ブランド、フレーム、レンズ、価格の違いなど、お店にずらりと並ぶ眼鏡の中から自分にぴったりの眼鏡を選ぶことは難しいですよね?そこで今回は、おしゃれさとつけ心地、2...
ブランド、フレーム、レンズ、価格の違いなど、お店にずらりと並ぶ眼鏡の中から自分にぴったりの眼鏡を選ぶことは難しいですよね?そこで今回は、おしゃれさとつけ心地、2つの観点からおすすめの眼鏡12種類を厳選!あなたに似合う眼鏡が必ず見つかります。
ママアイテム編集部
顔と眼鏡のバランスや、つけ心地の良さ、価格帯など、眼鏡を選ぶポイントは大きく分けて5つ。まずは自分に合った、正しい眼鏡の選び方を知りましょう!
眼鏡を選ぶ時、もっとも大切なのがフェイスラインとフレーム形状のバランス。
正面から見た時、黒目がレンズのどの位置にきているかが、実はとても重要です。目の位置が上すぎると、情けないような印象になりますし、下すぎると眼鏡が浮いたように見えて、バランスが悪くなってしまいます。
ブリッチからウデ(耳にかける部分)までのラインと、レンズ中心の縦ラインの交わる位置に黒目が来るものを選びましょう。
次は顔と眼鏡の大きさのバランスです。横幅は、顔の横幅のもっとも広い部分と、眼鏡のフレーム幅が同じものを選びましょう。 眼鏡の幅が広過ぎても狭過ぎても違和感が出てしまいますので注意です。
縦幅は眉毛から顎までの長さの1/3がもっとも良いバランス。この比率は小顔効果ももたらしてくれますので、しっかりと押さたいポイントです。
数千円から5万円を超えるものまで、眼鏡によって価格に大きな差がありますが、具体的に何が違うのでしょうか。低価格帯、売れ筋の価格帯、高価格帯、それぞれの特徴を挙げていきます。
低価格帯 | 売れ筋価格帯 | 高価格帯 | |
---|---|---|---|
価格 | 5,000円以下 | 10,000~30,000円 | 30,000円以上 |
特徴 | 大量生産をするため、樹脂を型に流して作られています。そのため、フレームが硬くフィッティングしづらいという難点があります。また、ヒンジの作りが簡素なため短期間でもガタつくことがあります。 | フレーム素材にアセテートや、チタンなどを使っており、付け心地にも配慮したデザインものが多く、しっかりと馴染みます。また、ヒンジの造りも埋め込み式等、耐久性が高く、長期間使うことができます。 | べっこうや純チタン、天然素材など、軽くて丈夫な素材をフレームに使い、フィッティングにも優れた眼鏡がこの部類に入ります。また、ハイブランドがデザインしたものや、眼鏡職人のハンドメイド眼鏡などもこの部類です。 |
この形の眼鏡をかけたい!と、好みを重視するのであればフレームタイプをチェックしましょう。
フレームの形状は、スクエア/オーバル/ウェリントン/ラウンド/リムレス/フォックス/ボストン/ハーフリム/ブロー/アンダーリムといった多くの種類があります。
それぞれのタイプの中でも、形状に差や個性がありますので、実際にお店で手にとってみることをおすすめします。
実用性を重視した眼鏡やデザイン性を求めた眼鏡、ハンドメイドにこだわったものなど、ブランドによってそれぞれ”色”があります。
ここでは、おすすめのブランドを挙げるとともに、その特徴についてもご紹介します。
日本の静岡県に拠点を置く株式会社メガネトップは、日本全国にチェーン展開している業界最大手の眼鏡ブランドです。メンズ、レディス問わず豊富なラインナップを揃えているのが特徴。
全国展開しているため、購入後のサポートを受けやすいことも利点です。
1937年にアメリカ空軍の委託でアメリカの企業ボシュロム社 が創立した「レイバン」。サングラスの印象が強いと思いますが、メガネも多く展開しています。
力強く、個性あふれるデザインが特徴で、国内外にコアなファンが多く存在します。
ハンドメイドのオリジナルブランドを中心に、企画からデザイン、販売までを手がける日本の老舗眼鏡ブランド、金子眼鏡。
職人技の高さでは群を抜いており、日本国内において眼鏡業界のトレンドリーダーとして確固たる地位を確立しています。
