元大手家電量販店で10年間販売員をつとめ、現在は家電の中古販売に携わっているBさんに、おすすめの洗濯機の選び方をうかがってきました。洗濯機を選ぶポイントは全部で...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
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ママアイテム編集部
洗濯機を選ぶポイントとして、一番重要なのが洗濯容量です。小さすぎると1日2度洗濯をしなければいけないですし、大きすぎると邪魔ですし、無駄になってしまいます。
最適な洗濯容量は、家族の人数によってある程度決めることができますが、家族構成以外にも、ご自身の洗濯スペースも考慮して選ぶとよいでしょう。
例えば一人暮らしの場合、毎日こまめに洗濯をするのか、平日は洗濯をせずに週末にまとめて洗濯をするのかで、選ぶべき容量が異なります。「週末にまとめて洗濯派」の方は、一人暮らしでも大きめの容量のものを選ぶと便利ですよ。
下記に、一般的な家族の人数と最適な洗濯機の容量をまとめましたので、参考になさってください。
1人暮らし:~5kg
2~3人暮らし:5~7kg
4~5人暮らし:7~9kg
5人以上:9kg~
ひと口に洗濯機といっても、「できること」は大きく異なります。最もわかりやすい例ですと、洗濯~脱水までだけを行うものなのか、洗濯~脱水はもちろん乾燥まで行えるものなのかでは大きな違いがあります。
夜に洗濯をする機会が多い方、部屋干しが多い方で生乾きの匂いが気になる方は、乾燥機能付きの洗濯機がおすすめです。また、雨が多い地方の方も乾燥機能付きの洗濯機を選ぶ方が安心ですね。
その他にも、大物洗いが多い方は専用コースが付いたものを、洗濯物の量が多くランニングコストが気になる方は節水タイプをなどと、こだわりによって選ぶべき機能が異なります。
昔は洗濯機といえば縦型一択でしたが、今では縦型に加えドラム式洗濯機も人気です。ドラム型でも斜めドラム、横型ドラムと選択肢は広がります。
それぞれの洗濯機の特徴や、メリット・デメリット、おすすめのタイプをまとめました。ご自身の好みと照らし合わせながら、それぞれの特徴をチェックしてみてください。
縦型 | 斜めドラム | 横型ドラム | |
特徴 | 従来の形 攪拌水流によるもみ洗い | ドラムが斜めに設置されている 国内産のドラムで多いタイプ | ドラムが真横に設置 上から下に落とす叩き洗い 外国産に多い |
メリット | 洗浄力が高く、汚れが落ちやすい ドラム式に比べると安価 | 使用する水量が少ない 乾燥が早い デザイン性が高い | 使用する水量が少ない 乾燥が早い デザイン性が高い |
デメリット | 衣類が傷みやすい 洗濯物が絡まりやすい 乾燥機能で乾きにくい | 価格が高い 縦型と比べると洗浄力が劣る サイズ・重量が大きい | 価格が高い 縦型と比べると洗浄力が劣る サイズ・重量が大きい |
おすすめのタイプ | 低価格な洗濯機が欲しい方 汚れをしっかり落としたい方 | 節水したい方 おしゃれな洗濯機が欲しい方 | 節水したい方 おしゃれな洗濯機が欲しい方 |
ここまでご覧いただいて、なんとなく欲しい洗濯機がわかってきたのではないでしょうか?でも、もう一つ重要なチェック項目があります。それは、洗濯機置き場と洗濯機のサイズのチェックです。
他の家電製品は、設置場所やスペースをある程度選ぶことができますが、水道・排水溝が必要な洗濯機はそうはいきません。
あらかじめしっかりと設置場所のスペースと、設置可能な洗濯機のサイズを計算しておきましょう。
洗濯で気になるのが、「きちんと汚れが落ちるのか」と「衣類は傷まないのか」の2点ではないでしょうか?洗濯時の衣類の傷みについては、さきほど表にまとめた通りです。ドラム式よりも縦型の洗濯機の方が、衣類同士をこすり合わせる洗濯方法のため衣類が傷みやすいといわれています。
また、乾燥機能によっても衣類の傷み方は異なります。2種類の乾燥方法と、それぞれの特徴もまとめました。メリット・デメリットをご覧いただき、お好みの乾燥方法を選んでくださいね。
ヒートポンプ乾燥 | ヒーター乾燥 | |
