大根おろしにおすすめのおろし金があるのを知っていますか?そう聞いて「おろし金って全部一緒じゃないの?」と思った方は必見。「使いやすいおろし金ってどれ?」「TVで...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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大根おろしにおすすめのおろし金があるのを知っていますか?
そう聞いて「おろし金って全部一緒じゃないの?」と思った方は必見。
「使いやすいおろし金ってどれ?」「TVで話題のおろし金、実際はどうなの?」そんな疑問に答えて、おろし金を選ぶコツや、あると助かる機能を徹底調査しました。
プロの料理人に聞いた、一度使ってみたらハマること間違いなしのおろし金も12種類厳選!
TVで話題の商品や、プロが愛用する本格的な商品まで、幅広くチェックできます。
おろし金選びに迷っているなら、絶対に読んでおきたい内容が満載ですよ!
ママアイテム編集部
おろし金といっても、最近はさまざまな種類の商品がたくさんありますよね。あなたのニーズに応えてくれるおろし金は、どのように選べばいいのでしょうか。おろし金を選ぶポイントを5つにしぼりました。
おろし金が家に一つあれば、なんでもすりおろせるというわけではありません。大根をすりおろしたいのなら大根に向いているおろし金を、生姜をすりおろすのなら生姜のためのおろし金を選びましょう。
また、チーズをすりおろしたい場合には、専用のおろし金が必要になる場合がほとんどです。自分のすりおろしたい食材に合ったおろし金を選ぶようにしましょう。
おろし「金」といいますが、おろし金の素材はさまざまです。アルミやステンレス、銅などの金属製のおろし金や、プラスチックやセラミック、木製のものまでありそれぞれにメリット・デメリットがあります。
アルミ製 | ステンレス製 | 銅製 | プラスチック製 | セラミック製 | |
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メリット | 軽くてコンパクトなものが多い。手入れがしやすい。 | 切れ味が鋭く、すりおろしがかんたん。手入れも楽にできる。 | プロも愛用する切れ味。手入れ次第で一生ものになる。 | 軽くて手入れがかんたん。金属臭がない。 | 金属臭がない。目があまり鋭くないのでけがをしにくい。 |
デメリット | 柔らかいので、摩耗しやすい。切れ味はステンレスや銅に劣る。 | 重い。けがに注意が必要。 | 錆が出やすく、手入れに手間がかかる。けがに注意が必要。 | ✖ 切れ味は金属に劣る。摩耗しやすく、使い捨てになる。 | 陶器のため、重い。切れ味は金属に劣る。 |
手軽に使えるものがいいのか、一生モノになるようなおろし金が欲しいのか、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶとよさそうです。
手動のおろし金でも、少ない力でたくさん食材をすりおろせる商品はあります。しかし、さすがに電動式のおろし器には敵いません。電動のおろし器は、手動のものに比べて価格も高く、重くて収納場所もとります。
使った後にはパーツごとに洗う必要があるので、手間もかかりますが、すぐに大量の食材をすりおろすのに嬉しいのが電動です。
一瞬で山盛りの大根おろしだってできてしまいます。パワーとスピード重視の人は電動のものも選択肢に入れましょう。
おろし金を使うときに一番のストレスになるのが、「疲れること」という人は多いはずです。
食材をおろし金に当てても動かしにくい場合は、たくさんの力が必要になるため疲れてしまうのです。そんな、おろし金と食材がすり合わさる動きのことをストロークといいます。
ストロークがしやすいおろし金を使えば、少しの力で食材をすりおろせるので、疲れにくくなります。多くの製品でストロークがしやすくなるような工夫がされているので、おろし金を選ぶ際にはストロークがスムーズかどうかも確認しましょう。
おろし金を使うのは、大根おろしを作る時が多くありませんか?また、大根おろし一つとってみても、食感はさまざまです。フワフワ感重視なのか、多少粗目の食感がいいのか、みずみずしさが大切なのかは人それぞれですよね。
