マルチツールのおすすめ10選!機能数と精度で選ぶ

持っていると何かと役立つマルチツールですが、さまざまなアイテムがある中で、どれが一番おすすめなの?なんて悩んでしまうこともしばしばです。そのような声に対してママ...

持っていると何かと役立つマルチツールですが、さまざまなアイテムがある中で、どれが一番おすすめなの?なんて悩んでしまうこともしばしばです。そのような声に対してママアイテム編集部ではアウトドア用や自転車整備用など、本当に使えるマルチツールを厳選して紹介します。また初めてのマルチツール購入を考えている人のために、ツール選びのポイントやマルチツールに関するQ&Aについても紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

ママアイテム編集部

マルチツールのおすすめな選び方5つ

これからマルチツールを選ぶという場合、一番問題となるのが、何を基準に選べば良いのかということですよね。商品の紹介に入る前に、マルチツール選びでぜひともチェックしておきたい5つのポイントについて解説しておきます。

1.マルチツールの利用シーンをチェック

一口にマルチツールといっても、アウトドアシーンで使う多機能ナイフを指す場合もありますし、自転車修理のツールを指すこともありますし、セットになった電動工具を指すこともあります。

まず自分がどういった用途で使うマルチツールを探しているのかということをチェックしましょう。それこそがマルチツール選びの第一歩となります。

2.ナイフやプライヤーなど!アウトドアマルチツールの機能をチェック

キャンプやバーベキューといったアウトドアシーンで大活躍してくれるマルチツールですが、それを選ぶ際にはどういった機能を求めているのかを明確にする必要があります。

例えば優雅にグランピングを楽しみたいという場合にはワインのコルク抜きが欲しくなるかもしれませんし、テントを自力で直しながらのハードなキャンプというのであれば、プライヤーなどがついていた方が良いでしょう。

それらの目的を満たしてくれるツールを選ぶというのが、アウトドアマルチツール選びにおいて最も重要なポイントです。

3.自転車用マルチツールは携帯しやすいコンパクトサイズを選ぶ

自転車での旅行を楽しみたい人にとってもマルチツールはなくてはならない存在です。自転車旅行にはパンクを始め、トラブルはつきものです。市街地であれば、自転車屋に駆け込むこともできますが、人里離れた場所でのトラブルであれば最低限は自力で解決するほかありません。

そこで重要視したいのがそのコンパクトさ。基本的に自転車用マルチツールとして販売されているものは、自転車乗りにとって必要なものは最低限そろっています。

一方で、自転車旅行にはパンク修理キットや最低限の空気入れ、暗いところでの作業に備えてヘッドライトなど携帯しておきたいアイテムは多数あります。ですから使いやすい範囲内でできる限りコンパクトであるということが非常に重要な要素となります。

4.DIYには電動マルチツールが便利

既存の棚を自分好みにちょっと改造したり、あるいは好みのサイズに合わせて自分だけの棚を作ったり。そういうDIYを楽しむには電動マルチツールが便利です。手動の道具と比較した場合、必要な時間と体力は10分の1程度に軽減されます。

電動マルチツールを選ぶ場合には、やはりその機能性で選ぶのがポイントとなってきます。木材を切ったり、磨いたり、その道具でいったい何ができるのか、また自分が何をしたいのかをはっきりとさせておきましょう。

5.価格相場と買うべき値段をチェック

初めてマルチツールを購入するという場合、その相場というのがわかりにくいですよね。ここでは初心者からプロ用途まで大体の価格を示しておきます。マルチツールを選ぶ際に参考にしてみてください。

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
価格3,000円未満3,000円~10,000円10,000円以上
特徴最低限の機能さまざまな機能ありプロの現場で使われるものなど

マルチツールのおすすめメーカー・ブランド

ここではマルチツールを語るうえで避けては通れないおすすめのメーカーについて簡単に紹介しておきます。

1.VICTORINOX(ビクトリノックス)

アウトドアマルチツールの元祖ともいえるのがVICTORINOX社。その歴史は古く、1891年には現在の原型ともいえるソルジャーナイフをスイス軍に納品し、1897年にはオリジナルスイスアーミーナイフとして特許も取得しています。

それだけの歴史を持つ同社にはさまざまな分野にファンがいて、ティファニーとコラボレーションしたナイフも発売されています。実に多くのアイテムが発売されているため、自分にピッタリのアイテムがきっと見つかりますよ。

2.LEATHERMAN(レザーマン)

それまでマルチツールはナイフにプラスアルファとしてドライバーやハサミ、のこぎりといったものが含まれてるということが多かったのですが、そういう常識を覆したのがLEATHERMANの登場です。

中心に据えられたのはナイフではなく、プライヤー(もちろんナイフもついています)。これがさまざまなシーンで大活躍してくれるということで、一躍マルチツール界の巨人となりました。

ミルスペック(アメリカ軍標準規格)を満たしている各種ツールは下手なホームセンターで購入するツールよりも高品質。いろいろとそろえるよりもこの一本の方が役に立つかもしれません。

3.日立(HITACHI)

日立といえば、家電のイメージが強くありますが、DIY用電動マルチツールメーカーとしても有名です。その製品は家庭での使用を前提としているものが多いため、ちょうど良い使いやすさになっています。電動マルチツール選びで悩んだら、とりあえず日立のものをチェックしてみてください。

今回の商品の比較ポイント

商品の比較ポイントについて紹介しておきたいと思います。どれもマルチツールにとって重要な要素ですから、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

  • 重量
  • 機能数
  • 保証書

今、編集部がおすすめするマルチツールはコレ!

