靴の消臭、どうしていますか?消臭グッズは数あれど「どれもニオイが消えるのは一時期だけ」と思っていませんか?靴の消臭は靴だけにとどまらず、それを履く「足」のニオイ...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
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靴の消臭は靴だけにとどまらず、それを履く「足」のニオイを始め、靴を収納している靴箱のニオイまでも深く関係しています。
臭わない靴&足ならばどこへ行くにも楽しみになりますし、帰ってきたときに爽やかな玄関に生まれ変わるのも実は靴の消臭次第です。
効果的で持続力もあるおすすめをチェックして、足も靴も臭くない毎日にチェンジしましょう。
ママアイテム編集部
ニオイが気になって人前で靴が脱げない…。そんな困ったことになる前にきちんと消臭してしまいましょう。
次の3つをチェックしておけば、きっと自分に合った靴消臭グッズに出会えますよ。
靴の消臭を行える商品の主なタイプを紹介します。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
靴の中にスプレーして、ニオイの元に働きかけます。即効性があり、スプレーしてすぐに靴を履けるので外出先や仕事中でも手軽に殺菌・消臭ができますが、効果はずっとは続かず、こまめなケアが必要です。
タルクやミョウバンが原料。靴の中に振りかけてニオイを取るもので、5〜7日継続して行うとその効果は3~6カ月持続するといわれています。パウダーを振りかけてそのまま履くので、黒いタイツやストッキングが白くなることがあります(白残りはしません)
履き終わった靴の中に置く(入れる)だけで消臭。翌朝にはニオイが取れていると高評価。ピンポン玉よりちょっと小さいくらいのサイズで、サッカーやテニス、バスケットボールなどのデザインのものが中心です。香りは強めのものが多い。
玄関や靴箱の中など、狭く仕切られている場所の気になるニオイの消臭に向いています。空気中に漂う嫌なニオイをキャッチして吸収する特殊なゼリーから作られ、中和してから消臭するので元から断つことができます。1.5〜2カ月くらい効果が持続します。
備長炭など。そのまま炭の形のままで置く場合もありますが、備長炭を原料にした脱臭剤も商品化されています。
靴の中に入れて消臭効果が期待できるインソールなどに、活性炭を使ったものがあります。無数の穴が空いている炭の特性を生かした消臭方法でニオイを吸収。許容量を満たすと消臭効果は終わりますが、銀イオン配合などもあり、効果の継続する商品もあります。
消臭スプレーは、外出先や仕事場などにも携帯してシュッと手軽に臭いを消せる便利さがあるものの、その香りでまわりに迷惑をかけているかも。他人に気兼ねなく使うことができる「無香性や無香料」と表記された商品がおすすめです。
ヘアスプレーのようにガスが入っていて、ボタンを押せば広範囲にまんべんなく噴射できる。揮発性が高くニオイが気になったときにシュッとスプレーしてすぐ履け、逆さでも使えるものも多く、つま先にも届きやすいのでロングブーツなどにも使える。
ゴミ出しのときはガスを抜く作業が必要です。
霧吹きのようにレバーを握ると1回1回ミスト状に噴射されるタイプ。小さいスプレー容器などに詰め替えることができます。ガスを含んでいないのでゴミ出しが楽ですが、逆さでは使えないものも多い。乾いてからでないとベタ付くことも。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格コム | ~580円 | 850~3,900円 | 5,900~11,800円 |
楽天 | ~590円 | 880~4,800円 | 6,000~25,000円 |
Amazon | ~580円 | 890円~4,900円 | 6,100~58,000円 |
低価格帯はスプレータイプや置き型、ボール型などの単品の価格です。
