本記事はマットレスベッドのおすすめをピックアップ。良い商品を選ぶには、ある程度の知識は必要です。スプリングの種類、詰め物の素材などから順に解説していくので、誰で...
本記事はマットレスベッドのおすすめをピックアップ。良い商品を選ぶには、ある程度の知識は必要です。スプリングの種類、詰め物の素材などから順に解説していくので、誰でも自分にぴったりな寝心地のものを見つけることができますよ。また、脚付き、セミシングルなど用途に応じて評価が高い商品を厳選紹介。そして、マットレスベッドには必須の、敷きパッド、シーツも紹介していきます。快適な睡眠に興味がある人はぜひ読んでみてください!
ママアイテム編集部
心地よく眠れるマットレスベッドを見つけるにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは、ぜひ押さえておきたい選び方を紹介します!
マットレスベッドの役割は体圧を分散させて、体の負担を減らすこと。それには、自分の体に合わせて硬さ / 柔らかさを決める必要があります。
言い換えると、絶対的な基準はないということになります。例えば体重が重い人と軽い人ではマットレスの反発力が〇〇ニュートンと書いてあっても、体感的に同じではありませんよね。
注意すべきは、以下のデメリットです。できれば実際に寝てみて以下の状態になっていないかチェックしましょう。
スプリング層の種類は以下の通りです。
構造 | 特徴 | |
---|---|---|
ボンネルコイルスプリング | 渦巻状の鋼のコイルを縦・横に連結 | ・体を面で支える ・硬め |
ポケットコイルスプリング | 1つ1つのコイルがポケットに入って独立している | ・体を点で支える ・コイルの間隔が広く柔らかめ ・横揺れしにくい |
コイルなし | 繊維や空気、水などを詰める | ・素材ごとに特徴が違う ・処分が簡単 |
ボンネルコイルスプリングは最も普及している種類。硬めが好みの人におすすめです。これに対しポケットコイルスプリングは柔らかめが多いです。また、点で支えているので横揺れしにくいのでパートナーと寝るダブルベットなどに向いています。
コイルなしは、繊維を詰めたものやエアーマットレスベッド、ウォーターマットレスベッドと呼ばれるものです。それぞれ特徴があるので、カタログなどでメリット・デメリットを確認する必要があります。
マットレスベッドは、スプリング層の外側がクッション層、さらにその外側がキルト層で出来ています。
クッション層では耐衝撃性や抗菌性がチェックポイント。耐衝撃性が高いものでは、硬いスプリングであっても寝心地が柔らかく感じたりするほど影響力があります。クッション層に使われる素材は以下の通りです。
まずチェックしたいのはウレタン。ウレタンにも高反発・低反発があるのでカタログをチェックしましょう。また、衛生面を重視するなら抗菌・防臭・防ダニ効果があるものを選びましょう。
マットレスベッドの価格帯は以下のようになっています。
最安値価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高級価格帯 |
---|---|---|
10,000円以下 | 30,000円~50,000円 | 100,000円以上 |
見た目では分かりにくいですが、やはり価格に応じて寝心地が良くなっていくと考えてよいです。
おすすめは寝具メーカーのマットレスベッド。蓄積されたノウハウや独自技術がある上に、耐久テストも実施されていることが多いからです。
毎日寝る場所ですから、良いものを選びたいですよね。
マットレスベッドのジャンルでは、ネットショッピングのランキング上位の常連メーカーが存在します。それらは寝心地がよくお手入れが楽など優れた特徴があります。ここでは特におすすめの3社を紹介します!
LOWYAは福岡県に本社がある株式会社ベガコーポレーションの1ブランド。おしゃれな家具・インテリアを販売しており、インターネットショッピングに力を入れていることで有名です。
ポケットコイルマットレス、折りたたみマットレス、低反発マットレスなどを揃えておりライフスタイルに合わせて選べるのが魅力。
山善は産業用機械から一般用家電まで製作する会社。大阪に本社があります。家電は大手量販店でも販売されていて、特に扇風機の売り上げが多いです。
ユーザーのニーズを的確にキャッチしているマットレスベッドがおすすめで、脚付きのものや、リクライニング機能がついたものなどがあります。
モダンデコは広島県にある、家具、インテリアグッズを扱う会社。
モダンデコのマットレスベッドは高反発がおすすめポイント。どこでどんな体勢で寝ても体が沈みこまないので、硬めが好みの人に特におすすめしたい会社です。
今回は、商品の比較ポイントを以下のように設定。設置スペースに応じてサイズをチェックしておきましょう。コイルタイプは選び方のところで解説した特徴で選んでください。カラーバリエーションが豊富ならなお嬉しいですよね!
