする効果があります。デザイン性が高い鉢や鮮やかなカラー鉢は、置いておくだけでおしゃれな雰囲気になり、インテリアのアクセントにもなります。シンプルなフォルムの鉢はどんな場所にも馴染みやすく、植物の引き立て役にもなります。好みだけで選ぶのではなく、置き場所や植物に合わせた鉢選びを心がけましょう。


5.価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック


植木鉢は、素材やサイズ、デザイン性などによって価格が大幅に変わります。例えば8号鉢の場合、テラコッタ、プラ鉢、グラスファイバーだと、どのくらいの価格差が生じるのかを調べてみました。


【テラコッタ】


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
350~800円2,000~5,000円10,000~30,000円

【プラ鉢】


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
100~150円1,000~3,000円10,000~20,000円

【グラスファイバー】


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
3,500~4,000円8,000~10,000円18,000~20,000円

このように、同じ大きさでも素材やデザインが違うことで大きな価格差が生じます。価格重視、デザイン重視、耐久性重視など価値観は人それぞれです。植物に合った素材、サイズ、また置き場所なども考え、ジャストな商品を見つけてください。


今回の商品の選定ポイント

これから紹介する植木鉢には、それぞれ選定ポイントを記しています。商品情報としてだけでなく、各商品の比較・購入する際の判断材料としてチェックしてみてください。


  • サイズ
  • 重さ
  • 素材

主役になる美しさ!今、編集部がおすすめする植木鉢はコレ!

さまざまな植木鉢の中から、おしゃれでデザイン性が高く、実用性も兼ねた植木鉢を選びました。いま1番おすすめな商品はこちらです!


Whichford(ウィッチフォード)「THE BIRDS & BERRIES POT(バーズ&ベリーズポット)」


画像出典:楽天市場
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  • サイズ/12号鉢相当、H25cm
  • 重さ/約6.5kg
  • 素材/テラコッタ

2匹の鳥がかくれんぼ♪遊び心のあるデザインがポイント


世界的なガーデニングブランド「Whichford(ウィッチフォード)」社が手がけたテラコッタです。イチゴをつつく2匹の鳥がデザインされており、その愛らしい姿に思わず微笑んでしまいそうになる作品です。これはウィッチフォード社の設立者のジム・キーリング氏が、イギリスの有名デザイナーであるウィリアム・モリスの作品「イチゴ泥棒(Strawberry Thief)」に感化されてデザインしたものです。可愛らしいのですが決して派手ではなく、どちらかというとナチュラルな雰囲気を持っている鉢です。12号という大きさから考えると、観葉植物、花木、果樹などを植えるのにピッタリでしょう。また鉢口が広くて作業しやすいので、寄せ植えにも最適です。背の高いものを中心として高低差をつけたアレンジ、花が横に広がるアレンジ、下に垂れさがる植物を使ったアレンジにも適しています。ウィッチフォード社の鉢は一つひとつ手作りで作られており、デザインやサイズに個体差が生じることがあります。ハンドメイドならではの持ち味ですので、ガーデニングの一環として楽しんでください。


ナチュラルに植物を引き立てる!おすすめのテラコッタ製植木鉢

テラコッタ鉢は、ナチュラルなフォルムを持ちながら味のあるデザインのものが多く、植物の魅力を充分に引き出してくれます。

今回は、デザインはもちろん、素材に優れたテラコッタを紹介。


Tuscany S.ROCCO(トスカーナ エスロッコ)「Scannellata(スキャネラッタ)」


画像出典:Amazon
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  • サイズ/17号、H52cm
  • 重さ/49㎏
  • 素材/テラコッタ

イギリス王室に認められた逸品


テラコッタ陶土の中でも最高峰といわれているガレストロを使用、素材にこだわった贅沢なテラコッタです。独自の製法により耐寒性に優れた性質を持っており、凍害(鉢のひび割れや剥離)が起こりにくいため、寒冷地でも使用可能です。トスカーナ・エスロッコ社は品質の高い鉢を作ることで知られており、その評価はイギリス王室からも認められ、バッキンガム宮殿御用達にも至るほど。こちらのスキャネラッタは、ふっくらとした曲線美とグッと引き締まった鉢底のコントラストが、植物をより高価に魅せる効果を持ちます。観葉植物、花木、果樹など大きいサイズの植物におすすめです。