売れ筋価格帯では、毎日使う靴消臭剤なので単品ではなくまとめ買いをする人が圧倒的に多くなるため価格帯に変動が出ました。
また、パウダータイプの商品では単品でもある程度値段が張るものの効果を実感し、同じ商品をリピートし続けるファンが多いようです。
高級価格帯はそんなパウダータイプのまとめ買いや、スプレー缶のダース買い、高級な炭を使った消臭剤などが入ってくるため、かなりの高額な商品もありました。
靴消臭といえば、思い浮かぶメーカーやブランドはいくつかあるでしょう。
そんなメーカーの中でもとくに効果的で、使い続けても安全な商品を販売しているところを紹介します。
アメリカ生まれの100年以上の歴史を持つ足専門ブランド。
足病医であるウイリアム・マティス・ショールによって生み出され、あらゆる足のトラブルに対応できる商品を展開。消臭スプレーのみならず着圧ソックスでも有名です。
日本法人は2000年に設立された、レキットベンキーザー・ジャパン。
ニュージーランドで誕生し、20年以上愛されている靴の消臭パウダー。
足元の臭いニオイを根本から消すことができるミョウバンやタルクなど天然鉱物の粉末が原料です。靴だけでなくパウダーを撒いて履いた「足」の臭い対策もできるので効果が長期持続。
株式会社シャッフルが正規輸入販売元です。効果を感じられなかった場合の100%返金保証も行っています。
花王株式会社のブランド。なかなか洗うことのできない布製品を丸洗いしたかのように清潔に除菌・消臭できるスプレーとして登場したのが始まり。
靴の中にスプレーして除菌・消臭、ニオイのこもりやすい靴箱には専用の置き型ファブリーズが好評。嫌な臭いを吸着して消臭します。
靴の消臭商品を選ぶ基準は次の2つ。
この記事で紹介する商品は、機能性や効果をしっかり実感できるものを選んでいるので、あとは周りへの影響のある「香り」や使い勝手や消費量に関わる「内容量」抑えておくことがポイントなのです。
さまざまなタイプの靴の消臭グッズがあるものの、やはり一番手軽で使いやすく即効性を感じられるのはスプレータイプです。シュッとしてすぐに履けるので家ではもちろん、職場のロッカーや外出のときのバッグにもイン。
いつも臭わない爽やかな足元を叶えてくれるイチオシはコチラ。
シュッとスプレーすると細かい霧がまんべんなく靴の中に広がるコチラのスプレーは、香りでごまかさない無香料の消臭スプレーです。スプレーしたては石けんのような香りが感じられますが、すぐに消えます。
天然成分である「オドミット」が既に発生しているニオイを98%も瞬間除去、抗菌・抗カビ成分である「コーキンマスター」がニオイの元になる細菌やカビを寄せ付けません。
このコーキンマスター、白癬菌やO-157などを含む372種類もの菌(105の細菌、239のカビ他)を99%抑制する働きを持つ頼れる成分。
揮発性の高い霧状なので、シュッとスプレーしてから1~2分で靴を履けます。手間がかからず、無香料なのでニオイをつけてごまかさないのも嬉しい。その効果も24時間しっかり続くので安心ですね。
毎日コチラのスプレーを使っていたら、いつの間にか玄関がさわやかな場所に変わり、靴箱のニオイも軽減されていたという声も多い商品です。
靴の消臭スプレーとしての機能、能力、成分の安心安全さ、使いやすさとすべてが揃っている商品ですが、靴や足をきちんと乾燥させ、同じ靴を履き続けないという基本をしっかりと守ることによって、さらにその効果を高めることができます。
毎日帰宅する度に「忘れずにスプレーする」習慣をつけて、無敵のさわやか足を手に入れましょう。スプレー=即効性でよく知られていますが、コチラなら持続性も高いのでおすすめなのです。
靴が臭いかも…というときにあると嬉しいのが消臭スプレーです。やはりシュッと手軽に噴霧できてすぐに靴を履ける手間いらずの便利さはスプレータイプが一番。
実際に売られている商品もスプレーが主力なので厳選の4本を紹介します。
しつこい足のニオイにはパウダータイプが効くと聞いたことはあっても、肌の敏感な人にとっては新しい成分に反応が出てしまうのでは?と心配になることがありますよね?
