アウトドアやスポーツ撮影におすすめのウェアラブルカメラ。アクションカメラとも呼ばれていますが、その名前のとおり小型でアウトドア環境での撮影にピッタリの商品です。...
アウトドアやスポーツ撮影におすすめのウェアラブルカメラ。アクションカメラとも呼ばれていますが、その名前のとおり小型でアウトドア環境での撮影にピッタリの商品です。販売されている商品の種類は多く、生活防水はもちろんダイビングなど水中で使用できる商品もあります。画質もどんどん向上していて、4K動画の撮影ができる商品もあたりまえになってきました。今回は、そんなウェアラブルカメラの選び方を詳しい人に聞いてまとめてみました。おすすめ商品もいろいろ紹介していますので、カメラ選びの参考にして下さいね。
ママアイテム編集部
では、さっそくウェアラブルカメラの選び方を見ていきましょう。撮影したいシーンに合わせて商品を絞っていくのが大切です。ここでは、参考になる7つのポイントを紹介します。
ウェアラブルカメラの解像度は、HD・フルHD・4Kの3種類のに分かれていて、各解像度の中でさらに種類があります。とうぜん高画質カメラほどきれいな写真が撮影できるのでおすすめです。
解像度は下の表のように記載されていますので、できるだけ高画質の製品を選びましょう。
HD画質 | フルHD画質 | 4K画質 |
---|---|---|
1270×720 | 1920×1080 | 3840×2160 |
4K画質で撮影する場合は、写真を写すパソコンやテレビが4Kに対応していなければ結局はフルHD画質になる点に注意しておいて下さいね。ただし、元々が高画質の4Kで撮影している映像は補正されてもきれいです。
さらに、画像に影響をあたえる要素として「フレームレート」という項目があります。フレームレートとは、1秒間の動画が何枚の画像から作られているかを表わしていて「fps」という単位で表記されています。
フレームレートは、動画の滑らかさに大きな影響を与えます。普通に再生しているときは気になりにくいですが、スロー再生時にフレームレートの小さなモデルは少しカクつく印象を受けるでしょう。
スポーツ撮影で自分のフォームをチェックしたり、スロー再生して動画を見たりする場合は、最低でもフレームレートの高い60fps以上の製品を選ぶようにしましょう。
もう一点、スペックでチェックするのは「画角」です。これはカメラを使って写せる範囲のことを表わしています。画角120度と170度では、全く違った写真や動画なってくるので注意しましょう。
画角が広いほど、自撮り撮影でも大人数を簡単に撮影できますし、自分の目で見ているのと同じ位の範囲を撮影することができます。よりダイナミックな映像を残したい人は画角に拘るといいですよ。
動きながら撮影する可能性がある人は、可能なら手ぶれ補正機能を搭載した商品を選びましょう。手ぶれ補正にも種類があり、ウェアラブルカメラに搭載されているのは「電子式」と「光学式」です。
手振れ補正機能があるか無いかで動画の見やすさが異なります。歩きながら撮影した場合、通常は振動の影響を受け、ガタガタと揺れる映像になってしまいますが、手振れ補正があればスムーズな映像の撮影が可能です。
2つの手ぶれ補正機能の性能は下記を参考にして下さい。
電子式 | 光学式 |
---|---|
センサーで受けた映像をコンピュータを利用して補正する | 映像がデジタル化される前にレンズやセンサーで補正する |
電子式手ぶれ補正は、一旦映像を受け電子データになったものをコンピュータを使い、ブレていないように補正する機能のことです。本来の映像そのものがブレているので補正や画質にも限界があります。
光学式手振れ補正は、電子データに変換される前に補正する点で電子式よりも高性能です。高画質な映像の撮影が可能ですが、電子式に比べるとコストはかかります。このタイプは、ソニー製品の人気が高く優秀です。
ウェアラブルカメラの防水機能は、カメラそのものが防水になっているタイプと、カメラケースを利用して防水になる2種類が販売されています。
この機能はIPXという表記で表わされていることが多いですが、生活防水程度の機能から推進60mほどまで利用できる製品もあるので、自分の利用する状況に合わせて製品を選びましょう。
IPXの規格は1~8まであり、それぞれ対応可能な状況が異なりますので下記を参考にして下さい。
説明 | |
---|---|
IPX8 | 水中利用可能な完全防水型、ダイビングでも撮影可能 |
IPX7 | 30分ほど水につけていても浸水してこない完全防水型 |
