手首を痛めると日常生活に多くの支障をきたすため、それぞれの状態にあったサポーターを使うのがおすすめです。実際に探してみると、テニスや野球などのスポーツ用もあれば...
手首を痛めると日常生活に多くの支障をきたすため、それぞれの状態にあったサポーターを使うのがおすすめです。
実際に探してみると、テニスや野球などのスポーツ用もあれば、腱鞘炎などの医療用のサポーターもあり、何を選んだら良いのか悩んでしまうはず。
ここでは痛みを和らげることを目的とした医療用・スポーツ用サポーター選びのポイントをお伝えしながら、
おすすめの商品10つをピックアップしました。手にして後悔のないオススメ商品とは?
ママアイテム編集部
おすすめの商品を知る前に手首用サポーターの選び方のポイントを押さえておきましょう。手の大きさや痛みの度合い、ほかにも日常生活のサポート目的なのか、スポーツをするための補助的な使い方なのかは個人差があります。5つのポイントを覚えておいてください。
手首用のサポートを探す際、気をつけるべきポイントとしてまず挙げたいのは、どのような目的でサポーターを使おうと思っているのかを把握することです。スポーツ目的でもテニスやゴルフなどの競技の違いで手首の動きは変わりますよね。
ほかにも腱鞘炎になってしまい、日常生活で使うドアを開いたり、車の運転、炊事や洗濯の際に痛みを感じてしまうのでサポーターが欲しいということもあるでしょう。
例えば手首のサポーターでも腱鞘炎なら「手首のねじれ」を抑制するように作られ、骨折などからくる痛みの場合には手首そのものを固定するような作りになっています。また親指の動きを制限するようなタイプなど、さまざまなサポーターが存在します。
このように状態や目的によってサポートの仕方が変わってくるため、目的に合わせた手首サポーターを選ぶことが重要です。
次にサイズです。男性と女性でも手の大きさは違いますし、同性でも手や手首のサイズはさまざま。サイズが大きすぎるとサポーターの持つ能力を十分に受けることができずに症状が悪化する可能性が高いです。そのうえでサポーターとの隙間が動くたびに擦れ、皮膚に傷がついてしまうことにもなりかねません。
逆に小さすぎると圧迫が強すぎてしまい、血流が悪くなって現状の悪化や別の症状が出てしまうこともあるので、サイズは必ずチェックして自分にフィットしたものを選びましょう。
すぐに完治してしまうものならサポーターをする必要はありませんよね。サポーターを必要とするケースは、使用が長期的になる状態と考えるべきでしょう。
使い続けることを前提とした場合、大事なのは耐久性です。症状が軽くなる前にボロボロになり、サポート機能も失われてしまうなら、お金がいくらあっても足りません。汗をかいたり、水に触れたり汚れたりしても簡単に洗うことができないものもあるので注意しましょう。つまり、抗菌性もチェックすべきポイントと言えるでしょう。
手首用のサポーターは肌にぴったりと密着してこそ効果を発揮します。そして長期的に使用するケースが多いと前述しました。肌にフィットし、着用時間が長いことを考えると肌触りをも重要ですよね。
着けているだけでストレスに感じるなら、精神的にもよくありません。汗をかいても不快にならないように吸汗速乾機能を持っていたり、通気性が良い素材で作られている手首サポーターもあります。肌触りが良く、ストレスを感じさせない工夫をしている手首サポーターであるかどうかをチェックしましょう。
最後に、野外でのスポーツを行う目的で手首サポーターを利用する方は防水性もチェックしましょう。ほかにも日常生活で炊事や洗濯など水を触れる機会が多い方の場合は、防水機能を持った手首サポーターであるかどうかをチェックすることも大事なポイントになります。
手首用サポーターにも長年の研究開発や製品開発を行っているブランドやメーカーが存在しています。洋服などと違って医療系の専門職には聞き慣れない会社が多いかもしれませんが、有名なブランドやメーカーを覚えておきましょう。
竹虎は創業から100年以上の歴史を誇る医療メーカーです。安心・安全で使いやすい医療用品や福祉用具の製造と販売を続けており、手首サポーターのみならず膝やもも、スネ、あごなど全身の部位をサポートするサポーターを販売しています。
