レーダー探知機をお探しの人に、おすすめの商品を厳選してみました。2019年現在のレーダー探知機は、さまざまな機能がついていてとても高性能です。今回はメーカーや価...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>レーダー探知機をお探しの人に、おすすめの商品を厳選してみました。2019年現在のレーダー探知機は、さまざまな機能がついていてとても高性能です。今回はメーカーや価格、口コミ、機能などから賢い選び方をお伝えします。長距離トラックのドライバーさんから、夜勤のお仕事をしている人、初心者から年配のドライバーさんまで、商品選びに失敗したくない人は必見です!
ママアイテム編集部
レーダー探知機を選ぶ際のチェックポイントは、なんといってもその機能。初めて購入する人は、わからないこともあるかもしれませんが、ここにある6つのポイントを押さえれば大丈夫!高機能であなたのニーズにあったレーダー探知機を選ぶことができますよ。
まず、レーダー探知機には本体の形状にいくつかのタイプがあります。ここでは一般的に多いダッシュボードの上に設置する形状の一体型と、バックミラーと一体になっている形のミラー型の2種類からおすすめのレーダー探知機を選んでいきます。
GPS情報の更新費用がかかるかどうかの違いは、情報量の多さに関係しています。
一般的には、無料で更新できる方が良いという人と、有料の方が情報量が多いのなら有料が良いという人もいるので、自分はどの程度の情報量を必要としているかを参考に選ぶようにしてみてください。
受信バンド数が多いほど、警察無線やJH無線、レッカーやヘリなど色々なものを受信することが可能です。ただし、あまり受信バンド数が多いと警告音がうるさくて減らしてしまユーザーも多いのが現状です。
一般的には5バンドあれば十分だと思いますが、あとは好みや目的に応じて選ぶようにしましょう。
ドライブレコーダーの機能については、近年かなり進化してきています。
例えば、GPSが測定しにくいところでも自分の車の位置が把握できるのでトラブル時に役立つ「OBD ll」。ドライブレコーダーの設定や録画、電源供給もできる「相互通信機能」。
スマホでもGPS情報を更新することが可能な「無線LAN対応機能」や、各センサーに対応することで高精度でオービスの位置を受信したり警告できる「Gセンサー・ジャイロセンサー対応機能」などです。
ただし、これらの機能が多いほど、価格は高くなっていきます。
画面のサイズも大きいものや小さいものなどさまざまです。やはり画面が大きい方が見やすいのですが、どこに設置するのかも考えておかなくてはなりません。場所によっては大きすぎると設置できないというトラブルも考えられるからです。
主流なのは、3.2インチから3.7インチです。
近年、一般道に設置されるオービスの種類が、「移動式の小型オービス」になっているところが増えています。その場合、設置場所が変わるのでGPSで探したり、レーダー波の受信も対応が必要になってきます。
小型移動オービスにもしっかり対応していきたいなら、こちらの機能を搭載したものを選ぶと良いでしょう。
続いては、レーダー探知機といえばこのメーカーとも言える、おすすめの大手3社の特徴をチェックしておきましょう。
コムテックは、1985年に設立されたレーダー探知機や車載用セキュリティー機器などを扱うメーカー。日本メーカーでもほとんどは韓国、台湾、中国の工場で作っている中、日本の工場で組み立てている数少ないメーカーです。
商品の一番の特徴としてはGPSデータの更新が無料という点でしょう。ほとんどの人気シリーズには対応しているようです。コムテック商品の中には、スマホのダウンロード更新に対応しているものもあります。
ユピテルは、レーダー探知機やドライブレコーダーなどを販売している、車載用機器の総合メーカーです。レーダー探知機の先駆者とも言えるメーカーで、今あるレーダー探知機のメーカーの中でもっとも歴史が古いのです。
また、全社員の中でも、技術者がとても多く在籍している技術者の集まり。製造や開発にどんなにコストが高くなったとしても品質には妥協しないという姿勢が人気です。
ユピテルのレーダー探知機の特徴の一つは、データ登録可能件数が多いこと。特に、GWR830sdを発売して以降は、グロナス衛生受信に対応しており、確実な測定ができるような商品を販売しています。
セルスターは1978年に創業した、自動車用品や関連したエレクトロニクス製品を製造販売するメーカーです。なんといってもその特徴は日本国内で自社開発&自社生産をしている「JAPAN QUALITY」を抱えている点。
多くの商品は3年保証がある点も、その商品に対する自信を裏付けています。特に主力なのはGPS機能を搭載したVRシリーズやARシリーズ。ニーズに合わせて好みのタイプを選ぶことができます。
本体の形状
GPS情報の更新費用
受信バンド数
OBDⅡ対応
ドライブレコーダー相互通信機能
無線LAN対応
Gセンサー・ジャイロセンサー対応
画面サイズ
