洗濯機は同じような製品が多く、製品選びはなかなか悩ましいものですが、この記事では東芝の洗濯機について解説しました。東芝の洗濯機は独自のDDインバーターによる立体...
山田貴史
某大手イヤホン・ヘッドホン専門ショップ元販売員です。10年間勤めていました。初心者から専門家レベルの接客経験があるので、読者様それぞれのニーズにあった情報をお届けします。
プロフィール詳細へ>>洗濯機は同じような製品が多く、製品選びはなかなか悩ましいものですが、この記事では東芝の洗濯機について解説しました。
東芝の洗濯機は独自のDDインバーターによる立体水流できめ細やかな水流コントロール、タテ型でも可能な乾燥機能など、色々な工夫が凝らされている商品が多いです。このため洗濯機選びの中で東芝製品をチェックすることは欠かせません!
本記事ではそんな東芝製洗濯機の選び方やおすすめ商品を解説しましたので、ぜひご覧ください。
ママアイテム編集部
東芝の洗濯機にはさまざまなモデルがあるため、製品選びに迷う方も多いのではないでしょうか。そこでまずは東芝の洗濯機の選び方について、5点に分けて解説します。
従来、洗濯機と言えば縦型洗濯機(洗濯槽が垂直)のタイプでしたが、昨今はドラム式洗濯機も主流となりつつあります。そのためまず大切なことは「縦型洗濯機」、「ドラム式洗濯機」のどちらを選ぶかをはっきりさせておきましょう。
縦型洗濯機のメリット
これに対してドラム式洗濯機は以下のようなメリットがあります。
どちらの洗濯機にも大きなデメリットはありませんが、ドラム式洗濯機は筐体が大きめのものが多いため、「洗濯機置き場までの搬入経路」や「洗濯機置き場に置けるかどうか」といったことは、あらかじめチェックしておきましょう。
また古いアパートの場合などは、2槽式洗濯機がおける程度の小さいスペースの洗濯機置き場の場合があります。引っ越しで新たに洗濯機を購入する場合は、洗濯機置き場の大きさは特にチェックしておきましょう。
家族の人数に合わせて、洗濯容量を選びましょう。おおよその目安ですが、洗濯容量の大きさは
で計算することができます。例えば4人暮らしの場合は4×1.5=6kg程度の大きさの洗濯容量の製品が基準の大きさです。
ただしこれはあくまでも基準で、毎日洗濯をするのか、週末にまとめて洗濯をするのかといったライフスタイルに合わせて、洗濯容量の大きさを決めることになります。
まとめ洗いをすることがあるのなら大きめのものを選ぶなど、検討して下さい。
洗濯機にはさまざまな機能が付いています。各社、洗濯機の差別化のために色々な付加価値をつけているのですが、自分が望む機能が付いているのかチェックしましょう。
そのためには色々な会社の洗濯機を比べつつ、自分が欲しい機能を明確にします。その上で、価格やメーカーの信頼性などを比較検討しても良いでしょう。
例えば乾燥機能が欲しいのであればその機能は必須ですし、優しく洗える、布団を丸ごと洗えるなど色々な機能がありますので、洗濯機の「個性=付加価値」にも注目です。
上でも触れましたが、設置したい場所に洗濯機を置けるかどうか確認することはとても重要です。また洗濯機置き場だけでなく、洗濯機置き場までの搬入経路を通ることができるのかを確認することも忘れてはいけません。
せっかく買った洗濯機も、洗濯機置き場まで持ち込めないのであれば意味がありませんよね。案外見落としがちな点なので注意してください。
続いて、洗濯機の価格相場を見てみましょう。自分が求める洗濯機の相場はいくらくらいにになるのか、高級品か売れ筋商品なのかなどがわかるはずです。
なお価格は大手通販会社の価格を参考に調査しました。
最安価格帯 | 売れ筋価格帯 | 最高級価格帯 |
---|---|---|
