筆ペンのおすすめ11選!自分が書きやすい穂先とインクの種類で選ぼう

冠婚葬祭やあて名書きなど、なにかと重宝している筆ペン。使いやすい筆ペンを探しているなら、この記事はきっと役に立つはず。
封筒の表書きから写経、イラストなどさまざまな用途に合わせて書きやすい筆ペンの選び方とおすすめ商品11選をご紹介します。

使いやすい筆ペンを探しているなら、おすすめのアイテムはココにあります!専門家の意見を参考に、書道師範の資格をもつ詳しい人におすすめの筆ペン11選をまとめました。

冠婚葬祭やあて名書きなど、時代は変わってもフォーマルなシーンでは筆文字が重用される日本の文化。いざというときにも、おくすることなく字が書けるように毛筆を習得する人は少なくありません。墨をする手間もかたづけも必要もなく、キャップを外してすぐ使える筆ペンは本当に便利ですよね。

ここでは、封筒の表書きから写経やイラストまで、用途に応じた書きやすい筆ペンを穂先とインクのタイプから厳選して届けます。

ママアイテム編集部


筆ペンのおすすめな選び方2つ


筆ペンの選び方にはいろいろありますが、店頭で簡単に確認できるおすすめの選び方は次の2つです。


1.筆ペンの穂先で選ぶ

一般に「筆ペン」として販売されている筆記具には、穂先のタイプにいくつかの種類があります。


「硬筆ペン(小筆)」
サインペンの要領で気軽に使えるタイプ。弾力が弱いので太さは限られますが、安定感があって書きやすいのが特徴です。力加減によってトメ・ハネ・ハライが表現できます。


「軟筆ペン(小筆~中筆)」
穂先にウレタン材を使用した柔らかいタイプ。冠婚葬祭の会場で用意されることが多いです。メーカーによっても違いますが、穂先がねばり強くモタモタするため、筆に慣れた人には扱いが難しいかもしれません。


「毛筆ペン(小筆~大筆)」
筆先の感触が毛筆に一番近く、トメ・ハネ・ハライがきれいに出せます。筆先がやわらかいので安定感が低いですが、筆文字を練習するならこのタイプがおすすめです。


2.筆ペンのインクの種類で選ぶ


筆ペンには「染料インク」と「顔料インク」の2タイプがあるので、用途によって使い分けましょう。それぞれの特徴は次のとおりです。


「染料インク」
一般的な筆ペンのインクです。ツヤがあって伸びがよく、発色がきれいです。繊維にしみこみやすいので、紙の質によって微妙なニュアンスの違いが表現できます。


「顔料インク」
乾きやすく、耐水性にすぐれた便利なインクです。和紙のように吸水性の高い紙にもインクが乗りやすく、黒々とした濃い文字が書けます。


この商品の比較ポイント

今回おすすめする筆ペンの比較ポイントは次の2点です。穂先の太さは書ける文字の太さの目安になりますが、線の大きさは穂先の硬さによっても違ってきます。


  • 穂先の太さ
  • 穂先の固さ

今、編集部がおすすめする筆ペンはコレ!

書きやすい筆ペンといえば、まずは「選ばれ続けてNO.1」のぺんてるです。1946年(昭和21年)創業で、1976年(昭和51年)に初めて合成繊維の筆ペンを作ったメーカーのイチオシは、ロングセラーの「ぺんてる筆」です。


ぺんてる(pentel)「筆ペン ぺんてる<筆中字>」


画像出典:Amazon
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  • 穂先の太さ:中字
  • 穂先の固さ:軟筆

筆ペンの王者「ぺんてる筆」の定番商品


毛筆の最高峰とされるイタチ毛の書き味を追及して生れた「ぺんてる筆」は、ホンモノの筆のように美しく穂先がまとまるのが特徴。


上質なナイロン毛には特殊なテーパー加工がほどこされていて、いっぽん一本が実際の獣毛のような先細りの形状になっています。


こだわりの穂先は、太さ約5.4mm、長さ約18mm。とても丈夫で、カートリッジを変えれば何年でも使えるので、全種類そろえて長いこと愛用している人も多くいます。


中字タイプはご祝儀袋や年賀状のあて名書きにちょうどいい太さ。穂先がやわらかくコシが強いので、のし紙にも使えます。


インクジェットプリンターと同じ染料インクは、インクジェット用の年賀状でもくっきりとした美しい文字を書くことができるので、表書きから裏書まで、はがきはこれ1本で完結です。


