ガスランタンはキャンプをする人にとって大事なアイテムなのに、おすすめ情報が探しづらい商品でもあります。使用用途や使いやすさ、燃料の種類など、比較ポイントはたくさ...
ガスランタンはキャンプをする人にとって大事なアイテムなのに、おすすめ情報が探しづらい商品でもあります。使用用途や使いやすさ、燃料の種類など、比較ポイントはたくさんあるのに、なかなかどの商品がいいのか分かりづらいのが悩みの種です。今回はこれを使っておけば間違いない!というおすすめガスランタンを6つ選んでまとめてみました。初心者も上級者も、これを参考にして使えるガスランタンを見つけてみてください。
ママアイテム編集部
まず、ガスランタンをどう選べばいいのかについてまとめてみました。
そもそも、いくつくらい持ってればいいのか。種類はどんなものがあるのか。そこを理解しておかないと、おすすめのガスランタンは見つけられません。ではまず最初から見ていきましょう。
まずガスランタンには、2つの種類があります。キャンプ会場全体を照らすメインランタンと、食事をする際にテーブルを明るくするテーブルランタンの2つです。これのどちらかが欠けて、、しまうと、困ることも多くなります。み
メインランタンは、主にタープのポール・ランタンポールに吊り下げて使います。高い位置に配置するため、会場全体が明るくなる主力のランタンです。とにかく明るくなければ意味がないため、光量が大きく、燃焼時間も長いものをおすすめします。
これに対してテーブルランタンは、テーブルの上の料理・食器、その他身の回りのものを照らすランタンです。これがなければ、安心して料理が食べれません。
少し注意しなければならないことは、メインランタンよりも光量を小さくすることです。さもないと、虫がランタンに寄ってきてしまい、悲惨なことになってしまうかも!
次にチェックするべきは、燃料の種類です。大まかに分けると、OD缶とCB缶のふたつがあります。OD缶は、専用カートリッジを使用して使うもので、CB缶はカセットボンベを使って動かします。
OD缶は、専用カートリッジを使うだけあって、アウトドア専用品となっています。そのため、価格はCB缶よりはいくぶんか高くなります。
また、セールスポイントとしては、気温の低いところでも強めの火力を長時間維持できるところでしょう。
これに対して、CB缶はカセットボンベなのでコンビニなどでも気軽に手に入る手軽さが魅力です。でも、気温が低いキャンプ場では、強めの火力を維持するのはなかなか難しいのが弱点です。
自分たちの行うキャンプの内容(開催場所・気温・季節・実施時間など)を考えた上で、どちらの燃料の種類を選べばいいか決めましょう。
ガス缶は、永久的に使えるものではありません。寿命がきたら、燃焼時間はすぐに終わってしまいます。
ガス缶を持ってきたから、これでキャンプ中はずっと使える!と思ってしまうのは間違いです。 複数本持って行って、キャンプの実施期間中、ずっとガスランタンを使えるようにしておく必要があります。
とはいえ、ガス缶の燃焼時間は商品の種類によって変わります。中にはその差は数時間にも渡るものもあります。ここをちゃんと確認しておかないと、真っ暗な中でキャンプをするという恐ろしい事態にも繋がりかねません。
キャンプで使用する時間に合わせて、購入する缶の本数を揃えるのが大事だということですね。これならガス缶を切らす心配はない!と言えるくらい、 安心できる量を準備しましょう。
日常生活とはひと味違うキャンプ場では、操作しやすいキャンプ用品があるとないだけで、まったく楽しさが違います。
特にガスランタンで大事になってくるのは、マントル装着のしやすさ。マントルとは、ガスランタンの発光する部分のことです。ここをきちんと装着しないと、キレイに明かりがついてくれません。
このマントル装着のためには、「空焼き」という作業が必要になってきます。これをしなければ、ガスランタンはあかりがつきません。
空焼きとは、ランタンに灯をともす前にマントル自体を焼いてあげることです。 灰化させることで、準備を整えてあげるのです。
明かりがつかなければ、キャンプはできません。そして、明かりを灯すには、マントルを空焼きしなければなりません。
マントル装着がしにくいガスランタンを選んでしまうと、キャンプの開始自体が遅れてしまう可能性があります。スムーズにキャンプを行うためにも、マントル装着がしやすいガスランタンを選びましょう。
デザイン性は、結構大事なポイントです。 ガスランタンはそもそも、ファッション性が高いため、 おしゃれグッズとしても知られています。 テーブルなどに置いておくだけでも、キャンプのムードが一気に上がるお手軽グッズでもあるのです。
探してみると、海外のお城に出てくるような、とても雰囲気があるガスランタンもたくさん販売されています。 このような種類を選び、間接照明のような置き方をすれば、キャンプのテンションも一気に上がること間違いなしです。
おしゃれにも気を使いたい人は、デザイン性にもしっかりと気を使いましょう!
