予想外に日焼けしてしまった肌を素早く冷やすおすすめアイテムを持っている人は、意外に少ないのでは?
そこで今回は、日焼けしてしまった肌に素早く、優しく、的確にクールダウンできるアイテムの選び方と、おすすめ商品17選をご紹介します。
松山千佳
スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。
プロフィール詳細へ>>予想外に日焼けしてしまった肌を素早く冷やす、おすすめアイテムを17商品紹介します!
日焼け止めクリームは常備していても、日焼け後のほてりや赤みを抑えるスキンケアアイテムを持っている人は意外と少数派です。
今回は思わず焼けてしまった肌に、素早く、優しく、的確にクールダウンできるような優秀商品を厳選しました。
備えあれば患いなしです。"もしも"の時に即効で対処できるよう、買い置きしておきましょう!
エキサイトおすすめアイテム編集部
日焼けを冷やすアイテムを紹介する前に、まずは自分に合った商品を選ぶポイントを紹介します。
日本人の日焼けタイプは大きく分けて下記のような3タイプになります。まずは自分のタイプを知って、それに合わせたケアを行うことが大事です。
3つのタイプのなかでは、紫外線に対して一番強く、シミやそばかすなどができにくいのがこのタイプです。しかし強いからと言って無防備にしていると、肌の老化が早まる可能性もあります。
SPF・PAが低いのでも構わないので、UV対策をしっかり行ってください。
日本人に一番多いのがこのタイプです。そして、顔に日焼け止めを塗ることはしても、露出している腕や足に塗るのを忘れて、少しずつ黒くなってしまうケースが多いのもこちらのタイプです。
予想外に焼けてしまった場合は、すぐにアフターケアをして火照りを冷ましてください。
もともとメラニン色素を作る細胞が少ない人で色の白い人です。このタイプの人は、紫外線を浴びるとダメージを受けやすく、熱を持ってヒリヒリしたり水ぶくれすることがあります。
日常的に顔・ボディとも日焼け止めをしっかり塗って、紫外線対策を怠らないように気を付けましょう。
日焼けは火傷の一種です。予想外に焼けてしまった時のケアは、焼けてしまった肌の状態をチェックして正しい方法を選んでください。
※症状がひどい時は化粧品は使わず、火傷向けの軟膏を塗ってください。
無理に自分で処置しようとしないで、できるだけ早く専門医に診てもらいましょう。
熱が伴いヒリヒリしている場合は、まず冷やすことが大事です。
冷却ジェルシートや冷たい湿布はダメージを受けた肌に刺激が強く、剥がすときに痛みを伴うので使うのは避けて下さい。
お出かけの際には、携帯に便利なアロエエキス入りなどのクーリングジェルを持っていくと便利です。
こちらでは、UVケアアイテムに関して一歩先を行くメーカーやブランドを3社紹介します。
クリニークは、エスティ・ローダー社が1968年に立ち上げたブランドの一つです。
皮膚科医を迎えて開発した、当時としては画期的な3ステップケア(洗顔・古い角質を取り除く・潤す)処方を取り入れ、瞬く間に世界中の女性に愛されるブランドへ駆け登りました。
ひとつの商品を開発する際に7200回のアレルギーテストを行ったり、紫外線対策の重要性を唱えたパイオニア的存在でもあり、いち早くUV対応化粧品を販売しています。
資生堂は1872年に銀座で創業した総合化粧品メーカーです。世界120か国以上で販売展開しており、化粧品シェアは国内は堂々1位、世界シェアでも第5位と、日本が世界に誇る大企業です。
日焼け止めで有名なブランドは<アネッサ><資生堂サンケア>ですが、これ以外のブランドでも日焼け止めを扱っているため、合計30種類以上のアイテムが揃っています!
