新生児の肌には安全で高品質な保湿剤を使いたいですよね。だけど赤ちゃんに合った保湿剤をどうやって選べばいいか悩んでいるママも多いのでは?
そこで新生児の肌に合った保湿剤の選び方とおすすめ商品15選をご紹介します。
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>新生児の肌には安全で高品質な保湿剤を使いたいですよね。
新生児から正しいスキンケアをすることで、アトピー性皮膚炎の発症率が抑えられるとも言われています。
今回は、産婦人科の看護師として12年の経験がある鈴木さんご協力のもと、新生児のスキンケアにおすすめの保湿アイテムを目的別にピックアップ。赤ちゃんのスベスベ肌に欠かせない保湿剤はどれ?!
ママアイテム編集部
柔らかく敏感な新生児の保湿ケアにはポイントがあります。大切なのは「その子の肌に合った保湿ケアをする」ことです。
新生児用の保湿剤には主に3つの種類があります。
ベビーローション:水分量が多くサラッとした使い心地でベタつきにくい
ベビークリーム:油分が多く保湿力が高い。乾燥肌におすすめ
ベビーオイル:油分のみでできていてベタつくがカバー力抜群
テクスチャーを選ぶ時は赤ちゃんの肌質に合わせるのはもちろん、季節ごとに使い分けるのもおすすめ。汗をかきやすい夏場にベタつくオイル系を使うと”あせも”などの原因になるため、サラッと軽く使えるベビーローションが良いケースもあります。
逆に冬場は乾燥しやすいため、クリームとオイルを併用して使うと保湿力アップ。オイルは、耳やおへその掃除にも使えるため常備しておくと便利です。
保湿剤は「体のどこに使いたいのか?」によっても選び方が変わってきます。ベビー用の保湿剤のほとんどは「顔・ボディ両用」になっていますが、実際は使用部位の肌質によって使い分けることが大切。
赤ちゃんの顔の皮膚は特に敏感な箇所。頬だけブツブツができてしまったり、粉を吹くほど乾燥してしまう赤ちゃんも多いものです。
そのため「顔には特に低刺激で高品質な保湿剤」が良いでしょう。そして、新生児の顔の皮膚は皮脂分泌が多い一方で水分がどんどん抜けてしまうため、水分補給できるローションやクリームがおすすめ。
首から下の保湿は、全身に使える伸びが良い保湿剤を使いましょう。ベタつきにくいテクスチャーが好みならローションやクリーム系を、ベビーマッサージをするなら摩擦が少ないオイル系がおすすめです。
生まれたての新生児には、やはり刺激の強い化学成分は控えたいもの。初めて使う保湿剤は、できるだけ自然由来成分でできているものが良いとされています。さらに安全性を求めるなら、オーガニック認証マークの有無を確認してみましょう。
また、防腐剤や合成着色料など肌に刺激を与えやすい科学成分は、極力避けたほうが無難です。赤ちゃんの体質によっては、化学成分を含む保湿剤がかえって刺激になり、肌荒れを悪化させるケースもあります。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | 300円台 | 500〜1,000円台 | 3,000円台 |
楽天 | 300円台 | 2,500〜4,000円台 | 6,000〜7,000円台 |
Amazon | 300円台 | 500〜1,000円台 | 5,000〜6,000円台 |
ドラッグストアでも見かけることが多い大手ブランドの保湿剤は、低価格で肌に優しく使いやすいものが多い傾向にあります。安いものであれば300円台の商品が多く、体全体にたっぷりと使えるのが魅力。
肌が弱い赤ちゃんで、オーガニックや安全性にこだわるのであれば、2,000〜4,000円台が相場です。
5,000円〜7,000円台の高級価格帯は、大容量のものや100%天然オイル・オーガニック製品が多い傾向にあります。
低刺激で肌に優しい成分のみを配合した保湿アイテムを選ぶには、メーカーの信頼性、ブランドの方針やコンセプトにも注目すべきです。3つのおすすめメーカー・ブランドはコチラ。
人の皮脂に似た成分か含まれ肌馴染みの良い”マカダミアナッツオイル”を使ったベビースキンケアブランド「PAX BABY」。スキンケア用品の他、洗剤やボディソープも人気。高品質なのにお手頃な価格が魅力で、ライン使いするママも多いんです。
