「暑い!でもエアコンは使えない」そんなときにお役立ちの冷風機のおすすめをピックアップ。20畳を超えるような室内でも使えるパワフルタイプから、机の上に置けるような...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>「暑い!でもエアコンは使えない」そんなときにお役立ちの冷風機のおすすめをピックアップ。
20畳を超えるような室内でも使えるパワフルタイプから、机の上に置けるようなコンパクトタイプまで、いろいろな冷風機を解説していきます。
また、あのダイソンが開発した1年を通じて快適な室内空間を作り出してくれる製品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
扇風機と冷風扇の違いについても分かりやすく説明しているので、新しく扇風機を購入しようとしているなら必見ですよ。
ママアイテム編集部
冷風機を選ぶにあたっては、付加価値・サイズ・静音性の3つがチェック項目です。使い方に応じて製品をチェックしましょう。
冷風機は仕組み上、除湿機能を持っていることが多いです。また、なかには除菌機能を持っているものもあります。洗濯物の部屋干しをするような場合には、除湿・除菌機能の有無をチェックしましょう。
基本的にサイズが大きいほど性能は高くなります。しかし、その分置き場所にスペースが必要です。また、コンパクトタイプでは、机の上に置けそうかなどをチェックしましょう。
エアコンの室外機が一体になったような製品であるのが冷風機。そのため稼働音が気になるという人は多いです。業務用のパワフルな製品は、その分稼働音も大きいのがデメリット。購入前には静音性をチェックしましょう。
今回は大きさと重量を比較ポイントとしました。エアコンと違い、床などに設置する冷風機はスペースを考慮しておきましょう。また、持ち運んで移動する場合は重量もチェックです。
パワフルな吸引力の掃除機で有名なダイソンですが、そのモーター技術は本製品にも活かされています。インテリア性に優れ、省スペースで年間を通じて室内を快適にしてくれる優れものです。
近未来的なフォルムが話題となり、羽のない扇風機として大ヒットしたAM04の後継として誕生したのが本製品です。夏は扇風機として使えますし、冬はファンヒーターして活躍するので、年間を通して使うことができるでしょう。扇風機としての性能は、前モデルに比べて風量が33%アップ。しかし、電気代は35%ダウンという省エネになっています。これはダイソン独自の「ブラシレスDCモーター」のモーター性能を向上したためです。ファンヒーターとしての性能も優れ、露出した発熱体がなく、可燃性の燃料も使わないので、とてもクリーンなヒーターと言えるでしょう。また、1人だけに集中的に温風を送る「フォーカスモード」と部屋全体を暖める「ワイドモード」を切り替えることができます。お手入れという面でも、カバーや羽がないので掃除をする必要がないのもメリットです。また、省スペースでインテリア性に優れるのもおすすめのポイント。スペースが限られる部屋の一角にお洒落な本製品を設置して見ませんか。カラーバリエーションも「アイアン/サテンブルー」「ホワイト/ニッケル」「ブラック/ニッケル」と3種類用意されているので、お気に入りのカラーの製品を選ぶことができるでしょう。
冷風機には除湿、冷風・温暖可能など付加価値がある製品も多いです。また、業務用としてパワフルが売りの高性能な冷風機もあります。
木造11畳、鉄筋23畳にまで対応したパワフルな冷風機です。最大で室温のマイナス10℃の冷風を出すことが可能。エアコンと同じコンプレッサー方式で「パワフル」「標準」「弱」とモードを変更して使うことができます。また、強力な除湿機能もおすすめのポイント。1日の除湿量はなんと10L。梅雨時はいつも部屋干しで洗濯物が乾かない、カビ臭い匂いが衣類からする、などという悩みを持っている人は除湿機としても使うことができます。前面からは冷風が出ますが背面からは温風がでるので、これを利用して洗濯物に温風を当てて素早く乾かすという方法で利用する人もいます。このように、冷風機の仕組み上、温風が出るため室温は下がりませんが、冷風を向けて涼しく過ごせるのでエアコンの寒さが苦手な人から愛用されています。
「スポットエアコン」と名づけられているように、排気ダクトから出てくる冷風により涼しく過ごすことが可能な製品です。冷風機のなかではかなりパワフルなレベルと言え、真夏の作業場で使っていたというような口コミも見られます。本製品はもともと倉庫や作業場用に作られた製品なので、性能については申し分ありません。その分、音が気になるという人もいますので、住宅の室内で使う場合には、事前に音をチェックしておきましょう。口コミを見ると住宅の室内で使っているという人もいますので、稼働音が気になるかどうかは人それぞれです。とにかくパワフルな製品をという人にはおすすめの冷風機といえるでしょう。排気ダクトが蛇腹になっているので、ピンポイントで風の方向を合わせることができるのもおすすめのポイントです。
ナカトミの冷風機は住宅の室内用途として開発されています。そのため、静音性についてもエスケイジャパンの製品より考慮されている冷風機です。稼働音が気になるという人はこちらの製品がおすすめです。キャスター付きなので移動も楽々。口コミを見ても、寝室10畳で使用し、かなり涼しく夏を過ごすことができたとの評価がありました。温風の排気口を窓に向けるなど工夫することで、さらに室内を涼しくすることができるでしょう。一方、風量が調整できないというのがデメリットのひとつ。ただし、冷風機は仕組み上強さを調整しにくいので、ON/OFFしかない冷風機というのも多いです。また、使ってみると分かりますが、風量調節の必要性を感じる人はあまりおらず、口コミでもその点が不満という声はほとんど見られません。
