窓の目隠しや遮光をするなら、窓ガラスに貼るガラスシートがおすすめです。家の中にいて外の歩行者の視線が気になったことはありませんか?2階にいてもカーテンを開けると...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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窓の目隠しや遮光をするなら、窓ガラスに貼るガラスシートがおすすめです。
家の中にいて外の歩行者の視線が気になったことはありませんか?
2階にいてもカーテンを開けるとどこから見られているか気が気ではありません。
そんなときに使えるのが窓用ガラスシートです!
目隠し効果はもちろん、遮光効果や紫外線カット・省エネ効果まで期待できます。
シンプルな無地のものからおしゃれでキレイな模様の入ったものまで、使い勝手やニーズに合わせた便利で使いやすいガラスシート9つをピックアップしました。
ママアイテム編集部
まずは窓用ガラスシートを選ぶときに参考にしたい選び方を4つ紹介します。
まずは可視光線透過率で選びましょう。漢字で見ると難しそうと思うかもしれませんが、可視光線透過率とは、要するにシートの内側に入ってくる外の光の明るさです。数値は%で表され、この数字が低いほどまぶしさを和らげられるということになります。
80%なら外の20%の明るさをカットして80%の明るさが入ってくる、5%なら95%の明るさをカットして5%の明るさが入ってくるということです。
次のポイントはガラスシートの機能です。見た目は同じように見えても、シートによって機能が違うので注意しましょう。断熱効果のあるガラスシートは、外からの熱を吸収して室内の冷房効果を高めてくれます。紫外線カットの効果がある商品だと、窓際にいても日焼けの心配がありません。これらは商品パッケージなどに記載されている熱還流率で分かるのでチェックしてください。
次のポイントは、外から見えないように目隠し効果があるかをチェックしましょう。可視光線反射率が高いほど外から見にくくなり目隠し効果が高まります。商品によってはすりガラスタイプやキレイな模様が入ったものもあります。
逆に目隠しをしたくないという人は透明な断熱シートなども紹介しているのでそちらを参考にしてくださいね。
最後のポイントはデザインです。窓用ガラスシートには、可愛いものやキレイな模様が入ったものが多数販売されています。レースの柄が入ったものやダイヤの柄が入ったもの、花柄や和紙の風合いを出せる模様もあります。部屋の雰囲気や機能に合わせて購入してください。
窓用ガラスシートの各商品を紹介するにあたって、今回はサイズ、紫外線カットの有無、機能の3つで比較します。サイズが小さすぎては貼れませんし、紫外線カットの有無とカット率も重要です。また、目隠しや省エネなどその商品が特に力を入れている機能についてもチェックしましょう。
まず最初に今一番おすすめする窓用ガラスシートを紹介します。今回おすすめする商品は全部で9個ですが、その中でもイチオシのガラスシートがこちら。初心者でも貼りやすく、おしゃれで目隠し効果もあり、紫外線カットまでしてくれます。もし迷ったらこちらの購入を検討してみてくださいね。
アメリカのRabbitgooというガラスシートやウォールステッカーの有名メーカーが販売している商品です。この商品は、水で簡単に接着できるところが一番のおすすめポイント。糊や接着剤を使わないので失敗したら何度でも貼り直しが可能です。ガラスシート初心者の人でも安心ですね。
Rabbitgooの数ある商品の中でも一番おすすめしたいのが「エルダーベリー」という柄のガラスシートです。すりガラス調の白をベースに、透明な植物のシルエットが描かれ、この柄がとてもおしゃれで上品。ナチュラルにも仕上がり、とても素敵な柄だと評判です。
細い枝から小さな葉っぱが出ているデザインがメインですが、葉っぱの形や大きさは繊細ながらもバリエーションも豊富。小さな花が丸くかたまって咲いているアジサイのようなイラストもアクセントとして入れられています。
もちろん目隠し効果もばっちり。後ろに観葉植物を置いてみると、ぼやっとしたシルエットしか見えないほど隠してくれます。シートの柄の透明な部分は色が見えますが、一つひとつが小さいのでほとんど分かりません。
目隠し効果は高いのに、シートの厚みはたったの0.3mmで、外からの光を遮ることはありません。さらに紫外線は99%カットしてくれる優れものとあって、この商品がガラスシートの中でも一番のおすすめです。
ここでおすすめしたい窓用ガラスシートは、まぶしさを軽減して遮光効果のある商品です。窓にガラスシートを貼る理由は、目隠しとまぶしさの軽減がダントツです。まずは直射日光や夏の暑い太陽光を抑えるタイプのガラスシートをおすすめしていきます。
