この記事では、手軽に綺麗な写真をプリントをしたいあなたにおすすめのエプソンプリンターを10種類ピックアップ!年賀状や趣味の写真を一年中印刷している会社員の意見を...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>この記事では、手軽に綺麗な写真をプリントをしたいあなたにおすすめのエプソンプリンターを10種類ピックアップ!
年賀状や趣味の写真を一年中印刷している会社員の意見を参考に、インク方式と機能の観点から詳しく説明していきます。
インク方式や機能とかんたんに言っても、その中身は実に複雑。初めての人が戸惑うのも当たり前です。しかし安心してください。この記事を見れば、そんな戸惑いも一発解決です!
ママアイテム編集部が総力を挙げて選んだエプソンプリンターの決定版!あなたにピッタリな商品を見つけましょう。
ママアイテム編集部
ここでは、プリンター選びに大切な印刷方法や機能について紹介します。あなたが欲しい性能・機能を考えながら読み進めてみてください。
プリンターの印刷方法には、大きくインクジェット方式とレーザー方式の2つがあります。一般的に、前者は家庭や小規模事務所のような少量印刷、後者は中・大規模事務所のような大量印刷を行う場所で使うのに向いています。
レーザー方式は、大量に印刷する場合に長けているのが特徴。印刷スピードが速いので、複数人が頻繁に印刷を繰り返す場所で活躍します。トナーは1度交換すると20,000枚程度印刷できるので、手間がかからないのもメリット。
インクジェット方式は、少量印刷に向いていて、ランニングコストが良いのが特徴。しかし、大量に印刷するとインクカートリッジを頻繁に交換する必要があり、手間がかかるのがデメリットです。
近年、インクジェット方式とレーザー方式の良いところを併せ持った、エコタンクプリンターが発売されました。このエコタンクは、分類はインクジェット方式ですが、インクカートリッジが大容量タイプとなっているプリンターです。
一度の補充で約6,000枚の印刷が可能となり、インクカートリッジを交換せず大量に印刷できるようになりました。ランニングコストも、従来と比べて約90%OFFと嬉しいことだらけです。
レーザー方式、インクカートリッジ、エコタンクのそれぞれの特徴をまとめたのでご覧ください。
レーザー | インクカートリッジ | エコタンク | |
---|---|---|---|
ランニングコスト | 高め | 普通 | 安い |
印刷枚数 | ~20,000枚 | ~600枚 | ~6,000枚 |
印刷速度 | 35枚/分前後 | 20枚/分前後 | 20枚/分前後 |
プリンターといっても、印刷対象は多種多様。普通紙からCDまでさまざまです。プリンター選びには、印刷したいものをある程度決めておいた方がいいでしょう。現在のプリンターでは、CDのレーベル印刷、A4両面印刷、封筒印刷、L版写真印刷などができます。
また、プリンターと言っても複合機のようなスキャナー付きや、FAX付きのものも売られています。プリンター以外にも使えそうな機能が無いか確認しておくと良いでしょう。
プリンターの価格は、大まかに分けるとすればインクカートリッジ、エコタンク、レーザー方式によって価格帯が異なります。また、対応している最大用紙サイズなどでも異なります。
最低価格帯では、少量印刷を目的としたインクカートリッジのインクジェットプリンターが主流。最大印刷もA4サイズまで対応している機種がほとんどです。年賀状や暑中見舞いなどの印刷に向いています。
売れ筋価格帯は、下位のエコタンクやA3サイズ対応など、日常的に使いたい人に向いています。小規模なオフィスや自宅での書類印刷が多い人におすすめの価格帯です。
高級価格帯は、レーザープリンターや上位エコタンクのインクジェットプリンターなど、大量印刷を目的としたプリンターがメインとなっています。プリンターごとの特徴は機種ごとに全く違うので、購入の際には自分に合ったものを選びましょう。
レーザー | インクカートリッジ | エコタンク | |
---|---|---|---|
ランニングコスト | 高め | 普通 | 安い |
印刷枚数 | ~20,000枚 | ~600枚 | ~6,000枚 |