まずは、高速道路や一般道でスピードを出しすぎないようにしたい人や、長距離運転をする際の為に念のため設置しておきたい人など、必要最低限の機能で低コストのレーダー探知機を探している人におすすめのレーダー探知機を3つ厳選しました。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 5
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ×
無線LAN対応/ ×
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ×
画面サイズ/ 3.2インチ
セルスター VA-820EZはお値段が11,111円のお買い求めやすいレーダー探知機。こちら実はAmazonの限定販売なんです。セルスター商品なので、国内生産で3年保証もついているのも信頼できますね。ダッシュボードの上に設置する一体型です。
通行する通り道についての注意が案内されるので、普段何も考えずに通っていた道も、より安全運転をすることができるようになります。小型オービスも対応している為、住宅密集地の道路などに入った時も、前もって警告してくれて安心です。
別売りのOBDⅡアダプターを使えば、最大150項目以上にわたる細かい車両情報を表示することも可能です。また、GPSデータの無料更新もおすすめポイントですね。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 5
OBDⅡ対応/ ×
ドライブレコーダー相互通信機能/ ×
無線LAN対応/ ×
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ×
画面サイズ/ 3.2インチ
12,027円で販売されているセルスター VA-910E。6種類70基の衛星に対応したことで、高精度かつ高速に測位が可能になっています。取り締まり・検問データは47,500件以上を収録していて、常に無料で最新データに更新されるのもGOOD。
設定が苦手な女性など、らくらくモードで直感的な操作が可能になるのもおすすめのポイントです。高速道路でのガス欠防止に、高速道GS空白エリア案内も新機能としてついています。
もちろん日本で生産から品質管理まで行なっていて、3年保証がある高品質。そして、それなのにこのお値段。かなりおすすめのレーダー探知機です。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 5
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ 不明
無線LAN対応/ ×
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ 不明
画面サイズ/ 3.2インチ
お値段16,606円のセルスター VA-610Eは、別売りのOBDⅡを利用することで、OBDⅡに対応することが可能です。トンネルや衛生が受信できない場所に行っても、きちんと情報を取得して、高い精度で自分の車の位置を確認できます。
また、GPSやグロナス、みちびき、SBAS、ひまわりと、5種類59基の衛生から受信が可能ですので、都心の高層ビル街でも奥深い山間部でも、安定した性能を発揮してくれるでしょう。
画面も視覚的に見やすくわかりやすいデザインになっており、使いたくない時にはフォトフレームやオフ画面が選べるのも、臨機応変にカスタマイズできておすすめのポイントです。
続いてはバックミラーと一体型の「ミラー型おすすめレーダー探知機」を紹介しましょう。その名の通り、バックミラーを見るとミラーの端に詳細情報が映し出されるタイプです。
バックミラーとしても使えますし、ダッシュボードに置かないので、運転の邪魔にならないメリットがあります。反面、高額なものが多かったり、表示画面が小さいといった声も。すっきりと車内を使いたい人にはおすすめです。
本体の形状/ ミラー型
GPS情報の更新費用/ 有料
受信バンド数/ 17
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ×
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.2インチ
ユピテル A520はお値段30,000円。最大の特徴は、ガリレオ衛生受信を可能にしたこと!これにより、全70衛生に対応することができます。他にも、OBDⅡ・無線LAN対応など多くの高機能が搭載された最新モデルです。
小型オービスにはGPSとレーダー波でダブルのアプローチ。GPSデータがない小型オービスにも対応可能です。そして、左ハンドルにも対応ししています。
さらに嬉しいのが、誤警報に対して自動で識別や登録を行なって、次回通る時から警報をキャンセルしてくれること。これにより警報音でうるさくなってしまうこともない為、使い心地が良くなっています。
