窓用エアコンのおすすめ9選!部屋の広さと付加機能で選ぶ

窓用エアコンは、室外機を置く場所がなくても簡単に設置できるおすすめ空調です。夜だけしか使わない寝室用に重宝します。あまり使わない部屋だけどエアコンが欲しい、とい...


窓用エアコンは、室外機を置く場所がなくても簡単に設置できるおすすめ空調です。

夜だけしか使わない寝室用に重宝します。

あまり使わない部屋だけどエアコンが欲しい、という時にも気軽に取り付けられる手軽さがポイントです。

1〜2年で引越すような転勤族なら、壁掛けより窓用の方が扱いやすいのではないでしょうか。

「どのような機能を選べばいいのか」「どんなサイズがあるのか」という疑問にもしっかり答えます。

まずは、購入する時に重要な5つのポイントを抑えて失敗しない窓用エアコン選びをしましょう。

ママアイテム編集部



窓用エアコンのおすすめな選び方5つ


窓用エアコンには涼しくなるだけの簡易的なものから、体感・人感センサーや空気の清浄を行ってくれる機能を搭載しているものまで、数多くのモデルがあります。まずは「設置したい部屋に対応しているのか」「欲しい機能が備わっているのか」などをチェックしていきましょう。


1.対応範囲がある!部屋の広さをチェック


窓用だけに限らずエアコンの効果を最大限に生かしたいなら、機種ごとに対応している部屋の範囲をチェックしておきましょう。


設置している部屋の広さと対応している範囲が合っていないと、エアコンの稼動効率が悪くなり消費電力を無駄遣いしてしまいます。そうなると、電気代が高くなってしまったり製品の劣化を早めてしまうかもしれません。


購入するなら設置したい部屋の広さに合った対応範囲のアイテムを選んでください。


2.空清や体感センサーも欲しい!付加機能をチェック


一昔前までの窓用エアコンは簡易的なものと考えられていました。しかし、今では壁掛けエアコンの下位モデルにも匹敵するくらいの付加機能を搭載したアイテムが販売されています。


マイナスイオン・体感センサー・空気清浄・除湿など、とても便利な機能が豊富です。あれば嬉しい機能が付いているタイプを選ぶと良いでしょう。オールシーズン使いたいなら、冷暖房対応のものが好ましいです。


3.部屋の窓に取り付け可能か知りたい!サイズをチェック


住宅の窓にはある程度の規格が存在しています。特注の窓枠でない限りは、ほとんどが一般的な腰高窓に対応しているでしょう。設置したい窓に合わせてエアコンのサイズを選んでください。


4.電気代が気になる!消費電力をチェック


電気代を計算するのに重要なのが消費電力です。電気代は『消費電力×使用時間×電力料金』で算出します。


電力料金は契約内容や電力会社によって違うので、電力会社からの通知を見てください。エアコンは設定した温度へ部屋を暖めたり冷やしたりする時に、フルで電力を消費します。


設定温度になったら稼動をセーブして電力の消費も抑えてくれるので『消費電力×使用時間×電力料金』で算出される金額が上限相当の金額だと考えて良いでしょう。


これを目安にアイテムを選んでください。消費電力の少ないモデルが電気代を抑えられます。


5.安い価格とは?価格相場と買うべき値段をチェック


壁掛けエアコンよりリーズナブルで手軽に手に入る窓用エアコンは、どのような価格帯が人気なのでしょうか。最安値・売れ筋・最高値の3つの価格帯を調査しました。


最安値価格帯売れ筋価格帯最高値価格帯
31,000円~31,000円~52,000円〜120,000円

最安値価格帯のアイテムが売れ筋のようです。手軽に取り付けられるものなので、リーズナブルに手に入るモデルが人気なのでしょう。


最高値価格帯には10万円を超えるモデルもあり、壁掛けエアコンの中位モデルと変わらない価格帯で販売されています。室外機が置けないなど、壁掛けエアコンの設置が難しい場合は窓用エアコンの方がおすすめです。


窓用エアコンのおすすめメーカー・ブランド


窓用エアコンの国内シェアのほとんどを占める大手3社を紹介します。会社によって製品の特徴が違ってくるので、何に力を入れているメーカーなのかを把握すればアイテム選びのポイントになるでしょう。


1.Haier(ハイアール)


