スーツスタイルには絶対に欠かせないのがネクタイ、革靴、そしてベルトです。ジャケットを着ている時にはあまり目立ちませんが、夏場はノージャケットが当たり前になってい...
スーツスタイルには絶対に欠かせないのがネクタイ、革靴、そしてベルトです。
ジャケットを着ている時にはあまり目立ちませんが、夏場はノージャケットが当たり前になっている現在、ベルトの重要性は増しています。
そこでママアイテム編集部では、スーツスタイルをクールに決めてくれる素敵なベルト10選を紹介します。
どれも素材の良さにこだわったものなのでずっと愛用できるものばかり。
ぜひ参考にしてみてください。
また初めてスーツ用ベルトを手に入れようという人に向け、チェックしておきたいポイントについても解説しています。
ママアイテム編集部
さて、これから初めてスーツ用ベルトを購入しようという場合、何を基準とすればよいのかよくわからない部分もありますよね。それは誰もが通る道。そういう人に向けて、スーツ用ベルト選びの際に気を付けておきたいポイントについて紹介しておきたいと思います。
まず、ビジネス用途であれば革素材のものがマストです。それも黒と濃い茶色の2色のみが基本です(また靴とベルトの色を合わせるのも基本です)。
また、レザーベルトといえどもメッシュタイプのものはカジュアルな印象となってしまうため、ビジネス用途としては避けるべきです。
最初の一本としては、上記条件を満たすものを選んでください。もちろんファッション的に考えた場合には、上記を満たさなくても成立するということもありますが、ビジネス用途であることを考えた場合、あまりに突飛なスーツスタイルは避けるほうが無難です。
なお、IT関連やアート関連の仕事であれば、上記を満たしていない方がむしろクールということもあり得ますが、それでも基本を抑えてくれる一本は持っておくに越したことはありません。
ベルトによって穴の数はさまざまですが、ビジネス用途のベルトであれば5つのものがおすすめ。また、真ん中である3つ目を使うとちょうどよいという長さを選ぶとスマートに見えるものです。
「今後太るかもしれないから」ということを考えて、長めのものを購入したい気持ちもわからなくはないですが、長すぎるベルトは妙な印象を与えてしまうものです。
スーツ用のベルトで気を付けたいポイントとして「派手すぎない」ということがあります。特にバックルはそれなりのインパクトをもつものですから、できるだけシンプルなものを選んでおきましょう。上質なものを選んでおけば、シンプルでも十分に存在感を出してくれます。
スーツ用のベルトに限らずですが、初めて購入するとなると、いったいどれくらいのものを購入すればよいのかイメージできないですよね。下表に安い価格帯から高級価格帯まで、おおよその価格を示しておきます。購入の際の参考にしてみてください。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 5,000円以下 | 5,000円円~15,000円 | 15,000円~ |
特徴 | 最低限の役割は十分に果たしてくれます | 革の品質が良いため長持ちします | 最高品質の素材にこだわったベルトが多くなります |
スーツ用ベルト、何を購入すればよいのか迷ったら、人気ブランドのものを選んでおけば間違いありません。まずはおすすめのメーカー・ブランドについてその特徴とともに紹介しておきたいと思います。
かつてモードの帝王と呼ばれたイヴ・サン=ローランがディオールから独立し、1962年に立ち上げたのが同ブランド。あくまでも上質な素材にこだわるブランドなため、上品なラグジュアリーさが自ずと演出されます。
値は張りますが、スーツスタイルにこだわるのであれば、一本は手に入れておきたい名門です。
そのポップな色使いで世界中で大人気を博しました。著名人にも多くのファンがいるブランドです。同社のベルトは一見すると普通のベルトのように思えますが、裏地はカラフルといった遊び心あふれるものが多くあります。
イギリスらしい伝統的なデザインを独自の感性で新たな形として提案してくれます。その同社のベルトは伝統的な中にほんのりとデザインが光っています。
今回、ベルトを選ぶポイントは次の3つです。それぞれの個性をしっかり見極めて、自分に合うベルトを見つけましょう!
世の中には実にたくさんのスーツ用ベルトがありますが、ママアイテム編集部で今、一番おすすめしたいアイテムを紹介します。
上品、上質、エレガントといった言葉がぴったりの一本がこちらの商品です。Grained-leatherとは源革の表面を残したまま加工したもので、きれいなツヤが特徴です。当製品はそのGrained-leatherにエンボス加工を施すことにより、傷にも強いのもうれしいポイントの一つ。
また、このベルトは上品ながらも硬すぎないため、スーツスタイルだけでなく、キレイ目のジャケパンスタイルにもピッタリです。こういったベルトが一本あると、着こなしの幅をグッと広めてくれますよ。
バックル横のループ部分にブランドロゴがさりげなく入っているのも見逃せません。一見するとどこのブランドかはわからないけれど、よく見るとSaint Laurent。このさりげなさが良いのです。
続いてはスーツ用の基本であるブラックのおすすめベルト4選を届けたいと思います。面接など本当にオフィシャルな場では靴もベルトも黒が基本。結婚式などに出席する場合もしかりです。まず一本という場合には黒を手に入れましょう。
まず紹介するのはSAINT LAURENT PARIS「レザーベルト」です。同ブランドならではの品質の良さ、上品さというのはもちろんなのですが、こちらのアイテムはバックルの金属にエイジング加工が施されているのが最大の特徴。
ギラギラしていないため、落ち着いた印象を与えてくれます。落ち着いた色のスーツに落ち着いたベルト。その一方で大ぶりのドット柄ネクタイを合わせるというギャップを演出するのもおすすめです。
どんなに真面目なシーンにおいても、どこか遊び心を演出できる。そういう男にピッタリの一本がこちらの商品です。