おろし金は、その材質や目(突起した部分)の立て方によって、全く異なる食感の大根おろしを作ることができます。製品によって大根おろしの食感は違うので、自分好みの食感の大根おろしができるおろし金を選びましょう。
企業独自のノウハウを活かした、特色のあるおろし金ブランドがおすすめです。おろし金を専門に扱う企業は少ないですが、使いやすさや食感など、ユーザーの需要を満たす工夫をおろし金のいたるところに凝らしています。
1945年設立の貝印株式会社は、金属製品全般を取り扱っている企業です。おろし金だけではなく、カミソリや包丁、ハサミなどの刃物を中心に、数多くの商品を展開しています。
その品質の良さや、刃物のノウハウを活かした商品展開から、貝印の包丁と替え刃のカミソリは、国内シェアナンバーワンとなっています。貝印は多くの人に愛される刃物の老舗企業といえるでしょう。
アーネスト株式会社は、1981年設立の企業です。「こんな風になっていれば便利なのに……」という希望を叶えてくれるような、アイディア調理器具の販売を中心に行っています。
アーネストと工場が、お互いにアイディアを出し合って商品を作り上げていくという取り組みを行っており、常識にとらわれない「かゆい所に手が届く」商品の開発が特徴です。
1949年に設立された大矢製作所は、おろし金を製造・販売している企業です。扱っている商品は、銅製のおろし金のみ。職人が一つ一つ手作りをしているこだわりの逸品です。
プロの料理人にも選ばれるおろし金を作っている大矢製作所は、おろし金の目立ての手入れをしてくれることでも有名。「いいものを長く使いたい」と考えている人にも注目されています。
商品を選ぶときにチェックしていただきたいのはこちら。それぞれの商品を比較して、購入するか判断しましょう。
おろし金を買おうかどうか迷っている人に、イチオシなのがこちら。
面倒くさいと思われがちなおろし作業ですが、この商品は手軽に使えて切れ味も抜群。家庭に一つあるととても重宝します。
電動のおろし金を使うほどではないけど、手動ですりおろすと結構力が必要なのが大根おろしですよね。「大根おろしが少しだけほしいんだけど、疲れるし面倒……」と、大根おろしを作るのを手間だと思う人は多いはずです。
貝印のおろし専科DA1204は、そんな声に応えたおろし金です。おろす面部分や、目立てに工夫をして、すりおろすときに力をあまり入れなくていいように設計されています。
高齢者の方でも、らくに大根おろしができたという声が続々寄せられている商品です。
また、普通なら大根おろしをおろした後には軽く手で絞って水分を切らなければいけませんが、おろし専科DA1204はその点もカバー。専用の水切りが受け皿の上についているので、すりおろしが終わったら水切りも終了です。
手を汚すことなくお皿に盛り付けることができるのです。少しの力で大根おろしができて、盛り付けも手間いらず。軽くてコンパクトなので、使った後の後片付けもサッとすぐに洗えます。疲れ知らず、手間いらずなおろし金ですね。
今まで疲れるしいろいろ面倒という理由で、大根おろしのハードルが上がっていた人にはぴったりの商品です。大根おろしが食卓に並ぶ回数が多くなりそうですね。
おろし金が日常生活で一番登場しやすいのが、大根おろしを作るためではないでしょうか。しかし、大根ほどの大きな食材をすりおろすのは重労働。
そこで、日常的にもっと手軽に大根おろしが食べられるおろし金を見つけました。
TVでも紹介されて話題になったこちらの商品は、プロにも認められる本格的な大根おろしが手軽にできるおろし金。切れ味がいいので、大根の繊維をつぶさずにすりおろすことができ、細かくて舌触りのいい大根おろしを作ることができます。
こちらのおろし金はステンレス製のおろし金では珍しく、目を一つ一つ立てて作られているので、その切れ味と食感の良さにも納得です。
さらに、おろし金が湾曲していて軽い力ですりおろせるため、女性や高齢の方にもおすすめ。使い勝手もよく、本格的な大根おろしが家庭で食べられるのは魅力的です。
電動おろし器は大きいし、部品も多くて用意も後片付けも大変……という従来のイメージから脱却した電動おろし器です。実際に見ると思ったより小さい!と思った人が多いようで、収納場所も確保できそうですね。
セット内容も、本体と容器、蓋に刃に大根を押し込む棒のみ。本体以外は水洗いできるので、大根おろしを作った後はサッと洗うだけです。刃の部分まで樹脂なので、錆びる心配もなくお手入れもかんたん。