特徴 | 約65℃で衣類を乾燥させる 省エネ性能が高い | 100℃の熱風で衣類を乾燥させる |
メリット | 電気代が安い 衣類にやさしい 乾燥中も周囲が高温にならない | 短時間で乾燥できる |
デメリット | 乾燥の仕上がりまで時間がかかる | 衣類の傷みや縮みが起こりやすい |
おすすめのタイプ | 節電意識の高い方 衣類の傷みが気になる方 | 短時間で素早く乾燥させたい方 |
種類や機能によって洗濯機の価格は大きく異なりますが、だいたいの相場を知っておくことで購入時の失敗や後悔を減らすことができるでしょう。
大手通販サイト3社の、最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯をそれぞれチェックしてみましょう。今後の洗濯機選びの参考になさってくださいね。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | 30,000円前後 | 70,000円 ~ 150,000円 | 130,000円~ |
楽天 | ~20,000円 | 約30,000円 | 200,000円~ |
Amazon | 10,000円前後 | 約20,000円 | 130,000円~ |
1910年創業の大手家電メーカー。家電製品の開発・製造・販売だけではなく、環境への取り組みにも力を入れている企業です。国内シェアは25.81%。洗濯機では「風アイロン」や「ナイアガラ洗浄」などの独自の機能が多数あります。
1912年に金属加工業として創業。現在は、「誠意と創意」を経営信条に掲げ、生活に寄り添う電化製品を多数開発・製造・販売しています。洗濯機だけではなく多くの家電に搭載されている、除菌消臭効果があるプラズマクラスター機能が有名。
1875年に創業。1923年の関東大震災で大きなダメージを受けましたが、見事復活を遂げ、現在に至るまで品質のよい家電製品を世に送り出しています。国内シェア率14.43%。洗濯機では洗濯機の裏側にカビをつくらない「マジックドラム」が有名。
1918年創業。国内シェア率38.05%の国内No.1シェア率を誇る大手家電メーカーです。創業者である松下幸之助氏の著書や名言は、今も多くの人々に愛されています。斜めドラム式を最初に開発し、縦型からドラム式までラインナップが豊富です。
中国有数の家電メーカーで、日本では2002年にハイアールジャパンが設立されました。「毎日寄り添い、くらし支える」をコンセプトに、シンプルだけど使いやすい製品を世に送り出しています。低価格帯の商品が多く、日本でも洗濯機の人気が高いメーカーです。
サイズ
洗濯容量
全自動機能付きの有無
二槽式の有無
洗濯機のタイプ
お手入れしやすさ
洗浄力
乾燥機能の有無
一人暮らしでこまめに洗濯したい方には、コンパクトで置き場所を取らず、容量が小さな洗濯機がおすすめです。また突発的な衣類の汚れなどにも対応できる、「少量洗い」ができるとなおいいですね。
こちらでは、強力に汚れを落とす二槽式と、便利な全自動式の洗濯機をそれぞれピックアップしました。どちらも愛用者からは使い勝手が良いと評判の洗濯機です。使用頻度や使用時間(静音性)なども考慮しながら選んでみてくださいね。
洗濯容量:4kg
全自動機能付きの有無:×
二槽式の有無:〇
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:×
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは幅(排水ホース含む)79.7×奥行47.0×高さ95.2cmm。しつこい汚れをしっかり落としてくれる二槽式の洗濯機です。現在は二槽式の洗濯機が減ってきていますが、汚れ落ちや使い勝手の良さから根強い人気があります。
特に1人暮らしの場合は洗濯物の量が少ないため、少しだけ水をためて洗う、脱水が早く短時間で洗濯できるなどのメリットもたくさんあります。
洗濯槽から脱水槽へは手で移し替えなければいけませんが、洗濯物の量が少なければさほど苦労もないでしょう。
脱水の時の音は少々大きめですが、油・汗・泥などの作業着の汚れもガンガン落とすと評判の洗濯機です。