また、アフターサンケアに適した収れん化粧水「カーマインローション」の歴史は長く、1975年に発売されて40年以上もの長い間愛されているロングセラー商品です。
もともとはドイツ バイヤスドルフ社が作ったブランドで、200カ国以上の国で販売されているグローバルスキンケア企業です。
国内では1968年に日本法人バイヤスドルフ・ホールディング・ジャパンと花王が合併して「ニベア花王」が誕生して、製造と販売を行っています。
日焼け止めとしては<ニベアサン>シリーズが有名で、ジェルタイプ・クリームタイプ・子供用・男性用などさまざまなタイプの商品を展開しています。
アフターサンケア商品は、2018年3月に<ニベア リフレッシュプラス>シリーズを販売スタート!清涼感と保湿ケアを兼ね備えた商品です。
これから紹介する17商品の違いがわかりやすいように比較ポイントを設定しました。
商品の内容量と、肌の冷却や引き締め、保湿に有効な主成分を表示しています。
今回紹介する17商品のなかで、ママアイテム編集部が一押ししたいのがクリニークのロングセラー商品<アフターサンバーム>です。アロエベラのヒンヤリしたジェルが、うるおい&爽快感を与えてくれます。
顔にもボディにも使えるクリニークのジェルクリームです。キレイに日焼けしたい人や、予定外に焼けてしまった人の肌のほてりを速やかに優しくクールダウンします。
たっぷりと配合されているアロエベラエキスのほかに、保湿成分のヒアルロン酸やスクワランも配合されているため、日差しによる乾燥やつっぱった肌へ、水分を与えてしっとりとうるおしてくれます。
少しブルーがかったジェルクリームは、どこまでもみずみずしくさっぱりしたテクスチャーです。ベタつきもなく滑らかに伸びるので、日焼け後のヒリヒリ肌に負担をかけることもありません。
口コミも「赤くなった日焼け後の肌でも痛みを感じることなくすぐに馴染んだ」「しっとり感が長時間続く」「皮が剥けることなくキレイにブロンズ肌になれた」と評価が高く、長期間使い続けているリピーターが多いのも特徴です。
無香料でアレルギーテスト済み、敏感肌にも使える<アフターサンバーム>は、鎮静と保湿効果に優れた成分を贅沢に盛り込んでいます。
お風呂上がり、スポーツ後の火照りもクールダウンもできるので、この夏の"使えるアイテムNo.1"になること間違いなしです!
みずみずしくてなめらかに伸びるジェルは、ダメージ肌に負担をかけることなく塗ることができます。
こちらでは、テクスチャーが爽快で、炎症や保湿に有効な成分が含まれているおすすめジェル5点を紹介します。
コレス ナチュラルプロダクトから販売されているアフターサンケアジェルです。日本ではまだ知名度はありませんが、ナチュラルスキンケア派の人達からは注目を浴びているブランドです。
ギリシャ発の天然由来・自然派スキンケアブランドで、天然ハーブやオーガニック素材を高配合した人と環境に優しい商品を提供しています。
こちらのジェルは、日差しが強く乾燥した空気のギリシャの人が、ヨーグルトで保湿と肌のクールダウンする民間療法からヒントを得た商品です。乳糖やプロテイン、ミネラルなどを豊富に含み、全成分の83%が天然由来の美肌成分で構成されています!
これらの成分が日焼け後の肌を癒して、高い保湿力と栄養を補給します。パラベン・合成着色料・アルコール・鉱物油などの刺激物が入っていないので、敏感肌の人でも安心して使えます。
肌の引き締めとうるおいを保水する成分がバランスよく配合されていて、ダメージ後の肌を優しく保護。サラッとべたつかず、肌に馴染みます。
刺激成分は極力排除した肌思いの保湿重視ジェルです。テクスチャーは軽く、最初のヒンヤリした感触が過ぎると、しっとり柔らかい肌感へと導いてくれます。冷蔵庫で冷やして使うのがおすすめです。
コパトーンと言えば、日焼け止めやキレイに焼けるためのSPF/PAをコントロールしたクリームが有名ですね。こちらは日焼け後の肌をクールダウンしてくれるオイルフリージェルです。
オイルが入っていないので、ベトつかずサラッとしたテクスチャーが特徴です。アロエベラエキスとメントール効果で、熱を持って痛くなりそうな場所を素早く冷やして日焼け後の不快感を和らげます。
メントールが苦手な人でも軽めなので気持ちよく使えますが、敏感肌の人はアルコール成分も入っているため控えたほうがいいかもしれません。
ワイキキアロエはハワイ・オアフ島にある老舗の人気メーカーです。以前は自社農園のアロエベラを使っていましたが、現在は高温乾燥地域であるメキシコの有機栽培アロエベラをハワイに輸入して製造しています。
特殊製法で加工したアロエベラをギュッと凝縮させているので、容器から出てくるトロみのあるジェルは、まるで本当のアロエジュースのようです!フレッシュでみずみずしく、美容液のように角質層まで浸透してうるおいを与えてくれます。
香料・色素・オイル・アルコールも一切入っていないので、敏感肌の人も安心して使えるのも特徴です。日焼けの後のクールダウンだけでなく、乾燥した肌や髪にも使える便利さがウケて、モデルや芸能人でも使っている人の多い人気商品です!