多彩な色合いが映える!北欧陶器製植木鉢

近年、北欧テイストの家具や雑貨が大変な人気を集めており、家や部屋全体を北欧デザインで揃えている方も多いようです。

そんな方におすすめしたいのが、北欧陶器製の植木鉢です。カラーバリエーションが豊富、デザインがおしゃれ、落ち着いたモダンな雰囲気が特徴で、インテリア性も高いので空間のアクセントにもなります。

さまざまな北欧陶器製の鉢の中から、今回おすすめするのはこちらです。


Kahler(ケーラー)「Botanica flower pot grey blue (ボタニカ フラワーポット グレーブルー)」


  • サイズ/7号、H10cm
  • 重さ/―
  • 素材/セラミック

まるで雑貨。癒し系の植木鉢


Kahler(ケーラー)は、創業180年、歴史のあるデンマーク有数の陶器ブランドです。ケーラーの陶器は全てがハンドメイドで作られており、おしゃれで芸術的、かつ温かみのあるデザインが世界中の人たちを魅了しています。こちらのボタニカフラワーポットは、落ち着いたブルーグレーのカラーと安定感のある丸みを帯びたフォルムが、見る人に癒しを与えてくれます。インテリアの邪魔をしないデザインなので、どんな場所にもピッタリです。雑貨のような可愛らしい雰囲気を持っているので、サボテンやアイビー、グリーンネックレスなど可愛らしい植物が良く似合います。北欧テイストのインテリアだけでなく、和室や洋室のインテリアにもおすすめです。


軽量でも重厚感がある!ファイバー製植木鉢おすすめ2選

ファイバー製の植木鉢は、重厚感のある見た目に反して通気性、吸湿性に優れており、倒れても欠けたり割れたりしにくい強度を持っています。

さらに軽量で持ち運びしやすく、置き場所を移動させやすいと好評です。テラコッタに似たもの、石のようなもの、コンクリート製のようなものなどさまざまなタイプがありますので、置き場所や植えるものに合わせて選んでください。

今回はスタイリッシュなタイプと可愛らしいタイプ、2つの商品を紹介します。


1.Yamatei(ヤマテー)「ファイバークレイ デルタ 51」


画像出典:楽天市場
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  • サイズ/W40×D40×H51(cm)
  • 重さ/約9㎏
  • 素材/ファイバークレイ

クールな魅力。男性の部屋にも◎


シンプルでスタイリッシュなトールタイプの植木鉢です。デルタ「⊿」を組み合わせた多面体のデザインは見る角度によって表情が変わり、他に類を見ない近未来的なフォルムがとってもおしゃれ。ファイバーシートにマグネシアセメント(海水などから成形されたマグネシウムを原料としたもの)を塗り重ねたファイバークレイが使用されており、強度があるのはもちろん、環境に優しい素材が使用されています。トラノオなどシャープな形をした観葉植物や、シマトネリコなどオシャレな樹木におすすめです。ホワイトとグレーの2色があるので、置き場所に合わせて選んでください。


2.友膳(you-zen) 「ドゥポワンエッグポット ホワイト (白) GF1692 」


  • サイズ/6号、H21.5cm
  • 重さ/約2㎏
  • 素材/グラスファイバー

メルヘンチックなたまご型


たまごの殻をイメージして作られた、なんともユニークでキュートな植木鉢です。庭、玄関先、リビング、出窓など、置いておくだけでその場をふんわり和ませてくれます。若干レトロなホワイトカラーは、どんな色の植物とも相性バツグンです。見た目から考えると、可愛い花苗や多肉植物の寄せ植え、小さめの観葉植物、が良く似合いそうです。製品の工程上、表面に小さな気泡や縦筋が入っていますが、それが返ってデザインに馴染み良い味を出しています。全体的に丸いフォルムをしていますが、底がしっかりしているので倒れる心配もほとんどなく安心です。


おしゃれで腰の負担も少ない!スタンド付き植木鉢おすすめ2選

庭に複数の植木鉢を並べる時、地面にズラリと並べるよりも、高低差をつけながら飾った方がグッとおしゃれに見えます。

スタンドに並べたり、ハンギングで飾る方法もあるのですが、ここではスタンド付きの植木鉢をおすすめします。鉢本体にスタンドがついているので高低差が出しやすく、全体バランスを見ながらの配置換えも楽に行えます

。高さがあるので作業がしやすく、慢性的な腰痛を持っている方でも安心ですよ!


