大手家電メーカーに10年以上勤務し、趣味はライブ鑑賞という小松さんに、おすすめのヘッドホンの選び方について伺ってきました。ひと口にヘッドホンといっても、屋内・屋...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>大手家電メーカーに10年以上勤務し、趣味はライブ鑑賞という山田さんに、おすすめのヘッドホンの選び方について伺ってきました。ひと口にヘッドホンといっても、屋内・屋外のどちらで使用するのか、どんな音楽を聞くのかによっても選ぶものが変わってきます
ママアイテム編集部
ヘッドホンの仕様は大きく分けて2種類になります。それは、密閉型(オープン型)と開放型の2種類です。
ヘッドホンの音は、ドライバーユニットという音を鳴らすための機構からの振動で伝わります。振動は前後に広がるため、音は耳側だけにではなく背面にも広がるものなのですが、背面への音を閉じるのか(密閉型)、開くのか(開放型)によって仕様が変わります。
使用する状況や音の好み、音へのこだわりによって選ぶべきヘッドホンは異なります。まずは、それぞれの仕様の特徴やメリット・デメリットを知り、選ぶべき仕様を確認しておきましょう。
密閉型 | 開放型 | |
特徴 | 背面への音を閉じている 耳側にだけ音(振動)が届く | 背面への音(振動)を開放している |
メリット | 音漏れがほとんどない 音質は重低音に強い | 音の抜け、広がりがある 音の再現性が高い |
デメリット | 音がこもりやすい 周囲の音が聞こえにくいので危険 | 音漏れするので周囲への配慮が必要 |
おすすめのタイプ | 公共の施設などで音漏れが気になる人 周囲の雑音を遮断したい人 | 高音域の伸びをたのしみたい人 自宅でじっくり音楽鑑賞したい人 |
ヘッドホンの使用頻度によっては、装着感が重要になります。長時間使用したり、頻繁に使用する場合、装着感が良くなければ満足いくまで使い続けることができません。
こればかりは実際につけてみなければわかりませんが、一般的には開放型の方が着け心地がよいという意見が多いようです。
音がいい、装着感がいいことは大前提として、おしゃれなヘッドホンを選びたいと思いませんか?ヘッドホンは黒一色ではなく、さまざまなカラーやデザインのものが揃っています。
あなたの好みやこだわりが詰まったカラー・モデルを探してみましょう。きっと音楽を聴くことがもっと楽しくなるはずです。
今やヘッドホンはアクセサリーとしても重要視される時代です。音が良ければそれでいいというものではありませんよ!
まったく初めてのジャンルの商品を購入する場合、どの製品を選べばいいのかさっぱりわかりませんよね。そんな時に物選びの基準の一つになるのが、メーカー・ブランドです。
その世界で有名なメーカー・ブランドの物なら大きな失敗をすることはないでしょう。また、メーカーごとに音の特徴があるので、口コミなどをチェックして好みが合いそうなメーカーの製品を選んでもOK。
有名ブランドの製品なら口コミを書いている人も多いので、自分の好みと照らし合わることで使用時のイメージを膨らませることができます。
第一目的が「音を聞く」ことですから、音質のチェックも外せないポイントです。音の好みは人それぞれですが、低音の響きをたのしみたいのか、高音の伸びをたのしみたいのかによっても、選ぶべきヘッドホンが変わってくるでしょう。
もちろん有線か、Bluetoothワイヤレスなのかによっても音は異なります。仕様、デザインと共に、あらかじめどのような音質なのかを確かめておきましょう。
ひと口にヘッドホンといっても、価格はピンからキリまであり大きく異なります。数千円程度で購入できるものや、数十万円必要なものまでさまざまです。
一般的には、どの程度の価格帯のものに人気が集まっているのでしょうか。通販大手3社の最安値価格帯、売れ筋価格帯、高級価格帯をチェックしてみましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
価格コム | ~5,000円 | 40,000円前後 | 350,000円~ |
楽天 | ~3,000円 | 25,000円前後 | 45,000円~ |
Amazon | ~2,000円 | 20,,000円前後 | 39,000円~ |
1946年に設立されて以来、数多くの電子機器の製造販売を行う、日本が世界に誇る大手電機メーカーです。ウォークマンの開発など音楽機器にも注力しています。ヘッドホンは高品質で、多くの人から愛される音質。バリエーションも豊富です。
ヘッドホン、スピーカーなどの音響機器を手掛ける大手メーカー。「他では得られない製品と体験をお客様にお届けすること」を目標のひとつに掲げ、日々商品の開発・研究を重ねています。ヘッドホンは重低音が高く評価されています。