世の中には実にさまざまなマルチツールがあるものですが、まずは多くの人にとって必要であろう機能をぎゅっとまとめたものを紹介します。どれを購入するか迷ったら、とりあえずコレです。

VICTORINOX(ビクトリノックス)「ツーリスト」


VICTORINOXのロングセラーアイテム

マルチツールの購入を検討する場合に頭を悩ませるのがどれだけの機能を求めるのかということです。多ければ多いほど良いのかといいますと、そうでもありません。むしろあまりにたくさんの機能を盛り込んでしまいますと、使いにくさにもつながってしまうのです。

ではどれくらいがちょうど良いのかといいますと、その答えはVICTORINOX「ツーリスト」にあります。コンパクトなボディにナイフや栓抜き、コルク抜き、缶切り、マイナスドライバーなど12種類の機能が詰め込まれています。

ロングセラーたり得ているのはその機能がちょうど良いからに他なりません。なお、個人的にVICTORINOXの機能として気に入っているのが、つまようじとピンセットの存在。アウトドアの際に、この二つがあることによって救われたという人は数多くいるはずです。

キャンプからリビングまで!幅広いシーンで役立つアウトドア用マルチツールおすすめ4選

さて、VICTORINOX「ツーリスト」はもちろんおすすめなのですが、もちろん人によってはもっと多機能なものが欲しいということもあるでしょうし、あるいはもっとシンプルで良いという人もいるはずです。続いてはさまざまなシーンで大活躍してくれるマルチツール4種類を紹介していきます。

1.LEATHERMAN(レザーマン)「SQUIRT PS4」


コンパクトサイズながらもプライヤー付き

曲がってしまったものをもとに戻したり、緩んでしまったものを締めなおしたりするには、プライヤーの存在が欠かせません。そうなるとやはりLEATHERMANのツールが一番です。

同社の中にはプライヤー付きのアイテムが数多く販売されているのですが、ちょうど良いサイズ感なのがこちらの商品です。そもそもアメリカのブランドであるLEATHERMANは大きいものが多く、少し日本人の手に余る感じです。

「SQUIRT PS4」にはプライヤーをはじめとして、9つの機能がぎゅっと詰まっています。まさに手のひらサイズの道具箱です。なお、ワインオープナーはありませんが、ナイフとプライヤーをつかってワインをこじ開けるなんてこともアウトドアならではの楽しみかもしれません。

2.VICTORINOX(ビクトリノックス)「ウェンガー」

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あるとうれしい7つの機能

旅先で、素敵な店でちょっとしたディナー。そういうときのために持ってきたお気に入りの上着を羽織ったとたんに気づくちょっとしたホツレ。無理やり引っ張ると生地を傷めてしまいそうですし、かとってそのままにしておくこともできない……。そういったときに大活躍してくれるのがこちらの商品です。

小さなナイフに、ハサミ、つめやすり、つめそうじ、つまようじ、ピンセットとあるとちょっとうれしい機能がぎゅっと詰まっています。しかもサイズは65mmとキーホルダーサイズ。鍵と一緒に持ち歩きたくなるアイテムです。

3.Horizon Traveler「高機能マルチツール」

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ハイスペック過ぎないマルチツール

一泊程度の気軽なキャンプであれば、正直あまりにも高品質なマルチツールはオーバースペックですし、もっと気軽に使えるアイテムが欲しいという人も多いはず。そういう人におすすめなのがこちらの商品です。

手に入りやすい価格帯ながらも12種類の機能がぎゅっと詰まっていて、なおかつそれぞれは普段使いであれば十二分にその役割を果たしてくれます。

4.LEATHERMAN(レザーマン)「TREAD」

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身に着けられるマルチツール

マルチツールは使いたいときにその場にあるということが必須の条件。そうはいっても使いたいときに限ってその場になかったりなんてこともよくある話。そういう悩みもこちらの商品が解決してくれます。

こちらはなんとブレスレット型のウェアラブルなツールです。その中にマイナスドライバー5種、プラスドライバー3種、六角ドライバー8種、栓抜きなど29種類の機能が詰まっています。SIMカード・ピックなど現代を生きる我々には役立つシーンがありそうですよね。