1.covent garden(コベントガーデン)「ラスティ・バードバスポット EV-47」


画像出典:Amazon
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  • サイズ/W34×D33×H66(cm)
  • 重さ/約9㎏
  • 素材/スチール

小鳥のオブジェがチャーミング


ナチュラルな色ムラと錆びた風合いで、新品ながらも見事なアンティーク調を表現しています。一見バードバスのように見えますが、底に穴が空いているので植木鉢としての使用が可能です。植木鉢としてだけでなく、庭やテラスに置くことでガーデンファニチャーやオブジェとしても楽しめ、空間にアクセントを作りたいときにピッタリです。キュートな小鳥のオブジェに鳥たちも集まってきそうですね。ただ、底の深さが9cmであることを考えると、観葉植物や花木を植えるのには手厳しい感じがあります。垂れさがる植物や花苗など、背の低い植物を中心とした寄せ植えには充分楽しめますし、何を植えてもおしゃれに魅せることができますよ。


2.鉢人 (Hachibito)「KT401-310」


画像出典:楽天市場
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  • サイズ/10号、H58cm
  • 重さ/約10.5㎏
  • 素材/陶器、アイアンなど

質実剛健。スタイリッシュな存在感


パープルサンドと呼ばれる強度のある陶器製の植木鉢と、アイアン製のスタンド、高密度ポリエチレンで作られたインナーポットの3点セットです。凍害にも対応していますので、寒冷地でも使用可能です。陶器鉢には味のあるツヤがあり、シンプルな観葉植物をゴージャスに見せる効果があります。また、脚のアイアンは角部分を作らない設計になっており、床を傷めないよう配慮されているので置き場所を選びません。カラーはホワイト、ゴールド、ブルーの3色、どれもインナーポットを使えば8号鉢の鉢カバーとしても使用できます。リビングはもちろん、ホテルやレストラン、ショップのエントランスにもピッタリなので、ギフトとしてもおすすめです。


植木鉢を購入時の気になる疑問・質問


植木鉢に関する疑問・質問の中から、特に検索数の多いものを集めました。購入する前に一度チェックしてください。


Q1:ポット売りの苗をポットのまま鉢に入れてもいいの?


ポットは、あくまでも仮の鉢です。プラスチック製ですので通気性が悪く、根詰まりや根腐れを起こすことも考えられます。必ず外してから植えこんでください。


Q2:プラスチックや陶器や鉄とか植木鉢の素材はいろいろあるけど捨て方って決まっているの?


各自治体によって異なります。必ず住んでいる地域の処理方法に従って破棄してください。

鉢に入っている土、枯れた根や草なども別にしておきましょう。勝手に捨てると不法投棄になる恐れがありますので、注意が必要です。捨て方が分からない場合は、各自治体へ問い合わせましょう。園芸店によっては、廃土を引き取っているところもあります(有料)。困った時には尋ねてみるのもいいかもしれません。


Q3:英語で植木鉢を検索したいときはどう入力すればいいの?


植木鉢は英語で「Flower pot(フラワーポット)」といいます。ちなみに、植物を栽培する容器の意味を持つ「planter(プランター)」も同業語として使われていますので、どちらでも検索が可能です。


まとめ

植木鉢は植物の引き立て役と考えられがちですが、一つひとつに個性があり、メリットやデメリットがあります。また、何を植えるのか、どこに置くのか、どう飾るかなど、状況や環境に応じて選び方も変わってきます。

逆に「一目ぼれして買ってしまった」「気に入った鉢があったので購入したが、何を植えるか決めていない」など「鉢を買って苗を買う」パターンもあり、これもまたガーデニングの楽しみの一つだと言えるでしょう。

植木鉢を変えればインテリアがもっと素敵に、ガーデニングもより楽しくなります。お気に入りの植木鉢と出会い、あなたの時間を輝かせてくださいね!


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