キャンプで十分に熟睡したいときに重要なおすすめアイテムは、キャンプ用マットです。今まで使ったことがない人には、キャンプ用マットを購入するときの重要なポイントは、...
キャンプで十分に熟睡したいときに重要なおすすめアイテムは、キャンプ用マットです。今まで使ったことがない人には、キャンプ用マットを購入するときの重要なポイントは、いったい何だろうと疑問に思うことでしょう。今回は、キャンプ用マットは、どのような目的に使用するのか、そして、どのような観点から選べばいいのか、これからキャンプを始める人だけではなく、新しく買い替えたい人にもできるだけ具体的にファミリーやツーリングにおすすめのマットをお伝えしたいと思います。
ママアイテム編集部
キャンプ用マットを初めて買う時、どのようなポイントに注目するべきか、わからないという人がほとんどでしょう。購入時に考えることは、サイズや自分が使うシーン、そして、持ち運びの利便性などのポイントが挙げられます。自分が使う時のことをイメージして最適なキャンプ用マットを選びましょう。
キャンプをするときに何人でテントに泊まるかによって、選ぶべきキャンプマットのサイズが変わってきます。キャンプマットは一人用からファミリー用まで様々なサイズがあります。
もちろん、一人にひとつずつ買ってもいいのですが、コストがかなりかかってしまいます。子供が小さくてしばらくは家族でキャンプという場合は、ファミリー向けのサイズを購入したほうが賢明な判断といえますね。
キャンプ用マットは、その目的によって買うべき種類が変わってきます。発泡式キャンプマットには銀マットやウレタンマット、かさばるという欠点はありますが、特に断熱性に優れて軽量なので持ち運びが簡単という特色があります。エアー式マットには、インフレーターマットやエアマットがあり、インフレーターマットは自動で空気が入りコンパクトに収納ができて非常に軽いというメリットがあり、エアマットは、ほとんど普通の別途と同じぐらいの寝心地が優位点ですが、ポンプをもっていかなければ膨らませるのが大変という欠点があります。
徒歩でのソロキャンプの時、数日かけて山を登るとき、または、電車やバスを乗り継いでキャンプに行くとき、厚みがあって収納してもボリュームがあり、荷物が増えてしまうととても大変です。
そんな時におすすめなのが、エアータイプのマットです。丸めてケースに収納してしまうと、驚くほど小さなサイズになります。多くの荷物を運ばなければならない時にはコンパクトなキャンプ用マットが重宝します。
キャンプ用のマットを買う時に、やはり高性能でいい素材を使っている安心感があるメーカーやブランドの製品が最も信頼できるでしょう。また、メーカーやブランド別で特色が違っているので、事前にそのまとめ情報を知っておきましょう。
サーマレストは価格が安い発泡式マットや、広げるとある程度半自動でエアーが入ってくれるエアー注入式マットなどのそれぞれ特徴があるシリーズを複数発売しています。特に、寝心地がよいとキャンパーや登山家に人気のメーカーです。
モンベルはアウトドア用品の総合メーカーですが、キャンプ用マットとしてキャンプパットやエアパットなどを販売している会社です。特徴としては、エアパットなら300g以下という驚異の軽量の製品が多く、1万円前後の価格帯の製品が多いことでしょう。
キャプテンスタッグはアウトドア製品の総合メーカーですが、その最大の特徴はとにかく低価格路線ということです。キャンプ用マットも2,000円前後の製品を多数販売しています。冬に寒冷地域に行かないのなら、キャプテンスタッグの製品で十分という口コミも多数あります。
キャンプ用マットを選ぶときの基準は、サイズと素材と重さです。サイズは人数や身長など、素材は通気性や断熱性、そして重さは荷物が多くなりがちなキャンプ用なので少しでも軽いものが理想といえるからです。
毎年のように優れた製品が出てきますが、その中でも現時点でサイズ、素材、重量ともに優れているおすすめのキャンプ用マットは、サーマレストの製品、「リッジレスト ソーライト」です。多くの人に選ばれているその理由をこれからご紹介します。
快適な眠りが特徴といわれるサーマレストはサーモとレストが合わさったメーカー名そのままに暖かくぐっすりと休めるような製品が特長といえるでしょう。中でもこの「リッジレスト ソーライト」は400gととても軽く、マットを丸めてリュックの上部に取り付けてもバランスを崩すことはありません。断熱効果は、表面にアルミ蒸着加工をしているのでとても高く春や秋にとても暖かく眠りやすく、凹凸の多い表面は通気性に優れているので夏の蒸し暑さも快適に過ごせるでしょう。厚みは1.5cmとなっていますが、軽量EVAフォームはとてもクッション性に優れているので、寝心地も申し分ありません。また、アルミで処理されているので、耐久性もかなり期待できる製品です。