コチラもオーガニックアロエベラを、99%配合しているジェルタイプの化粧水です。チューブからはアロエ葉肉のようなプルンとしたジェルが出てきますが、肌につけるとたちまち溶けて化粧水のように肌に馴染みます。
「サラッとしてべたつかず馴染が良い」「うるおいを保湿してくれるので、なめらかな肌感をずっとキープできる」「顔だけじゃなく手の乾燥にも有効」という内容の口コミが多数寄せられています。
アロエベラには日焼けのクールダウンだけでなく、スポーツした後や入浴後の火照りを鎮めたり、手荒れやカミソリ負けになどの消炎効果も期待できます。これ1本持っているだけで年間を通して重宝するアイテムです!
ここでは日焼け後に適したおすすめのローションタイプのケアアイテムを5点紹介します。
昔懐かしいオールドファッションボトルが、逆に新鮮な資生堂の<スペシャル カーマインローション>です。ピンクのような柔らかい赤色のパウダーが入っていることから「カーマイン(赤さ)」という名前がつけられました。
このパウダーは、炎症を抑えたり肌を引き締める効果のある「酸化亜鉛」でできてています。汗をたくさんかく熱い日につけることサラサラになったり、日焼け後の炎症を速やかにクールダウンする効果が期待できます。
もっと低価格でオリジナルの<カーマインローション>との違いですが、<スペシャル>には保湿成分のアミノ酸誘導体が配合されています。
そのため、オリジナルのカーマインローションよりはしっとり感を味わえますが、酸化亜鉛は乾燥しやすいという欠点があるため乾燥対策は必須です。
洗顔後は通常の化粧水での保水と、乳液orクリームで保湿をしっかり行ってください。最後の仕上げに使用するとカーマイン本来の鎮静効果が発揮できます。
ノエビアは、国内で植物原料由来の成分を使ったスキンケア商品開発を最初に行ったメーカーです。レイセラ(RAYSELA)はノエビアのUV対策ブランド名で、そちらから発売されている日焼け後ケアの薬用ローションがこちらです。
炎症効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。涼しげなライトブルーのボトルに、たっぷり200mlのローションが入っているので、顔だけでなくボディのほてりにもパシャパシャ塗りこめます。
保湿成分として、セージエキス・ローズマリーエキス・コラーゲン配合、そして抗酸化作用やメラニン生成抑制作用のあるメマツヨイグサ抽出液、その他数種の植物エキスが肌を紫外線から防御して美肌を守ってくれます。
最新のテクノロジーを屈指して、2,300種類以上もの植物研究しているノエビアだからこそできる、絶妙にブレンドされたクールなローションをぜひ試してください。
『小麦色の肌を楽しむ!』という今どき珍しいコンセプトを持つメーカー、サンキングから発売しているアフターサンのミルクローションです。
ポイントは、ミルクローションなのに、体に付けやすいスプレータイプということです!手の届きにくい背中などもかんたんにシュッとひと吹きできること、そしてメントールと天然保湿成分が入ったミルクタイプのため、清涼感としっとり感を同時に体感できます。
収れんや消炎作用のある数種の植物成分を配合しているので、日焼けで過敏になっている肌に負担をかけることなくヒリヒリを鎮めてくれるレスキューアイテム。海やプールのお供にぜひ持っていきたいローションです!
