液体歯磨きのおすすめ8選!好みの香りと成分で選ぶ

液体歯磨きは、オーラルケアに欠かせないおすすめアイテムです。歯と口内の健康を守るために歯磨き剤として使用します。研磨剤を含んでいないので、歯のエナメル質を傷つけ...


液体歯磨きは、オーラルケアに欠かせないおすすめアイテムです。

歯と口内の健康を守るために歯磨き剤として使用します。

研磨剤を含んでいないので、歯のエナメル質を傷つけないブラッシングが可能です。

近年では、日本のオーラルケアの認識の低さが話題になっています。

日本人の口臭は外国人には耐え難いものがあるのだそうです。

テレビ番組でも多く取り沙汰され、オーラルケアへの意識改革が行われています。

そこで今回は、口内環境をより良くするために液体歯磨きを徹底解剖。

どのような種類があるのか、何を選んだらいいのかを分析・解説します。

人と会う時に失礼にならないように、普段から口臭や口内環境に気をつけていきましょう。

ママアイテム編集部



液体歯磨きのおすすめな選び方5つ


液体歯磨きはブラッシング用の歯磨き剤として使用します。そのため、スッキリした爽快感や、口内細菌にダイレクトに作用する成分の入ったものを選びたいものです。下記の5項目から“自分に合った液体歯磨きを選ぶ基準”を設定していきましょう。


1.どのくらい入っているの?容量をチェック


液体歯磨きは、どのメーカーでも300mlから1,000mlのものが主流のようです。業務用タイプなら数十Lの大容量もあります。持ち運びに便利な100mlタイプのものもあるので、用途に合わせて選びましょう。


毎日使うものですから、1,000mlのものでも問題なく期限内に使えると思います。小さな容器に移せば携帯用にも持ち運びできて便利です。


2.どんな成分が入っているの?成分をチェック


薬用成分は塩化セチルピリジニウムなどの殺菌剤や、グリチルリチン酸などの抗炎症剤が含まれています。これによって、口内細菌の減少や歯周病の予防にも効果が期待できるでしょう。


香料はミント系で、スッキリとした爽快感が得られるようになっています。練り歯磨きのような、研磨剤・フッ素・ホワイトニング成分(天然由来は除く)は一切入っていません。そのため、ブラッシングをしても歯を傷つける心配がないのが特徴です。


3.好みの香りを使いたい!香りをチェック


どのメーカーも爽快感のあるミントの香りをレギュラータイプとしています。香りのバリエーションがあるアイテムだとフルーツミント・ピーチリーフなど、ミントを主体としたフレーバーが楽しめます。


気に入った香りを見つけることができれば、毎日のオーラルケアが楽しくなるでしょう。


4.刺激が少ないものがいい!アルコールの有無をチェック


液体歯磨きにはアルコールが入っているアイテムが多くあります。これは、液体歯磨き自体の味を隠すためだと言われています。ミントの香りだけでは隠し切れない味をアルコールで隠しているようです。


ですが、そのアルコールの刺激が苦手という人もいるでしょう。そんな人にはノンアルコールタイプがおすすめです。低刺激で不快な思いもしづらくなります。


特に、車の運転をするならノンアルコールの方が良いでしょう。マウスウォッシュ直後にアルコール検査をすると、酒気帯び運転レベルのアルコール濃度が検出されてしまいます。


15分もすれば数値は0になりますが、万が一のことも考えると仕事で車を使う人は気をつけた方が良いかもしれません。


5.安い価格帯って?価格相場と買うべき値段をチェック


液体歯磨きは大小様々な大きさがありますが、今回は全種類を価格だけで比較しました。容量の割合による価格の差はあまりないようです。


最安値価格帯売れ筋価格帯最高値価格帯
300円~900円~1,200円~18,400円

最安値価格帯は300ml前後のアイテムが300円程度から購入できます。売れ筋価格帯は1,000ml前後のものが1,000円前後で購入できるので、1ml=1円+αと考えるのが妥当でしょう。3,000mlを超えてくると2,000円代前半でも購入でき、お得感があります。


最高値には20Lの業務用液体歯磨きがありましたが、これは容量の問題ですのであまり参考にはならないかもしれません。ですが、計算すると20Lのものよりも3,000mlのものを選んだ方がコストパフォーマンスが良いです。単純に“量が多いからリーズナブル”というわけではなさそうです。


