スムージー作りに最適なミキサーが欲しい。そう思っている人におすすめのミキサーを紹介していきます。ここ数年グリーンスムージーをはじめとした『スムージーブーム』の影...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>スムージー作りに最適なミキサーが欲しい。そう思っている人におすすめのミキサーを紹介していきます。ここ数年グリーンスムージーをはじめとした『スムージーブーム』の影響を受け、ミキサーの種類が多くなってきました。しかし人は選択肢が増えれば、それだけ選ぶことが難しくなる生き物です。種類が豊富過ぎて逆にどれを選んでいいのか分からない人も多いでしょう。この記事ではおすすめミキサーだけではなく、自分に合ったミキサーを選ぶためのコツも合わせて伝授していきます。健康的なだけでなく、おしゃれでインスタ映えもする『スムージー生活』、これを機にあなたも始めてみてはいかがでしょうか。
ママアイテム編集部
今どきスムージーはコンビニでも購入できますが、やはり自宅で好きな材料で出来る新鮮なスムージーは魅力的です。以下の項目をチェックしながら選ぶと、自分に合ったミキサーを選べるでしょう。
まずチェックすべきがミキサーの『容量』です。自分ひとりしか飲まないのに、大容量のミキサーを買っても持て余してしまいます。また逆に家族全員で使うのに容量が少なかったら、使い勝手が悪くなります。
おおよその目安として、以下を参考にすると分かりやすいでしょう。
1~2人用 | 3~4人用 | 5人以上 | |
---|---|---|---|
容量 | 200~400ml程度 | 600~800ml程度 | 1,000ml以上 |
続いてチェックすべき項目が『ワット数』です。ミキサーは基本的にワット数が高いほど回転数や威力が高く、硬い繊維も細かくカットしてよりまろやかな口当たりのスムージーを生んでくれます。
また威力が高ければ『凍った果実』などを砕いたフローズンスムージーなど、幅広いレシピに対応できるのでおすすめです。
一般的なミキサーのワット数は『180~900W』で、より滑らかなスムージーが好みなら600W前後かそれ以上を、多少果実感が残っているほうが好みなら200W程度を選ぶとよいでしょう。
『静音性』もチェックしておきたい項目のひとつです。ミキサーの音というのは案外うるさく、朝から大きな音を聞きたくないという人も多いはず。また集合住宅に住んでいる人や、夜中にミキサーを使いたい人は周囲の迷惑を考えて静音性の高い機種を選びましょう。
どのくらいの音ならうるさいと感じないかは人によって異なるので、出来れば実物を見て作動音を聞いてみるのが一番です。しかしそれができない場合は口コミなどをチェックして、静音性に定評のあるものを選ぶようにしましょう。
せっかくのミキサーをスムージーだけに使うのは、なんだかもったいないですよね。ミキサー購入時には『スムージー作り以外の機能』が付いているかどうかもチェックしておきましょう。
例えば『ミル』付きや『ミンチ肉を作れる刃』が付いているなど、他の食材を調理できる部品が付いているものを選ぶと料理の時に便利です。
また最近ではスープ作りに便利な『温め機能』が付いたミキサーなどもありますので、自分がよくする料理に便利な機能が搭載されているものを探してみると面白いでしょう。
最後にチェックすべきなのが『価格相場』です。より安くて良いものを購入するには『機能』と『価格相場』の知識を持つことが大前提です。
以下に大手通販サイトなどを基に調査したミキサーの価格相場と特徴を載せておくので、参考にしてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格相場 | |
---|---|---|---|
価格 | 500~1,000円台 | 3,000~2万円台 | 3万円~30万円以上 |
特徴 | 1人用のワット数が低いものが多い | フードプロセッサー機能付きなど | 業務用・高性能モデルなど |
家電メーカーの中にはそれぞれ得意分野のようなものが存在します。家電量販店の店員の意見を基に、ミキサーが得意分野のおすすめメーカー・ブランドを選びましたので、購入時の参考にしてみてください。
1921年に設立されたアメリカのキッチン用品メーカーです。ここのミキサーは、そのパワフルさが特徴で、『スターバックス』でも業務用として使われています。アメリカでは定番のミキサーで、世界中に普及してる人気の超有名ブランドです。
Panasonicもまた、ミキサーが『得意分野』なメーカーのひとつです。ここの製品はいずれもランキングで上位を占める人気機種で、切れ味が良く手軽に使えること、アタッチメントの豊富さなどが特徴です。