中国を拠点とする家電メーカーです。2002年から三洋電機とタッグを組み、日本にハイアール製品を多く売り出してきました。今では大阪にハイアールジャパンの本社があり、完全な日本進出を果たしています。


主に白物家電やテレビ・パソコンを扱っていて、世界165カ国以上で製造・販売を実施。多くの人に愛用されています。


2.トヨトミ


創業70年にもなる日本の老舗の大手暖房器具・季節家電メーカーです。石油ストーブを主に扱っています。


空調家電では窓用エアコン・サーキュレーター・扇風機・除湿冷風機などを販売していて、オールシーズンに必要なアイテムが揃っています。空調家電に強いメーカーと言えるでしょう。


3.コロナ


石油ファンヒーターが有名なコロナは、空調機器市場に参入してから40年もの長い歴史があります。培ってきたノウハウを生かし、冷風機や除湿機・エアコンなどクオリティの高い製品を生み出してきました。


ストーブやファンヒーターに限らず、エアコンもシリーズ展開されていて、種類が豊富なメーカーです。


今回の商品の比較ポイント

窓に設置するものなので、窓枠に合うサイズのものでないとそもそも設置できません。軽くて取り付けしやすいタイプだと自分で設置できて便利です。電気料金も気になるなら消費電力もチェックしておかなければなりません。


選ぶ上で下記の4項目を重点的に比較し、各アイテムの詳細を細かく解析しているので参考にしてください。


  • サイズ
  • 重量
  • 消費電力
  • 付加機能

今、編集部がおすすめする窓用エアコンはコレ!

暖房機能が必要ないなら、冷房専用のタイプがおすすめです。夏場少しだけ涼しくしたいという時に便利。寝室に設置すれば寝苦しい夏の暑い日にも快適に眠れます。


コロナ「ウインドエアコン CW-A1817」


画像出典:Yahoo!ショッピング
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  • サイズ/H750mm×W335mm×D240mm
  • 重量/21kg
  • 消費電力/50Hz:605W・60Hz:705W
  • 付加機能/換気・マイナスイオン・内部乾燥・ドレン水除菌・タイマー

付加機能を多数搭載したハイパフォーマンス設計


冷房専用の窓用エアコンです。100V対応なので電圧はそのまま使えます。付加機能が多く搭載されていて使い心地の良いモデルです。


部屋の空気を強制的に排気してくれる換気機能付き。内部乾燥モードで冷房使用後に内部を乾燥させ、菌やカビの発生を抑えてくれるでしょう。


マイナスイオンを発生させるので、空気の清浄・ストレス軽減作用・リラックス効果が期待できます。タイマー機能が付いているので、眠っている間に運転を停止したい場合にも便利です。


ノンドレンタイプでホースが必要ありません。エアコンの底部に溜まるドレン水に銅イオンをまぜ、細菌の繁殖を抑える効果があるとされています。工事不要で30分程度で簡単に取り付けられるので、届いてすぐ使えるでしょう。


電源周波数が50Hzの地域(長野・静岡以西)では4.5~7畳、60Hzの地域(山梨・群馬・新潟以東)は5~8畳の部屋に適しています。


自動でエアコンの内部をキレイにする!内部乾燥付き窓用エアコン2選

使用後内部を乾燥させてくれる『内部乾燥機能』付きのアイテムはエアコンを常にクリーンに保ちます。内部を乾燥させることによってカビや細菌などの繁殖を抑えることができ、メンテナンスも手軽に行えるでしょう。


内部が清潔だとエアコンから出る風にも安心できます。カビ臭い室内にしたくないなら内部乾燥機能付きがおすすめです。


1.コロナ「ウインドエアコン CW-1617」


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  • サイズ/H750mm×W335mm×D240mm
  • 重量/21kg
  • 消費電力/50Hz:605W・60Hz:705W
  • 付加機能/換気・内部乾燥・ドレン水除菌・タイマー

コロナが誇る窓用エアコンのスタンダードモデル


前章で紹介した【ウインドエアコン CW-A1817】のシリーズ違いのアイテムです。マイナスイオンの発生機能が付いていないこと以外は、付加機能やデザインの違いはありません。サイズも全く一緒です。


強いて言うなら冷房能力の違い程度で、CW-1617の方が0.2kw低くなっています。これは範囲が0.5畳少なくなる程度なので、2機との差はほとんどありません。6畳以下の小さい部屋で使うならこちらのモデルを選ぶといいでしょう。