初心者におすすめ!使いやすい筆ペン3選

筆文字は慣れていないからと敬遠するのはもったいない!初心者にもあつかいやすく、書きやすい筆ペンもたくさん出回っています。そんななかから特に人気の高い筆ペン3選です。


1.パイロット(PILOT)「筆まかせ 「細字」SFM-20F-B」


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  • 穂先の太さ:細字
  • 穂先の固さ:硬筆

サインペン感覚できれいな筆文字が書ける


「きれいな文字が簡単に書けます」というキャッチコピーのとおり、なめらかな書き心地とほどよい硬さの筆先による安定感が特徴の筆ペンです。


万年筆のようなキャップ式の使い切りタイプで、サインペンのように使うこともできますが、力加減で文字の強弱が付けやすいので、筆文字のようなトメ・ハネも簡単に表現できます。


とにかく書きやすく、自分でも腕が上がったのかと錯覚してしまうほどきれいな文字が書けるので、ご祝儀袋や香典袋のほか、あらたまった手書き文字を書きたいけれど自信がないという人にもおすすめします。


インクは発色の良い水性染料で、ブラックや薄墨など全8種類のカラーがそろっています。絵手紙やイラスト用としても人気です。


2.呉竹(くれたけ)「筆ごこち 黒セリース」


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  • 穂先の太さ:細字
  • 穂先の固さ:硬筆

インク残量が見えるのも便利


いちど使ったらリピートほぼ確実の水性顔料インク直液式


インク乗りの良さと滑らかな書き味で、ネット通販ではまとめ買いする人も少なくないほどの人気商品です。


サインペンとしても優秀ですが、ペン先がほどよくしなって文字に強弱が付きやすいので、筆文字のような表現も思いのまま。


使い始めの細くシャープな線も良いですが、使い込んでペン先がわずかに丸くなってくるとますます滑らかでイイ感じで、こなれてきた頃の書き心地はクセになる気持ち良さです。


1本あるとつい使ってしまうので、ヘビーユーザーとしては透明のぞき窓からインク残量が見える仕様も非常に助かります。


奈良市に本社を置く「呉竹(Kuretake)」は、1902年(明治35年)創業の書道用具メーカー。定番の「くれ竹筆ぺん」は、1973年(昭和48年)に誕生したロングセラーです。


3.あかしや「慶弔筆ペン」


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  • 穂先の太さ:中字
  • 穂先の固さ:軟筆

冠婚葬祭で重宝する薄墨の筆ペン


黒々と力強い筆文字は弔事にふさわしくないという気持ちから、四十九日までの間は香典袋などの名前に薄墨を使うならわしがあります。


知識として知っている人は多いかもしれませんが、墨色に比べて出番の少ない薄墨をわざわざ買って準備している人はどれだけいるでしょうか。


墨色の香典袋でも失礼にあたることはありませんが、薄墨があれば悲しみの気持ちを表す手段として使いたいと思いますよね。


1本のペンに墨色と薄墨がセットになった便利なアイテムは、奈良に本社を構える1716年(享保元年)創業の書道用筆メーカー「あかしや」の商品。コシの強い穂先で筆文字独特のタッチを再現しています。


年賀状や招待状の宛名書きにおすすめの筆ペン2選

年賀はがきのあて名のほとんどはプリンターを使った印刷というのが今のご時世ですが、ときおり筆文字が混ざっているのを見つけると、少しうれしい気持ちになります。


磨った墨の香りが残る手紙はそれだけで極上の贈り物ですが、筆ペンでていねいに書かれた文字にもホッとしますね。ここでは、年賀状や暑中見舞いの宛名を書くのに便利なアイテム2つを紹介します。


