サッカーは全速力で走る必要もあり、髪の毛を止めるためにヘアバンドがおすすめです。実はプロからアマチュアまで幅広く利用されているアイテム。
今回は素材の違いや豊富な種類からサッカー用のヘアバンドを選ぶときのポイントと、おすすめ商品11選をご紹介します。
サッカーは全速力で走る必要もあり、髪の毛を止めるためにヘアバンドがおすすめです。
なぜなら髪が長い場合、目にかかってしまいプレーの邪魔になることも多くあるため。コンタクトスポーツでもあるため、何もしていないと髪の毛は意外と邪魔になるものです。
マルチバンドとも呼ばれていますが、プロからアマチュアまで幅広く利用されているアイテム。一口でヘアバンドといってもタイプや素材の違いなど種類は豊富です。
今回はサッカー用ヘアバンドを購入する際のチェックポイントや人気が高いヘアバンドについてまとめました。
ママアイテム編集部
サッカー用のヘアバンドは日常で使うヘアバンドとは違った機能を持っています。サッカーで利用するのにおすすめなヘアバンドを見つけるために、選び方のポイントを押さえておきましょう。
ヘアバンドにはただ単に視界の邪魔になる長い髪の毛を止めるだけのものと、それ以外の機能を持つものがあります。例えば、特にサッカーのプレー中は大量の汗が流れてくるので、汗を吸い取ってくれるタイプのものをチョイスしたいですね。
ただ汗が目に流れ込むのを防ぐゴムタイプのものだけではなく、幅が広く太めに作られた汗の吸収力が高いものや、速乾性に優れたものなど色々なタイプがあります。
適当に決めてしまうのではなく、自身がどのような機能を求めているのかを考え、ベストな機能のヘアバンドかどうかをチェックしましょう。
次に使い方についてです。ヘアバンドと言っても邪魔な前髪をおでこの部分でサイドに流して目に掛からないような使い方をするのか、髪の毛をくくってまとめるように使いたいのかによって、必要な太さが違ってきます。
前者であれば極細タイプなど細いヘアバンドでもOKですが、全体的にくくりたいのであればある程度の太さが必要です。
試合中にどのような使い方をしたいのかによって選ぶべきヘアバンドは違ってくるので、選ぶ際のポイントとしてチェックしましょう。
最後にデザインやカラー、いわゆる「見た目」の部分です。目立ちたいというちょっと「チャラい」と思うかもしれませんが、サッカーにおいて目立つということは非常に大事なこと。
多くの人から注目が集まると、自身のプレーを多くの人にチェックしてもらえます。過去の日本代表の中でも、ワールドカップの際に黒髪では目立たないと金髪にしたり、モヒカンヘアにしたりする選手がいたことを覚えている人も多いはず。
これは単にファッションを意識したわけではなく、他選手との差別化を図り世界のクラブチームにアピールしたいという思惑があってのアクションです。ヘアバンド一つとっても、黄色や赤が使われている派手なヘアバンドはピッチの緑に映えます。
特にアマチュアのジュニア年代はセレクションが多く、このような場面で自分を注目させるアイテムに。デザインや目立つカラーにこだわることも、ヘアバンド選びにおいて重要なポイントと言えるでしょう。
サッカーグッズを製造しているのは、歴史あるメーカーやブランドが多いです。そのようなブランドは研究に研究を重ね、サッカーに特化したアイテムを製造・販売しています。ブランドやメーカーにこだわることも重要なポイントです。
サッカーが盛んなヨーロッパの中でも、圧倒的な強さを誇るドイツに本拠地があるメーカーです。ボールやスパイクはもちろん、ヘアバンドなどサッカーで利用されるアイテムも充実しています。
数多くのプロサッカー選手のスポンサード企業で、実際に使用した際の問題点を改善し、常に新しいデザインや機能性に優れたアイテムを作り続けている老舗メーカーです。
アディダスを創設したドイツ人兄弟の兄が独立して立ち上げたスポーツブランドがプーマというのは有名な話。
サッカーアイテムの他にも陸上競技などのスポーツアイテムも手掛け、更にモータースポーツの世界にまで進出している世界的メーカーでもあります。ファッションブランドとしてさまざまな企業とコラボレーションするなど、柔軟性の高さが特徴です。
