おすすめのフライ返しなんてあるの?みんな一緒なんじゃないの?と思っている方は必見。フライ返しは素材とグリップにこだわれば、全く使いやすさが違います!料理研究家に...
中村史恵
テレビ通販で美容食を購入し、そこから美容食にどハマり。美容食使用歴10年の40代主婦です。美容食に関するレビューや記事執筆などのお仕事依頼を受託していて、美容食アドバイザーともいわれています。
プロフィール詳細へ>>おすすめのフライ返しなんてあるの?みんな一緒なんじゃないの?と思っている方は必見。
フライ返しは素材とグリップにこだわれば、まったく使いやすさが違います!
料理研究家にアドバイスを受けて、イチオシのフライ返しを8種類に厳選しました。フライ返しを選ぶ前に、ぜひ知っておいてほしいポイントや比較する項目も記載。フライ返しの疑問についてもお答えします。
読めばきっと自分の理想のフライ返しを手に入れられるようになりますよ。
ママアイテム編集部
フライ返しを選ぶ時に、まずはチェックしておきたいことを4つに絞りました。
フライ返しの素材はさまざまですが、使うフライパンや鍋との相性を確認して素材を選ぶと、使い心地に満足しやすくなります。ここでは、それぞれの素材の特徴とフライパンとの相性について、表にまとめています。
ステンレス製 | ナイロン製 | シリコン製 | 木製 | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 丈夫で熱にも強い。高温にも耐える耐久度。 | ヘラ部分が薄くてしなるので、ひっくり返すのがかんたん。 | 軽くて使いやすい。カラーバリエーションも豊富。 | 丈夫で熱にも強い。温かみのある風合い。 |
フライパンとの相性 | 鉄製のものとの相性がいい。テフロン加工のものとは相性が悪い。 | どんなフライパンも傷つけにくく相性がいい。 | どんなフライパンとも相性がいいが、高熱に弱い。 | どんなフライパンも傷つけにくく相性がいい。 |
フライ返しのタイプは、ヘラ部分とグリップ部分の素材が同じでつなぎ目のないタイプと、それぞれの素材が異なるためつなぎ目があるタイプに分かれています。
つなぎ目があるタイプは、つなぎ目の部分が安定していて、耐久性に優れたものを選びましょう。つなぎ目がぐらぐらしていたりグリップが弱い場合、フライ返しが持ちにくくなってしまいます。
グリップには、耐久性に優れた素材や、持ちやすい形や素材に工夫がされているものがあるので、自分が持ちやすいグリップのものを選んでください。
料理中ちょっとの間フライ返しをフライパンや鍋に入れたままにしていたら、フライ返しが溶けていた!そんな経験ありませんか?
ステンレス製なら700~800度、シリコン製なら200~400度程度と、フライ返しの素材によって耐熱温度は大きく異なります。
「いつもフライ返しを溶かしてしまう」という人や、高温での調理が多い人は、耐熱温度が高いものを選びましょう。
食事のたびに、毎回出番があるという場合もあるフライ返し。清潔さは保ちたいですが、毎回毎回洗うのは面倒だと思う人も多いはずです。そんな人におすすめなのは、食洗機対応のフライ返し。
他の洗い物と一緒に食洗機が使えれば、少しだけでも家事のわずらわしさから離れることができますよね。
たくさんのフライ返しがある中で、商品ごとに見比べて頂きたいのはこちらの4点です。商品の決め手となるポイントなので、しっかりチェックしたいですね。
どんなフライパンとも相性がよく、使いやすいフライ返しとして、今一番おすすめするのがこちら。料理の初心者でも扱いやすく、実際に購入した人からも高評価を得ています。
料理を始めたばかりの初心者でなくとも、ギョーザやハンバーグなどの柔らかいものをフライ返しでひっくり返すのはなかなか大変ですよね。うまくひっくり返せなくて途中で崩れてしまった……なんて経験ありませんか?
