料理の実力を今よりもステップアップさせたい、という人には岩塩を取り入れるのがおすすめです。岩塩は色味や成分・産地などがそれぞれ異なっていて、それによって旨味や合...
料理の実力を今よりもステップアップさせたい、という人には岩塩を取り入れるのがおすすめです。
岩塩は色味や成分・産地などがそれぞれ異なっていて、それによって旨味や合う料理も違っています。
また、料理を引き立たせてくれる働きがあるので、使い方次第でいつもよりも美味しい料理を作ることができます。
料理の実力をステップアップしたい人だけでなく料理初心者にも実はおすすめで、あまり料理をしたことがなくても岩塩を使うことでぐっと美味しい料理に仕上げてくれそうです。
おすすめな岩塩の選び方やポイントなども詳しくまとめているので、選び方が分からないという人はぜひ参考にしてみて下さい。
ママアイテム編集部
まずは岩塩のおすすめな選び方を5つ見ていきましょう。産地やミネラル成分などによって味が大きく変わるのでしっかりとチェックしてみてください。
岩塩は岩塩層から取られていて、土地によって塩分以外の含まれているものが違っています。例えば、ボリビア産は濃いピンクでまろやかな味わいの場合が多く、ヒマラヤ産はコクのあるものが多いです。
そのため、塩のうま味が気になるのであれば産地で選ぶというのがおすすめです。
岩塩に含まれているミネラル成分によって、味は少し違ってきます。
例えば、マグネシウムは苦い味、カルシウムは甘い味、カリウムは酸っぱい味などが挙げられ、それぞれが含まれている量によって料理の味も全く変わってくるのです。
使用量にもよりますが、甘く味付けしたい料理にカリウムが多く含まれる岩塩を使用すると、酸味を感じてしまうこととなり美味しく感じられないという場合も考えられます。
そのため、美味しい料理を作りたいのであれば、岩塩に含まれるミネラルの種類で選ぶのがおすすめです。
岩塩の粒の大きさにもそれぞれ種類があり、粒が小さければ溶けやすく大きくなればなるほど溶けにくいです。
大きさによって合う料理も違っていて、例えば小さめで酸味のある岩塩はスッと溶けるので天ぷらや魚料理に合い、同じく小さめで苦みのある岩塩の場合はサラダや野菜に合うといわれています。
反対に、大きめの岩塩の場合は塩辛さが残るので、赤みのお肉や魚料理に合うとされています。
料理をする際に食材のうまみがとくに気になるのであれば、粒の大きさで選ぶのがおすすめです。ミル付きの場合は、ミルの挽き具合もしっかりチェックしましょう。
低ナトリウム塩は、本来の塩分の塩化ナトリウムに加えて塩分以外の成分の塩化ナトリウムを加えたものです。そのため、普通の塩よりも塩分比率が低いという特徴があり、パッケージに記載することが義務づけられています。
塩分の摂取量が気になるという人の場合は、この低ナトリウム塩を選ぶのがおすすめ。ただし、腎臓病などのカリウム制限がある人は購入前に医師に相談しておくことが大切です。
塩には原産地や作り方の表示など、食用塩の表示に関する公正競争規約という表示に係るルールがあり、そのルールに従った表示をしている塩の商品のみに食用塩公正マークというマークが添付される形となっています。
購入時にその塩の信用性が気になるというのであれば、表示義務にしたがって表記されていることを示す食用塩公正マークがついているものを選ぶのがおすすめです。
この商品の比較ポイントとして、以下の3つを挙げました。とくに産地は味が大きく違ってくるのでしっかりと比較しましょう。
今、ママアイテム編集部が一番おすすめする岩塩は、SKWのイーストアジアアルペンザルツです。お肉料理やサラダ・おにぎりなどマルチに使えて相性が良い岩塩を厳選して選びました。
ドイツアルプス山脈にあるバート・ライヒェンハル産の岩塩です。サラサラで固まりにくいので使いやすいという特徴があります。
マイルドでコクがあるタイプで、料理の素材のうまみを引き出してくれるので、肉料理はもちろんですが、おにぎりやサラダにもおすすめです。
また、カルシウムが豊富に含まれているということから、パスタを茹でる時に使うこともおすすめされています。
いろいろなタイプの料理に使いやすいということもありますが、この岩塩には食用塩公正マークが付いているので、安心して購入することができるということもありおすすめです。
この岩塩を購入したユーザーからは、「粒がささっと溶けてくれるタイプなので、加工後の料理との相性も良く使い勝手は良好です。」「しつこさ無しで仕上げることができるので、和食とも相性が良いと思います。」「これを使ったら普段のお塩が使えなくなるかも!何度もリピートしています」などの高評価がありました。
口コミ全体的に、どの料理にも合わせやすいという部分で人気となっている印象でしたよ。
岩塩を初めて購入するという人には、まずはスーパーなどで気軽に購入できる岩塩から試してみるのがおすすめです。
長い年月をかけて結晶化された岩塩なので、とても純度が高くミネラルが多く含まれているので、旨味がたっぷりです。
クセがあまりなく料理の味をしっかりと引き立ててくれるので、美味しく作ることができるため、ぜひ持っていたい岩塩の一つです。