世界的に有名なスポーツブランドといえばナイキ。アメリカオレゴン州に本拠地を置き、サッカーのみならずヘアバンドを使用する卓球やバスケットボールなどのアイテムも手がけるメーカーです。
今回サッカー用ヘアバンドを紹介する中で、それぞれの商品のどの点を比較すればいいのかのポイントとなるのは以下の2点です。購入後の満足につなげるためにも、是非参考にしてみてください。
さまざまなサッカー用ヘアバンドがある中でサイズや機能性、更にコストパフォーマンスなどをリサーチし、イチオシの商品はこちらです。
ファッションブランドとしても人気のNIKEからリリースされたヘアバンドです。スポーツシーン以外でも日常生活で簡単に使えるデザインの良さから、毎シーズン品薄状態になるほどの人気商品。
カラーはホライト&ブラックのクールなカラーリングで、NIKEの象徴でもある「スウッシュ」がセンターにデザインされています。9本入りで容量はたっぷりですし、素材もゴムが60%、ポリエステル35%という割合で作られています。
ポリエステルは撥水性の強いリュックやレインコートなどを作る際に使用されている素材でも有名です。つまり吸湿性が低く汗を吸っても速乾性に優れているヘアバンドであり、さらに耐久性が高く、保管も簡単というメリットがあります。
もともと、ポリエステルがブーツの加工や女性用のブラウスやスカートなどに用いられることから、耐久性の高さは折り紙つき。さらに、耐久性が高いことで洗濯をしても痛みづらく、シワなどもできにくいため、お手入れが簡単で手間いらずなのもうれしいですね。
「とにかく視界に邪魔な前髪を留めたい!」。それでいて太いデザインのヘアバンドだとヘディングの際に邪魔になるし、違和感があるという方には極細タイプのヘアバンドがおすすめです。
太いタイプだとどうしても頭の締めつけが気になってストレスを感じるという人は意外に多いもの。ストレスなく髪の毛をまとめてくれて、練習中や試合中も気にならない極細タイプのヘアバンドでおすすめな商品を5つ厳選してみました。
2001年に日本で誕生したサッカーブランドgol.。ラテン語で「ゴール」を意味するブランド名で、「ボールを蹴るのをもっと楽しめるアイテムがあればいいな」という遊び心がコンセプトです。
サッカー王国ブラジルを感じさせるデザインが多く、おしゃれでカッコイイと思えるようなサッカーアイテムをたくさんリリースしています。ヘアバンドもとってもおしゃれなカラーでデザインされており、ブラジルをイメージしたグリーンとイエロー、ブラックを使ったヘアバンドも。
デザインのみならず、素材にもこだわって作られており、伸縮性や保温性が高く、軽さが特徴のウーリーナイロンと、肌に優しい天然ゴムを使って製造されています。
次に紹介するのはadidasの3PP ヘアバンドです。カラバリが豊富なので、ユニフォームに合わせて好きな色を選べます。
タグの部分には、お馴染みのadidasのロゴマークがプリントされていて、見た目もおしゃれなアイテムです。素材は撥水性や速乾性に優れているうえ、耐久性があるポリエステル。
バンドの締め付けが強すぎず、汗も気になりません。そのため、更に集中力が高まるというメリットがあるでしょう。
「汗が流れてきて目に入るなどのプレーの邪魔になることを防ぐ」、「髪の毛が視界の邪魔をしないこと」、「見た目がおしゃれで身に着けることでテンションが上がる」。三拍子が揃ったアイテムがumbro(アンブロ)のヘアバンドです。
従来のヘアバンドではズレが気になり、集中できないという方などにおすすめのアイテム。それでいてカラーは全5色とかなり豊富なラインナップなので、「ダサいヘアバンドは嫌」という方にもぴったりです。
ディアドラはイタリアを代表するスポーツブランドであり、もともとは登山グッズの製造販売をしていました。イタリアらしい洗練されたデザインや安全性が評価され、爆発的に人気が広がったのです。
そこから登山用具ばかりではなく、サッカーやモータースポーツまであらゆるカテゴリのスポーツアイテムを手がけるようになりました。ブランド名は「神様より賜れし至上の贈り物」という意味を持ちます。
