小さな小さな赤ちゃんの手や足、そこにあるさらに小さい爪を見たら、爪切りなんて怖くてできないと感じてしまいます。それでも爪を切ってあげないと伸びた爪で顔を傷つけた...
小さな小さな赤ちゃんの手や足、そこにあるさらに小さい爪を見たら、爪切りなんて怖くてできないと感じてしまいます。
それでも爪を切ってあげないと伸びた爪で顔を傷つけたりするので、きちんと切ってあげないといけないですね。
それでは、実際に爪を切ってあげる人が安心して取り扱える爪切りとはどんなタイプのものでしょうか?
タイプ別におすすめをピックアップしたので参考にしてください。
可愛い赤ちゃんに使う爪切りです、納得のできるものを選んで安心・安全に赤ちゃんの爪を衛生的に保って可愛い顔を守ってあげましょう。
ママアイテム編集部
肌着・ベビーバス・ベビーベッドなどなど赤ちゃん用品を揃えようとリストを作ったり、お店に買いに行ったりと出産前から大忙しですね。そんな中でつい忘れてしまいがちなのが、爪切りなんです。
あとで買えば良いやと後回しにしがちですが、実は産まれてすぐの赤ちゃんも爪が伸びているので爪切りはマストアイテムと言えそうです。ポイントを抑えて効率よく爪切りを選びましょう。
大人用のネイルケアは大きく分けて、はさみ・爪切り・やすりの3タイプになりますが、赤ちゃん用のネイルケアもこれと同じです。
しかし、大人の爪とは違い、お風呂上がりでもないのに驚くほど柔らかく、小さな小さな赤ちゃんの爪は、なにを持ってしても切ることなんてできないと思うかもしれません。
ただ、伸びた爪は赤ちゃんの顔や抱っこしている人のデコルテ部分なども傷つけてしまうのできちんとケアしなくてはいけません。
ここでは、はさみ・爪切り・やすり、それぞれの特徴をまとめました。どのタイプが良いのかを吟味して安心して使えるものを用意してください。
刃先が丸く、刃の部分を短く作られた赤ちゃん用の爪切りはさみは安全に使える仕様となっています。薄くて柔らかい赤ちゃんの爪でも臆することなく切れます。
また爪を切った後に爪先がガタガタしづらいので爪の引っかかりが少なく、なめらかに切ることができます。
普段からはさみで爪を切っている人にはもちろんですが、初めてはさみで爪を切る人にも使いやすい設計となっています。
大人用の爪切りと同様に、てこ型タイプの赤ちゃん用爪切り。ただし形状は大人と異なり、刃の部分は小さく持ち手はポテッとふっくらしています。そして刃先が真っ直ぐ平らになっているので、深爪を防げます。
てこ型の爪切りは使い慣れている人が多く、抵抗なく赤ちゃんの爪を切れるでしょう。しかし、新生児の爪は薄く柔らかすぎるので、ある程度爪がしっかりとしてきてから爪切りを使うようにしてください。
赤ちゃん用の爪やすりも大人のものと同じで、やすりが細かい(ソフト)と粗い(ハード)があります。月齢に合わせてソフトやハードと使い分けることができる優れものです。
やすりのかけ過ぎには注意が必要ですが、切るという動作がありません。これは、誤って指を切ってしまうリスクが少なくケガをしにくいと言えます。
やすりには、ペーパータイプ、ガラスタイプなど色々ありますが、薄くて軽いので持ち運びにとても便利なので、外出先でも気になったらすぐにケアすることが可能です。
新生児のうちから使うもの、ジッとしていてくれない赤ちゃんに使うものなので、とにかく安全性が高いかどうかのチェックが必要です。
赤ちゃん用として販売されているものは、それぞれ独自の安全性が組み込まれた仕様となっています。あとは、使う大人の手に馴染むもの、使いやすいものにすればさらに安全性が高くなります。
爪切りの使用時は大人がしっかり見ていれば安心ですが、保管には注意が必要です。ハイハイやつかまり立ちができるようになった赤ちゃんの行動力を侮ってはいけません。
爪を切ってホット一息……爪切りをしまい忘れていたら、赤ちゃんが見つけてハイハイして取りに行き触っていた。