メーカーは「太陽油脂株式会社」といって、合成界面活性剤など合成添加物を使わない石鹸やボディクリームを多く展開している化粧品製造会社です。
世界中のママに使われ続けているベビーケア用品のトップブランド。日本でもお馴染みのブランドで低価格な商品展開が魅力。昔からのロングセラー商品も多いので、おばあちゃん世代からも信頼が厚いブランドです。
ローションからオイルまで一式揃えて、用途や使用部位に合わせて使い分けすると便利です。
国内でトップクラスのベビー用品メーカー「ピジョン」。ベビーカーの製造から綿棒などの小物用品まで幅広く展開。安全性の高い日本ブランドとして海外のママからも人気です。
スキンケア用品には、独自開発した胎脂に近い成分「ピジョンベビーリピッド」を配合。ピジョンだけのオリジナル保湿成分で注目を集めています。
内容量
無香料
無着色
パラベンフリー
アルコールフリー
オーガニック認証
原産国
今、編集部がおすすめする新生児用保湿はコレ!生まれたての新生児から使える安心のスキンケアアイテムです。
内容量 50g
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
「ナッツの王様」とも言われるマカダミアナッツには、皮脂成分に近い脂肪酸を多く含むため、肌への吸収力が高くベタつきにくい使い心地が特徴的なオイルです。他の植物オイルと比べても肌馴染みが良いため、大人の美容オイルとしても人気。
しっとりするのにベタつかず伸びがいいので、テクスチャーや触り心地が高評価。無香料・無着色・合成化学成分を含まないので、新生児の肌にも負担なく使えます。
高品質なのに値段がお手頃とあって、赤ちゃんと一緒に普段使いしているママも多いんですよ。パッケージが可愛いので、スキンケアセットを出産祝いとしてプレゼントするのもおすすめ。
刺激に弱い顔やおしりには最も刺激の少ない保湿剤を使ってあげたいですよね。低刺激ながらも保湿力の高いアイテムをご紹介します。
内容量 150ml
無香料 △(天然ラベンダー)
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
とことん無添加にこだわりたいお母さんにおすすめ。肌刺激が強いとされるパラベンや石油系界面活性剤・鉱物油などの科学成分は一切含まない無添加のオーガニックミルク。
コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド・植物由来エキスなどをたっぷり含み、敏感な赤ちゃんの肌を安全にケアします。乳液タイプでサラっと伸びがいいため、敏感な頬にも優しく馴染むテクスチャーが好評。
ティーツリーとラベンダーの天然アロマがフワッと香り、赤ちゃんもママもホッとするリラックスタイムへ誘います。
内容量 100ml、300ml
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 アメリカ
新生児から使える、無香料・無着色・皮膚刺激性テスト済みの低刺激成分でできています。低価格な上に伸びも良いので、家族みんなで使っているご家庭も多いマルチな保湿剤。
グリセリンという安全性の高い保湿成分とジョンソンオリジナルのベビーオイルを配合し、伸びが良いテクスチャーになっています。
ユーザーによっては「軽いつけ心地なのですぐ乾く気がする」という意見もありますが、汗をかきやすい赤ちゃんにぴったりなサラッと感は、季節を問わず使用しやすいメリットもあります。
保湿剤によるニオイ刺激を抑えたいというママには嬉しい「無香料」もポイント。全くニオイがないので頬周りにたっぷり使っても安心です。
内容量 10g
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
赤ちゃんが口に入れても害がないとされる、100%天然由来成分でできている保湿剤。ラノリンという羊毛から抽出される脂性成分を配合し、人の皮脂に似ているため浸透力に優れています。無香料・無着色・防腐剤不使用・ほぼ100%ラノリンでできているため、新生児が初めて使う保湿剤として適しています。