素材にナイロンを使い、合成繊維の中でも弾力性に優れているという特徴があります。その上で肌に優しく弾力性の高い天然ゴムを合わせて製造されているため、ブランド名どおりの至上の逸品と言えるでしょう。
デザインはもちろん、耐久性や安全性に優れた品質にもこだわっています。髪を留めるのはもちろん、くくることもできる万能型で、ワンランク上の大人のヘアバンドをお探しの方におすすめです。
サッカー王国ブラジルで誕生したブランド「ペナルティ」が販売しているヘアバンドです。サンパウロやグレミオなどブラジルを代表する名門クラブのオフィシャルサプライヤーとして、現在でもサポートをしているブランド。
極細なデザインで締め付け具合も良く、汗が目などに流れ込むのをバッチリと防いでくれる設計になっています。また洗濯をする際も洗剤やつけおきなど手間をかけずに水洗いだけでも十分汚れが取れるようになっています。
サイズがフリーサイズの割りに小さいという意見も多いので、大人のメンズ用というよりもキッズにベストなヘアバンドとも言われます。心配であれば実店舗で試着をしてから、価格が安いネットショップなどで購入という方法がベターと言えるでしょう。
ヘアバンドが必要になるのは男子よりも圧倒的に女子が多いでしょう。日本の女子サッカーはワールドカップ第6回優勝、第7回準優勝と実績があり、世界的に注目されています。そこで目立つのはヘアバンドをつけた選手の多さです。カワイイではなく、戦う女子がつけてもかっこいいデザインのヘアバンド。さらにデザインなどの見た目の良さばかりではなく、汗止めなどの機能面でも優れた3つのヘアバンドをおすすめします。
ナイキといえばロゴマークに使われているスウッシュ。ヘアバンドのセンター部分に象徴のスウッシュがデザインされており、シンプルなのでかわいさよりもかっこよさを感じさせる見た目のヘアバンドです。
またデザインばかりではなく素材はコットン70%に、ナイロンとポリエステル、ラバー素材も含まれています。独自の割合で製造しているため、優れた伸縮性と柔らかさ、吸汗性を実現し、機能面も充実しています。
幅の広さがあるヘアバンドになっているので、前髪を留めるのはもちろん、ロングヘアもしっかりとまとめることができるのもうれしいですね。メイン素材がコットンですから、大量の汗を書いてもしっかりと吸収してくれます。
ラバーを4%含ませることにより、快適なフィット感を実現しています。サイズが小さいと頭を必要以上に圧迫してしまい、頭痛につながる場合もありますから、柔らかくちょうどよいフィット感のヘアバンドはおすすめです。
個性的なデザインで性別を問わず幅広い年代に人気が高まっているスポーツブランドがSVOLUMEです。フットサルとファッション性の融合を実現し、生活に彩りをもたらすことをコンセプトにしています。
気になるヘアバンドは、日本固有の家紋をイメージしたロゴマークがセンター部分に入っているデザインです。吸汗性と速乾性に定評があるポリエステルとポリウレタンが素材になっており機能面も問題ありません。
SVOLUME「スボルメ」とは底なしという意味であり、スポーツ関連の4つのブランドを持つ会社『VOLUME』のブランド。その他、サッカーとフットサル、ファッションの楽しさを追求した「ペネトラール」。スポーツにとどまらず「とにかく好き」を追求した「スボルメ・オタク」。女性向けの「フレミュー」などのブランドがあります。
スポーツ先進国であるアメリカで誕生したブランドがhalo headbandです。もともとはサイクリストが開発したと言われ、最大の特徴は汗が目に入らないということ。コンタクトやメガネ、メイクや日焼け止めを使用しても気になりません。
汗が落ちない秘密はヘアバンド内側に施されているシリコンゴム製のシール。シリコンゴムが額に落ちてきた汗を左右に移動させ、目元に落ちるのを防いでくれます。
またコットン素材のヘアバンドよりも吸汗性や速乾性に優れたナイロンが63%、ポリエステル23%、ポリウレタン14パーセント、と絶妙な配合で製造されており、汗による重みなども感じさせません。
アスリート目線で開発されているため、機能面が優れすぎているといっても過言ではありません。まさに宣伝文句である「究極のヘアバンド」が納得できる商品です。