ここに保管すれば届かないと思っていたらつかまり立ちを駆使して、爪切りを触っていた。
こんなことがあります。そんなときにチャイルドロックのかかるものやキャップやケースに入っていると触ってしまったとしてもケガを防ぐことができます。
使うときの安全性はもちろんですが、使わないときの安全性もきちんとチェックするようにしてください。
赤ちゃん用の爪やすりには、電動タイプのものがあります。イニシャルコストも高くランニングコストもかかりますが、月齢に合わせて使い分けができるアタッチメントが付いているので長く使えます。
またスピード調整が可能なので、ゆっくり安全に赤ちゃんの爪をケアすることができます。
ただし、電動式なので多少なりとも操作音がします。寝ている赤ちゃんが起きてしまうなんてことがあるかもしれません。使うタイミングを見計らってください。
そして、ママ用のネイルケアとセットになっているものがあります。赤ちゃんに触れるママの爪を衛生的に保つことができて、育児に追われるママのキレイにも一役買ってくれそうです。
赤ちゃん用品を取り扱っているメーカーやブランドは、たくさんあります。その中で、爪切りに着目しておすすめを考えたときにやはりあがってくるのは、お馴染みのあのブランドでした。
まずは、それぞれのブランドの特徴を見ていきます。
妊娠準備期間から妊娠期、そして育児と長い期間にわたり様々な商品を展開しているピジョン。マタニティインナーや哺乳瓶、ベビーカーに離乳食食器などなど何かしらのピジョン商品を手に取ったことがあると思います。
何気なく「ピジョン」とブランド名を口にしていますが、なぜピジョンが社名なのか知っていますか?
ピジョンは平和の象徴でもある「鳩」のこと。赤ちゃんの幸せと平和で豊かな社会を願ってピジョンという社名になったそうです。
そして「愛を生むは愛のみ」を社是としています。平和と愛を掲げ Global Number One を目指して成長し続けています。
育児を行うにあたって必要だと思うもの、例えば抱っこひもやベビーカー、オムツ関係、哺乳瓶や離乳食食器、おもちゃなどなどの製品を網羅しているコンビ。何かしらのコンビ製品を使ったり、見かけたことがあると思います。
コンビはブランドミッションとして、赤ちゃんの周りにいるみんなが育児に参加できるようにと「育児を、みんなのものへ」することを掲げています。
そしてブランドビジョンは、「赤ちゃんを育てることが、楽しく幸せだと思える社会」です。
日本メーカーとして細やかな心遣い、たゆまぬ研究、丁寧な仕事で様々な形で育児をサポートしています。
赤ちゃんのネイルケアグッズを購入するにあたって注視したい対象月齢や重さ、製造国など6つのポイントをあげました。
対象月齢だけは妥協せずに必ずあったものを選び、他は妥協できるべきポイントに優先順位をつけるなどして安全で安心して使えるものを選びます。
新生児から使えるはさみタイプ。産まれてすぐでも爪は伸びていて、切ってもすぐに伸びてしまう新生児の爪をこまめにケアするので、安全で使いやすいものを選びたいです。
それぞれがそれぞれに安全仕様を施したはさみ、3つをピックアップしました。
ミニチュアはさみと思ってしまうほど刃の部分が短く、可愛らしいピジョンの新生児つめきりはさみ。職人さんがこだわりを見せる刃先の丸みや刃の薄さには Made in Japan のクオリティーを感じます。
持ち手のハンドル部分は、抗菌剤入りの樹脂を使っているので衛生的です。また3本の指でしっかりとハンドルを持てるので、安定感があり安心して使うことができます。
切れ味も良く小さな赤ちゃんの爪を切るのに最適なうえに、刃先が短いから小回りが効いて扱いやすいです。はさみなら赤ちゃんが寝ている間に爪を切り終えることができて便利で使いやすいですね。
使用後は、ティッシュペーパーなどで汚れを拭き取っておくとサビの防止になります。さらに衛生的に保てるようにキャップが付いています。
