失敗しない、ベッドマットのおすすめの選び方とは?生活の中の大部分を占める睡眠。より深い眠りで朝スッキリ目覚めるには、正しいマットレス選びが必要不可欠です。自分の...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>失敗しない、ベッドマットのおすすめの選び方とは?生活の中の大部分を占める睡眠。より深い眠りで朝スッキリ目覚めるには、正しいマットレス選びが必要不可欠です。自分の身体に合わないマットレスで寝ると、腰痛や肩こりなどの不調の原因になります。今回ご紹介するのは、ベッドマットを選ぶときに絶対おさえておきたいポイントと、価格相場や商品比較、さらにはおすすめ商品や多くの人が抱く疑問点など、マットレスの一から十までを網羅した内容をお届けしますよ。
エキサイトおすすめアイテム編集部
マットレス選びの際に必ずおさえておきたいポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マットレスの種類は、機能性や用途で選んでみましょう。定番のボンネルコイルマットレスは、硬めの寝心地で通気性が良いです。
腰への負担軽減や寝返りのしやすさで選ぶなら、高反発マットレスや高密度スプリングマットレス、ポケットコイルマットレスがおすすめ。特に、1つのベッドを2人以上で使用するという場合は、より横揺れの少ないポケットコイルマットレスがベストです。
やわらかな寝心地の低反発マットレスも魅力的。こちらは寝ている時間が長い方におすすめです。
マットレスが硬すぎると腰が浮いてしまう。逆に柔らかすぎると身体が沈み込みすぎるのが心配。そんな風に体への負担が心配な場合は、体重で選ぶのも1つの手段です。
寝具メーカーが体圧分散測定を行った結果を記載したので、ぜひ参考にしてみてください。
・100N (45kg以下の方におススメ)
・140N (46kg~80㎏の方におススメ)
・170N (81㎏以上の方におススメ)
[quotation http://motton-japan.com/motton/]
※100Nは柔らかめ、140Nは普通、170Nは硬めに該当します。
上記はあくまでも目安です。身体に合っているかをチェックするのに特に重要なのは、背中から腰のS字カーブの部分がきちんと支えられているかどうか。この部分がきちんとマットレスと接触していて、隙間がないかどうかを確認しましょう。
就寝時はコップ1杯もの量の汗をかきますから、より質の高い睡眠のためにはマットレスの生地選びが重要です。マットレスの表地に通気性があるものや、防菌・防ダニ・防臭加工がされているものを選ぶと良いでしょう。
さらに、一般的に通気性が良いとされているボンネルコイルマットレスや、高密度スプリングマットレスを選ぶとよりGOOD。
また、長期間使用していると、マットレスにヘタりなどの劣化が出てくる場合があります。
ヘタりやすい綿やウレタンなどを何層にも重ねているものよりも、ヘタりにくいもの、またはマットレスそのものが劣化しにくい素材や種類のものを選ぶと良いでしょう。
人生の3分の1は睡眠が占めると言われているように、より質の高いマットレス選びをするには、実際に寝心地を確かめてみるのがおすすめです。寝具店のショールームなどで試してみると良いでしょう。
家でしばらく使用していて、やっぱり身体に合わなかったといったことがあるかもしれません。
そんな場合は、お試し期間を設けているお店を選ぶと安心です。商品のお試し期間を設けているお店は、定められた期間内であれば返金・返品が可能です。
マットレスの硬さに種類がある商品の場合は、返品してから他の硬さの商品との交換が可能という場合もあります。自分の身体に合ったマットレス選びのために、寝心地の入念なチェックをしましょう。
マットレスは大きくて高い買い物です。できる限り低価格で購入できて、長期間使っても寝心地の良いマットレス選びができたら最高ですよね。各マットレスの価格相場とそれぞれの特徴にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