25,000円〜50,000円 | 50,000円〜75,000円 | 75,000円〜20万円超 |
調査の結果は以上のようになりました。最安価格帯の商品は縦型洗濯機で、洗濯機としての最低限の機能を備えているものがほとんどです。
売れ筋価格帯となると頑固な汚れもしっかり落とす、東芝独自の「ザブーン」機能や洗濯槽を自動洗浄する機能など、付加価値がついてきます。
最高級価格帯は値幅が広いですが、共通していることは「ドラム式洗濯機」、「乾燥機能」などがついていることです。付加価値がより高くなっている印象ですね。
さて、東芝の洗濯機は他のメーカーと比べるとどんな点が異なるのでしょうか。ここでは東芝の洗濯機の特長についてお伝えします。
東芝の洗濯機は大手白物家電メーカーらしく、さまざまなライフスタイルに合わせた豊富なラインナップが特長です。また洗濯は家事の中でも大きな労力を占める部分ですが、この作業をサポートする機能が充実しています。
最も特徴的な機能は「ザブーン機能」で東芝独自の技術により、「より白くキレイに」洗濯を仕上げることができるようになっています。洗濯をしたけど汚れが落ちきれずもう1回洗う、そんな二度手間を避けることができそうですね。
また洗濯機を使っていく中で気になるのは「洗濯槽の汚れ」です。現在は洗濯槽洗い専用の洗剤などが売られてはいますが、「キレイを保つ」のはなかなか難しいものです。
しかし東芝の洗濯機は「自動お掃除機能」がついている製品もあり、洗濯槽を自動的に掃除してくれます。これも嬉しいところではないでしょうか。
以上のような「家事サポート」をしてくれる点が東芝の洗濯機のウリです。
今回、東芝の洗濯機をおすすめする上で、製品の違いを比較検討しやすいように以下の項目を記載しました。洗濯機選びの参考にしてください。
それでは、東芝の洗濯機のラインナップの中から、一番おすすめしたい洗濯機をご紹介します。
本商品、「ドラム式洗濯乾燥機 TW-117X6L/R」は付加価値として以下のようなさまざまな機能がついています。
ウルトラファインバブル洗浄はナノレベルの細やかな泡が繊維の奥まで入り込んでしっかり洗う機能で、頑固な汚れはもちろん、ふつうの汗などもしっかりキレイにしてくれる機能です。
特に襟元や袖口といった汚れやすいところに威力を発揮するでしょう。
温水ウルトラファイン洗浄は約40度のウルトラファインバブル洗剤液につけ置き洗いをする機能で「黄ばみ」を取るなどの威力を発揮します。
またこれだけではなく30度のお湯によるデリケートな衣類洗いや水が冷たくなりがちで汚れが落ちにくくなる冬場でも15度の温水で洗濯をすることが可能です。
つけ置き洗いなど「家事の面倒」をサポートしてくれる機能としては嬉しいですね。
そして乾燥機能にもこだわりがあり、業界最大(2017年8月時点)の7kgまでの乾燥に対応し、大きな洗濯槽でふんわりと乾燥させる点もウリです。
衣類乾燥というと衣服を傷めてしまうイメージがありますが、本商品はそんな心配を払拭してくれるでしょう。
そして従来の洗濯機で案外不便だったことが「洗濯機の汚れや奥が見えない」ことです。自動洗浄機能も本商品には付いていますが、自分で掃除をしたいという方のために槽内LEDが搭載されているため、お掃除も楽々です。
本商品の特長をすべて挙げるととても書き切れないので、ポイントだけを押さえてご紹介しましたが、東芝の洗濯機の中でも素晴らしい製品ですので、ぜひ購入の選択肢に加えて下さい!
続いて、ドラム式洗濯乾燥機をご紹介します。
ドラム式の長所はたくさんありますが、洗濯物の出し入れが楽々なことも嬉しい点ですね。筐体が大きくなりがちなためスペースを取ってもしまうデメリットもありますが、そのデメリットを上回るほどの商品をご紹介します!