また、キャップをすることでケガの防止にも繋がるので安全につめきりはさみを保管することができますよ。
はさみの形状や使いやすさ、切れ味、保管方法など、どれをとっても満足・納得のできるピジョンの新生児つめきりハサミです。
携帯用のお裁縫セットに入っているはさみを一回り大きくしたようなピップベビーのベビー用つめ切りハサミ。
刃の部分がカーブしているので、深爪しにくくなっています。深爪は炎症や化膿などの原因になるので、深爪防止は嬉しい仕様です。切れ味が良いので細かい部分も切りやすいです。
また赤ちゃんのお肌を傷つけないように刃先が丸くなっています。持ち手のハンドル部分は、大きくて握りやすいです。
刃先保護キャップが付いているので、使用後も安全に保管することができます。そしてこの刃先保護キャップの横の部分には、やすりが付いている優れものです。
つめ切りはさみで切るとガタガタになりづらいですが、それでもやすりがあればガタガタしてしまったときにすぐに対処できるので安心です。
安全に使えるように作られているとはわかっていても、初めて使う人や慣れるまでは不安になるでしょう。しかし、このパッケージの裏紙には上手な爪の切り方や爪切りの刃のあてかたが書いてあるので安心度が増すのではないでしょうか。プラスアルファの嬉しいサービスですね。
カミソリや包丁など刃物を取り扱っている貝印からもベビー用のツメキリバサミが販売されています。1908(明治41)年創業の老舗ブランドのツメキリバサミは、さすがの切れ味!そして日本製なので安心感を得られます。
刃の部分は驚くほど短く、刃先が丸くなっているので安全でとても使いやすいです。持ち手のハンドルは、2色展開でピンクとブルーがあります。淡く優しい色使いなので爪切りの不安が和らぎそうです。丸みを帯びたハンドル部分は手にフィットするので扱いやすいです。
そのハンドル部分の中央には、チャイルドロックが付いています。キャップは付いていませんが、きちんとチャイルドロックをかけておけばはさみの開閉を防ぐことができます。
ただチャイルドロックをかけたとはいえ、刃先はむき出しの状態です。赤ちゃんの手の届かないところに保管するとさらに安全です。
電動タイプの爪切りセットと言うと大人用のネイルケアを想像してしまいがちですが、赤ちゃん用の電動ネイルケアセットも色々と販売されています。
やすりタイプなので爪を「切る」行為に抵抗がある人も使いやすいアイテムです。
赤ちゃん用のアタッチメントは、0カ月〜のソフト、4カ月〜のミディアム、12カ月〜のハードの3タイプ、ママ用は、シェービング、表面みがき、ポイント用研磨やすりの3タイプがセットになっているCombi ベビーレーベル ネイルケアセット。
カラーは、レーベルベビーピンクとアイスミントの2色展開です。
左右切り替え可能で、360°回転するアタッチメントで気になる部分をなめらかに整えられます。また、ライトが付いているので赤ちゃんが寝ているときにもケアすることが可能です。
ただ、電動音が気になり起きてしまう赤ちゃんもいるので、熟睡を狙うなど使うタイミングを見計らうと良いですね。
スピード調節も可能で、ゆっくりとスピードアップの2段階です。赤ちゃんにはゆっくり、ママはスピードアップなど使い分けができます。
ネイルケア本体やアタッチメントは付属の収納ケースにスッキリと収まります。アタッチメントは別売りをしているので、減ったら買い替えられます。
安全に使うための取扱説明書が付いているので安心して使うことができます。削り過ぎや、お肌を傷めないためにも取扱説明書をきちんと読んで使いましょう。
赤ちゃんから大人まで使えるVANTIYA ベビーレーベル ネイルケアセット。0カ月〜のソフト、4カ月〜のミディアム、12カ月〜のハードの3タイプ、大人用のシェービング、表面みがき、ポイント用研磨の3タイプの合計6タイプのアタッチメントが付いています。