発泡式のキャンプ用マットの最大の特徴は、発泡素材の中に閉じ込められた空気の層が熱の伝わりを遮断してくれることです。冬のキャンプに出掛けたい人にとっては必須アイテムといっていいでしょう。
デメリットは、人が寝転がれるサイズのマットを折り畳むか丸めて収納するものなので、かさばってしまうことがあげられます。しかし、エアー式マットと違い、穴が開いても使えなくなるということがないので、多少雑に扱っても安心できることでしょう。
サーマレスト「アウトドア用マットレスZライト」は、まず暑さが2㎝とあるので丈夫で長期間使いたい方に、そして、気温が低いエリアでキャンプをする人におすすめの商品です。R値が2.6ととても高く、断熱効果も折り紙付きといっていいでしょう。表念が凹凸構造になっていて、湿度が高い空気でも通気性が高く、群れを防止してくれます。収納時は折り畳み式マットなのですが、幅が狭いのでそれほど邪魔になることはなく、リュックの上部に括り付けられます。そして、重量も410gなので、荷物が多くてもそれほど負担に感じることはないでしょう。耐久性も高くコンパクトなので、バックパッカーのように様々な環境で寝泊まりをする人におすすめのキャンプ用マットです。
シルバーキャンピングジャバラマットは、その名の通り折り畳み式で、収納が簡単。広げるだけで使えるところが特徴です。発泡ウレタン製なので断熱性が高く、アルミ蒸着をしているため保温性も高く、それでいて8mmの薄さです。折り畳んだサイズは大きいですが、299gと軽量のため重さをあまり感じさせません。持ち運びの際にはそれほど負担を感じることはないでしょう。収納時に気をつけるのは破損について。折り曲げやすい方向が決まっているのでその逆に折り曲げることは破損の原因になります。
モンベル「フォームパッド」はポリエチレンフォーム製で、素材の中に含まれる無数の気泡の効果、で断熱効果が高い製品です。表面がディンプル加工となっていて、その突起がクッション性に優れていて、とても高く寝心地が優れています。アルミ蒸着がないので、表面がボロボロになることはないでしょう。保温性が必要な場合は100円ショップのアルミシートを重ねて使用すれば大丈夫です。サイズとしては、151cmなので、身長がある人にとってはやや短いと感じるかもしれません。しかし、297gととても軽量で、折り畳み式なので収納も素早くできることから、移動が多い長期間の山間部でのトレッキングなどにはかなり便利なキャンプ用マットといえます。
キャンプや登山の最中こそ、疲れをとるためにぐっすりと深い眠りを追及する場合、おすすめなのがエア式キャンプ用マットです。エア式はいろいろなタイプがあり、ポンプで空気を注入するものや、広げると勝手に空気が入る自動注入のタイプなどが便利です。
欠点としては、浮き輪などと同じで穴が空いてしまうと空気が漏れてしまい、使えなくなってしまうことでしょう。人によってはカバーなどを使ってそのリスクの軽減をしています。
サーマレスト「プロライト レギュラー」は、そのコンパクトさにおすすめの理由があります。410gという重さ、そして、収納時のサイズが長さ28cm直径10cmで、1リットルのペットボトルほどのサイズになるため、持ち運ぶのがとても楽です。広げると自動である程度空気が入る自動膨張タイプですが、さらに自分で空気を吹き込んで適度な寝心地を調節できます。また、断熱効果も高く、R値が2.4もあり、断熱性に優れたウレタン製のキャンプ用マットに迫る機能を持っています。ですから、寒いエリアにキャンプや登山に行く人にはおすすめでしょう。また、専用のスタッフサックが標準で付属しているので、運搬中に他の荷物に詰めている状態で穴が開くことを防いでくれます。
コールマン「コンパクトインフレーターマット2/L」はとても人気の商品で、入手困難となっているキャンプ用マットのモデルです。インフレーターマットとしてとても優秀で、口で入れる必要がないほど自動的に空気が入ってくると、口コミでとても評判です。表面は滑らないようにノンストップ加工がされていて、寝心地も素晴らしく、疲れた体を深い睡眠で癒してくれます。また、660gの軽さで、収納したサイズでは持ち運びが簡単なコンパクトサイズです。片付けるときに便利なロールコントロールという構造を採用しているので、巻くのがとても楽になっています。この製品は、現在は製造されていない状態ですが、後継機種の「インフレーターマット3」が販売されています。