印刷速度 | 35枚/分前後 | 20枚/分前後 | 20枚/分前後 |
ここでは、数あるプリンターブランドの中から、エプソンの特徴について紹介します。印刷の質はもちろん、エプソンのブランドについても見てみましょう。
エプソンのプリンターは、家庭用から業務用まであらゆるプリンターを開発しているブランド。印刷の綺麗さに定評があります。
その理由は、インクジェット方式のインクに、染料インクを使用している点です。インクを乗せる顔料インクと違い、インクを染みこませる染料インクを使っているので、発色が良く写真用紙のようなつるつるとした紙に適しています。
また、顧客ニーズに合わせた商品展開も魅力の1つ。機能特化、サイズ特化、コスト特化など、多くの商品を世に送り出しているプリンター業界のトップブランドです。
今回は、プリンターの印刷面に特化して比較をしていきます。付属機能などは、順次商品紹介にて記載します。
今回一番おすすめするプリンターは、A3サイズで印刷ができるプリンター。インクジェットタイプでA3印刷ができるプリンターは数が少なく、その中でもエコタンク仕様なのはこの機種だけです。
「EW-M5071FT」は、A3サイズの印刷ができるエコタンク搭載のプリンター。インクジェットプリンターは家庭用に作られたものも多く、A3サイズの印刷をできるものはあまり多くありません。
最大の特徴は、印刷コスト。A4の場合、レーザープリンターがカラー約6円、モノクロ2.5円なのに対し、この機種はカラー約0.8円、モノクロ約0.4円と超低コスト。なお、レーザープリンターは、ドラムの交換費も入るとさらに上乗せされます。
ランニングコストもさることながら、機能も超豊富。プリンター、自動送りのスキャナー、両面印刷、FAXなど業務用のレーザープリンターにも負けない充実のラインナップです。
さらに、業務用にも耐えうるのが印刷耐久枚数。エプソンの他のプリンターであれば、5万枚程度のところ、この機種は約8万ページ印刷可能。給紙用のカセットも2段用意されているので、最大501枚収納することができます。
購入者レビューでも、ビジネスには最高の機種、給紙カセットを2段も持っていて給紙の手間も省ける、A3エコタンクではベストバイ、と高評価。印刷速度は18枚/分と遅めですが、不満もありませんでした。
エコタンクは、インクカートリッジの交換の手間を省くだけでなく、ランニングコストも安くなるのがメリットです。レーザープリンターは、インク代だけ見れば最も安く済む印刷方式ですが、エコタンクはそれと同等の場合も。
ここで紹介するプリンタは、そんなエコタンクを搭載した大量印刷モデル。オフィスはもちろん、家でも写真やコピーをする人にうってつけのプリンターばかりです。
「EW-M571T」は、スタイリッシュでコンパクトなデザインが特徴のエコタンク搭載プリンターです。使用時のサイズは、幅375mm×奥行幅567mm×高さ259mm。設置面積は小さいのですが、背面給紙タイプなので後ろ側にも若干スペースが必要です。
1度の補充で6,000枚ほど印刷できる大容量タンクは、従来のインクカートリッジの交換がありません。「挿すだけ満タン」のキャッチフレーズの通り、別売りのインクをカートリッジに挿しこむことで、ガソリンのようにインクを蓄えることができます。
購入者レビューでは、大量に文字を印刷するには早くて安い、インクの減りぐあいも目視できる、インク残量が全然気になりませんと、エコタンクならではの評価。ただし、動作音が大きいという声もいくつか見られました。音を気にする場所での使用は控えておきましょう。
「EW-M660FT」は、家庭でもオフィスでも使えるエコタンク搭載プリンター。エコタンクを選ぶメリットは、レーザープリンターよりもコンパクトに設置ができて、かつ大量印刷できるところです。
インクも時間が経てば劣化するので、1年で使いきれないようであれば、購入は考えない方が良いでしょう。1日に換算すると、約16枚以上印刷する人に向いています。
この機種の特徴は、スマホから印刷ができる点。とくに、写真好きの人との相性は抜群です。スマホとプリンターを直接Wi-Fiで繋げることができるので、無線LANやパソコンを経由せずに印刷することができます。
カラーインクは染料タイプなので、色の発色もばっちり。ただし、ブラックについては顔料インクなので、深みのある写真を撮りたい人には向いていません。