電動の場合、音が気になるという人もいますが、ものの何秒かですりおろしが終了するので、実際にはあまり気にならないようです。今まで手動でがんばっていたのはなんだったの?と思わせてくれる電動おろし器ですね。
本格派のおろし金といえば銅製!といわれています。多くのプロの料理人から愛用される銅製のおろし金は、目が鋭く切れ味が鋭い。たとえ使っているうちに切れ味が鈍ってきたとしても、目立てに出せば新品同様になります。
ここでおすすめするのは、そんな銅製のおろし金一筋の大矢製作所のおろし金。職人たちが一つ一つ手作りしている、人気のおろし金は、ふわっと風味がいい柔らかな大根おろしが作れると評判です。
まるで、お弁当箱のような見た目の箱型のおろし金です。その形は安定しやすく、大きな大根をすりおろしている間もぐらつきません。また、機械ではなく一つ一つ職人が立てた目のおかげで、軽い力ですりおろすことができます。
おろし金と箱型の受け皿の間には取り外しのできる水切り用のザルがあり、大根をすりおわったらすぐに食卓に並べることができます。受け皿をそのまま食卓に並べてもおかしくない、シンプルな見た目も魅力です。
こちらのおろし金は、おろし金に取っ手がついて片面だけに目がついているシンプルな構造です。受け皿はついていませんが、こうすることによって大きな大根でも思い切りすりおろすことができます。
大矢製作所のおろし金の最大の魅力である鋭くて不規則な目は、すりおろす食材の繊維をつぶさず、切ってすりおろすことができます。食材の水分や風味を失わずにすりおろすことができるので、大根おろしにぴったりなのです。
少しの力でおいしい大根おろしができる、こちらのおろし金。職人技を感じながら、楽しく大根がすりおろせそうですね。
生姜をすりおろした時、繊維と水分だらけになって驚いたことはありませんか?生姜の繊維は固く、切れ味がいいおろし金を使わなければ繊維を断ち切ることができません。
また、切れ味の悪いおろし金は生姜の繊維をつぶしてしまうので、せっかくの生姜の風味も失われてしまいます。生姜おろしをおいしく作るには、切れ味のいいおろし金が必要です。
貝印の有名な包丁ブランドである「関孫六」の、鋭い刃で生姜の繊維をつぶさず、切ってすりおろすおろし金です。生姜の繊維も気にならず、風味も損ないません。
生の生姜はもちろん、一度に使い切らずに冷凍していた生姜をすりおろすのもかんたんにできるので、料理のレシピの幅も広がりそうですね。長い取っ手におろし金がついているデザインで、少量のものも手軽にすりおろせるのも魅力です。
料理にかかる手間暇はなるべくなくしたいですよね。生姜をすりおろそうと思ったら、皮をむくためには包丁、すりおろすためにおろし金が必要でしたが、これがあればもうそんな面倒は必要ありません。
こちらの商品は、ピーラーとおろし金が一緒になっているので、面倒くさがりな人にもおすすめです。おまけに、おろし金部分はまるでスプーンのようになっているので、すりおろした生姜はそのまま鍋やお皿にサッと入れられます。
使い勝手だけでなく、もちろん切れ味も抜群なので、生姜の繊維をつぶさずにすりおろせます。料理は好きなのに、材料の準備や後片付けは嫌い!という人にはもってこいですね、
生姜をすりおろしたあとの後始末って面倒だと思いませんか?繊維がおろし金の目の部分につまっていたりすれば、サッと洗ったところでどうしようもないですよね。このおろし金を使えば、そんな心配はもういりません。
おろし金にワイパーがついているので、生姜をおろしおわったらワイパーをスライドさせるだけ。刃が鋭いので生姜の繊維も残らず、ワイパーをスライドさせた後はおろし金はきれいな状態に。
すりおろした生姜はみずみずしくフワフワとした食感。おまけに片付けもラクラクで、いろいろなレシピを試してみたくなりますね。
削りたてのチーズは、料理に深みを与えてくれますよね。そうはいっても、日本では珍しいチーズ専用のおろし金。やはりおすすめは、本場の海外ブランドのものです。
デザインも機能も日本のものとは一味違う、海外のおろし金を2つ選びました。チーズ好きな人、洋食が多い人、またおしゃれなキッチン用品にこだわりたい人にもおすすめの商品ラインナップになっています。
元々アメリカのヤスリメーカーであるMicroplane社。プレミアムゼスターグレーターMP-0611は、「ある主婦がMicroplane社のヤスリを使って、オレンジの皮をすりおろした」という話から生まれたといいます。