眼鏡を製造する全工程において技術力の高さが際立っており、国産ブランドにも関わらず海外で先に注目されました。クラシカルな意匠と最新技術の融合により生み出される、ハイクオリティな眼鏡が魅力です。
ニューマンは、トレンドやラグジュアリー感よりも、ひとつひとつの眼鏡に対してクオリティにこだわったブランド。
1950年代のアメリカンヴィンテージのテイストに、現代的なデザインを取り入れたクラシカルな眼鏡が主力。
顔と眼鏡のバランス、ずれにくさ、フィット感や質感、そして人気の観点から、以下の通り、おすすめ商品の選定ポイントを設定しました。
実際におすすめの眼鏡を挙げていきます。まずレディス眼鏡ですが、オフィスや休日のおしゃれ用など、シーンに合わせた眼鏡を3つ選びました。
普段使い用や、大切な日の用など、複数の眼鏡を用意するとスタイルに幅が広がりますね。
超軽量かつずれにくく、優れた掛け心地でユーザーから人気の「FREE FIT」シリーズ。フレーム素材のウルテムは耐久性および弾力性が高く、装着感はさらに向上しました。
長時間かけていても疲れにくく、一日中仕事で眼鏡をかけているような女性におすすめです。
優美な曲線が大人の雰囲気を醸し出すボストン眼鏡です。プラスティックとメタル素材を組み合わせた細身のフレームがレトロ感を際立てます。
カラーリングは、パステルカラーやべっこう柄など、落ち着いた色合いの5種類を展開。フレーム外側にさりげなく施された彫金模様もおしゃれなポイントですね。
繊細な手仕事に重きを置く日本ブランド「クレイトン フランクリン」。ラウンドタイプのクラシカルなこの眼鏡は、フレームに施された一手間が魅力的です。
細身のメタルフレームに、とても薄いセルロイドを巻く”セル巻き”が、モダンな雰囲気を醸し出します。テンプルのさりげない彫金柄も素敵ですね。
クラシカルな眼鏡が好きだけど、少しスパイスも欲しいという女性は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
次は、メンズにおすすめの眼鏡です。やはり眼鏡は仕事の時やプライベートで使い分いと男性が多いのではないでしょうか。
ビジネスシーンから、アクティブな休日用、そして眼鏡職人が手がけるこだわりの眼鏡の3本を選びました。
レディスへのおすすめでも紹介しました、眼鏡市場の一番人気「FREE FIT」シリーズ。FFT-010 BKMはエッジの効いたスクエア型のフレームがスマートさを演出します。シリーズの特徴である軽さとフィット感はもちろん、ワイド設計で視界も広く、仕事で使用する上で重要な実用性も兼ね備えています。
縦幅の広いウェリントンタイプ。流麗で幅広のフレームは力強い印象を与えてくれます。厚みがあり耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れるのもポイントですね。
サングラスを着用するような感覚でコーディネートの主役にもなる存在感は、レイバンならではないでしょうか。
一切無駄のない、美しい眼鏡。美しい曲線を描く極細のフレームは、見た目に反してかなり丈夫です。手に取ると、見た目と実際の質感の違いに驚くのではないでしょうか。
井戸多美男氏の手がけるシンプリシティの極地。少し高価ではありますが、一生ものとして持っておきたい眼鏡ですね。
子供は成長が早く、ぴったりの眼鏡を選ぶのは難しいですよね。合わない眼鏡は視力悪化に繋がってしまいます。しっかりとフィットする、ずれない眼鏡を選びましょう。
眼鏡市場の人気No.1「FREE FIT」は、その軽さ、フィット感に優れているのでキッズにもぴったりの眼鏡です。ベーシックなオーバルタイプなので、飽きが来ず、長く使えるのもいいいところですね。
i-ATHLETEは、スポーツテクノロジーから生まれた眼鏡市場のスポーツライン。そのジュニアモデルが「i-ATHLETE Junior」です。
テンプルにラバーを採用しており、激しく動いてもずれにくく、汗にも強いのが特徴。フレーム素材は軽量かつ耐久性にも優れているので、外でたくさん遊ぶ元気なキッズでも心配いりませんね!