「臭い喰いのオドイーター」のキャッチコピーで35年以上前からあるオドイーターシリーズのコチラなら、アルコールベースのサラサラとして白くならないドライスプレーなので消臭はもちろん、製薬会社の商品なので肌への刺激も少なめで安心感があり満足できるはず。
使用感も靴消臭スプレーに時折ありがちなペトペトする感じがまったくありません。
シュッと一吹きすれば、靴特有のいやな臭いをしっかりキャッチして、カビやばい菌を除菌してくれるのでいつも快適な足元で過ごせますね。
その性質上、どうしても科学的な薬品から作られた消臭剤が多い中、こちらはスーパーピュリエールと呼ばれる植物由来の消臭剤を配合しています。そのため肌に刺激を感じやすい人や、自然な成分にこだわりたい人にも多く選ばれています。
まるで森林の中で過ごしているかのような、リラックス感あふれるすがすがしい香りで、スプレーするたびにフレッシュな気持ちになれそう。シルバー粒子も配合しているので、消臭効果はもちろん、1日履いて靴の中にたまった汗もサラサラと快適にケアできる優れものです。
M.モゥブレイは、靴文化がしっかりと根付いたイタリアのシューブランド、シューファクトリーを始め、靴の愛好家からの評価も高いブランドなので消臭だけでなく、大切な靴を傷めずにケアできるのも嬉しいですね。
靴クリームや靴用品メーカーの老舗として知られる、コロンブスの消臭スプレー。ちょっと缶がスリムなので、女性にもとても持ちやすくスプレーしやすいサイズ感も高評価です。
中和作用をもつ植物性精油と緑茶エキスでしっかり靴を消臭。即効性のある除菌・抗菌剤のエタノールと、悪臭の原因になるバクテリアのはびこりを許さないAg(銀)系抗菌剤、マスキング剤(香りづけ)には微香性のエッセンシャルオイルを配合しました。
パウダータイプのスプレーなので朝シュッとすれば、1日快適に足裏も足指もサラサラで過ごせます。靴専門店にもよく置かれている靴消臭スプレーなので信頼感もありますね。主張しすぎない爽やかな香りで足のムレが気になりだす仕事のお昼休みに使ってもOKです。
アルコール系の靴消臭剤です。プラスイオン抗菌剤がニオイ菌の繁殖を抑えて、消臭効果は約8時間も続きます(ニオイの強さによって個人差があります)。しかも靴だけでなく、靴下やストッキングの上から直接足にスプレーできるのも嬉しい。
化粧品原料から作られているので皮膚への付着を気にしなくてよいので「靴は消臭できても肝心の足がまだ臭っている…」と気になっている人におすすめです。
また、通常の革靴やスニーカー、ブーツや長靴に限らず、内側がボアになった靴にも気兼ねなくスプレーして大丈夫です。逆さにしてもスプレーできるので、届きにくい部分にもしっかりと噴霧できますね。
足のニオイ、靴の素材、いろいろ気になって消臭剤選びに迷ったら、99%消臭してくれて自由に使えるコチラで決まりですね。
靴の消臭剤というとスプレータイプが主流ですが、実はパウダータイプもとても効果的です。
そんなパウダータイプの靴消臭といえば、もうコレしかない!といわれるくらい強力に効くといわれているのはこれ一つだけです。
純白のパウダーはまさに「魔法の粉」足元の臭いニオイを消す天然成分から作られていて、スプーン1杯を7日間、靴全体にまんべんなく行き渡るように入れて履きます。早い場合、その日の帰宅後靴を脱いだときから嫌なニオイは成りをひそめ、2~3日後にはそのニオイが「なかった」ことに。
履かないときは粉を撒いてそのまま保管しましょう。
そしてその効果は3〜6カ月も持続するというから驚きです。毎日スプレーするのが面倒という人にはとりあえず7日間集中型ケアのコチラがおすすめです。7日間もと思うかもしれませんが、毎日スプレーをする手間を考えると後々楽なのはパウダーです。
革靴やスニーカーはもちろん、素足で履くサンダル、スリッパなどにも使えます。野球のグローブや剣道の籠手などのしつこいニオイにも。
「グランズ(おばあちゃんの)レメディ(治療)」という商品名からもわかるように昔からある安心安全なパウダー消臭剤です。外出先で気兼ねなく靴を脱げる幸せをぜひ実感してください。
昔ながらの靴の消臭法として10円玉を入れるというものがありますが、見た目にはちょっと…。それなら、可愛くてカラフルなボールのデザインの靴消臭剤はいかがですか?左右それぞれに1個ずつ入れるだけの手軽さで、しっかりニオイを取って爽やかな靴にしてくれます。
ピンポン玉大くらいの小さなサッカーボールの中に消臭剤と芳香剤がギュッと詰まっています。香りはしっかりと強めなので、パッケージから取り出して靴のなかに転がしておくだけで、スポーツ後の臭いスニーカーのニオイを一掃してくれます。
しかも効果は最大90日間も持続。部活のロッカーやスポーツバッグなど「通常よりも汗臭さなどのレベルの高いニオイ」に使う人が多い商品です。汗かき盛りの運動好きな子どものいる家庭ではサッカーボールの形状からもとても人気。
コチラのサッカーボール柄などのスポーツに使用するボールデザインだけでなく、おしゃれな柄物や単色のものもあるので好みの柄を選べるのも楽しいポイント。