KOWAは生活テーピングの「バンテリン」で有名な総合メーカーです。健康関連や医療用具のみならずファッションや雑貨、LED照明危機や望遠鏡や双眼鏡、船舶や建材、食品に至るまで幅広い商品の開発や製造販売を行っています。
ミューラーは本社をアメリカに置くメーカーです。サポーターはもちろん、テーピング用品やその他のスポーツケア製品の輸入や販売を行っています。スポーツ先進国のアメリカで認められている最先端技術を使ったサポーターが充実しているのが魅力ですね。
メーカーやブランド、機能性など前述したチェックポイントのなかでも今回の商品紹介で最重要にチェックすべきポイントを挙げてみました。商品特徴と併せてぜひチェックして下さい。
スポーツ用から医療用、通販でしか手に入らないものやドラッグストアで手軽に購入できるものなど、さまざまな手首用サポーターが存在しています。なかでも今現在で一番おすすめな商品はなんなのか?またどのような理由でおすすめしているのかを詳しく解説します。
一番おすすめしたい手首用サポーターは竹虎のソフラウルファーTFCCです。手首の上部と下部にそれぞれ逆方向に回るマジックテープ式のベルトがあり、症状に合わせてベストなポジションで固定することができます。
手の小指側と手の甲に、手首がブラブラとしないための丁度よい固さのステーがついています。完全に固定され動きが制限されてしまうわけではなく、適度に動かせるようになっているのでスポーツや細かな作業をすることが可能です。
ほかにも手首用のサポーターは右用や左用などそれぞれの手で別々に揃える必要がある商品が多いのですが、この竹虎のソフラウルファーTFCCは左右どちらの手首でもOKな左右兼用なのも忘れてはいけません。
固定力が高い手首サポーターの場合、ADL(日常生活動作を行うこと)が難しい硬い素材を使って製造されている商品が多いのですが、TFCCはソフトな素材で作られているため、食事や更衣などのADLを無理なく行うことができます。
サイズはフリーサイズとXLが用意されており、フリーサイズは手首周りが12センチから20センチで幅が10センチ。XLサイズなら手首周りが16センチから24センチで幅が12センチになっているため、女性からガッチリサイズの男性まで着用可能です。
スポーツをして激しく動かすシチュエーションではなく、日常生活のさまざまなアクションの支障になってしまうことを悩んでいて手首サポーターを探している方も少なくありません。ADLを普通に行えて、しかも痛みを軽減してくれるタイプの手首サポーターのおすすめを見ていきましょう。
竹虎のソフトブルNo.1は、日常生活を行うには邪魔になりやすい厚手の固定タイプではなく、薄手な素材で伸縮性とつけ心地のやわらかさを実現している手首サポーターです。サポートをしたい手首はしっかりと生地がかぶさる設計。
また、手首の痛みの原因になることが多い親指部分も手袋のような形状になっていて、程よいストレッチがかかるようになっています。他の4本の指先にはサポーターは触れず自由に動かせるようになっているため、日常生活が行いやすい工夫がされていますね。
関節や筋肉の保護など本来のサポーターの役割はもちろん、湿布などに用いられているパップ剤を固定するのにも最適で、使用用途が広いこともおすすめの理由です。またアレルギーがある方でもラテックスフリーなので肌にやさしく気にせず使用が可能です。
バンテリンで有名なKOWAは湿布薬ばかりではなく、良質なサポーターの開発・製造を行っています。テーピングや湿布などの商品開発を行っていることから、独自の理論のもと、手首をしっかりと支え痛みを軽減する技術を持っています。
この手首専用サポーターもサンドウィッチ型テーピング構造という独自の形をしています。手の甲の部分と手のひら部分が長方形のテーピング編み状態になっており、適度な反発があって手首が過度に動き痛みや症状の悪化を防いでくれます。
また親指部分が出ている構造は多いのですが、付け根どころかその先のふくらみの部分まで大胆にカットされています。これをホールロック構造と呼び、この構造によってフィット感が高まり、ズレるのを防いでくれます。
サポーターの上部と下部の構造もアンカー構造を採用しているため、ズレ上がったりズレ下がったりといった従来の日常生活用の薄いサポーターで起こっていた不満も解消されます。
