雑草を防ぐ防草シートのおすすめ11選!耐久性と水はけの良さで選ぶ

雑草対策に頭を悩ませているなら、抜くより刈るより防草シートを敷くのがおすすめ。庭や家庭菜園、花壇周りなど、土のあるところに必ずといっていいほど生えてくるのが雑草...

雑草対策に頭を悩ませているなら、抜くより刈るより防草シートを敷くのがおすすめ。

庭や家庭菜園、花壇周りなど、土のあるところに必ずといっていいほど生えてくるのが雑草です。そのつど処理しようとすれば時間も手間もかかります。

そんな問題を一挙に解決するのが防草シートです。しかし、農業や土木のプロでない限り、どのシートがよいのかわかりにくいもの。そこで、選ぶポイントやおすすめ商品を整理してみました。

あなたの環境に最適な商品を選んで、雑草と戦う日々とお別れしましょう! 

ママアイテム編集部



そもそも防草シートのメリット・デメリットは?

防草シートのメリットを見ていきましょう。
まず挙げられるのが、除草時間と労力の大幅削減です。日光を遮り雑草が生えるのを防ぎ、手間をかけず景観を良くできます。
さらに、防草シートは水の浸透効果があるので水はけがよく、水がたまりません。そのため蚊などの害虫が発生しにくく、衛生的です。



デメリットは、正しく使用しないと本来の防草効果が得られない可能性があることです。
防草シートを重ねて使用する場合に、すき間から雑草が生えてくることがあります。すき間を作らないために、重ねて使用する場合は10cm以上重ねましょう。
また、防草シートは紫外線に弱く、劣化するので、交換が必要になることがあります。耐久性が低いもので2~3年、高いものでも10年程度で交換時期となります。

防草シートを長く使用するために打つべき手段として、シートの上に人工芝や砂利を敷いておくことをオススメします。こうすることで、紫外線から防草シートを守り、見栄えが良くなります。
その他に気をつけることとして、日当たりの悪い場所に防草シートを敷くと、シートの下に害虫が発生する場合があります。害虫のエサとなる枯れた雑草を撤去してから防草シートを敷設することが対策として有効です。シートを敷く前に除草剤を撒いておくこともオススメ。



防草シートのおすすめな選び方7つ


防草シートは設置すればしばらく使うことになるため、来年再来年もこれでよかった!と思える商品を選びたいもの。各メーカーから出ているさまざまな防草シートの中からどんな選び方をすればよいのか、4つのポイントを見ていきましょう。



1.耐久性で選ぶ!耐用年数をチェック


まず防草シートに大切な要素が耐久性です。


屋外で使う以上、太陽からの紫外線や上に敷く砂利の影響は避けられません。年数を経るにつれて防草シートは少しずつ劣化していきます。


ですが、各メーカーの技術や製造方法、素材などによって耐用年数は違ってきます。長持ちしない防草シートだと仮に設置したとしても、遠からず破損部分から再び雑草が生えてしまうことに。そうなると、せっかく敷いたシートもすべて外して一からやり直さなければなりません。


防草シートの耐久性は素材や密度が参考になりますが、メーカーによっては耐用年数が明記されているので、その数値をチェックして選びましょう。



2.水はけの良さで選ぶ!水がたまらないかチェック


水はけが良いことも優れた防草シートの必須条件です。長い年月の間には、当然晴れの日もあれば大雨の日もあるでしょう。降り注いだ雨水を速やかに引かなければ、防草シートの上部に水が溜まってしまいます。


水たまりが発生すると、その一帯を人が歩きにくいばかりではありません。風にのってきた雑草の種が水を吸いやすい環境となり、そこから新しい芽を出してしまいます。したがって、水はけの良くないシートだと、かえって雑草がはびこりやすくなってしまうのですね。


そのため、防草シートを選ぶ際は、水はけの良さをチェックすることを忘れないようにしましょう。



3.敷く場所の広さで選ぶ!防草シートのサイズをチェック


もう1つ忘れてはならないのが、防草シートのサイズです。耐久性や水はけの良さでこれぞという商品を見つけたら、敷きたい場所の広さを十分満たすように必ずサイズチェックしておきます。