薬種業から数えると、400年近い歴史のある明色化粧品から発売されている日焼け後のローションです。資生堂のカーマインローションと同様に、カラミンパウダーが入っているので火照った肌を優しく保護して炎症を和らげます。
保湿成分として「モモの葉エキス」や「アロエエキス」、殺菌作用のある成分も入っているので紫外線によるダメージや、子どもにできやすい汗疹にも対応しています。
夏は冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ!ヒンヤリ、キュッと気持ちよく肌を引き締めてくれます。つけたあとは若干粉の白さが残るというデメリットがありますが、そのパウダーが、鎮静効果をもたらすので無理にとらないようにしましょう。
こちらも創業420年に及ぶ歴史な長い宇津救命丸から出ているローションです。デリケートで大人の2倍は汗をかく赤ちゃんや子どもを主に対象にしています。もちろん大人が使っても大丈夫です。
湿疹や汗疹に効果的で保湿作用のあるモモの葉エキスを配合している他、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸や、カミツレエキスも配合して、赤く熱を持った日焼けを優しく鎮めて抑えてくれます。
非営利活動法人 日本マザーズ協会のたくさんのお母さんから支持を得て2017年のマザーズレセクション大賞を受賞。それ以外の通販サイトでも、高評価を得ているてお値段以上の価値ある優秀ローションです。
ローションやジェルでたっぷり保水したら、蒸発しないようにうるおいヴェールで保湿しましょう。日焼け後にぴったりのおすすめクリームはこちらです。
アロエクリームとしては、業界トップクラスの販売数を誇るアロインスの<オーデクリームS>です。クリームなのにベタつかず、みずみずしいテクスチャーで気持ちよく肌に馴染んで手荒れや日焼けを鎮めてくれます!
多くの敏感肌の人たちから支持を得ている秘密は、天然植物保湿成分のアロエベラに加えて、グリチルレチン酸誘導体が配合されていること。ほかにも2種類のヒアルロン酸と、2種類のコラーゲンが、みずみずしさを与えてプルンとした弾力肌を保持します。
アロインスは、水と自然に恵まれた四万十川に工場を構えており、全商品に地下深層水を使用しているのが特徴です。全身に使える185gという特大サイズと、携帯にも便利な35g容器があるので、シーンによって使い分けることも可能です。
また、ナチュラル派の人向けの無着色、無香料タイプもあります。
アロエベラエキス配合のクリームに、保湿力の高いヒアルロン酸やスクワラン・コラーゲンを配合させたクリームです。こちらも170gと大容量なのに400円前後で購入できるので、手、顔、ボディと全身に惜しみなく使えるのがポイントです。
「不快なベタつきがなくしっとりする」「乾燥肌だけど刺激もなく快適に使える」など口コミでも高い評価を得ています。
ただ、香料や着色料、パラベンが入っているので敏感肌の人はパッチテストをしてから使った方が良いでしょう。
バジャーは、米国農務省USDAの厳しいオーガニック認証を得ていることで有名なオーガニックメーカーです。
全ての容器にバジャー(アナグマ)の可愛いイラストが入っていて、こちらの<アフターサンバーム>にもハンモックでくつろぐ愛らしいバジャーが描かれています。
グリーン色したアフターサンバームは、主成分オーガニックエクストラヴァージンオリーブオイルの他、多くの植物由来のオーガニック成分が入っています。とくに注目すべき成分は、ブルータンジー(別名タナセナム)エッセンシャルオイルです。
ブルータンジーには抗炎症作用・抗アレルギー作用・抗ヒスタミン作用・皮膚組織再生作用があるといわれているので、まさに肌荒れや日焼け後の悲鳴を上げている肌にピッタリなのです!