液体歯磨きのおすすめメーカー・ブランド


誰もが知っている大手のメーカー・ブランドを5社紹介します。トイレタリーや医薬品・化学薬品を手がける企業ばかりで、国内に流通している液体歯磨き粉のシェアもこの5社が占めています。


1.LION(ライオン)


「今日を愛する」をキャッチコピーに、おはようからおやすみまで生活に欠かせない商品を提供してくれる企業です。ライオンのイメージキャラクターである“ライオンちゃん”はお昼の番組で知っている人も多いはず。


洗剤や医薬品などを中心に扱っていて、オーラルケア製品にも精通しています。歯ブラシ・練り歯磨き・液体歯磨き・マウスウォッシュなど一度は使ったことがあるかもしれません。


2.kao(花王)


東京に本社のある大手化学メーカーです。大手化粧品会社の傘下でトイレタリーの世界シェアランキング7位に君臨しています。日本国内でも日用品のシェアはトップレベルです。オーラルケア製品も多くのシェアを獲得しています。


3.Johnson&Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)


アメリカに本社のある製薬・医療機器などのヘルスケアメーカーで、赤ちゃんのベビーオイルやベビーパウダーなどが有名です。


肌に優しいスキンケア用品も多く扱っています。ロングセラーの「バンドエイド」は衛星用品の中でも誰もが知っている商品です。液体歯磨きもリステリンなどの有名商品が取り扱われています。


4.サンスター


液体歯磨きやマウスウォッシュの『G・U・M』でお馴染みのサンスターです。テレビCMなども見かけることが多いでしょう。オーラルケア用品を中心に扱っているメーカーです。


スタイリッシュなパッケージの商品が多く、海外メーカーに間違われることが多くありますが、実は大阪に本社がある日本企業です。液体歯磨きのシェアでは国内で1・2を争います。


5.アース製薬


国内最大手の衛星製薬会社です。主に虫除けや殺虫剤などの虫ケア用品を多く取り扱っています。入浴剤・芳香剤・掃除用品・オーラルケアなど生活に関わるアイテムも製造販売しているメーカーです。


シュミテクト・ポリデントなど、耳なじみのある商品を販売しています。これは他社から販売権を取得しているものです。モンダミン以外のオーラルケア商品の全てがグラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパンからの技術提供という形で提携を行っています。


今回の商品の比較ポイント

口内環境の改善を左右する成分は、液体歯磨きを選ぶ上で押さえておきたいポイントです。好みの香りと扱いやすい容量なのかも気になるところですね。その点を踏まえた下記の4つを中心に比較して、各アイテムの詳細を細かく解説します。


  • 容量
  • 成分
  • 香り
  • アルコールの有無

今、編集部がおすすめする液体は磨きはコレ!

洗浄力・殺菌力に優れた爽快感の強い液体歯磨きは、満足度の高い使い心地が得られます。1番に選ぶなら、成分にこだわったクオリティの高いアイテムがおすすめです。


花王 薬用ピュオーラ ナノブライト


画像出典:Amazon
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  • 容量/400ml
  • 成分/ソルビット液、エリスリトールなど
  • 香り/ホワイトミント
  • アルコールの有無/○

光沢のあるツルツルな歯に


成分に天然由来のフィチン酸液という光沢剤が入っています。沈着している汚れにナノレベルまで浸透。汚れを落としやすくする効果が期待できます。歯のツヤを引き出し、ツルツルの歯にしてくれることでしょう。


殺菌剤CPCで口内を殺菌コート。細菌の増殖を抑え、清潔な口内を保ちます。10ml程度を口に含み20秒ほどすれば、ブラッシングですっきり爽やかです。


ブラッシング後に口をすすぐ必要はありません。気になるなら水で軽くすすぐと良いでしょう。アルコールを含んでいるのが気になる人は注意です。水で薄めて使う人もいるようですが効果が薄くなってしまうかもしれませんので、用法容量は正しく使ってください。


400mlでスリムなサイズなので、保管洗面で邪魔にならず保管できます。オフィスに常備しておくのも良いでしょう。


しっかり洗浄!洗浄力に優れた液体歯磨きのおすすめ3選

洗浄力に優れた液体歯磨きなら、歯の沈着汚れまで浸透してしっかりと落としてくれるはず。歯間の汚れにも入り込んで作用してくれるでしょう。歯石や歯垢が気になる人におすすめのアイテムです。


