この記事では昆虫図鑑のおすすめをご紹介しています。昆虫図鑑は昆虫の生態をまとめたもので、子供に限らず大人にも人気の図鑑です。昆虫図鑑は様々な出版社から発売されて...
この記事では昆虫図鑑のおすすめを紹介します。昆虫図鑑は昆虫の生態をまとめたもので、子どもに限らず大人にも人気の図鑑です。
昆虫図鑑はさまざまな出版社から発売されていますので種類も豊富。どれを購入していいのかわからないという人のために、今回専門家の方に昆虫図鑑の選び方を教えていただきました。さらに、タイプ別におすすめの昆虫図鑑を編集部が選定しました。
これを見ればあなたが求めている昆虫図鑑に出会えるはずです!
ママアイテム編集部
購入する前に、昆虫図鑑のおすすめの選び方を押さえておきましょう。チェックポイントは5つありますので購入の際の参考にしてみてください。
購入の際は年齢に合ったタイプの昆虫図鑑を選ぶようにしましょう。大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
小さい子どもには、イラストでわかりやすくまとめられている絵本型やテーマ型がおすすめです。
テーマ型は、なぜ?をテーマにして子どもが興味を持つ内容にしているので初めて昆虫図鑑を読む子どもにはおすすめです。
博物型は、羅列的、博物的に昆虫を紹介している一般的な図鑑ですので、大人から子どもまでおすすめの図鑑です。親子で楽しむには博物型がいいですね。
年齢に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
昆虫図鑑をどこで使うのかというのも選び方のポイントとなります。家で使う場合は、たくさんの内容が詰め込まれている大きくて分厚い図鑑がおすすめです。
野外で昆虫採集などを楽しみながら調べたい場合は、簡潔に内容がまとめられたポケット図鑑がおすすめです。
昆虫図鑑には季節によって分けられているものもあります。決まった季節の虫が知りたい場合は、その季節の図鑑を選びましょう。
季節に関係なく、たくさんの虫の事を知りたいのであれば、多くの種類が掲載されている図鑑を選ぶのがおすすめです。
1種類の昆虫をとことん調べたい人は、特化型タイプの昆虫図鑑がおすすめです。1種類にこだわらずにたくさんの種類の昆虫について知りたい人は、種類が多く掲載された図鑑を選ぶのがおすすめです。
昆虫は生息する場所によって種類もさまざまです。身近に触れ合える昆虫について知りたいのであれば、生息地別や日本に生息する昆虫の図鑑を選ぶようにしましょう。
いろんな国のたくさんの種類の昆虫の知りたい場合は世界の昆虫図鑑がおすすめです。
今回、おすすめの昆虫図鑑を紹介する上での選定ポイントは5つ。図鑑のタイプや対象年齢、季節をはじめ、サイズや付属品などにも注目して選定しました。購入の際の比較ポイントとして参考にしてみてください。
さまざまな出版社から販売されている昆虫図鑑は種類も豊富でどれを購入していいのか迷ってしまいます。
そこで、編集部が今一番おすすめする昆虫図鑑を選定してみました!迷った時はこの昆虫図鑑をチェックしてみてください。
宝島社から発売されている「世界一うつくしい昆虫図鑑」は、タイトル通りにとにかく美しい昆虫たちが掲載された図鑑です。
昆虫を愛してやまない著者が世界中で収集した昆虫をデジタル処理を施さずに自然の色のままに紹介しています。
それはまるでアート作品のような美しい図鑑で、1ページ目を開いた瞬間きっと驚くでしょう。一般的な昆虫図鑑とは違い、鮮やかな万華鏡を覗いているような感覚で大人も子どももその美しさに釘付けになります。
巻末には著者の昆虫採集時のエピソードなども掲載されており、最後まで飽きない構成になっていて、年齢を問わず楽しめる昆虫図鑑です。
「世界一うつくしい昆虫図鑑」は全米のベストセラー待望の日本版!日本語版にはオリジナルの「昆虫に関する説明キャプション」も追加されており生態の謎や面白さなども味わう事ができるので親子で一緒に楽しめます。
日本語版はサイズが小さくなっているのでプレゼントなどにもおすすめです。
3歳頃からの子どもはいろいろな事に興味を持っています。
外遊びがさかんになり、昆虫と触れ合う機会が増えると「この虫はなんて名前なの?」「どんな虫なの?」と興味深々。そのような声が聞かれ始めた時が昆虫の本デビューの時です!