IPX5~6 | 耐水性能が高いが、水中ではなくプールや浅瀬向き |
IPX3~4 | 生活防水クラス、雨の中でも利用可能 |
IPX1~2 | 防滴クラス、多少の雨なら利用できるが性能は低い |
ケースやオプションによって完全防水になる機種は便利ですが荷物が増えます。製品を購入する前に、専用ケースの購入が必要なのか調べてから購入するようにしましょう。
ウェアラブルカメラは、アクションカメラといわれるほど動きながらの撮影に向いている製品です。しかし、多きけらば邪魔になりますし、重たいと付けていて負担になるため、サイズや重量選びが大切になります。
自分の身体やヘルメットに取り付けて利用する場合は、可能な限りサイズが小さく軽量なものをおすすめします。ただし、濡れたり強い振動を受けたりする可能性がある場合は、対応した防水・耐衝撃性能が必要です。
また、体や乗り物に取り付けるために専用ケースが必要になる場合は、ケースを取り付けた状態での重さを多機種と比較するようにしましょう。
自分が撮影したいシーンに合ったアクセサリーが付属しているかをチェックしましょう。カメラを取り付けるためのパーツをマウントといい、それぞれ対応した製品名がついています。
例えば、バイクに取り付ける場合は「バイク用マウント」を利用します。セルフィーに便利な自撮り棒のようなスティックが付属している製品もあるので、利用シーンを考えて調べてみましょう。
GoProなどアクションカメラとして有名な製品は、マウントが豊富です。シーンを限定せず、あらゆるシーンで撮影したいのであれば、おすすめの製品といえます。
Wi-Fi対応の機種で、スマホアプリを利用した遠隔操作可能な製品も販売されています。自撮り撮影や記念撮影をする人に特におすすめの機能でしょう。
スティックが付いている製品なら、スマホの画面を確認しながら自撮り撮影も簡単にできます。撮影した映像や写真は、すぐにスマホにダウンロードできますので簡単にシェアできるのも魅力ですね。
友達や家族と旅行に行く場合やSNSを利用している人は、とても便利な機能ですので、ぜひWi-Fi対応の製品をおすすめします。
購入時の参考になる製品の価格相場も見ておきましょう。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 10,000円以下 | 30,000円~50,000円 | 50,000円以上 |
説明 | 中華系カメラ、撮影時間、対応SDが少ない場合がある | 4K対応、Wi-Fi、手振れ補正などバランスの良い製品が多い | 4Kでさらに高画質対応や360度撮影可能な製品も有り |
最安値の価格帯商品は、「GoPro」とよく似ている中華系アクションカムといわれています。性能が高い商品も多く、ウェアラブルカメラが初めての人におすすめします。
売れ筋商品の価格帯は、正規の「GoPro」や日本の「SONY」などのメーカー製品です。もちろん必要な性能を十分備えているので、安定した性能のウェアラブルカメラが欲しいならこの価格帯から選びましょう。
高級製品は、少し特殊な利用用途や完全に趣味や仕事のレベルでの撮影になってくる製品が多いでしょう。超高解像度でフレームレートも高い製品や、360度撮影可能な製品も販売されています。
製品をメーカーで選ぶ人も多いですね。ここでは、ウェアラブルカメラを販売している主なメーカーを5つ紹介しますので参考にして下さい。
アメリカのウェアラブルカメラを製造販売しているブランドです。GoProのシリーズは、最新の機能を搭載した製品が多く販売されていて、性能も安定しているため利用者が多い人気ブランドです。
中華系アクションカメラのブランドです。高機能でコストを抑えた製品が多く販売されています。ネットショッピングでも売れ筋の上位にくる人気ブランドでもあります。
こちらも中華系アクションカメラを販売しているブランドで、低コスト商品を売りにしています。性能は普通ですが、付属しているオプション類が充実しているので、いろんなシーンで撮影可能です。
日本の大手メーカーで、ビデオカメラの機能をウェアラブルカメラに生かしています。特徴的なのは「光学式手ぶれ補正機能」で、動きながらの撮影でもブレを抑えたきれいな映像撮影が可能です。
安心できる日本メーカーで、操作パネルと撮影するカメラ本体が分かれた製品を販売しています。手ぶれ補正機能は、電子式ですがパネルが別になっているぶん操作性能が高いのが特徴です。
では、ここまで見てきた商品の選び方のポイントをふまえて、これから以下の10個のポイントを比較しながら商品を選んでいきましょう。