カラーは、レーベルピンクとアイスミントの2色展開。単3形アルカリ乾電池2本で3時間連続で使用できます。
左右どちらにでも回転切り替え可能、スピードもゆっくりとスピードアップの2段階調節ができます。ライトが付いているので赤ちゃんが寝ている間に優しく爪をなめらかにできます。
付属の収納ケースはとてもコンパクトです。旅行などの外出にも簡単に持ち運びができるので、外出先でも爪のケアができます。いつでもどこでも赤ちゃんの顔やお肌を守れるのは、嬉しいですね。
電動やすりを購入して「さぁ使いましょう。」となったのに電池がなくて使えない!なんて愕然としてしまいます。しかし、日本育児のベビー爪切り ネイルケアセットなら電池が付いてくるので、購入してすぐに使うことができます。
削りパッドは、0カ月〜のピンク、3カ月〜のブルー、6カ月〜のグリーン、12カ月〜のオレンジの4種類。クッションが付いているので、安全に優しく爪をなめらかにすることができます。
人間工学に基づいて作られたグリップには、ゆっくりとはやいのスピード切り替え可能な電源スイッチが付いています。
また、専用の収納ケースは、本体を立てて保管できるようになっています。頻繁に使うようなら立てて置けば、いつでもすぐに使えますよ。
削りパッドが4種類、人間工学に基づいたグリップなど魅力的です。電子音が気になり起きてしまう赤ちゃんがいるので使うタイミングを考える必要があります。
しかし電動やすりの方がなめらかでスピーディーにケアできるメリットもあります。爪切りが怖い人にはおすすめの電動やすりです。
やっぱり赤ちゃんの爪を切るのがコワイ、電動タイプのやすりをかけ過ぎたらと不安に思うなら、手動のやすりがおすすめです。赤ちゃんの爪の様子を小まめに確認しながら優しくやすりをかければ安心です。
他にも爪を切った後に気になる箇所など細かいケアに適しているので、1本あると便利ですね。
紙やすりが7本1セットになっているarena ベビーキュピカ。連結されているので1本ずつ切り取って使います。
柄の付いている面と白地の面の両面仕様になっていて、0カ月〜は柄のあるソフト面、6カ月7カ月〜は白地のハード面を使います。
パッケージの内側には、やすりのあて方や動かし方が表記されているので、初めて赤ちゃんに紙やすりを使う人でもコツが掴みやすいです。
赤ちゃんの爪を切るのが怖い人はもちろんですが、爪切りを使った後の切り口が尖ってしまいケアしたのに赤ちゃんの顔が傷だらけ……と言う人にもおすすめです。
紙やすりなのでとにかく軽く薄いのが特徴です。オムツやミルク、着替えなどで荷物が多く重たいマザーズバッグにもヒョイと1本入れて置けば、気になった時にすぐケアできます。
黄色、オレンジ、青の3色に分かれていて、色によってやすりの目の粗さが違うベビーグリーンベル スリーウェイ つめやすり。
1本3役なので赤ちゃんの爪の状態に合わせて使い分けることができます。こちらは新生児から使えるものではないので対象月齢の6カ月を目安に赤ちゃんの爪の硬さ、大きさをしっかりとみてやすりで爪やお肌を傷めないようにします。
6カ月になれば何もわからず顔を傷つける月齢は過ぎていますが、虫刺されで掻きむしる、乾燥して掻いてしまうなどお肌を傷つける心配はまだまだ続きます。
便利なやすりを上手に活用して爪先をなめらかにしてあげましょう。
専用ケースなどが付いていないので、赤ちゃんが触れない場所、また湿気の少ない通気性の良い場所に保管します。使い捨てではないので、もちろんつめやすり自体も乾いた状態で清潔に保ちましょう。
爪のケア用品についてみてきましたが、実際に赤ちゃんの爪をケアすると疑問・質問が出てきます。ここでは、赤ちゃんの爪切りで多い疑問・質問を7つピックアップしました。
疑問を解決してスッキリした気持ちで赤ちゃんの爪のケアをしてあげましょう。
ケアする指以外はガーゼで包んで!自分の爪をケアするように!そしてお風呂上がりには切らないで!