これくらいで大丈夫だろう、と無計画に決めてしまっては、いざ敷き始めてから防草シートが足りない、ということになりかねません。そうなれば、休日返上で行っていた作業を途中にして防草シートをまた買い足さなければならず、二度も三度も手間がかかってしまいます。


まずは購入前に敷きたい場所の広さをきちんと測っておくこと。その上で、広さを十分にカバーできるサイズの防草シートを選びましょう。シートのほうが余る場合は、ハサミやカッターでカットして使えます。



4.遮光性能を確認する


遮光性能は遮光率によって決まっています。雑草が成長する条件は、雑草が消費するエネルギーよりも光合成で得られるエネルギーが多いときです。
逆を言えば、雑草が消費するエネルギーよりも光合成で得られるエネルギーが少なければ衰退させられます。
その境界線を光補償点と呼び、単位で表すと500ルクス程度となります。夏場の快晴時の光が10万ルクスですので、遮光率99.5%以上の遮光率をもつ防草シートが最適です。



5.環境にやさしい防草シートの選び方


環境にやさしい防草シートの条件として、耐久性の高いものを使用することでしょう。耐久性の低いシートを使用するよりも交換回数が減るので、環境負荷も抑えられます。
耐久性の高い防草シートの上に砂利や人工芝を敷くことで劣化が抑えられ、長い期間使用することができます。


また、環境に配慮した商品として、生分解繊維を使用したシートを購入するのも有効な手段です。最終的にすべて土に還り、劣化しても可燃ごみとして処分するか、上から新しいシートを貼れば防草効果が得られる商品があります。



6.湿気が多い場所に適した防草シートの選び方


防草シートは、基本的には透水性があります。なかには透水性のまったくない防草シートもあり、こちらはのり面や傾斜のある場所、植栽のない場所などに使用されます。

透水性のある防草シートは大まかに2種類あり、水を一度に通す織布と、ゆっくり通す不織布があります。
湿気の多い場所には透水性が高い織布が適していますが、目的と用途によって適切なシートは変わってきます。
水はけのよさだけで織布を選び、丈夫ではないので雑草によって破れたりすることがあってはいけません。砂利の下に耐久性の低い織布を敷くと、2~3年年で交換することもあります。



7.価格相場と買うべき値段をチェック


せっかく防草シートを敷くなら、目的にかなった良い品物を適正な価格で購入したいもの。そこで、価格相場を把握して、あなたの買うべき防草シートの値段をチェックしておきましょう。


最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
50~100円/㎡100~500円/㎡800円~/㎡
遮光性や水はけがよく、手軽に敷ける代わりに耐久年数が短い。耐久性に優れている上、ラインやほつれにくさなどの利点がある。植樹のプロ用など品質が高いものが多い。耐久年数が比較的長期。

ある程度耐久性があり、使い勝手の良いものがよく選ばれているようですね。



防草シートのおすすめメーカー・ブランド


一般家庭で日常的に買うものではないだけに、防草シートのメーカーにはなじみがない人が多いのではないでしょうか?防草シートのおすすめメーカーは以下の3社です。


1.DU PONT(デュポン)


アメリカで長い歴史を持つDU PONT社は、健康、建築、農業など広い範囲の分野において事業を展開している企業です。各分野での最前線を目指す高品質の商品は、世界各地で親しまれています。


2.日本農業システム


日本農業システムは、防草、除草がごく身近にある農業をサポートする会社です。防草シートはもちろん、農作業に必要なマルチシートや防虫ネット、遮光ネットなど数多くの農業資材を取り揃えています。


3.住友林業緑化

住友林業グループから独立した住友林業緑化は、一般家庭の造園から公園、テーマパークまであらゆる場所の緑化を手がける企業です。施設の企画、設計施工をトータルで提供する一方で、緑化事業に必要な資材、樹木を扱っています。


この商品の比較ポイント

数多くある防草シートの中で一体どれが良いのか、判断の手助けとなるのが次のような比較ポイントです。


  • サイズ
  • 厚さ
  • 材質

各防草シートの厚さや材質は、耐久性の良さや扱いやすさの目安となります。また、砂利などを敷かずシートのみで使用する場合は、色が景観を大きく左右します。


今、編集部がおすすめする防草シートはコレ!