洗濯容量:4.5kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅55 ×奥行53.4 x 高さ93.4cm。乾燥機能は必要なく、コンパクトな洗濯機を探している方におすすめです。国内メーカーなのに低価格なのもうれしいですね。
洗浄力にも優れていて、洗濯液を3つのシャワーで洗濯物全体にしっかり浸透させる「パワフル洗浄」、頑固な汚れに最適な「つけおきコース」機能つき。
また、最低水位が12Lと少ないので、洗濯物が少ない一人暮らしの方でも洗濯物を溜めずにこまめに洗濯できます。
コンパクトで使い勝手も良く音も静か。丈夫で清潔なステンレス槽という点でも人気が高い洗濯機です。
二人暮らしにおすすめの、洗濯容量が5.5~7kgの洗濯機を4つまとめました。現在は全自動洗濯機が主流ですが、工場勤務やスポーツが趣味などで、頑固な汚れものが多い方は二層式がおすすめです。
洗濯コースやお手入れのしやすさ、サイズなど、さまざまな観点から生活スタイルにあったものを選びたいですね。また、近い将来家族の人数が増える予定がある方は、少し大きめのものを選ぶと安心です。
洗濯容量:6.5kg
全自動機能付きの有無:×
二槽式の有無:〇
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:×
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅80.0×奥行43.4×高さ88.2cmとコンパクトなのに、洗濯容量は6.5kgと大容量。ここに惹かれて購入を決める方もいるようです。
二槽式の洗濯機なので汚れものに強く、作業着やユニフォームなどを洗う機会が多い方や、色柄物と白色のものを分けて洗濯したい方などに最適です。
汚れはしっかり落としてくれますが、洗濯時の音はやや大きめ。マンションやアパートでの深夜や早朝の利用は、少々気を使うかもしれません。洗濯は日中に行うという方におすすめです。
ステンレス脱水槽と抗菌パルセーター(回転羽)で、清潔に保てます。
洗濯容量:7.0kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅56.2×奥行57.2×高さ95.7cm。容量7kgの同クラスと比較すると、コンパクトなサイズです。
洗濯のコースがおまかせ、わたし流、すすぎ1回、香りしっかり、お急ぎ、つけおき、毛布、手洗い、槽カビ予防、槽洗浄、送風乾燥(化繊2kg)と豊富です。中でも柔軟剤の香りを残す「香りしっかりコース」は、柔軟剤の香りにこだわる方にはうれしい機能なのではないでしょうか。
抗菌加工ビックフィルターや、開口部が開きやすくお手入れも簡単です。
洗濯容量:7.0kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅56.5×奥行56.5×高さ89.8cm。シャープ独自の「穴なし槽」なので、洗濯槽の外側についた黒カビや汚れの槽内への侵入を防ぎ、清潔な水で洗いとすすぎが行えます。
また、「槽クリーン」機能がついているので、清潔な水で洗濯槽やパルセーターを洗浄し、庫内を清潔に保てます。
洗濯後、取り出す際に洗濯物の絡まりがひどいと、取り出しにくくイライライしていましますが、「ほぐし運転」機能がついており、脱水の最後にからまった洗濯物をほぐしてくれるのでノンストレスです。
洗濯容量:5.5kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅52.6×奥行50×高さ88.8cm。とにかくコスパが良いと評判の洗濯機です。
従来4枚羽から5枚羽にバージョンアップし、らせん状の水流が洗濯物同士の摩擦を軽減しながらも、汚れはしっかりと落とします。
また、汚れが少ない場合は「お急ぎコース」を選択して、時間短縮することも可能です。反対に、汚れが強い時には「高濃度洗浄機能」を使うといいですね。
「買い替える前も、ハイアールの洗濯機を使っていた」「以前譲り受けたものがハイアールで、気に入ったので購入した」など、価格と使用感に満足する方が多い洗濯機です。
洗濯容量8~9kgの、3~5人家族に最適な洗濯機を4つまとめました。夜中や早朝でも安心して使用できる静音性の高いタイプや、洗浄力が高く使い勝手が良い製品までそろっています。