ポップなカラーリングが特徴の同ブランドだけあって、表はブラック、裏には鮮やかなブルーの面が隠されています。リバーシブルですからもちろん両方の面で楽しむこともできるのですが、それ以上におすすめなのが、チラリと見えるブルーです。
スーツを着ている場合でも、暑い日にはジャケットを脱ぎますし、そうするとベルトは自ずとその存在感を増します。そういうときにチラリと裏地のブルーが見え隠れ。一見クールな印象なのに、実はポップ。どこか心の余裕を感じさせますよね。
控えめに主張するという美学がある一方、あえて主張するというのもクールなもの。そういうときに大活躍してくれるのがこちらの商品です。
ベルト全面にGUCCIのロゴが型押ししてあり、同ブランドであることがわかります。またバックルの金属部分もツヤがあり、ハイブランド感を醸し出しています。
大きく形を変えず、これぞ定番といった商品を作り続けているPOLO RALPH LAUREN。そのベルトは、どんな人がどんなスーツスタイルに合わせても必ずその真価を発揮してくれます。
こちらのベルト、よく見るとバックル横にさりげなくブランドのマークが型押しされています。着用時には見えなくなりますが、さりげないこだわりが良いですよね。
初めてのスーツ用ベルトと靴はブラックが無難ですが、余裕が生まれてくればセンスが光る茶色のベルトにもチャレンジしたくなるもの。続いてはスーツにピッタリな茶色のベルト3選です。
一番おすすめの商品でも紹介したSaint Laurentの「Grained-leather belt」ですが、こちらのようにブラウンバージョンも存在します。素材にこだわっている同社の製品だけに、シンプルながらもその上質さが伝わってきます。こういったものをさりげなく使えるというのが大人の余裕です。
Vivienne Westwoodというと、パンクファッションの元祖というアバンギャルドなイメージがつきものですが、シンプルでオーソドックスなアイテムにも定評があります。
例えばこちらの商品はシンプルな作りで、どんなスーツにもマッチします。またレザー部分には上品なシボ加工が施されているため何とも落ち着いた印象を与えてくれます。
それでいてベルトの剣先部分にはさりげなくV.W.とブランドのイニシャルが刺繍されているのもうれしいポイントです。
一般的にはカジュアルな印象になりがちなスクエアバックルをあえてスーツ用ベルトに採用しているのがこちらの商品です。
伝統的なスタイルをちょっとハズしてくれる同ブランドならではのデザインです。またレザー部分も単色ではなく、さりげないグラデーションというのも秀逸。スーツスタイルの中にも若々しい印象を与えてくれます。
パンツスーツは今や男性だけのものではありません。レディースのパンツスーツスタイルはなんともいえないクールな印象を醸し出してくれます。そこで見逃せないのがベルトの存在。男性用のベルトよりも幅広いデザインがスーツ用に用意されています。その中でも特におすすめの3本を紹介します。
レディースでもやはりおすすめはSaint Laurentのもの。その上質さはハイブランドの中でも群を抜いています。なかでもこちらの「レディース ベルト」はそのバックルが特徴。ブランドのロゴをかたどっていて、なんとも力強いデザインとなっています。
そのなもずばり「シンプルベルト」というだけあって、まさにシンプルなベルトなのですが、そのシンプルゆえにスーツにもカジュアルにも使えるのがShop358のアイテムです。
カラーバリエーションも豊富ですから、どんな色のスーツにも最適な一本が見つかります。さまざまなシーンで使えますので、あえて色違いを2本そろえるというのもよいかもしれませんね。
スーツ姿でバリバリと仕事をこなすキャリアウーマン。そういう女性にピッタリのベルトがこちらの商品です。
その名の通りスネークスキンを採用。ワイルドな雰囲気を醸し出しています。とはいえ、老舗のハイブランドだけあって、上品な仕上がり。こういったベルトがさりげなく似合うようになればまさにクールの一言です。
初めてのスーツ用ベルトを購入するということは、ベルトだけに限らず、スーツ全体に疑問が生まれるタイミングですよね。そういう人のために疑問点について答えていきたいと思います。
一般的にはベルトの中心部にネクタイの剣先が来る程度と考えておけばOKです。ただし、ファッションというものにはセオリーはあれど、正解はありません。
例えばデザイナーのトム・ブラウンはネクタイの剣先をズボンにインするというスタイルが有名です。このように剣先の位置をあえて下げたり、上げたりといったこともファッション的にはあり得ます。
とはいえ、これからスーツを着るという人であれば、まずはセオリーに従って、ベルトの中心部にネクタイの剣先を持ってくるようにしておきましょう。
ベルトを締めていないからといって、それだけで悪印象になるということはありません。それよりもむしろ、その人となりが見えてくる全体的な印象であったり、質問への受け答えといった部分に面接官は注目しています。
けれど、ベルトをしていないことによってズボンがだらしないことになっていたりすると、少なくとも良い印象を与えるということはありませんし、場合によっては悪い印象を与えてしまうかもしれません。
面接に挑めるというせっかくのチャンスです。それを無駄にしないためにも、ベルトは忘れないようにしてください。
メンズ・レディースともに、スーツにピッタリなベルト10本を紹介してきましたが、何か気になるアイテムは見つかりましたか?
ベルトはジャケットやパンツと比較しますと面積としては圧倒的に小さいものですが、目立つものですし、だからこそ上質なものを使っておきたいもの。
今回紹介したスーツ用ベルトはどれも高品質でずっと愛用できるものばかりです。気になったものがありましたら、ぜひその詳細についてチェックしてみてください。
また、ベルトを長持ちさせるためには、同じものを使い続けるのではなく、ローテーションすることが基本です。就職活動を乗り切るためのとりあえずの1本も必要ですが、余裕が生まれたら最低でももう一本手に入れておきましょう。