ダバダ「キャンピングマット」は、インフレーターマットとしては驚くほどの低価格を実現しているので、初心者の入門モデルとしては、かなりおすすめのキャンプ用マットとして多くの人が推薦しているほどです。自動膨張式で、ある程度空気が入った後は、やはり自分で空気を入れなければなりません。
それでも、値段の割には寝心地はかなり良いと高い評価を得ています。収納するときのサイズほかの製品よりも大きめで、重さもおよそ1kgとかさばりますが、それでもバイクなどで移動するツーリングならば問題はないでしょう。特徴としては枕が一体型でついていること。頭の重さを支え手首に負担がかからないように調節すれば、快適な眠りが得られるでしょう。
ドッペルギャンガー「アウトドアインフレータブル キャンピングマット」は、ポリエルテルにPCVコーティングを施しているため、耐水圧12,000mmという防水性の高さが特徴のキャンピングマットです。雨の日はもちろん、とくに梅雨など雨の多い季節に、その力を発揮するでしょう。サイズは他のインフレーターマットよりは大きくなっていて、重さも830gとやや重めですが、バイクや車でキャンプをするのならそれほども問題ではありません。マットの中のスポンジが膨らむことで自動的に空気が入る仕組みですが、そのスポンジがダイヤモンドカットになっていて軽量化を実現しています。値段と耐久性というバランスを考える人には、おすすめです。
キャプテンスタッグ 「インフレーティングごろ寝マット」は、まずインフレーターマットとは思えないほどの価格の安さが魅力です。注目は120cmとほかのエア式マットと比べると極端に短いこと。
収納時のサイズをコンパクトにするためにこのマットの長さにしたと考えるべきでしょう。目的として、ごろ寝ということなので、キャンプの時の熟睡は想定されていないのが理由でしょうか。しかし、背の低い人なら、別に枕を用意するとちょうどいいかもしれません。また、工夫次第ではキャンプ用マットとして使用も可能です。たとえば、着替えなどの荷物を使って足りない長さを補うような工夫をすれば、寝心地がいいマットとして使用が可能です。車中泊の人には、長いものよりもこちらのサイズがちょうどいいと口コミで評判です。
スノーピークは、本格的な装備を求めるキャンパーや登山愛好家が好むメーカーの一つです。高品質の製品を多数世に送り出しています。そして、当然ながら価格も高く、それと同時に満足感も高いと口コミで評判です。このキャンプ用マットも、6.2cmと厚めでクッション性が高くごつごつしたコンディションの地面でも寝心地が良いサイズです。しかも、幅が77cmと肩幅がある人でも十分広々とつかえ、寝返りを打っても落ちないと評判です。付属のバルブが特徴的で、空気の注入が女性でも簡単にこなせるほど手軽なのも重要なポイントでしょう。そして、エアータイプのキャンピングマットの最大の弱点、穴が空くと使えなくなるという状況に対応できるように、補修するキットも付属しているので、突然のアクシデントでも対応可能となっています。
キャンプ用のマットには様々なタイプがあるのはおわかりいただけたでしょうか。ここでは、多くの人が持つ一般的な疑問について、簡潔にお答えしたいと思います。
冬用とほかのシーズンでは明確にマットの役割が違うといえるでしょう。真冬の地面からの放射冷却は、ほとんど冷凍庫並みの威力があります。これを遮断しないことには、テントでの熟睡は不可能といえるほどです。また、春から秋にかけても、寝心地の良さだけではなく、キャンプをする地域の気温や湿度にも注目するべきです。これらの理由で、通年キャンプをするなら、最低でも季節に合わせて2種類のキャンプ用マットが必要でしょう。
キャンプをしながらツーリングに出かける場合、バイクによって積載量が決まってしまいます。しかし、それでも登山に比べると荷物は軽量化を考える必要はありません。また、積雪があるところに行く無謀な人もいないので、コンパクトでもある程度のサイズは許容範囲といえます。エア式のマットで1㎏前後のモデルが適切ではないでしょうか。
北海道など寒冷地で朝晩の気温が下がる春や秋のキャンプでキャンプ用マットなしでキャンプに行って、マイナス15度まで対応できるシェラフなのに寒くて震えて眠れないという経験をした人なら、キャンプ用マットの重要性は痛感していると思います。キャンプ用マットは、千円台から1万円を超える様々なメーカーのモデルが各種あります。どのような地域でキャンプをするか、そしてその時期によって選ぶべきマットは変わってきます。それぞれの製品が持つ特色を、よく検討したうえで適切なマットを選んでください。なんといっても、快適な眠りができてこそのアウトドアライフですよね。朝起きて、帰りまで過ごす時間を最高にいい思い出にするには、とても重要なことです。