PCで絵を描いてみたいのなら、おすすめのお絵かきソフトを知っていますか?今はPC1つでアニメーションまで作れる時代。どんな表現も思いのままです。毎日少しずつ操作...
PCで絵を描いてみたいのなら、おすすめのお絵かきソフトを知っていますか?
今はPC1つでアニメーションまで作れる時代。どんな表現も思いのままです。
毎日少しずつ操作を覚えれば、自分でいろいろな作品が作り出せるのです。
ちなみにお絵かきソフトには無料と有料のものが存在しますが、製品により機能が微妙に変わります。
ここではいろいろなお絵かきソフトについて解りやすく解説します。
これから絵を描いてみたい、すでに使っているけど他の種類が知りたい人必見です!
ママアイテム編集部
今の日本では幼少期からPCを触る家庭も多いと思います。逆に老後の趣味でPCを習い、絵を描いてみたくなったという人もいるはずです。そこでお絵かきソフトの選び方をいくつか考えてみました。
PCで絵を描く事が全くの初心者ならば、まずは無料のお絵かきソフトをダウンロードしてみましょう。
有料のものはプロも使用するためたくさんの操作が画面上に並びます。そのため慣れるまでは無料のソフトをいくつか覚えて有料に移行する方が解りやすいです。
以前は最初に購入したPCがWindowsなのかMacなのかは、その後のソフト問題に関係していました。しかし、最近では両方に対応している有名お絵かきソフトも多いので困ることはありません。
ただし、WinからMacに変更した場合、以前購入したものが引き続き使用できなくなることもありますので、事前に確認してください。
安いソフトだから悪いという訳ではありません。価格より自分が何をしたいのかで選ぶと良いです。使いこなす事を1番の目的にしましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
無料〜税込500/月 | 6,224円〜 | 48,816円〜 |
お絵かきソフトには、1.ペイントソフト、2.画像編集(フォトレタッチ)ソフト、3.画像描写(ドロー)ソフトの3つがあります。
ざっくり説明するとペイントソフトは絵を描くために特化したもの、画像編集ソフトは加工に優れているソフト、画像描写はパスを使い線を作るソフトとなります。
SYSTEMAXが販売しているペイント機能に特化したペイント&ドローソフト。筆圧の強弱や描画の美しさを上げる方が多いです。
シンプルな作りなため動作も軽快、強制終了を減らす保護機能も付属。対応はWindowsのみです。
アメリカのAdobe社が提供しているデザイン業界必須の世界最高峰画像ソフト。
昔から業界知名度No.1を誇り、デザイナーなら必須のツールです。画像の加工をするならこれ以上のものはありません。現在は年間契約での使用になります。
20年以上の開発をしてきたセルシス。2012年に発売されて以来、イラストや漫画を描きたい人に1番売れているお絵かきソフトです。
2017年にはiPad版も販売。3種類あるクリップスタジオのうちPROが1番売れ筋です。
株式会社 ピージ―エヌが提供しており、無料の『FireAlpaca:主にイラスト』『MediBang Paint:イラスト&漫画』、有料の『openCanvas』をリリースしています。
いずれ『FireAlpaca』はクラウド保存可能な『MediBang Paint』に統一集約されるとも言われています。
華やかな感じではありませんが、世界中で評価されておりダウンロードされています。
使用OSはWindowsのみですが、Android版もあります。まだ子どもが小さい人や小学校低学年ぐらいで絵を描きたい人、PC操作が難しい人におすすめです。
製品について以下6つのポイントを比べてみました。PCで絵や漫画を描いたり、写真加工、デザインをする時に必要になる最低限の機能になります。
絵を描く道具を揃えるのは昔も今も費用がかかります。
絵を描く方ならアナログでの良さも十分解ると思いますが、デジタルの良さは何と言っても1度道具(PC)を揃えれば何度でも無料で使えるということ。何より部屋が散らかりません。
ここでは学生さんにもお手軽に使用できるフリーソフトを紹介します。
フリーソフトで漫画を描きたいならこれです。ソフトで絵や漫画を描いてきた経験からですが、これだけの多機能で無料なんて信じられない!の一言です。
しかもこのサイトの中には、『少年ジャンプ』がオリジナルで開発したお絵かきソフトジャンプPAINTが別にダウンロードできるのです!そこからジャンプへ投稿も可能です。
線を描いた時に起こるブレを修正する手ぶれ補正機能も付いており、レイヤー加工ではレベル補正・色相・ガウスぼかし・モザイク・線画抽出ができます。
描いた時の保存忘れもしないよう自動でバックアップ設定機能などもあるので、集中していてつい保存を失念、PCが落ちて全て描き直し……なんてこともありません。描いた作品保存は専用クラウドに保存できるのでHDDが少ない人も安心ですね。
対応OSは/Windows7 Service Pack1以上、MacOSは10.9以上対応です。(iPad、iPhone、Androidも対応)
HDDはインストール時に100MB以上の空き容量、保存や作業領域用に2GB以上の空き容量を推奨しています。
メモリーは32bitは4GB、64bitは8GB以上を推奨。フォーマット形式はmdp(MediBang Paint形式)、png、jpg、bmp、psd、tif、webpです。