そのような頃におすすめの昆虫の本はこちらの3冊です!
学研「はっけんずかん むし 新版」は、しかけ型の昆虫図鑑ですので初めての虫の本にはおすすめの1冊です。
ページをめくるとダイナミックに虫が動いたり、虫の秘密がわかったりと子どもが喜ぶしかけが満載で楽しみながら読むことができます。
小さな子どもにもわかりやすく解説されており、虫の名前や生態、特徴までさまざまな情報を知ることができます。
イラストのしかけページと写真の標本ページが交互に構成されているので飽きずに最後まで学ぶことができるのもおすすめのポイント。
ページ数は36ページで飽きずに何度も繰り返し読め、楽しみながら学ぶことができるので図鑑デビューにはぴったり。誕生日プレゼントなどに贈るのもおすすめです。
チャイルドブックこども百科「こん虫ふしぎ図鑑」は、子どもたちのさまざまな疑問に答えてくれる図鑑です。
「かぶとむしにはなぜつのがあるの?」「ほたるはどうして光るの?」「ありはどうしてぎょうれつするの?」などの、こどものなぜ?どうして?をたくさん収録しています。
チャイルドブック社は、幼稚園や保育園を通じて幼児のための出版をしています。だからこそ子どもの図鑑として信頼が持てる1冊となっています。身近な昆虫、約300種類を掲載しており幼児向けの図鑑としての充実度もあります。
子どもに質問をされてどう答えていいのかわからなかった、というお母さんも子どもと一緒にこの図鑑で学ぶことで助かったという声が多くあがっています。
講談社「こども百科 4・5・6歳のずかんえほん こんちゅうの本」は、すべてひらがなで書いてあるので、図鑑デビューには最高の1冊です。自分で読めるという喜びがあるので子どもも進んで読むようになります。
ちえ遊びも載っているので遊びながら学べる工夫がされており、絵本型なので小さな子どもでもわかりやすく学ぶことができます。
身近にいる昆虫の情報がたくさん掲載されているので外遊びで見つけた昆虫をすぐに調べることができるのも嬉しいですね。
この図鑑を読むことで、ひらがなも覚えてくれたと嬉しい声が多く上がっています。絵本でありながら、絵もリアルに描かれているので本格的な図鑑との評価も高い1冊です。
虫の他にも魚や花・野菜などいろいろなシリーズが出ているので揃えてみるのも楽しいですね。
小学生になると、小さな子ども向けの図鑑だと少し物足りなくなってきます。世界中に生息しているいろいろな昆虫の情報が比較できたり、DVDで映像として視聴したりできるワンランク上の図鑑がおすすめです。
ここからは、小学生におすすめのDVD付の世界の昆虫図鑑を3冊紹介しましょう。
講談社の「講談社の動く図鑑MOVE 昆虫」は、約700人の小学生の読者モニターと一緒に制作した図鑑です。
モニターの子どもたちの意見を最大に取り入れることで子どもの知りたいポイントがたくさん詰まった虫図鑑が完成しました。
おもしろい写真を大きく大胆に使用しているので、開いた瞬間驚き、そして興味を持って昆虫が好きになる1冊です。さらに世界の昆虫のさまざまな生態が記録されているのでたくさんの虫について学ぶことができます。
「ダーウィンが来た」や「NHKスペシャル」など、NHKアーカイブスのおもしろ映像を厳選した69分のDVD付。標本写真ではわからないリアルな昆虫の姿を映像で見ることで大人も子どもも感動すること間違いなしです。
小学館「小学館の図鑑NEO 新版 昆虫 」は、美しい標本と生態写真、情報が満載でこれ1冊で虫の事が全てわかると言っても過言ではない図鑑です。
約1,400種類の虫が掲載されており、人気のある昆虫から掲載するのではなく、進化の過程で原始的とされているものから順に掲載されています。
さらに標本はクオリティが高く、生きているものを使っていたり、形が統一されたりと整えているので見た目も綺麗です。
拡大率もほぼ一定にしているので大きさも把握しやすいのも特徴のひとつ。自由研究に役立つ採集や飼育ページも難易度別にまとめられているのでとてもわかりやすく取りかかりやすくなっています。
