家事を楽にするために日々進化し続ける家電の中でも、特に貢献度の高い洗濯機。高機能な洗濯機が多くてどれを選べばいいのかわかりませんね。ベテラン大手家電販売員におす...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>家事を楽にするために日々進化し続ける家電の中でも、特に貢献度の高い洗濯機。高機能な洗濯機が多くてどれを選べばいいのかわかりませんね。ベテラン大手家電販売員におすすめの洗濯機の選び方を教わりました。最近洗濯機がよく止まる、変な音がするようになった、家族が増えて容量が足りなくなったなど、洗濯機を買い替えるタイミングは様々です。これさえ読めばいよいよ買い替えるときの洗濯機選びに困りません。ぜひ参考にしてご家庭に合った洗濯機を選んでください。
エキサイトおすすめアイテム編集部
洗濯機のタイプや容量、メーカや機種によっては様々な付加機能が搭載されているものもあります。ご家庭の使い方や生活スタイルでも変わってくる洗濯機の選び方5つをご紹介します。
洗濯槽は縦型とドラム式の2つのタイプがあります。最近は一般家庭でもドラム式が普及していますね。節水省エネでなんといっても乾燥機能が非常に優れています。天日干しをするよりもふんわり仕上がりますので、忙しくて天日干しができないご家庭にはおすすめです。
一方縦型タイプは最もポピュラーで種類もたくさんあります。洗濯容量が大きいので洗濯物が多い家庭に向いています。そしてドラム式に比べて洗浄力が高いので、すぐにどろんこになるやんちゃなお子さんがいても安心です。
洗濯機にはボタンひとつで洗い・すすぎ・脱水まで全て自動で行う全自動と、洗濯槽と脱水槽が分かれており、洗い・すすぎは自動ですが、脱水をするには脱水槽まで手動で移動させる二槽式があります。
非常に面倒くさいように思う二槽式ですが、すすぎ時間や水量を自分で調整できるので、汚れ度合いに合わせて洗濯できて、非常に洗浄力が高いのです。
とはいえ忙しいワーキングママにはわざわざ手動で洗濯するのは大変です。ご家庭の状況や生活スタイル、洗濯物の汚れ度合いなどで全自動か二層式かを選ぶと良いでしょう。
朝が早くて帰りが遅い忙しい人なら乾燥機がついていると非常に便利です。脱水後に完全乾燥までさせたいのか、寒い日や曇りがちな日の生乾きの衣類の仕上げ乾燥程度でいいのか、部屋干しをしてもきとんと干したいのかなど、乾燥機能があるかないかもチェックポイントです。
洗濯物の入る容量も重要です。一日に出る一人分の洗濯物の量は約1.5kgですので、1.5×人数を目安に容量を選ぶとわかりやすいです。
ただ一人暮らしでも週末にためて洗濯をする場合や、ふたり暮らしで2日に一回洗濯する場合など、ご家庭によって一度に洗濯をする量はバラバラです。家族の人数だけではなく、洗濯の仕方によっても容量を選ぶと良いでしょう。
また容量の8割程度の洗濯物の量が、最も洗浄効果を発揮して省エネです。4人家族で毎日洗濯している家庭なら1.5×4=6kgなので、だいたい8~9kg容量を目安に洗濯機を選ぶと良いでしょう。
最近の洗濯機は、メーカーや機種によって様々な付加機能が搭載されているものが多数あります。
洗濯槽の見えない汚れを落とす洗濯槽自動洗浄機能や、低騒音低振動設計に優れた洗濯機、ガンコな汚れをしっかり落とす泡洗浄、汚れを落としやすくするつけおき洗い機能など機能は様々です。それぞれのメーカーや機種の特徴をしっかり調べていれば、洗濯機を選ぶときに役に立ちますよ。
洗濯機選びのポイントとして機能面はもちろんですが、まずは洗濯機を置くスペースや毎回洗う洗濯物の量は重要なポイントです。大きさと重量、そして洗濯容量を比較してご家庭に合った洗濯機を選んでください。
インテリアのような美しさにこだわった斬新なデザインの洗濯機が登場しました。見た目が美しいだけではなくお手入れのしやすさや機能面ももちろん充実しています。お洗濯が楽しくなる、今一番おすすめする洗濯機はコレです!
まず注目したいのは洗濯機らしからぬ斬新なデザインです。前面にハーフミラーのガラスドアと、操作部分のLEDライトが光るタッチパネルが目を惹きます。まるでインテリアのような美しさを洗濯機に取り入れました。
もちろんデザインだけではありません。機能面でも非常にスペックが高いのです。大きなポイントは4つ。「マイクロ高圧洗浄」機能で繊維の奥の汚れまではじき飛ばします。泥汚れやガンコな首回りの黄ばみ黒ズミもしっかり落とすのに、微細な水滴で繊維を広げないので衣類に優しく傷めません。
30℃~35℃の温水で洗剤の効率を最大限に上げる「温水極め洗いコース」。型崩れや縮みをおさえ優しくしっかりおしゃれ着洗いができる「ホームクリーニング」機能もあります。
そして乾燥機能は、業界初の「ハイブリッド乾燥」方式を採用しています。ヒートポンプで60℃以下の温風で衣類を優しく乾燥させた後、サポートヒーター機能でプラス10℃の温風が洗濯物をカラッとふんわり仕上げてくれます。このハイブリッド乾燥が省エネで天日干しよりもふんわり仕上げてくれます。
ハイスペックな洗濯機がほしいけれど、デザインにもこだわりたい主婦のわがままに応えたおすすめの1台です!