最初に紹介したブランド紹介にはない「AQUA」というメーカーの商品がありますが、こちらは三洋電機から事業譲渡をうけており、洗濯機などの家電製品でも人気のメーカーとなります。それぞれの特徴を照らし合わせながら、必要な機能をもつ洗濯機を探してみてくださいね。
洗濯容量:8kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:〇
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅60.8×奥行59.0×高さ100.0cm。シャワー浸透洗浄と風脱水が特徴の洗濯機です。
シャワー浸透洗浄機能は、少量の水で洗剤を溶かした高濃度の洗剤液を衣類に浸透させたあと、シャワーをあててしっかり洗浄する機能です。風脱水は、高速回転で空気を取り込みながら脱水することで化繊衣類の水分を飛ばし、干し時間を短縮させる機能です。
その他にも、脱水後に衣類をほぐし洗濯槽への貼りつきを防ぐ「ほぐし脱水」や、ふたが180°以上開きゴミが捨てやすいケース型の「糸くずフィルター」など、便利で使い勝手がいい洗濯機です。
洗濯容量:8kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:横型ドラム・左開き
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:〇
サイズは、幅59.5×奥行62.5×高さ86.0cm。容量8kgでありながら、標準使用水量約57Lを実現できたのは横型ドラム式ならではです。
洗濯コースの種類は豊富で、お湯洗い、やさしく、ゆったり、おいそぎ、念入り、泥んこ予洗い、自分流1・自分流2と揃っています。これなら、小さなお子さんがいるご家庭でも、部活に励む学生がいるご家庭でも、どんな洗濯物にも対応できますね。
特にお湯洗いコースは、「40℃洗浄、40℃つけおき、60℃除菌コース」などが揃っており、皮脂汚れや黄ばみもスッキリ落として除菌まで行います。
洗濯容量:8kg
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅60.0×奥行62.5×高さ86.0cm。低振動・低騒音設計、部屋干しコースもついているので、深夜や早朝に選択する機会が多い方におすすめです。
動作音は、洗濯時は約26dB、脱水時は約37dBとなります。ちなみにささやき声が30dB、図書館内が40dBということを考えれば、かなり静かな洗濯機であることがわかっていただけると思います。
静かだからといって洗浄力が劣ることもなく、浸透ザブーン洗浄機能で汚れを芯から落とします。
汚れをふき取りやすいガラストップデザイン、槽を除菌し黒カビの発生を抑える「新・自動お掃除モード」も搭載され、お手入れもしやすい洗濯機です。
洗濯容量:9㎏
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:縦型ドラム
お手入れしやすさ:△
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅63.5×奥行59.2×高さ104.5cm。3つ目に紹介した東芝の洗濯機と同様に、低振動・低騒音設計とザブーン洗浄機能が搭載されています。
洗濯槽は特殊なコーティングが施されており、汚れが槽の外側に付着しにくい「マジックドラム」を採用。防汚コート表面と汚れの間に水が入り込むので、汚れを浮かせて洗い流します。そのため洗濯槽がきれいに保たれ、いつでも清潔な水で洗濯をすることができます。
5名以上の大家族や、平日は忙しくてこまめに洗濯できない方にもおすすめの、大容量タイプの洗濯機を5つ紹介します。業界最大12kgを一気に洗える洗濯機や、10kgのものなどは毛布などの大物洗いにも最適です。
洗濯コースが豊富なものが多く、おしゃれ着が自宅で洗えるもの、アレル物質を99%除去できるものなどがそろっています。家族構成による汚れの種類、洗濯物の種類によって、ご家庭にあったものを選んでくださいね。
洗濯容量:12㎏