防草シートの選び方4つのポイントをふまえた上で、各商品を検証してみました。庭や駐車場で見かけるたびにうんざりしていた雑草をどうにかしたいなら、なんといってもこの商品がおすすめ。1度敷けば、雑草の悩みから解放されます。


DU PONT「プランテックス(ザバーン) 防草シート 240BB」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る
  • サイズ: 1m×30m
  • 厚さ: 0.64mm
  • 材質: ポリプロピレン
  • 色: ブラウン・ブラック

砂利下なら半永久的に使用可能!信頼性の高い防草シート


長期間に渡ってしっかりと雑草を防ぎたいなら、DU PONTのプランテックス 防草シートがおすすめ。耐久性の面でも水はけの面でも優れた品質を誇る商品で、高架下や中央分離帯、線路脇といった場所への公共事業にも利用されています。


強い紫外線や雨を浴びても劣化しにくく、紫外線の当たらない砂利下に使用した場合は効果が半永久的に続くほど。チガヤ、スギナといった強くてしつこい植物も抑制します。


強度の秘密は、1本の繊維の太さ。そして4層となっているポリプロピレン不織布の特殊構造にあります。


それでいて薄く、カッターやハサミなどでカットできるために大きさ、形の調整も簡単です。カットした部分からほつれてくることもありません。


また、その薄さから水はけの良さも抜群で、雨天時の水分もさっと透過させます。水だけでなく空気を通しやすいので、良い土の状態を保てるのもメリットです。もちろん周辺の植物に液体肥料を与えたいときには、上からかければOK。


ブラウン、ブラックのリバーシブルとなっていて、目的の場所に合わせて使い分けられるのも嬉しいですね。


家庭菜園や庭の雑草対策に!防草シートのおすすめ10選

おすすめNO.1の商品以外にも、さまざまな防草シートが各メーカーから出ています。


家庭菜園の周辺や庭、駐車場など、雑草対策したい環境や広さは人それぞれ異なります。こだわる点や優先順位によってはこちらが使いやすいかもしれません。おすすめの10選をぜひ確認してみてください。


1.日本農業システム「nouオリジナル 国産防草シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ: 1.5m×100m
  • 厚さ:0.4mm
  • 材質: ポリプロピレン
  • 色: ブラック

農家のプロにも愛用されている!丈夫で長持ちする国産品


nouオリジナル 国産防草シートは、農業資材を取り扱う日本農業システムの商品です。オリジナルと銘打っているだけに、メーカーのプライベート商品であり、もちろん国産品。


ポリプロピレン製の繊維をしっかりと布状に織っているため、高い遮光性で雑草が生えるのを防ぎます。丈夫で長持ちする品質も評価が高い点です。


100mという長いサイズ、150cm幅以外にも50~200cmまでの規格違い品が揃っていることから、一般家庭はもとより農業のさまざまなシーンにおいても活用されています。農作物との距離が近くて除草剤が使いにくいところや草刈り作業がしにくいような狭い通路にも最適です。


黒い表面には細いラインが30cmごとに入っているので、カットをするにも折り込むのにも扱いやすくて便利です。上部に鉢などを整理して並べるのにも目安となります。


2.アストロ「プロ用園芸シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る
  • サイズ: 1m×10m
  • 厚さ:-
  • 材質: ポリプロピレン不織布
  • 色: モスグリーン

耐候剤入りで遮光率が高い!厚くて強い不織布タイプ

プロ用園芸シートのメーカー、アストロは、不織布を開発している会社です。もちろん、この商品もポリプロピレンを原材料とした不織布。切り落としたところがほつれにくいので、敷きたい広さや形に合わせて自由にカットすることが可能です。


また、しつこい雑草が伸びてくるのを防ぎ、長期使用に耐えるための厚みがあります。そのため、縦横の引っ張りにも強いのが特徴で、計測されている強度は縦207N、横158N(N=ニュートンという力の単位)。


一般的な麻布が10N以下であるのに比べても、かなりの強度があることがわかります。


さらに不織布には耐候剤が配合されているので、雑草の生育に不可欠な日光を遮る力がアップ。その遮光率は98.11%にも上り、土の中で頑固に根を張った雑草の力も弱めていきます。厚みがあるとはいっても、水の透過性はよいので雨が降ったときも困りません。


