おすすめの外付けドライブを知りたいと考えていませんか?最近はパソコンの軽量・コンパクト化でDVDドライブのないタイプが増えて、DVDの再生やソフトのインストール...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>おすすめの外付けドライブを知りたいと考えていませんか?最近はパソコンの軽量・コンパクト化でDVDドライブのないタイプが増えて、DVDの再生やソフトのインストールで困ることが少なくありません。また、内蔵HDDやSSDは大容量化しているものの、高解像度の映像や画像を保存するには足りないと感じる人も多いようです。そんなときに活躍するのが外付けドライブです。今はスリムで軽いポータブルが主流なうえ、ブルーレイに対応する高機能な製品も登場していて、選び方は自由自在!そこで、外付けドライブの選び方や用途別のおすすめ製品をわかりやすくまとめてみました。
ママアイテム編集部
見た目にはどれもソックリに見える外付けドライブですが、製品の機能によって性能やできることはさまざまに分かれます。自分の求める製品を手に入れるために、選び方の基本を知っておきましょう。
外付けドライブは製品によって対応するメディアに違いがあります。自分が使いたいメディアに対応しているかどうかを確認しておかないと、せっかく手に入れた外付けドライブも使えません。
外付けドライブの対応メディアには、主に次のようなものがあります。
ちなみに、ブルーレイメディアに対応する外付けドライブは同等のDVDやCDにも対応します。
メディアへの書き込み可能な外付けドライブの製品パッケージには、「○倍速」といった表記があるはず。これはデータをどれくらいのスピードで書き込めるかを表したものです。
ちなみに、使用するメディアによって最大速度が決まっています。
速度の違いが時間にしてどれくらいの違いになるかというと、ブルーレイメディア片面(1層、25GB)の場合、1倍速で90分に対して6倍速で15分かかり、DVDメディア片面(1層、4.7GB)の場合、1倍速で約56分に対して16倍速で約3分半かかります。
具体的に見ると、かかる時間にけっこうな差が出ることがわかりますよね。
大量のデータを扱うことが多い人や時間を節約したい人は、書き込み速度の大きい外付けドライブを選ぶといいでしょう。
外付けドライブはUSBコネクタでパソコンに接続することがほとんど。最近はUSB規格もどんどん進化しているので、USB規格もチェックしておきたいところ。
現在、出回っているUSB規格にはUSB2.0とUSB3.0があります。どちらも見た目は変わらず、同じコネクタに接続できますが、USB3.0のほうがより高速なデータ転送が可能です。
しかし、USB3.0に対応しないコネクタに接続しないと、その能力を発揮できません。つまり、USB3.0に対応する外付けドライブを買っても、接続する機器がUSB3.0に対応するコネクタを持っていなければ、せっかくの能力を生かせないのです。
そのため、外付けドライブだけではなく、接続先の機器がどのUSB規格に対応しているか確認しておくのがおすすめです。
販売されている外付けドライブのほとんどは、WindowsでもMacでも最新のOSまで対応しています。ですので、よほど古いOSでもない限り、どの製品を選んでもOSに困らされることはないでしょう。
ただ、OSは同じWindows10であっても、更新のバージョン違いによっては非対応ということもあるので、製品ごとの対応OS情報は要チェックです。
さらに、Macの場合、対応OSにも関わらず、標準搭載されているビデオ再生ソフトが使えないことがあるため、別途、動画再生ソフトが必要になるケースもあります。
気になる人は事前に仕様を確認するなど、メーカーに問い合わせておくと安心です。
大切なデータを保存することもある外付けドライブなので、信頼あるメーカーやブランドを選びたいですね。そこでおすすめのブランド・メーカーを集めてみました。
オーディオ製品で有名なPioneerですが、高品質のサウンドと映像美を楽しめるブルーレイの研究をいち早く始めていたことから、国内有数のブルーレイ対応外付けドライブを製造するメーカーとしても知られています。
I-O DATAは数多くのパソコン周辺機器を手がけるメーカー。初心者でも使いやすいエントリーモデルから高機能なハイエンドモデルまで、バラエティ豊かな製品ラインナップが魅力です。
安定した品質の外付けドライブで知られるBUFFALO。定番製品だけではなく、先端技術の導入にも力を入れていて、4K映像を再生できるものや高速な書き込みが可能なBD-Rなどに対応する製品も要注目です。
今回、おすすめの外付けドライブを選ぶにあたって、次のようなポイントを参考にしています。
たくさんの外付けドライブの中から、たった1つの製品を選ぶのはなかなか大変ですよね。そこで、比較ポイントをチェックした結果、自信を持っておすすめできる外付けドライブを1つ、厳選してみました。