オランダを本拠地とし、「人々の健康の向上にテクノロジーで貢献する」という理念を持つリーディングカンパニーです。電動歯ブラシや脱毛器などの理美容製品のイメージが強いですが、ヘッドホンやイヤホンなどの音響機器も数多く手がけています。
appleの子会社として2006年に設立。世界的に有名なミュージックプロデューサーのDr.ドレと、有名アーティストが数多く所属するレコード会社の社長ジミーアイオヴィンによって作られたアメリカのトップブランドです。
アメリカのオーディオメーカーである、ハーマンインターナショナルが有するブランド。レコーディングスタジオで使用されるなど、プロからの信頼も厚い音響機器メーカーです。低価格のものからプロ仕様まで、幅広いラインナップが揃っています。
Bluetooth機能
ノイズキャンセリング機能
重量
装着性
音質
オーバーヘッド型・ネックバンド型
耳元にコードがあると、ピアスやメガネの邪魔になりますよね。そこで、まずはコードレスで使用可能なBluetooth機能付きの、おすすめヘッドホンを4つピックアップしました。
音楽鑑賞に最適なもの、音を作るクリエイターに絶大なる人気を誇るもの、おしゃれでファッションの一部にもなるもの、スポーツや作業中に音楽を聞きたい人に最適なものなどさまざまな種類が揃っています。
それぞれの特徴をチェックして、あなたの使用用途にぴったり当てはまるものを選んでくださいね!
仕様:密閉型
Bluetooth機能:○
ノイズキャセリング:対応
重量:約290g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
Bluetoothによるワイヤレス対応ですが、付属コードをつなぐことによってハイレゾをたのしむことができます。また、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音質だと高評価を得ています。
音質がいいだけではなく、カラーバリエーションが豊富なこともおすすめポイントのひとつ。個性的なマットな色調で、ヘッドホンもファッションのひとつとしてコーディネートしたい方におすすめです。オーディオ機器の無機質な感じが苦手な方も、是非チェックしてみてください。
オーバル型イヤーパッド(たまご型)は、軽くて耳が痛くならないので、長時間の装着も安心。音質・ノイズキャンセリング機能つき・ファッション性・装着感・ブランド力と、文句なしのヘッドホンです!
仕様:密閉型
Bluetooth機能:○
ノイズキャセリング:対応
重量:約200g
装着性:○
音質:◎
型:オーバーヘッド
積み重ねられたソニーの技術と、最高の音楽を世に送り続けるソニー・ミュージックエンタテインメントとの共同開発によって生まれたヘッドホン。数多くのレコーディングスタジオで愛用されています。
とにかくすべての音が聞こえるので、音楽鑑賞用というよりも音を作るクリエイター向きという声も。音が聞こえすぎるので、音楽鑑賞だと疲れてしまうという意見も見られました。
「このヘッドホンに変えてから、以前では聞き取れなかった音がクリアに聞こえる」「このヘッドホンがないと、音楽をやってる意味がない」と、音を作る人たちからは絶大なる信頼を集めています。
装着感に関しては、パッドも軽く安定しており悪くないとする声と、長時間の使用で耳がいたくなるので2時間が限界という声がありました。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:○
ノイズキャセリング:対応
重量:約240g
装着性:◎
音質:○
型:オーバーヘッド
ノイズとケーブルから解放され、静かな音はより静かに、さまざまなシーンで音楽を楽しめるBOSE最高峰のヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能は業界最高クラスをほこり、ノイズや雑音に邪魔されることはありません。
ヘッドホンを外すと「周囲の雑音がこれほどうるさかったのか」とおどろくほどだそう。もちろん遮音性にも優れており、いびきがうるさい人と同じ部屋にいても気になりません。
また、イヤーパッド部分は高級感のある素材で、装着感の良さでこのヘッドホンを選ぶ人もいるほどだとか。耳の軟骨にピアスを空けている人でも、長時間痛みを感じずに装着できたとのことです。
騒音と耳周りのコードから解放されて、快適に高品質の音を聞きたい人におすすめのヘッドホンです。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:○
ノイズキャセリング:対応
重量:約38g
装着性:○
音質:○