1.ぺんてる「ぺんてる筆<つみ穂>」


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  • 穂先の太さ:中字
  • 穂先の固さ:軟筆

コシが強く柔らかな字が書ける中字タイプ


「ぺんてる筆 中字」の穂先を詰むことで、先端部のコシが強くなっている筆ペンです。


中字タイプよりもやや筆先の形状が太く、ちから加減が穂先にダイレクトに伝わりやすいため、筆のあつかいに慣れていない人でも書きやすいのが特徴。筆文字らしい「トメ」「ハネ」「ハライ」が簡単に表現できます。


また、穂先全体が中字ペンよりもやわらかくできているため降れやすく、強弱の表現が付けやすいのもこのペンの大きなポイント。


細い字をたくさん書くなら中字タイプのほうがラクで実用的と感じるかもしれませんが、よりダイナミックな毛筆のタッチを楽しむならこちらがおすすめです。


「ぺんてる筆」はカートリッジがやわらかく、指で押さえるとインク量が調節できるので、筆先が大きく降りるタイプはある程度の太字にも対応が可能です。


グリップ部分にインクがしみこむのを確認しながら、ゆっくりインク量をコントロールします。毛筆と同じように試し書きをしながら使うときれいな字が書けます。


2.ゼブラ(ZEBRA)「筆ペン太・細両用」


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  • 穂先の太さ:太字・細字
  • 穂先の固さ:軟筆

1本で細字から太字まで書き分けられる


これ以上ペンを増やしたくない!という人におすすめなのは、1本で2種類の線が書けるデュアル筆ペンです。


毛筆で細い字を書くにはちょっとしたコツが必要ですが、始めから細いペンを使えば難しいちから加減を気にすることなく、サインペン感覚ですらすら書けて便利です。


国産初のペン先を製造・販売したゼブラは、1897年(明治30年)創業の老舗筆記具メーカー。


いつも群れで行動するシマウマを一致団結のシンボルとして社名に掲げ、うしろを振り返るシマウマのトレードマークは温故知新の精神を表しています。


筆ペンの生産はやや遅く1975年(昭和50年)からで、「太細両用」は当時と同じ素朴なウレタンを採用しています。


ウレタン素材の筆ペンは毛筆タイプに比べてあつかいやすい点もありますが、ハネやハライを美しく表現するには少し練習が必要で、筆跡がムラになりやすいのが弱点です。


細かい字もストレスなく書ける!写経におすすめの筆ペン2選

何かとストレスの多い現代社会にあって、精神統一の一環として写経(しゃきょう)をはじめる人が増えています。


「般若心経」を無心になって書き写す写経は、誰でも気軽に取り組める仏教独特の実践行で、脳の活性化にも効果的といわれます。ここでは写経におすすめの筆ペン2選を紹介します。


1.呉竹「美文字 完美王(Cambio)<極細>」


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  • 穂先の太さ:極細
  • 穂先の固さ:軟筆

安定した細字がラクに書ける新タイプ


カートリッジ式で毛筆タイプの極細筆ペンです。カートリッジ式といえば本体を押してインク量を調節できるのが特徴ですが、長く書き続けていると穂先が乾きがちになってしまいます。


毛筆独特のかすれや、濃く力強い打ちこみを表現したいときにはとても好都合なのですが、一定の濃さで淡々と字を書き続けたい写経の場合はストレスになってしまうことも。


特許出願済みの新技術によって黒々としたインク量が持続する完美王なら、お経を書き写すことだけに意識を集中できるので、とくに初心者にはおすすめです。


276文字の般若心経が美しく出来上がったときの達成感も写経の大きな醍醐味で、適度な緊張のあとのリラックスが疲れた心を解きほぐしてくれます。


考えても仕方のないことがあれこれと頭のなかを駆け巡るとき、何となく騒がしい気持ちを落ち着けたいと感じる時は、ぜひ写経にもチャレンジしてみてください。


2.あかしや「極細毛筆【彩】Thin LINE 墨色」


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  • 穂先の太さ:極細
  • 穂先の固さ:軟筆

史上最極細の顔料インク筆ペン


乾くと水に流れない顔料インクタイプの極細筆ペン。墨色にこだわった美しい発色が特徴で、色がさめにくいので保存用文書にも適しています。


まるでホンモノの面相(めんそう)筆のように繊細な穂先は、筆職人の手作業によって生まれます。細いのに穂先が安定していて、インクの出かたも一定なのでストレスがありません。