3.住友林業緑化「スミリン・セパレート・シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る
  • サイズ:1m×50m
  • 厚さ: 0.4mm以上
  • 材質:長繊維ポリエステル不織布
  • 色:グレー

軽く扱いやすい不織布!さまざまな場所で活躍する防草シート


国内の緑化事業のトップ企業、住友林業緑化が販売しているのが、スミリン・セパレート・シートです。


ポリエステルを素材とする不織布は、薄型で軽く扱いやすいのが特徴。デコボコした土の表面にもしっくりとなじみやすく、ハサミ、カッターで切って広さや形を調整するのも簡単です。カットした端や開けた穴の部分からほつれてくることもありません。


シートの下から雑草が伸びてくるのを防ぐ一方、水や空気を適度に通すので、必要な植物の成長を阻害することはありません。大切な庭木や花のそばにも使いやすいシートです。


接着剤を使いブロックなどに固定することもできるので、花壇や家庭菜園、駐車場など、さまざまな場所で活躍してくれるでしょう。広い範囲の美しい景観を守るのにおすすめ。これまで雑草に困っていた土地の管理を楽にしてくれます。


4.愛農「防草シート」


画像出典:楽天市場
楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ: 1m×50m
  • 厚さ: 0.3mm
  • 材質: ポリエチレン
  • 色: ブラック

細かな編み目が光合成を防ぐ!ライン入りでカットや切り込みに便利


ポリエチレン製で0.3mmと薄いのが、愛農の防草シートです。高密度クロスシートで織られた細かな編み目が、光を遮断して雑草に必要な光合成を妨げます。


雨水を通しやすい構造なので、天候が悪いときも水たまりやぬかるみ、泥はねに悩むことがありません。また、飛んできた雑草の種が水を含んで成長することもないので、農業のプロにも愛用されています。


畑やハウスなどの通路に利用されているほか、育苗する際の下敷きにも活用され、耐久性にも優れています。


ブラックの面に細いラインが20cmごとに入っているため、カットする場合の目安となる点でもおすすめです。好みの長さや形に整えたいときも、途中で切る位置を確認する面倒がなく作業が楽。苗を植えるときの切り込みを入れるのにも便利です。


一般家庭では、駐車場や庭の雑草防止によく使われています。砂利の下に敷いてもよいでしょう。


5.プラスワイズ「不織布タイプ 防草シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ:1.02m×100m
  • 厚さ: 0.37mm
  • 材質: -
  • 色:グレー

遮光率から透水係数までのデータを開示!ソフトで作業性のよいシート


稲作を始め農業が盛んな新潟の会社、プラスワイズ。各種の農業用品や園芸関連用品、エクステリアから建築、土木資材まで取り扱っています。不織布タイプ 防草シートもそんなプラスワイズの商品の1つです。


田畑やハウスの通路に敷くにも十分な長さがあり、広い範囲の雑草の繁殖を防いでくれます。0.37mmと薄型であり、軽くて丈夫その上ソフトでもあるので、作業性がよいシートです。


雑草予防の性能や作業性のよさを判断するのに参考となるのは、遮光率94.55%、坪あたりの重さ93gといった数値でしょう。


高い遮光率で日光をしっかりと遮断するので、頑強な雑草の生育を阻みます。また、空気と水をよく通す性質を持っているため、雨天や水やり後、防草シートを敷いている付近の歩行に困ることもありません。


そのほか、引張強度や透水係数などのデータが開示されている点でも安心できます。


6.ダイオ化成「高密度防草シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ:1m×10m
  • 厚さ:-
  • 材質:ポリプロピレン
  • 色:グリーン

密度の高い織物タイプでしつこい雑草を抑制!庭になじむグリーン色

これまでの黒のほか新色グリーンが登場したダイオ化成の高密度防草シート。織物タイプのシートであり、従来のものより密度の高い点が長所です。


しっかりとした遮光性で降り注ぐ光からシート下をガードし、下から突き抜けようとするしつこい雑草を抑制します。除草剤に頼ることなく、またこれまで草刈り、草抜きにかけていた手間や時間を省くことができます。


