「テレビの声をもっとクリアに聴きたい」「スマホに入っている音楽を転送したい」と考えている人に、センタースピーカーの選び方やオーディオの基礎知識を徹底解説。
音のクオリティにこだわったおすすめ12選も合わせてご紹介しています。
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>この記事は編集部が徹底リサーチしたおすすめのセンタースピーカーを厳選紹介しています!
「ホームシアターシステムを構築したい」「テレビの声をもっとクリアに聴きたい」「スマホに入っている音楽を転送できるスピーカーはないの?」「ハイレゾでピュアオーディオを聴きたい」などという人は、ぜひ読んでみてください。センタースピーカーの選び方から解説していますので、誰でも目的の製品に出会えますよ。
使い方ごとにONKYO、YAMAHAなど人気、実力ともにトップレベルの製品をピックアップしてあります。また、5.1ch、サラウンドなどオーディオの基礎知識もQ&A方式で学べるので、ぜひ読んでみてくださいね。
ママアイテム編集部
ふつうのスピーカーならともかく、センタースピーカーの場合、「それは必要なの?」という人もいるでしょう。
ここでは選び方の基本から解説していくので安心してください。
スピーカーユニットの種類は次の通りです。
・フルレンジスピーカー
低中高音域まで同じスピーカーから出します。これが複数個ついている場合がありますが、同じ種類ならフルレンジスピーカーです。
・2ウェイスピーカー
ほとんどのセンタースピーカーがこのタイプです。低中音域を担当するスピーカーと高音を担当するツィーターで構成されます。左右に低中音域用、真ん中にツィーターが配置されます。
・3ウェイスピーカー
低音域、中音域、高音域の3つで構成されるスピーカーです。駆動の制御が難しいため高級機のことが多いです。
種類で一概には比較できませんが、音質を重視するなら3ウェイスピーカーから探したほうがいいです。
2ウェイスピーカーはテレビ視聴用、ホームシアター用など各用途の製品が多数販売されています。売れ筋のスピーカーもこのタイプが多いので、選択肢が豊富です。
フルレンジスピーカーは構造がシンプル。センタースピーカーの場合、リーズナブルな価格帯で良く見られます。
センタースピーカーは通常、テレビの下に置かれます。そのため、テレビやテレビ台の大きさ、空きスペースに合わせて選びましょう。
5.1chなどにする場合には、左右のスピーカーと高さを合わせる必要があるので、その高さにセンタースピーカーが入るスペースがあるかチェックしておく必要があります。
センタースピーカーのなかにはデザイン性が高いものが多いです。部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
また、後々システムを拡張していくなら、フロントスピーカーとデザイン性を統一することがおすすめです。
センタースピーカーの仕様を見ると、「〇〇db」と表記されている項目があります。これを「能率」と呼びます。
テレビの音声用として使うなら最低でも75db以上のもの、高いクォリティを求めるなら85db以上のものを目安に探しましょう。
ハイレゾとは「High Resolution (ハイレゾリューション)」、つまり「高精細」「高解像度」という意味の言葉。また、高音周波数域が拡大しているので、40kHz以上の再生能力を持っていることが必要と定義されています。
そのため音域の仕様をチェックし、40kHzをカバーしているかチェックしましょう。
しかし、カバーしていてもハイレゾ対応とメーカーが認定していない場合もあるので注意する必要があります。このあたりは「再生能力」の合格基準をどこに置くかによって異なるからです。
最も簡単な見分け方は、「ハイレゾロゴマーク」がついているものを探すことです。
ハイレゾ対応のセンタースピーカーがおすすめな人は、もちろんハイレゾ音源を再生したい人ということになります。ただ、徐々にハイレゾ音源が普及しているので、将来的には興味を持つかもしれないという人にもおすすめですよ。
スピーカーの世界は、値段が天井知らずなので、価格帯も広いです。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