普段あまりキャンプをしない人は、初めて聞くメーカーやブランドの名前も多いかもしれません。でもこのようなキャンプ用品は、人気メーカーから選ぶのが一番失敗がありません。あまりこだわりがない人は、これらのメーカーからチョイスするのがいいでしょう。
コールマンは、アメリカ発のキャンプ用品ブランドです。使いやすくてデザイン性の高いキャンプ用品の金字塔。キャンプをしない人でも、 シンプルで物がたくさん入るコールマンのリュックサックは、見たことがあるのではないでしょうか。
リュックサックカバンの他にも、テントやキャンプ用いす、 靴やタープなどなど、キャンプに必要不可欠なアイテムがたくさん揃っています。
品質は申し分なく、世界中にファンがいるわけがとてもよくわかります。困った時はコールマンを選ぼう!と言ってもいいかもしれません。
スノーピークは、新潟県に本部を置く国産キャンプ用品メーカーです。さすが国産!と言わんばかりの安心品質と価格は他の、他の追随を許しません。
ガスランタンはもちろんのこと、テントやタープ、 調理器具、キャンプ用の洋服などなどキャンプには欠かせないグッズがここだけで全て揃います。
ガスランタンの特徴としては、雰囲気づくりにとても役立つ所が挙げられます。優しくほんのりと明かりがともるため、ムーディーな演出ができます。デザイン性に厳しい人でも満足できるガスランタンが揃っています。
プリムスは、スウェーデンの電気機器メーカーです。使いやすさとデザイン性が合わさった魅力的なガスランタンがたくさん揃っています。
スウェーデンを始めとする、北欧の家具や食器はおしゃれなものが多い!と評判ですが、それはこちらのプリムスでも同じです。ついつい揃えたくなってしまうような、おしゃれなアイテムがたくさんです。
とはいえ、デザイン性だけではないというところが魅力です。初心者でも簡単に使い始めることができる初期準備の簡単さも、ポイントなのです。
たくさんあるおすすめ商品の中でも、特に皆さんに使って欲しい素晴らしいガスランタンを、今回は6つ選んでみました。その判断基準は以下の3つです。
この3つさえ満たしている商品なら、きっと後悔することなく使い続けられるはずです!
まずは、キャンプサイト全体を照らし続けてくれるメインランタンから紹介していきます。
ここがしっかり仕事をしてくれないと、キャンプの作業スピードやテンションも落ちてしまいます。効率良いキャンプ作業を進めるためにも、高品質のメインランタンを探して使ってみましょう。
赤いヘッドがおしゃれで魅力的な、コールマンの LP ガスランタンです。このランタンの魅力は着火のしやすさにあります。
マントルはワンタッチのクリップで装着可能。 初めてガスランタンを使う人でも、 残された取扱説明書を見れば、すぐに操作ができるくらい簡単です。
さすがコールマン!といった感じの持ち手のおしゃれさや、色合いのハイセンスさも魅力。
光力も十分なので、作業の際に手元の暗さに悩まされることもありません。 虫も寄ってこないので、これひとつあればキャンプ全体の士気向上にもつながります。
この商品の魅力は、とにかくその軽さにあります。124gという軽さは他のメーカーにはそうそうありません。 その軽量から、山道にも気軽に持っていけるのが人気の理由です。
キャンプだけではなく、色々な所へアウトドアに出かける人は、ひとつ持っておくと便利かもしれません。
小型ランタンながら、その光力は申し分ありません。 これひとつあれば、作業は大丈夫なほど。それでも、目に痛くない優しい自然っぽい光なので、長時間使っていても疲れません。
また、金属を基調とした無機質でカッコイイデザイン性もポイント。優しく可愛らしいイメージがあるランタンですが、こんなデザインもありかもしれません。
キャプテンスタッグのこちらのガスランタンは、 OD 缶を使用。購入者はみんな、その圧倒的な光量にびっくりしている様子です。
LEDランタンとは比べ物にならない、頼りがいのあるガスランタンはいつ使ったら手放せないレベルです。
また、この商品の魅力は収納にもあります。他の商品には専用の収納ケースがない場合もありますが、これにはハードケースが付属しています。
ガラスで作られている部分もあるので、ハードケースの中に収納しておけば、使わない時も安全に保管しておけるので便利です。
消耗品であるマントルも最初からふたつ付属しているようです。 使い勝手がいいので、バンバン使えるガスランタンですね。