ウェアラブルカメラに求められるのは、利用シーンの多さやきれいな映像撮影を安定して行えることでしょう。今回ママアイテムが一番おすすめする商品は、人気が高く高性能な安定した商品です。
高画質の4K映像の撮影にも対応しているGoProのHERO6です。以前のHERO5よりも性能が格段に上がっていて、4Kの高画質映像でも高フレームレート60fpsに対応しています。
動きながらの映像撮影の多いウェアラブルカメラに便利な「音声コントロール機能」も搭載。自転車やバイクなど常にカメラ触れられる状態ではない場合、とても使いやすい機能です。
もちろんスマホアプリにも対応していますので、遠隔操作ができますし、撮影した映像や写真をその場でシェアすることもできます。SNSをよく利用する人も便利ですね。
最も性能が上がっているのが「手ぶれ補正機能」で、電子式ですがとてもスムーズできれいな映像を撮影することが可能なっています。ズーム機能にも対応していますので、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
また、4K撮影には対応していませんが、フルHDの240fps対応のスローモーション撮影に対応していて、高フレームレートのスムーズなスロー映像を再生して楽しむことができるのも魅力です。
タイムラプス機能にも対応しているので、さらに遊び方の幅が広がります。この機能は、昼間の撮影だけでなく、夜間の夜景や星の撮影にも利用できるので、画角の広いきれいな映像を撮影することも可能です。
操作方法も簡単で日本語の説明書も付いていますので、高性能で簡単に使い始められるウェアラブルカメラとしては最高の製品でしょう。安定した高性能カメラを求めるならこの商品をおすすめします。
ウェアラブルカメラも高画質4K対応商品が多く販売されています。4Kといってもフレームレートは異なり、その他オプションの幅も広く選び方にも幅があるでしょう。
そこで、ここではコストパフォーマンスがよい商品から定番商品まで、さまざまな商品をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
Amazonレビュー件数1000件越えの大人気商品です。中華アクションカメラの中でも性能が安定していて、コストを抑えてウェアラブルカメラを試してみたい人におすすめします。
高画質の4Kに対応していて、4K状態での撮影フレームレートは25fpsまでです。長時間動画を撮影する場合はフルHD画質で、高フレームレート60fpsでの撮影をおすすめします。
また、この製品は最初から大量のアタッチメントが付属していて、バッテリーも2つ付いてくるのも魅力です。防水ケースやマウントを別購入する必要がなく、SDカードさえあれば簡単に使い始められます。
使い方も日本語の説明書でしっかりと確認することができますので、とりあえずウェアラブルカメラを試してみたい、そんな人にピッタリの製品といえるでしょう。
SONYの「FDR-X3000R」は、高性能の光学式手ぶれ補正機能を搭載した手ぶれにとても強いウェアラブルカメラです。光学式を搭載している製品を探しているならこの商品で間違いないでしょう。
搭載されているスペックも高く4K映像は、フレームレート30fpsに対応していてスムーズな4K動画を撮影することができます。
防水性能は専用ケースに入れれば水深60mまで対応していますので、ダイビング用のカメラを探している人にもおすすめできる商品です。
撮影したあとの編集も専用の「Action Cam Movie Creator」を使って簡単にすることができますし、そのままパソコンやテレビに接続して映像を楽しむことができる優れた商品です。
YellGateはオリジナルの基盤を利用したバッテリーや専用の充電器を使って、長時間の撮影に対応している製品です。4K画質映像は15fpsまで対応していてフルHDなら60fpsで撮影できます。
専用防水ケースは強化ガラスで作られていて、耐水性能だけでなくオフロード走行時の飛び石などにあたっても破損しにくい設計です。
自転車やバイク、ヘルメットに装着するためのマウント関係は、GoProと同じ規格ですので利用できるオプションの互換性が高いのも魅力といえるでしょう。
さらに、ウェアラブルカメラ特有の魚眼レンズで撮影したような、ゆがみを軽減した映像の撮影ができる特徴も持っています。170度の広角でフラットできれいな撮影ができるのも強みです。
GARMINのウェアラブルカメラはGPS機能を内蔵していて、その機能を使ってさまざまな計測を行うことができます。撮影したときに通った道の記録はもちろん、距離や標高などを記録し確認できます。
