VANSが販売するオールドスクールのおすすめスニーカーを、ファッションの専門家監修のもとに解説します。人気の色であるクラシックなブラックや話題のコラボ商品まで、...
VANSが販売するオールドスクールのおすすめスニーカーを、ファッションの専門家監修のもとに解説!人気の色であるクラシックなブラックや話題のコラボ商品まで、さまざまな種類のオールドスクールを比較、検討します。
また、サイズ感や通気性など、購入時に気を付けたいポイントを網羅するとともに、コーデのちょっとしたアドバイスやお手入れの方法まで、幅広く解説していきます。
メンズ・レディース問わず、オールドスクールを探している人は、ぜひとも参考にしてみてください。
ママアイテム編集部
VANSのオールドスクールスニーカーを選ぶときのポイントや、注意点を紹介します。VANS製品だけでなく、靴全般にも言える重要な項目ばかりですので、ぜひひとつひとつチェックしてみてください。
スニーカーや革靴など、種類を問わず靴を選ぶときには、何よりもサイズ感をチェックすることが重要です。
サイズ感が合わなければ靴ズレの原因にもなりますし、とくにスニーカーは歩きやすいように作られているので、そのポテンシャルを十分に発揮できません。さらには、サイズの合わない靴を履き続けていると、歩き方も癖がついてしまう可能性があります。
ベストなサイズ感としては、しっかりと履いたときに、つま先が0.5mm〜1cmほどのゆとりがある大きさが良いでしょう。また、ワイズ(足囲)が合っているかも大切です。
通気性の良さは、主に「素材」に左右されます。素材で有名な物といえばメッシュ素材ですね。スニーカーだけでなく、服やバッグなど、多くのアパレル商品に使用されています。
また、通気性は素材の薄さや構造によっても左右されます。
夏場に限らず、通年を通して足の蒸れは気になるものです。せっかく気に入った靴を手に入れても、蒸れてしまったのでは不快感を感じてしまうもの。そうならないためにもしっかりと通気性をチェックしましょう。
靴の天敵と言っても過言ではない雨ですが、スニーカーの中には雨天でも問題なく履ける加工がほどこされた商品も販売されています。
通勤や通学に履いていく靴なら、なるべく雨に強いタイプの商品を選びたいところですし、タウンユースにしても防水性があるに越したことはありません。
スニーカーを選ぶときには、撥水加工がほどこされているかどうかも、セレクト基準に入れておくのが良いでしょう。撥水加工は水に強いだけでなく、汚れも付き難くなるので一石二鳥ですよ。
VANSのオールドスクールは、オーソドックスでシンプルなデザインのものから、全体にグラフィックがほどこされた派手めなもの、果てはキャラコラボものまで、さまざまなタイプの商品があります。
どれも特徴があり、魅力的な商品ではありますが、ただ単純に「靴のデザインが良い」から購入してしまうと、「買ったのはいいけれど、合わせる服がない」といった状況に陥りがちです。
おしゃれは足元からとも言いますが、靴を購入するときには、一度自分のワードローブを見直して、どんなタイプの靴なら合いそうかを考えることにより、購入後の失敗や後悔を防ぐことができます。
VANSのオールドスクールは他ブランドのスニーカーと比べて、非常に丈夫でグリップ力が高いことが特徴です。アメリカ西海岸のカルチャーを支えてきた歴史と、多くの人に愛される魅力を見ていきましょう。
VANSの誕生は1966年、創業者であるポール・ヴァン・ドーレンと、その友人がアメリカのカリフォルニア州で開いたスケートショップ「vans」がはじまりです。
丈夫なアッパー(靴底を除いた上部)と滑りにくいソールがスケーターを中心に人気を呼び、以後西海岸のカルチャーを牽引する存在として世界的に有名になりました。
なかでも人気のオールドスクールは、スケーター達の意見を取り入れ、よりタフに、より履きやすく改良が重ねられ続け、現在まで至ります。
当初はスケーターやBMXライダー向けのスニーカーでありながらも、その丈夫さとファッショナブルなデザイン性から、今では多くのファッション好きに愛されるブランドとなっています。
今回の商品の選定ポイントは、靴を選ぶうえで最も欠かせないサイズ展開一本に絞っています。他の特徴や機能などは、商品紹介欄で詳しく説明していきますので、合わせて参考にしてください。
今回、最もおすすめするオールドスクールがVANSの「VN0A38G1PHN」です。クッション性に優れたアウトソールを採用しているので、歩きやすく、疲れにくい一足となっています。
「VN0A38G1PHN」の最も目を引く特徴と言えば、何といってもアッパーに豪快にあしらわれたフレイムパターンでしょう。