Pioneer「BDR-XD07J-UHD」は外付けドライブにできることを全て盛り込んだ最先端の製品。
ブルーレイやDVDの読み込み、書き込みに対応するのはもちろん、4Kレベルの解像度を実現した「Ultra HD Blu-ray」規格に対応しているこちら。パソコンでも次世代の高精細映像を再生できる希少な外付けドライブとして人気です。
また、USBの新規格であるType-Cにも対応。付属のケーブルにつなぐだけで、Type-Cを搭載したパソコンやAndroid端末につなげることができます。
高機能は使いやすさにも表れています。
Pioneerが新たに開発したアプリをAndroid端末にダウンロードすれば、スマホに直結して音楽CDのダイレクトな取り込みが可能に!ダウンロードと同時にネット経由で楽曲情報もばっちり取得できるので、面倒な作業は一切不要です。
また、USBケーブルからもACアダプターからも電源を供給できるので、電力不足で使えなくなる心配もありません。
ただ1つ残念なのが対応OSがWindowsのみということ。でも、だからこそWin利用者であれば手に入れて後悔することはないはずです!
高解像度の美しい映像が魅力のブルーレイ。大容量のデータを安全に保存にも適しているとあって、最近、ブルーレイに対応する外付けドライブがじわじわ増えています。そこで、おすすめの外付けブルーレイドライブをピックアップしてみました。
たくさんの機能、充実した付属品は魅力的ですが、使いこなせなければ意味がありませんよね。同梱物の無駄をそぎ落としたPioneer「BDR-XD07LE」なら、自分にぴったりの使い方を追求できます。
CD、DVD、ブルーレイとあらゆるメディアに対応するハイスペックながら、ソフトやUSB Type-Cケーブルといった同梱物は一切ナシの外付けドライブ。
必要に応じて用意するスタイルだから、本当に使うものだけをセレクトできると評判です。
一方、同梱物は最小限でも、欲しい機能は最大限!
無料アプリをダウンロードすれば、スマホに直接つないでの音楽CD取り込みが可能だったり、読み取りディスクに異常が検知されたときには状況を自動で判断し、読み取り方法を修正したりなど、高機能はそのままです。
I-O DATAから発売されている外付けドライブの中でも、モバイル利用でとりわけ満足度が高いとされるのが「EX-BD03」です。
まず目を引くのがスリムな本体。わずか14.6mmと極限まで薄いデザインだから、モバイルパソコンとともにスマートに持ち運ぶことができます。
また、USBによる電源供給を採用しているから、あるとかさばるACアダプターは必要ありません。
これだけ薄型・軽量化された製品なのに、CDやDVDはもちろん、ブルーレイにも対応しているのはかなり魅力的といえるはず。
データの書き込みや再生についてのソフトが添付されていませんが、パソコンの付属ソフトやフリーソフトで十分に対応できるので、デメリットにはなりません。
Windowsのみならず、MacOSにも対応しているから、Macユーザでも安心して使えるのもうれしいところ。
「BRXL-PT6U3-D」はBAFFALOによる外付けドライブのハイエンド製品。USBの最新規格・3.1に対応するため、新型MacBookなどUSB Type-Cしか搭載していないパソコンにもすぐに使用できます。
標準搭載のソフトも充実しているこちら。中でも注目が「CyberLink PowerDVD」で、ブルーレイ映像を再生してくれるうえに、手持ちの2D映像を3D化してくれるスグレものなのです。
事前の編集作業は必要なく、リアルタイムで3D化してくれ、またデータの保存にも対応してくれるので、憧れの3D映像がうんと身近になるはず。
ポータブルの利便性にもこだわり、USBケーブルと電源供給に適したBoostケーブルを一体化。本体にぴったりと収納できるので、2本のケーブルをスマートに携帯できます。
フルハイビジョンを超える、4K映像を再生できるUltra HD Blu-rayに対応するBAFFALO「BRUHD-PU3-BK」。
Ultra HD Blu-rayならではの高解像度な映像体験を楽しめる外付けドライブにもかかわらず、わずか300gに14.4mmの薄さと、携帯性にも優れています。
また、ブルーレイ映像を再生するときに気になる電源にも工夫が施されていて、電力供給が低下したパソコンに接続したときにはLEDの点灯で通知し、さらに電力供給用のUSBケーブルを同時接続できるから、バスパワー不足を瞬時に解消。
BUFFALOならではの付属ソフトを使えば、3D化もお手の物。自分のパソコンで立体感や奥行きのあるリアルな映像をいつでも再生できます。
Logitec「LBD-PVA6U3V」は業界最小レベルの230gという軽量モデルの外付けドライブ。ラメが効いたメタリック調のボディデザインもあって、ポータブルドライブをおしゃれに使いたい人に選ばれています。
ですが、見た目やコンパクトさだけではありません!
