今回のテーマはおすすめのうさぎケージです。うさぎケージは運動量やうさぎのサイズに合ったケージを選ぶ必要があります。うさぎケージをサイズや掃除のしやすさで比較しま...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>今回のテーマはおすすめのうさぎケージです。
うさぎケージは運動量やうさぎのサイズに合ったケージを選ぶ必要があります。
うさぎケージをサイズや掃除のしやすさで比較しました。
お家のうさぎに合ったサイズのものを選び、快適に生活させてあげましょう。
ママアイテム編集部
うさぎケージを購入する上で、選ぶ際の注意するべきポイントは、価格やケージを設置する場所などがあります。まずは気をつけるべきポイントを確認していきましょう。
国内でペットとして飼われているうさぎは「アナウサギ」といううさぎを改良した種類がほとんどです。
「アナウサギ」はもともと運動量が多い種類ではないため、ケージはそんなに広くなくても、自由に遊ばせてあげる時間を確保してあげれば問題はありません。
ですがケージの中には適度な運動スペースの他に、トイレや食器、寝床を設置するスペースは確保できるサイズのものを選ぶ必要があります。
床材には主に木製、金属製、プラスチック製の3種類が使用されています。うさぎの足の裏には肉球がないため、衝撃は全て足の裏で吸収します。
うさぎは骨折もしやすいため、足裏への負担の少ないものを選びましょう。木製かプラスチック製がおすすめです。木製のすのこはおしっこを吸収しますので、定期的に交換してあげる必要があります。
プラスチックすのこの場合は汚れたら洗ってあげましょう。
うさぎはトイレを覚えない子がほとんどです。トイレトレー以外で排泄した場合、すのこの間から糞尿を落とす構造ですので、引き出しタイプのケージでしたら簡単にお掃除が可能です。
引き出しでない場合はうさぎをケージから出し、中身を全て取り出してからでないとお掃除が行えません。
お部屋の移動をする予定がなくても、うさぎの部屋の周りを掃除する際など、ケージを移動するときにはキャスターが付いているものがとても便利です。
明るい窓際で日光浴をさせてあげたり、普段ケージを設置している位置に掃除機をかける際に重宝します。
噛み癖のある子の場合、ビニールコーティングされた金網を使用すると、ビニールを誤飲してしまう恐れと、金網を齧ることにより前歯が曲がってしまう恐れがあります。
どうしても金網がいい場合は金網の他に齧り木を用意するなど、対策が必要です。
どんなに機能性がよく、快適なうさぎの住まいでも、リビングにお客様が入る際に笑われてしまうようなケージでは飼い主さんが困ってしまいます。うさぎ用ケージは各社からさまざまなデザインのものが販売されていますので、デザインもチェックし、デザイン性と利便性に優れたケージを購入しましょう。
激安のケージには激安の理由があります。安いからといって値段だけで選ぶと買い換えが必要になってしまう可能性もありますので、値段だけではなく機能面も確認してから購入しましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 3,000〜5,000円台 | 6,000〜10,000円台 | 11,000円以上 |
サイズ | 小さい | 小さいものから割と大きなものまで選べる | 小さいものから大きいものまで選べる |
床材 | プラスチックすのこ 木製すのこ | プラスチックすのこ 金網 | プラスチックすのこ 木製すのこ |
デザイン | あまりこだわられていない | こだわられているものが多い | 国産のものはこだわられてている |
激安ケージの場合はサイズの小さいものしか扱いがなく、運動スペースを確保できない可能性が高いです。
家の中で放して遊んであげる時間を毎日充分に確保できるのであれば激安ケージでも問題ないでしょう。
デザインにもあまりこだわりが見られないため、リビングにおしゃれに置きたいならば売れ筋価格帯もしくは高級価格帯のものを選びましょう。
うさぎ商品をメインで扱っているメーカーは現状国内にはほぼありませんが、ペット用品メーカーはたくさんあります。小動物用品の取り扱いの多いメーカーを紹介します。
株式会社マルカンは国内のペット用品メーカーです。サンライズとして販売している「ゴン太」のシリーズでお馴染みの会社ですが、実は犬猫用品よりも小動物用品をメインに扱っています。
うさぎケージの他にハムスターのご飯やペットヒーターなど、幅広く展開しています。機能性もよく、デザインにもこだわった商品がたくさん揃えられています。