型:ネックバンド
重量約38gと軽く、ネックバンドタイプなので、ジムでのトレーニング中に聞く音楽や、ランニングやウォーキングのお供に最適です。耳あたりがよく、運動をしてもずれ落ちにくいのもうれしいポイントです。
耳から外すと、自然にクルクルと縮まってコンパクトになるので持ち運びも便利。また、適度に外の音が聞こえるので、運動中や作業中でも安心して着用できます。
Bluetooth機能搭載なのでスマートフォンとのペアリングで音楽を楽しむことはもちろん、マイクロSDカードでの音楽の再生やFMラジオを聞くこと、スマホでの通話も可能です。
電車の中でタイミングによっては雑音が入ることもあるとのことで、高音質を徹底的に追求……というわけにはいきませんが、運動中や作業中の「ながら音楽」に最適です。
全体的に利用者からの満足度が高いヘッドホンですが、電源を切るときに流れるメロディー音が大きいことと、前回の音量を記憶していないので、その点は注意が必要です。
ヘッドホンもアクセサリーとして、ファッションの一部にしたい人におすすめの製品を3つまとめました。人と同じじゃつまらない!持ち物には個性を生かしてこだわりたいという方にもおすすめ。
高級感あふれるイタリア製の最高品質の革を使用したものや、メタリックカラーのバリエーションが豊富なもの、珍しいカラーが揃ったもので持ち運びに便利なものなどがあります。日ごろのファッションに合わせて、お気に入りのヘッドホンをみつけてくださいね。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約355g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
一目見ただけで心を奪われてしまうほどの、高級感あふれるデザイン。ヘッドバンドには最高品質のイタリア製の本革を使用。イタリアの職人がひとつひとつていねいに組み立てて作り上げる、デザイン性の高いヘッドホンです。
ヘッドハンド部分が皮製だと通気性が気になるところですが、裏面にはマイクロファイバーが使用されているので安心です。
世界的に影響力をもつ、イタリアのハイエンドスピーカーメーカーであるSonus faber社が作り上げているので、デザインだけではなくハイクオリティな音質にも定評があります。
全7色とカラーバリエーションも多彩で、音だけではなくデザインにもこだわりたい方におすすめです。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:○
ノイズキャセリング:対応
重量:約259g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
特筆すべきは、全10種類の豊富なカラーバリエーションであることです。しかも、ブラックだけでも「ブラック」「マットブラック」「グロスブラック」と3種類あり、その他も「メタリックスカイ」「ゴールド」「タイタニウム」などの個性的な色が揃っています。
デザインも全てのネジを隠すように設計されており、流線形で美しいのが特徴。人体工学に基づいて作られており、どんな頭の形にもフィットします。
高音質、ノイズキャンセリング機能搭載、周囲に音を漏らさないイヤーカップと機能性にも優れています。「カッコイイ」「音が良い」などと、買って良かったという口コミが多い人気のヘッドホンです。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:○
ノイズキャセリング:対応
重量:約290g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
珍しい色が揃った5色のカラーバリエーション、流線型のデザインは、つけているだけで目を引くおしゃれなヘッドホンです。折りたたみ機能を採用しており、ヘッドホンとカラーを合わせたキャリングケースが付属されているので、持ち運びも便利。
包まれているかのような着け心地の良さは、ずっとつけていたくなるほどです。パッドが耳を完全に覆うので、耳が痛くなることもありません。
ワイヤレスでもハイレゾと同等の音質を実現。もちろんコードをつないで、有線でも使用できます。
ただし動画視聴や音楽ゲームでの使用時には、やや音が遅れるという口コミもあるので、音楽鑑賞としての活用が多い方におすすめです。
ヘッドホンは自宅で活用するという方におすすめの、リアルなサウンドが特徴の開放型のおすすめヘッドホン3選をまとめました。ゲームに使用することで、ゲームの世界観をよりリアルに味わうことも可能です。また音楽鑑賞では、まるで目の前で演奏されているかのような臨場感を体感することができます。開放型なので外での使用や、環境音、雑音が多い場所での使用にはむきませんが、屋内で音楽を楽しみたい方におすすめです。