手のひら側と手の甲側の両方をサポートするサンドウィッチ構造の手首専用サポーターです。手首のねじれや前後に倒れるような動きを高い固定力でサポートしてくれます。少々の動きでも痛みを感じるといった症状が重い方におすすめです。
日常生活という点で考えると動きの抑制が強い傾向がありますが、十分に使える設計になっています。スポーツを行う際にも使えるため、使用用途が広い手首用サポーターといえるでしょう。
一番面積の広い本体部分はメッシュ素材になっているため、通気性が高く汗をかいたとき特有の不快感はありません。またストラップが2本つく構造で、固定強度を自分好みに調整できるようになっています。
人間の手のひらとは独特のカーブを描いていて、上下ズレなどで擦り傷などを作りがちですが、こちらの商品はプラスチックスプーンを採用することにより、手首全体をきっちりと固定できるのでズレによるストレスを感じさせません。
PYKES PEAKの手首用サポーターはamazonランキングで堂々のナンバーワンを獲得した商品です。最大の特徴は金属プレートが入っていることによって固定力抜群な点です。
この金属プレートは簡単に脱着することが可能で、強く固定したい時にはプレートを入れ、可動域を広げたい場合にはプレートを取るといった使い方ができます。
そのまま洗濯機に入れて洗浄することもでき、メンテナンスも簡単に行えるのも魅力です。フリーサイズになっていますが、マジックテープ部分が通常のサポーターよりも大きく取られ、手首や手が小さな女性からゴツめの男性まで男女兼用で使うことが可能です。
日常生活のサポートはもちろん、野球やゴルフ、テニスといったスポーツをする際にも十分に使うことができるのが嬉しいですね。
日常生活用のサポーターとは違い、競技にもよって激しく手首に負担を掛けることが多いのがスポーツシーンですよね。特に野球やバスケットボール、卓球やテニスといったスポーツでは手首の使用頻度が高いでしょう。
動くたびに痛みを感じていてはスポーツのパフォーマンスが低下するのは当然のこと。ストレスなくスポーツを楽しむためにベターな手首用サポーターのおすすめを見ていきましょう。
ザムストのリストラップは骨折の痛み軽減や動きの制限をするための完全固定型の手首のサポーターと比較すると、スポーツによって「動く」ことを前提として作られているため、やわらかい素材のみで作られています。
素材の構成としては繊維部分がポリエステルとナイロン、ポリウレタンになっていてこれらの素材は吸汗速乾機能のあるランニングウェアやTシャツなどに使われている素材です。防水性が高く、速乾性に優れている点もスポーツシーンでは嬉しい機能です。
付け方も親指に巻くだけの簡単構造で、ジュニア世代のアスリートにもおすすめです。両手首兼用というのも、片側ずつをそれぞれ揃える必要がないのでコストを抑えることができておすすめです。
DEHEの手首サポーターは、テニスや野球、剣道など手首を頻繁に使うスポーツで高いサポート力を発揮してくれます。DEHEはサポーターなどの医療用具以外にもスマホ用のフィルターなどを製造しているメーカーです。
あらゆるジャンルの技術を使って医療用具の開発にそれらのテクノロジーを応用しているため、斬新な発想の商品が多いという特徴があります。この手首サポーターも左右兼用であり、マジックテープで固定強度を調整できるようになっています。
SBRという特殊な素材で製造されているため、通気性が高くスポーツ中の余分な熱を放出できるうえに、スポーツシーンで利用しても耐えきる高い耐久性の両方を併せ持った手首用サポーターです。
ミューラーのHg80は、手の甲側と手のひら側に3本ずつメタルスプリングが入っており、程よいテンションがかかることによって手首が大きくねじれることを防いでくれます。親指を通して巻きつけるだけのストラップタイプで脱着も簡単です。
ストラップタイプは脱着が楽になるだけでなく、親指に引っ掛けることによって固定力を強くすることができます。また伸縮素材を使っているため、好みの強さに自由に調整することができるのも特徴です。