10,000円以下 | 20,000~30,000円 | 70,000円~ |
最安値価格帯の場合、パソコンのスピーカー専用という場合もあります。用途に合っているかチェックしておきましょう。
売れ筋価格帯は表のようになります。5.1chなどのシステムを組んでいる場合、他のスピーカーとの予算とのバランスで選びましょう。
高級価格帯は音を追求したい人が探すべき価格帯です。
センタースピーカーで人気のメーカーは、ホームシアターなどユーザーのニーズに答えたシリーズを持っていることが特徴。センタースピーカー自体の性能も高いですが、拡張性や統一性を考えると、人気シリーズがあるメーカーがおすすめです。
onkyoはパナソニック(松下電器産業)のスピーカー部門工場長が独立して創業した会社。スピーカーにこだわりがあるのは当然ですね。
最近でもハイレゾブームの立役者として、またハイレゾ対応の製品群でオーディオジャンルにおける久々の大ヒットを記録しました。
onkyoの音作りは高音域の鮮やかさと繊細さが特徴。ピアノやバイオリンなどの音楽が好きな人におすすめです。
また、低音はメリハリがありながらスカっとする音と評価されることが多いです。映画やロック音楽などの低音の音場離れがよく、スピード感を重視する人におすすめとなります。
ヤマハはピアノの製作から、電子楽器、音響機器まで手掛けるメーカー。その名を知らない人はいないでしょう。
ヤマハの音の特徴は、柔らかく優しい音と表現されることが多いです。雑味が少ないともいわれるので、映画のセリフなどを受け持つセンタースピーカーの音質としてはぴったりですよね。そして、小型のスピーカーを得意とし、デザイン性が高いものが多いです。
また、入門機をバランスよく作るのが得意。そのため、はじめてホームシアターを構築する場合には、ヤマハのセンタースピーカーとそのシリーズを揃えて置くのがおすすめです。
JBLはアメリカのカリフォルニア州に本社がある世界有数の音響機器メーカー。そのブランド名を聞くだけで心躍るオーディオマニアも少なくありません。コンサートホールや映画館など、大音響かつ高音質が求められる音響づくりにとくに定評があります。
また、コンシューマー向けのスピーカーは、オーケストラやジャズなど力強く、躍動感のある低音が生かされる音楽の人を好む人におすすめ。また、スケールの大きい音が魅力なので迫力ある映画の音響用スピーカーとしてもぴったりです。
今回は、選定ポイントを以下のように設定しました。
ONKYOはオーディオジャンルでハイレゾ関係が華開き、今ノリにノっているメーカー。製品開発も旺盛で、新技術も続々投入してきています。そのような中で、ホームシアター入門機、サラウンド入門機に最適なセンタースピーカーといえば一押しはコレ。
本商品は、ONKYOが手軽にホームシアターを楽しめるようにと開発されたモデル。場所を取らないので、どの部屋にも設置することができるでしょう。
評価が高い音の秘密は、独自に開発されたN-OMF振動板。固有ノイズを可能な限り抑える不織布の3層コットンをベースとし、アラミド繊維をハイブリットしたものです。これにより、量感たっぷりの低音とクリアで伸びのある高音を実現しました。
ホームシアターの基本は5.1ch。でも、置き場所の関係で4.1chになってしまっている人というのは意外に多いのですよね。オーディオに詳しくない人がフロントスピーカーがあるからセンタースピーカーは必要ない、と考えてしまうのも無理はありません。
そのため、後からD-109XCを購入したという人も結構多いことが分かります。口コミを読むと「全然違う。最初から付けておけばと後悔」という声も多いです。もし、今4.1chであれば手軽に追加できる本商品は一押し。
単品で使っても十分な性能を発揮します。それほど大がかりなシステムは必要ないけど、アクション映画や音楽番組を見るときにもうワンランク上の音を楽しみたい、という人にもぜひおすすめしたいセンタースピーカーです。
基本性能充実なので、5.1chなどサラウンド入門機としても人気があります。ホームシアターという大人の趣味をはじめてみてはいかがですか。
「ズーン」と腹に響くような低音は映画の緊張を高めてくれる必須要素。また、後方からコツコツと近づく足音に思わず振り返ってしまうのがサラウンド技術といわれるものです。