タイガー魔法瓶株式会社は大阪府に本社を置く魔法瓶・炊飯器・家電製品の製造販売を行うメーカーです。魔法瓶のイメージが強いタイガーですが、その他家電製品でのシェアも多く、特にミキサーはスムージー好きに支持され上位にランクインしています。
今回おすすめの商品選定に当たり、以下の6つのポイントに重点を置き選びました。これは家電のプロの意見を参考に定めた項目なので、自分でミキサーを選ぶときの参考にもなります。
今回は目的が『スムージー作り』であることを踏まえ、上述の選考ポイントや選び方などを基に考えた結果、今最もおすすめしたいミキサーは以下の通りになりました。
このミキサーが最もおすすめに選ばれた理由は、なによりも『スムージーが作りやすい』ことが挙げられるでしょう。ワット数的に言えば255Wと高くはありませんが、使われている刃には『ブラックハードチタン』がコーティングされています。
そのため例えワット数が小さくとも硬いものを砕く力が強く、氷も粉砕できるほどのパワーを誇ります。またこの機種は『付属品』による使い勝手の良さが魅力です。
例えば1,000mlの大容量容器もあれば、1人用の『タンブラー型』容器も付属しているので、容器だけを変えれば連続で使用出来て忙しい朝にも便利です。また1人用のタンブラー型容器には専用のフタも付いているので、そのまま『コップとして』使うこともできます。
他にも食材の後入れや加水ができる『アレンジホール』によって、スムージーのとろみや触感を調節できる機能がありますので、『ついうっかり』食材を入れ忘れたり『このフルーツの触感は残しておきたい』などという場合にも対応できます。
さらに『スムージーバー』というフタを閉めたままでも使えるかき混ぜ棒もあるので、空回りしやすい葉物野菜でも粉砕しやすく、またコップなどに注ぐときに容器の底にたまったスムージーまでキレイに取り出せる便利アイテムが付属しています。
ミキサーとしてならば他にも優れた機種はたくさんありますが、あくまで『スムージー』を作るためのものとして考えたら、これを以上ないほど機能性があって便利な機種と言えます。
ここから先は『目的・機能別』におすすめなミキサーを紹介していこうと思います。
まずは『ハイパワー型』のミキサーを取り上げていきましょう。やはり食材を『砕く力』はミキサーのメインともいえる機能ですので、これが優れていると多くの食材やレシピに対応できます。
ハイパワー型ミキサーの中でも、特に以下にあげる5種類はパワーが強くおすすめです。
もはや説明の必要などないくらい有名なこのミキサーの魅力は、言わずもがな『他の追従を許さないレベルのハイパワーさ』にあります。ワット数900のパワーで回される特殊ステンレスの刃のパワーは毎分37,000回転、およそ『2馬力』にも匹敵する破壊力を誇ります。
分かりやすく説明すれば『アボカドの種』を完膚なきまでに粉砕し、滑らかなスムージーにしてしまうほどの力です。これだけでもこの機種がどれほどのパワーを持っているのかが分かると思います。
通常の野菜・フルーツは基より、リンゴの皮やパイナップルの芯、ブルーベリーの種といった触感や形が残りやすい部分でさえも強力パワーで跡形もなくすり潰し、細胞内の栄養素まで取り出してしまいます。いつかは欲しい憧れのミキサーのひとつでしょう。
このミキサーの特徴は、通常のミキサーとしての機能に加えて『加熱機能』が付いていることでしょう。一見スムージー作りには関係ない機能のように思われますが、最近人気の『ホットスムージー』を作ることが出来るので、冬のスムージー作りには便利です。
もちろんこの機種の魅力はそれだけではなく、ミキサーとしての性能も折り紙付きです。1,000Wという圧倒的なパワーとステンレス製の6枚刃から繰り出される威力は、なんと1分間に7,500~21,000回転にも及びます。
スムージーだけではなく料理もできて自動で洗浄までできる便利さは、さすが『クイジナート』と言いたくなる仕様です。スムージーや料理が好きな人はもちろん、赤ちゃんの離乳食づくりにも便利です。
このミキサーの特徴は、超が付くほどの『高性能さ』と『スタイリッシュなデザイン』にあります。元々ダネッツはイギリスで有名な老舗メーカーでしたが、この『D103』で日本上陸を果たしました。
まず特筆すべきはその『パワフルさ』で、ワット数はなんと『1,400W』と業務用レベルのハイパワーさを誇ります。また使われている刃も焼き加工を施した一枚板から作られたもので、こちらは日本製になっています。