また、母乳育児中のママの乳首ケアとしても最適。そのまま赤ちゃんが舐めてもOKなので、安心して使えます。
ただ、内容量は10gと少々コスパが悪いのが難点。赤ちゃんの頬やおしりなど部分使いにおすすめです。
内容量 50g
無香料 △(天然ラベンダー)
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
「arau.(アラウ)」は、主にボディソープや洗濯用せっけんなど赤ちゃん用石けん商品で有名なブランド。無添加・天然由来の保湿成分にこだわったモイストクリームは「しっかり潤う」と高評価のベビークリームです。
敏感な赤ちゃんの肌を刺激しない”弱酸性”のクリームで、合成香料・着色料・石油系界面活性剤・アルコール・保存料などは一切無添加。保湿成分には、ホホバオイル・マカダミアナッツオイル・スクワラン・シアバターなど大人顔負けの保湿成分をたっぷり配合。
「赤ちゃんの肌だけでなくママの手もスベスベになる!」という口コミもありました。
乾燥しやすい寒い季節やひどい乾燥肌に悩む赤ちゃんには、このような濃厚クリームがおすすめです。
新生児の柔らかいボディにも安心してたっぷり使える保湿剤をピックアップ。体の保湿ケアには伸びが良く、赤ちゃんが「気持ちイイ!」と感じられるスキンケアアイテムを使いましょう。
内容量 120ml、300ml
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
「安心して新生児にも使える」とママからの信頼性が厚いピジョン。馴染み深い国内ブランドだから、新米ママさんも手に取りやすい安心感がありますよね。
一番メジャーで使いやすいと好評の保湿剤「ベビーミルクローション」には、ピジョンオリジナルの胎脂に似た成分「ピジョンベビーリピッド」を配合。乳液タイプで伸びが良く、柔らかい新生児の体に優しく馴染みます。保湿が初めての赤ちゃんにも安心な無香料・無着色・パラベンフリー。
「新生児から子供が成長してもずっと愛用している」というママも多く、有無を言わせないブランドの信頼感が魅力です。
内容量 410ml
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ×
アルコールフリー ○(エチルアルコール無添加)
オーガニック認証 ×
原産国 日本
花王のキュレルシリーズは敏感肌のためのスキンケアブランド。大人だけでなく赤ちゃんも使えるデリケート肌専用の保湿剤です。
肌の不調を改善するため、角質層の保湿成分「セラミド」に着目。セラミド機能成分によって肌のバリア機能を高めることで、根本的に肌の乾燥を改善していきます。
ベタつかないサラっとした乳液タイプ。軽いテクスチャーなので、あせもになりやすい脇の下や首周りにも違和感なく使えます。
220mlの普通サイズもありますが新生児用には、お風呂上がりにすばやく使えるポンプ式がおすすめ。水分量が多い保湿剤なので冬場は液体が冷たくなります。ママの手のひらで少し温めてから赤ちゃんの体に塗ってあげる時も、片手で使えるポンプ式が便利ですよ。
内容量 50g
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
ピジョンのスキンケアは種類が豊富で、赤ちゃんの肌質や季節に合わせて使い分けできるのもメリット。ローション系からオイル系まで様々ですが、乾燥がひどい赤ちゃんなら「ベビークリーム」が一押し。
油分が多めのクリーム系ですが少量でも伸びが良く、それでいてしっかり保湿できると評判の保湿剤です。ローションやミルク系では物足りない赤ちゃんにもおすすめ。
ピジョンオリジナルのセラミド入り保湿成分「ピジョンベビーリピッド」の他に、さらに保湿力を高めるアミノ酸とヒアルロン酸を配合。
カサカサしやすい頬や胸元などへ部分使いしたり、おしりかぶれやよだれかぶれをカバーする保護剤としても最適です。
内容量 50g
無香料 ×(天然ラベンダー・カモミール)