株式会社三晃商事は国内の小動物と昆虫の用品専門のメーカーです。小動物に特化している会社なだけあり、細かいところに動物と飼い主を思ったアイディアの詰まった商品がたくさん販売されています。
家具や家電を扱っているイメージの強い会社ですが、ペット用品も幅広く扱っています。
犬猫用品がメインですが小動物用品も豊富に取り揃えられています。デザインはシンプルで洗練されたものがほとんどです。お値段も割と安価なものが多いので、購入しやすいメーカーです。
熱帯魚や金魚の水槽など、アクア用品をメインに取り扱っているメーカーです。小動物や爬虫類の用品にも力を入れています。
ケージの種類が豊富なため、たくさんの種類から選ぶことが可能です。機能性にもこだわりのある商品が多いおすすめのメーカーです。
うさぎのサイズや運動量にあったスペースを確保することができるか、足を痛めてしまう原因は排除されているか、毎日のお掃除を行うことが大変ではないのかなど、うさぎケージを購入する上で確認するべき点を比較しました。
まずはとにかく掃除のしやすさを基準に選ぶ方におすすめの、引き出しタイプのケージから。
うさぎのトイレの量は想像している以上に大量ですので、毎日の掃除をしないと異臭を発してしまいます。大切なうさぎの健康と、飼い主さんのお部屋の臭いを防ぐために、毎日の掃除のしやすいケージを選ぶことが重要です。
すのこの穴は大きすぎないため、うさぎの足が入ってけがをしてしまう心配がありません。子うさぎの時期は足が小さいため、すのこの上に牧草を敷いてあげましょう。
デザインはシンプルでかっこいいので、お部屋に置いても見栄えがいいです。おしっこの飛び散り防止のクリアカバーも付いているため、お部屋を汚さず快適に使用することができます。
お掃除はとても簡単で、すのこもプラスチック製なので週1回ほど取り出してしっかりと洗ってあげれば、清潔に保つことができます。
お部屋が広くない場合には、コンパクトなサイズのケージがとてもありがたいです。引き出し式のトレーが外しやすい構造になっているため、毎日のお掃除がとても簡単です。
入口も広いため、抱っこでのうさぎの出し入れや用品の出し入れが行いやすい、飼育者に優しいケージです。
デザインにはとてもこだわって開発されており、お部屋に置いてインテリアになるデザインになるよう意識されています。
先ほど紹介した二つの中間くらいのサイズで、大きすぎず小さすぎず、飼い主さんとうさぎの要望を叶えるケージです。
屋根面に大きな扉がついているため、うさぎを抱っこするときや中の用品の出し入れがしやすく、使いやすい構造です。もちろんケージは引き出し式なので、ケージのお手入れも楽々行えます。
うさぎの写真をたくさん撮りたい!という方にはこちらのケージをおすすめします。扉がクリア扉なので中の様子も伺いやすく、写真を撮る際にも網が邪魔になりません。
クリア扉を開けている時にはうさぎ用のスロープになるため、扉の上を歩いて床に降りることができ、足への負担を減らすことも可能です。屋根面にも大きな扉があるため、使用しやすいケージです。
高さが500mmと少し低めの設計です。うさぎのお家の高さはそんなに必要ないため、低いお家がいい、という方にはこちらがおすすめです。
また、両サイドと正面、屋根面にそれぞれ扉がついているため、壁際に設置してもうさぎの出入り口が確保できます。設置場所を選ばない作りがとても人気です。
ケージの高さも低いため、屋根面の扉からも物の出し入れがしやすい設計です。おしっこカバーは高さがあるため、しっかりと飛び散り防止をし、お部屋を汚さないため安心して設置することができます。
すのこタイプの床材は、うさぎのおしっこやうんちを間からトレーへ落としてくれるため、うさぎのケージ選びでは重要なポイントです。うさぎの病気を防ぐためにも、すのこを選んで衛生的に管理してあげましょう。
プラスチックすのこよりもさらに足への負担の少ない木製すのこのケージです。木製すのこは別売で丁度いいサイズのものを販売しているため、汚れたらすぐに交換してあげましょう。
木製すのこの場合は尿を吸収するため、週1回程度を目安に交換してあげてください。また、すのこの表面にトゲがないか、こまめに確認してあげる必要があります。
ケージは引き出しではなくトレータイプなので、掃除の際にはケージの中身を全て取り出して水洗いしてあげましょう。洗いやすさよりもうさぎの足を労わるなら、こちらのケージがおすすめです。
こちらも木製すのこのケージです。床面で木製すのこ2枚分の広々スペースなので、ストレスなくうさぎが遊ぶことが可能です。