ボンネルコイルマットレス | 3,000円~ コイル数が多い。 | 1万~2万円 コイル数が多く、耐久性あり。 | 2万円~ 詰め物が劣化しにくい。コイル数が多く、耐久性あり。 |
高密度スプリングマットレス | 2万円~ コイル数が多い。薄型。 | 3万~5万円 コイル数が多く、耐久性あり。 | 5万円~ 詰め物が劣化しにくい。コイル数が多く、耐久性あり。 |
ポケットコイルマットレス | 4,000円~ コイル数が多く、耐久性あり。 | 1万~3万円 コイル数が多く、耐久性あり。詰め物に厚みがある。 | 3万円~ 詰め物に厚みがあり、劣化しにくい。通気性あり。 |
高反発マットレス | 3,000円~ 薄型。折り畳み可。 | 5,000~3万円 しっかり硬め。通気性あり。折り畳み可。 | 3万円~ しっかり硬め。通気性あり。樹脂素材。 |
低反発マットレス | 4,000円~ 薄型。折り畳み可。 | 3,000~3万円 厚みがある。折り畳み可。 | 3万円~ 複数層構造。厚みがある。 |
上記はあくまでも目安です。機能性や用途など、シチュエーションに合ったマットレス選びをしてみてくださいね。
おすすめのメーカー・ブランドの中でも、世界的にメジャーな寝具メーカーや安心の日本製ブランド、さらには比較的低価格で購入できる人気の小売店ブランドをご紹介します。
世界トップクラスのシェアを誇る、アメリカ発の寝具メーカーです。特に、優れた体圧分散力や耐久性、適度な弾力性を持つポケットコイルマットレスが人気で、高級ホテルなどの導入実績も多数持っています。
高密度スプリングマットレスを多数取り扱う、日本の寝具ブランドです。高温多湿の気候に合わせた寝具作りを理念に掲げているため、日本人にピッタリのマットレスと言えます。耐久性や弾力性、寝返りのしやすさにも定評ありです。
衣類から生活雑貨、食品といったバラエティー豊かな品ぞろえ、品質の高さやデザインのシンプルさが特徴の小売店です。一定の機能性を持ちながらも比較的リーズナブルで購入できるため、幅広い年齢層から支持を集めています。
今回ご紹介するマットレスは、主に以下のようなポイントで選びました。この項目をチェックしておけば、より満足のいくマットレス選びができると言えるでしょう。ぜひ、マットレス選びの参考にしてみてください。
身体への負荷がかからず、朝起きたらスッキリ。そして、高級ホテルで体験できるような極上な寝心地のベッドで眠れたら夢のようですよね。そんな願望を叶えてくれるマットレスをご紹介しましょう。
シモンズのマットレスは、ホテルなどに多数の導入実績を持っていることでも有名です。シモンズのマットレスを購入した方は、ホテルのベッドの寝心地の良さが忘れられなくて、買い替えた方がいるほどです。
こちらのマットレスは愛用者や高評価多数で、シモンズのロングセラー商品の1つ。人気の秘密は、ベーシックなサイズ規格です。コイルに高さがあるものは比較的柔らかな寝心地ですが、こちらの商品はポケットコイルの高さ約14センチ。
ちょうど良い高さ設定で、身体の沈み込みと寝返りなどによる揺れ動きを防ぎます。愛用者からは、「しっかりとした寝心地」「弾力に優れている」「疲れがしっかり取れる」などの声が挙がっています。
耐久性も高くて、長期間の使用も見込めます。コイルに使われている硬鋼線は、より強度が高いとされているピアノ線の規格に限りなく近いものを採用。さらにはコイルの並行配列によって隙間を少なくし、マットレスの端部分でも型崩れしにくく頑丈です。
マットレスの劣化度合いを左右する、詰め物についてもハイクオリティー。詰め物にはウレタンを使用しています。ウレタンは良質な詰め物として挙げられますが、こちらを高密度に配置することで劣化のしやすさを防ぎます。
ポケットコイルマットレスは、コイルが個々で独立しているマットレスです。身体を点で支えるため、身体の部位によって異なる荷重の負荷を、バランス良く分散させることができます。