一見すると固そうなバームですが、手に取ると体温ですぐに柔らかくなり、肌に刺激を与えずなめらかに伸びます。石油系原材・合成着色料・合成香料・など一切使わない、100%天然成分のピュアバームの使い心地をぜひ試してください。
赤みや炎症が落ち着いた後に行っておきたいのがホワイトニングケアです。こちらではおすすめの美白ケアアイテム3点を紹介します。
AYURA(アユーラ)は、ボディケアやヘアケアアイテム、メイクアップアイテムまで幅広く展開するスキンケアブランド。
<ホワイトコンセントレート>は、トラネキサム酸、ビタミンCエチル、甘草エキスといった美白有効成分を配合することで、メラニン色素の生成を効果的に抑えることが期待できる美容液です。
ほかにも消炎効果のある「グリチルリチン酸」や「ヒアルロン酸」を配合。最先端のテクノロジーとの相乗効果で、日焼け後の乾燥した肌へ抜群の保湿力と、くすみやメラニン色素の沈殿を防いでくれます。
化粧水のようにサラサラでみずみずしく、焼けてしまった肌にも気持ちよく使える爽やかなエッセンス!気になる人は、ぜひその質感を試してください。
女性雑誌にも度々掲載されて、注目度の高いシーボディ<イルコルポ ミネラル ボディシャインジェル>は、紫外線でダメージを受けた肌や、下着などによる摩擦の色素沈着を抑えるジェルです。
インコルポシリーズは、人間の自然治癒力を最大限に引き出すようなミネラルたっぷりの海洋療法や、自然由来の原料を素材にしているブランドです。そのため、このジェルにもミネラルや植物由来の成分がたっぷり含まれています。
非常に高い抗酸化作用を持つ「プラチナナノコロイド」や「フラーレン」など、サロン化粧品ならではのハイクオリティ成分を配合。そのほかにもプラセンタやアルブチンなどの27種類もの美肌成分を贅沢にブレンドしています。
これらの成分が肌の酸化を抑えてうるおいを補給、キメとつやのある輝くような美しい肌へ導いてくれます。ボディジェルとなっていますが、アルコール・パラベン・鉱物油などの刺激成分は無添加なので、顔に使っても大丈夫です。
スーパーマーケットやドラッグストアでかんたんに手に入り、お手軽価格、そのうえ商品内容のクオリティが高いニベアから販売されているボディミルクです。
メラニン色素の生成を抑えるビタミンC誘導体を配合。さらにユキノシタエキスとアボカドオイルを加えてうるおい度を向上させて、日焼け後のダメージ肌を穏やかに保護します。
ジェルのようにみずみずしくて伸びが良く、ヒリヒリ肌にも優しく馴染みます。オレンジ&ベルガモットティーの香りには、蒸し暑さで疲れたメンタルをリフレッシュにする爽快感もあります!
日焼けを冷やすアイテムについて、よくある疑問・質問に答えていきます。
冷感湿布や冷えピタは、日焼けを冷やすことにはNGです!接着面の刺激が強いこと、そしてこれらを患部から剥がすときに、痛みや水ぶくれの皮膚が一緒に剥がれてしまう危険性があります。使用上の注意書きにも記載されています。
保冷剤は使っても大丈夫ですが、ハンカチやタオルなどを巻いて冷やしすぎないように温度調節をしてください。
日焼けした患部が広範囲だった場合、確実に、手っ取り早く冷やせるのが水風呂です。体の冷やしすぎに注意しながら15分位浸かってください。
肌を黒くするメラニン色素は紫外線を浴びてから72時間ほどで生成されます。それまでに冷却と保湿を行うことが大切です。落ち着いてきたら、ビタミンC誘導体などメラニンに有効な成分補給を行ってください。
また、ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれる食品や、サプリで体の内側からケアするのも有効です。
日焼けは医学用語では「日光皮膚炎」と呼ばれる軽度の火傷に属します。紫外線対策を行って日焼けしないことが一番ですが、もし予定外に焼けてしまったときは、できるだけ早く冷やして炎症を抑えることを行ってください。
今回ジャンル別に紹介した商品は、全てアフターサン向けに優れたアイテムです。肌をクールダウンするもの、保湿クリーム、美白アイテムなど適材適所で使い分けることで、その後のシミやソバカス、くすみなどの肌トラブルの回避につながります。
なかにはアフタースポーツや、アフターバスの体の火照りを爽やかにクールダウンする便利アイテムもあります。紫外線対策に後れを取らないよう、ぜひ一つは手元に買い置きしておきましょう!