BD×Lによる大容量データの保存も可能なので、重いデータもサクサク読み込みます。また、UHD BDに対応したソフトやパソコンを用意すれば、4Kレベルのブルーレイ映像を再生することも可能です。
大量のデータや4K映像を支えるのが、パワフルなバスパワー駆動。USBケーブル1本だけでBD-Rを最大6倍速という高速で書き込めます。
Macでの利用にも定評があって、ファインダーからのデータ転送、「Apple DVD Player」でのDVD再生、iTunesとの連携もお任せです。
ブルーレイ対応の外付けドライブが人気になりつつありますが、使い勝手の良さからまだまだ要注目なのがDVDドライブです。そこで、1台持っていたら絶対に役立つ外付けDVDドライブを集めてみました。
I-O DATA「EX-DVD04」は薄さと軽さに定評のある外付けDVDドライブです。
9.5mm厚のスリムなドライブを搭載することで、スッキリとしたデザインを実現。薄型のモバイルパソコンと持ち歩くのにぴったり。Windowsだけではなく、Macにも対応しているので、MacBookやMac miniにもおすすめです。
もちろん、ACアダプターいらずのバスパワー対応だから、USBケーブル1本でいつでもどこでも利用できます。
音楽にも強いとされている製品で、無料でダウンロードできる「Curio Sound」を使えば、ハイレゾ音源を再生できるうえ、CDなどの音源のハイレゾ相当にコンバートもOK。編集画面がシンプルで使いやすいので、パソコン初心者でも簡単に高音質を楽しめます!
データを書き込み中に現れる「書き込みません」のエラーにイライラした経験はありませんか?そんなイライラを解消したいなら、ASUS「SDRW-08D2S-U LITE」がおすすめ!
この外付けドライブには大切なデータをきちんと保存するための機能がいっぱいです。
ディスクの書き込みエラーを防止する機能を搭載しているので、パソコンに負荷がかかったときにも安定した動作をキープしてくれます。
また、たった6Wの省電力設計に加え、動いていないときには消費電力を最大50%カットするので、パソコンに余計な負担を与えません。
さらに、書き込んだデータを守れるよう、データの暗号化にも対応。ファイルを指定できるので、プライバシー性の高い情報だけを選んで暗号化することができます。
ダイヤモンドカット加工が施されたスタイリッシュなデザインも魅力的です。
数多くの外付けDVDドライブを手がけてきたBUFFALOによる「DVSM-PTS58U2-D」は、製品選びに悩んだなら選んでおいて間違いナシの製品。
あらゆるタイプのDVDメディアに使えて汎用性の高い外付けドライブだから、どんな作業に対応可能。
さらに、バスパワー接続が可能なUSBケーブルを搭載しているため、ACアダプターやコンセントを用意せずに高いパフォーマンスを発揮します。
BUFFALO独自のソフトが6種もついているので、映像の再生や編集、データの保存、データを保護するための暗号化など、購入したその日から「あったら便利」な機能を使用できます。
外付けドライブとの相性が心配されるMacの標準搭載ソフトでも、きちんと再生やデータ保存ができるので、Macユーザにもおすすめです。
Logitec「LDR-PMJ8U2L」はパソコン初心者にぜひおすすめしたい外付けドライブ。
標準搭載されているソフト「Power2Go 8」を使えば、写真も音楽も動画も、すべてのデータを簡単操作でDVDに書き込み可能。感覚的な操作でディスクのバックアップやコピーもできるので、DVDを使った作業がうんと身近になるはず。
さらに、パスワードによる強力なデータ暗号化をかなえるAESを採用したデータ保護にも対応しているので、データを安全に保存することができます。