他にもグッドデザイン賞を受賞したデザインの良さや、安全装置が2か所もあり、ボトルがしっかりとはまらない、外れるなどしたら停止する安全性の高さも魅力的でしょう。
こういった『見た目の良さ』や『高性能ゆえの安全性の高さ』は、さすがイギリスらしい紳士的な仕様と言えます。
この機種の特筆すべき特徴は、世界初ともいわれる『真空状態で行うミキサー』であることと、それによる『鮮度の高さ』『滑らかさ』にあるでしょう。公式サイトではボトル内の空気を抜いてミキサーするため、酸化しにくく栄養価が高いスムージーを作れるとのことでした。
多くの人はおそらくスムージーを作ったらすぐに飲むので、そこまで酸化を気にしている人は少ないかもしれません。それよりもこの機種の魅力は、真空によるスムージーの『出来上がりの良さ』にあるでしょう。
ボトル内に空気がない状態でミキサーするのでスムージーに空気が含まれず、大変滑らかな舌障りに仕上がります。使用者の話では『断然こちらのほうがいい』『空気を含まないだけでこんなにも違うのか』という声があることからも、その違いは明らかです。
仕上がり重視な人には断然おすすめのミキサーです。
この機種を一言で表現するならば、『ちょうどいい優良製品』でしょうか。上述した機種のようなずば抜けたパワーや便利な機能はありませんが、各方面にバランスよく秀でた性能とデザイン性を持っています。
ワット数は250とそこまでではありませんが、使っている人の話ではスムージーは基よりスープや手作りのふりかけなどにも十分使えるので、決して威力が低いわけではないようです。
また手入れしやすく、余計な機能も付いていないので使い勝手もよいところなどは魅力的でしょう。デザイン性も高くてインテリア性もありますので、特にこだわりがないが『機能が高い機種がほしい』人には向いているミキサーです。
続いては『1人用』にピッタリなミキサーを紹介していきましょう。
容量の多いミキサーは1人暮らしの人には量が多すぎますが、かといって小型のものは機能性が低いものも多くあります。1人暮らしでスムージー作りに挑戦したい人にピッタリな、コンパクトで機能的な機種を5つ紹介しましょう。
この機種はいうなれば、上述の『TNC5200』の小型版とでもいえば分かりやすいでしょう。『容量も多くて場所も取りやすい』というバイタミックスの難点を解決したのがこの機種で、まさに『小人に鈍なし』を絵にかいたような商品です。
ハイパワーで容量もちょうどよく、しかもデザインもバイタミックスらしい機能美あふれる外見ですのでキッチンのインテリアにも調和すること間違いないでしょう。難点を挙げるとすれば、『TNC5200』とは違い時間や速度を自分で調整する必要があります。
しかし逆に言えば自分好みの仕上がりを選べるということですので、こだわりがある人には便利なところでしょう。口コミでも『こういうの欲しかった!』『もっと早く買えばよかった』という声が多く、ある意味では『TNC5200』よりも人気があるのかもしれません。
このミキサーの注目してほしいポイントは、その『コンパクトさ』と『ハイパワー』なところにあります。15cm四方の置き場所さえあれば置けるコンパクトさは1人暮らしの狭いキッチンでも場所を取りません。
また何よりも『ワット数1000』という驚異的なパワーを持っている点には驚かされます。1,000Wといえば上述のハイパワー型ミキサーの中でも、上位に食い込むレベルのパワーです。
これほどコンパクトなミキサーでありながら、これだけのパワーを誇るものはおそらく他では見られないでしょう。しかも600mlのボトルに加えて、そのまま飲める350mlのボトルも付いているのも便利なところです。
このミキサーはコンパクトながら作りがしっかりしているので、長く使っていけるところが魅力的です。機能性でいえば特にこれといった特徴はありませんが、その反面欠点らしい欠点がなく、汎用性が広いのが嬉しいポイントでしょう。
また手入れがしやすいところも注目してほしいポイントです。パッキングが刃側ではなくボトル側に付いている点や、ボトルが透明度の高い強化プラスチックなので、非常に軽くて丈夫な点など、使用後に洗いやすく扱いやすいようになっているのは地味に便利です。
上述したミキサーのように『表立って目立つ特徴』こそありませんが、こういった『汎用性の高さ』や『手入れのしやすさ』といった、地味だけど大切な要素を満たしミキサーこそ、いざ使ってみると役立つものです。しっかりと使いやすさを考えた機種だといえるでしょう。
非常にコンパクトなミキサーなので、出来るだけ小さな機種が欲しい人におすすめです。見た目は如何にもな『小型ミキサー』ですが、さすがは『タイガー』の商品だけあって頑丈さや造りの良さもお墨付きです。