もちろんLEATHERMANのアイテムですからその精度は文句なし。ねじ穴をつぶしてしまうなんて余計なトラブルを最大限予防してくれます。

急なトラブルにも安心!自転車乗りのためのマルチツールおすすめ3選

自転車で遠出をする場合にはやはりマルチツールを携帯しておきたいもの。続いては自転車整備に特化したマルチツールについて紹介していきます。

1.TOPEAK(トピーク)「Hexus II」

チェーンカッターもついたマルチツール

自転車整備でしか使うことはないけれども、自転車整備には欠かせないツールといえば、なんといってもチェーンカッターです。そのチェーンカッターに加え、自転車整備に欠かせない各種ヘキサレンチが一つになったのがこちらの商品です。

必要最小限の機能にとどめているため、大きくなりすぎず、携帯に便利というのも見逃せないポイントです。サドルバッグに忍ばせておけば、圧倒的な安心感を提供してくれるはずです。

2.GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)「TOL267」

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家での使用がメインであれば

自転車整備は主に家で、持ち出す予定はあまりないというタイプであれば、さらに充実した機能を持つものが欲しくなるもの。

なんといっても自転車整備に欠かせないツールに加え、あると便利な小型のドライバーや栓抜きなどもセットになっています。ただし、231gと少し重いため、携帯メインではなく、家での使用がメインという人向けです。

3.iBuger「携帯型マルチツール」

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最低限の自転車整備用途で十分という人にはコレ

自転車の本格的な整備は自転車屋に任せられるけれど、ちょっとしたことは自分で調整したいという人もいますよね。それならばこちらの商品がおすすめです。チェーンカッターなどは付属していませんが、それ以外のヘキサレンチなど、一般的に使われる道具は最低限セットになっています。ちょっと重たいですが、家で使うことを想定していれば気になることもありません。

DIYの必需品!女性でも扱いやすい日本製電動マルチツールおすすめ2選

DIYで本当に自分好みにするためには、板を切ったり、切断面を磨いたりといった作業が欠かせません。けれど、それらを手動で行おうとすると、想像以上に力もいりますし、時間もかかってしまいます。そのような問題を解決してくれるのが電動マルチツールです。

電動工具といいますと、なんだか怖いイメージや、使うのが難しいイメージもありますが、ここでは女性でも初心者でも使いやすい日本製電動マルチツールのおすすめ2種を紹介します。

1.マキタ(makita)「TM30DSH」

日本が世界に誇る電動マルチツール

電動工具になじみがない人ですと、初めて聞くなんて人もいるかもしれませんが、マキタは国内では電動工具シェアの60%を占め、世界的に見てもシェア25%を占めている、日本が世界に誇る電動マルチツールメーカーです。

その多くはプロ用途のため、DIY用にはいささかオーバースペックなのですが、こちらの商品は女性でも扱いやすいサイズ感ですから安心して使うことができます。これ一つあれば切る、磨くといった作業がグッと楽になりますよ。

2.日立(HITACHI)「CV350V」

家庭でも使いやすい電動マルチツール

DIY用途で多くの電動工具を販売している日立のおすすめマルチツールが「CV350V」です。こちらの商品はコンセント式なので、思い立ったらすぐに作業ができるというのが最大のポイント。

機能数も37種とDIY用途であれば十分すぎるほどの能力を秘めています。自分好みの家具を作るだけでなく、使いこなせばちょっとしたリフォームにも対応できますよ。

マルチツールを購入時の気になる疑問・質問

初めてマルチツールを手に入れる場合には何かと気になることが出てくるものです。ここでは皆が疑問に思うようなことを答えていくことにします。

アウトドア用マルチツールは銃刀法違反にならない?

キャンプ場で調理するなど必要に応じて刃物を使うことは、刃物を携帯する「正当な理由」に該当するはずです。これに関しては問題ありません。けれども、そこには落とし穴があるので注意も必要です。

そもそも刃の長さが6cm以上のものを正当な理由なく携帯していますと、それは銃刀法違反の対象となります。また、それ以下の刃物でも場合によっては軽犯罪法違反になります。

例えば街中で、カッターナイフを手にしている人がいれば、当然ながら通報され、職務質問をされるように、アウトドア用マルチツールを携帯して、不審と思われる行動をしていれば、それは銃刀法違反の対象、もしくは軽犯罪法違反の対象となりうるのです。

例えばキャンプ場で使うためとはいえ、手に持って移動している、もしくはすぐ手に取れるところにつけて行動しているといった場合、そこでは正当な理由があるとは言い切れません。

家を出てから、無事に戻ってくるまでがアウトドア、マルチツールを携帯している際にはくれぐれもその保管方法に気を付けて、また不審と思われる行動は慎みましょう。

まとめ

マルチツール特集、いかがでしたか?アウトドア用、自転車整備用、DIY用と合計10種類のツールを紹介してきましたが、何か気になるものはありましたか?

どういった用途にしても、これら道具はうまく使うことができればさまざまなピンチを救ってくれる本当に役立つアイテムばかりです。備えあれば患いなしともいいますし、自分にピッタリの道具を見つけたら、ぜひ購入を検討してみてください。

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