仕様:解放型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約380g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
二層型イヤーシェル採用で、細部まで正確に音を再現します。よりリアルなサウンドを求める方、ゲーム好きの方にもおすすめです。
もちろん音楽鑑賞にも最適で、高音域は不自然さがなくきらびやかでフラットに伸び、低音域は歯切れの良いチューニングで音のバランスも◎。音がこもることもなく、クリアな音を楽しめます。口コミでは「箱出し直後はこもって聞こえるが、一週間ほどでく曇りはとれる」というアドバイスもありました。
音漏れはそれなりにするので、外出時の使用よりも自宅での使用がおすすめです。また、380gと重量があるため、長時間の使用で肩がこるという声もありました。
仕様:解放型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約250g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
HD598の後継モデルということで、長所はしっかり受け継いだヘッドホンです。
高音域はスーッと伸びがあり、耳に突き刺さるような高音ではありません。また低音域は、開放型でありながらタイトで歯切れがよく、全体的にバランスのとれた音になっています。口コミでは、低音域のすばらしさが想像以上だったという声が多く見られました。
解放型であるため、遮音性がなく音漏れもあります。屋外での使用や、室内での使用でも窓を開けた状態でのリスニングは、外の環境音を遮断できないのであまりおすすめできません。比較的静かな屋内での使用がおすすめです。
女性ボーカルの音楽を聞くと、まるで耳元でささやかれているかのような臨場感を味わうことができるとのこと。LIVEやゲーム音楽をリアルに再現したい方におすすめです。
仕様:解放型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約235g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
低音域から高音域まで、自然なバランスの音をたのしめます。ガンガン気分を盛り上げる曲というよりは、クラシックやジャズの鑑賞に最適。弦楽器の擦れるような音やピアノの余韻をしっかりと再現します。
音の広がりが良く自然な空間表現ができるため、音楽に集中することができます。さすがクラシックの本場である、オーストラリア製のヘッドホンだと評価する方もいらっしゃいます。
クラシックやジャズに向くとしつつも、フラットな音質が好きな方にとっても万能機と評価が高く、オールマイティーに活用できるヘッドホンです。
響きと迫力のあるサウンドをたのしむのなら、密閉型のヘッドホンがおすすめです。人気が高い密閉型ヘッドホンの中から、低音が主張するものと、低音の主張が抑えられたものの2種類をピックアップしました。
思いっきり低音をたのしみたい方、低音ばかりが主張する音が好みではない方、どちらのニーズも満たしているはずです。低音の好み以外にも、よく聞く音楽のジャンルなどに合わせてえらんでみてくださいね。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約400g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
ビーツの中でも低音が強めで、低音を評価する声が多いヘッドホンです。同じくビーツの「studio」と比較しても低音は圧倒的。それでありながら、低音が極端に強調されることもなく、「ビーツの中では一番おすすめ」という人もいるほどです。
いい意味で「音のバランスが悪い」と評する人も何人かいて、重低音の量感の豊富さが、EDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)やトラップ、ダブステップ、ヒップホップ、R&B系の音楽の迫力を際立たせます。
これらの音楽を多く聞く方や、音楽のジャンルによってヘッドホンを使い分けたい人におすすめです。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約330g
装着性:○
音質:○
型:オーバーヘッド
低音が主張しすぎず、中音域がクリア。ボーカルもサブボーカルもはっきり聞き取れる、音のバランスが良いヘッドホンです。
低音が重めの音が好みの人にとっては物足りなさを感じることもあるようですが、音のバランスが良く「好みの音」と評する方も多いようです。