ひとりひとりの身体にフィットしやすく、適度な柔らかさもあるため、肩や腰への負担が気になる方にも最適です。
また、1つのベッドを複数人で使用する場合の、寝返りの振動も気になりません。ここでご紹介する商品を、ぜひ候補の1つに入れてみてくださいね。
ポケットコイルの線材に、最も耐久力のあるスプリングを使用しているポケットコイルマットレスです。特に注目したいのが、身体への負荷軽減のために考え込まれた体圧分散機能。
マットレスを3つのゾーンに分け、寝たときにより荷重がかかるゾーンのコイルを、少し太めのものに設定。これが、より釣り合いの取れた体圧分散を可能にしています。
さらに詰め物には、ウレタンフォームやその他の生地も合わせて、全部で7層で構成。寝転がったときの、柔らかく包み込まれるような感覚を堪能できます。
通気性も抜群で、マットレス側面に設けられた穴(ヘルシーエアーレット)により、マットレス内部にこもる湿気を逃がすことができる構造です。
長期間同じマットレスを使いたい場合や、硬めの寝心地がお好きな方は、高密度スプリングのマットレスがおすすめです。このタイプは、スプリングの中が空洞のようになっているため高い通気性を保つことができます。
また、クッション性にも優れています。あくまでも目安ですが、数あるマットレスの種類の中で最も硬めで、耐久性のあるマットレスと言えます。ここでは、長期間使うことを想定したおすすめのマットレスを3つご紹介します。
1年を通して、快適な寝心地で使えるマットレスです。両面使用することができて、特殊繊維が織り込まれているダブルニットの表地には、温度変化を和らげてくれる効果があります。
COOL面は暑い季節に、WARM面は寒い季節に、といった四季に応じた使い分けができるため、まさに高温多湿な日本の気候にピッタリのマットレスと言えます。
さらには、防ダニ、抗菌、防臭加工つき。また、高密度連続スプリングマットレスは、中のスプリングがコイルのみでできているの構造のため、通気性や乾燥性が抜群です。
寝心地は、硬すぎないのにしっかりと身体を支えてくれている仕様。硬さはソフト、ミディアム、ハードの3種類から選ぶことができます。購入の際にはぜひ実際に寝転がって、お好きな硬さを見つけてみてください。
フランスベッドのマットレスシリーズの中でも、特に寒い季節にピッタリなのがこちらのマットレスです。詰め物には羊毛を使用することで、優れた保温性や吸湿性を実現。
こちらも両面使用が可能で、表地は肌触りと通気性の良いダブルニット生地です。
耐久性についても良質で、弾性を損なわないハードフォームを採用。スプリングの構造や詰め物の樹脂綿が、より質の高い耐久性を維持してくれます。スプリング自体は固めですが、詰め物の樹脂綿によってふんわりとした感触に。
スプリングや詰め物の構造は上級品に引けを取りません。ワンランク上の高密度連続スプリングを購入したい方、身体が沈み込むのが苦手で、しっかりとした寝心地を求める方におすすめです。
高密度スプリングを2つ重ねたマットレスです。スプリング自体は薄型ですが、二重にすることでより高い耐久性を維持。経済的な価格設定のため、ホテルや医療・福祉施設などのベッドとしても使われています。
気になるのは二重スプリングによる機能性。スプリングは上段が衝撃吸収、下段が荷重を逃がす役割を持っています。動いたときは、スプリングが上下左右に連動して荷重を分散させるため、揺れが気にならず寝返りもスムーズです。
こちらも中のスプリングは二重のコイルのみのため、高い通気性を確保。詰め物のウレタンやハードウレタンによって、固さがありながらも反発性がある寝心地です。一生もののマットレスとして、購入を検討するのも良いですね。
日本人は外国人に比べると腰回りの筋肉が弱いため、腰痛もちの人が多いと言われています。特に高反発マットレスは、腰痛に悩む日本人にピッタリです。
体圧分散力に優れていて寝返りがしやすいため、朝起きたときに腰が痛い、なんだかスッキリしないといった悩みが解消されます。