スポーツで利用するなら、スキーやスノーボードでジャンプした高さまで確認することができますよ。搭載されているカメラも高性能で最大5.7Kの高画質撮影が可能。フレームレートは30fpsです。
そのままの高解像度で映像を引き出すには、専用のソフトが必要になりますが、元々が5.7K映像ですのでかなりの高画質映像を残せるでしょう。
さらに、手が使えない状態でも操作できる音声コントロールまで搭載している高性能カメラです。360°映像を撮影してみたいならこの商品をおすすめします。
ウェアラブルカメラの映像でよくある、水中やボートなどアウトドアシーンの撮影には防水機能が必須です。ここでは、数あるカメラの中から防水機能に優れた製品を見てみましょう。
「AC200」専用ケースを利用すれば長時間水中で撮影ができる、保護等級「IPX8」の完全防水カメラです。ケース強度は高く、耐衝撃性能にも優れていますので、アウトドアスポーツ向きのカメラですね。
搭載されているカメラは画角170度の広角カメラで、フルHD撮影は30fpsに対応しています。ループ再生機能や動体検知機能も搭載しているのでドラレコとしても優秀です。
さまざまな場所に取り付けられるマウントが25個付属しくきますので、自分の利用シーンに合わせて使い分けていくといいでしょう。
オリンパスの「STYLUS TG-Tracker」は、水深30m対応の完全防水型カメラです。暗い場合は、搭載されているヘッドライトを利用し、水中でも明るく照らして撮影をすることができます。
緑色のタフなボディも特徴で、ケースを付けなくても耐衝撃2.1m・耐過重100kgに耐える高耐久ボディです。汚れてもそのまま洗い流せるだけの耐水機能も備えています。
撮影できる画角も広く204度のダイナミックな映像を撮影可能。水中ではケースがあるので画角が落ちる点だけ注意して下さいね。
ニコンの「KeyMission 80」は、耐水規格がIPX7のため、水深1mで30分以内なら利用可能です。耐衝撃性能など他の性能も高いため、アウトドア環境での撮影に向いています。
光学式手ぶれ補正機能を搭載しているので、手ぶれを気することなく映像を撮影できるのも魅力でしょう。メインカメラとは別に自撮り用のモニターを確認しながら設営できるカメラも搭載しています。
さらに設定した時間に合わせてオートで撮影する機能も搭載しているので、カメラを触ることなく歩いている風景を残すことが可能です。
リコーの「WG-M2」は、レンズプロテクターを装着するだけで防水性能IPX8規格に対応しているウェアラブルカメラです。ケースがないので、4K対応のきれいな映像で音質もクリアな録画が可能になっています。
耐水性能は水深20m・耐衝撃も2m・寒い場所にも強い高耐久製品。さらに電子式の手ぶれ補正機能も搭載しているなど、必要な機能が詰め込まれています。
カメラの製造販売メーカーですので撮影する写真もきれい。ホワイトバランスの調整や露出補正によってきれいな写真を撮影することもできます。
C30Rは、中国製のウェアラブルカメラですが、その中でも人気が高い製品です。専用のアクセサリーはいくつも付いていて、専用ケースを利用すれば水深30mまで利用できます。
搭載されているバッテリーはフルHD画質で約90分撮影でき、さらにもう一つ予備バッテリーが付いてくるのも、この製品の魅力ですね。
付属のリモコンを利用した遠隔操作も可能で、最大15メートル離れた場所からも操作することができます。ドローンに取り付けて利用するのにも適しているでしょう。
最近ネットショップでよく販売されていて、人気のある中華ウェアラブルカメラ。Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングでもよく見かけるようになってきました。
性能も上がってきていて、コストパフォーマンスが良いことが売りになっています。ここでは、そんな中華ウェアラブルカメラは5商品紹介していますので、参考にして下さい。
AKASOの「EK7000」は、Amazonレビューで7割以上が星5つ評価という人気製品です。手ぶれ補正機能は搭載されていないため、歩きながらの撮影には向いていない点には注意しましょう。
専用のマウントやケースは最初から付属していますので、水中撮影などもSDカードさえあれば届いた日から撮影できます。
ウェアラブルカメラを試してみたい、初めての人には十分の性能が備わっています。付属でついている大量のアクセサリーを使いこなして遊んでみましょう!