今、編集部がおすすめするマットレスベッドは、寝心地の良さに定評のあるLOWYA(ロウヤ)の「脚付きマットレス」。また衛生面、肌触り、収納とバランスの良さも魅力です!
LOWYAのマットレスベッドはこだわりの一体型。
よくある2分割のタイプは配送や設置が楽な分、肝心の腰回りに境目が出来てしまうのが大きなデメリット。本商品ではそのようなことがないので、腰の部分も心地よく支えてくれます。
寝心地は硬め。コイル数が多いので、沈みがちな背中、腰、お尻部分をしっかりとサポートしてくれます。
それでも硬すぎると寝心地が悪くなってしまうもの。その弱点をLOWYAでは4層のクッションで吸収し、硬めなのにもちもちとした寝心地を実現しました。
また、脚の高さにも家具・インテリア全般を扱うメーカーらしい気遣いが。収納ケースが入る高さなのでベッド下が大容量の収納スペースとして活用できます。
直接肌が触れる表面部分は、速乾性の高いポリエステル100%。汗をかきやすい夏場でも、サラリとした肌触りを保ち続けます。
女性一人でも簡単な組み立てですが、通常だと玄関先までの配送なので、その点だけはご注意を。
部屋のスペースを節約したい人にとっては、ソファーとしても使えます。このため、ワンルームで一人暮らしを始める人にもおすすめです。
夫婦やカップルにはゆったり眠れるダブルサイズがベスト。また、パートナーの寝返りで眠りが浅くならないためには、高反発またはポケットコイルのマットレスベッドがおすすめです。
本商品の名称にある「ピロートップ」。これは、ボンネルコイルの上側に取り付けられた「ざぶとん」のようなもの。これにより、体を包み込むような快適なクッション性を実現しました。肌触りの良さも好評ですよ!
実は、ピロートップがあるマットレスベットは高級の証。高級ベッドで採用されていることが多いですが、マットレスベッドではそれほど多くありません。
ただ、外国のピロートップをそのまま使うと、湿度の高い日本では逆に不快感を感じるデメリットがあるのも事実。その点、日本のメーカーはウレタン素材やキルティングを日本の気候を考慮して使っているので安心です。
一押し商品のところで「2分割はダメ」と書いてしまったので、2分割のマットレスベッドじゃないかと言われそうですが、「移動が楽」というメリットがあるのは事実。部屋の模様替えが多い場合などは、手軽に移動できるマットレスベッドは魅力です。
また、本商品はポケットコイルを採用。ポケットコイルの説明としてよく使われるのは、ミネラルウォーターのビンなどを置いている傍を人が歩くというもの。ポケットコイルはボンネルコイルと異なり、それぞれが独立しているのでビンは倒れないのです。
もしかして、パートナーの寝返りで、眠りが浅くなっていることはありませんか?ポケットコイルの本商品ならば熟睡を請け負ってくれますよ!
ここでは一人用だけどちょっと広い、セミシングルのマットレスベッドを紹介します。移動が楽、ベッド下の収納スペースを活用できる、部屋のスペースを取らないなど、さまざまなタイプをピックアップしました。
山善の「脚付きマットレス」といえば、この分野におけるヒット商品として知られます。そのヒット商品をあえて2分割にしたのが本商品。一人暮らしの設置や模様替えの手軽さを確保しておきたい人におすすめです。
また、設置などの手軽さだけでなく、ボンネルコイルのメインテナンスの意味でもメリットがあります。長期間同じ場所に寝ると特定の部分がヘタりやすいですが、ローテーションがしやすい本商品ではそれを回避しやすいですよね!
寝心地も抜群。それは贅沢に厚みを取っているため。一人用のマットレスベッドでは10cmあたりが普通ですが、本商品は倍の20cm。ボリューム満点ですよ!