自然色に近いグリーン色のシートは、花や緑の多い庭に敷いてもなじみやすく、景観を損ねないのがポイント。住宅周辺の空き地や駐車場に敷いても目に優しく映ります。


また、縦方向に15cmの間隔でラインが入っているため、カットや設置の目印となります。設置後は、ラインに沿って上部に鉢物を並べたり植栽のための切り込みを入れたりすることにも役立つでしょう。すっきりと整ったお庭作りをしたい人に最適です。


7.GARDEN PROTECT(ガーデンプロテクト)「防草シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ: 50cm×10m
  • 厚さ: 0.5mm
  • 材質:ポリプロピレン
  • 色:ブラウン

扱いやすいサイズとカラー!手軽で一般家庭に使いやすいタイプ


GARDEN PROTECTの防草シートは、一般家庭の庭や花壇用として使いやすいタイプです。


幅50cmで10mと扱いやすいサイズであり、土の色に近いブラウンなので植物のある空間に敷いても違和感がありません。ハサミ、カッターで切ってもほつれることがないので、敷きたい場所に合わせ自由自在に調整できます。


もちろん雑草の光合成を妨げる機能をしっかりと果たし、抜群の水はけで上面に飛んできた種子の生長も簡単に許しません。除草剤の必要がなくなれば、育てている花や樹木にかかってしまうことがなく、枯れるリスクも減らせるでしょう。


使用とともにシートに水がなじめば水を通す度合いもアップするので、イヤなぬかるみ、水たまりもできにくくなります。耐用年数は、直射日光のあたる環境で1〜2年、日陰の場所で2~3年と短めですが、植物の植え替えを定期的に行う庭ならかえって都合よく使用できるでしょう。


8.まつうら工業「防草シート(厚手)」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ:50cm×50m
  • 厚さ:-
  • 材質:ポリプロピレンクロス
  • 色:ブラック

駐車場やウッドデッキ付近にも!しっかり厚みがある防草シート


取り扱いやすい薄さよりも、破れにくくて丈夫な厚さを選ぶなら、まつうら工業の防草シートがよいでしょう。防草シートでは薄いものが多い中、厚手と表記してある珍しいタイプです。


厚手であるメリットは、まず貫通力のある雑草も容易に突き抜けにくいこと。ぐんぐん伸びてくる雑草が多いエリアに対策として使えます。


また、厚いシートが遮るのは、雑草生育に不可欠な日光の明るさばかりではありません。光がもたらす熱をも通しにくいため、防草シートで覆った一帯に熱がこもるのを避けられます。口コミでは、炎天下においてもあまり熱を感じない、と評価されています。


さらに、ある程度の負荷に耐えられる強さを持っているので、車の重みがかかる駐車場への使用も可能です。ウッドデッキ下に敷く防草シートを探している人にもおすすめです。


9.日本マタイ「草よけシート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ:1m×5m
  • 厚さ:0.6mm
  • 材質:ポリプロピレン
  • 色:ブラック

ちょっとしたスペースにも手軽に敷ける!使い勝手のよい不織布タイプ


雑草対策をしたい場所がそれほど広くないのなら、日本マタイの草よけシートを試してみてはいかがでしょうか。


日本マタイは、農業資材やガーデン用品を中心に多くの製品を取り扱っている会社です。防草シートのラインナップを見ても、クロスタイプや厚手タイプなど種類が豊富。中でもこちらの草よけシートは、家庭で使い勝手のよいスタンダードな不織布タイプです。


シンプルでありながら、遮光性や水はけといった要素はきちんと満たしているシートなので、繰り返し生えてくる雑草の対策に活躍します。通気性もよく、シート下の土壌に悪影響を与えることがありません。


1m×5mと手軽に敷けるサイズなので、庭木や花壇周辺などちょっとしたスペースにおすすめ。1度試しに使ってみたい、大きなサイズの商品だと持て余してしまう、という一般家庭にも向いています。


10.ミナト電機工業「シンセイ 防草シート」


画像出典:Amazon
Amazonで詳しく見る楽天市場で詳しく見るY!ショッピングで見る
  • サイズ: 2m×100m
  • 厚さ:-
  • 材質:ポリエチレン
  • 色:モスグリーン