購入者レビューでは、ビジネスでの文書印刷がメインの方には絶対お勧めの一台、一年間インク交換なしで乗り切れそうと高評価。黒ベタ印刷がメインの場合、印刷面に触ると手が黒くなるので注意しましょう。
「PX-M160T」は、モノクロ専用のエコタンク搭載プリンター。このプリンターは、モノクロ印刷に特化することで、さらなる大量印刷を可能にした機種です。印刷可能枚数は11,000枚。ひと月あたり約900枚の印刷をしてもインクが無くなることはありません。
また、機能についてもビジネス向けの機能が満載。自動送り機能があるので、複数枚の資料を一度に読み取ったり、そのままコピーしたりと大活躍。インクジェットなので印刷時間はかかりますが(9秒/枚)、手間は格段に減ります。
さらに、ネットワーク対応プリントも便利機能の1つ。外出先や会議中でもプリント指示を出すことができるので、移動時間や会議の時間を無駄にすることはありません。
購入者レビューでは、印刷速度もスピーディで不満はなし、思っていたよりもコンパクト、ドキュメント出力では十分な速度・品質、と言った声。中には一度に2,000枚印刷する人もいるようです。
エプソンのプリンターの特徴は、写真印刷の綺麗さです。鮮やかな印刷ができることで有名で、プロの写真家も使用しているとか。最大8色の色を使い、見事に写真の深み・鮮やかさ・輪郭を表現します。
また、ここで紹介するプリンターは全てA3以上が印刷できるのもポイントの1つ。L版に収まりきらない、あなたの表現する世界を大きな紙に映し出してみてください。
「エプソンプロセレクション SC-PX7VII」は、高光沢顔料インクを使用したインクジェットプリンター。その秘密は、8色独立インクの内、1色がグロスオプティマイザと呼ばれる特殊インクです。
このグロスオプティマイザは、写真の表面を平滑化し、全体の光沢を出す役割を持っています。光の乱反射によってぼやけていた色も、これによってくっきりと見えるようになりました。プロの写真家三好和義も絶賛する表現力です。
購入者レビューでは、とても満足のいく仕上がり、青色表現が綺麗にでる、各色色域が広くなっている感じがする、という声が見られました。青の深みやグロスオプティマイザの効果を実感しているようです。
「エプソンプロセレクション SC-PX3V」は、驚きのA2印刷が可能なインクジェットプリンター。A2の印刷には、ロール紙と呼ばれる専用の用紙が必要となります。このプリンターは、このロール紙をセットできるようになっている非常に珍しいプリンターです。
ロール紙を使えば、パノラマ印刷の写真やプレゼン用のポスターなど、印刷の幅がぐっと広がります。もちろん特徴は用紙だけではありません。
インクには、独自開発のエプソンウルトラクロームK3インクを使用。より深みのある黒を表現できるようになりました。8色独立インクとの組み合わせにより、色鮮やかかつ深みのある印刷をすることができます。
購入者レビューでは、色再現性が良くなっている、印字品質はベストの部類、比較にならないほど、輪郭がはっきりと浮かび上がっている、と高評価。色調整を行って、さらに自分好みの色合いに近づけましょう。
「カラリオ EP-10VA」は、グレーインクを採用したスタイリッシュインクジェットプリンター。従来のインクは、カラー+ブラックの組み合わせが一般的でした。しかし、このプリンターでは、カラー+ブラック+グレーのインクを採用。
グレーインクによって、グレースケール印刷でも、滑らかなグラデーションの明暗が印刷できるようになりました。
また、スタイリッシュさも特徴の1つ。A3印刷が可能なプリンターにも関わらず、幅47
9mmとなっており、長机の上にでも置くことができるサイズに収まっています。
購入者レビューでは、スッキリと立方体に収まって良い、プリンターやスキャナーの機能には満足、綺麗にプリントできる、と高評価。ただし、印刷速度や印刷中の音については、他のプリンターと大きく変わらない、とのこと。
この記事を見ている人の中に、パソコンも難しいのにプリンターが使えるか不安、という人もいるのではないでしょうか。色の調整やインクにこだわると上位モデルを選択せざるを得ませんが、楽しむ用途ならどのプリンターでもかんたんに始められます!