電源周波数が50Hzの地域では4~6畳、60Hzの地域なら4.5~7畳の広さが最適です。


2.コロナ「ウインドエアコン CW-1817」


画像出典:Yahoo!ショッピング
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  • サイズ/H750mm×W335mm×D240mm
  • 重量/21kg
  • 消費電力/50Hz:605W・60Hz:705W
  • 付加機能/換気・内部乾燥・ドレン水除菌・タイマー

コロナ窓用エアコンの2大シリーズのデフォルト機


同じく【ウインドエアコン CW-A1817】のノーマルタイプです。


コロナの窓用エアコンはノーマルモデルに付加機能を搭載してシリーズを展開しています。そのため、このCW-1817はマイナスイオン発生装置が付いていないこと以外はCW-A1817と全く同じ性能です。対応範囲・消費電力・サイズ・重さともに変わりありません。


内部乾燥モードで内部を清潔にし、丸洗いができるオープンパネルで外からもクリーンに保てます。ノンドレンタイプでホースが必要ありません。トレイに溜まったドレン水には銅イオンを発生させ、細菌の繁殖を抑える効果が期待できます。


お部屋の中で癒し体験!マイナスイオン機能付き窓用エアコン4選

空気を清浄してくれるマイナスイオンにはリラックス効果もあるとされています。清清しい空気を部屋中に満たしてくれるマイナスイオン機能付きの窓用エアコンなら、そこにいるだけで心地よくしてくれるでしょう。


免疫力や抵抗力アップにも良いとされているので、身体にも効果が得られそうです。


1.コロナ「ウインドエアコン CW-A1617」


画像出典:楽天市場
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  • サイズ/H750mm×W335mm×D240mm
  • 重量/21kg
  • 消費電力/50Hz:605W・60Hz:705W
  • 付加機能/換気・内部乾燥・ドレン水除菌・マイナスイオン

マイナスイオンで爽やかな空気を取り込める


前章の【コロナ「ウインドエアコン CW-1617」】にマイナスイオン機能を搭載したシリーズ機です。


内部を乾燥させて細菌の発生を抑える内部乾燥モード・タバコなどの空気の汚染を強制排気してくれる換気機能・銅イオンで菌の発生を抑制するドレン水除菌といったデフォルトの付加機能に加え、マイナスイオンの発生も可能にしました。


換気機能と一緒に使うことで、部屋の空気をクリーンに保ってくれます。水洗いのしやすいオープンパネルで外からも清潔にできますね。汚れがちなエアコンの内外からケアできるメンテナンスしやすいモデルです。


2.コイズミ「KAW-1971/W」


  • サイズ/H750mm×W360mm×D230mm
  • 重量/22kg
  • 消費電力/50Hz:660W・60Hz:735W
  • 付加機能/タイマー・ドライ・マイナスイオン

内部洗浄が簡単


パネルを取り外すだけで熱交換フィンが簡単に洗えるので、内部をいつも清潔に保てます。市販の洗浄スプレーも使用できるのでメンテナンスも楽に行えるモデルです。


マイナスイオン発生装置が付いているので部屋中をクリーンな空気にしてくれます。12時間の入切タイマーが付いているので就寝時や外出時にも自動で電源をオンオフできます。


ドライ機能があるので湿気の多い雨季にも快適に過ごせるでしょう。ノンドレンでドレン水を蒸発させ、トレイに排水が溜まりません。


冷房専用の窓用エアコンです。木造で50Hzなら4.5畳、60Hzで5畳の範囲に対応しています。鉄骨なら50hzで7畳、60Hzで8畳です。窓枠の取り付け可能寸法は770mm〜1,400mmとなっています。


3.ハイアール「JA-16R」


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  • サイズ/H770mm×W335mm×D256mm
  • 重量/23kg
  • 消費電力/50Hz:525W・60Hz:600W
  • 付加機能/タイマー・マイナスイオン

人気の売れ筋モデル


従来のものより消費電力が比較的少なく、省エネを目指しているモデルです。冷房専用ですが、自動モード・ドライ機能・送風が行えます。季節に合わせてモード選択でき、ジメジメな雨季には除湿で部屋の空気もカラッとさせてくれるでしょう。