LOWYAのマットレスベッドは平均的に口コミ評価が高いです。本商品についても寝心地の満足度は非常に高いと言えるでしょう。
口コミで少し気になったのは「臭い」。でも、これはLOWYAに限らず、口コミのファーストインプレッションでよくある減点項目です。というのも、生鮮食品ではありませんから、やはり出荷前のマットレスベッドは倉庫に置かれることが多いです。
このため、購入直後は換気が良い状態にして放置して置くのが得策です。もともと寝心地が良いのに、無用なストレスを感じてしまうのはもったいないことですよね!
このマットレスベッドのおすすめポイントは3ゾーン構造。2分割のマットレスベッドのデメリットだった継ぎ目のワイヤー部分をポケットコイルを使うことで解消。この部分は、寝姿勢で最もしっかりサポートした腰回り全体をカバーしています。
ポケットコイルは高級ベッドで使われることの多い方式。このマットレスベッドのようなハイブリット方式はとてもめずらしく画期的と言えるでしょう。
脚の高さが15cmと31cmの2種類が選べるのも魅力。収納したい量に合わせて選びましょう。ホルムアルデヒドの量が厚生省が定めた指針値の1/5なので、アレルギー体質の人にもおすすめです。
このマットレスベッドの特徴は長さが180cmということ。子供や女性にはぴったりのサイズで、部屋のスペースを無駄にとりません。
でも、長さが短いからちょうどいい敷きパッドやボックスシーツが見つからなそう、と思った人も安心してください。敷きパッドとボックスシーツは2枚ずつ付いてくるので大丈夫です。
5色があるので、違った色を購入しておけば気分転換をしたり、部屋の雰囲気を変えたりすることもできますよ。
マットレスベッドにはカバーが必要。装着が簡単なボックスシーツが便利ですが、たるんだり、外れてしまわないようマットレスの厚さのチェックが必要です。
ベッドパッドにはマットレスベッドと体との微妙な隙間を埋めてくれる重要な役割があります。このため、ベッドパッドによって寝心地はかなり左右されるのです。
そんなベッドパッドだからこそ、良質なものを使いたいところ。それには老舗寝具メーカー西川産業の定番商品がおすすめです。
本商品はしっかりしたボリュームと耐久性があります。また、抗菌・防臭加工がされているので衛生的にも安心です。さらに、まる洗いができるところもおすすめ。毎日、寝ている人の汗などを吸収しているベッドパッドは不衛生になりやすいので助かりますよね!
AVAの「ボックスシーツ」はオーガニックコットンを使用。それを洗いざらしにしているので独特の風合いがあります。落ち着いたグレーの色なので、幅広い年齢層で使うことができるでしょう。
洗いざらしのコットンは、肌触りが非常に良いことで知られます。本商品は洗いざらしの仕上げを工夫し、はじめから心地よい肌触りとなのです。少し残念なところはカラーバリエーションがないということ。
口コミでは「さらさらの柔らかい肌触り」「上品で落ち着いた色」「夏も涼しく過ごせる」と高評価がとても多かったですよ!
アイリスオーヤマの「ボックスシーツ」は綿100%。シンプルでカラーバリエーションが8色と豊富なのが魅力です。
シーツ全周にゴムがついているので、ズレにくいところもおすすめポイント。シワなくピシッとしているシーツを見ると気持ちよくなりますよね。
口コミを読むと「肌触りが良い」「思っていたよりしっかりした生地で満足」「綿100%だから安心」などの書き込みがありました。
こちらは、すでに解説した長さ180cmのマットレスベッド用の敷きパッド・シーツです。寝具市場の「脚付きマットレスベッド」用として作られているようなので、他のメーカーのマットレスベッドに使う場合は厚さをチェックしておきましょう。
マットレスベッドを購入したら、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。ここでは、良くある質問に回答しました。
マットレスベッドを定期的に前・後、裏・表でローテーションさせましょう。
どんな丈夫なマットレスベッドでも、体重がかかりやすい場所が同じだとスプリングなどがヘタりやすくなってしまいます。
一般的にホテルで行われているローテーションの手順は以下の通りです。
頻度は、春夏秋冬のシーズンごと、または半年程度が良いとされています。
今回は、おすすめのマットレスベッドを紹介してきましたが、いかがでしたか。スプリングの構造など、内部から順に説明したので、良いマットレスベッドを見極めることができるでしょう。
用途に合わせて、脚付き、セミシングルなど自分にぴったりのマットレスベッドを探してください。また、ベッドパッド、シーツも快適な睡眠には必要不可欠です。
本記事でおすすめした商品などを参考にして、質の良い眠りを実現してくださいね!