4K30fps対応製品で、専用ケースに入れると水深40mまで対応できる耐水性能の高い製品です。防水性能が高くコストパフォーマンスの良い製品を探している人におすすめします。
搭載されているレンズも広角170°対応ですので、ダイナミックな映像撮影ができるのも高性能機と差がありません。Wi-Fiを利用すれば遠隔操作も可能です。
マウントは付いていますが自撮り棒は付いていませんので、必要なら一緒に購入して利用するといいでしょう。専用の持ち運び用ケースが付いているのも使いやすいポイントです。
長時間利用できるバッテリーが2つ搭載、最大240分の撮影が可能です。さらに付属USBケーブルを利用すればモバイルバッテリーから充電しながらの撮影も可能。
利用するために必要なマウント類は一通りそろっていますので、利用は簡単です。防水性能も40m対応ですのでダイビングでも利用できます。
ドライブレコーダーとしての利用や、ドローンに取り付けての利用も可能。とても利用用途が広いウェアラブルカメラといえるです。
DBPOWERのウェアラブルカメラは、コストを抑えた商品ですが電子式の手ぶれ補正機能まで搭載した、高性能カメラです。
専用の付属ケースを利用した場合の防水性能は水深30mまで対応していて、ダイビングやシュノーケリングでの利用可能です。
また、ループ再生機能にも対応していますので、バイクや車のドライブレコーダーとして利用している人もいます。Amazonレビューでの評価も高い使いやすい商品です。
APEMANの「A80」は、よくあるGoProと同じフォルムのウェアラブルカメラです。映像性能は170°に4K映像対応。さらに手ぶれ補正機能付きとコストパフォーマンスの良い商品です。
専用アプリを利用すれば、遠隔での録画の開始や停止、撮影モードの設定なども簡単に行うことができます。HDMI出力端子を搭載しているので、撮った映像をすぐテレビで出力することも可能。
アクセサリーは専用バックに多数搭載されていて、30m防水・耐衝撃・耐温度に対応した高耐久機でもあります。1点注意なのが外部充電器はなく、本体を利用した充電になる点でしょう。
移動中やアウトドアはもちろん、競技などで自分の身体に装着して撮影する人もいるでしょう。そんなときに重要なのが、軽量で邪魔にならないタイプの製品です。
ここでは、そんな小型で体に装着して利用したい人に向いている製品を5つピックアップしてみました。ぜひ参考にして下さいね。
GoProの「HERO5 Session」は、四角いキューブ型のウェアラブルカメラで、液晶モニターを搭載していないのが大きな特徴です。その分小さいので体に付けても軽量で気になりにくいでしょう。
性能は液晶があるタイプより劣ることはなく、しっかり4Kの30fpsに対応していて、高画質のRAW形式の静止画を撮影することもできます。
マウントを利用してあらゆる所に固定することができ、音声コントロールを搭載しているので、手で操作することなく、簡単に撮影をすることができるおすすめ商品です。
Panasonicの「HX-A1H-D」は、付属のヘッドマウントを利用して頭にウェアラブルカメラを固定して利用することが可能です。
オプションパーツを利用すれば、0ルクスの真っ暗闇でも撮影をすることができ、人の目では見えない環境の映像を撮影することが可能。アウトドアで遊ぶ人には魅力的ですね。
水深1.5mまでなら30分間利用できる完全防水性能を搭載していて、防塵性能もあるので利用シーンを選びません。傾き補正が強力なので揺れが多いシーンの撮影が多い人に特におすすめです。
SONYの「HDR-AS50」は、大容量のXバッテリーを搭載していて、連続撮影時間は満充電時で165分もあります。モバイルバッテリーを持っていれば外出先でも充電できるので、さらに便利ですよ。
一般的なカメラ機能も高いSONY製品だからこそ、高性能のカメラが搭載されていて、独自の機能によってノイズも軽減してくれます。さらに、画像調整機能によって見たままの風景を残すことも可能です。
また、光学式手ぶれ補正機能も搭載していて、歩きながらの撮影や動きまわりながらの動画撮影でもブレを軽減してくれる高性能なおすすめウェアラブルカメラです。
カメラと完全に分離して利用できる3inch液晶コントローラーを搭載したウェアラブルカメラです。搭載されているデジタルズームは4倍まで対応していて、手ぶれ補正にも対応しています。