アナログの公式ガイドブックもありますので、使い方が難しい人には参考になるはずです。
ちなみに以前、同会社がリリースした『CloudAlpaca』が『MediBangPaint』に名称変更改定されました。
フルカラー画像専用の管理者が趣味で開発を始めたそうですが、初めてPCで絵を描くなら十分な機能だと思います。
Windowsのみですが、こちらのPixiaは外国でも使用されており、英語版もダウンロード可能、海外からも絵の投稿があります。フルカラー画像を描くために開発されたソフトなので、漫画を描くには少し厳しいかもしれません。
現在Android 4.0以降の各社Android版も開発中。個人サイトなので開発が少しずつなのが難点ですが、動作環境はPixia ver.6の64bit版だとWindows8/8.1〜10、32bit版だとWindows7〜8.1で使用できます。フォーマット形式はPXA、JPEG、PNG、BMP。
互換性タブレットとしてワコム ArtPadシリーズ、Bambooシリーズ、intuosシリーズ、intuos Proシリーズ、cintiqシリーズを推奨しています。
こちらも公式ガイドブックがいくつか発売されていますので、読みながら操作すると解りやすいです。
いまだWin98を使用されているならぜひ導入したいカラーイラストを描くためのフリーソフトです。ただ、開発が終了との事ですので残念ですがサポートがありません。
ダウンロード後に開いた画面ではアイコンが解りやすく並んでおり直感的に操作ができると思います。いつも使用するブラシをRGBパレットに自動で登録するので、「この前作ったあのブラシどんなんだったっけ〜(汗)」なんて事は無くなります。
こちらは漫画には特化したソフトではありませんので、あくまでイラストやアイコン作りなどに向いています。
やり直し回数は無制限ですので、数百回でもさかのぼることが可能です。
OSはWindows 98 / Me / 2000 / XP/ Vista / 7 に対応。フォーマット形式は、pbx、tiff、pcx、ras、tga、wmf、gif、j2k、jpg、jsf、bmp、png、psdです。pbxとpsdではレイヤーを保持できます。
1996年に公式リリースしたGIMP(ギンプ)は世界中で利用されており、Photoshopに遜色ない機能を誇るフリーのお絵かきソフトです。写真編集をしたい人やデザインの勉強をしたい人にも人気です。
GIMP2.8に改良されてからはGIMP用のプラグインもフリーでたくさんダウンロードできるため、現在では漫画を描くのにも困らないようになっています。もちろん現在もフリーのプラグインは増えています。
そしてGIMPはアニメーションも作成することが可能です。OSはGNU/Linux™、 Apple Mac OS X™、 Microsoft Windows™、 OpenBSD™、 NetBSD™、 FreeBSD™、 Solaris™、 SunOS™、 AIX™、 HP-UX™、 Tru64™、 Digital UNIX™、 OSF/1™、 IRIX™、 OS/2™、 BeOS™と幅広いのも特徴です。
ちなみにフォーマット形式はGIMP2.8から保存方法が変更されており、一度.xcfで保存したのち、希望の拡張子に変更します。
デジタルやアナログでもガイドがたくさん紹介されていますので、使い方がわからない時でも簡単に調べることができます。
1の『MediBangPaint』と同じ会社がリリースしています。こちらのソフトの方が古く、主にイラストを描くためのソフトになります。
ブラシの標準搭載はペン・鉛筆・エアブラシ・水彩で、もちろんタブレット感知機能も付属。
レイヤーの種類はカラーレイヤー、8bitレイヤー、テキストレイヤーです。選択範囲の変形・自由変形や、回転表示、左右反転表示、そしてスナップ機能 (並行、十字、集中線、消失点)も付いています。
ドット修正ブラシもあるのでGIFアニメなどにも使えます。
OSはWindows Vista以降、MacOS X(10.7)以降とありますが、旧バージョンもダウンロードできるので一昔まえのPCでも使うことができます。
動作が軽いので平均的なHDDやメモリーでも大丈夫のようですが、メモリーは最低2GBは必要と思います。Macintosh版は64bitCPU専用のようです。
保存形式はmdp以外に、bmp、png、jpg、psdになります。
ここから紹介するソフトは全て有料ですが、絵を描く人にとってはどれも知られたソフトです。
有料と無料の1番の違いは作業効率。有料な分、1回の作業で済む事が多いです。有料は多機能ですが、初心者には慣れるまで多少時間もかかるでしょう。
1カ月間使用無料のソフトもありますので、まずは描き味を試してから決めるのがいいと思います。
通常絵や漫画を描いてるとレイヤーが増えて重くなり、動作が遅くなります。それを解消したのが、このクリップスタジオです。イラストや漫画を描くための決定版ソフトといえるでしょう。
線のブレも補正機能でしっかり修正。ブラシも何千種類と揃っており、表現方法も自由自在です。
ちなみにクリップスタジオは、1.CLIP STUDIO PAINT EX、2.CLIP STUDIO PAINT PRO、3.CLIP STUDIO PAINT DEBUTの3種類があります。