爪切りはさみや爪切りをするときに他の指を切ってしまいそうで怖いと感じる人が多いです。それは、赤ちゃんが急に指を動かしたり、ジッとしていてくれないから。
この恐怖感を減らすには、ガーゼ(なければミニタオルなど)を1枚用意し、ケアする指以外をガーゼで優しく包み込みます。
ギュッと包むと痛がったり嫌がったりするので、あくまでも優しく包んでください。そうするとはさみや爪切りがあたったとしてもガーゼが赤ちゃんの指を守ってくれます。
また、赤ちゃんは急に指を広げたりします。このときに、はさみの先などがあたってしまうことがあります。でも、ガーゼで包み込んでいればケガを防ぐことができます。
自分の爪をケアするとき手や足を身体の正面に持ってくると思います。それと同じように赤ちゃんの手や足を体の正面に持ってくるとケアしやすくなります。
ただし、身体の正面に持ってこようと赤ちゃんの手や足を無理にグィッと動かすわけではありません。ケアする大人が赤ちゃんの周りをグルグル動いて正面に持ってきます。
自分の爪を正面ではなく、横でケアするならその位置に赤ちゃんの手や足を持ってきます。
自分でケアしやすい位置に持ってくると、爪のサイズは小さくなっていても抵抗感も恐怖感も軽減されます。
そしてお風呂上がりは、ただでさえ柔らかい赤ちゃんの爪がさらに柔らかくなっています。切っている、やすりをかけている感覚が得られないので切り過ぎてしまうこともあります。お風呂上がりは避けるようにしてください。
意思疎通がとれて、爪も硬く大きくなってから!
2歳を過ぎてくるとだいぶ意思疎通がとれるようになってくるので、2歳がある程度の目安となります。
しかし大人用の爪切りは刃の部分が厚く、幅が広いので2歳ではまだまだ大き過ぎてしまいます。爪の硬さや大きさを見ながら大人用の爪切りを検討すると良いですね。
急いで大人用の爪切りを使う必要はありません。9カ月〜使える赤ちゃん用のてこ型タイプの爪切りが発売されています。
爪切りはさみではケアしづらくなったら、赤ちゃん用のてこ型爪切りを使う方法もあります。大人用の爪切りを使う際には、深爪やケガをしないように細心の注意をはらいましょう。
まずは止血・消毒・清潔が大事です。
深爪で血が出てしまったらまずは血を止めましょう。赤ちゃんの血を見て驚くと思いますが、落ち着いてください。そして止血です。爪切りなどを安全な場所に置いて、清潔な脱脂綿やガーゼで優しく押さえて血を止めます。
完全に血が止まったら消毒をします。傷口から入り込んだ細菌をそのままにしておくと巻き爪やひょう疽になってしまうことがあります。きちんと消毒しましょう。
ただし、消毒した後の爪を舐めてしまったらと不安になりバンドエイドを巻いてあげたくなりますが、バンドエイドは巻かないでください。
デリケートな赤ちゃんの皮膚がバンドエイドでかぶれてしまいます。清潔なガーゼを巻いて直接舐めないようにします。
傷口から新たな細菌が侵入するのを防ぐためにも患部を清潔に保ちます。完治するまで、小まめに消毒をしましょう。ガーゼも同じものを巻きっぱなしではなく、こまめに変えて常に清潔な状態にしてください。
血が止まらない、消毒しているのに治らない、化膿がヒドイといった場合には、医師の診断をうけてください。くどいようですが、巻き爪やひょう疽、爪が壊死することがあるので必ず皮膚科を受診します。
使えます。
赤ちゃん用のやすりがあります。やすりの粗さなどが月齢によって違うので必ず月齢にあったやすりを使います。
爪切りの後にやすりをかけたり、爪切りが怖いのでやすりでケアしたりと、使い方は様々です。手動と電動があり、電動には大人用のやすりアタッチメントが付いているものがあるので親子でキレイな爪になれます。
育児の合間のちょっとした息抜きに爪やすりを上手く活用できますね。くれぐれも、やすりのかけ過ぎに注意してください。
反り返っている方を上にして!