おやすみ運転モード搭載で、睡眠時には優しく静かに稼動します。マイナスイオンを発生させるので、部屋中を爽やかにリフレッシュできる空間にしてくれるでしょう。


木造の建物で4〜4.5畳、鉄骨では6〜7畳に対応。窓は777~1,410mmまでの高さに設置できるので、住宅用規格の窓のほとんどがマッチしています。別売りで延長枠を使用すれば2,005mmまで対応できるので、大きめの窓にも設置可能です。


4.ハイアール「JA-18R」


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  • サイズ/H770mm×W335mm×D256mm
  • 重量/23g
  • 消費電力/50Hz:610W・60Hz:710W
  • 付加機能/マイナスイオン・タイマー

8畳の広さまで対応


【ハイアール「JA-16R」】のシリーズ違いの上位モデルです。ほとんど機能は変わりませんが、対応範囲が違います。


木造の建物で4〜5畳、鉄骨では7〜8畳に対応しているので、鉄骨造の住宅やマンションでは広範囲の冷房が可能です。


冷房専用モデルで、ドライ・送風・自動運転が行えます。冷房を付けるほどでもないけど少し熱いと感じるときは自動で、梅雨時期のジメジメにはドライで除湿などにも使えて便利です。


洗濯物を乾かしたい時には送風を使うといいでしょう。春先から秋口まで役立ってくれるアイテムです。


777〜1,410mmの窓枠に対応しています。別売りの延長枠を購入すればで2,005mmの窓まで設置可能です。


自動で省エネ!体感センサー付き窓用エアコン1選

部屋に誰も居ないけど電源をオフにするほどではない時、エアコンがフル稼働していると電気代もエネルギーももったいないです。体感センサー付きなら人の気配を察知し、自動で送風量などを調節してくれます。


トヨトミ「TIW-AS180H」


  • サイズ/H742mm×W361mm×D275mm
  • 重量/23kg
  • 消費電力/50Hz:575W・60Hz:674W
  • 付加機能/人感センサー

省エネモードでムダを排除


人を感知して自動で電源をオンオフしてくれる人感センサーを搭載したモデルです。10分間人の動きを感知できない場合は、自動的に省エネ運転に切り替わります。さらに50分間確認できない場合は、自動で電源をオフに。


停止後60分の間に人の動きがあれば自動で運転を再開してくれます。電源を切るのを忘れがちな子ども部屋や就寝時に便利です。


センター吹き出し口からの冷風が全体に広がりやすく、部屋の隅々までムラなく涼しくしてくれます。カーテンの位置を気にしなくていいので、左右どちらの窓にも設置できるでしょう。


2017年3月時点での業界最小サイズなので、部屋の邪魔にならないコンパクトな設計になっています。


76~1,400mmの窓サイズに取り付けでき、別売りの長窓枠を使用すると1,920mmまで拡大可能です。


窓用エアコンを購入時の気になる疑問・質問


窓枠エアコンは窓枠のサイズに対応している機種であれば、どれでも設置可能です。選ぶ時にしっかりとポイントを抑えて購入したいものです。


選ぶ時におすすめのポイント以外で購入時に気になる疑問・質問とはなんでしょうか。


Q1:窓用エアコンを購入するときに気を付けることは?


購入金額が安くても消費電力が高いと電気代が高くなってしまいます。付加機能やサイズをある程度絞り込めたなら、消費電力の低いアイテムを選ぶのが良いでしょう。


季節によっては毎日使うものなので、安いだけで買ってしまうと電気代で逆にコスパが悪くなってしまうかもしれません。


購入代金と電気代のおおよその金額を算出して、どのアイテムが結果的にコスパが良いのかを確認する必要があります。


まとめ

一昔前の窓用エアコンを想像していた人はびっくりしたのではないでしょうか。今では壁掛けエアコンと変わらない機能を搭載しているアイテムが豊富にありあす。


壁に穴を開けたくなかったり室外機が置けなかったりするなら、エアコン自体を諦めるのではなく、気軽に取り付けできる窓用エアコンを選びましょう。


工事不要で窓さえあれば自分で設置できる手軽さも根強い人気の秘密です。おすすめの選び方で紹介した項目をチェックしながら、設置したい部屋の広さや用途に合わせてぴったりのアイテムを見つけてください。


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