ボタンひとつで洗濯・すすぎ・脱水まで自動でおこなってくれる全自動洗濯機は、最もポピュラーで洗濯機選びにははずせませんよね。洗浄力も高く様々な便利な機能が搭載されたタイプも増えてきました。数ある全自動洗濯機の中からおすすめ4つを厳選しました。
スリムなのに大容量な日立「BW-V100B」。高濃度洗剤液を衣類にしっかり浸透させ、押してたたいてもみ洗いをする「ビートウィングX」機能。さらに大流量シャワーで洗剤液を衣類にたっぷり吹きかける「ナイアガラビート洗浄」機能で、落ちにくいファンデーションや、えり、そでなどの黄ばみ黒ズミもしっかり落とします。
また、粉末か液体かなど洗剤の種類や汚れ度合いをみて洗い方を自動で調整する「洗剤・汚れセンサーシステム」を採用しています。この機能によって、洗剤の種類や汚れの度合いに関係なく、どんな汚れも効果的にしっかり落とします。
「自動おそうじ」機能は、目に見えない洗濯槽の裏側の皮脂汚れや洗剤カス、さらにカビや菌までを毎回のすすぎの後に自動でそうじしてくれます。毎日のお洗濯のたびに洗濯槽をまるごとキレイに洗えて、除菌や黒カビを抑える効果もあるので気持ちよく使えます。
「洗濯している様子が見たい」というユーザーの希望に応え「洗濯の様子が見えて家事の楽しさと安心感を提案する」という商品コンセプトで開発された、AQUA洗濯乾燥機「AQW-VW1000F」。扉部分は透明度の高い強化ガラスを採用し、衣類がキレイになる様子が見える安心感があります。
大きな特徴としては、アクア独自のツインパルセーターで、少量の水でもしっかり洗える「循環ツイン洗浄」機能です。内側と外側の別々の動きをする2つのモーターが、強い水流で上下左右に洗濯物を拡散させ、少ない水量でもガンコな汚れを芯からしっかり落とします。
また「衣類おそうじ」機能で、洗濯中にどうしても出てくる糸くずやゴミもしっかりキャッチ。「スイングキャッチフィルター」が細かい糸くずまで逃さずキャッチするので、うっかりポケットにティッシュを入れたまま洗濯をしてしまっても、洗いなおす必要はありません。
衣類の素材や天候などで脱水の回転数を選べるのもうれしい特徴です。デリケートな衣類などの脱水には「やわらか」で、厚手の衣類や天気が悪くて乾きにくい日などは「しっかり」と、脱水の回転数を変えて目的によってお好みに仕上がります。
マンションやアパートなどの集合住宅の防水バンでも入る、コンパクトサイズのドラム型洗濯機です。ドラム型が欲しいけど、集合住宅の防水バンに入るサイズがなくてあきらめていた人必見です。
特徴は大きさだけではありません。温度センサーで周囲の温度を見分けて、乾燥時間の調整、水位センサーで吸水率から布質を見分けて脱水乾燥時間の調整、重量センサーで衣類の量に合わせて時間の調整、振動センサーで片寄りを検知します。4つのセンサーが洗濯の状況を見極めて効率的に節水省エネ運転が可能です。
洗濯の終わりにプラズマクラスターイオンが洗濯槽の中に放出されるので、洗濯槽の中のカビや菌の繁殖を抑えます。またプラズマクラスター消臭が、水では洗えない衣類や小物、靴、帽子などの除菌消臭も可能です。
コンパクトだけど4つのセンサーとプラズマクラスターで清潔に賢くムダなくお洗濯ができます。
脱水時の振動と騒音に不満を持つユーザーが多いことに注目し、独自の技術で低振動、低騒音洗濯機の開発に成功しました。騒音の気になる脱水時でも約38dBですから、図書館の中くらい静かに運転しているということになります。これにより早朝深夜でも運転音や振動を気にせず洗濯をすることが可能です。
また従来の機種は3段階だった「温水ザブーン機能」は、5段階にパワーアップして登場しました。水温が低いときに約15℃洗浄、皮脂汚れに強い約40℃洗浄、白物除菌に約60℃洗浄に加えて、衣類の傷みをおさえてしっかり洗浄できる約30℃洗浄、食用油が溶けやすい約50℃洗浄が新たに追加しました。
大きな洗濯槽で、たくさんの衣類でも3つのダイナミックな動きで汚れをまんべんなく洗いあげます。上から下へ落として洗うダイナミックたたき洗い、遠心力で衣類を広げてムラなく洗うダイナミック遠心力、前後左右にもみ洗うダイナミック押し洗いが、汚れを芯から落とします。
ダイナミックにしっかり汚れを落とすのに、低振動で低騒音で時間を気にせず洗濯ができるのは、共働き家庭や集合住宅の家庭にはうれしいですね。