スポーツをするための高い固定力と広い可動範囲を実現しているだけではなく、ニオイの原因菌を繁殖させないイージスマイクローブシールド加工という独自のテクノロジーを採用し、吸湿速乾素材のHydraCinnでストレスを感じさせません。
スポーツシーンではもちろん、日常生活で手首のサポートや痛みを軽減するために利用することが多い手首用サポーター。ファッションとの相性が良いおしゃれなデザインの商品が欲しいと思うのは当然のことでしょう。サポーターとして十分な機能性を備えながら、見た目もおしゃれな商品を見ていきましょう。
秀英産業はサポーター商品ばかりではなく、自動車のボディーカバー、シートカバー、日用雑貨や衣料品、下着のインナーや肌着など、幅広い商品の製造販売を行うメーカーです。このため日常的に使うおしゃれなデザインの商品を取り揃えています。
手首用サポーターも、パープルにオレンジ、グレーの3パターンのカラーバリエーションを用意しています。デザインは手首用サポーターというよりも、おしゃれな手ぶくろのようになイメージ。
素材はアクリル、ナイロン、ウール、ポリエステルで構成されているので、見た目の良さだけではなく吸汗速乾機能も高く、腱鞘炎の痛みなど、日常生活のシーンで使える手首用サポーターとして十分な機能を備えています。
手首サポーターは両手兼用でも1つだけの商品が多いですが、このサポーターは両手2枚でワンセットになっているのも嬉しいですね。
プランドゥはサポーターだけではなく、衣料品の製造やシャドウライナーなどの化粧品、ナースシューズやワキサラシートなど幅広いジャンルの商品開発・製造販売を行っているメーカーです。
おしゃれ手首サポーターは商品名どおり、「着けていても恥ずかしさを感じない」をコンセプトに開発された手首用サポーターです。テーピングなどでは大げさに見えるし、従来の薄手の商品だと年配の方向けな地味なデザインで抵抗感がある、そんな悩みを解決してくれるでしょう。
従来品とは違い、薄手でありながら腱鞘炎の痛みをさりげなくサポートすることができ、見た目もファッションに合わせやすいボーターデザインになっています。カラーバリエーションはブラック☓ホワイトとピンク☓グレー、なおかつ2枚1セットになっているので日常使いにはおすすめです。
手首用のサポーターを実際に購入しようとした場合、チェックポイント以外にも購入者がよく思ってしまう疑問や質問があります。購入前に多く方が抱く疑問や質問とその答えを見ていきましょう。
テーピングとサポーターのどちらも同じような働きをしますが、テーピングはケガの予防とケガの再発防止。そしてケガをした時の応急処置用に用いられることが多いです。前者の2つに関してはサポーターも同じ目的で使われます。
しかし、応急処置に関してはサポーターを使うことはできません。応急処置の効果としてはテーピングが上といえるでしょう。ただしテーピングは専門的な知識がないと使用することは難しいです。
テープの種類も固定用の非伸縮、ある程度の可動がある伸縮性のほかにも、キネシオテープやスパイラルテープ、KTテープなどさまざまな種類があり、それぞれに巻き方も異なります。体のどこに使うかによっても巻き方が違うので、トレーナーなど専門家でないと効果のある使い方はできません。
しかし、サポーターの場合は構造自体に予防と再発防止の工夫が施されているため、専門家でなくても身に着けるだけで高い効果が期待できるという魅力があります。
手首用サポーターを製造しているメーカーには、医療用品を古くから専門的に扱っているところもあれば、スポーツ用に必要な機能を持たせる技術面をプッシュしているメーカーも存在します。
腱鞘炎の痛み対策をしたいのか、激しいスポーツをしたいのかによってチェックすべきポイントは異なります。商品を選ぶ際に、最も気をつけるべき点はサイズが自分にぴったりかどうかで、合っていないと皮膚の擦過傷やケガの悪化につながってしまうので注意が必要です。
最近では、従来品の肌着のような地味なデザインだと着けることが恥ずかしいという不満を解消したデザイン重視の手首用サポーターも販売されているので、ファッション性から敬遠したいた人もチェックしてみてくださいね。
これらの注意点を押さえて良質な手首用サポーターを手にすれば、手首の痛みを気にせずストレスのない日常生活やスポーツを楽しめるようになることでしょう。