コチラもMullerとほとんど同じタイプのボール型の消臭・芳香剤です。スポーツに使うボールのデザインのラインナップが幅広く、お店で見かけた子どもたちにおねだりされて購入したのがきっかけというママも多い商品。
スニーカーを洗ってもなんだか臭い…そんなときにはよく乾かしたあとに中にいれておけば次の日履くときにはまるで新品になったみたいによい香りになっていたという嬉しい声も。
もちろん大人のスポーツジム通いのお供にも最適です。スポーツジムだけでなく、飲食店などの壁にコートなどを掛けていると付着するタバコのニオイや料理臭も、コチラをポケットやバッグに入れてあればすっきりと消してくれます。
比較的香りは強めなのでニオイ移りしやすいです。食べ物と一緒には入れないように注意しましょう。
臭い靴を臭いままにしまっていると靴箱のニオイもすごいことになってしまいます。すると玄関全体にも悪臭がたちこめ、ひどい場合には家中が臭くなってしまうという悪循環に。
自分では気づかなくても来客は人知れず鼻をつまんでいるかもしれません…。靴箱の消臭も忘れずに始めましょう。
スッキリとしたスリムなデザインで狭い靴箱にもサッと置ける、小さな角切りゼリーが詰まった置き型消臭剤です。縦でも横でも寝かせても中身がこぼれずに置ける形状なので靴箱だけでなく、玄関まわりの気になる場所に自由に使えます。
ニオイをキャッチしてくれるゼリーは植物と同じ成分「森林フィトン」を合成配合。放出されることによって、気になるカビの元にも働きかけることができます。臭いニオイを中和して除去するので、元から消臭できるので香りが混ざって変なニオイにならないので安心です。
開封時の香りは強めですが2~3日すると落ち着き、効き目も長く持続(1カ月以上)するのでリピートしながら靴箱に必ず入れておくという声も多い商品です。
狭い靴箱に使いやすい3個に小分けになった置き型タイプ。置き型の素材はゼリーですが、コチラは炭から作られているので真っ黒いゼリーが他にはなくとても個性的です。くっきりと黒いのでゼリーが小さくなった「取り換え」のサインが一目でわかりやすいので便利です。
炭の持つ、目に見えない「ミクロの穴」は悪臭成分を強力に吸収することはよく知られていますが、なんとたった1gで約100㎡(テニスコート1個分)を消臭できるというから驚きですよね。
靴箱の段ごとに1個ずつ入れたり、間に差し込むように置いたりと使い方は自由です。約1カ月程度効果がしますが、靴箱の大きさによってサイズ(g)を変えるとベストです。
靴用消臭グッズさえ揃えれば、靴や足のニオイは完全解決かと言えばそうではありません。
「消臭剤を使っているのになんだか靴も足も臭い」と不満を抱えていませんか?靴用消臭グッズの効果を最大限に生かすには、どうしたらよいのでしょうか。
靴の消臭は普段の生活の中でもできます。
まずは靴のニオイの原因である「足のニオイ」対策から行います。
1日200ccもの汗をかくといわれている足。靴の中は高温多湿で雑菌の宝庫に。まずは足も靴もしっかりと「乾燥」させることがなにより大切なのです。
※サイズの合わない靴は足にとってストレス。汗の量が増えて雑菌繁殖が加速します。
あります。
意外にたくさんあり、昔から行われている方法も含まれています。
※¹:いらなくなった靴下(もちろん清潔なもの)を袋代わりにするとよい。
※²:水1.5Lにミョウバン50gを溶かしたものが原液。10倍に薄めて使う。
玄関が臭いのは家族の靴が散乱して靴箱自体に臭いニオイがこもっていることが大きな原因です。次のような対策を始めましょう。
靴をすべて出して中を拭き、扉も開けて乾燥させましょう。掃除の頻度が少ない靴箱は雑菌とニオイが詰まっています。
靴箱の中にぎゅうぎゅうに詰め込まれた靴。すべて履いていますか?また、靴箱にすら入らない靴があふれかえって玄関のたたきは靴だらけ…。
それでは「家族全員分の靴の雑菌臭が混ざり合って悪臭を放って」しまいます。履いていない靴は思い切って処分し、空間に余裕のある靴箱にしましょう。
靴箱にしまう靴と玄関に置く靴を厳選したら、そのまま入れずしっかりと乾燥させ、その上で消臭スプレーなどを使って消臭・殺菌するという流れを行いましょう。靴箱に置き型消臭剤を置くのも忘れずに。
悩ましい足のニオイ。どんな美男美女でも足が臭かったら100年の恋も冷めてしまいます。また、どんなに性格が良くて面白い人でも尊敬できる人でも同じことがいえるでしょう。そのくらい足のニオイ問題は深刻。
そしてその原因の多くは「履いている靴のニオイ」です。そしてそんな靴のニオイが家全体、建物全体の悪臭につながっていく。まわりの人にも多大な迷惑をかけてしまいます。
自分の足のニオイが気になっている人もよくわからないという人も、まずは毎日履いている靴のニオイをチェックしてみましょう。同じ靴ばかり長時間履いていませんか?
マナーだけでなく、足の健康のためにも靴の消臭はきちんと行いたいものですね。