次は食事の美味しさをさらにアップさせる、 おすすめのテーブルランタンを3つまとめてみました。 食欲がどんどん増すような、魔法のようなガスランタンがたくさんありますよ。
2011年グッドデザイン賞も受賞した、こちらのコールマン製品。驚くべきところはマントルがいらないというところです。
わざわざ面倒な作業をしなくても、使いたい時にすぐ火が灯せる手軽さはこれを凌ぐものはありません。持ち運びが便利なのもいいですね。
火の調節も、専用レバーを回すだけという手軽さ。始めて使うアイテムに自信がない……という人でも、何の心配もなく操作できます。
また、さすがグッドデザイン賞受賞だな、と感じるキャンドル風のデザインも魅力的です。 テーブルの上に置いておくだけで、まるでキャンドルのような、ぼんやりとした優しい明かりが周りを包んでくれます。
目にも優しいので、お子さんにも安心ですね。
このスノーピークのランタンは、一時期プレミア価格で価格が跳ね上がっていたほどの大人気商品です。
とにかく軽量で、使いやすさも抜群。小さめなので光量はそこまで大きくありませんが、食事ぐらいなら十分事足りる明るさです。むしろ、そのぼんやりとした明かりがとてもムーディーで、雰囲気があります。
専用ケースも付いているので、持ち運びも便利。ゆらゆらと揺らぐ炎が、キャンプの楽しさをさらに増幅させてくれることでしょう。お酒を飲む時にも、雰囲気を助けてくれるかもしれませんね。
こちらもスノーピークの商品で、とにかく携帯性に優れていることが人気の理由の一つです。
そこまで光量は強くなくていいから、持ち運びしやすいガスランタンが欲しい。そんな意見に応えて作られました。なお、光量は80Wです。
軽量タイプのガスランタンを一つ欲しいな!と考えている人は、こちらがおすすめです。既に大型のランタンを持っている人でも、一個持っていて損はありませんよ!
ガスランタンを購入する際は、さまざまな疑問点が一緒に浮かんでくることでしょう。しかし、誰に聞けばいいのかもよく分かりませんし、インターネットに答えが転がっていることもそんなにないです。
よく出てくる疑問や質問を、ここでまとめて解決したいと思います!
単刀直入に答えると使えません。なぜなら、 ガスランタンは実際に光を灯して使うので、表面が高温になってしまうからです。
テント内で使うと、もしものことがあった時に、火事などに繋がってしまう可能性があります。もしもテント内でランタンを使いたいなら、そのような心配のない LED ランタンをおすすめします。
基本的なガスランタンの使い方は、以下の通りです。
まず、ランタン本体にカートリッジを取り付けます。 その後にランタンのグローブを外し、マントルを装着。しっかりとマントルの空焼きをした後に、またグローブを装着します。そして、点火します。
このような作業を経て、マントルが発光体に変化。美しい光をともすガスランタンとなります。
この時に注意するのは、空焼きして灰化したマントルを壊さないようにすることです。とにかく繊細な作業になるので、慎重に作業していきましょう。
ガスランタン、ガソリンランタン……いったい違いは何なのでしょうか。 最初はどんな違いがあるのかよくわかりませんよね。
ガスランタンもガソリンランタンも、燃料を使って発光させるメカニズムは変わりません。ただ、ガソリンランタンにはポンピングという動作ができます。燃料がなくなりかけた時に、空気をタンクに送ることで光量をキープすることが出来るのです!
一方、ガスランタンはポンピングは出来ません。しかし、そのぶん価格が安めに設定されています。初心者は、ガスランタンの方がおすすめです。
LEDランタンは、これらとは違って電池を使って光らせる現代的なランタンです。持ち運びしやすく、火事の心配もありませんが、光量が物足りないのがたまに傷ですね。お子さんがいる家庭は、こちらの方がおすすめです。
自分の家の事情に照らし合わせて、もっとも適したランタンを探すのが大事ですね!
ガスランタンは、キャンプには欠かせない素敵なアイテムです。
気にするべき注意点はたくさんありますが、一度使い方を覚えればその便利さと楽しさに夢中になることでしょう。 とても雰囲気が出ますし、ただでさえ楽しいキャンプが更にもっと楽しくなります!
どんなデザインのガスランタンを買おうか考えるのも楽しいですし、家族や友人とお金を出し合って買うのもまた楽しいです。
思い出の1ページを作るためにも、素敵なガスランタンを見つけて購入してみてくださいね。 良い出会いがありますように!