抗菌剤入りでカビを防ぐ防草シート!日の当たりにくい場所にもおすすめ


ミナト電機工業が販売しているシンセイ 防草シートの特徴は、抗菌剤が入っていること。そのため、不快なカビの発生を強力に防止し、清潔さを保てます。


もちろん除草剤が含まれているわけではないので、土壌を汚すことはありません。畑や家庭菜園の周辺、ハウス、空き地などのほか、日光の当たりにくい裏庭に敷くのにもよいでしょう。


素材のポリエチレンが密に編み込まれた生地であり、耐久年数は約4~5年。今まで雑草の処理に追われていた土地も、頻繁なメンテナンスに煩わされることがなくなります。モスグリーン色の防草シートは、広いエリア、そして植物の間に敷いてもなじみやすく、落ち着いた印象を与えます。


また、縦のラインも目立たない色で入っているのであまり不自然さがありません。シートのカットや植物の配置など何かと目安にできて便利です。


防草シートを購入時の気になる疑問・質問


防草シートの購入や使用が初めてなら、疑問に感じている点も多いのではないでしょうか?防草シートに関してよくある質問に答えます。


Q1:砂利の下に防草シートを敷くと、どういう影響がありますか?


砂利の下に防草シートを敷いた場合、防草シートが長持ちします。


防草シートが表面に出ていると、直射日光が当たる上、人の通行などの影響を受けて次第に劣化していきます。砂利を敷けばシートが隠れるので、その劣化を遅らせることができるのです。


また、砂利だけを敷いた状態では、雨や霜などの天候、人の歩行で負荷がかかり、地面の中へだんだんと沈んでいきます。砂利の下にシートがあれば沈下を防ぐので、シートと砂利ともにメンテナンスが楽になります。


Q2:防草シートを止めるには、ピンとテープどちらが良いですか?


防草シートを止める際は、ピンを使用してください。


Lピンやコ型ピンなど専用の固定ピンが販売されています。シートの上からピンを地面に深く差し込むことで、しっかりと固定できます。


防草シートは長期に渡って使っていくものであり、固定がいい加減であれば、強風や台風にあおられることもあるかもしれません。めくれたシートを敷き直したり破れた箇所を補修したりすることを考えれば、初めからピンを打ち込んでおくのがベストな方法です。


Q3:防草シートを長く使うには、どんな敷き方をすれば良いですか?


防草シートの耐久性は、シートの性能だけでなく敷き方によっても変わってきます。防草シートの劣化を防いで長く使っていくためには、なるべく地面とのすき間を作らないことです。


すき間があればそこには空気や物の動きが生まれ、摩擦の影響を受けやすくなってしまいます。


まず防草シートを敷く前に、必ず生えている雑草の始末をしておきます。元気な雑草はシートを下から持ち上げかねません。そして、できるだけ地面を平らにならしておきましょう。


Q4:隣り合わせている防草シートの端は、どうすれば良いですか?


新たな防草シートを隣りに敷く場合は、端を10cm以上重ねるようにしてください。


防草シートの幅や長さが足りない場合は新たなシートを敷くことになりますが、シート間にすき間があるとそこから雑草が伸びやすくなります。ですから、防草シートの端部分を重ね、二重になった部分にピンを打ち込んでいきます。


重なり部分にはテープを併用すると、防草シートを長持ちさせるのにより効果的です。


まとめ

雑草は油断しているといつのまにか伸びてしまいます。花壇や庭の間に雑草が見えれば、美しい景観も台なし。広い空き地や駐車場管理が大変という人もいるでしょう。


防草シートは、最初に敷く手間こそ必要ですが、草抜きや草刈りの手間を画期的に減らしてくれます。除草剤を使わなくて済むので、環境への配慮という点でもおすすめです。


多くのメーカー、種類がある防草シートは、素材やサイズ、厚み、色などを確認して選びましょう。素材や厚み、製法によってシートの耐久性が違ってきます。耐久年数の長い商品は値段が高い傾向にありますが、その分メンテナンスが楽です。


防草シートを設置すれば当分雑草ともお別れ。もっと早く敷いておけばよかった、ときっと思うはずです。

この記事のキーワード

キーワードから記事を探す