本体の形状/ ミラー型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 17
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ◯
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.7インチ
セルスター AR-W91GMはお値段30,542円で販売。こちらもガリレオに対応し、70基対応で高精度な測定が可能となっているのが特徴です。
AR-W91GMに搭載された注目の新機能としては、高速道の最高速度を120km/hまで引き上げたこと。これにより将来高速道路の最高速度が引き上げられてもGPSを更新すれば、正確な情報を表示することが可能になります。
さらにおすすめのポイントが、スマホや無線LANなどでASSURA+Linkにあらかじめ接続しておくと、最新情報がどんどん更新されていく点です。なんとお天気情報なども記載されるんだとか。意外と重宝しそうな機能です。
本体の形状/ ミラー型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 17
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ◯
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.2インチ
お値段26,900円のセルスター AR-W61GM。住宅密集地の区域に設定された、30キロ以下で走行する「ゾーン30」も表示することで、より安全運転をすることを可能にしました。
また、ドライブレコーダー相互通信機能、OBDⅡなど、多くの機能を搭載している点もおすすめポイントです。警告の種類は、リアルCG警告、待受警告、カメラ1〜3の5種類。自分好みにカスタマイズできる点が嬉しいですね。
こちらも使わない時はデジタルフォトフレームやオフ画面にすることも可能。画面には非常に見やすいハイブリッドハーフミラーを採用。反射率は45%と、明るさや透過率を兼ね備えたミラーになっています。
運転に集中したいから、できるだけ見やすい画面が良い!という見やすさを重視しているあなたには、画面サイズが大きめなレーダー探知機がおすすめです。見やすさに特化した3つのレーダー探知機を紹介します。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 有料
受信バンド数/ 17
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ×
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.6インチ
お値段26,434円のユピテル GWR303sdは、取り締まり中の路線を点滅表示でリアルタイムに警告。画面は3.6インチと見やすい大画面です。
さらに、見やすさを追求した特許取得のポールジョイントブラケット。これは、ダッシュボードに取り付けたGWR303sdの高さを後から調節できる機能。この機能であなたに一番見やすい位置に変更可能です。
見やすさをあげるもう一つのポイントは、特許出願中のフルマップレーダースコープです。これはレーダーを探知したり、ターゲットから1km、高速なら2kmに近づくと、待ち受け画面がフルマップになるというもの。
地図上でより見やすくターゲットと自分の車の位置を表示してくれるので、注意すべきポイントなどが分かりやすくなります。走行速度や制限速度も表示されるので安心ですね。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 17
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ◯
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.7インチ
3.7インチの大画面で視覚的な見やすさも抜群。さらに最大の特徴は、静電式タッチパネルを採用していながら、お値段28,663円というところ。
静電式タッチパネルにしたことで、ピンチインしたり、フリックしたりといったスマホのような操作が可能になっています。セルスターのモデルはリモコン操作だったので、タッチパネルがやりやすいという人には良いですね。
ただ、やっぱりリモコンが良いという人には、別売りのリモコンをつければリモコン操作も可能です。ガリレオ衛星も受信可能なので、速度も快適。見やすさを重視する人にはおすすめのモデルです。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 18
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ◯
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 4.0インチ