80分のDVDは、7つの番組に分かれています。ナビゲートするのはドラえもんとのび太が担当。子どもにもわかりやすく昆虫の世界を体験することができます。
学研「学研の図鑑LIVE 昆虫」は、約1,900種類掲載されている虫図鑑です。標本写真はとても美しく、見られる時期や住んでいる場所、エサなど細かい部分まで解説されています。
超ドアップの写真で普段見えない部分まで見ることができ、ハイクオリティーな画像は本物をリアルに感じることができます。
無料アプリ「marcs(マークス)」をインストールすれば、スマホやタブレットをかざすだけで動物たちの動く姿を見ることができます。動画のコンテンツは全部で50本あり動物の生態を詳しく知ることができます。
付属のDVDは、BBC(英国放送協会)が制作したもので、昆虫の世界の不思議さや驚きを迫力ある映像で見ることができます。
野外で昆虫採集をしていると、虫の名前が知りたくなります。そんな時、携帯できるポケット昆虫図鑑があればすぐに調べることができますよね。
ここでは、子どもにも大人にもおすすめのポケット昆虫図鑑を2冊紹介します。
学研「学研の図鑑ライブポケット 昆虫」は、身近で見られる昆虫など約900種類が写真で掲載されています。ポケットサイズなので、持ち運びも便利で野外での自然観察にもおすすめです。
特徴や近似種との見分け方を引き出し線で分かりやすく解説しているので知りたい事がより詳しく学べます。ページをスマートフォンでかざせば大迫力の動画を見ることもできます。
図鑑を持って散歩に行き、虫を見つけたら調べることができるので子どもが喜ぶとの声が多くあがっています。「自分で調べることで学ぶことができ、知れたことで自信になる。」子どもが成長できる虫図鑑です。
虫に興味を持ち始めた年齢の子どもやお孫さんへのプレゼントにも最適です。
小学館「小学館の図鑑 NEO POCKET 昆虫」は、自然と親しみ、一緒に遊ぶための図鑑です。ポケットサイズでありながら、約850種類の昆虫を掲載した決定版です!
成虫だけではなく、たまご・幼虫・さなぎなどの情報も充実。見分けポイントや観察コラムなどは野外での昆虫採集に最適です。
標本はとても美しく、倍率もほぼ一定なのでどのページを見てもわかりやすく見やすいです。
働きありはどのように運んでいるのか、チョウの幼虫はどんな場所にいるのか、などの情報もあるので図鑑片手に昆虫採集や昆虫観察ができます。
ポケットサイズで持ち運びも簡単なので、小さな子どもでも荷物になりません。お気に入りのリュックにいつも入れて散歩に出かけましょう。
昆虫図鑑を購入する前に、気になる疑問・質問を解決しておきましょう。多くのみなさんが疑問に感じている質問はこちらです。
専門的に詳しい情報が載っているものが欲しい場合は、図鑑よりも専門書を探すようにしましょう。その場合は、知りたい虫の種類の専門書を探すのがおすすめです。
どうしても図鑑がいいという場合は、保育社、北隆館の図鑑がトップレベルですのでおすすめです。絶版になっているものもあるため、購入できない場合がありますが図書館では取り扱っている場合もあります。
昆虫図鑑のおすすめを9冊紹介しましたが、気になる図鑑は見つかりましたか?昆虫図鑑を選ぶ場合は、年齢に合ったものを選ぶのがおすすめです。
虫に興味を持ち始めた小さな子どもは、絵本型の図鑑がおすすめです。小学生になるとDVDが付いたものや、掲載されている虫の種類が多い図鑑がおすすめ。
昆虫採集や野外観察に持参したい場合は、ポケットサイズのコンパクトな図鑑がおすすめです。コンパクトですが情報量も多く、野外でいかされる情報も満載です。
スマートフォンをかざすとリアルな動画が見れるものや、大迫力の映像が見られるDVDなどが付いたものもありますので、写真と文字で見て学び、映像でより詳しく知るとより楽しく学ぶことができますね。
お気に入りの昆虫図鑑を見つけてくださいね。