すのこの取り換えは片側だけが汚れている場合には片側のみ交換することで多少のランニングコストは抑えることが可能です。ケージの屋根面が取り外せるため、ケージのお掃除は屋根から行いましょう。
高さも低めの作りなので、抱っこしてのうさぎの出し入れも楽々行えます。入り口扉は開いた際にはハシゴになりますので、うさぎの足への負担を減らすことにこだわった、うさぎのためのケージです。
ロップイヤーなど大型のうさぎには狭いケージでは運動不足の原因にもなる上、ストレスが溜まってしまいます。
また、仲良しのうさぎの多頭飼育にはケージを一緒にしてあげたい飼い主さんもいるでしょう。そういった場合には小さいケージでケンカの原因になることを防ぐため、大きいケージを選ぶことをおすすめします。
床下の引き出しとすのこが2分割されているため、引き出しやすくお掃除がとても簡単です。片側だけでトイレをするうさぎなら、ほとんど片側だけをお掃除でもしても綺麗な状態を保つことができます。
サイズはホーランドロップなどの1頭飼育に丁度良い、大きなサイズのケージです。小さいうさぎ1頭でもロフトやハウスやトイレトレーなどいろいろなものを設置したい場合には丁度いいサイズです。
一般的な犬用のケージと同じ大きさのとても大きいケージです。キャスターも全部で8個付属されているため、安定していてうさぎが走り回っても問題ありません。
両サイドにも扉があり、入り口として使用できるため、大きくても設置場所を選ばない利便性の高さがおすすめです。
こちらもプラスチックのすのこと引き出しトレーが2分割されているため、とてもお掃除がしやすい大型うさぎや多頭飼いにおすすめのケージです。
ケージの真ん中に脱着可能な間仕切があるため、1頭の場合は広々空間として、多頭飼いの場合は一緒にスペースを使用することも可能ですし、間仕切を使用して別々のお部屋として使用することも可能です。
元々のサイズが大きいため、間仕切を使用して半分のお部屋にしても狭くありません。
ケージの網も床面も全てスチール製なのでプラスチックすのこの商品よりも全体の重量が少し軽量化されています。
トイレが上手にできるうさぎにはトイレトレーを使用すればとても使いやすいケージです。トイレが上手にできない場合にはプラスチックのすのこや木製のすのこを購入して敷いてあげるといいでしょう。
付属品でロフトのような空間が作られていますが、スロープ式になっているため、ロフトよりも落ちてしまう危険性が少なく、安心してご利用いただけます。
イタリアのIMACというメーカーから販売されているケージです。付属でハーフパイプのスロープや秘密基地のようなボックスが付いている、お部屋というよりもプレイルームのような構造のケージです。
トイレや寝床を設置したい飼い主さんには、物を設置する場所が足りなく感じるかもしれませんが。そうでない方でしたらうさぎの大好きなロフトなど、楽しめる工夫がされたアイディアの詰まったケージです。
初めて飼う場合は何が良くて何が良くないのかが分からず、購入してから後悔する、ということもありますが、買ってよかったと思えるおすすめのケージを紹介します。
初めてうさぎを飼う場合、給水機やトイレトレーなど、揃えるものがたくさんありますし、何を揃える必要があるのかも分からず困ってしまう方が多いでしょう。
こちらのセット商品でしたらケージにチモシーやトイレトレーがセットになっているため、買い忘れを防ぐことができます。
セット商品の場合、別々で購入するよりも多少お得になるので、初めてで悩んでいる方はこちらのセット商品を購入しましょう。
こちらもケージは引き出し式のお掃除のしやすいケージです。
サイズは広すぎず狭すぎずの中間サイズなので、大型のうさぎでなければ広々使用できます。トンネルはかじってしまっても安心のテラコッタ製なので、お家に来たばかりでいたずら盛りの子うさぎでも安心して遊べます。
ご飯などにはこだわりがあるため自分で選びたい、という方はこちらのケージのセットを購入するといいでしょう。2頭目や3頭目のケージとしてもおすすめです。
かなり大型のケージがセット商品になっています。大型うさぎや兄弟のうさぎなど、多頭飼育する予定の方にはこちらのセットをおすすめします。
セット内容はケージとご飯皿、給水機、牧草を入れるケース、ロフトを兼用したハウスです。
ケージの入口が大きく開く構造になっているため、物の出し入れは入口から行えます。うさぎが自分で出入りするように扉を開いて固定してあげる場合はハシゴやスロープを用意しましょう。