小型ミキサーだけあって機能性はそこまで高くはありませんが、同様の小型ミキサーの中ではスペックが高く、またボトルがガラス製であることなど所々高いポテンシャルを感じさせる点が魅力的でしょう。
デザインも重厚さを感じさせる高級仕様です。欠点を挙げるとすれば1分使ったら30分休ませる、という機能面でのめんどくさがあります。しかしこれは小型ミキサーにはよくあるデメリットなので、仕方がないでしょう。あまり料理にミキサーを使わない人にはおすすめです。
料理やアレンジといった余計なものはいらないから、とにかくシンプルに『スムージー』を楽しみたい。そんな人におすすめなミキサーです。
余計な機能やパーツなどが付いていない非常にシンプルな構造ながら、ボタンを押すだけの簡単設計なので機会に疎い人でもらくらく操作できます。ワット数やボトルの容量もこのサイズの小型ミキサーにしては低くはないので、スムージー作りに支障はないでしょう。
口コミでの評価は『可もなく不可もないが不便はない』『このレベルのミキサーにしては中々』と、高評価ではないにしろ欠点らしい欠点はないようでした。また氷も簡単に砕いてくれるので、フローズンスムージーなどを作るのにも使えます。
最後は『静音性』に優れたミキサーを紹介しましょう。
ミキサーの音は意外に響くので、集合住宅に住んでいる人や夜間・朝方に使うことが多い人は周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。
以下の2種はそんな環境にいる人でも手軽に使える機種なので、静かなミキサーが欲しい人はぜひどうぞ。
このミキサーは、バイタミックスの良いところだけを集めて作られたような『機能性の高さ』が魅力的な一品です。上記した『TNC5200』や『S30』の中間くらいの大きさで、同社の機種の中では比較的コンパクトなタイプになります。
またなによりもこの機種は上記2種をはるかに上回る『1,200W』というハイパワーさを持ちながらも、『静音性の高さ』も実現した超が付くハイスペックモデルであることがおすすめのポイントです。
使っている人の話では、『TNC5200』が甲高い音なのに対し、こちらの機種は『音が低めでモーターから風が抜けるような音』とのことでした。
音の大きさというよりは『音の種類』が違うようでしたが、それでも静かなことには変わりないので、静音性の高いハイパワー機種が欲しい人にはおすすめです。
このミキサーを一言で例えるなら『レーシングカーのエンジンが搭載された普通車』でしょうか。ワット数や使い勝手といった目に付きやすい機能性も通常のミキサーより高いですが、この機種の真髄はそこではありません。
『ボールベアリング』という通常は業務用ミキサーに使われる回転部を採用することで、普通のミキサーとは比べ物にならないほど摩擦を軽減し、より滑らかで口当たりの良いスムージーを作れることこそがこの機種最大の魅力です。
しかも『騒音防止カバー』が付いているので、高性能で機能的な機種であるにもかかわらず早朝や夜間でも使用できる静音性もまた魅力的なところです。『ハイパワー』と『仕上がりの良さ』『静音性の高さ』の3つを兼ね備えたフルハイスペックなミキサーといえるでしょう。
以下では、ミキサーを購入する前に知っておくと役立つ知識を質問形式で紹介していきます。
呼び方が違うだけで機能的には一緒です。
日本では『ミキサー』の名前が定着していますが、世界的に見れば『ブレンダ―』という名称の方が一般的だといわれています。単純に呼び方が異なるだけで、この2つに機能的・目的別の違いはありません。
目的によって変わってきます。
ミキサーは果物や野菜を『丸ごと粉砕』するので、食物繊維をはじめ、その食材に含まれる栄養分を丸ごと取れます。それに対してジューサーは『水分だけを絞り出す』ので、サラサラしたジュースが出来上がります。
栄養的に見れば『ミキサー』がおすすめですが、口当たりや胃腸への負担を軽減したいのであれば『ジューサー』がおすすめです。
スムージーが2014年頃から流行し始め、それに伴いミキサーの需要も増えてきました。それまでのミキサーは単純に『食材をすりつぶす』ためだけのものでしたが、ここ最近のミキサーは以前とは比べ物にならないほど高性能・高機能に進化しています。
『スムージーが出来ればミキサーはどれでもいい』は二流の考えです。一流の人はスムージーを作るミキサーにもこだわるもの。ここで取り上げたミキサーは、『スムージー流行による進化』の恩恵を多く受けた商品ばかりです。
いずれを選んでもおしゃれで、おいしいスムージーが作れるでしょう。