その逸話通り、こちらのおろし金は、まるで大きなやすりのような外見をしています。日本でよく見るおろし金とは全く違うデザインですが、使い方はとってもシンプル。ゼスター刃(おろし金部分)に、食材をすべらせるだけです。
さまざまな食材をすりおろせますが、チーズの固まりや薬味に使うのにとくにおすすめです。卓上で料理の仕上げに使うこともできます。切れ味がいいので、食材はあっという間にすりおろせますし、使った後はスポンジでサッと洗うだけ。
スマートなので収納場所にも困りませんよ。
イタリアが誇る、老舗のおろし金ブランドであるビアンキ。ビアンキの四面グレーターは、4+1つの面すべてがおろし金になっている、便利なおろし金です。5種類のすりおろし方ができるので、料理に合わせて使えます。
チーズをすりおろすときも、サラダに合わせてスライス状に、グラタンに乗せるシュレッド状に、パスタの仕上げに粉状に……と使い分けができます。もちろんチーズ以外の野菜にも使えて、1つあると便利です。
機能的で洗練されたデザインは、おしゃれで料理好きな人にピッタリ。プレゼントにもおすすめのおろし金です。料理のレパートリーを増やすこと間違いなしですね。
お店で食べる大根おろしのふわふわとした食感を、家でも楽しみたい!という人におすすめの大根おろし器を2つ選びました。ワンランク上の大根おろしをお楽しみください。
まるで大根そのもののような見た目の、大根スリスリLDS-02。グッドデザイン賞を獲得する商品も手掛けている、ののじの作るおろし金です。実はこちらは、かわいい見た目に反して実力派のおろし金。
細かく大根をすりおろすことができるので、綿雪のようなふんわりときめ細かい大根おろしが作れます。また、手軽に大根おろしができるようにと、おろし金部分には樹脂製のハンドルがついているのも特徴。
おろし金本体を握って安定させることができるので、素早くかんたんにすりおろすことができます。本格的でふわふわの大根おろしが手軽に食べたい、おろし金の見た目にもこだわりたい人におすすめです。
TVでも取り上げられる話題のおろし金、プロおろしV1494248は、とにかく切れ味がいいのが特徴です。大根おろしを食べたときに、なんだか水っぽくておいしくない……と感じたことはありませんか?
そんな方には、とくにおすすめです。こちらの大根おろし器は、目立ちの切れ味がいいので、大根の繊維を押しつぶさずにすりおろすことができます。みずみずしく、ふわふわの大根おろしをつくることができるのです。
また、腕が疲れにくいように工夫されているので、「楽にすりおろせた」「もっと早くに買えばよかった」という声も多く上がっています。受け皿はもちろん、水切りもセットについてくるのも嬉しいですね。
ここでは紹介しきれなかった、おろし金についての疑問に回答しています。まだどういうおろし金を買うか決めきれない……という人はぜひ参考にしてみてください。
その場しのぎの大根おろし器ならば100均でも構いません。
100均の大根おろしももちろん使えますし、100円とは思えない優秀な商品もあります。しかし、100均の大根おろしの多くが安価に作れるプラスチック製のもの。耐久性や切れ味には疑問が残ります。
貝印の「セラミック 受け皿付おろし器」がおすすめです。
セラミックでも、大根おろしが手軽にできると評判の商品です。セラミックは陶磁器のため、他の材質のおろし金ではけがをしそうで怖い、洗いにくくて面倒といった不満を解消してくれます。
味が違います。
高級なおろし金というのは、職人が手作りしている銅製のおろし金のことを主に指すでしょう。一つ一つ目立てをしているので、大量生産ができず高価になりがちです。しかし、そんな職人技で作られた鋭い目立ては、食材の繊維を壊しません。
繊維をすりつぶしてしまうおろし金と、繊維を切ってすりおろすおろし金とは、大根のみずみずしさや風味が全く異なるのです。
プロの料理人も太鼓判を押すおろし金をご紹介しました。おろし金一つとっても、商品によって使いやすさや食感がまったく違うということがお分かりいただけたかと思います。
使いやすい、お気に入りのおろし金があると、料理が楽しくなります。レシピのレパートリーも広がり、食卓がにぎやかになりますよ。
ぜひ、自分の求める使いやすさ、食感を再現できるおろし金を使ってみてください。