ライブ映像などでは四方八方から歓声が聴こえて、まるで野外ライブにやって来たかのように心が躍ります。それには、センタースピーカーが欠かせません。
D-109Cを、さきほど一押ししたD-109XCと比較してみます。そうすると、本格派路線で開発されたのがD-109C、その良さを継承しつつ、手軽に楽しめるセンタースピーカーというコンセプトで開発されたのがD-109XCといえるでしょう。
口コミの評価では「ほぼ同等」という意見が多いです。というのも、両製品には10年近くの歳月が流れていて、名機といわれたD-109Cの技術水準を入門機レベルでも吸収してしまったともいわれているから。
もし、D-109CとD-109XCを聴き比べられるお店があれば、実際に聴いた上で好みのほうを選ぶのが良いでしょう。でも、今後の拡張性を考えるならD-109XCのほうがおすすめといえるかもしれませんね。
いずれにしても、定番といえるほど評価の定まったセンタースピーカーなので、どちらを選んでも満足できる可能性はとても高いといえます。
DENONのSC-C7L2-Wは、インテリア性が高い形といわれることが多いです。デザインにこだわりたい人にはおすすめのセンタースピーカーです。
でも、この形状は音にこだわったからこそです。ふつう、スピーカーの筐体は重量がある材質で剛性を高めようとしますが、この商品は逆に自然のしなやかさに着目。これは、バイオリンやチェロなど木製楽器から学んだ発想だったのです。
確かに、コンサートホールなどでも複雑に反響した音が自然に聴こえるということがあります。人間の耳は正確性だけを追求しても、心地よいとは感じるようにはできていないのかもしれませんね。
自然な音を求める人におすすめのセンタースピーカーです。
ファッションの世界では、シャネルなどの世界的なブランドのデザイナーが移籍すると、大きな話題となるもの。それほど、派手に人の耳目を引きませんが、実はスピーカーの設計デザイナーも同じです。
本商品のデザイナーはTADやKEFのデザインをしてきたアンドリュー・ジョーンズ。ELACへの移籍はオーディオ業界では衝撃的なニュースでした。
ジョーンズが本商品に求めたのは、トータルバランス。一点にこだわるのではなく、エントリークラスとして可能な限りバランスを取りながら、全体的なレベルを高めること。
そこにはエントリークラスにありがちな妥協は一切ありません。「Good Enough (ほどほどでいい)ではなく、あたえられた条件のなかであらゆる可能性を追求した結果がDebut C5」とはジョーンズの言葉です。
あまり専門的になるのはこの記事の目的ではないので省略しますが、ジョーンズならではの画期的なアイデアがオーディオファンから評価を受けています。
JBLの「Cinema SB100」は並行輸入品。つまり、日本では販売されていないセンタースピーカーです。どの商品もそうですが、並行輸入品が販売されているということは、高い評価をしている人が日本にいるということですね。
このスピーカーのおすすめポイントは、これひとつで十分ということ。追加のスピーカーは必要ありません。
独自の音響処理技術により、センタースピーカーだけで立体的なサウンドを作り出してくれます。こういうタイプを欲しいと思っている人は多いのではないでしょうか。スペースは取らないし、立体的な音を楽しめるなんて最高ですよね。
海外ではなく、日本のリビングにこそふさわしい、と考える人もいるのではないでしょうか。
並行輸入品なので、マニュアルが日本語でないなどのデメリットがあります。しかし、ブランドとして定評あるJBLの製品なので、それを補ってあまりあるメリットがあるでしょう。
ひと世代前のオーディオマニアが戻ってくるきっかけとなったハイレゾ。でも、マニアでなくても音を聴けば理屈は不要。ここでは、ハイレゾに対応した人気センタースピーカーをピックアップしました。
NS-C700は音質劣化を抑えたクリアな音が特徴。スピーカー内部の平行面を少なくした独創的な設計により、音質を損なう「定在波」の発生を大幅に少なくすることに成功しました。
NS-C700シリーズの開発コンセプトは「コンテンポラリー」。120年の歴史を持つYAHAMAの技術で、あらゆるニーズに答えることを目指したものです。