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:横型ドラム・左開き
お手入れしやすさ:〇
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:〇
サイズは、幅73.5×奥行62.0×高さ106.0cm。業界最大の12kgの洗濯容量でありながら、奥行きが62cmの奥行スリムタイプ。ドアを開いた状態でも、広々と洗濯物の出し入れをすることが可能です。
洗浄力にも優れ、温水ミストのパワーで黄ばみを落とす「温水ナイアガラ洗浄」機能搭載。また日立独自の「風アイロン」機能で、アイロンなしでそまま着られる仕上がりになります。
おしゃれ着洗いも自宅で可能な「デリケートコース」や「おしゃれ着コース」、頻繁には洗えないスーツや制服には、水を使用しない「消臭・除菌コース」など、さまざまなニーズに合わせたコースが揃っています。
洗濯容量:10㎏
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:斜め型ドラム・右開き
お手入れしやすさ:〇
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:〇
サイズは、幅63.9×奥行72.2×高さ102.1cm。NA-VX7700Lで左開きタイプもあります。
泡洗浄W機能が洗剤の力を高め、繊維の奥の汚れをしっかりキャッチ。乾燥機能はヒートポンプ乾燥で、低温乾燥でふんわり仕上がり除菌効果も期待できます。また、ダニバスターコースでは99%のアレル物質が除去できるので、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
パナソニック独自のエコナビ搭載で、自動で節電・節水を行います。また、洗濯槽は洗濯をするたびに自動で洗浄されるので、いつでもきれいに保つことができます。
洗浄・ダニ対策・お手入れの簡単さなど、大容量だけではなくすべての面において使い勝手のいい洗濯機です。
洗濯容量:10㎏
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:横型ドラム・右開き
お手入れしやすさ:○
洗浄力:〇
乾燥機能の有無:×
サイズは、幅60.8×奥行61.0×高さ106.0cm。本体幅57cmとスリムでありながら、投入口の幅は38cmと広いので、毛布などの大物をはじめ、洗濯物の出し入れが楽に行えます。
「つけ置きナイアガラ ビート洗浄」で衣類の黄ばみの除去&予防、さらに「ナイアガラすすぎ」で繊維の奥に潜んだ汚れや洗剤を徹底的にすすぎます。
「デリケートコース」「おしゃれ着コース」「おいそぎコース」などもあり、用途に合わせてさまざまな洗濯物にも対応可能。
また、干し時間を短縮できる「エアジェット機能」もついているので、雨が続く季節や洗濯物が多い時にも助かります。
洗濯容量:10㎏
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:斜めドラム
お手入れしやすさ:〇
洗浄力:△
乾燥機能の有無:〇
サイズは、幅64.0×奥行72.9×高さ111.4cm。扉は右開きタイプと左開きタイプのどちらもあります。
シャープならではのプラズマクラスター機能搭載。ボタン一つで、洗濯槽のカビの繁殖を防ぎ常にクリーンに保ちます。また、水で洗えない衣類や毛皮なども、プラズマクラスターの力で除菌・消臭を行います。
マイクロ高圧シャワーが繊維の奥の汚れをしっかり落とし、「極め洗いコース」では泥汚れなどのガンコな汚れや黄ばみに効果的です。
洗濯容量:10㎏
全自動機能付きの有無:〇
二槽式の有無:×
洗濯方式:斜めドラム・左開き
お手入れしやすさ:〇
洗浄力:△
乾燥機能の有無:〇
サイズは、幅63.0×奥行71.5×高さ105.0cm。日立の独自機能である「風アイロン」と「自動お掃除」機能が搭載されています。
洗濯槽を常にクリーン保てるので、掃除に手間を取られることはありません。
日頃の洗濯物はもちろん、毛布や布団もしっかり洗えます。ただし、3kg以上の「毛布コース」を使用する場合は、別売りのお洗濯キャップが必要なのでご注意を。