フレイムパターンは使い所を間違えてしまうとチープになってしまう危険性があり、実に難しいグラフィックですが、上手く靴のデザインとして落とし込んでいるのはさすがの一言。
そのインパクトから「どんな服と合うんだろう」と考えてしまいそうになりますが、意外にもジーンズやスラックス、ハーフパンツ問わず、どんなボトムにも合います。アウターも同じく、服装を選びません。
白いサイドストライプもアクセントとして良く効いていて、デザインに落ち着きを与えているのも好印象ですね。
もちろん、オールドスクールならではの機能性は抜群で、グリップ力やクッション性に優れています。
スケートやサイクリングなどのスポーツ時はもとより、タウンユースでもおしゃれに履ける機能性とデザイン性が共に高いおすすめのスニーカーです。
グリップ力の高いガムソールを使用したオールスクールのおすすめスニーカーをセレクトしました。ガムソールとは天然ゴムを使ったソールのことで、独特の色合いと優れたグリップ力が特徴です。
シンプルなデザインが人気のVANS「VN0001R1GI6」は、どんなスタイルにも合わせやすく、一足は持っておいて損は無いスニーカーです。
スニーカーながらスエードを使用しているのが特徴で、革の質感がガムソールの飴色と良く合います。
一般的なスニーカーと比べて大人っぽく、落ち着いた印象ですので、ジャケットスタイルや着崩したフォーマルな服装にも良く合い、社会人、学生問わず「合わせやすい」と人気を博しています。
また、前後に衝撃吸収材が入っていますので、歩き心地も良く疲れにくいことから、通勤や通学用途としてもピッタリです。
VANS「VN0A38G1OTS」は、贅沢なヌバックレザーを起用したスニーカーで、革特有の落ち着いた色味のブラウンが高級感すら感じさせる一足です。
「ヌバック」とは、革の表面をバフ研磨し、起毛させたレザーでスエードに比べて丈夫で手触りが良いことが特徴。
こちらもガムソールとの色合いがきれいで、靴紐もブラウンで統一されていて、グラデーションのようなカラーリングになっているのも美しいですね。
注意点としては、ヌバックは加工がしてあったとしても油汚れや雨に弱いので、防水スプレーは必須です。濡れたときはすぐに拭き取り、乾かすことで長く履くことができます。
VANSは有名ファッションブランドからキャラクター物まで、さまざまなコラボ製品を展開しています。その人気はコレクターがいるほどです。そのなかから厳選したオールドスクールを紹介します。
『ONE PIECE』とコラボレーションした「x ONE PIECE SKATE OLD SKOOL」は、人気キャラクターを全体に散りばめたデザインが特徴的な一足です。
キャラクター物というと可愛らしいイメージがありますが、本商品は細いラインでキャラクターが描かれているので、とてもファッショナブルな仕上がりをみせています。メンズレディース問わず履けるでしょう。
ソールもブラックで統一し、プリントを載せるなど、細かいところまでこだわりを感じさせると共に、機能面もしっかりとオールドスクール標準のおすすめ商品です。
こちらも「ピーナッツ」とのコラボスニーカーです。「×PEANUTS チャーリーブラウン」の名前のごとく、チャーリーブラウンからインスパイアされたデザインがあしらわれています。
スヌーピーモデルと同じく、可愛さは抑え、とてもファッショナブルな一足となっていて、キャラクターをそのまま使うのではなく、チャーリブラウンの服の色味を前面に押し出しているのが巧いですね。
ブラック・イエロー・ホワイトのバランス感覚も絶妙で、スニーカファンならずとも思わず「欲しい」と唸ってしまいそうな一足です。
スニーカーを中心にストリートウェアを展開する「PATTA」とコラボレーションした「PATTA OLD SKOO」は、言わずもがなVANSの良さとPATTAのセンスがたっぷりと詰まった高機能な商品です。
ソールまで含めてデザイン面で素晴らしい、隙の無いシューズです。
どんなスタイリングにもマッチする、定番のオールドスクールを紹介します。どちらも王道のクラシックタイプで、年代や性別を問わず、時代を越えて愛されている名スニーカーです。
VANSと言えばやっぱりこのタイプでしょう。「VN000D3HY28 BLACK」はオールドスクルの代表モデルであり、発売以来ファンを獲得し続けているスニーカーです。
シンプルなブラックとホワイトの切り返しはシンプルでありながらも、余計な物が何一つ入っていない、筋の通ったデザイン哲学を感じさせます。
今まで紹介してきたどの商品よりも、服装を選ばない点でもポイントが高く、普段スニーカーを履かないような人でも、ちょっとした外出用として揃えておいて損はありません。