昭和初期に主流だった二層式は洗濯槽と脱水層が別々に分かれた洗濯機です。全自動とは違い、洗濯槽で洗った後に脱水槽へ手動で移動させる必要があります。
アナログで面倒な二層式ですが、今でも根強い人気の理由は圧倒的に洗浄力が高いことです。汚れの度合いによってすすぎの回数や水量を調整ができて、汚れが落ちていくのを目で見えるのも安心です。
洗濯容量が6.5kgなのでたっぷり洗えます。週末まとめ洗いをする一人暮らしの人や、部活などで泥んこになる子どもさんが多いファミリー世帯でも安心してたっぷり洗濯できます。
洗い・すすぎが終わればブザーで終了を知らせてくれるので、うっかり洗濯物を入れっぱなしにしたまま放置してしまった!ということがなくなります。
つけおきタイマーを搭載しているので、タイマーをセットしていれば20分間つけおき洗いをしてから自動で本洗いをしてくれます。つけおき洗いでガンコな汚れもしっかり落としてくれます。
ステンレス脱水槽で抗菌パルセーターを採用しているので、清潔に気持ちよく洗濯ができます。
洗濯物の量に合わせて水の量を4段階に調整できる「水位切替」機能で賢く節水してくれます。
また「脱水給水」機能で脱水槽にも給水ができます。脱水槽に水を注いで脱水をすると、脱水槽の中心部分から遠心力で水を飛ばします。そうすることで衣類に残っている洗剤や汚れた水が排水されるので、すすぎ時間が短縮され節水にもなるのです。
プラスチックボディ採用でさびにくいので、屋外においていても安心です。1.2~1.4kg以下の毛布や薄手のふとんも洗えるのもうれしいですね。シンプルで使いやすく、すすぎ水位調整機能もついて、節水効果の高い二層式洗濯機ならPanasonic2槽式洗濯機NA-W40G2がおすすめです。
ハイアールは中国発祥で白物家電世界シェアNO1のグローバルブランドです。高い技術とこだわりで国、地域に合わせた進化を果たしました。海外ブランドでもアフターサービスやサポートが充実しているのも安心です。
白物衣類と色物衣類を分けて洗えるので短い時間で効率よく洗濯が可能です。白物衣類を洗濯後脱水槽へ、そのまま色物を洗濯槽へ投入すれば、水と洗剤を足すだけでいいので時短と節水が同時にできます。
ひどく汚れた衣類は「給水切替」機能で脱水槽に注水してあらかじめすすぎを済ましておけば、本洗いですっきり汚れを落とせます。汚れがひどい衣類はまず脱水槽ですすぎをしてから洗濯すれば、洗濯効率もアップします。丈夫なステンレス脱水槽採用で、傷がつきにくく、カビや菌を寄せ付けないので清潔に使えます。
風呂水専用給水口がついているので、使い終わったお風呂の水を再利用できます。節水もできる二槽式洗濯機なら、アクアの二層式洗濯機AQW-N551!
つけおき洗いタイマー搭載で、洗剤の力を最大限に高めてガンコな汚れもしっかり落とします。ウールなどのデリケートな衣類には「ソフト洗い」機能で衣類を傷めずやさしく洗います。
汚れの度合いや衣類の種類などに合わせて洗濯ができるのもうれしいですね。お父さんの汚れた作業服もお母さんのお気に入りのニットもこの1台で洗濯できます。
ステンレス脱水槽と抗菌パルセーターで毎日清潔に洗濯できるのも特徴です。運転音や脱水音が静かなので、集合住宅でも周りが気にならないのもうれしいですね。
洗濯のちょっとしたコツを知っていると、汚れ落ちが良くなったり衣類が傷みにくくなったりと洗濯効率がアップします。毎日のお洗濯がちょっと楽しくなるようなお洗濯のコツをご紹介します。
まずは洗濯の前に洗濯物を大まかに仕分けることがポイントです。バスタオルなどの大きいもの、下着などネットに入れるデリケートな衣類、普通の洗濯物、そして別洗いするニットや色移りしそうな衣類、汚れがひどい物などの4つに分けます。これだけで洗濯物の痛みや縮み色移りなどが防げます。
また洗濯物を詰め込みすぎても洗浄効果は出ませんし、少なくても摩擦効果がでません。洗濯容量の7~8割程度の洗濯物の量が、最も効率的に汚れを落とし、省エネにもなります。汚れが落ちると思って洗剤を多く入れても、むしろすすぎで洗剤が落としきれず残ることもあります。必ず洗剤の量は守って洗濯してください。
最近はどの洗濯機も高機能な商品が増えて、どれがいいのか迷うところです。ベテラン大手家電販売員に聞いた洗濯機の選び方とおすすめの洗濯機を厳選した9つをご紹介しました。ポイントをおさえておけば、店頭で的確な質問ができてスムーズに会話もできますよ。ご家庭の人数や状況などの洗濯事情に合った最高の洗濯機を見つけてください。