穂先の径はわずか2mmで、適度な弾力があるので微妙なタッチも思いのままに表現できます。


韓国出身の人気イラストレーター・金政基(キム・ジョン・ギ )が愛用していることでも有名で、青墨や水浅葱(みずあさぎ)など日本古来のシブい伝統色がそろった5本セットもあります。


写経を始めるときには、書店などで専用のキットを入手することもできますが、インターネットで無料ダウンロードできるサイトもあるので活用してみてはいかがでしょうか。市販のコピー用紙は書きやすいのでおすすめです。


イラストや絵手紙に!多彩な使い方ができるおすすめカラー筆ペン

筆ペンは絵手紙やイラスト制作でも大活躍。近年では高性能なデジタルのお絵かきツールも主流になりつつありますが、誰でも描けて味わい深い手書きの絵手紙をもらうとうれしいものですよね。


イラスト用の彩色ペンといえばウレタン材の「コピック」が人気ですが、ここではブラシタイプのなかから厳選した人気アイテムを紹介します。両者の違いを比べてみてください。


呉竹「筆ペン水性 ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ」


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  • 穂先の太さ:
  • 穂先の固さ:

水でぼかせる全80色のカラーペン


イラストやカリグラフィーにぴったりの毛筆タイプのカラーペンです。


イラストの色塗り作業は準備や後片付けが大変ですが、筆ペンならキャップを外すだけなので、わずかな時間で気軽に取り組むことができます。


揮発性のあるコピックに対して、こちらはアルコールのような独特の匂いがなく、水筆ペンを使えば色の濃淡も自由にコントロールできるのが特徴。


文字用の筆ペンは寝かせて使うと穂先がすぐダメになりますが、こちらは絵筆のように大胆な使い方ができるので、髪の毛のような極細の線から広い面のベタ塗りまで思いのままです。


また、重ね塗りや混色でも色のバリエーションが広がるので、カラーペンでありながらホンモノの水彩画のようなニュアンスが表現できます。


コピックよりも1本あたりの価格も手ごろで、たくさんの色を無理なくそろえることができるのも魅力です。


必要な時に備えたい!携帯に便利なおすすめ筆ペン2選

オフィスや出先で「ちょっと香典袋を書いて」と急に頼まれたことはありませんか?


ちょっと断りにくい相手だったり、どうにも書きにくい筆ペンを渡されて余計なプレッシャーを感じることのないように、筆文字を書く人のなかには“マイ筆ペン”を常備している人もいます。


使い慣れたいつものアイテムを携帯していれば、いざというときでも落ち着いて文字が書けるだけでなく、スキマ時間を使っていつでも練習ができます。ここでは携帯に便利でしかも書きやすい筆ペンを紹介します。


1.セーラー万年筆(SAILOR)「筆ペンプロフィット中字」


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  • 穂先の太さ:中字
  • 穂先の固さ:軟筆

高級万年筆のようなカートリッジ式


顔料入り水性カーボンインクを内蔵した携帯用の毛筆ペンです。


キャップはねじ込み式で、ゴールドに輝くクリップと「SAILOR」のロゴが入ったキャップリングが上品なアクセント。


胸ポケットからスマートに取り出したくなる高級感が魅力で、詰め替えカートリッジや別売りの替え穂もあるので、気に入ったら末長く愛用できます。


やや丸みを帯びた胴軸は、しっかり握れる太めのタイプ。対して穂先は短めなので小さい文字を書くのにはあまり向いていませんが、祝いの席などで芳名録を書くときには堂々とした大きな文字が書けるでしょう。


「セーラー万年筆」は1911年(明治44年)に国産初の万年筆を製造した老舗で、昭和23年には業界初のボールペンを売り出しました。筆ペンが発売されたのは1972年(昭和47年)です。