ピンクの色合いが可愛らしいローズソルト。鉄分などのミネラルが豊富でまろやかな味わいが特徴的です。
ローズソルトは主張がありつつも控えめで、どの料理にも合わせやすいとされているため、岩塩を初めて使うという人でも使いやすいのが特徴です。一度使ったら病みつきになるというユーザーの気持ちも納得。
お肉やサラダはもちろんですが、とくに天ぷらや魚料理の相性が良いといわれています。
溶かしやすい粉末タイプの岩塩です。素材や料理に馴染みやすいので、おにぎりやお刺身に使うのがおすすめされています。
マグネシウムが少なく塩辛さを感じさせないので、岩塩特有のしょっぱさがあまり好きではないという人にとくにおすすめしたい一品です。
塩分が気になるという人や制限がかかっているという人には、低ナトリウム塩のものを選ぶのがおすすめです。
オレンジやホワイト・ピンクなど、さまざまな色味の岩塩がある中でも一番希少とされているブルーの岩塩で、カリウムや鉄分などが豊富に含まれているため、まろやかで奥深い味わいなのが特徴です。
低ナトリウム塩かつ食用塩公正マーク付きなので、塩分を気にしている人や安全性を気にしている人にとくにおすすめ。安心して使うことができます。
定番のお肉や野菜・魚料理に使うのはもちろんですが、スイーツの甘さを引き立てるための隠し味として使用するのがおすすめ。
塩分の半分を塩化ナトリウムに置き換えて作っている、塩分50%カットのお塩です。塩分が50%カットしてありますが、塩味はそのままなので美味しく使うことができます。
お塩は、米国産溶解法岩塩を使用してサラサラに仕上げてあるので溶けやすく、どの料理にもマルチに使いやすいです。
雨の日でも湿りにくい岩塩の意味を持つシンボルマークのアンブレラガールが印象的な、アメリカを代表する信頼されたブランドなので、国内外問わず人気ですよ。
今までにいくつか岩塩を使ったことがあるという人には、少し変わったタイプの岩塩がおすすめです。
ひとふりで高級料理に変えてくれるトリュフ入りの岩塩です。味に変化を付けることができるのはもちろんですが、見た目に大きく変化を付けてくれるので、パスタやサラダに使用するのがとくにおすすめ。
これをかけるだけで簡単に料理上級者が作ったように見せることができるので、料理が苦手という人にとくにおすすめしたい岩塩です。
岩塩は調味料として使うのだけではなく美容にも良いとされているので、最近ではバスソルトとして人気となっています。
ヒマラヤ産の岩塩で作られている、温泉独特の硫黄の香りが楽しめるバスソルトです。硫黄泉・アルカリイオン泉・食塩泉の3つの温泉気分を感じられます。
自宅にいながらも本当の温泉に入っているような感覚を楽しむことができるため、今回おまけとしておすすめしました。
ブラック岩塩に含まれているミネラル成分が温浴効果を高めてくれるので、血行を促進して身体の芯から温めてくれます。冷え性や肩こり・乾燥肌・アトピー・水虫などにもおすすめです。
最後に、岩塩を購入時によくある疑問や質問を見ていきましょう。岩塩についてあらかじめ知っておくことでより効果的に使うことができます。
とくに問題ないです。
食用の岩塩は定められた基準によって口にしても大丈夫なように、不純物を除去して作られています。そのため、入浴用の岩塩よりも純度が高いのでお風呂に入れても基本的に問題ありません。
ただし、塩分の濃度にもよりますが、追い炊きを使うなどした場合に釜に影響が出てしまうことがあるかもしれないので、清掃は丁寧にマメにするということが大切です。
海水からとったものか岩塩層からとったものかの違いです。
粗塩はミネラル分を取り除いていない精製していない塩のことで、粒子の荒いものを粗塩として販売しています。
一方岩塩は、昔海だった所が長い歳月をかけて岩塩層を作り、そこから取れたもののことをいいます。
土地の影響を受けているからです。
岩塩にいろいろな色があるのは、その土地の影響を受けて岩塩に含まれているものが違っているためです。
例えば、鉄分が多く含まれているものは赤、銅が多く含まれているものは緑などが挙げられます。鉱物など、含まれている成分によっては、食用ではなくボディーソルトとして使われることもあるようです。
残念ながらありません。
岩塩は塩湖などが地殻変動して、年月をかけて岩塩層になった所から採掘されたもののことをいいます。
日本は森林地帯が多く、塩湖ができる環境でないため大規模な岩塩層が作られず、国内では岩塩は採掘できないとされています。
成分や大きさ・色味・産地などの違う岩塩を全部で8種類ピックアップしてきました。岩塩というとあまり馴染みがないように思われるかもしれませんが、料理の幅を大きく広げてくれる優秀なアイテムです。
最初はどれか1つを試してみるのがおすすめですが、慣れてきたら大きさや成分の異なる岩塩をいくつか取り揃えて、食材や料理に合わせて使い分けるのがおすすめ。
岩塩は、普段食卓に並ぶ食塩と違った岩塩ならではの奥深い味わいを感じることができるので、ぜひ料理に取り入れて食事を楽しんでみてください。