ここで紹介するプリンターは、インク数も少なく、小難しい設定もほとんどいらない初心者向けのプリンターです。プリンターは年賀状だけ、という人にもおすすめの機種を紹介しているので、是非ご覧ください。
「カラリオ PX-049A」は、4色独立インクのインクジェットプリンター。すべて顔料インクが採用されているので、印刷後に水にぬれても滲みにくい特徴があります。そのため、写真ではなく、文書印刷などに向いているプリンターと言えます。
サイズは、幅390mm×奥行300mm×高さ145mm。プリンター、スキャナー、コピーの基本的な機能を搭載しつつ、コンパクトな大きさとなっているので、机の上に置いて使うことができます。
もちろん、机の上でなくてもOK。Wi-Fi機能を搭載しているので、置き場所に制限がなく、家族全員が使いやすい位置に置くことができます。パソコンの位置に寄らず使えるので、家具のレイアウトの自由度もUPするのが嬉しいですね。
徹底的に機能を絞り込んだスペック、Wi-Fiでプリンタと繋げたのでLANケーブルの配線が無くなり設置状況は満足、とコンセプト通りの評価。
また、写真印刷となるとちょっと厳しいかなという意見もあり、文書メインの印刷に向いているのは間違いないようです。
「カラリオ EP-979A3」は、レーベル印刷に対応したインクジェットプリンター。CDの盤面に印刷するレーベル印刷は、通常の紙を印刷するのとは別に専用のトレイが必要です。そのため、印刷できる機種は限られてしまいます。
この機種は、レーベル印刷に加えて、A3印刷にも対応している非常に珍しいプリンター。さらに、A4の両面印刷もできる優れものです。痒いところにも手が届くオールマイティなプリンターと言えるでしょう。
購入者レビューでは、印刷速度も速く綺麗、A3印刷でこのサイズはありがたい、Wi-Fiがあって助かる、と言った声がみられました。ちなみに、購入理由で多くみられたのは、A3が印刷できるからでした。
「ハガキプリンター PF-81」は、商品名の通りハガキ印刷に特化したインクジェットプリンター。プリンターは年賀状や暑中見舞いにしか使わない、という人をターゲットにした商品です。
このプリンターの魅力は、パソコンなしで年賀状が作れるところ。9インチのタッチパネルを使いながら、直感的に年賀状をデザインすることができます。実物サイズなので、サイズ感が崩れることもなく、綺麗に仕上げられるのも嬉しいポイント。
Wi-Fiでスマホとつなげば、写真のやり取りもできるので、お気に入りの1枚をすぐに印刷できますし、年賀状のデザインにも使うことができます。
購入者レビューでは、わかり易くてそこそこいい感じ、コンパクトで置き場所に困らない、分かりやすく使い勝手は良い、と高評価。しかしながら、自由度の観点で見ればパソコンには劣るので、こだわりたい人には若干不満があるかもしれません。
ここでは、エプソンのプリンターを初めて購入する人に向けて、購入直前~購入後の段階で抱きやすい疑問に答えます。
エプソンホームページのサポート&ダウンロードから、各種お問い合わせをすることができます。また、「MyEPSON」に登録すれば、会員向けサービスのサポートも含め、引取修理や最新ドライバーに関する情報などのサービスを受けることができます。
プリンターを正常に動作させるために必要なものです。必ず導入し、常に最新の状態にしておきましょう。とくに、複合機のような機能が複数あるものは、それらの機能が使えなくなってしまいます。
無いよりはあった方が良いですが、その分コストが高くなったり故障したりと、デメリットもあります。必要最低限である必要はありませんが、不要なものは不要と割り切って選んだ方が、より良い買い物ができるはずです。
インク方式と機能で選ぶエプソンのプリンターおすすめ10選をピックアップしましたが、少しでも気になるものは見つかりましたか?
近年、スマートフォンの普及により、手軽に写真を撮ることが出来るようになりました。さらにはInstagramなどのSNSが盛んとなって、高級コンデジの市場が再熱し始めています。しかしその一方で、スマホの中で写真が眠ったままの人も多いようです。
家に1台プリンターを用意しておけば、いつでもすぐに写真を印刷することができます。みんなで遊んだ思い出をすぐに共有できるのも、プリンターならではの楽しさでしょう。
あなたの人生の1枚を、エプソンのプリンターを使って、色の鮮やかさで再現してみませんか?