本商品、「ドラム式洗濯乾燥機 TW-117V6L/R」は上でご紹介した、「ドラム式洗濯乾燥機 TW-117X6L/R」の機能を少し簡略化した商品です。
機能として違う点は
この3点となります。
タイマー機能は、仕事や他の家事。お出かけの合間に洗濯を済ませたいという方には嬉しい機能ですが、細かいタイマー設定が必要ない方はこちらのモデルでも良いでしょう。
また槽内LEDが搭載されていないため、洗濯槽の掃除が上位モデルと比べると少しやりづらいかもしれません。
これらの点を気にしない方なら、こちらの洗濯機を選ぶのもアリだと思います。
本商品、「ドラム式洗濯乾燥機 TW-117A6L」は東芝洗濯機が誇る「ザブーン洗浄」機能を持っているドラム式洗濯機です。
ザブーン洗浄機能は大流量のダブルシャワーが高圧に洗濯物に注がれるため、洗浄液を衣類の奥の奥まで届かせて汚れを落としてくれる機能です。なかなか落ちなかった汚れも、この機能であれば、落とせるようになるかも知れませんね。
またドラムは大容量のため、衣類を叩くように洗います(叩き洗い)。これで洗いムラのない洗濯も可能だそうです。
これまでご紹介したふんわリッチ乾燥機能も付いていますし、低振動・低騒音設計ですから深夜早朝の洗濯もOK。忙しい方にはぴったりの洗濯機ではないでしょうか。
続いて、従来型の縦型洗濯機をご紹介します。しかも縦型でありながら乾燥機能も付いているという優れものの洗濯機です。
縦型&乾燥機付きという製品は東芝独自の技術から実現しているものです。乾燥機能が欲しいけどドラム式には抵抗があるという方にはぴったりの商品でしょう。
タイプ:タテ型
ドラム式はちょっと大きい、しっかり洗いたい、搬入が大変……。といった方におすすめできる洗濯機が本商品、「タテ型洗濯乾燥機 AW-10SV6」です。
タテ型洗濯機のメリットは上にも書いたとおり洗浄力が高いことですが、本商品はさらに東芝独自のウルトラファインバブル洗浄で汚れをしっかり落とします。
また乾燥機能が付いている点も嬉しく、「ドラム式じゃないと乾燥できない」と思われていた方にも、本商品の機能は朗報でしょう。
また洗浄液を温めて洗濯する温かウルトラファインバブル洗浄もついているので、タテ型洗濯機としては、素晴らしい機能を備えています。
おしゃれ着を洗う際、本商品には「おしゃれ着トレイ」がついています。
これは洗浄液の撹拌につかうパルセーター(洗濯槽の底で回るプロペラ)におしゃれ着が直接当たらないようにするトレーで、おしゃれ着を少しでも痛めたくない方にはおすすめです。
本商品、「タテ型洗濯乾燥機 AW-9V6」は上でご紹介した「タテ型洗濯乾燥機 AW-10SV6」の洗濯容量が10kg→9kgと少し小さくなっている洗濯機です。
その他の機能に違いはありませんが、小さくなっている分、必要な水の量(標準水位)は少なくて済みますし、消費電力も小さくなります。
10kgの洗濯機では少し大きいけれども、ウルトラファインバブル洗浄や温かウルトラファインバブル洗浄などを求める方にはこちらがおすすめです。
続いて東芝独自のDDインバーターを搭載した搭載した洗濯機を2点ご紹介します。DDインバーターはきめ細やかな水流で静かかつきめ細やかな水流調整で洗濯する優れものの技術です。
本商品、「全自動洗濯機 AW-10SD6」は東芝の洗濯機ではおなじみのウルトラファインバブル洗浄で洗濯物をきめ細やかに洗い上げる商品です。
これまでご紹介した、機能と同じく、自動お掃除機能やおしゃれ着を傷めにくいおしゃれ着トレイなども搭載されています。
特に人間工学に基づいて楽にお手入れができるよう、洗濯槽を浅めに設計している点がポイントで家事の負担を大きく減らすことができるでしょう。