コーディネートにアクセントを与えるアイテムとして定番の伊達眼鏡。ともなれば、やはり周りとは一味違った眼鏡を選びたいところではないでしょうか。
各ブランドが眼鏡好きへと贈るこだわりの眼鏡を4つ選びました。
ウェリントンタイプとボストンライプをミックスした、ニューマンのDILLER。厚みのあるフレームは存在感が有り、個性を出したい時に活躍します。
一見レトロかつシンプルでありながら、アンティーク調のメタルパーツで洒脱な風貌に。コストパフォーマンスが高いところも嬉しいですね。
20世紀の美術に多大な影響を与えたフランスの美術家、マルセル・デュシャンからインスパイアされた眼鏡。
フレームは上部に濃い色、下部に薄い色を合わせたツートンカラーになっており、ぱっと人目を引きます。遊び心があり、可愛らしさを内包したデザインは、ユニセックスでも使えるおしゃれ眼鏡ですね。
ハンドメイドにこだわる眼鏡職人、山本泰八郎氏が造るプレミアシリーズ。製作の全行程において一切機械を使用せず、手作業で作られています。
型出しから磨きまでひとつひとつ丹念に仕上げられた眼鏡のつけ心地は至高。使い込むうちに馴染んでいく感覚は、大量生産品のそれとは全く別物です。
眼鏡好きであれば、ぜひ一度かけていただきたい逸品ですね。
イギリスの老舗眼鏡ブランド、オリバー ゴールドスミスの代表モデル「VICE CONSUL-S」。なだらかな曲線とエッジ掛け合わせた厚みのあるフレームが高級感を漂わせます。
「VICE CONSUL-S」は素材によって、全く違う表情を見せるのも魅力の一つ。透明感のあるセルロイド、滑らかで繊細なべっ甲など色の種類も豊富なアセテート。それぞれ好みに合わせた一本が揃えられています。
眼鏡を購入する上での疑問についてお答えします。
眼鏡店に行く前に、気になる点はここで解消してしまいましょう!
レンズには「単焦点レンズ」と「累進レンズ」の2種類があります。
単焦点レンズは、近視、遠視、乱視矯正用に用いられるレンズです。用途に合わせて正常な見え方に合わせるように補正します。
累進レンズは、焦点の距離に境目がないため遠くから近くの物、手元までが一枚で見えるレンズでさらに3種類に分けられます。
遠くから手元まで見ることのできる「遠近両用レンズ」、手元から少し離れた距離まで見える、室内での作業に適した「中近両用レンズ」。
そして、手元の視野を広く深く見ることができ、デスクワークや読書などに適した「近近両用レンズ」です。
「単焦点レンズ」「累進レンズ」に加えて、パソコンやスマートフォンのブルーライトに対応した目の疲れを抑えるレンズや、曇り止めのレンズなど、使用用途に合わせて選ぶ必要がありますので眼鏡店で相談してみましょう。
フレームとレンズの料金以外にも、追加料金がかかる場合があります。
購入する眼鏡店によりますが、視力検査で別料金がかかることや、レンズをカラーレンズや使用用途に合わせた特殊なレンズに変更する場合は、追加料金が必要になることもあります、必ずお店に確認しましょう。
一口に眼鏡と言っても、フレーム形状や素材、ハンドメイド品や、レンズによる違いなど、実に多種多様であることがお分りいただけたのではないでしょうか?
デザイン、機能性、何を重視するのかは使用する人それぞれではありますが、アイテムひとつで強い印象を与える眼鏡だからこそ、しっかりと自分に合ったものを選びたいですね。
今回挙げたもの以外にも、本当に多くの眼鏡がありますので、よりたくさんの眼鏡を手に取り、最良も眼鏡を見つけられることを祈っています!