デザインやつけ心地などもヘアバンドを選ぶポイントとしては確かに大事でしょう。しかし、一番大切なポイントは、「汗が目に垂れてこない」ということではないでしょうか。ここでは吸汗性に優れた極太タイプのヘアバンドを2つおすすめします。
Zactionはこれまで紹介したブランドとは違い、スポーツブランドではありません。帽子とヘアバンドを専門に扱っているメーカーで、子どもから大人までが気軽に利用できる商品を製造販売しています。
ヘアバンドというよりも、商品名の通りターバンのようなアイテムです。伸縮性に優れており、基本的にはフリーサイズ。肌触りが良いと評判のベア天竺素材を使用しています。フィット感に優れ、つけ心地が良いのは頭のスペシャリストである帽子屋さんならではでしょう。
ターバンという名前ですが、こちらはあくまでヘアバンド。ひねって着けるだけでターバンのような独特のシルエットとシワ感が実現できます。
「従来のスポーツタイプのヘアバンドでは満足できない!」「オリジナリティが欲しい!」という方におすすめのヘアバンドです。
スポーツ用品のみならず、ゴムパッキンや防じんマスクなど幅広いジャンルのアイテムを製造しているWalant(ウォラント)が吸汗性と速乾性にこだわって製造したヘアバンドです。伸縮性に富んでいるため男性も女性も使えます。
素材は公表されていませんが、実際に商品を手にした方のレビューには「汗っかきの方には是非試して欲しいヘアバンドだ」とあり、高評価を得ているようです。
吸汗性に優れている点も素晴らしいですが、扇風機の風に当てているかのようにどんどん汗を蒸発させ乾燥してくれるため、ベタつきや重みなど従来のコットン製のヘアバンドで感じられる不快感を抱きません。
サッカーやバスケットボールなどスタンダードなスポーツの選手からはもちろん、登山家や工事などの現場作業員などからも高い評価を受けている商品です。
商品購入時のチェックポイントは理解できたと思いますが、実際にサッカー用ヘアバンドを購入する際によく持つ疑問や質問にお答えしていきます。
商品によってもまちまちですが、スタンダードな細いヘアバンドの場合は付けたい位置を確認したあと、その位置でバンドを付けて、装着した後に前髪を調整するといった方法がおすすめです。
前髪が視界の邪魔になるなら、一度付けたあとに左右どちらかに流すようにして髪の毛を留めると良いでしょう。太めのヘアバンドの場合には、一度首元あたりまで下げて位置を決め、前髪をたくし上げるように着けると良いですね。
人気サッカー選手がつけているヘアバンドが気になる方も多いでしょう。映像などを参考にすれば極細タイプを使用している選手が多いですね。
現在では紹介したようなスポーツタイプの専用ヘアバンドが販売されています。スポーツタイプの商品を利用する選手も増え、宇佐美貴史選手や元スペイン代表のグティ選手やフェルナンドトーレス選手などは市販品を着用しているようです。
また、髪の毛をまとめるのに使うヘアゴムをバンドとして利用している選手も多くいます。例えば、元日本代表DF宮本恒靖さんはヘアゴムを利用していたそうですよ。
いかがでしたか?サッカー用ヘアバンドと一口で言っても、細さの違いや素材の違いによる付け心地、更に吸汗性や速乾性、伸縮性など商品によっていろいろな特徴があります。以前はヘアゴムを利用していた選手も多かったようです。
今でもヘアゴムを利用している選手もいますが、機能面が充実したスポーツタイプのヘアバンドを付けている選手が多く、汗や前髪などが気になるという方はチェックしてみてください。
気をつけたいのはサイズと素材で、サイズが大きすぎるとヘアバンドをつける意味がありませんし、小さすぎると締め付けによる頭痛の元にもなってしまいます。フリーサイズと表記されている商品が多いですが、サイズは必ずチェックしましょう。
細いタイプであれば大きめのサイズでも結んでしまうことで長さの調整は可能です。小さなサイズの商品はそういった調整は難しいので、特に注意をしたいところ。
チェックポイントを参考にして機能性が高まっているヘアバンドを手に入れ、快適なサッカーライフをエンジョイしてみてはいかがでしょうか。