1.ジョンソン・エンド・ジョンソン リステリン トータルケア マウスウォッシュ


画像出典:Yahoo!ショッピング
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  • 容量/1,000ml
  • 成分/ソルビット液、1.8-シオネールなど
  • 香り/クリーンミント
  • アルコールの有無/○

口内トラブルにしっかり作用


商品名にはマウスウォッシュとありますが、その使い方は液体歯磨きと同じです。20mlを口に含み、30秒ほどすすいでからブラッシングを行います。1,000ml入った大容量で長持ちします。クリーンミントの香りで息が爽やかにリフレッシュされます。


歯垢の沈着・歯石の沈着・歯周病・口臭の予防と、白い歯・口内浄化へ作用する6つの効果が期待できるようです。口のネバネバもしっかり洗浄することで予防できます。


ただ、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールという界面活性剤が入っているので、まれにアレルギー反応を引き起こす場合があります。


使用中にじんましんや体調に変化が現れた場合は使用を中止してください。医師・歯科医師や薬剤師にも相談しましょう。アルコールを含んでいるので苦手な人は注意してください。


2.花王 ディープクリーン 薬用液体ハミガキ


画像出典:Amazon
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  • 容量/350ml
  • 成分/濃グリセリン、キシリトールなど
  • 香り/抹茶ミント
  • アルコールの有無/○

抹茶ミントで和の香り


β-グリチルレチン酸とALCA(アラントインクロルヒドロキシアルミニウム)のダブル抗炎症成分で歯ぐきに吸着して、深く浸透。これによって、歯周病や歯槽膿漏の予防につながります。


ビタミンEである酢酸DL-α-トコフェロールを配合することによって血行を促進し、歯ぐきを健康へと導いてくれるでしょう。塩化セチルピリジニウムの殺菌作用で口内細菌を減少させ、口臭の原因を取り除きます。


殺菌によって虫歯の発生と進行を予防してくれ、口内環境を整える効果があるようです。10mlを口に含み、20秒程度すすいでからブラッシング行うと良いでしょう。効果的にケアできます。


3.サンスター GUM(ガム)・デンタルリンス (レギュラータイプ)


画像出典:Amazon
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  • 容量/960ml
  • 成分/濃グリセリン、エタノールなど
  • 香り/ミント
  • アルコールの有無/○

サンスターの大人気商品


塩化セチルピリジニウムと塩化ベンザルコニウムの2種類の作用で歯周病菌を殺菌。殺菌後の口内に残留している、病原性をもつ菌の残がいも吸着除去してくれます。


殺菌だけでなくその残がいも除去してくれるなら、口内も常に清潔に保てますね。グリチルリチン酸2Kが歯ぐきの炎症を防ぎ、歯周病・歯槽膿漏の予防をしてくれます。


もっと効果を出したいなら、練り歯磨きとの併用が好ましいでしょう。より積極的なデンタルケアが行えます。潰して捨てることのできる容器なので、ゴミ出しの時にも便利です。


アルコールを含んでいるのでアレルギーや苦手な人は気をつけてください。


マイルドに洗いたい!ノンアルコールタイプの液体歯磨きのおすすめ4選

アルコールで口の中が痛いなら、刺激の少ないノンアルコールタイプを選びましょう。洗浄力や殺菌力は、アルコールタイプもノンアルコールも実は変わりありません。不快な思いを我慢するくらいならノンアルコールでマイルドに洗い上げるのをおすすめします。


1.アース製薬 シュミテクト 薬用デンタルリンス


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  • 容量/500ml
  • 成分/D-ソルビトール液、濃グリセリンなど
  • 香り/フレッシュミント
  • アルコールの有無/×

知覚過敏予防で有名なしみない液体歯磨き


イオンバリアを歯の神経周りに形成してくれる硝酸カリウムの作用で、しみるのを防ぎます。エナメル質が削れてしまい、象牙質がむき出しの弱くなった歯にぴったりです。知覚過敏ケアのできる液体歯磨き売り上げNo.1の実力と言えるでしょう。


塩化セチルピリジニウムの殺菌作用で、口内の菌を除去。歯周病や虫歯予防につながります。虫歯での痛みには作用しないので、しみる場合は歯医医師に相談してください。


ノンアルコールなので刺激が少ないというところも、知覚過敏の人には優しい商品です。液体のため、有効成分が歯のすきまに入り込んでしっかりと奥まで届きます。冷たいものや熱いお茶で歯に刺激を感じたら、使い始めると良いでしょう。