音には非常に満足する方が多いものの、重量は330gとやや重めで、女性や小柄な男性が装着するとずり落ちてしまうという声も。また、1時間以上の装着は耳が痛くなるので、休憩をはさみながら使っているという方もいらっしゃいました。
いま使用しているヘッドホンよりも、もう少しランクアップしたい。そんな方におすすめの、高級ヘッドホンを2種類紹介します。超高音域の再現を実現したものや、高音質なだけではなく見た目も「世界一美しいヘッドホン」と称されるものも。
一度使えば、きっと手放せなくなるはずです。新たな音楽の扉を開けるヘッドホン2種類をごらんください。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約385g
装着性:○
音質:◎
型:オーバーヘッド
120kHzの超高音域再生を実現したヘッドホン。ハイレゾ音源に含まれる、超微小音を余すところなく耳に届けます。
低音から高音まで全体的にフラットな音質で、音の固さを感じさせないやわらかな鳴り方が特徴。音に奥行きと広がりがあり、豊かな空間表現で楽器の位置まで感じさせ、まるでその場で演奏を聞いているかのような感覚に陥ります。
クラシックからデスメタル、ポップスまでどんなジャンルにもハマるヘッドホンです。
仕様:密閉型
Bluetooth機能:×
ノイズキャセリング:非対応
重量:約400g
装着性:○
音質:◎
型:オーバーヘッド
特徴的なのが、ハウジングカバーがボルドーの漆塗りであること。使い込むごとに美しさが増すと評判です。このデザインに惹かれて購入した方も少なくありません。また、自然と扱いが丁寧になるという声もありました。
高音・中音・低音とバランスが良く、クリアで高級感のある音がたのしめます。高音域ではとても細やかなところまで表現し、くぐもりがなく安定感があると好評価を得ています。
「世界一美しい」と評されるヘッドホンですが、見た目だけ……ではなく、音楽性の高さ、高音質も高評価を得るヘッドホンです。
注目されている技術のひとつに、ワイヤレス機能があります。以前はワイヤレスだとどうしても音質が落ちるというデメリットがありましたが、近年では高音質な音を快適に聞くことができるワイヤレスタイプのヘッドホンも増えています。
ワイヤレスにすることで、コードで動きを制限されることはありません。また、スマートフォンとのペアリングも簡単なので、お気に入りの音楽をアクティブに楽しむことができます。電池が切れた場合は、コードをつないで有線で使用することも可能です。
この他には、電車や飛行機、外部の騒音をカットするノイズキャンセリング機能つきのヘッドホンや、DJブースなどの大音響でも正確なモニタリングができるDJタイプのヘッドホンなどもあります。
「ハイレゾ」とは「High Resolution(高解像度)」という言葉を略したものです。音楽は原音をデジタル化したものなのですが、CDの容量内には全ての音楽の情報を収録することはできませんでした。
ハイレゾはCDと比較しても音を細かく保存することができ、約6.5倍の音の情報量をもっています。そのため、CDを超える高音質になります。
ハイレゾ対応ヘッドホンとは、ハイレゾの高音質なクオリティーを再現できる、ハイレゾに対応したヘッドホンということです。
Bluetoothでヘッドホンを接続するためには、ペアリングという作業が必要になります。ここではBluetooth対応のスマートフォンとヘッドホンを例にして説明します。
まずスマホの設定画面から、Bluetooth機能をオンにします。続いてヘッドホンをペアリングモードにします。ヘッドホン側の操作方法は製品によって異なるので、説明書やマニュアルを参照してください。
ペアリング可能になると、スマホの画面にヘッドホンの機器名称が表示されるので機器名称をタップ。「接続」と表示されれば、ペアリング完了となります。
大手家電メーカー勤務の小松さんに伺ったお話を元に、ヘッドホンの選び方のポイント、種類別おすすめのヘッドホンをまとめました。密封型と開放型のそれぞれの特徴は、今回初めてヘッドホンを選ぶ方にとってはかなり参考になったのではないでしょうか?
「屋外で使用」する場合でも、電車などの乗り物の中や公共の施設の中で使用するのか、ランニングやウォーキングなどのスポーツ時に使用するのかで、選ぶべきものが変わってきます。まずはどういったシーンで活用する頻度が多いのかをしっかり見極めることが大切ですね。
音楽は生活を豊かにしてくれるアイテムです。たかがヘッドホン……ではなく、ヘッドホンを変えるだけで、これまでとは別の音楽を聞いているかのような感動を得られるはずですよ。新たなヘッドホンで、新たな音楽と出会ってください!