反っているはさみタイプは深爪しにくいと言われていますが、爪にあてる向きを間違えると逆に深く切り過ぎてしまうので注意が必要です。正しいあて方は反り返っている面を上にします。そうすることで爪への接地部分が少なくなるので少しずつ切ることができます。
向きを逆にするとはさみの湾曲と爪の丸みが重なるので、切りやすくなります。正しい向きで深爪にならないようにします。
パッケージの裏や添付されている説明書に、はさみのあて方が写真や絵で載っていることがあるので確認してみてください。
お昼寝の間に、ケアできるところを!
一番の狙い目はお昼寝をしているときです。外がまだ明るく、なおかつ電気を点ければ小さな赤ちゃんの爪が良く見えるのでケガの防止にも繋がります。
抱っこしていれば寝るけどベッドに寝かせた瞬間に起きてしまうなら、抱っこする人、爪を切る人の2人体制で挑みます。
寝ているとはいえ、モゾモゾ動いたり、モロー反射でビクッとすることがあります。ケアしている手や足はしっかりと(痛くない程度に)支え、反対側の手や足がぶつからないようにガードしながら行ないましょう。
また手も足もいっぺんにキレイにしてあげようと思っても、そう上手くはいきません。ならば、全部いっぺんにキレイにできたらラッキー♪くらいの気持ちでいると、不思議とゆったりとした気持ちでケアすることができますよ。
赤ちゃんの爪を見て優先順位をつけて伸びているところからケアします。赤ちゃんが嫌がったらそこまでにして、できそうなときにまたケアすれば良いと思うと楽になりませんか?
ただし、顔を傷つけたり引っかき傷を作らないのが大前提です。小まめに爪をチェックして傷つける前にケアしましょう。
1週間に1〜2回!
新陳代謝の活発な赤ちゃんは、爪の伸びが早いです。小まめにチェックしていると、「もう、こんなに伸びたの?」と驚きます。
いつも爪を切っているように感じるかもしれませんが、そう思って間違いないくらい頻繁なケアが必要となります。
ケアする回数が多ければ、爪切りに慣れるのも早いとポジティブに捉えると頻繁な爪切りも楽しくなりそうですね。
赤ちゃんの爪のケアが苦手、怖い、できればやりたくないと感じる人は多いです。それでも、ケアして赤ちゃんの顔やお肌を守ってあげなければいけません。
そして、そのために安全で使いやすい赤ちゃん用の爪切りが販売されています。はさみ、やすりなど使いやすそうなものを選んで、まずは実際に使ってみましょう。
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、根気良く使い続けます。そうすれば、恐怖感が薄れ積極的に使えるようになりますよ。
はさみ、やすり、赤ちゃんと大人の爪をケアするセットと様々なタイプがあります。月齢にあわせて買い替える楽しみもあります。赤ちゃんの爪のケアをポジティブに捉えられるように市販のケアグッズを上手に使って、安全で清潔な爪を手に入れてください。