カメラだけを取り外してマウントを利用し、さまざまな箇所に固定することも可能。重量も76gと軽量ですし、小型カメラなので体に取り付けても邪魔になりません。
また、シャッターチャンスを逃さない0.4秒で撮影できるカメラ性能に加え、秒間30枚連射や「ハイスピードムービー」機能を使えば、目で追えないような動きもスロー再生できます。
4Kの30fpsに対応したカメラで、高画質でダイナミックな映像を撮影できます。また手元操作可能なコントローラーとカメラ部分がコードで繋がり分かれているのも特徴的です。
1.5型の液晶モニターを搭載したコントローラーには、ジョイスティックやメニューボタンなどが搭載されていて、簡単に撮影設定を変更することができます。
さらに、歩きながらの撮影で活躍する手ぶれ補正機能だけでなく、傾き補正機能も搭載。カメラの傾きに合わせ最適な補正をかけてくれる優れた商品です。アウトドアや自転車やバイクなど動きの多い撮影に向いています。
では、これからウェアラブルカメラを購入するにあたってよくある疑問を解消しておきましょう。それぞれ商品選びのときに知識として知っておくと役立つ情報です。
あります。手振れ補正機能は選び方でも少し触れていますが、コストがかからず機能が簡単な電子式手ぶれ補正機能。レンズやセンサーを動かしてブレを無くす光学式手ぶれ補正機能に分かれています。
より高性能な手ぶれ補正機能を求めるのであれば、光学式手ぶれ補正機能を搭載している製品がおすすめです。その中でもソニー製品の光学式手ぶれ補正機能は高性能で人気があります。
電子式手ぶれ補正機能も性能に差がありますので、実際の映像を見たときにボヤけて見えてしまう製品も中にはあります。購入しようと思う製品の撮影映像などを前もってネットで調べておくと安心です。
スキーや釣りは手を激しく動かしますので、手以外に装着することをおすすめします。
購入時にチェックするのは、マウントの種類です。手に取り付ける物以外にヘルメットや帽子に取り付けられるマウントが付属しているかをチェックしておきましょう。
利用したいカメラが決まっている場合、別売りでマウントを購入できる製品もあるので、付属品にない場合はオプションもチェックして下さいね。
一番違うのはサイズや重量です。体に取り付けて撮影するので、デジタルカメラに比べると小型で軽量な製品が多いでしょう。
また、搭載されている機能も動きのある映像を取ることを前提に作られているので、防水機能や防塵性能に優れている製品が多く、アウトドアで撮影する人に向いています。
さらに、ウェアラブルカメラは、いろんな場所に取り付けるためのマウントの数が豊富なのも特徴といえるでしょう。バイクに付けて臨場感のある映像の撮影をしたり、広角写真の撮影をしたりするのに最適です。
IPX規格である程度選ぶことはできますが、さらに細かく商品性能を知るには各メーカーのテスト結果で出ている水深何m対応という表記を基準にすることができます。
元々ケース無しで防水機能が搭載されている製品は、専用ケースを利用すると水深60mまで対応できる商品もあるので、ダイビングをする人におすすめです。
生活防水程度なのか、水中でも利用できるのかをしっかり確認しておけば撮影できる映像や写真の幅が広がります。
ただ、専用ケースが必要なものは荷物が増えるので、荷物を増やしたくない人は本体が防水なのか、ケースを利用した防水なのかをあらかじめチェックしておきましょう。
電子式ズーム機能が搭載されている製品も中にはあります。
ただし、近距離の撮影や自分の身体に取付けての撮影をメインに設計されているため、ズーム機能の性能は低く、ズームを利用した写真や映像の画質が極端に悪くなるので注意しておきましょう。
可能ならズーム機能が必要な場合は、ズーム撮影に強いデジタルカメラやビデオカメラと、ウェアラブルカメラを使い分けるのがベストです。
今回は、ウェアラブルカメラについて詳しい人に聞いた情報をまとめて、選び方やおすすめの商品をいくつか紹介しましたが、いかがでしたか?
ウェアラブルカメラは製品の性能によって撮影できる動画や写真が大きく変わってきます。水に濡れる場所なのか、動きが激しい状況で撮影するのかなど撮影シーンによって製品を絞っていくようにしましょう。
この記事の選び方を参考に、しっかりスペックを比較検討してウェアラブルカメラを選び、いろんな状況での撮影を楽しんでいきましょう!