うさぎケージを購入する上で、よくある質問を Q&A方式でまとめました。気になる疑問を解消して、うさぎケージを購入する際に役立てましょう。
すのこや金網を使用する場合、網の間やすのこの穴や間に足が挟まって怪我をしてしまう可能性があります。
また、うさぎが跳ねて着地した際の衝撃を全て足の裏で吸収することになります。硬い金網の衝撃はうさぎの足の裏には衝撃が強いです。
うさぎはとても骨が折れやすいため、ちょっと引っ掛けただけでも骨折してしまう可能性があります。
骨折や足を挟んでしまう可能性を省いた状態を一番安全な状態とすると、すのこや床材を敷かずにケージの床にペットシーツを敷き詰め、その上にトイレの砂などを敷いた状態が安全性は高いです。
ペットシーツやトイレの砂を誤飲してしまうことがないか、最初に設置した際に見てあげることを忘れないでください。誤飲は窒息死の恐れがあります。誤飲をしないうさぎであればこの状態が適切でしょう。
Q1同様、すのこに足を引っ掛けて骨折してしまう可能性があります。
すのこの上に牧草や藁を敷き詰めることで、すのこに足を挟む可能性を低減することが可能です。子うさぎの時期はとくに足が小さいため、すのこの間に足を挟んでしまう可能性も高いです。
大きくなるまでは牧草や藁を敷き詰めてあげましょう。敷き詰めた牧草を毎日交換すれば、そこまで不衛生にはなりません。
もし尿の染み込んだ牧草を食べてしまうのが気になる、という場合には「ギョウギシバ」という植物を牧草にした「バミューダグラス」を使用しましょう。バミューダグラスは水分を吸収しにくいため、尿を吸収した状態でたくさん食べてしまうことを防ぎます。
ふわふわしていて衝撃は吸収できるため、ジャンプした際の衝撃もバミューダグラスが軽減してくれます。
うさぎはとてもデリケートな生き物ですので、大きな音や温度の変化、湿気に弱いです。リビングに置く場合は人がよく通る入口付近は避け、壁際にケージを設置しましょう。
改良された種類とはいえ、今ペット用として飼われているうさぎはアナうさぎの習性が残っているうさぎがほとんどなため、暗い場所や狭い場所を好みます。
そのことから、ケージの2面は壁に接している方がうさぎは落ち着くと言われています。
また、直射日光はよくありませんが、日光が当たらなすぎるのもよくありません。日中は明るく夜は暗くなる場所を探してあげましょう。
エアコンや扇風機の風が直接当たる場所では温度変化が出やすいため、お部屋全体の温度を調節し、直風の当たらない場所を探します。
また、加湿器をお部屋にセットしている場合はうさぎのケージからは離れた場所に設置するようにしてあげてください。
テレビやオーディオ機器など、音を発するものが近くにあるとうさぎはびっくりしてしまいます。
ストレスの原因になり、最悪寿命を縮めることになってしまいます。テレビなど音の出るものからは遠い場所に設置してあげましょう。
うさぎはとても臆病な動物です。他に動物を飼う場合は極力同じ種族であるうさぎを選んであげましょう。
うさぎを迎える前から家に先住の犬や猫がいる場合、初めは絶対に直接会わせないようにしてください。うさぎがびっくりして、たくさんのストレスを与える原因になってしまいます。
ケージも離れた場所に設置し、最初はとくにうさぎへのストレスにならないよう注意しましょう。
どうしても一緒に遊ばせたい場合には初めはうさぎだけをケージから出します。うさぎが自分から犬などに近くまで無理に会わせてはいけません。気長にうさぎのペースに合わせてあげることが大切です。
うさぎが犬などの他の動物を気にし始めたら、抱っこした状態で会わせるなど、少しづつ触れ合う機会を作ってあげてください。
うさぎが嫌がるようでしたら無理に一緒に遊ばせるのはやめましょう。ストレスの原因になります。
もちろんケージも別々の、少し離れた位置に設置することをおすすめします。嫌がらないようでしたらケージを少しづつ、気づかれない程度のペースで近付けていき、徐々に慣らしてあげましょう。
仲良くしていた場合でも、急な環境の変化はストレスの原因になってしまいます。うさぎと長く一緒に暮らすには、最初は必ず別々の環境で飼育してあげましょう。
たくさんのケージを紹介しましたが、気に入ったものは見つかりましたか?お掃除はうさぎのためにも飼い主さんのためにも毎日行う作業ですので、引き出しタイプのケージを選んで毎日のお掃除を楽に済ませてしまいましょう。
うさぎとの生活はケージを選ぶ時点でもうすでにはじまっています。お掃除がしやすく、尚且つ家庭に合ったサイズやデザインの物を選び、快適なうさぎライフを送りましょう。