そんなお悩みを解決してくれるのがこちらのフライ返し。ナイロン製のヘラ部分は薄く、フライパンに乗った食材の下にかんたんに滑り込みます。そして柔らかくてよくしなるので、食材を崩すことなくひっくり返せるのです。
また、ヘラ部分とグリップ部分とのつなぎ目はステンレスでしっかり固定されていて、耐久性にも優れています。グリップ自体も持ちやすいと高評価。力が入れやすく、多少の重さがある食材でも楽々調理が可能です。
深みのある赤、黒、緑のカラーが選べるヘラ部分と、黒くてマットな質感のグリップといった美しいデザインのフライ返し。2本のステンレスのつなぎ目部分さえも、高級感と個性的なデザインを演出してくれます。
デザイン性にも使いやすさにも申し分なしのフライ返しは、食洗機にも対応しているので、お手入れもとってもかんたんですね。料理をするたびに使いたくなるような優秀さです。
木製のフライ返しは、温かみのある風合いと手になじむ優しい触り心地で人気です。また、柔らかく頑丈な木製のフライ返しは、どんなフライパンや鍋との相性も抜群なので、さまざまな用途で幅広く利用できます。
木の中でも、独特な美しい木目を持つオリーブ。そのオリーブの木目をそのまま活かして、ベテランの職人が一つ一つ手作りしているのがこちら。天然の素材を使っているので、商品はどれも世界に一つだけのデザインです。
まるで計算された美術品のように美しく、使っていない時にも目に付くところに置いておきたくなるフライ返しですね。また、造形の美しさとともに備えているのが使い勝手のよさ。
まず、オリーブはとても堅く丈夫な素材なので、傷もつきにくくお手入れもかんたん。そして長めのグリップは、フライパンにも鍋にも使えるので、さまざまな料理のシーンで活躍してくれること間違いなしです。
上質で美しく、使い勝手もよいこちらのフライ返しは、おしゃれで料理好きな人へのプレゼントにもおすすめです。
こっくりとした深い色合いが温かさを感じさせる、アカシアでできたフライ返し。「人が集まるときに出しっぱなしでも恥ずかしくないフライ返しが欲しい」という人にはとくにおすすめできる、かわいらしさが特徴です。
フライ返しの形は、大きな台形のヘラ部分に華奢な棒状のグリップが続いている、日本ではなかなか見ないデザイン。また、グリップの先端には小さな穴が開いており、紐で吊るして清潔さを保ちつつ「見せる収納」も可能です。
人が集まるパーティーで使えば「センスがいい」と思われること間違いなし。他の洋食器との相性もぴったりで、テーブルコーディネートもしやすくなります。アカシアはとても丈夫な素材なので、使い勝手がいいのもうれしいですね。
食材が焦げ付かず、油もあまり必要がないテフロン加工のフライパンは、洗うのもかんたんで愛用している人も多いですよね。
ただ、テフロン加工フライパンは樹脂の一種をコーティングしているものなので、金属や鋭い先端のフライ返しを使うと、そのコートがはがれてしまいやすくなります。そんなフライパンとも相性のいいフライ返しを選びました。
ポップで明るい色合いと、かわいらしいデザインのこちらの商品。フライ返しでは珍しく、ヘラの部分が丸くなっています。ナイロン製なのに加えてヘラにスリットが入っているので、フライパンのフチに沿うほどによくしなります。
よくしなるので、どんな食材もかんたんにひっくり返せるのが特徴。また、ヘラにスリットが入っているので、食材の汁気を切るときにも便利ですね。余分な煮汁や油をお皿に盛りつけずにすみます。
また、ヘラとグリップにつなぎ目がないので、洗うのも楽々。食洗機にも対応しています。ドイツで賞も獲得している優れたデザインと確かな品質で、料理の初心者にもキッチンを明るくしたい人にもおすすめです。
キッチンツールでは珍しい、優しい色合いのパステルカラーのフライ返し。ヘラの部分はカラフルなパステルカラー、グリップはすべて優しい白です。実際に使っている人からも「デザインと色がかわいい!」という声が上がっています。
テフロン加工のフライパンも傷つけないシリコン製なので、どんなフライパンや食器で使うこともでき安心です。熱が伝わりにくいので、サッとフライ返しを使って味見までできてしまいますよ。
柔らかでよくしなるので、食材をひっくり返すのもかんたん。野菜炒めなどで使っても、静かに調理ができます。キッチンがぱっと華やかになりそうなかわいらしいフライ返しは、使い勝手も楽々です。
有名なキッチンツールメーカー、ティファールのフライ返し。スタイリッシュなデザインと「気が利いてる!」という機能性の高さが魅力。ヘラ部分は従来のものよりも狭く、小さめのフライパンや鍋でも調理がかんたんにできます。