2.ぺんてる「きらり」


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  • 穂先の太さ:中細字
  • 穂先の固さ:軟筆

コスメみたいにおしゃれな筆ペン


美文字のための文房具「きらり」シリーズの毛筆ペン。上品なカラーリングとシャープなビジュアルで人気を集めているコンパクトな携帯用です。


色はパール調の桜色・藤色と、上品なシャンパンゴールドの3色で、いずれも筆ペンとは思えないエレガントな外観。


ペンケースや冠婚葬祭用の小さなクラッチバッグにもすっぽり収まるコンパクトサイズです。


スリムな胴軸は女性の手にも握りやすく、手元がよく見えるので住所録の小さな字なども書きやすい作りになっています。


携帯用筆ペンできれいな字を書くポイントですが、一般的な携帯ペンは胴が短く軽いので、外したキャップを尻軸に差して使うと重心が高くなってしまいます。


もしも穂先が安定せず書きにくいと感じる場合は、外したキャップを脇に置いて本体だけで使うと書きやすくなります。


長さが足りないと感じるときは、ペンを垂直に立てるようにして小筆のように持ちましょう。


筆ペンを購入時の気になる疑問・質問


ここでは、筆ペンを使うとき気になるポイントとコツについて分かりやすくまとめます。


Q1:筆ペンは紙によってはにじむのでは?


筆ペンがにじんでしまう原因は、繊維の長い紙に対してインクの量が多すぎることです。染料インクはにじみやすいので、紙によっては顔料インクがおすすめです。


長繊維の紙で代表的なのが「和紙」ですが、特殊加工でにじみが広がりにくいタイプも市販されているので探してみてください。


インク量については、使う前にいちどためし書きをしてみて、余分なインクをティシュなどでふき取るとうまく書けます。


筆ペンを保管するときは、寝かせたりペン先を下に向けて立てると筆先に余計なインクが溜まってしまいます。ペン先を上にしてペン立てにさしておくと、使うときにイイ感じになります。


Q2:筆ペンには色々太さがあるけど、1本買うならどの太さがいい?


用途やメーカーによっても違いますが、今回初心者向けとして紹介した筆ペンは力加減で太さが調節しやすいのでおすすめです。


また、年賀状のあて名書き・ご祝儀袋・香典袋などの使い方が多いなら「ぺんてる筆」の極細があつかいやすく、1本あると色々使えて便利です。


Q3:筆ペンを使うと字が下手になるって本当?


筆ペンは毛筆と違って墨継ぎをしなくてもドンドン書けるので、筆ペンばかり使っていると毛筆が難しく感じられます。


また、細いタイプの筆ペンには書きやすいものが多いので、これに慣れてしまうとボールペンではペン先がすべりすぎてしまい、字形がくずれやすくなります。


ただし、基本的に筆ペンと毛筆、ボールペンはまったくの別物で、同じ筆ペンでもメーカーによってクセが違います。


字の上手いヘタということよりも、それぞれの筆記用具の特性を知って使い慣れることが大切といえます。


まとめ

今回は誰でも手軽に、うつくしい筆文字が書ける筆ペンのおすすめ商品11選を紹介しました。


IT技術は進んでも、フォーマルな席ではまだまだ手書きの筆文字が求められることの多い日本の社会。


自国の伝統文化に誇りを持つ日本人としては、字形だけに囚われることなく自分らしい文字を堂々と書きたいですよね。


歌のうまい人が必ずしもカラオケ上手ではないように、筆ペンには筆ペンの使い方があり、毛筆よりも実用的な筆記用具です。


筆ペンはメーカーや製品によっても少しずつクセや特徴が違うため、いざというときに美しい筆文字を書くためには、いつも同じペンを使ってそのペンに合った使い方を練習するのが一番の早道といえるでしょう。


字をきれいに見せるにはコツがあって、ヘタに見えるクセを直すだけなので、実はそれほどむずかしくありません。ネット動画でもポイントが紹介されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。


ぜひこの機会にお気に入りの筆ペンを見つけて、気軽に筆文字を楽しんでくださいね。

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