DEBUTは初心者用ですが、経験からいうとPROからでも十分覚えられると思います。特に漫画を描くならフキダシはPROから付属です。WACOMタブレットとの相性も抜群で、筆圧感知にも優れスムーズな描き味です。
動作環境はWindows7 Service Pack1以上、MacOS 10.10以上です。HDDは3GB以上の空き容量、メモリは2GB以上が必須(8GB以上推奨)です。
カラーイラストを描くのにおすすめのペイントソフトです。難しい操作が少ないので初心者にも使いやすいはず。税込み5,400円(※1ライセンスにつき)で、気軽に導入できるのもポイントが高いですよね。
フィルターなどの画像加工のバリエーションは少ないですが、水彩ブラシや油絵ブラシでのペイント、またパスを使って線をドローもどちらもできます。
SAIの特徴の1つとして、線描画の美しさがあります。そのためイラストの主線はSAIで入れるイラストレーターさんもいらっしゃいます。もちろん美しいカラーイラストも作成できます。
OSはWindows 98〜10まで。保存形式はsai、psd、bmp、jpg、png、tgaです。メモリーは1GB以上が望ましく、HDDは512MB以上の空き容量が必要です。
2017年にVer.2が公開され、Windows 64bit版でも使用可能になりました。動作OSはWindows2000以上になりますが、使用感は更に向上しています。
選択肢がなかった頃はこのPhotoshopがPC絵の必須ソフトでした。もとは絵を描くためのソフトではないのですが、ずっと使用されている方も多いです。今もデザイン専門職やデザイン学校などで多く使用されています。
導入の1番のネックは使用料金です。1カ月は体験版を使用できますが、現在は月々の使用料の支払いが必要になります。以前はライセンスを購入するという形でしたが、価格は公式HPから通常、月額3,434円または年間28,252円になります。
しかし写真加工ソフトLightroom(ライトルーム)が付くフォトプランの方が年間12,696円ですので、こちらの方が良いかと思います。(ちなみにアマゾンから購入だと2018年1月の時点でフォトプランが11,760円でおすすめです。)
もし学生や教員の方ならばアカデミックプランというものが用意されていますので、フォトショップが必要ならばこちらが良いでしょう。
FireAlpacaの関連ソフトになります。こちらも同じくイラストや漫画を描くのに特化しています。有料な分、性能も上がります。
OSはVista Service Pack2〜Win10対応、HDDはインストールに10MB以上の空き容量と保存や作業に2GBが必要です。メモリーは32bitは4GB、64bitは8GB以上を推奨。保存形式はBMP, JPEG, PNG, PSD, OCI(openCanvas形式), WPB(openCanvas 1.1 形式)です。
PSD形式での保存可能なのでPhotoshopとも互換性があります。そしてもちろんWACOMタブレットに対応しています。
Painterはイントツールとしては世界一と言われるソフトですが、画材そのもの感覚が味わえるお絵かきソフトです。アナログで水彩や油彩などを本格的に描いてきた方には1番しっくりくるソフトではないのでしょうか。
Painter公式HPでは専用のブラシセットもいろいろな種類が販売されているので、本格的にアナログ感覚の絵(イラスト)を描きたい方へ1番おすすめします。
最新版の2018でのOSはWindows7〜10(全て64bit)、Mac10.13、 10.12、X 10.11 および X 10.10となります。
Painterの難点として、動作が重いことが挙げられます。動作環境はHDD空き容量に最低1GB以上が必要で、メモリーは2GB(8 GB 以上推奨)と記されています。
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やはり費用は1番気になるところです。最近は安くなったとはいえ、有料ソフトの気になるこの疑問を調べました。
はい、あります。約1カ月のお試し期間を設けているものが多いので、まずは使用して使い心地を感じてみるといいと思います。
いろいろと比べてみて自分の描きたい絵にとって、1番向いてるソフトを選択しましょう。お試し期間は下記の表をご覧ください。
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一般におすすめのお絵かきソフトだとしても、使う人によって感覚は違うもの。自分にとって相性のいいお絵かきソフトを探すのが1番です。
例えば水彩ブラシは大抵のお絵かきソフトに付属しています。ですが同じように色設定をし、筆を置いたとしてもソフトにより差は出ます。この時、自分の好みを優先する方が日々飽きずに最後まで描き上げることができると思うからです。
まずは1つのソフトを使いこなしてから、別のソフトも導入することもおすすめです。お絵かきソフトは似ている機能も多いため、1つのソフトを覚えると他のお絵かきソフトも感覚的に使えるものなのです。
そしてソフトを導入する前に必ず自身のPCスペックを確認してください。CPU、メモリー、HDD、そしてグラフィックボードが良いほど作業がスムーズになります。負担がかかり描いてる途中にいきなりダウンする可能性もありますので保存もこまめにしましょう。
慣れて上達してきたら作品をぜひ発表してみてくださいね。きっともっと絵を描くことが楽しくなると思いますよ♪