バスパワーにも対応するUSBケーブルだから、ACアダプターによる電源供給も不要です。
また、Mac OS × 10.5以降、USB 2.0を搭載したMacにも使用できるから、DVDドライブがないために諦めてきたソフトのインストールやDVD映像の再生もクリアできますよ。
Transcend「TS8XDVDS」でまず注目されるのが、限界を超えた超薄型のデザイン。薄さがわずか13.9mm、重量も246gとあって、外付けドライブの中でも群を抜いた携帯性を誇っています。
ユニークな機能にはテレビにダイレクトに接続してDVDを再生できることがあります。特別なドライバのインストールも必要ないので、DVDプレーヤー感覚で使えるのもいいですね。
他にも、付属のソフトをインストールすれば、簡単にデータの書き込みも行えます。
海外メーカーなので品質を心配する声もありますが、メーカー保証が2年もついているので、いざというときにも安心です。
デメリットがあるとすればACアダプターの接続ポートがないことですが、これは超軽量のドライブと省電力性によって、ADアダプターが不要なためなのでご安心を。
見た目はどれもそっくりな外付けドライブなので、購入にあたって悩んでしまうのも当然かもしれません。そこで、購入時に浮かびがちな疑問・質問に答えます!
製品によって異なりますが、外付けドライブを使うのに必要なのはドライバーのインストールのみです。
ドライバーはパソコンなどの機器と外付けドライブなどの周辺機器とをつなぐためのソフトのことで、付属のDVDや指定されたURLからダウンロードすればOKです。
初めて使う人にとって最初にして最大の難関となるのが、外付けドライブの設定ではないでしょうか?でも大丈夫です。けっして難しいことはありません。
ドライバーさえインストールすれば、外付けドライブをUSB接続してすぐに使えますよ。
外付けドライブを接続したときに「認識できません」「正常に起動できません」といったエラーメッセージが表示されることがあります。
故障が原因のこともありますが、ほとんどの場合、電力不足が原因だとされています。
というのも、最近の外付けドライブはUSBケーブル1本で電力を供給されるスタイルが多く、パソコンなどの機器からの電力が不十分だと起動できないことがあるのです。
そのため、こうしたエラーが出たときには次のような対処法を試してみて下さい。
まれに接続先のUSBポートとの相性が問題になることもあるので、いくつかあるなら別のUSBポートにつないでみるのもおすすめです。
テレビはパソコンではないため再生できません。
Transcendなどの一部製品にはテレビに直結させてDVD再生ができるタイプもあります。プレーヤーとして使いたいなら、対応した外付けドライブを選ぶようにしましょう。
最近はパソコンと同じようにネットを取り込めるテレビが標準化していたり、番組の録画に外付けHDDを使っていたりするので、外付けドライブも接続して使えそうな気がしますよね。
しかし、テレビはパソコンではないため、パソコン周辺機器との接続には基本的に対応していないのです。
DVDドライブを搭載しないコンパクトなパソコンが当たり前になりつつある今、外付けドライブへの注目度はどんどん高まっています。
汎用性の高いDVDに加え、大容量のデータや美しい映像を可能にするブルーレイも使える製品が増え、選択肢は広がる一方です。
今はほぼすべてのメディアに対応するコンパクトな外付けドライブが標準となっていて、一見すると性能の差もさほど感じられないかもしれません。
けれど、たとえば大容量のデータを扱うからADアダプターによる電源供給がないと不安、パソコン初心者だから簡単にインストールできるソフトが必須など、自分にぴったりの1台がきっとあるはずです。
最適な外付けドライブを見つけて、写真や音楽、映像の楽しみを広げて下さいね。