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ○(USDA)
原産国 アメリカ
完全オーガニックのベビースキンケアで人気の「エルバビーバ」。おしゃれで高級感あるパッケージデザインが特徴です。
肌にのせると固形のクリームがトロ〜ンと溶けて、本物のバターのような使い心地。肌を保護するココアバター、天然の保湿成分ミツロウに、香り豊かなラベンダーとカモミールを配合。他に余計なものは配合していない無添加バターです。
また、配合成分はオーガニック認証USDAを取得しており、赤ちゃんが口に入れても安全安心。
カバー力・保湿力が抜群なので「肌が弱くて乾燥がひどい」という赤ちゃんに、初めての保湿剤としておすすめ。「ちょっと高くても完全無添加にこだわりたい」というオーガニック嗜好のママに人気です。
オイルタイプなら、新生児の耳やおへその掃除に使えたりベビーマッサージにも最適。上質なオイルなら、気持ち良くてそのまま寝てくれる赤ちゃんも多いですよ。
内容量 80ml
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
お馴染みのピジョンのベビーオイルは産婦人科でも使われることが多いため、出産直後から病院で使っていたママも多いのではないでしょうか。
配合成分は、植物性オイルだけでなく肌を保湿するセラミド成分「ピジョンベビーリピッド」も配合。肌をカバーするだけなく、バリア機能を高めて乾燥を改善します。
ベビーオイルは、鼻や耳やおへその掃除にも使うため新生児からの必須アイテム。無香料のクリアオイルのため、安心して使えると評判の高いオイルです。
内容量 80ml
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
99%以上が天然由来成分でできている国内オーガニックブランド「アロベビー」。アンジュ マッサージオイルは、ベビーマッサージ講師として人気の海老原英里さんがプロデュースしたことでも注目されています。
配合オイルは、”神の木”と呼ばれる木から抽出される希少オイル「スクロレアカリアビレアオイル」と「サンフラワーオイル」「ホホバオイル」。赤ちゃんの肌に優しく馴染みます。
口コミでは「オイルなのにサラッとしていて伸ばしやすい」「オーガニックだけど無香料だから使いやすい」と使用感が評判のオイルです。オイルのベタつきが気になるママにおすすめですね。
内容量 125ml
無香料 ×(マンダリンオレンジの香り)
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ○(USDA)
原産国 アメリカ
「さすがエルバビーバ!」と言える高級感漂うアロマな香りが魅力のベビーオイル。オーガニック認証を受けている天然マンダリンオレンジの爽やかな香りに包まれて、リラックスのマッサージタイムを過ごせます。
使っているママにとっても癒し効果抜群で、疲れた体がホッと一息つけますよ。保湿剤のニオイは気になってしまうママも多いと思いますが、マンダリンオレンジのような柑橘系の香りは副作用がほとんどなく、妊婦さんや赤ちゃんにも安心な香りとして知られています。
オイルは、サンフラワーオイル・アーモンドオイル・ホホバオイルを配合。肌馴染みが良く、高い保湿力と浸透力が魅力です。
「カサカサがひどい」「もしかしたらアトピーかも」という赤ちゃんにはアトピー肌を基準に作られた保湿剤がおすすめです。
内容量 500g
無香料 ○
無着色 △(天然色素配合)
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
お肌の水分や皮脂が一番奪われるのが入浴時。そんな入浴タイムにもしっかり保湿し、赤ちゃんを乾燥から守る入浴剤です。
胎脂由来の保湿成分「ラノリン脂肪酸コレステリル」と、漢方でも用いられる植物性の保湿成分「ヨモギエキス」を配合。保湿成分が溶け込んだなめらかなお湯が体全体を包み込んでくれます。ヨモギエキスは、乾燥の他、湿疹やあせもなどにも効果的。肌荒れ全般を改善し、かゆみや赤みも防ぎます。