今回おすすめする商品は3つ。遮光効果があり省エネも出来るシート、遮光効果はあるのに透明なので視界を損なわないシート、すりガラス効果で視界も太陽光もカットしてくれるシートです。一つひとつチェックしてくださいね。
ホームケア用品や清掃用具、医療用テープを販売するニトムズからは「窓のサングラス」という面白い商品名のガラスシートをおすすめします。こちらの商品は取り付けがとても簡単な点がおすすめポイントで、省エネまでできるガラスシートです。
その取り付け方法は、窓ガラスに丸い透明シールを貼って、それに合わせて緩まないように貼っていくだけ。シートを貼るときに面倒な空気抜きをする必要がないのが魅力です。空気が入ってしまうと何度も貼り直しをしなければいけませんが、この商品は必要なところだけを留める仕組みなので、特別高度な技術も必要ありません。
誰でも手軽に貼ることができるこの商品は、省エネ効果も実証されています。グレーは29%、透明は21%、シルバーに至ってはなんと50%ものエアコン電気使用量のダウンが実証されました。紫外線カットと省エネに特化したおすすめ商品です。
外側からの目隠し効果が売りの商品です。目隠しシートは便利ですが、色が付いていると外の景色が見えなくなってしまいます。また、あまりに濃い色だと部屋が狭く感じてしまう点も避けたい理由の一つです。
このガラスシートは透明で少しだけ色が付いています。ほんのりと色付く程度で室内は暗くならず、部屋が狭く感じるという不満を軽減しました。外からは見えにくいのに中からはしっかりと見えるようになっているので景色も楽しめますし、防犯対策もバッチリです。
太陽光透過率に関しては、シートなしだと86%もの光が入ってきますが、この窓シートは26%の太陽光を通す程度。西日のまぶしさも減らしてくれます。太陽光の透過率を抑えると省エネにもなり、夏場のエアコンの使用料を抑えることも可能。さりげなく目隠しできて省エネ効果もあるおすすめガラスシートです。
すりガラスタイプのガラスシートです。隠したい箇所を完全に目隠ししてくれて、外からも中からも見えないので視線を気にする必要もありません。窓ガラスを半分だけ隠したり、オフィスやお店・会議室の目隠しに使うのもおすすめです。
すりガラスがまぶしさを和らげるので寝室の窓に貼ったり、直射日光が入って暑さを感じるところに貼ったりしてください。キッチンの窓やトイレの窓は目隠しもできて安心ですね。
この商品は水だけで貼ることができて簡単、さらに何度でも貼り直しが可能です。それでいて窓ガラスが割れたときにガラスが飛び散るのを防いでくれるという効果も。シートを貼ることによってガラスの温度変化が少なくなるので結露も防止してくれますよ。防犯にも役立つおすすめ万能シートです。
次におすすめしたいガラスシートは省エネ効果や断熱効果のある商品です。ここで紹介するガラスシートはちょっと変わった使用方法で、ガラスに直接貼らずサッシに両面テープで取り付けるタイプなんです。
サッシに貼ることにより、ガラスとシートの間に空気の層ができて断熱・防寒・省エネ効果が期待できるうえ、通常のガラスシートでは貼れない凸凹のあるガラスや網入りガラスにも使えます。どれも透明シートなので見た目は変わらずエコに特化したガラスシート3選です。
両面テープで貼って、ガラスとシートの間に空気の層を作り出し、二重窓の原理で断熱・防寒してくれるHomeinの窓ガラス断熱シートです。こちらは透明なタイプとなっているため遮光効果はありませんが、断熱や防寒効果に特化した商品です。
ガラス全面に貼るタイプではないので、網入りガラスや二重窓などにも貼ることが可能。貼り方はとても簡単で、窓枠をキレイにしてからサイズを測り、テープの台紙を剥がします。シートを貼ったらドライヤーで温風を当ててシワを取るだけで完成です。
この商品も空気抜きの必要がなく貼り直しができ、剥がした後も両面テープの接着面か残らない作りなので窓枠が汚れることもありません。これだけでも断熱・防寒効果はありますが、別売りのシリカゲルの入った袋を購入してガラスとシートの間に入れることにより結露の発生をより防いでくれます。夏と冬の不快感を解消したい人におすすめです。
こちらも両面テープで付けるタイプのガラスシートです。内側の窓枠のサッシに両面テープを付けて貼り付け後、ドライヤーでシワを伸ばしたら取り付け完了。凸凹のくもりガラスや二重窓にも貼ることができるので今まで断熱シートを貼ることができなかったところでも使うことができます。
サイズは90×180cmでリビングのはき出し窓にぴったりサイズ。サッシ枠に、テープを貼る3cmのスペースがあればそのまま貼りつけられて、大幅にカットする必要がないのが便利です。ドライヤーでシワなく仕上がり、見栄えも◎。