お値段26,980円のコムテック ZERO 803Vは、驚きの4.0インチMVA液晶&超薄型ボディが特徴です。3.7インチでも見やすいのに4.0インチともなると、画像の鮮明さや今まで見づらかった部分がよく見えます。
さらに機能も充実。基本的な最新機能を揃えた上に、さらに超速CPUを搭載!これにより、従来に比べてGPSの更新速度が250%もアップしたんだとか!警告誤差を大幅に減らして高い精度での警告が可能になっています。
スピードメーターなどの表示速度に関しても超速化できていて、ストレスフリーなモデルとなっていますよ。
画面操作に関してはモーションセンサーを搭載していて、画面に触れることなく操作することが可能に。モーションセンサー、タッチスイッチ、タッチパネル、リモコンの全4種による操作ができるようになっています。
やっぱり念のために受信バンドは多い方が良い!という人にはこちらの2つのモデルがおすすめです。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 18
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ◯
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.2インチ
コムテック ZERO 903VS。お値段は26,678円です。
コムテックとしては最新の、取締共有システムを搭載しています。これは、取り締まり現場でレーダーを受信すると、そのデータをコムテックのサーバーに送信するシステム。コムテックのレーダー探知機を搭載している車間で取り締まりポイントをリアルタイムで共有でき、より取り締まりに引っかからないように運転することが可能となるのです。
さらに、無線LANを搭載しているので、GPSデータや公開取り締まり情報、さらに取り締まり共有システムを最新データに自動更新してくれる優れもの。常に最新の情報で走行でき、不安のないドライブができるようになっています。
本体の形状/ 一体型
GPS情報の更新費用/ 無料
受信バンド数/ 18
OBDⅡ対応/ ◯
ドライブレコーダー相互通信機能/ ◯
無線LAN対応/ ◯
Gセンサー・ジャイロセンサー対応/ ◯
画面サイズ/ 3.2インチ
お値段26,574円のコムテック ZERO 701DR。取り締まり検問データに関しては39,000件以上を網羅しているので、しっかりと警報を鳴らしてくれます。
そしてなんといっても一番の特徴は、ドライブレコーダー「HDR-011H」もセットでついているという点ですね。日本製で3年保証、保証サービス2万円もついています。
レコーダーへの電源供給や映像入力を1本のケーブルで可能にしたので、ドライブレコーダーの取り付けもスッキリさせることができます。
レーダー探知機を購入する前に、気になっている小さな疑問や質問に答えます。
取り付け設置料は一般的に5,000円〜6,000円くらいと言われています。もちろん自分で設置することも可能ですが、やはり慣れないと工具を用意する手間や、モデルタイプによっては取り付けの簡単さが違ってきます。
プロだとだいたい10分〜15分くらいで取り付け可能ですが、車好きで配線に慣れている人は30分〜1時間、初心者は1〜2時間程度かかることが想定されます。
そもそもレーダー探知機って必要かな?と迷っている人へ、ママアイテム編集部としては、違反逃れというよりも、あなたが安全に無事故で運転をできるという点においては、ぜひ設置をおすすめしたいと思っています。
違反をしないという点もそうですが、スピードが出やすい場所や、危険な場所で警告をしてくれるので、自然と安全運転することができます。運転時間が長い人や、乗る機会の多い人は、安全のためと考えて設置するのも良いかもしれません。
レーダー探知機を購入する前にオービスの仕組みを知っておくと色々わかりやすいかもしれませんね。オービスには、いくつか種類があります。
道路に埋め込まれた磁気センサーで速度を測定する「ループコイル式」
アスファルト内の磁気センサーを利用した「LHシステム」
レーダーを利用して速度を測る「レーダー式」
同じくレーダーを利用して速度を測る「Hシステム」
固定ではなく色々な場所に移動できる「移動式」
があります。GPSに対応しているものなら全て探知が可能、対応していないものは、レーダー式・Hシステム・移動式の3種類が探知可能です。
あなたにぴったりのレーダー探知機は見つかりましたか?色々な種類があり、どんどん進化しているレーダー探知機。購入する前に、自分の車に設置できるのかを確認した上で、こちらで紹介したポイントを確認してみましょう。
事前に更新料がかかるかどうか、車に設置できるかどうが、ちゃんと最新オービスにも反応してくれるのかどうか、見やすさはどうかなどを確認すれば、初めてのレーダー探知機でも、失敗知らずの満足な商品選びができるはずです。
ぜひあなたの安全運転のために、レーダー探知機を購入してみてはいかがでしょうか?