またヘラの先端部分には角度がついているので、フライ返しを食材の下に滑り込ませやすくなっています。フライパンの中で食材をひっくり返すのも、お皿に盛り付けるのも楽々できますね。
握りやすいグリップの部分にはストッパーがついているので、ちょっとした時には安心してフライパンのフチに引っ掛けておくこともできます。そんな使い勝手の良さと、クールなデザインは、実際に使っている人からも高評価を受けています。
毎日の料理で使うフライ返しは、使っていて楽しくなるようなデザインだとうれしいですよね。ここでは使うのも楽しく、思わず人に自慢したくなるような個性的でおしゃれなデザインのものを選びました。
無駄がない洗練されたデザインが人気です。大きめのヘラ部分と、棒状の繊細なグリップのすべてがステンレス製ですが、従来のステンレス製のフライ返しのイメージを覆す使い心地が、もう一つの人気の理由です。
堅いステンレス製ですが、ヘラ部分がとにかく薄いので弾力があり、どんな食材の下にもするりと入り込んでひっくり返すことができます。また、大きめのヘラなので、大きな食材を炒めたりひっくり返すのも楽々。
グリップ部分も指がかけられるので持ちやすくなっており、力がいる作業もかんたんです。シンプルな美しさが際立つデザインと、見かけ以上にパワフルな使い心地で、多くの人から支持を得ています。
鍋にやさしいシリコンボディと、手になじむ天然木のハンドルがポイントのフライ返し。ハンドルにはシンプルな「STAUB」ロゴも入っています。フライ返し以外もそろえたくなるかっこよさです。
ほかのフライ返しと比較するとやや高価格ですが、「奮発してよかった」「もっと早く買えばよかった」という口コミが見られます。
新生活で一人暮らしを始めるという学生さんや新社会人の人には、フライ返しだけ準備するより、キッチンツールのセットを贈りたいですね。
また、キッチンセットの場合も素材が同じでサイズも大体同じものを選ぶと、早く使い慣れることができるのでおすすめです。
フライ返し、お玉、泡だて器にトングの料理に欠かせないキッチンツールの4点セット。すべてナイロン製で、丈夫さと弾力性の高さから初心者にも扱いやすく、どんなフライパンや鍋との相性も抜群です。
また、すべてのサイズが30~33cm程度なので、1つのツールを使い慣れるころには他のツールのサイズ感にもすぐに慣れることができますね。サイズも素材も同じなので、まとめて洗いやすいのもうれしいポイント。
黒を基調としたクールなデザインは、女性だけじゃなく男性が使っていてもまったく違和感がありません。新生活を始める男性の方へのプレゼントとしてもおすすめです。
フライ返しを実際に購入するとき、多くの人が疑問に思うことをまとめました。フライ返し選びの参考にしてください。
フライ返しとターナーは同じもの、バタービーターはお菓子作りに使います。
ターナーとは、日本でいうフライ返しと同じものです。バタービーターは主にお菓子作りの時に使用するヘラ状のキッチンツールで、フライ返しのようにホットケーキなどをひっくり返して使うこともあります。
バタービーターも、日本ではフライ返しと呼ぶこともあります。
あります。
木製のフライ返しは、水分や汚れなどが原因でカビが生えたり雑菌が増殖してしまいます。使った後はすぐに洗って乾燥させ、風通しの良いところで保管しましょう。
「使った後は洗い桶につけ置きをしておく」という人も多いと思いますが、カビが生えやすくなってしまうのでNGです。
基本的には代用はできません。
おたまで炒め物はできる場合がありますが、ふつうのフライパンでは調理しにくくなります。また、しなることもできずヘラもないおたまでは、食材をひっくり返すことはできません。フライ返しの代用は、おたまには難しいようです。
一つの方法として、重曹と酢を使って対処できます。
フライ返しを、1リットルのお湯に大さじ1の重曹と酢を溶かしたものの中に1時間つけておきましょう。臭いが軽減されます。それでもまだ臭いが気になるときには、2、3回繰り返すといいでしょう。
料理研究家に聞いた、おすすめのフライ返しを8種類ご紹介しました。フライ返しでも素材やデザインによって、まったく違う使い心地になるというのがお分かりいただけたかと思います。
作る料理や、今使っているフライパンや鍋との相性を考えて、自分にぴったりのフライ返しは見つかりましたか?今まで失敗していた料理も、フライ返しを変えるだけで成功するようになることもあります。
毎日の料理を楽しめるように、ぜひ自分にぴったりの素材とデザインをもったフライ返しを選んでみてくださいね。