そのため、センタースピーカー以外にシステムを拡張したいなら、映画から音楽まで幅広く対応する3ウェイ・フロア型と、ピュアオーディオ系のブックシェルフ型の2種類が選択可能。
今後の拡張性を考えるなら、メーカーが力を入れたシリーズのセンタースピーカーを購入して置くと、音質を合わせる必要がないなど後々まで恩恵を受けることが多いですよね。
なお、ピアノブラックの場合は、光を反射してテレビの視聴などの際気になることがあるので、日光や照明を事前にチェックしておくことをおすすめします。
NS-C500をおすすめするのは、ズバリお気に入りのボーカルがいる人。ボーカル重視で選ぶなら本商品がおすすめです。ヤマハのスタンダードといえる本機から放たれる歌声は、きっと胸に響きます。
さらにこだわるなら、後ほど紹介する上級モデル「Soavo」をおすすめします。実は、本商品は基本設計をこの「Soavo」から継承。
いつかの国会で「ナンバーワンじゃなきゃダメなんですか?」というやりとりがありましたが、技術の世界ではナンバーワンを造ったのち、それぞれのコンセプトに落としこむことはよくあることです。
ナンバーワンからエッセンスを継承したスタンダード。口コミにおいても「3年使っているけど、これ以上のものは要らない」という評価があります。
「SC-C17-K」の良いところのひとつは、省スペース&スタイリッシュ。テレビ下などにスマートに置きたい人におすすめ。
シリーズ化されているので、5.1chなども組めます。「スピーカーで部屋が狭く感じるのは嫌」、「インテリアの面からスリムなものが欲しい」という場合にも一押しです。
さて、音の特徴ですが、DENONで良くいわれる「艶のある」という表現がやはりぴったりします。入門機としてもいいですし、テレビの音質を手軽に「1UP」させることもできます。
大人の憧れ、シアタールーム。センタースピーカーも最高なものを揃えたいところです。映画を楽しむならセンタースピーカーはかなり重要。妥協は禁物です。
この「LS」シリーズはJBLの創立60周年を記念して販売されたモデル。力が入っていないわけはありませんよね。
その目指したところは新スタンダード。「LS」とは「From Legacy to Standard」の略で、長年培ってきた技術を生かし、オーディオマニアだけでなく、どんなソースにも自然に再現することをコンセプトとしています。
シリーズ化されているので、5.1chを構築することも可能。極上の音響世界が目の前に広がっていることでしょう。
ただし、まずはセンタースピーカーを購入して見るというのもおすすめ。サッカー観戦なども迫力ある音で楽しめるとともに、解説の声も聞きとりやすくなります。
ある人によると、だみ声で嫌いだった解説者の声がクリアになり好きになったとか。センタースピーカー恐るべしです。
ホームシアターを構築すると驚くのがセンタースピーカーの役割。体感的には7割以上センタースピーカーから聞こえると感じる人が多いのです。つまり、それだけセンタースピーカーには投資する価値ありということですね。
このスピーカーはその期待に応えてくれること間違いありません。開発コンセプトは「リアル」。まるで歌手が目の前で歌っているような圧倒的なリアル感が絶賛を浴びました。
オーディオの世界では目隠しで音を聴くという方法があります。このスピーカーでガラスが割れる音を出せば、誰もが驚いて目隠しを外すでしょう。口コミを見ても「魚釣り番組見て、魚がピチピチと音をたてているのがリアルすぎて驚いた」という声がありました。
「リアル」にこだわるなら、本スピーカーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
「風格あるホームシアターで用いられています」というメーカーのアナウンスのといて、大型で存在感のあるセンタースピーカーです。
ダブルドーム・トゥイーターは、明瞭な会話のために最適にカスタマイズされたスピーカー。2つの6.5インチ・バス・ドライバには新型のアルミニウム・コーンが使われ、正確性を保ちつつ迫力ある音を実現しました。
本スピーカーは、大型スクリーンを持っている人にとくにおすすめ。アクション大作などを見れば圧巻のひと言です。同じく、大きいの部屋向けに開発されたフロントスピーカー「683 S2」と組み合わせるのがベストです。