また洗濯物の投入口も大きめに設計されていることから、布団や毛布の出し入れも比較的容易になっています。
洗濯物で少し困ってしまうのが「部屋干し」ですね。部屋干しはなかなか乾燥しませんし、においの元にもなりやすいもの。
しかしながら本商品は脱水時間を長めに設定して、風の力で水滴を吹き飛ばすことができるため、部屋干し時間を短縮できます。
このように細やかな配慮が嬉しい洗濯機が本商品、「全自動洗濯機 AW-10SD6」です。
本商品、「全自動洗濯機 AW-8D6」の特長はパワフルな水流を生み出すDDモーターです。このモーターが立体的な水流を作り出して、洗浄液を衣類の隅々、奥の奥まで浸透させることで、衣類をキレイに仕上げます。
洗濯の立体水流は、まず繊維の奥の汚れを落とす「もみ洗い」から始まり、水流を変化させることで衣類を押し込んで引き出す「スクリュー押し洗い」、衣類を小刻みに動かす水流で衣類をほぐして広げる「ほぐし洗い」の3つをDDモーターが実現。
このため衣類の汚れがしっかり落ちる点がポイントです。
続いて、一人暮らしの方におすすめの低容量洗濯機をご紹介します。低容量でも技術には手抜かりがなく、東芝独自の「ザブーン洗浄」をしっかり実現していますよ。
低容量でもしっかり洗濯!ザブーン洗浄機能搭載のコンパクト洗濯機
本商品、「全自動洗濯機 AW-6D6」はこれまでご紹介した洗濯機とほぼ同等の機能でありながら、6kgと一人暮らしの方にもぴったりな洗濯機です。
家族人数×1.5が洗濯機容量の目安ですが、一人暮らしの方は何かと忙しくなりがちで週末にまとめて洗濯することも多いのではないでしょうか?
そんな方には6kgという容量はピッタリでしょう。
また一人暮らしのため、深夜や早朝に洗濯をせざるを得ない方も多いと思いますが、本商品は静音、低振動の設計のためとても静かに洗濯できる点もポイントです。
インターネット上の口コミでも「静かに洗濯できる点が嬉しい」という声がありました。
一人暮らしの方が洗濯機をお探しであれば、ぜひこの洗濯機もチェックしてみて下さい。
東芝の洗濯機を購入する際、あるいは購入後の心配を払拭するために良くある2つの疑問にお答えします。
説明書やカタログは近くの家電量販店やwebサイトで確認が可能です。
カタログに関しては家電量販店に行けばほぼ間違いなくおいてあるので、店員さんに確認すると良いでしょう。
また説明書に関しては商品に付属しているものもありますが、購入前に確認したい場合はwebサイトにPDF形式で説明書がアップロードされている場合もあります。
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東芝のお客様サポートにて各種サポートを受けることができます。
エラーが出た場合は、説明書に書かれているトラブルシューティングを参照することが一番早く解決できます。しかし説明書の内容が分からない、あるいは説明書の通りに操作しても解決できない場合はお客様サポートに連絡しましょう。
修理が必要な場合もお客様サポートで対応してもらえます。
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この記事では東芝の洗濯機に関して、商品選びのコツ、商品ごとの違い、購入時・購入後の疑問や質問にお答えしました。
東芝の洗濯機はタテ型でも乾燥できたり、DDインバーターによるきめ細やかな水流コントロール、ザブーン洗浄機能による汚れオチの良さがポイントです。
これらのポイントについても解説しましたので、この記事が皆様の洗濯機選びの一助になれば幸いです!