当然のことながら、VANSらしい丈夫さとグリップ力も十分に備えている、時代を越えて愛される商品です。
VANS「DX V36CL+ M.BLACK」は、上で紹介した「VN000D3HY28 BLACK」に工夫を加え、アップデートしたようなモデルです。
アウトソールには軽量なラバーアウトソールを使用し、他のモデルと比べて軽量化が図られています。さらに、アッパーにはタフスエードを採用。摩耗に強い素材ですので、より耐久性が増しています。
クラシックなオールドスクールそのままのデザインも良いですね。カラーバリエーションやグラフィック展開の組み合わせも豊富なため、気に入ったらバリエーション違いで何足も購入する人が多く、人気のほどがうかがえます。
より個性的でおしゃれなオールドスクールを探している人は、先ほど紹介した「DX V36CL+ M.BLACK」の色や素材違いはいかがでしょうか。どちらも魅力的で、個性的なスニーカーです。
「DX V36CL+ M.BLACK」のバリエーションである「DX V36CL+ T.RED」は、同モデルでありながらも、まるで別ラインのような印象的なデザインが特徴です。
トゥからアイレットにかけてラインを引くようにあしらわれた、鮮やかなレッドのスエードと、サイドからぐるりを靴を囲むようにレパード柄のフェイクファーが華やかさを盛り上げます。
シリーズのなかでもとくにパンチの効いた一足であり、履く人を選びますが、こういったタイプの商品が好きな人にはピッタリハマることでしょう。
「DX V36CL+ BLK/WHT CHECK」もまた、同ラインのスニーカーで、ホワイトとブラックのフラッグチェックが目を引く一足です。
こちらは「DX V36CL+ 17FA RED/LEO」と対照的に、履く人を選ばないシンプルさを備えています。
ただ、シンプルでありながらもパンキッシュに履きこなしたり、フォーマルに履いたりと、さまざまなジャンルに応用できる汎用性のあるシンプルさであるため、世代や性別を問わずに大人気の商品です。
「スニーカーを履きたいけど、身長が低く見えてしまうのが嫌」という女性は多いかと思います。そこでおすすめしたいのがこちらの商品。スニーカーながら足が長く見える工夫がほどこされています。
「OLD SKOOL PLATFORM」はレディース用のスニーカーで、基本的なデザインは人気モデルである「DX V36CL+ BLK/WHT CHECK」に良く似ています。
大きな違いとしては、無地であることと、ソール部分が厚底になっていることです。
これにより、スニーカーを履いたときでもヒールと同じように脚を長く見せる効果が生まれます。また、底が厚いことで、全体としてより丸みを帯びたフォルムになっているので、可愛らしさも増しています。
レディース用のスニーカーを探している人は、ぜひ一度試してみてください。
オールドスクールを購入するときによくある質問をまとめました。混乱しがちなモデルの違いをはじめとして、汚れたときのメンテナンス方法も紹介します。
オールドスクールとプロは、デザインや構造に差異があります。
同じ柄の商品を並べて比較してみた場合、プロはアウトソールのつま先が少しあがっています。また、ミッドソールは3cmでオフホワイト、光沢はありません。そして、ガードにラインがありません。
オールドスクールはアウトソールにほとんどソリがなく、ミッドソールはプロより3mmほど高く、光沢があり生成りに近い色をしています。
スニーカーが汚れたときは、洗剤を溶いたぬるま湯に30分ほど漬け置きした後に、ラバー部分を優しくブラシでこすってください。汚れが落ちにくい場合はメラミンスポンジを使用しましょう。
キャンバス地は石鹸をつけてブラシでこすり、ぬるま湯でしっかりとすすいでください。その後、タオルをスニーカーに詰めて洗濯機で軽く脱水をし、風通しの良い日陰に干しましょう。
また、スエードの場合は専用のクリーナーを使用することで、靴を長持ちさせることができます。
今回の記事では、スニーカーの王道ともいえる、VANSのオールドスクール一本に絞り、おすすめのスニーカーを解説しました。
「王道」と書いたとおり、オールドスクールはデザイン性、機能性、どちらをとっても一足は持っておいて損はないクオリティのスニーカーです。
ちょっとした外出用に購入するのも良いですし、コレクション的に複数のバリエーションを揃えてみるのも良いでしょう。さまざまな楽しみ方ができるのも、VANSの魅力です。
オールドスクールの購入を検討するときには、ぜひこの記事で示した選び方のコツや、おすすめ商品を参考にしてください。