住宅事情の関係で、エアコンが設置できない部屋がある場合があります。そんなときにおすすめなのが、トヨトミの「スポット冷暖エアコン TAD-22HW」。同梱の窓パネルを使うことで、工事不要で簡易エアコンとして使うことができます。取り付けはかんたん。窓の高さに合わせてパネルを付け、本体裏の排気口にダクトを取り付け、窓パネルについている穴に接続するだけです。また、冷風時に発生する水を内部で蒸発させる「ノンドレン方式」なので、水が出ることはありません。そして、吸い込み口に抗菌フィルターがついているので、小さな子供が寝る部屋に使う場合などにも安心して使うことができるでしょう。
ProcureA「RKF405+pen」は業務用の冷風機です。先ほどエスケイジャパンの冷風機を紹介しましたが、こちらも倉庫や作業場など広い場所使用を目的に開発されたパワフルな冷風機と言えるでしょう。例えば、車好きの人がガレージで過ごしたり、DIYの作業で庭で過ごしたりする場合などは、熱中症対策として本製品を購入するのもおすすめです。冷風の範囲が広いということも、本製品のおすすめポイント。上下左右に風が広がるので、一人分の体全体を涼しく冷やす風を出すことが可能となっています。また風量も強・中・弱と選べます。
卓上で使えるコンパクトタイプは、少しだけ涼みたいといった場合に便利です。USBや電池で動作するので、どこでも使うことができます。
車の中やキャンプに使うのにおすすめなのが、この商品です。自然と触れ合うのがキャンプの楽しみでありますが、夏休みなどに行うことも多いので、あまりに暑いと熱中症になりかねません。キャンプ以外でも気温の高い時に、車中に一時的にペットを置いて行く場合なども暑さが心配になります。そんなとき、車のサブバッテリーやモバイルバッテリーで駆動できるコンパクトな冷風機が役に立ちます。家のハムスターのペット用として使っている人もいました。40cm~60cmと狭い範囲ながら、快適に過ごすことができる便利な製品です。また、パソコンのUSB電源で動かせるところができるのもおすすめです。
USB電源または、単3電池×3本で動く冷風機です。ファンが二つついていて、風向きが2方向に調節できるようになっているので、デスクに置けば、顔の方向と足元向きなどに冷風を出すことなどができます。エアコンの電気代がかかるような場合に、この製品を使うという目的で使っている人が多いです。しかし、夏場ではパワーが落ちるため、扇風機としてはいいが、冷風とまではいかないという声もありました。そのため、エアコンの補助として使うか、あまり温度が高くない場合に使うなど使い方を限定して上手に使っていきましょう。
水筒のような非常にコンパクトな形状で持ち運びがしやすいのが、この商品の特徴です。下部マグ部分に氷を入れておけば、独自のトルネード構造により空気を循環させて冷風を作り出します。紐を使って首にぶら下げれば、顔に向けて冷風を送ることができます。野外の野球、サッカー観戦など炎天下がつらそうというときに本製品を持っていけば、涼しく過ごすことができるでしょう。使用環境によって異なりますが、外気よりマイナス5℃の冷風を作り出すことができます。持ち運びに便利な携帯ストラップもついているので、夏の熱中症対策としてひとつ購入しておくのはどうでしょうか。
このコンパクトな冷風機は、持ち手がついているので持ち運びがかんたん。机、ソファ、食卓の近くなど気軽に持ち運ぶことができて便利です。カラーバリエーションもピンク、グリーン、ブルー、ブラックと4色あるので、お気に入りの色を選びましょう。また、本体にはフィルターペーパーがついてくるので、綺麗な空気を自分のほうに送ることができます。静音性に配慮されているのも、この商品のおすすめポイント。近くに置くことが多いのがコンパクトタイプですが、意外に音が気になってしまうという人も多いです。本製品は、このタイプにしては静かな音でパワーもあります。
エアコンに代わる製品は何かないかと探すと見つかるのが冷風機です。でも、冷風機って一体何?という人も多いですよね。
扇風機との違いは冷風が出ることです。冷風機はエアコンと同じく、吸い込んだ空気を冷やして排出します。しかし、エアコンの室外機の部分が一体になっているので、温風も排出するので部屋の温度を冷やすことはできません。冷風扇は水の気化熱を利用して冷風にするものなので、冷風機のように除湿はできないという違いがあります。ただし、厳密には冷風扇でも冷風機という名前で販売されているものも多いです。
温風の排気を外に出しましょう。温風の排気口を窓の外に向けるのが効率的です。
製品によっては窓につけるパネルなどが付属する場合があります。このような製品では、簡易的なエアコンと同じになるので、効果的に部屋の温度を下げることができます。
今回は冷風機を紹介しましたが、いかがでしたか。エアコンが設置できない部屋では、冷風機という選択があることが分かりました。また、業務用としてパワフルなタイプがあるので、ガレージなどの作業場で使えば快適に過ごすことができるでしょう。また、コンパクトタイプの冷風機として机に置けるような製品もあります。扇風機より、もう少し涼しく過ごしたいというような場合に使ってみてはいかがでしょうか。