「ぬるぬるせずにサラッと潤っていい」「無添加だから洗い流さなくても安心」と、赤ちゃん用の入浴剤として使いやすい商品です。
内容量 60g
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
アトピタシリーズは乾燥からくる”かゆみ”に注目したスキンケア。皮膚のかゆみは、ステロイドなどの処方薬ではなく、できれば自然に治したいと思うママも多いはず。そんな自然派ママにおすすめなのがアトピタの高保湿クリーム「しっとりクリーム」です。
新生児が一番自然なカタチで効果的に保湿できる、胎脂由来の保湿成分「ラノリン脂肪酸コレステリル」によってしっかり保湿していきます。こっくりとした濃厚なクリームで水分補給し、油分でしっかりカバーすることで乾燥を防ぎます。
「顔のポツポツが治った」「アトピーだけど痒がらなくなった」と症状が改善した口コミが多い商品です。
紫外線反射微粒子パウダー配合で、アトピーを悪化させる紫外線をカットする効果も期待できます。
内容量 120ml
無香料 ○
無着色 ○
パラベンフリー ○
アルコールフリー ○
オーガニック認証 ×
原産国 日本
先述の「しっとりクリーム」に比べると、サラッと軽いつけ心地が特徴の乳液タイプ。ベタつかずに少量でも伸びやすいため、体の保湿におすすめです。
「顔にはアトピタのクリームを使い、体にはローションを使う」と使い分けているママも多いようです。「コスパがいいしたっぷり使いたいからローション派」というママもいます。
なめらかに広がりお風呂上がりにササッと塗れるので使いやすさも好評です。つけ心地は軽くても、胎脂由来の保湿成分がしっかり浸透するのでアトピーや乾燥からくるかゆみにしっかり作用します。手間なくたっぷり使いたいママにはポンプ式もおすすめ。
新生児のスキンケア方法には疑問がいっぱい。よくある不安や疑問をQ&A形式でまとめました。
出産した病院を退院した頃から、沐浴後の赤ちゃんの肌をチェックし、乾燥しているようなら使用するのがおすすめ。
生まれた直後は胎脂と言われる保湿成分に守られていますが徐々に乾燥しやすくなります。皮脂分泌が多くても水分が不足してインナードライになっている可能性も高いため、よく観察してあげてください。
また、こまめなスキンケアは子どもが大きくなっても続けたほうが良いとされています。
専門医が新生児の肌を診察して処方したのであれば使えます。使用量や使用回数はよく確認しておきましょう。
ヒルドイドは副作用がほとんどなく安全に使える保湿剤として、赤ちゃんにもよく処方される薬ですが、皮膚が炎症を起こしている場合に使用すると症状が悪化することがあります。使用のタイミングや肌の状態には注意しましょう。
ワセリンは副作用がないため、新生児の肌にも安全に使用できます。
しかし、ワセリンは肌表面の保護に使うもので、保湿効果はありません。肌が乾燥している時は水分補給が重要。保湿成分が含まれている保湿剤のほうが適しています。
新生児の皮膚は薄く弱いため乾燥しやすく、夏場でも保湿が必要です。
赤ちゃんは汗っかきなので肌は潤っている印象がありますが、あせも対策のためにもこまめにお風呂に入るため、肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなります。
お風呂は、必要な皮脂も一緒に流れてしまったり、入浴後に肌の水分が蒸発するため、しっかり保湿をしてあげる必要があります。
プロペトとは、精度の高いワセリンのこと。赤ちゃんによく処方される薬のひとつです。副作用や刺激がないため安心して使用できる他、舐めても害はありません。
新生児用の保湿剤でも様々なメーカー・ブランドの商品があるため、どれがいいのか迷ってしまいますよね。新生児の保湿剤は、赤ちゃんの肌質やアレルギーの有無、湿疹やかゆみの状態をよく観察して選んでみてくださいね。
ベビースキンケアは「無添加」としている保湿剤がほとんどで安全に使用できますが、赤ちゃんによってはちょっとした成分が刺激になってしまったり、自然由来の成分でアレルギー反応を起こすこともあります。赤ちゃんの体質に合わせて、成分のチェックやパッチテストもしっかり行いましょう。