さらには、気温や湿度の変化に対応できないといった今までの概念を解消した商品も登場してきています。進化している高反発マットレス3つをご紹介しましょう。
体圧分散能力に高評価をもつ、高反発マットレスです。こちらのブランドは体圧分散測定をした結果から、体重によって違う硬さのマットレス選びを推奨しているため、購入に迷う際にも選びやすいです。
さらには90日間のお試し期間が設定されているため、寝心地をしっかりと確かめてから利用することができます。90日後は、14日以内の連絡であれば返品・返金可です。
耐久性にもこだわりがあり、8万回の耐久試験をしても劣化しない素材を使用しています。
口コミで特に目立つのが、腰痛持ちの方や、朝起きるのが辛いという方からの高評価。「寝返りがしやすくなった」「朝起きるのがラクになった」「腰の痛みが軽減された」などの声があがっています。
厚みが16センチもある極厚のマットレスです。この厚みによって、しっかりとした反発力と優れた体圧分散力を実現。愛用者からは、「腰の痛みが治った」「背筋が伸びる感じがする」「肩こりが和らいだ」など、多数の高評価を集めています。
主材として使われているウレタンの通気性にもこだわりありです。独自開発された高反発フォームのエリオセルが外気を取り込み、内部の水分や空気を排出してくれます。
このまさに人間の呼吸のような構造は、その他にも嬉しい効果があります。
例えば、カビなどを発生しにくくしてくれたり、外気による温度の影響を和らげ、夏は涼しく冬は暖かくしたりといった温度調節機能も。通気性が良くないと思われていた今までの高反発マットレスの概念を覆す、ニュータイプのマットレスです。
こちらの商品の特徴は、エアファイバーという樹脂素材でできていることです。エアファイバーの内部は、90%以上が空気でできているため通気性が良く、夏は涼しくて冬は暖かいという1年を通して快適な寝心地です。
さらにはカバーは取り外しができて洗濯可能。マットレスパッドの中のエアファイバーまで丸ごと水洗いできるという優れもので、いつでも清潔さを保つことができます。
構造はマットレスの肩から上部分は柔らかめ、肩から下部分は標準の硬さに設定することで、寝返りがしやすいように。体重を押し戻す力が強いため復元性が高く、均整のとれた体圧分散力で身体への負担軽減に働きかけます。
日本のトップアスリートが使用していることでも人気で、「腰が軽くなった」「寝返りが楽になった」との声が。身体のコンディションを整えるための極上マットレスと言えます。
マットレス選びの際に、誰もが思う疑問点や不安要素をまとめました。
マットレスを使用する方の好みにもよりますが、目安としては体重が重めの方は硬めのマットレスを選ぶと良いと言われています。体重が重い分身体が沈み込んでしまい、身体への負荷がかかるからです。
さらには、実際に寝てみたときに寝返りがしやすいかによって、そのマットレスの硬さが身体に合っているかどうかを判断しましょう。
一概に品質が良いとは言い切れません。例えば、スプリングが入っているマットレスであれば、スプリング部分の故障のみが品質保証されている場合が多くあります。
しかし、劣化を感じるのは詰め物のヘタりが原因であることが多いです。長期間使うマットレスを検討される場合は、詰め物がヘタりにくい素材であるかを確認してからの購入が賢明でしょう。
たくさんのマットレスの中から、客観的な視点でおすすめ商品をご紹介しました。マットレスにはさまざまな種類がありますが、どの種類のどの商品が1番良いと、はっきりと言い切ることはできません。
より満足のいくマットレス選びをするには、性能や材質、そしてお店の保証制度、価格などを総合的に吟味してから購入するのが望ましいでしょう。
自分に合ったマットレス選びをすることで、身体が軽くなって好きなことに熱中してみたり、他に興味の湧くものが見つかったりなど、毎日の生活が少しでも豊かになるかもしれません。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考にして、身体にピッタリと合ったマットレス選びをしてみてくださいね。