2.ジョンソン・エンド・ジョンソン リステリン クールミントゼロ


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  • 容量/1,000ml
  • 成分/ソルビット液、プロピレングリコールなど
  • 香り/クールミント
  • アルコールの有無/×

バイオフィルムに浸透殺菌


従来のリステリンの効果はそのままに、ノンアルコールで低刺激を実現しました。ピリピリしないマイルドなミント味で不快な思いをせず、すっきりとした爽快感を感じられます。


液体歯磨きの刺激が苦手という人に優しいタイプです。サリチル酸メチル・1.8-シネオール・チモール・Lメントールの4つの薬用成分が殺菌効果を存分に発揮してくれます。


みがき残しの歯垢・歯石から発生した菌を殺菌。細菌のかたまりであるバイオフィルムを減少させます。


世界No.1の売り上げを誇るリステリンシリーズのマイルドなクールミントタイプで、口内環境を正常化させましょう。


3.サンスター GUM(ガム)デンタルリンス


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  • 容量/500ml
  • 成分/濃グリセリン、POE水添ヒマシ油など
  • 香り/ミント
  • アルコールの有無/×

低刺激なのに変わらない洗浄力


洗浄力は従来のG・U・Mと変わらず、ノンアルコールで刺激を極限まで少なくすることに成功しました。


口内細菌をしっかりと殺菌してくれる塩化セチルピリジニウムと塩化ベンザルコニウムの2種類は液体歯磨きやマウスウォッシュに欠かせない成分です。


殺菌後に菌の残がいや毒素までも除去して、歯周病や歯槽膿漏の予防を行います。グリチルリチン酸2Kで炎症予防し、健康的な歯と歯ぐきを守るでしょう。


練り歯磨きとの併用で、さらに質の高い予防へとつながります。ほとんど香りもないので、ミントの香りが苦手な人にもおすすめです。レギュラータイプに比べると、とても使いやすいようになっています。


4.ライオン システマEXデンタルリンス ノンアルコールタイプ


画像出典:Amazon
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  • 容量/900ml
  • 成分/PEG-8、PGなど
  • 香り/ミント
  • アルコールの有無/×

ナチュラルクールミントでマイルドな香味


歯周ポケットの奥まで入り込んだイソプロピルメチルフェノールが、口内細菌を浸透殺菌。配合されているコーティング剤の作用で、殺菌後の歯周ポケットにバリアを作ります。このコーディングのおかげで菌付着をブロックし、歯ぐきを健康へと導いてくれるでしょう。


ラウロイルサルコシンナトリウムにも殺菌効果があるので、W殺菌作用で虫歯や口臭も予防します。10ml程度を口に含んで、よくすすいでからブラッシングを行うのがベストです。 >

ブラッシング後の口内が気になるなら、水ですすいでもかまいません。すすいだ後でも効果は持続します。450mlと900mlのサイズがあり、こちらの900mlはポンプ式になっていて便利です。


液体歯磨きを購入時の気になる疑問・質問


液体歯磨きは比較的安価に手に入るので、日常生活に取り入れやすくなっています。ところが、デンタルリンスやマウスケアなどメーカーによって表現が様々です。


分かりにくいので、購入前にアイテムの違いと確認方法を把握しておきましょう。


マウスウォッシュと液体歯磨きの違いって?

マウスウォッシュと液体歯磨きは用途が違います。すすぐだけで口内洗浄できるマウスウオッシュはブラッシング不要です。


液体歯磨きはブラッシング時に使用する歯磨き剤ですので、練歯磨きの代わりに使います。ブラッシング不要のマウスウオッシュはオフィスや外出先で扱いやすいアイテムです。


まとめ

エナメル質の保護や口内環境が気になるなら、液体歯磨きを使って爽やか・清潔に保ちましょう。殺菌作用や抗炎症作用で口内細菌や歯周病・炎症を予防して、いつまでも長く自分の歯を守りたいものです。


研磨剤やホワイトニング効果が不要なら、練り歯磨きから液体歯磨きにシフトしてみるのもいいでしょう。両方を併用すると、より高いオーラルケアの成果が期待できます。


成分や作用はアイテムによって少しずつ違います。まずは味や香りの好みから選ぶのも良いかも知れません。成分・香り・爽快感に着目しながら、お気に入りのタイプを見つけてください。


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