縦型とドラム式によって異なります。大手メーカーの洗濯機の平均を元に、電気代を算出してみました。
洗濯のみの場合の1回あたりの電気代は、縦型洗濯機の場合 約1.49円、ドラム式洗濯機の場合 約1.52円となります。これを見ると、1回あたりの電気代の差は0.03円とほとんど変わりませんが、注目してほしいのは乾燥機能を使った場合の電気代です。
洗濯から乾燥機まで使用した場合の1回あたりの電気代は、縦型洗濯機の場合 約45.9円、ドラム式洗濯機の場合 約17.1円と電気代の差が大きくなります。
1回あたりで計算すると28.8円の差。これが1カ月間毎日の差となると、28.8×31=892.8円の差になり、1年365日で計算すると32,412円もの差になります。
これが数年間続くとなると、新しい洗濯機の購入費用や家族旅行など、電気代以外のさまざまな用途に活用できそうです。
洗濯~脱水までだと電気代の差はさほどありませんが、日常的に乾燥機能を使用するご家庭の場合、ドラム式洗濯機の方がかなりの節約になりそうですね。
水道代に関しても、洗濯機の種類によってことなります。少量の水で洗濯を行うドラム式に対して、使用する水の量が多い縦型洗濯機の方が水道代は高くなります。
約1回あたりの洗濯にかかる水道代は、縦型洗濯機で約34.7円。ドラム式洗濯機で約23.8円となります。水道代に関しては洗濯容量によっても異なるので、節水を重視する方は購入前にチェックしてくださいね。
使用頻度や使用法などによっても異なりますが、多くの洗濯機の一般的な寿命は約8年ほどだと言われています。この8年という数字は、メーカーの部品保有期間から導き出されているのだそうです。
8年以上使用して故障した場合は、修理に出したくても部品がないため修理できないこともあるようです。8年近く使用した洗濯機が故障した場合、製品の機能向上や節電効果などを視野に入れて、買い替えを考えられた方がいいかもしれませんね。
2001年から施工された家電リサイクル法によって、洗濯機の処分にはお金がかかります。リサイクルにかかる費用は、一般的に居は「リサイクル料金」+「運搬費」となります。
ただし、新しい洗濯機を購入した際に引き取ってもらえば、サービスで運搬費用は免除されたり低価格になったりして、リサイクル料金のみ、もしくはリサイクル料金+低価格の運搬費の負担で済みます。
買い替えではなく処分するだけなら、小売店や量販店にリサイクル料金+運搬費を払って引き取りに来てもらか、郵便局でリサイクル券を購入して、自力で指定の場所まで運ぶ必要があります。
また、まだまだ使えそうな洗濯機であれば、友人・知人に引き取ってもらったり、リサイクルショップに売るという手もあります。当然ながらその場合は、運搬さえ自力でできれば費用はタダになります。
運搬費の目安は、買い替え時で量販店が600~700円程度、小売店が2,000~3,000円程度とのこと。また、買い替えではなく引き取りだけの場合は、量販店・小売店共に2,300~3,100円程度の費用がかかるようです。
洗濯機のリサイクル料金は 2,500円程度となるので、運搬費と合わせると最大5,600円程度必要となります。
日立のドラム式洗濯機「ビックドラム」によって、時速約300kmの高速の風を当てて洗濯物のしわを伸ばしながら乾燥させる機能です。
また、衣類の温度が60℃以下の低温乾燥なので、衣類の縮みや変形を抑えてえふんわりと仕上げることができます。この他にも、乾いた衣類に水分を吹きかけながら高速風をあててしわを伸ばす、スチームアイロン機能もついています。忙しい朝やお出かけ前に便利な機能です。
家電のプロに伺ったお話を元に、洗濯機を選ぶ時に気を付けたい6つのポイントや、編集部おすすめの洗濯機15選をお伝えしました。
洗濯機は一度購入すると10年近く使い続けるものなので、洗浄力や機能面など妥協せずに選びたいですね。また、長く使い続けるものだからこそ、ランニングコストも気になります。
今回こちらで紹介した洗濯機は、どれも人気の製品ばかりです。サイズや機能、お手入れ面、コースの種類、乾燥機能の有無などのこだわりと照らし合わせて、あなたにぴったりの洗濯機を見つけてくださいね。
相性のよい洗濯機と出会うことで、毎日の家事がもっとラクに、もっとたのしくなるはずですよ。