色は、ブラックアッシュのほかに、ホワイト、レッドチェリーがあるのでインテリアに合わせて選べます。
「スマホにある音楽を、テレビ下にあるセンタースピーカーで聞けたらな」などと考えているひとにおすすめのスピーカーがコレ。
アメリカを代表する音響メーカーBoseは意欲的なスピーカーが魅力。最近でも、部屋の中に設置できる360℃スピーカーが話題となりました。その少し前は、ノイズキャンセリングヘッドホンがスマッシュヒットしたことが記憶に新しいですね。
さて、本品はテレビのスピーカーでは難しい繊細な音をクリアに表現するため、またニュースやトーク番組の声を聞き取りやすくするために開発されたセンタースピーカー。BOSE独自の音響技術で処理された音は驚くほどクリアです。
でも、それだけではありません。低音が豊かなこのスピーカーで、良い音を手軽に楽しみましょう。Bluetoothで接続することで、スマホが本商品のミュージックスピーカーに早変わり。イヤホンでは味わえない豊かな音の世界が部屋に広がります。
音響・スピーカーの世界には、聞きなれない言葉がたくさん。ここでは、センタースピーカーを購入するときによくある質問に答えました。
〇.△chとは、〇がスピーカーの数、△がサブウーファーの数です。したがって、
という構成になります。それぞれのスピーカーの意味は次の通りです。
スピーカーの数が増えるほど、臨場感が上がり自然な音場に近づきます。
あまりおすすめしません。理由としては、以下のようになります。
以上のような理由で、追加で取り付ける人は少ないです。
視聴者を取り囲むようにスピーカーを配置することです。英語の「surround」(取り囲む)の意味から来ています。
前左右に囲まれた5.1chや、前後左右に囲まれた7.1ch。天井にスピーカーを吊るした前後左右+上の7.1.2chなどもあります。
ちなみに、ひとつのスピーカーは「モノラル」、左右のフロントスピーカーのみは「ステレオ」となります。センタースピーカーの場合、一つだけでも左右にスピーカーがついている場合、ステレオといっていいでしょう。
用途によります。
例えば、昔のモノクロ映画などで、出演者のセリフをはっきり聞きたいときや、テレビのトーク番組を迫力ある音声で聞きたいなどの場合には、センタースピーカーだけでも目的を果たせます。
しかし、<映画で立体的な音響効果を得たいなら、フロントスピーカーなどと組み合わせる必要があります。
視聴者の正面に置きます。
ホームシアターの環境を構築する場合には、フロントスピーカーがあるのがふつうなので、フロントスピーカーの高さに合わせる必要もあります。
場合によっては、テレビ台をそれに合わせて購入する必要もあるでしょう。
あります。
ひとつめのタイプは、デスクトップパソコンのディスプレイ下に置くためのスピーカーとして販売されているもの。
もうひとつは、5.1chなどを構築するために販売されているもの。映像やゲームをよりリアルに体感するため設置します。この場合、パソコン側にオーディオ機器との接続端子としてオレンジ色の「センター/サブウーハー用」端子があるかチェックしましょう。
なお、ワイヤレススピーカーであれば、直接接続することも可能です。
今回は、おすすめのセンタースピーカーを紹介してきましたが、いかがでしたか。
ホームシアターに最適なもの、音質にこだわる人に定着しつつあるハイレゾに対応したもの、オーディオマニアも唸らせる高級センタースピーカーと紹介してきたので、きっと欲しいセンタースピーカーがあったのではないでしょうか。
番外編として、スマホと連携機能があるセンタースピーカーも紹介しました。Bluetoothなど無線技術の向上によって、だんだんとあらゆる機器がリンクしつつあると感じられますよね。
また、質問&回答という形で、「5.1chや7.1chとは」「サラウンドって何?」といった基本知識にも触れました。いままでこうしたオーディオ関連に縁遠かった人にも興味を持つきっかけとなればと思います。
映画、音楽は現実世界を一時忘れさせてくれ、癒し、感動させてくれる世界です。ぜひ、おすすめのセンタースピーカーで充実した時間を過ごしてみてはいかがですか。