シートは無色透明で窓の明度はそのまま、明るさを損ねず景色もそのまま楽しめます。ニトムズの商品はシリカゲルが付属しているので、購入の手間がなく結露対策も可能です。上の商品とはサイズが違うので、貼りたい窓のサイズに合わせて選んでください。
Rabbitgooのもう1つのおすすめ商品がこちらの断熱シートで、上2つと同じように内側の窓枠に両面テープで貼るタイプ。このタイプのシートのメリットはどんなガラスにも貼れるという点と、すきま風を防止してくれる点です。
木製や金属のサッシは年数が経つと変形・劣化してガラスとの間にすきまができてしまいます。冬場はそのすきまから冷たい風が入ってきますし、夏場も暑い空気が入ってくると冷暖房の機能も落ちてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
また、すきま風が入らないということは虫の侵入・防塵・防音効果も期待できるということ。サッシの劣化に悩んでいた人はこのタイプのシートを使ってみてください。Rabbitgooのシートは木製サッシにも貼り付け可能なので和風の建物でも使用OKです。
最後におすすめしたいのがデザイン性の高い目隠し窓用ガラスシートです。窓はもちろん食器棚や明り取りの小窓、キャビネットのガラス部分などにもおすすめです。ガラスタイプの平面なら貼れるので、簡単に家をデコレーションできます。
今回おすすめするのは、おしゃれなステンドグラス風のガラスシートと、光の当たり加減で見た目が変わるキレイなガラスシートの2つです。どちらもおしゃれなので、お好きな方を選んでくださいね。
まるでステンドグラスをはめ込んでいるようなこちらのガラスシート。大きな白いマグノリアの花と木がプリントされています。マグノリアとは北米原産のモクレンの花の総称のことで、香りのある大きな花が特徴です。
そんなマグノリアをステンドグラス風にアレンジしたシートは目隠し効果抜群。明り取りの小窓や食器棚、キャビネットのガラス部分などに貼れば鮮やかに仕上がります。柄がつながるのでサッシで仕切られた窓にもおすすめです。
このシートのもう1つのおすすめポイントは、裏から見ても柄の美しさを損ねないところ。内側からも外側からもキレイに発色するので家の窓にもどうぞ。水で貼るタイプで貼り直しもOK、貼りやすくてキレイなガラスシートです。
最後におすすめしたい商品もRabbitgooのガラスシートです。今回おすすめするのは花柄がキレイなデザインですが、ただおしゃれなだけではなく光の当たる角度によって絵の一部が虹色に光ります。
シートいっぱいに描かれた花や葉っぱの一部分に光を反射する加工がされていて、キレイに光ります。晴れた日やくもりの日など明るさによって見える色が変わり、移動するたびにキレイな発色を見ることができる素敵なガラスシート。こちらも水で簡単に貼ることができ、貼り直しもOKです。
半透明なすりガラスタイプですが、50cm離れれば完璧な目隠し効果を実現。食器棚はもちろんキッチンやリビングなどの明かりは損ないたくないけれど目隠しをしたい場所に貼ってください。
窓用ガラスシートを購入するときに気になる疑問や質問を集めました。こちらも併せてチェックしましょう。
まずは、ガラスの汚れを拭き取ったら中性洗剤を薄めた水を霧吹きに入れ、貼りたい場所にたくさん吹きかけます。水は垂れますが中性洗剤のヌルヌルと大量の水分が空気を押し出しやすくするので、気にせずたっぷりかけてください。シートを貼る際は、内側から外側に向かってゴムベラで放射状に押しながら空気を押し出してください。
やめた方が良いです。シートを貼ることにより網入りガラスの中に熱がこもり、熱割れする可能性があるからです。ガラスシートを直接貼るタイプではなく、上で紹介した両面テープでサッシに貼るタイプのものやシート以外の日よけなどで代用してください。
霧吹きに入れた水を吹きかけながら剥がします。カッターを使うと窓が傷つく可能性があるので絶対に辞めましょう。シール剥がしスプレーを使ったり、貼り直しが可能な水で貼るシートを最初から使うなどして対策をとってください。
全部で9つの窓用ガラスシートをおすすめしてきました。遮光効果のあるタイプは省エネ効果が同時に期待できますし、防寒・断熱効果のあるものはサッシに貼るだけで簡単に取り付けができ快適に過ごすことができます。
食器棚などに貼りたいガラスシートはとてもおしゃれで可愛いシートばかり。お気に入りの柄を選んで貼ってみると、家の中の雰囲気がガラリと変わって気分も上がること間違いなしですよ。
一番のおすすめ商品は目隠し効果も紫外線カット効果もありデザインも優秀。強調しすぎないのでリビングの窓にも使ってくださいね。今まで外の視線や直射日光に悩んでいた人もこれを機にガラスシートを貼ってみてはいかがでしょうか。日々のストレスが減って快適な暮らしができますよ。